JP2013014991A - 改良耐震ラッチ及びラッチ受け位置合わせシートと耐震ラッチ及びラッチ受けの取付方法 - Google Patents

改良耐震ラッチ及びラッチ受け位置合わせシートと耐震ラッチ及びラッチ受けの取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、家庭で様々な形式の家具に、専門冶具を用いることなく、耐震ラッチとラッチ受けを簡単かつ正確に取り付けられるものである。
【解決手段】耐震ラッチに取付位置決め部を設けて、専用の取付冶具を用いることなく天板端部或いは段差(戸当り桟)端部に合わせて正確で簡単に取り付けらる様にした。 また、耐震ラッチ本体と取付位置決め部の少なくとも前後2箇所に取付穴を設けることにより、様々の形式の家具に対応できる。 また、天板或いは段差との間に作成した溝に、ラッチ受け位置合わせシートの一端を折り曲げて挿入し、扉の押圧と該ラッチ受け位置合わせシートの折り曲げ反発力と粘着テープによって、ラッチ受け取付位置を決めて、ラッチ受けを確実で容易に取り付けることが可能となった。

Description

近年、大地震時に食器家具の扉が開いて収納されているガラスコップや陶器等が落下・破損する事故を防ぐため、防振ラッチを取り付けられてるようになってきた。 一般家庭でも使用中の家具に、取り付けられる事が多くなってきたが、本来 耐震ラッチは家具製作所等で専門家が新品の家具に取付ており、素人には難しい面が多々あった。 この理由は、専用取付冶具を使用したり、家具天板と扉の関係が異なる構造のものが多数有り、そのままで取り付けられない家具も多く、素人には難しいものとされている。 本発明は、一般家庭の様々な種類の木製家具に対して、素人が容易に取り付けられる様に改良したものである。
家具製作所等で職人が使う為の耐震ラッチと専用取付冶具が多数商品化されている。 家庭用の商品もまま小包したもが多く、取扱説明書に印刷された取付方法図を切り取って使用するか専用取付冶具を購入して使用する方法等が取られて来た。 しかし、素人には難しい方法であり、使用中の家具の為に専用冶具を購入する事は不経済でもあった。 また、民藝調の木工家具など扉が家具天板の下(内側)に付けられている天板に段差(戸当り桟)のあるものの多くは、そのまま取り付けられないと云う欠点があった。
特開2007−224544 ロック装置の取付冶具およびロック装置ユニット 耐震ラッチの取付冶具に関する特許 株式会社ムラコシ精工 特開平11−225836 地震時ロック装置の取付ゲージと同装置の取付方法並びに同装置を有する家具の製造方法 株式会社奥田」製作所
耐震ラッチの取付専用冶具は、 1) 大石製作所(KSL−2用冶具、KLS−3専用冶具) 2) 川喜金物(HDD1専用取付冶具) 3) イマオコーポレーシォン(震護くん2取付冶具) 4) HAFELE(地震対策ラッチH型取付ジグ) 5) カワノ(OSK耐震ラッチ用冶具) 6) ムラコシ(耐震ラッチT2用取付冶具)など、多くの耐震ラッチ商品にプラスチックで成型された専用冶具が販売されている
現在、家庭で使用されている家具は、時代の変化や民族調など好みや経済状況により種々の形式の家具が使用されている。 扉付き食器家具の天板の構造は、1.扉を天板の下に収めるタイプ(段差・戸当り桟) 2.天板の側面に扉を合わせるタイプ 3.天板が中空構造で磁石などの扉留具も側柱に付けているものなど種々のタイプがある。 これら使用中の家具に耐震ラッチを取り付けるのは、素人が取付可能かどうかの判断や1回の取付の為に専用の取付冶具を購入するのは不経済であった。 また、家具天板に段差(戸当り桟)のあるものはそのままで取付出来ない場合が多く、種々の家具に耐震ラッチを容易に取り付けて、大地震時大地震時の防災・安全を更に高める。
