JP2013020072A - 音場可視化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】音響空間内における複数の測定点の音波の伝搬の様子を複数個の音/光変換器を用いて効率よく可視化できるようにする。
【解決手段】制御装置20は、可視化対象音の発音開始から信号SSの発生開始までの遅延量をずらしつつトリガ信号SSを複数回に亙って発生する。音場可視化装置100は、複数個の音/光変換器10(k)をマトリクス状に並べたものである。各音/光変換器10(k)の発光制御部220は、トリガ信号SSと同期してマイクロホン110の出力信号SSをサンプリングした複数組のサンプル列を記憶部180に記憶する。発光制御部220は、記憶部180内における複数組のサンプル列をトリガ信号SSの発生開始から各サンプルのサンプリング時刻までの経過時間順に並べた合成サンプル列を生成し、この合成サンプル列の各サンプルに応じた輝度で発光部130を順に発光させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、音場を可視化する技術に関する。
オーディオ機器の設置環境の調整などの用途への適用が期待される技術の一つに音場可視化技術がある。例えば、非特許文献1には、1つのマイクロホンを音響空間内で上下、左右に移動させて複数の場所の各々における音圧をシーケンシャルに計測し、LED(Light Emitting Diode)等の発光体をその音圧に応じた輝度で発光させることで音場を可視化することが記載されている。非特許文献1の技術では、音響空間内に放射される音の音圧分布やその移り変わり(すなわち、音波の伝播状態)が光の明滅により可視化される。よって、非特許文献1の技術によると、音響空間内における音波の伝搬状態を視覚により確認しつつ、所望の伝播状態が得られるようにオーディオ機器の配置位置やゲイン等を調整することができる。
西田公至、丸山 朗、"発光ダイオードを用いた音場の可視化測定法"、日本機械学会論文集(C編)51巻461号(1985年)
ところで、本願発明者らは、非特許文献1における音圧の計測とその音圧に応じた発光とを行う複数個の音/光変換器を板の一面に固定したものを音場可視化装置とし、この音場可視化装置を音響空間内に設置して動作させることにより音響空間内の音波の伝搬状態を広範囲に可視化するシステムの開発を試みている。このシステムにおいて、音響空間に可視化対象音を放射した場合における音/光変換器の位置の音波の伝搬状態を正確に可視化するためには、音/光変換器に可視化対象音の周波数成分の2倍以上のサンプリング周波数で音圧をサンプリングさせることが望ましい(標本化定理)。しかしながら、このシステムでは複数個の音/光変換器が必要になるため、各々のサンプリング能力を高くするとシステム全体としてのコストが高くなるという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、音響空間内における音波の伝搬状態を複数個の音/光変換器を用いて効率よく可視化できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、音源により可視化対象音が発音される度に可視化対象音の発音からトリガ信号の発生までの遅延量が異なるトリガ信号を複数回発生する制御装置と、各々が、マイクロホンと、発光部と、記憶部と、前記トリガ信号を受け取ったことを契機として前記マイクロホンの出力信号のサンプリングを開始し、複数のサンプル列を前記記憶部に保持すると共に、前記記憶部に保持されている複数のサンプル列を構成する各サンプルを前記可視化対象音の発音開始から各サンプルのサンプリング時刻までの経過時間順に並べ換えて合成サンプル列を生成し、この合成サンプル列の各サンプルに応じた輝度で前記発光部を該合成サンプル順に発光させる発光制御部とを含む複数個の音/光変換器とを具備する音場可視化システムを提供する。
