JP2013019193A - 梁取合い金物及びこれを用いた天井構造 - Google Patents
梁取合い金物及びこれを用いた天井構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013019193A JP2013019193A JP2011154158A JP2011154158A JP2013019193A JP 2013019193 A JP2013019193 A JP 2013019193A JP 2011154158 A JP2011154158 A JP 2011154158A JP 2011154158 A JP2011154158 A JP 2011154158A JP 2013019193 A JP2013019193 A JP 2013019193A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- fixing portion
- mounting
- main body
- moving member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 title abstract description 8
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 15
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 15
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 10
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 240000006829 Ficus sundaica Species 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 2
- 101100334009 Caenorhabditis elegans rib-2 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229910000939 field's metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 description 1
- 210000002837 heart atrium Anatomy 0.000 description 1
- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
【解決手段】建物天井構成部材を梁H1に取付けるための梁取合い金物Sに関する。
梁取合い金物Sは、建物天井部Tの構造部材が取付けられる本体部材1と、本体部材1に取付けられ、本体部材1とともに梁を挟持固定する移動部材2と、を有して構成されており、本体部材1は、建物天井部Tの構造部材が取付けられる構成部材固定部11と、移動部材2が取付けられる梁載置固定部12を備え、移動部材2と梁載置固定部12には、締結部材31が貫通しており、締結部材31を調整することにより、移動部材2と梁載置固定部12との距離が変化し、移動部材2と梁載置固定部12との間に梁H1の端部が挿入されて挟持固定される。
【選択図】図1
Description
特許文献1には、H型鋼の梁と野縁を連結するための天井吊り金具が開示されている。
この天井吊り金具は、梁を把持する吊り金具本体と、野縁を固定する野縁金具と、これら吊り金具本体と野縁金具とを連結する連結ボルトで構成されている。
そして、梁と野縁は、吊り金具本体が梁を把持した状態で、野縁金具が野縁に固定されることによって連結される。
つまり、本技術においては、梁と野縁は、天井吊り金具を介して連結されることとなる。
しかし、このような技術では、天井フレームより離れた位置に下地を配置する際には施工が難しく、下地が安定的に固定されないという問題点がある。
また、このような技術では、天井下地の端部からランナーを継足し、このランナーを介して野縁と梁とを連結する必要がある。
つまり、梁として使用される鋼材は、H型鋼のみならず、断面コ字形状の溝型鋼等様々な鋼材が使用される。
また、梁には、金物把持部分(フランジ部端部等)の厚さが一定ではないものもある。
また、部材には様々なサイズがあり、また、使用箇所により納まり寸法も異なるため、このようなサイズ・寸法の違いに柔軟に対応することが可能な金物が求められていた。
更に、本発明の他の目的は、他の部材を介さず、梁と下地桟を直接連結することが可能な施工性の優れた梁取合い金物及びこれを用いた天井構造を提供することにある。
つまり、移動部材と梁載置固定部との間に梁の端部が挿入されて挟持固定されるのであるが、梁の端部の厚さが異なっても、移動部材と梁載置固定部との間に梁の端部を挟持することが可能であり、このため作業性及び施工性が向上する。
また、耐力構造部である梁より直接固定されるため、従来技術に比して、吹抜け部壁がより強固に安定して固定される。
つまり、梁挟持部の梁端部が挿入される側が梁端部に圧接すると、この圧接地点はこれ以上動かないので、この圧接地点を中心として、スライド部は、梁挟持部との角度を押し広げられながらスライド孔を梁と離隔する方向に移動する。