耐震ラッチの一般的な形状は40から50mm前後の小さなもので、ラッチ(留め金部)が、扉に付けられたラッチ受けでロックさせる為に扉側に少し飛び出している。 耐震ラッチは、ラッチ受けとラッチの関係で天板や段差(戸当り桟)より若干(一般に10から20mm)奥で木ネジで取り付けられる。 一般家庭で使用されている食器家具の形態は、家具天板に段差の有るもの無いものなど様々なタイプがあり、段差のないものでも天板が薄い2枚の合板の間の四端部に木材を入れた中空のもの(ネジで取り付けられない)や段差(戸当り桟)のある家具の多くは、桟の木材幅が狭くて取り付けられないことが判った。 耐震ラッチ本体の取付位置を扉側にずらすと、取付可能となる家具は多少は増えるが根本的な解決にはならない。 また、専用の取付冶具を使用せずに一般人が振動ラッチ本体を正確に取り付けることは難しいので、耐震ラッチ本体天板面を取付位置端部(戸当り)まで伸ばせば、比較的細幅の段差(戸当り桟)や中空の天板構造のものでも使用可能となるが、ラッチ受けの取付位置を従来の方法で決めることは出来なかった。 そこで、戸当り桟或いは天板扉側端部まで伸ばした耐震ラッチ位置決め部と天板との溝にラッチ受け位置合わせシートを挿入して、該シートの折り曲げ反発力と粘着テープの利用によって、確実かつ容易に耐震ラッチ受けを取付ける事が可能となった。
本発明の改良耐震ラッチは、専用の取付冶具を用いることなく、家具天板又は戸当り桟の端部に合わせて、簡単取り付けが可能となる。 また、耐震ラッチ本体に取付位置決め部分を約15mm伸ばす為、天板取付部が従来の取付位置に加えて先端部近くで取り付けられるので、天板に段差のあるもなど殆どの家具に取り付けが可能となる。 また、天板に段差(戸当り桟)が無くとも天板が中空のものは、天板に接する耐震ラッチ面積が30から40%増加するので、耐震ラッチを接着剤等で天板に貼り付けても充分な強度を得る事も可能となる。 また、本発明の耐震ラッチ受け取付位置決めシートを使用すると専用の取付冶具や特別な技術も不要で、扉に耐震タッチ受けを簡単で確実に取り付けることが可能となった。
第1図は、取付位置決め部31を設けた耐震ラッチ本体を家具天板1 に取り付けて、取付位置決め部と天板との間の溝にラッチ受け位置合わせシート4の一端を挿入した断面図 天板扉まで伸ばした金属プレートを固定した取付位置決め部30を設けた耐震ラッチ3を、天板段差(戸当り桟)11の端部に合わせて木ネジで仮止めし、該金属プレートと天板の間の隙間を設けて、この隙間にラッチ受け位置合わせシート4を挿入する前の断面図 取付位置決め部の天板取付面の扉側端部から約10mmを他の部分より厚さ約0.5mm薄くして位置決め部の溝32を設けた取付位置決め部31を有する耐震ラッチ3を天板1に取り付けた断面図 耐震ラッチ3の取付位置決め部31と天板1との間に形成された位置決め部の溝に、ラッチ受け位置合わせシート4の一端を挿入して、扉2を閉じた状態を示す断面図 粘着テープ部43で扉2に仮止めされたラッチ受け位置合わせシート4の取付位置44の上から扉2の内部まで木錐で突き刺して取付位置を決めている断面図 耐震ラッチ3が天板1に取付けられ、ラッチ35とラッチ受け5の関係を示す断面図 耐震ラッチが通常の扉開閉時の透視断面図で、感知センサー33は水平を保ち保持具34はフリーで、ラッチ35はラッチ受け5に自由に開閉可能な状況を示す 一定以上の震度で、耐震ラッチの円錐形の振動センサー33が傾斜して、ラッチ保持具34がラッチ35をラッチ受け5に固定している状態の概略透視断面図 厚紙面に谷折の折り曲げ線45とラッチ受けネジ位置44を印刷したラッチ受け位置合わせシート4の平面図 厚紙41の片面に合成樹脂層42を設けて、更に合成樹脂面に両面テープ43を貼りつけたラッチ受け位置合わせシートの断面図