本発明では、音/光変換器は、マイクロホンの出力信号をサンプリングし、そのサンプリング結果である各サンプルが示す音圧に応じた輝度で発光部を順に発光させる動作を行う。よって、本発明によると、音場可視化システムの利用者は、音場可視化装置における各音/光変換器の発光部の発光輝度の分布やその時間変化を目視することによって、音響空間内における音波の波面の伝播状態を視覚を通じて把握することができる。また、本発明では、制御装置は、可視化対象音の発音からトリガ信号の発生までの遅延量が異なるトリガ信号を複数回発生する。そして、音/光変換器の発光制御部は、トリガ信号を受け取ったことを契機としてマイクロホンの出力信号のサンプリングを開始し、複数のサンプル列を記憶部に保持すると共に、記憶部に保持されている複数のサンプル列を構成する各サンプルを前記可視化対象音の発音開始から各サンプルのサンプリング時刻までの経過時間順に並べ換えて合成サンプル列を生成し、この合成サンプル列の各サンプルに応じた輝度で発光部を合成サンプル順に発光させる。ここで、発光制御部による複数回に亙るサンプリングを経て得られる複数のサンプル列は、可視化対象音の発音開始時刻を始点とする時間軸上における異なるサンプリング点の音圧を示すものとなる。このため、これら複数のサンプル列をトリガ信号の発生開始から各サンプルのサンプリング時刻までの経過時間順に並べて得られる合成サンプル列は、可視化対象音の波形を元のサンプル列よりも高い時間分解能で示すものとなる。従って、本発明によると、各音/光変換器のサンプリング能力をそれほど高くせずに音響空間内における各音/光変換器の位置の音波の伝搬状態を正確に可視化できる。
本発明の一実施形態である音場可視化システムの構成例を示すブロック図である。 同システムの制御装置による制御処理を示す図である。 同システムの音/光変換器の構成例を示すブロック図である。 同システムの音/光変換器によるサンプリング処理を示す図である。 同システムの音/光変換器による合成サンプル列の生成処理を示す図である。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態である音場可視化システム1Aの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、音場可視化システム1Aは、音源3と、制御装置20と、複数の音/光変換器10(k)(k=1〜L:Lは2以上の整数)を板の一面にマトリクス状に固定してなる音場可視化装置100とを含んでいる。音場可視化システム1Aを構成する音源3、制御装置20、及び音場可視化装置100は、例えば、ホームシアターが設置されるリビングルームなどの音響空間に設置される。この音場可視化システム1Aでは、定常的な音波形を持った音(例えば、周期Trの正弦波とする)を可視化対象音として音源3からN(例えば、N=4とする)回に亙って発音させた後、可視化対象音の発音中の各音/光変換器10(k)の位置の音圧の変化と同様の濃淡が現れるように各音/光変換器10(k)が放つ光を変化させることにより、可視化対象音の音波の波面の伝搬状態を可視化する。
図1において、制御装置20は、音源3及び音/光変換器10(k)の動作を制御する装置である。この制御装置20は、操作部(不図示)に対して作動開始を指示する操作がなされると、制御処理をN(N=4)回に亙って繰り返す。制御処理は、音源3に対して可視化対象音の発音を指示する駆動信号MSを出力して音源3に可視化対象音を発音させるとともに、音/光変換器10(k)に対してサンプリングの開始を指示するトリガ信号SSを出力して音/光変換器10(k)に音圧をサンプリングさせる処理である。制御装置20は、可視化対象音の発音開始時刻tからトリガ信号SSの発生開始までの遅延量をずらしつつ1回目乃至4回目の制御処理を行う。
より具体的に説明すると、図2に示すように、制御装置20は、1回目の制御処理では、駆動信号MSの立ち上がりから時間ΔT1(ΔT1=Tr/8)だけ遅延した時刻においてトリガ信号SSを立ち上げる。2回目の制御処理では、駆動信号MSの立ち上がりから時間ΔT2(ΔT2=ΔT1+Tr/8)だけ遅延した時刻においてトリガ信号SSを立ち上げる。3回目の制御処理では、駆動信号MSの立ち上がりから時間ΔT3(ΔT3=ΔT2+Tr/8)だけ遅延した時刻においてトリガ信号SSを立ち上げる。4回目の制御処理では、駆動信号MSの立ち上がりから時間ΔT4(ΔT4=ΔT3+Tr/8)だけ遅延した時刻においてトリガ信号SSを立ち上げる。
図1において、音場可視化装置100の各音/光変換器10(k)は、各音/光変換器10(k)の位置の音圧を可視化対象音の周波数fr(fr=1/Tr)の2倍以上のサンプリング周波数fr’(例えば、fr’=2frとする)でサンプリングする処理と、このサンプリング周波数fr’のサンプリングにより得られた一連のサンプルに応じた輝度の光を発光させる処理とを行う装置である。図3に示すように、各音/光変換器10(k)は、マイクロホン110、発光部130、記憶部180、及び発光制御部220を有する。マイクロホン110は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)マイクロホンや小型ECM(Electret Condenser Microphone)である。マイクロホン110は、当該マイクロホン110が収音した音の波形を示すアナログ信号SIを出力する。発光部130は、例えば、可視光LED(Light Emitting Diode)である。発光部130は、当該発光部130に正の電流が入力されている場合は、入力電流に応じた輝度の赤色の光を発光する。また、発光部130は、当該発光部130に負の電流が入力されている場合は、入力電流に応じた輝度の緑色の光を発光する。記憶部180は、例えば、RAM(Random Access Memory)などの揮発性メモリやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。
発光制御部220は、制御装置20からトリガ信号SSを受け取ったことを契機としてマイクロホン110の出力信号SIのサンプリングを開始し、複数のサンプル列を記憶部180に保持すると共に、記憶部180に保持されている複数のサンプル列を構成する各サンプルを可視化対象音の発音開始時刻tから各サンプルのサンプリング時刻までの経過時間順に並べ換えて合成サンプル列を生成し、この合成サンプル列を構成する各サンプルに応じた輝度で発光部130を該合成サンプル順に発光させる。より詳細に説明すると、発光制御部220は、サンプルホールド回路122、電圧電流変換回路124、及びデータ書き込み/読み出し制御部126を含んでいる。サンプルホールド回路122は、トリガ信号SSの立ち上がり時刻から周期Tr’(Tr’=1/fr’=Tr/2)ずつ経過した各時刻におけるマイクロホン110の出力信号SIの振幅を保持する回路である。電圧電流変換回路124は、当該電圧電流変換回路124の印加電圧に比例した電流値の電流を発光部130に供給する回路である。
データ書き込み/読み出し制御部126は、記憶部180へのサンプルの書き込みとその読み出しとを司る回路である。図4に示すように、データ書き込み/読み出し制御部126は、可視化対象音の1回目の発音の発音開始時刻tから発音終了時刻tまでの間は、サンプルホールド回路122の出力信号の振幅をマイクロホン110の出力信号SIにおける時刻tからΔT1+Tr’・i(i=0、1、2…)が経過した時刻の振幅(図4において○印により示されるサンプリング点の振幅)とし、この振幅をサンプルとして記憶部180内のバッファBF−1に書き込む処理を行う。
データ書き込み/読み出し制御部126は、可視化対象音の2回目の発音の発音開始時刻tから発音終了時刻tまでの間は、サンプルホールド回路122の出力信号の振幅をマイクロホン110の出力信号SIにおける時刻tからΔT2+Tr’・i(i=0、1、2…)が経過した時刻の振幅(図4において□印により示されるサンプリング点の振幅)とし、この振幅をサンプルとして記憶部180内のバッファBF−2に書き込む処理を行う。
データ書き込み/読み出し制御部126は、可視化対象音の3回目の発音の発音開始時刻tから発音終了時刻tまでの間は、サンプルホールド回路122の出力信号の振幅をマイクロホン110の出力信号SIにおける時刻tからΔT3+Tr’・i(i=0、1、2…)が経過した時刻の振幅(図4において△印により示されるサンプリング点の振幅)とし、この振幅をサンプルとして記憶部180内のバッファBF−3に書き込む処理を行う。