換言すれば、梁挟持部と梁載置固定部との間の間隙の形状が変形し、梁端部を確実に把持することができるようになる。
このため、例えば、梁が溝型鋼で形成されており、梁端部がテーパ状になっているような場合であっても、この形状に沿うように梁挟持部と梁載置固定部との間の間隙の形状が変形可能であるため、圧接面積が大きくなり、確実に梁端部を把持することができる。
また、スライド部と梁挟持部との角度が押し広げられた反力として、梁挟持部の梁端部が挿入される側(圧接地点)には、梁挟持方向に力が加わるため、物理的にも更に確実に梁端部を固定することが可能となる。
よって、簡易かつ確実に梁の端部を固定することができる。
このように構成されていると、下地桟の梁取合い金物への取付け位置を調整することが可能となる。
例えば、梁挟持部とスライド部との成す角度が約90°若しくは鋭角であった場合、スライド部の摺動が阻害される。
よって、梁挟持部と連結部とが成す角度は鈍角となるように構成されると好適である。
この梁取合い金物は、通常、複数個使用される。
つまり、本発明に係る梁取合い金物では、締結部材を締結する方向に回転する又は弛緩する方向に回転することにより、移動部材と梁載置固定部との距離を変化させることができる。
本発明においては、移動部材と梁載置固定部との間に梁の端部が挿入されて挟持固定されるよう構成されており、梁の端部の厚さが異なっても、この移動部材と梁載置固定部との間の距離が調整可能であるため、梁の端部を挟持することが可能であり、このため作業性及び施工性が向上する。
例えば、本発明に係る梁取合い金物においては、梁が溝型鋼で形成されており梁端部がテーパ状になっているような場合であっても、この形状に沿うように梁挟持部と梁載置固定部との間の間隙の形状が変形可能であるため、圧接面積が大きくなり、確実に梁端部を把持することができる。
また、スライド部と梁挟持部との角度が押し広げられた反力として、梁挟持部の梁端部が挿入される側(圧接地点)には、梁挟持方向に力が加わるため、物理的にも更に確実に梁端部を固定することが可能となる。
よって、簡易かつ確実に梁の端部を固定することができる。
更に、他の部材(ランナー等)を介さず、梁より下地桟を直接施工することが可能であり、このため施工性の優れた梁取合い金物及びこれを用いた天井構造を提供することが可能となる。
このように、本発明においては、耐力構造部である梁より直接固定されるため、吹抜け部壁がより強固に安定して固定されるとともに、天井パネルの位置に左右されずに、施工における自由度が向上する。
なお、以下に説明する構成は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る梁取合い金物Sは、本体部材1、移動部材2、締結部材3を有して構成されている。
図3に示すように、構成部材固定部11は、略矩形平板形状に形成されており、6個のネジ貫通孔11aが形成されている。
このネジ貫通孔11aが特許請求の範囲に記載の「締結孔」に相当する。
本実施形態においては、6個のネジ貫通孔11aは、下方(図1のY方向:後述する梁載置固定部12が形成されている側と反対側)両内隅部に1個ずつ並列して2個、この両内隅部に形成された2個のネジ貫通孔11aの上方(図1のX方向:後述する梁載置固定部12が形成されている側)に、上下方向(図1のX−Y方向)に等間隔に並列するように各々2個ずつ形成されている。
このネジ貫通孔11aは、梁取合い金物Sの取付け位置を調整するためのものである。
つまり、このネジ貫通孔11aを複数個形成することにより、梁取合い金物Sの構成部材側への取付け位置を微調整することが可能となり、施工性が向上する。
このように、本体部材1は、構成部材固定部11及び梁載置固定部12により、略L字形状の部材として構成されている。
図4に示すように、梁挟持部21は、略矩形平板状に構成されており、その相対向する2辺は同方向略垂直に折り曲げられ、移動部材補強リブ21b,21bとなっている。
なお、この移動部材補強リブ21b,21bが起立する方向(図1のX方向)を上方と記す。
また、梁挟持部21の略中央部分には、移動部材蝶ネジ貫通孔21aが形成されており、この移動部材蝶ネジ貫通孔21aと連通するように、蝶ネジナット21cが固定されている。
なお、この移動部材蝶ネジ貫通孔21aが、特許請求の範囲の移動部材ネジ貫通孔に相当するとともに、蝶ネジナット21cが、特許請求の範囲のナットに相当する。
連結部22Aは、梁挟持部21の一辺(補強リブ21b,21bが起立している辺と直交する一辺)から、梁挟持部21に対して鈍角を成して下方(図1のY方向)に延出した略矩形部である。
なお、梁挟持部21と連結部22Aとが成す角度は、鈍角であればよいが、120°〜140°程度が好ましい。
本実施形態においては、梁挟持部21と連結部22Aとが成す角度は、130°となるように形成されている。
これは、後述するが、梁挟持部21と梁載置固定部12とで、梁H1の端部を確実に挟持するために好適な角度となる。
この係止片22Bの幅は、連続部22Aの幅よりも小さくなるように構成されており、よって、連側部22Aと係止片22Bとの境界部分には、係止片22Bの両側に段差が形成される。
この連続部22Aと係止片22Bとの境界部分の段差を段差係止部K1,K1と記す。