耐震ラッチが平常時はフリーで大地震時にロックされ落下事故を防ぐ為に、耐震ラッチとラッチ受けが正確に取り付けられる必要がある。 段差のある扉家具など取り付けられない家具も多く、家庭で素人が耐震ラッチを正確に取り付けることも難しかった。 これら問題点を解決する為に、耐震ラッチ本体に取付位置決め部を設けて、従来は取付困難であった殆どの家具に対しても専用冶具を用いることなく、確実かつ容易に取り付けられる様になった。
この取付位置決め部は、耐震ラッチ本体の天板取付面に、ラッチ本体の位置から天板又は段差(戸当り桟)の扉側端部まで、金属又は合成樹脂プレートを貼り設けて(後付)も良いが、耐震ラッチの天板取付面を扉側に適切な寸法に伸ばした取付位置決め部を耐震ラッチ本体のプラスチックと一体成型し、複数箇所に取付穴を設けると、様々なタイプの家具に取付可能となり汎用性が高まる。 耐震ラッチの天板に直接取付られるタイプの家具は中央部穴で固定、天板に段差(戸当り桟)のあるタイプの場合は扉側の端部穴で固定するなど様々なタイプの扉家具に対応可能となる。
また、取付位置決め部を有する耐震ラッチに用いられるラッチ受け位置決めシートは、天板とラッチ取付位置決め部との間に溝を設けて挿入し、該位置決めシートの折り曲げ反発力によって扉にラッチ取付位置合わせシートを粘着テープで仮止めする。
このラッチ位置決めシートは、0.2から0.4mmの厚紙が用いられ、片面に0.02から0.05mmの合成樹脂層を設けたもは特に良い結果が得られる。 0.2mm以下の用紙は粘着テープを扉に押し付ける折り曲げ反発力が不充分で、厚紙や合成樹脂層が厚過ぎると折り曲げ時のカーブが大きく取付精度が悪くなる。 また、厚紙は、ケント紙やアート紙や合成紙など折り曲げ反発力の高いものが良い。 厚紙に適度な厚みのポリプロピレンやポリエチレンフイルムを貼合すると、180度に折り曲げても短時間で100〜130度に反発回復し、扉を閉めると扉に適度な力が働いて確実に仮止めすることが出来る。 厚紙の片面に設けられる合成樹脂層の貼合方法は、接着剤で貼り合わせたり、ホットメルト、樹脂コーティングなど一般的など方法で特に限定しない。
幅46mmで天板取付面の奥行40mmの耐震ラッチ3の天板側のポリアセタール樹脂を、扉側に15mm伸ばして幅46mmで厚さ3mmの取付位置決め部31を設けて改良耐震ラッチを作成した。 取付位置決め部31は、図1.3の断面図に示した様に端部より約10mmを他の部分より厚みを0,7mm薄くして、改良耐耐震ラッチを天板に取り付けた時に天板1と取付位置決め部31の間に溝32が得られるようにした。 また、耐震ラッチ3のほぼ中央両端部と取付位置決め部31の先端から12mmの両端部に取付ネジ穴を設けた。 この改良耐震ラッチは、天板に段差のある場合は取付位置決め部に新たに設けた取付ネジ穴部で段差(戸当り桟)に固定可能で、天板に段差が有る無しに関係なく、種々の食器家具に特別な取付冶具の必要もなく取り付けることが出来た。