データ書き込み/読み出し制御部126は、可視化対象音の4回目の発音の発音開始時刻tから発音終了時刻tまでの間は、サンプルホールド回路122の出力信号の振幅をマイクロホン110の出力信号SIにおける時刻tからΔT4+Tr’・i(i=0、1、2…)が経過した時刻の振幅(図4において●印により示されるサンプリング点の振幅)とし、この振幅をサンプルとして記憶部180内のバッファBF−4に書き込む処理を行う。
また、データ書き込み/読み出し制御部126は、図5に示すように、記憶部180内の4つのバッファBF−1〜BF−4へのサンプルの書き込みを終えた後、4つのバッファBF−1〜BF−4をBF−1→BF−2→BF−3→BF−4→BF−1と巡回しつつ巡回先のバッファ内のサンプルを先頭から1つずつ読み出し、読み出したサンプルを読み出し順に配列したものを合成サンプル列とする。図4を参照すれば明らかなように、その後、データ書き込み/読み出し制御部126は、この合成サンプル列をなす一連のサンプルを合成サンプル列のサンプリング周期Tr’/4と同じかそれよりも長い周期で先頭から1つずつ読み出し、読み出したサンプルを電圧に変換し、変換した電圧を電圧電流変換回路124に供給して同部124に発光部130を駆動させる。各音/光変換器10(k)において以上の処理が行われることにより、可視化対象音の発音中の各音/光変換器10(k)の位置の音圧の変化と同様の濃淡が現れるように各音/光変換器10(k)の発光部130の光が変化し、可視化対象音の音波の波面の伝搬状態が看者に視認される。
以上が、本発明の構成の詳細である。本実施形態によると、次の効果が得られる。
第1に、本実施形態では、音場可視化装置100の音/光変換器10(k)は、マイクロホン110の出力信号SIをサンプリングし、そのサンプリング結果である各サンプルが示す音圧に応じた輝度で発光部130を順に発光させる動作を行う。よって、本実施形態によると、音場可視化システム1Aの利用者は、音場可視化装置100における各音/光変換器10(k)の発光部130の発光輝度の分布やその時間変化を目視することによって、音響空間内における音波の波面の伝播状態を視覚を通じて把握することができる。
第2に、本実施形態では、制御装置20は、可視化対象音の発音開始から信号の発生開始までの遅延量をずらしつつトリガ信号SSを複数回に亙って発生する。そして、音/光変換器10(k)の発光制御部220は、トリガ信号SSを受け取ったことを契機としてマイクロホン110の出力信号SIのサンプリングを開始し、複数のサンプル列を記憶部180に保持すると共に、記憶部180に保持されている複数のサンプル列を構成する各サンプルを可視化対象音の発音開始から各サンプルのサンプリング時刻までの経過時間順に並べ換えて合成サンプル列を生成し、この合成サンプル列の各サンプルに応じた輝度で発光部130を合成サンプル順に発光させる。発光制御部220による複数回に亙るサンプリングを経て得られる複数のサンプル列は、可視化対象音の発音開始時刻tを始点とする時間軸上における異なるサンプリング点の音圧を示すものとなる。このため、これら複数のサンプル列をトリガ信号SSの発生開始から各サンプルのサンプリング時刻までの経過時間順に並べて得られる合成サンプル列は、可視化対象音の波形を元のサンプル列よりも高い時間分解能で示すものとなる。従って、本実施形態によると、各音/光変換器10(k)のサンプリング能力をそれほど高くせずに音響空間内における音波の伝搬状態を正確に可視化できる。
第3に、本実施形態では、制御装置20は、音源3を駆動して可視化対象音を発音させるための駆動信号MSを出力するとともに、駆動信号MSの出力に同期させてトリガ信号SSを出力する。よって、本実施形態によると、同期制御に関わる複雑な回路を要することなく、音源3による可視化対象音の発音と音/光変換器10(k)によるサンプリングとを同期させることができる。
以上、この発明の実施形態を説明したが、この発明には、他にも各種の実施形態が考えられる。例えば、以下の通りである。
(1)上記実施形態において、発光制御部220は、本来であれば起伏が周期Tr毎に同じように変化するはずのマイクロホン110の出力信号SIの振幅の大きさにばらつきが生じている場合、マイクロホン110の出力信号SIの振幅をノーマライズし、このノーマライズした信号SI’の振幅をサンプリングするようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、発光制御部220は、N回のサンプリングにおけるマイクロホン110の出力信号SIのサンプリング時刻の間隔を一定間隔Tr’とした。しかし、マイクロホン110の出力信号SIのサンプリング時刻の間隔を一定でない間隔としてもよい。この場合、発光制御部220は、合成サンプル列を構成する各サンプルのサンプリング時刻の時間間隔と当該各サンプルに応じた輝度での前記発光部の発光の時間間隔が同じになるように前記発光部の発光を制御するようにするとよい。この実施形態によると、マイクロホン110の出力信号SIのサンプリング時刻の間隔が一定でない場合でも、各音/光変換器10(k)の位置の音圧の変化と同様の濃淡が現れるように各音/光変換器10(k)が放つ光を変化させることができ、可視化対象音の音波の波面の伝搬状態を正確に可視化することができる。
(3)上記実施形態において、管楽器の吹奏音や人の歌声、または、別の種類の音の定常部分を音源3から複数回に亙って発音させ、それらの音の音波の伝搬の様子を音/光変換器10(k)の明滅により可視化するようにしてもよい。この態様において、可視化対象音におけるアタック部分の発音中に発光制御部220のサンプリングが実行されないようにトリガ信号SSの立ち上がり時刻を制御するとよい。具体的には、トリガ信号SSの立ち上がり時刻の制御を次のように行うとよい。まず、制御装置20と接続されたマイクロホンを設置し、制御装置20にカウンタ(初期値を0とする)を設ける。そして、制御装置20は、マイクロホンにより収音された音圧が閾値を超える度に、カウンタのカウント値CNT(0≦CNT≦N’:例えば、N’=4とする)をカウントアップするとともに、音圧が閾値を超えた時刻から時間TATACK+ΔT・CNTが経過するのを待ってトリガ信号SSを立ち上げる。この構成の音場可視化システムでは、時間TATACKをアタック部に相当する長さとして可視化対象音のサンプリングをN’回繰り返すことにより、可視化対象音の定常部分の音波形を示すN’個のサンプル列を得ることができる。
3…音源、10…音/光変換器、100…音場可視化装置、20…制御装置、110…マイクロホン、122…サンプルホールド回路、124…電圧電流変換回路、126…データ書き込み/読み出し制御部、130…発光部、180…記憶部、220…発光制御部。

Claims (4)

  1. 音源により可視化対象音が発音される度に可視化対象音の発音からトリガ信号の発生までの遅延量が異なるトリガ信号を複数回発生する制御装置と、
    各々が、マイクロホンと、発光部と、記憶部と、前記トリガ信号を受け取ったことを契機として前記マイクロホンの出力信号のサンプリングを開始し、複数のサンプル列を前記記憶部に保持すると共に、前記記憶部に保持されている複数のサンプル列を構成する各サンプルを前記可視化対象音の発音開始から各サンプルのサンプリング時刻までの経過時間順に並べ換えて合成サンプル列を生成し、この合成サンプル列の各サンプルに応じた輝度で前記発光部を該合成サンプル順に発光させる発光制御部とを含む複数個の音/光変換器と
    を具備することを特徴とする音場可視化システム。
  2. 前記発光制御部は、前記合成サンプル列を構成する各サンプルのサンプリング時刻の時間間隔と当該各サンプルに応じた輝度での前記発光部の発光の時間間隔が同じになるように前記発光部の発光を制御することを特徴とする請求項1に記載の音場可視化システム。
  3. 前記発光制御部は、複数回のサンプリングを同じサンプリング周期で行うことを特徴とする請求項1または2に記載の音場可視化システム。
  4. 前記制御装置は、前記音源を駆動して前記可視化対象音を発音させるための駆動信号を出力するとともに、前記駆動信号の出力に同期させて前記トリガ信号を出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1の請求項に記載の音場可視化システム。
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