なお、基端部分22aの幅は、スライド孔12aの幅よりも若干小さくなるように構成されるとともに、先端部分22bの幅はスライド孔12aの幅よりも若干大きくなるように構成されている。
このようにして、移動部材2のスライド部22は、本体部材1に対して、スライド孔12aに沿って、移動することができる。
これら蝶ネジ31、バネ座金32、平座金33は、公知の金物が使用されている。
なお、バネ座金32を使用することにより、より大きな締結力を得ることができる。
このとき、係止片22Bの先端部22bは、スライド孔12aから下方(図1のY方向:構成部材固定部11が延出する側)に突出している。
梁H1の端部は、本体部材1を構成する梁載置固定部12の上面(構成部材固定部11が延出する側と反対側の面)と、移動部材2を構成する梁挟持部21の下面(移動部材補強リブ21b,21bが起立する側と反対側)との間に挟持された状態で、蝶ネジ31を締結することにより固定される。
このようにして、下地桟D1は、梁取合い金物Sを介して梁H1に固定されることとなる。
なお、図6は、説明のために間隔や変形を大きく図示しているが、あくまでもこのような動きが実現されるという説明であり、各程度(角度変化や変形の程度等)についてはこの図に拘束されるものではない。
つまり、移動部材2の後端部(スライド部22が形成されている辺と対向する側の端辺部)が先に本体部材1側へと引き寄せられる。
そして更に、蝶ネジ31を締め込んでいくと、梁挟持部21の後端部(スライド部22が形成されている辺と対向する側の端辺部)は本体部材1を構成する梁載置固定部12に載置された梁H1端部の上面に圧接してこれ以上動けなくなる。
そして、梁挟持部21とスライド部22とが成す角度が押し広げられることにより、この反力として、梁挟持部21の後端部側(連結部22Aが延出している側と反対側の端部)に、梁載置固定部12方向への力が加わる。
よって、梁挟持部21と梁載置固定部12との間に梁H1が強力な保持力で挟持されることとなる。
以上のようにして、本体部材1と移動部材2との間に梁H1が固定されることとなる。
つまり、例えば、約90°以下の角度に設定した場合には、段差係止部K1,K1がスライド孔12aの両サイドに載った状態で固定されてしまい、係止片22Bのスライドが阻害される。
よって、梁挟持部21と連結部22Aとが成す角度は鈍角となるように構成されており、本実施形態においては、130°となるように構成されている。
この角度は、移動部材2と本体部材1の間隙の状態、移動部材2の後端部の圧接力の確保等において好適である。
本実施形態に係る梁取合い金物Sは、H型鋼等のフランジ部分のように厚さが一定の梁端部ばかりではなく、溝型鋼のように係止部分の厚さが一定ではなく、テーパ状になった梁H2をもまた有効に固定することができる。
このとき、上述したように、蝶ネジ31を締め込んでいき、梁挟持部21の後端部(スライド部22が形成されている辺と対向する側の端辺部)が本体部材1に載置された梁H2上面に圧接してこれ以上動けなくなった後、梁挟持部21とスライド部22とが成す角度が押し広げられながら、スライド部22が本体部材1のスライド孔12aに沿って前方(構成部材固定部11が形成される側と反対側)に向かってスライドする。
つまり、梁挟持部21の後端である圧接部分を中心に、梁挟持部21とスライド部22とが成す角度が押し広げられながら、スライド部22が本体部材1のスライド孔12aに沿って前方(構成部材固定部11が形成される側と反対側)に向かってスライドするため、梁H2端部の形状に最大限に沿うように梁挟持部21が傾くことができる。
よって、梁挟持部21の梁H2への押圧面積を最大限に確保することができる。
このようにして、本体部材1と移動部材2との間に梁H2は確実に固定されることとなる。
この天井構造Tは、吹抜け部Eの構造を例示した。
一階天井部分は、天井パネルP1と、石膏ボードである天井板体P2とで構成されている。
そして、梁取合い金物Sの構成部材固定部11に、下地桟D1の天井パネルP1配設側の側面が固定されている。
本実施形態においては、梁取合い金物Sは複数個使用され、下地桟D1を固定している。
そして、梁H1の側壁端部が、梁取合い金物Sの梁挟持部21と梁載置固定部12との間隙に挟持された状態で固定されている。
この梁H1上部に、ALC(autoclaved lightweight aerated concrete)の2階床F1が配設されるとともに、その上面が防湿フィルムF2及びフローリングF3等で覆われる。
また、2階床F1の吹抜け部E側端部には、内壁W2が立設しており、吹抜け部壁W1は、この内壁W2と吹抜け部E側に対向し、梁H1及び下地桟D1等の構造物を覆い隠すように立設している。
つまり、本実施形態に係る梁取合い金物Sは、本体部材1を構成する梁載置固定部12と、移動部材2を構成する梁挟持部21との距離を調整することが可能であるため、梁H1,H2のサイズ(厚さ)を問わず、施工性が高い。
11 構成部材固定部
11a ネジ貫通孔(締結孔)
12 梁載置固定部
12a スライド孔
12b 本体部材補強リブ
2 移動部材
21 梁挟持部
21a 移動部材蝶ネジ貫通孔
21b 移動部材補強リブ
21c 蝶ネジナット
22 スライド部
22A 連結部
22B 係止片
22a 基端部分
22b 先端部
3 締結部材
31 蝶ネジ
32 バネ座金
33 平座金
D1 下地桟