市販の耐震ラッチ(PFR−T2 ムラコシ精工)3の天板取付面に、幅46mm 奥行55mm 厚さ3mmの鉄板製の耐震ラッチ位置決め部30を作成した。 この耐震ラッチ取付決め部30は、耐震ラッチの中央両端部の天板固定ネジ穴と同じ位置にネジ穴を設けて、耐震ラッチ3と位置きめ部30を皿ネジで固定して改良耐震ラッチを作成した。 なお、該位置決め部30の扉側先端から12mmの両端部に直径4mmの取付ネジ穴を設けた。 更に、改良耐震ラッチを図2に示した天板段差(戸当り桟)11に、両者の間に1mm程度の隙間が出来るように木ネジで仮止めし、この隙間にラッチ受け位置合わせシート4の一端を挿入して用いたところ、簡単で正確にラッチ受けの取付位置を決めること事が出来た。 従来の耐震ラッチはそのままでは段差(戸当り桟)のある家具には取り付けられなかったが、改良耐震ラッチは特別な取付冶具の必要も無く、図4に示したと同様にラッチ受け位置合わせシート4を扉側に粘着テープで仮止めし、改良耐震ラッチの木ネジを締めて固定した。 また、ラッチ受け5は図5.6と同様の方法で、誤差も無く容易に取り付ける事が出来た。
厚さ0.28mmの厚紙(アートミラー四六版220kg)の片面に、図9と同様に 端部より10mmに谷折位置を示す点線44と点線から22mmの位置に、ラッチ受け取付穴45を配した50mm×75mmの桝目100個を印刷した。 更に印刷面の反対側に厚さ0.03mmのポロプロピレンフイルムを接着剤で貼り合せて合成樹脂層42を設けた。 次に、桝目に合わせで裁断し、桝目内のラッチ受け取付穴付近の裏面の合成樹脂層42に両面粘着テープ43を貼り付けて、ラッチ受け位置合わせシート4を作成した。 この位置合わせシートは、点線の部分で180度に谷折したが、折り曲げ反発力によって120度まで回復していた。 該シート4は、図1.4.5.に示したと同じ様に使用したところ、正確で容易に扉に仮止めする事が出来た。
取付位置決め部を有する耐震ラッチの位置決め部31の先端を食器家具の天板1の扉側端部に合わせ、図1で示した様に木ネジで固定した。 次に厚さ0.24mmのケント紙(四六版180kg)41の片面に、0.04mmのポリエチレンの合成樹脂層42を設けたラッチ受け取付位置合わせシート4の一端を位置決め部31と天板1の間に得られた溝32の間に挿入した。 尚、該ラッチ受け取付位置合わせシート4は幅47mm 長さ75mmで、ケント紙面の端部より10mmで谷折されており、この谷折部より20mm離れた両端部にラッチ受け固定ネジ穴が印刷されており、ネジ穴印刷部付近の裏面に両面粘着テープ43が設けられている。 更に、図4に示した様に扉2を閉めて、扉2にラッチ受け位置合わせシート4を粘着仮止めし、図5の様にラッチ受け位置合わせシートの取り付け穴45に木錐で扉に穴を突き刺して位置を決めて,図6の様にラッチ受け5を扉2の定位置に固定した。 耐震ラッチ3とラッチ受け5の取り付けは、正確かつ適正で、扉の開閉に抵抗感もなく良好であった。
耐震ラッチは、阪神大震災時に食器扉からガラスや陶器が落下する事故が多発したため安全対策として新品の家具に取り付けて販売される事が多くなったと云われている。 新しい家具には耐震ラッチを取り付けた防災家具という新たな付加価値が生まれたが、一般家庭で昔から使われている家具は、耐震ラッチをそのままでは取付けられないものも多く、防災対策から遅れていた。 本発明の改良ラッチ及びラッチ受け位置決めシートを使用することにより、段差(戸当り桟)を大きくするなどの改造も必要が無く、種々のタイプの家具にも専用取付冶具を用いることなく正確で容易に取付可能で、大地震時の家庭内の防災に寄与出来るものである。