E 吹抜け部
F1 2階床
F2 防湿フィルム
F3 フローリング
H1,H2 梁
K1 段差係止部
K2 抜け止め係止部
P1 天井パネル
P2 天井板体
S 梁取合い金物
T 天井構造
W1 吹抜け部壁
W2 内壁
Claims (6)
- 建物天井構成部材を梁に取付けるための梁取合い金物であって、
該梁取合い金物は、前記建物天井構成部材が取付けられる本体部材と、
該本体部材に取付けられ、前記本体部材とともに梁を挟持固定する移動部材と、を有して構成されており、
前記本体部材は、前記建物天井構成部材が取付けられる構成部材固定部と、前記移動部材が取付けられる梁載置固定部を備え、
前記移動部材と前記梁載置固定部には、締結部材が貫通しており、
前記締結部材を調整することにより、前記移動部材と前記梁載置固定部との距離が変化し、
前記移動部材と前記梁載置固定部との間に前記梁の端部が挿入されて挟持固定されることを特徴とする梁取合い金物。 - 前記梁載置固定部には、前記梁が配設される側から前記梁と離隔する方向へと穿たれたスライド孔が形成されており、
前記移動部材は、前記梁を挟持する梁挟持部と、該梁挟持部の前記梁端部が挿入される側と反対側から鈍角を成して延出するスライド部とを有して構成されており、
前記梁挟持部は、前記梁載置部と所定の間隔をもって対向するように配設されるとともに、前記スライド部は、先端部が前記スライド孔から前記梁挟持部が配設される側と反対側へ突出するように配設されており、
前記締結部材を締結することにより、前記移動部材と前記梁載置固定部との距離が近接し、前記梁挟持部の前記梁端部が挿入される側が前記梁端部に圧接すると、前記スライド部は、前記梁挟持部との角度を押し広げられながら、前記スライド孔を前記梁と離隔する方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の梁取合い金物。 - 前記構成部材固定部は、前記移動部材が配設される側と反対方向へ向けて、前記梁載置固定部から延出しており、
前記構成部材固定部には、取付け位置を調整するための締結孔が複数形成されていることを特徴とする請求項1に記載の梁取合い金物。 - 前記梁挟持部と前記スライド部との成す角度は、120°乃至140°であることを特徴とする請求項2に記載の梁取合い金物。
- 建物天井構成部材を梁に取付けるための梁取合い金物であって、
該梁取合い金物は、前記建物天井構成部材が取付けられる本体部材と、
該本体部材に取付けられ、前記本体部材とともに梁を挟持固定する移動部材と、を有して構成されており、
前記本体部材は、前記建物天井構成部材が取付けられる構成部材固定部と、該構成部材固定部から略垂直に延出する梁載置固定部を備え、
前記梁載置固定部には、前記構成部材固定部が形成されている側から前記構成部材固定部から離隔する方向に穿たれた略楕円形状の長孔であるスライド孔が形成されているとともに、前記構成部材固定部には、前記建物天井構成部材側への取付け位置を調整するための締結孔が複数形成されており、
前記移動部材は、前記梁の端部を挟持する梁挟持部と、該梁挟持部の前記梁端部が挿入される側と反対側から鈍角を成して延出するスライド部とを有して構成されており、
前記スライド部は、前記梁挟持部から連続して延出する連結部と、該連結部の前記梁挟持部と連続する側と反対側略中央部から延出する係止部とを有しており、
前記梁挟持部は、前記梁載置部と所定の間隔をもって対向するように配設されるとともに、前記係止部は、先端部が前記スライド孔から前記梁挟持部が配設される側と反対側へ突出するように配設されており、
前記梁挟持部にはナットが配設された移動部材ネジ貫通孔が形成され、締結部材が前記スライド孔から移動部材ネジ貫通孔に向かって貫通するとともに前記ナットに螺合しており、
前記締結部材を締結することにより、前記梁挟持部が前記梁載置固定部側に引寄せられて前記梁挟持部と前記梁載置固定部との距離が近接し、前記移動部材の前記スライド部が形成されている側と反対側の端部が、当該端部に挿入された前記梁の端部に圧接すると、前記係止部は、前記スライド部と前記梁挟持部との角度が押し広げられることに連動して、前記スライド孔に沿って前記梁と離隔する方向に移動することを特徴とする梁取合い金物。 - 請求項1乃至請求項5記載の梁取合い金物により、下地桟を鋼製の梁に固定したことを特徴とする天井構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011154158A JP5789435B2 (ja) | 2011-07-12 | 2011-07-12 | 梁取合い金物及びこれを用いた天井構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011154158A JP5789435B2 (ja) | 2011-07-12 | 2011-07-12 | 梁取合い金物及びこれを用いた天井構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013019193A true JP2013019193A (ja) | 2013-01-31 |
JP5789435B2 JP5789435B2 (ja) | 2015-10-07 |
Family