1 扉家具の天板 11 天板の段差(戸当り桟) 2 家具の扉 3 耐震ラッチ(本体) 30 位置決め部(後付) 31 位置決め部 32 位置決め部の溝 33 振動センサー 34 ロック部材 35 ラッチ 4 ラッチ受け取付位置合わせシート 41 厚紙 42 合成樹脂層 43 両面粘着テープ 44 谷折点線(印刷) 45 取付穴(印刷) 5 ラッチ受け

近年、大地震時に食器家具の扉が開いて収納されているガラスコップや陶器等が落下・破損する事故を防ぐため、耐震ラッチ取り付けられてるようになってきた。 一般家庭でも使用中の家具に、取り付けられる事が多くなってきたが、耐震ラッチは家具製作所等で専門家が新品の家具に取付ており、素人には難しい面が多々あった。 この理由は、専用取付冶具を使用したり、家具天板と扉の関係が異なる構造のものが多数有り、そのままで取り付けられない家具も多く、素人には難しいものとされている。 本発明は、一般家庭の様々な種類の木製家具に対して、素人が容易に取り付けられる様に改良したものである。
家具製作所等で職人が使う為の耐震ラッチと専用取付冶具が多数商品化されている。家庭用の商品もそのまま小包したもが多く、取扱説明書に印刷された取付方法図を切り取って使用するか専用取付冶具を購入して使用する方法等が取られて来た。 しかし、素人には難しい方法であり、使用中の家具の為に専用冶具を購入する事は不経済でもあった。また、民藝調の木工家具など扉が家具天板の下(内側)に付けられている天板に段差(戸当り桟)のあるものの多くは、そのまま取り付けられないと云う欠点があった。
特開2007−224544 ロック装置の取付冶具およびロック装置ユニット 株式会社ムラコシ精工 特開平11−225836 地震時ロック装置の取付ゲージと同装置の取り付方法並びに同装置を有する家具の製造方法 株式会社奥田製作所
耐震ラッチの取付専用冶具は、 1)大石製作所(KSL−2用冶具、KLS−3専用冶具) 2)川喜金物(HDD1専用取付冶具) 3)イマオコーポレーシォン(震護くん2取付冶具) 4)HAFELE(地震対策ラッチH型取付ジグ) 5)カワノ(OSK耐震ラッチ用冶具) 6)ムラコシ(耐震ラッチT2用取付冶具)など、多くの耐震ラッチ商品にプラスチックで成型された専用冶具が販売されている。
現在、家庭で使用されている家具は、時代の変化や民族調など好みや経済状況により種々の形式の家具が使用されている。 扉付き食器家具の天板の構造は、扉を天板の下に収めるタイプ(段差・戸当り桟) 2.天板の側面に扉を合わせるタイプ 3.天板が中空構造で磁石などの扉留具も側柱に付けているものなど種々のタイプがある。 これら使用中の家具に耐震ラッチを取り付けるのは、素人が取付可能かどうかの判断が難しく、1回の取付の為に専用の取付冶具を購入するのは不経済であった。 また、家具天板に段差(戸当り桟)のあるものはそのままで取付出来ない場合が多いなどの問題があった本発明は、種々の家具に耐震ラッチを容易に取り付けて、大地震時の防災・安全を更に高める。
耐震ラッチの一般的な形状は40から50mm前後の小さなもので、ラッチ(留め金部)が、扉に付けられたラッチ受けロックさせる為に扉側に少し飛び出している。 耐震ラッチは、ラッチ受けとラッチの関係で天板や段差(戸当り桟)より若干奥木ネジで取り付けられる。また、専用の取付冶具を使用せずに一般人が耐震ラッチ本体を正確に取り付けることは難しいので、耐震ラッチ本体天板面を取付位置端部(戸当り)まで伸ばせば、比較的細幅の段差(戸当り桟)や中空の天板構造のものでも取付可能となるが、ラッチ受けの取付位置を従来の方法で決めることは出来なかった。 そこで、戸当り桟或いは天板扉側端部まで伸ばした耐震ラッチ位置決め部と天板との溝にラッチ受け位置合わせシートを挿入して、家具扉の押圧と該シートの折り曲げ反発力と粘着テープの利用によって、確実かつ容易に耐震ラッチ受けを取付ける事が可能となった。
本発明の改良耐震ラッチは、専用の取付冶具を用いることなく、家具天板又は戸当り桟の端部に合わせて、簡単取り付けが可能となる。 また、耐震ラッチ本体に取付位置決め部分を約15mm伸ばす為、天板取付部が従来の取付位置に加えて先端部近くで取り付けられるので、天板に段差のあるもなど殆どの家具に取り付けが可能となる。 また、天板に段差(戸当り桟)が無くとも天板が中空のものは、天板に接する耐震ラッチ面積が30から40%増加するので、耐震ラッチを接着剤等で天板に貼り付けて充分な強度を得る事可能となる。 また、本発明の耐震ラッチ受け取付位置決めシートを使用すると専用の取付冶具や特別な技術も不要で、扉に耐震ラッチ受けを簡単で確実に取り付けることが可能となった。
第1図は、取付位置決め部31を設けた耐震ラッチ本体を家具天板1に取り付けて、取付位置決め部と天板との間の溝にラッチ受け位置合わせシート4の一端を挿入した断面図 天板扉まで伸ばした金属プレートを固定した取付位置決め部30を設けた耐震ラッチを、天板段差(戸当り桟)11の端部に合わせて木ネジで仮止めし、該金属プレートと天板の間の隙間を設けて、この隙間にラッチ受け位置合わせシート4を挿入する前の断面図 取付位置決め部の天板取付面の扉側端部から約10mmを他の部分より厚さ約5mm薄くして位置決め部の溝32を設けた取付位置決め部31を有する耐震ラッチ3を天板1に取り付けた断面図 耐震ラッチ3の取付位置決め部31と天板1との間に形成された位置決め部の溝に、ラッチ受け位置合わせシート4の一端を挿入して、扉2を閉じた状態を示す断面図 粘着テープ部43で扉2に仮止めされたラッチ受け位置合わせシート4の取付位置44の上から扉2の内部まで木錐で突き刺して取付位置を決めている断面図 耐震ラッチ3が天板1に取付けられ、ロック部材ラッチ35とラッチ受け5の関係を示す断面図 耐震ラッチが通常の扉開閉時の透視断面図で、感知センサー33は水平を保ち保持具34はフリーで、ラッチ35はラッチ受け5に自由に開閉可能な状況を示す 一定以上の震度で、耐震ラッチの円錐形の振動センサー33が傾斜して、ラッチ保持具34がラッチ35をラッチ受け5に固定している状態の概略透視断面図 厚紙面に谷折線45とラッチ受け取付穴44を配したラッチ受け位置合わせシート4の平面図 厚紙41の片面に合成樹脂層42を設けて、更に合成樹脂面に両面粘着テープ43を貼りつけたラッチ受け位置合わせシートの断面図
耐震ラッチが平常時はフリーで大地震時にロックされ落下事故を防ぐ為に、耐震ラッチと
ラッチ受けが正確に取り付けられる必要がある。 段差のある扉家具など取り付けられない家具も多く、家庭で素人が耐震ラッチを正確に取り付けることも難しかった。 これら問題点を解決する為に、耐震ラッチ本体に取付位置決め部を設けて、従来は取付困難であった殆どの家具に対しても専用冶具を用いることなく、確実かつ容易に 取り付けられる様になった。 この取付位置決め部は、耐震ラッチ本体の天板取付面に、ラッチ本体の位置から天板又は段差(戸当り桟)の扉側端部まで、金属又は合成樹脂プレートを貼り設けて(後付)も良いが、耐震ラッチの天板取付面を扉側に適切な寸法に伸ばした取付位置決め部を耐震ラッチ本体のプラスチックと一体成型し、複数箇所に取付穴を設けると、様々なタイプの家具に取付可能となり汎用性が高まる。 耐震ラッチの天板に直接取付られるタイプの家具は中央部穴で固定、天板に段差(戸当り桟)のあるタイプの場合は扉側の端部穴で固定するなど様々なタイプの扉家具に対応可能となる。 また、取付位置決め部を有する耐震ラッチに用いられるラッチ受け位置決めシートは天板とラッチ取付位置決め部との間に溝を設けて挿入し、家具扉の押圧と該位置決めシートの折り曲げ反発力によって扉にラッチ取付位置合わせシートを粘着テープで仮止めする。 このラッチ位置決めシートは、0.2から0.4mmの厚紙が用いられ、片面に0.02から0.05mmの合成樹脂層を設けたもは特に良い結果が得られる。 2mm以下の用紙は粘着テープを扉に押し付ける折り曲げ反発力が不充分で、厚紙や合成樹脂層が厚過ぎると折り曲げ時のカーブが大きく取付精度が悪くなる。 また、厚紙は、ケント紙やアート紙や合成紙など折り曲げ反発力の高いものが良い。 厚紙に適度な厚みのポリプロピレンやポリエチレンフイルムを貼合すると、180度に折り曲げても短時間で100〜130度に反発回復し、扉を閉めると扉に適度な力が働いて確実に仮止めすることが出来る。 厚紙の片面に設けられる合成樹脂層の貼合方法は、接着剤で貼り合わせたり、ホットメルト、樹脂コーティングなど一般的など方法で特に限定しない。
幅46mmで天板取付面の奥行40mmの耐震ラッチ3の天板側のポリアセタール樹脂を、扉側に15mm伸ばして幅46mmで厚さ3mmの取付位置決め部31を設けて改良耐震ラッチを作成した。 取付位置決め部31は、図1.3の断面図に示した様に端部より約10mmを他の部分より厚みを0,7mm薄くして、改良耐耐震ラッチを天板に取り付けた時に天板1と取付位置決め部31の間に溝32が得られるようにした。 また、耐震ラッチ3のほぼ中央両端部と取付位置決め部31の先端から12mmの両端部に取付ネジ穴を設けた。 この改良耐震ラッチは、天板に段差のある場合は取付位置決め部に新たに設けた取付ネジ穴部で段差(戸当り桟)に固定可能で、天板に段差が有る無しに関係なく、種々の食器家具に特別な取付冶具の必要もなく取り付けることが出来た。
市販の耐震ラッチ(PFR−T2 ムラコシ精工)3の天板取付面に、幅46mm 奥行55mm厚さ3mmの鉄板製の耐震ラッチ位置決め部30を作成した。 この耐震ラッチ取付決め部30は、耐震ラッチの中央両端部の天板固定ネジ穴と同じ位置にネジ穴を設けて、耐震ラッチと位置きめ部30を皿ネジで固定して改良耐震ラッチを作成した。 なお、該位置決め部30の扉側先端から12mmの両端部に直径4mmの取付穴を設けた。 更に、改良耐震ラッチを図2に示した天板段差(戸当り桟)11に、両者の間に1mm程度の隙間が出来るように木ネジで仮止めし、この隙間にラッチ受け位置合わせシート4の一端を挿入して用いたところ、簡単で正確にラッチ受けの取付位置を決めること事が出来た。 従来の耐震ラッチはそのままでは段差(戸当り桟)のある家具には取り付けられなかったが、改良耐震ラッチは特別な取付冶具の必要も無く、図4に示したと同様にラッチ受け位置合わせシート4を扉2に粘着テープで仮止めし、改良耐震ラッチの木ネジを締めて固定した。 また、ラッチ受け5は図5.6と同様の方法で、誤差も無く容易に取り付ける事が出来た。
厚さ0.28mmの厚紙(アートミラー四六版220kg)の片面に、図9と同様に 端部より10mmに谷折線45と点線から22mmの位置に、ラッチ受け取付穴44を配した50mm×75mmの桝目100個を印刷した。 更に印刷面の反対側に厚さ0.03mmのポロプロピレンフイルムを接着剤で貼り合せて合成樹脂層42を設けた。 次に桝目に合わせで裁断し、桝目内のラッチ受け取付穴44付近の裏面の合成樹脂層42に両面粘着テープ43を貼り付けて、ラッチ受け取付位置合わせシート4を作成した。 このラッチ受け取付位置合せシートは、谷折線45の部分で180度に谷折したが、折り曲げ反発力によって120度まで回復した。 該ラッチ受け取付位置合わせシートは、図1.4.5.に示したと同じ様に使用したところ、正確で容易に扉に仮止めする事が出来た。
取付位置決め部を有する耐震ラッチ3の位置決め部31の先端を食器家具の天板1の扉側端部に合わせ、図1で示した様に木ネジで固定した。 次に厚さ0.24mmのケント紙(四六版180kg)41の片面に、0.04mmのポリエチレンの合成樹脂層42を設けたラッチ受け取付位置合わせシート4の一端を位置決め部31と天板1の間に得られた溝32の間に挿入した。 尚、該ラッチ受け取付位置合わせシート4は幅47mm長さ75mmで、ケント紙面の端部より10mmで谷折されており、この谷折部より20mm離れた両端部にラッチ受け取付穴44が配されており、該取付穴44付近の裏面に両面粘着テープ43が設けられている。 更に、図4に示した様に扉2を閉めて、扉2にラッチ受け位置合わせシート4を食器家具の扉2に仮止めし、図5の様にラッチ受け位置合わせシートの取付穴44に木錐で扉に穴を突き刺して位置を決めて,図6の様にラッチ受け5を扉2の定位置に木ネジで固定した。 耐震ラッチ3とラッチ受け5の取り付けは、正確かつ適正で、扉の開閉に抵抗感もなく良好であった。
耐震ラッチは、阪神大震災時に食器扉からガラスや陶器が落下する事故が多発したため安全対策として新品の家具に取り付けて販売される事が多くなったと云われている。 新しい家具には耐震ラッチを取り付けた防災家具という新たな付加価値が生まれたが、一般家庭で昔から使われている家具は、耐震ラッチをそのままでは取付けられないものも多く、防災対策から遅れていた。 本発明の改良ラッチ及びラッチ受け位置決めシートを使用することにより、段差(戸当り桟)を大きくするなどの改造も必要が無く、種々のタイプの家具にも専用取付冶具を用いることなく正確で容易に取付可能で、大地震時の家庭内の防災に寄与出来るものである。
1 扉家具の天板 11 天板の段差(戸当り桟) 2 家具の扉 3 耐震ラッチ 5 ラッチ受け 30 位置決め部(後付) 31 位置決め部 32 位置決め部の溝 33 振動センサー 34 ロック部材 35 ラッチ 4 ラッチ受け位置合わせシート 41 厚紙 42 合成樹脂層 43 両面粘着テープ 44 取付穴 45 谷折線

Claims (4)

  1. 取付位置決め部(31)を設けた耐震ラッチの天板取付面の端から、6から12mmの部分が他の部分より0.4から1mm厚みを薄くした耐震らラッチ
  2. 耐震ラッチ本体の天板取付面に、天板扉側端部まで伸ばした金属板又は合成樹脂板の取付位置決め部30を設けた耐震ラッチ
  3. 厚さ0.2から0.4mmの厚紙41の片面に、厚さ0,02から0.05mmの合成樹脂層42を設けて、厚紙面に谷折線44とネジ穴45が印刷され、合成樹脂層面に両面粘着テープ43が設けられているラッチ受け位置決めシート
  4. 耐震ラッチの耐震ラッチ位置決め部(30又は31)を天板1又は段差(戸当り桟)11の端部に合わせて取り付けて、該耐震ラッチと天板との間に設けた溝に、ラッチ受け位置決めシート4の一端を挿入し、扉の押圧とラッチ受け位置決めシート4の折り曲げ反発力と粘着テープ43を利用して、該ラッチ受け位置合わせシート4を家具扉に仮止めしてなるラッチ受け位置を決める耐震ラッチの取付方法
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