ID=47690882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011154158A Active JP5789435B2 (ja) | 2011-07-12 | 2011-07-12 | 梁取合い金物及びこれを用いた天井構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5789435B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4976429U (ja) * | 1972-10-19 | 1974-07-03 | ||
JPS5278310U (ja) * | 1975-12-09 | 1977-06-11 | ||
JPH06307000A (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-01 | Natl House Ind Co Ltd | 天井支持構造 |
-
2011
- 2011-07-12 JP JP2011154158A patent/JP5789435B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4976429U (ja) * | 1972-10-19 | 1974-07-03 | ||
JPS5278310U (ja) * | 1975-12-09 | 1977-06-11 | ||
JPH06307000A (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-01 | Natl House Ind Co Ltd | 天井支持構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5789435B2 (ja) | 2015-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW201107611A (en) | Snap-on structural connector | |
US6898905B1 (en) | Offset beam clamp | |
US20090110473A1 (en) | Connection Hardware for Wooden Building | |
JP2017226989A (ja) | 接合構造、接合工法、及び接合金具 | |
JP5789435B2 (ja) | 梁取合い金物及びこれを用いた天井構造 | |
US6622438B2 (en) | Temporary installation support device for sheet material | |
TW201910653A (zh) | 隱藏式緊固件單元及相關使用方法 | |
US11428013B2 (en) | Mounting member and building wall structure | |
JP2018105113A (ja) | 部材取付用治具 | |
JP2013014932A (ja) | 建築用木材の継合構造 | |
JP2015117476A (ja) | 膜天井構造 | |
JP6401961B2 (ja) | 連結部材及び天井下地材施工方法 | |
JP4755579B2 (ja) | 配設体支持具 | |
JP2019094650A (ja) | 天井下地構造 | |
JP2008308874A (ja) | 天井下地取付用c形鋼の取付金具 | |
CN210658906U (zh) | 一种吊件 | |
JP2005299124A (ja) | ブラケット | |
JP6741296B2 (ja) | パネル屋根構造及びパネル取付装置 | |
JP2012026095A (ja) | ランナー固定金物 | |
JP6117960B1 (ja) | 吊り天井下地構造及び既存吊り天井の下地改修方法 | |
JP5948393B2 (ja) | 両挟み耐震クリップ | |
JP2024080518A (ja) | 固定具および部材の支持方法 | |
JP2017040078A (ja) | 支持具および天井構造 | |
JP2010144345A (ja) | 設備用下地材固定金物及びこれを備えたパネル | |
JP2023031936A (ja) | 複合縦胴縁、及び、複合縦胴縁を用いた壁下地 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140709 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150304 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150310 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150707 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150803 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5789435 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |