JP2013009531A - 蓄電池監視システム及び蓄電池監視方法、サーバ装置及び蓄電池制御装置並びにサーバ装置用プログラム及び蓄電池制御装置用プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば離島や無人灯台等に設置されている蓄電池の動作状態等を遠隔的に監視可能とすることで、当該蓄電池の設置場所に赴いての定期的点検等を不要として蓄電池の保守・管理を大幅に簡素化、低コスト化することが可能な蓄電池監視システムを提供する。
【解決手段】複数の蓄電池1に各々接続されている蓄電池制御装置10と、サーバ装置20と、TCP/IPに準拠しつつ各蓄電池制御装置10とサーバ装置20とを接続するネットワークITと、により構成される蓄電池監視システムSにおいて、各蓄電池制御装置10は、蓄電池1の動作状態等を検出し、検出信号を生成するセンサ群11と、検出信号をネットワークITを介してサーバ装置20へ送信する。またサーバ装置20は、各蓄電池制御装置10から送信されて来た検出信号を受信し、その検出信号に基づいて、各蓄電池1における動作状態等を各蓄電池1毎にディスプレイ26に夫々表示する。
【選択図】図1
【解決手段】複数の蓄電池1に各々接続されている蓄電池制御装置10と、サーバ装置20と、TCP/IPに準拠しつつ各蓄電池制御装置10とサーバ装置20とを接続するネットワークITと、により構成される蓄電池監視システムSにおいて、各蓄電池制御装置10は、蓄電池1の動作状態等を検出し、検出信号を生成するセンサ群11と、検出信号をネットワークITを介してサーバ装置20へ送信する。またサーバ装置20は、各蓄電池制御装置10から送信されて来た検出信号を受信し、その検出信号に基づいて、各蓄電池1における動作状態等を各蓄電池1毎にディスプレイ26に夫々表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、蓄電池監視システム及び蓄電池監視方法、サーバ装置及び蓄電池制御装置並びにサーバ装置用プログラム及び蓄電池制御装置用プログラムの技術分野に属し、より詳細には、例えば鉛蓄電池等の蓄電池の動作状態やその動作環境を遠隔的に監視する蓄電池監視システム及び蓄電池監視方法、当該蓄電池監視システムに含まれるサーバ装置及び蓄電池制御装置並びに当該サーバ装置用のプログラム及び蓄電池制御装置用のプログラムの技術分野に属する。
近年、無人化された灯台や離島に設置された無線局、或いは一般のビル等における非常用電源装置として、例えば鉛蓄電池等の蓄電池が多数個纏めて設置される場合が多くなっている。
一般に、これらの蓄電池自体の寿命は7乃至8年とされており、上記非常用電源装置として当該蓄電池を用いる場合には、この周期で各蓄電池を交換することが必要となる。そして、当該交換の時期を確認する場合、従来では、その蓄電池の管理者が各蓄電池の設置場所を実際に定期的に巡回し、各蓄電池における出力電圧や電解液の液位を一つずつ確認する必要があった。
一方、近年、当該蓄電池自体の寿命を延伸するための技術が、例えば下記特許文献1の如く開発されている。しかしながら、当該蓄電池延命装置についても、それを動作させる場合には、やはりその管理者等が定期的に実際に蓄電池及び当該蓄電池延命装置の設置場所に赴き、蓄電池の消耗状態等の必要に応じて当該蓄電池延命装置を動作させることが行われていた。
しかしながら、上述した非常用電源装置としての蓄電池は、その管理者等が簡単に赴くことができる場所に設定されているとは限らず、例えば上述した無人灯台や離島の無線局、或いは有毒な物質を扱う工場等に設置された蓄電池の場合、容易にその設置場所に赴くことはできず、そのためには多大な時間とコスト及び当該管理者に及ぶ危険等、多くの問題点があった。
そこで、本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題は、例えば離島や無人灯台等に設置されている蓄電池の動作状態等を遠隔的に監視可能とすることで、当該蓄電池の設置場所に赴いての定期的点検等を不要として蓄電池の保守・管理を大幅に簡素化、低コスト化することが可能な蓄電池監視システム及び蓄電池監視方法、当該蓄電池監視システムに含まれるサーバ装置及び蓄電池制御装置並びに当該サーバ装置用のプログラム及び蓄電池制御装置用のプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、一又は複数の蓄電池に各々接続されている蓄電池制御装置と、サーバ装置と、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に準拠しつつ各前記蓄電池制御装置と前記サーバ装置とを接続するネットワークと、により構成される蓄電池監視システムにおいて、各前記蓄電池制御装置は、前記蓄電池の動作状態又は当該蓄電池の周囲の環境状態の少なくともいずれか一方を含む蓄電池状態を検出し、当該蓄電池状態を示す検出信号を生成するセンサ群等の検出手段と、前記生成された検出信号を、前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信する制御部等の制御装置送信手段と、を夫々に備え、前記サーバ装置は、各前記蓄電池制御装置から送信されて来た前記検出信号を受信するインターフェース等の受信手段と、各前記受信した検出信号に基づいて、各前記蓄電池における前記蓄電池状態を、各前記蓄電池毎に表示手段に夫々表示するCPU等の制御手段と、ディスプレイ等の前記表示手段と、を備える。
よって、TCP/IPを用いて蓄電池状態を示す検出信号を各蓄電池制御装置からサーバ装置に夫々送信し、当該サーバ装置において当該送信されて来た検出信号に基づき各蓄電池における蓄電池状態を当該各蓄電池毎に表示するので、蓄電池が設置されている場所に対して遠隔地にあるサーバ装置であっても、各蓄電池の動作状態等を蓄電池毎に表示して監視することができる。
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の蓄電池監視システムにおいて、前記サーバ装置は、各前記受信した検出信号に基づいて、各前記蓄電池状態を各前記蓄電池毎に携帯型無線電話機に電子メール方式により送信する制御部等のメール送信手段を更に備える。
よって、受信した各検出信号に基づいて、各蓄電池の蓄電池状態を各蓄電池毎に携帯型無線電話機に電子メール方式により送信するので、サーバ装置の設置場所にいない者に対しても、各蓄電池毎の蓄電池状態を送信して認知せしめることができる。
上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の蓄電池監視システムにおいて、前記制御手段は、各前記蓄電池を夫々示す蓄電池マークを当該各蓄電池毎に前記表示手段に表示するCPU等のマーク表示制御手段と、前記表示されている蓄電池マークのいずれかを選択するために用いられる操作部等の選択手段と、を更に備え、当該制御手段は、各前記受信した検出信号に基づいて、夫々の前記蓄電池における前記蓄電池状態が予め設定された基準蓄電池状態に対して良好であるか否かを判定するCPU等の判定手段を更に備え、前記選択された蓄電池マークに対応する前記蓄電池における前記蓄電池状態が前記基準蓄電池状態に対して良好であると判定されたとき、当該良好である旨を前記表示手段に表示するように構成される。
よって、サーバ装置において蓄電池毎に対応する蓄電池マークを選択可能に表示し、選択された蓄電池マークに相当する蓄電池における蓄電池状態が良好であるときにその旨を表示するので、簡易且つ遠隔地においても各蓄電池における動作状態等を確認することができる。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムにおいて、前記制御手段は、各前記受信した検出信号に基づいて、各前記蓄電池における前記蓄電池状態が予め設定された基準蓄電池状態に対して異常であると判定されたとき、当該異常である旨の警告表示を前記表示手段に表示するように構成される。
よって、各蓄電池における蓄電池状態が基準蓄電池状態に対して異常であると判定されたとき、当該異常である旨の警告表示を表示するので、遠隔地においても各蓄電池における動作状態が異常であることを簡易に認識することができる。
上記の課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の蓄電池監視システムにおいて、前記制御手段は、前記異常であると判定されたとき、当該異常の程度を示す異常程度信号を前記蓄電池状態が異常であると判定された前記蓄電池に接続されている前記蓄電池制御装置に送信すると共に、前記異常程度信号を受信した前記蓄電池制御装置は、当該受信した異常程度信号に基づいて、当該蓄電池制御装置が接続されている前記蓄電器における前記蓄電池状態を表示するディスプレイ等の状態表示手段を更に備える。
よって、いずれかの蓄電池状態が異常であると判定されたとき、当該蓄電池状態を有する蓄電池に接続されている蓄電池制御装置において当該異常である蓄電池動作状態を表示するので、当該蓄電池の点検者が迅速に当該蓄電池動作状態を各蓄電池毎に認識することができる。
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、請求項4又は請求項5に記載の蓄電池監視システムにおいて、各前記蓄電池制御装置は、当該蓄電池制御装置に接続されている前記蓄電池に対する過充電を防止する過充電防止部等の過充電防止手段と、前記サーバ装置から送信されて来た駆動信号に基づき前記過充電防止手段を駆動させる制御部等の駆動手段と、夫々更に備え、前記制御手段は、各前記受信した検出信号に基づいて、いずれかの前記蓄電池における前記蓄電池状態が前記基準蓄電池状態に対して異常であると判定されたとき、当該蓄電池状態が異常であると判定された前記蓄電池に接続されている前記蓄電池制御装置に対して前記駆動信号を送信する駆動信号送信手段を更に備える。
よって、各蓄電池における蓄電池状態が基準蓄電池状態に対して異常であると判定されたとき、当該異常であると判定された蓄電池に接続されている蓄電池制御装置を用いて当該蓄電池の過充電を防止するので、簡易且つ遠隔地においても各蓄電池における動作状態を把握してその過充電状態を回避し、当該蓄電池自体の寿命を延命することができる。
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムにおいて、各前記蓄電池制御装置は、当該蓄電池制御装置に接続されている前記蓄電池に対する過充電を防止する過充電防止部等の過充電防止手段と、前記生成された検出信号に基づいて、前記接続されている蓄電池における前記蓄電池状態が予め設定された基準蓄電池状態に対して良好であるか否かを判定する制御部等の判定手段と、前記蓄電池状態が前記基準蓄電池状態に対して異常であると判定されたとき、前記過充電防止手段を駆動させる制御部等の駆動手段と、を備える。
よって、各蓄電池に接続されている蓄電池制御装置自体で当該蓄電池動作状態を認識し、それが異常である場合には当該蓄電池制御装置自体において過充電防止動作を実行するので、例えばサーバ装置との間でデータの接続状態が途切れた場合であっても、各蓄電池における過充電状態の発生を防止してその寿命を延伸することができる。
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の蓄電池監視システムにおいて、前記制御装置送信手段は、前記蓄電池状態が前記異常であると判定されたとき、当該異常である旨の異常信号を前記サーバ装置に送信するように構成される。
よって、蓄電池制御装置自ら、それが接続されている蓄電池の過充電を防止しつつ、当該蓄電池に対応する異常信号をサーバ装置に送信するので、サーバ装置において、後ほど当該蓄電池状態が異常であったことを認識することができる。
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、請求項7又は請求項8に記載の蓄電池監視システムにおいて、各前記蓄電池制御装置は、当該蓄電池制御装置に接続されている前記蓄電池に含まれている電極の表面状態を改質するためのパルス信号を印加する過充電防止部等の延命手段を更に備え、前記駆動手段は、前記蓄電池状態が前記基準蓄電池状態に対して異常であると判定されたとき、前記延命手段も併せて駆動させるように構成される。
よって、蓄電池制御装置に接続されている蓄電池に対してパルス信号を印加して夫々の電極を改質するので、蓄電池制御装置自ら、それに接続されている蓄電池の延命を図ることができる。
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムにおいて、前記サーバ装置は、各前記蓄電池状態として将来的に予測される変化を示す予測変化情報を、前記検出信号に対応させて予め記憶するデータベース等の予測変化情報記憶手段と、受信した各前記検出信号を、各前記蓄電池毎且つ時系列的に蓄積するデータベース等の蓄積手段と、前記蓄積された検出信号と、前記記憶されている予測変化情報と、に基づいて、前記蓄電池状態としての将来的な変化予測を各前記蓄電池毎に表示するディスプレイ等の予測表示手段と、を更に備える。
よって、サーバ装置において予測変化情報を記憶すると共に、送信されて来た検出信号と当該記憶されている予測変化情報とに基づいて当該蓄電池としての将来的な変化予測を各蓄電池毎に表示するので、各蓄電池の現在の動作状態等だけでなく将来的な寿命予測等をサーバ装置において認識することができる。
上記の課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムにおいて、前記ネットワークは、前記TCP/IPに含まれるSNMP(Simple Network Management Protocol)に準拠して各前記蓄電池制御装置と前記サーバ装置とを接続するように構成される。
よって、汎用性のあるSNMPを用いて蓄電池制御装置とサーバ装置とが接続されているので、各蓄電池制御装置及びサーバ装置夫々の構成を簡略化することができると共に、例えばサーバ装置の電源が断となっていることにより蓄電池制御装置からの検出信号等が当該サーバ装置において受信されない場合でも、自動的に当該検出信号等を再送信させることができる。
上記の課題を解決するために、請求項12に記載の発明は、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムにおいて、前記検出手段は、前記蓄電池状態として、前記蓄電池を構成する電槽の温度、前記蓄電池が設置されている部屋の温度及び前記電槽内に貯められている電解液の液位、を夫々検出し、対応する前記検出信号を夫々生成するように構成される。
よって、蓄電池制御装置において、蓄電池状態として電槽温度、蓄電池室の温度及び電解液の液位を夫々検出するので、各蓄電池の動作状態等を正確にサーバ装置において認識することができる。
上記の課題を解決するために、請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の蓄電池監視システムにおいて、前記検出手段は、前記蓄電池状態として更に、前記蓄電池の出力電圧及び内部抵抗値、前記電解液の比重及び前記蓄電池が設置されている施設における停電の発生の有無、を夫々検出し、対応する前記検出信号を夫々生成するように構成される。
よって、蓄電池制御装置において、蓄電池状態として出力電圧及び内部抵抗値、電解液の比重及び停電の発生の有無を夫々更に検出するので、各蓄電池の動作状態等を更に正確にサーバ装置において認識することができる。
上記の課題を解決するために、請求項14に記載の発明は、請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムを構成する前記サーバ装置であって、前記受信手段と、前記制御手段と、を備える。
よって、TCP/IPを用いて蓄電池状態を示す検出信号を蓄電池制御装置から受信し、その受信した検出信号に基づき各蓄電池における蓄電池状態を当該各蓄電池毎に表示するので、蓄電池が設置されている場所に対して遠隔地にあるサーバ装置であっても、各蓄電池の動作状態等を蓄電池毎に表示して監視することができる。
上記の課題を解決するために、請求項15に記載の発明は、請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムを構成する前記蓄電池制御装置であって、前記検出手段と、前記制御装置送信手段と、を備える。
よって、TCP/IPを用いて蓄電池状態を示す検出信号をサーバ装置に送信し、当該サーバ装置において当該送信されて来た検出信号に基づき各蓄電池における蓄電池状態を当該各蓄電池毎に表示させるので、蓄電池が設置されている場所に対して遠隔地にあるサーバ装置であっても、各蓄電池の動作状態等を蓄電池毎に表示して監視することができる。
上記の課題を解決するために、請求項16に記載の発明は、一又は複数の蓄電池に各々接続されている蓄電池制御装置と、サーバ装置と、TCP/IPに準拠しつつ各前記蓄電池制御装置と前記サーバ装置とを接続するネットワークと、により構成される蓄電池監視システムにおいて実行される蓄電池監視方法において、各前記蓄電池制御装置において、前記蓄電池の動作状態又は当該蓄電池の周囲の環境状態の少なくともいずれか一方を含む蓄電池状態を検出し、当該蓄電池状態を示す検出信号を生成する検出工程と、各前記蓄電池制御装置において、前記生成された検出信号を、前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信する制御装置送信工程と、前記サーバ装置において、各前記蓄電池制御装置から送信されて来た前記検出信号を受信する受信工程と、前記サーバ装置において、各前記受信した検出信号に基づいて、各前記蓄電池における前記蓄電池状態を、各前記蓄電池毎に表示手段に夫々表示する制御工程と、を含む。
よって、TCP/IPを用いて蓄電池状態を示す検出信号を蓄電池制御装置からサーバ装置に送信し、当該サーバ装置において当該送信されて来た検出信号に基づき各蓄電池における蓄電池状態を当該各蓄電池毎に表示するので、蓄電池が設置されている場所に対して遠隔地にあるサーバ装置であっても、各蓄電池の動作状態等を蓄電池毎に表示して監視することができる。
上記の課題を解決するために、請求項17に記載の発明は、コンピュータを、請求項14に記載のサーバ装置として機能させる。
よって、当該サーバ装置用プログラムをコンピュータにより読み出して実行することにより、TCP/IPを用いて蓄電池状態を示す検出信号を蓄電池制御装置から受信し、その受信した検出信号に基づき各蓄電池における蓄電池状態を当該各蓄電池毎に表示するように当該コンピュータが機能するので、蓄電池が設置されている場所に対して遠隔地にあるサーバ装置であっても、各蓄電池の動作状態等を蓄電池毎に表示して監視することができる。
上記の課題を解決するために、請求項18に記載の発明は、コンピュータを、請求項15に記載の蓄電池制御装置として機能させる。
よって、当該蓄電池制御装置用プログラムをコンピュータにより読み出して実行することにより、TCP/IPを用いて蓄電池状態を示す検出信号をサーバ装置に送信し、当該サーバ装置において当該送信されて来た検出信号に基づき各蓄電池における蓄電池状態を当該各蓄電池毎に表示させるように当該コンピュータが機能するので、蓄電池が設置されている場所に対して遠隔地にあるサーバ装置であっても、各蓄電池の動作状態等を蓄電池毎に表示して監視することができる。
請求項1に記載の発明によれば、TCP/IPを用いて蓄電池状態を示す検出信号を各蓄電池制御装置からサーバ装置に夫々送信し、当該サーバ装置において当該送信されて来た検出信号に基づき各蓄電池における蓄電池状態を当該各蓄電池毎に表示するので、蓄電池が設置されている場所に対して遠隔地にあるサーバ装置であっても、各蓄電池の動作状態等を蓄電池毎に表示して監視することができる。
従って、例えば離島や無人灯台に設置されている蓄電池の動作状態等を遠隔的に監視可能とすることで、当該蓄電池の設置場所に実際に赴いての定期的点検等を不要として蓄電池の保守・管理を大幅に簡素化、低コスト化することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、受信した各検出信号に基づいて、各蓄電池の蓄電池状態を各蓄電池毎に携帯型無線電話機に電子メール方式により送信するので、サーバ装置の設置場所にいない者に対しても、各蓄電池毎の蓄電池状態を送信して認知せしめることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、サーバ装置において蓄電池毎に対応する蓄電池マークを選択可能に表示し、選択された蓄電池マークに相当する蓄電池における蓄電池状態が良好であるときにその旨を表示するので、簡易且つ遠隔地においても各蓄電池における動作状態等を確認することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、各蓄電池における蓄電池状態が基準蓄電池状態に対して異常であると判定されたとき、当該異常である旨の警告表示を表示するので、簡易且つ遠隔地においても各蓄電池における動作状態が異常であることを認識することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の効果に加えて、いずれかの蓄電池状態が異常であると判定されたとき、当該蓄電池状態を有する蓄電池に接続されている蓄電池制御装置において当該異常である蓄電池動作状態を表示するので、当該蓄電池の点検者が迅速に当該蓄電池動作状態を各蓄電池毎に認識することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項4又は請求項5に記載の発明の効果に加えて、各蓄電池における蓄電池状態が基準蓄電池状態に対して異常であると判定されたとき、当該異常であると判定された蓄電池に接続されている蓄電池制御装置を用いて当該蓄電池の過充電を防止するので、簡易且つ遠隔地においても各蓄電池における動作状態を把握してその過充電状態を回避し、当該蓄電池自体の寿命を延命することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、各蓄電池に接続されている蓄電池制御装置自体で当該蓄電池動作状態を認識し、それが異常である場合には当該蓄電池制御装置自体において過充電防止動作を実行するので、例えばサーバ装置との間でデータの接続状態が途切れた場合であっても、各蓄電池における過充電状態の発生を防止してその寿命を延伸することができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項7に記載の発明の効果に加えて、蓄電池制御装置自ら、それが接続されている蓄電池の過充電を防止しつつ、当該蓄電池に対応する異常信号をサーバ装置に送信するので、サーバ装置において、後ほど当該蓄電池状態が異常であったことを認識することができる。
請求項9に記載の発明によれば、請求項7又は請求項8に記載の発明の効果に加えて、蓄電池制御装置に接続されている蓄電池に対してパルス信号を印加して夫々の電極を改質するので、蓄電池制御装置自ら、それに接続されている蓄電池の延命を図ることができる。
請求項10に記載の発明によれば、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、サーバ装置において予測変化情報を記憶すると共に、送信されて来た検出信号と当該記憶されている予測変化情報とに基づいて当該蓄電池としての将来的な変化予測を各蓄電池毎に表示するので、各蓄電池の現在の動作状態等だけでなく将来的な寿命予測等をサーバ装置において認識することができる。
請求項11に記載の発明によれば、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、汎用性のあるSNMPを用いて蓄電池制御装置とサーバ装置とが接続されているので、各蓄電池制御装置及びサーバ装置夫々の構成を簡略化することができると共に、例えばサーバ装置の電源が断となっていることにより蓄電池制御装置からの検出信号等が当該サーバ装置において受信されない場合でも、自動的に当該検出信号等を再送信させることができる。
請求項12に記載の発明によれば、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、蓄電池制御装置において、蓄電池状態として電槽温度、蓄電池室の温度及び電解液の液位を夫々検出するので、各蓄電池の動作状態等を正確にサーバ装置において認識することができる。
請求項13に記載の発明によれば、請求項12に記載の発明の効果に加えて、蓄電池制御装置において、蓄電池状態として出力電圧及び内部抵抗値、電解液の比重及び停電の発生の有無を夫々更に検出するので、各蓄電池の動作状態等を更に正確にサーバ装置において認識することができる。
請求項14に記載の発明によれば、TCP/IPを用いて蓄電池状態を示す検出信号を蓄電池制御装置から受信し、その受信した検出信号に基づき各蓄電池における蓄電池状態を当該各蓄電池毎に表示するので、蓄電池が設置されている場所に対して遠隔地にあるサーバ装置であっても、各蓄電池の動作状態等を蓄電池毎に表示して監視することができる。
従って、例えば離島や無人灯台に設置されている蓄電池の動作状態等を遠隔的に監視可能とすることで、当該蓄電池の設置場所に実際に赴いての定期的点検等を不要として蓄電池の保守・管理を大幅に簡素化、低コスト化することができる。
請求項15に記載の発明によれば、TCP/IPを用いて蓄電池状態を示す検出信号をサーバ装置に送信し、当該サーバ装置において当該送信されて来た検出信号に基づき各蓄電池における蓄電池状態を当該各蓄電池毎に表示させるので、蓄電池が設置されている場所に対して遠隔地にあるサーバ装置であっても、各蓄電池の動作状態等を蓄電池毎に表示して監視することができる。
従って、例えば離島や無人灯台に設置されている蓄電池の動作状態等を遠隔的に監視可能とすることで、当該蓄電池の設置場所に実際に赴いての定期的点検等を不要として蓄電池の保守・管理を大幅に簡素化、低コスト化することができる。
請求項16に記載の発明によれば、TCP/IPを用いて蓄電池状態を示す検出信号を蓄電池制御装置からサーバ装置に送信し、当該サーバ装置において当該送信されて来た検出信号に基づき各蓄電池における蓄電池状態を当該各蓄電池毎に表示するので、蓄電池が設置されている場所に対して遠隔地にあるサーバ装置であっても、各蓄電池の動作状態等を蓄電池毎に表示して監視することができる。
従って、例えば離島や無人灯台に設置されている蓄電池の動作状態等を遠隔的に監視可能とすることで、当該蓄電池の設置場所に実際に赴いての定期的点検等を不要として蓄電池の保守・管理を大幅に簡素化、低コスト化することができる。
請求項17に記載の発明によれば、当該サーバ装置用プログラムをコンピュータにより読み出して実行することにより、TCP/IPを用いて蓄電池状態を示す検出信号を蓄電池制御装置から受信し、その受信した検出信号に基づき各蓄電池における蓄電池状態を当該各蓄電池毎に表示するように当該コンピュータが機能するので、蓄電池が設置されている場所に対して遠隔地にあるサーバ装置であっても、各蓄電池の動作状態等を蓄電池毎に表示して監視することができる。
従って、例えば離島や無人灯台に設置されている蓄電池の動作状態等を遠隔的に監視可能とすることで、当該蓄電池の設置場所に実際に赴いての定期的点検等を不要として蓄電池の保守・管理を大幅に簡素化、低コスト化することができる。
請求項18に記載の発明によれば、当該蓄電池制御装置用プログラムをコンピュータにより読み出して実行することにより、TCP/IPを用いて蓄電池状態を示す検出信号をサーバ装置に送信し、当該サーバ装置において当該送信されて来た検出信号に基づき各蓄電池における蓄電池状態を当該各蓄電池毎に表示させるように当該コンピュータが機能するので、蓄電池が設置されている場所に対して遠隔地にあるサーバ装置であっても、各蓄電池の動作状態等を蓄電池毎に表示して監視することができる。
従って、例えば離島や無人灯台に設置されている蓄電池の動作状態等を遠隔的に監視可能とすることで、当該蓄電池の設置場所に実際に赴いての定期的点検等を不要として蓄電池の保守・管理を大幅に簡素化、低コスト化することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図1乃至図5を用いて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、例えば無人灯台や離島の無線局等に設置されている非常用電源としての鉛蓄電池の動作状態等を遠隔的に監視する蓄電池監視システムに対して、本発明を適用した場合の実施の形態である。
(I)蓄電池監視システムの全体構成
始めに、実施形態に係る蓄電池監視システムの全体構成について説明する。なお、図1は実施形態に係る蓄電池監視システムの概要構成を示すブロック図である。
始めに、実施形態に係る蓄電池監視システムの全体構成について説明する。なお、図1は実施形態に係る蓄電池監視システムの概要構成を示すブロック図である。
図1に示すように、実施形態に係る蓄電池監視システムSは、複数の蓄電池1が設置されている蓄電池施設Bと、サーバ装置20と、携帯型無線電話機(以下、単に携帯電話と称する)Mと、TCP/IPに準拠し且つ上記蓄電池施設B、サーバ装置20及び携帯電話Mを相互に接続するインターネット等のネットワークITと、により構成されている。
この構成において、蓄電池施設Bには、複数の蓄電池1が非常用電源装置として備えられており、例えば停電時において図示しない電力供給対象に対して必要な電力を供給する。また、蓄電池施Bからは、当該各蓄電池1の動作状態及び当該各蓄電池1が設置されている蓄電池室内の気温等を示す検出信号が逐次出力され、ネットワークITを介してSNMPに準拠しつつサーバ装置20に送信される。
そして、ネットワークITを介して当該検出信号を受信したサーバ装置20は、当該受信した検出信号を各蓄電池1毎に識別可能に蓄積・記憶する。これにより、後ほど詳述するように、当該サーバ装置20において、各蓄電池1の動作状態及び劣化状態の監視、劣化状態に対する将来的な予測、SNMPに準拠した緊急時における蓄電池1に対する過充電の防止処理等を実行する。
これと並行して、サーバ装置20は、予め設定された定期的なタイミングで、又は携帯電話Mの操作者からの要求により、各蓄電池1の動作状態を、検出信号に基づきネットワークITを介した電子メール形式により当該携帯電話Mに送信する。
(II)蓄電池施設の構成及び動作
次に、蓄電池施設Bの細部構成及び動作について、図1及び図2を用いて説明する。なお、図2は実施形態に係る蓄電池制御装置の概要構成を示すブロック図である。
次に、蓄電池施設Bの細部構成及び動作について、図1及び図2を用いて説明する。なお、図2は実施形態に係る蓄電池制御装置の概要構成を示すブロック図である。
図1に示すように、実施形態に係る蓄電池施設Bには、上記複数の蓄電池1に夫々接続された蓄電池制御装置10と、各蓄電池制御装置10並びに上記ネットワークITに夫々接続されたローカルネットワークLNと、が構成されている。
このとき、当該各蓄電池制御装置10は、後ほど詳述するように夫々に接続されている蓄電池1の動作状態を検出し、検出信号としてローカルネットワークLNに出力すると共に、当該蓄電池1において過充電が発生している場合には、サーバ装置20からの駆動信号により又は自立的に、当該過充電を防止する処理を当該接続されている蓄電池1に対して実行する。
一方、ローカルネットワークLNは、各蓄電池制御装置10から送信されて来る上記検出信号を、各蓄電池制御装置10毎に識別可能にネットワークITを介してサーバ装置20に出力すると共に、当該サーバ装置20から上記駆動信号が送信されて来ると、その送信先として当該駆動信号において指定されているいずれかの蓄電池制御装置10に対して当該駆動信号を出力する。
ここで、当該ローカルネットワークLNの具体例としては、例えば有線LAN(Local Area Network)により当該ローカルネットワークLNを構成してもよいし、一部に無線LAN区間を有するLANにより当該ローカルネットワークLNを構成してもよい。
また、ネットワークITとローカルネットワークLNとの間の回線としては、例えば無線通信接続業者(いわゆるキャリア)が提供する無線回線を用いてもよいし、更に、より遠方の場合は例えば通信衛星を介した無線回線を用いてもよい。
次に、各蓄電池制御装置10の構成及び動作について説明する。
図1に示すように、各蓄電池制御装置10は、夫々に、検出手段としてのセンサ群11と、センサボックス12と、過充電防止手段及び延命手段としての過充電防止部13と、により構成されている。
このとき、センサ群11は、後述するように、それが含まれている蓄電池制御装置10に接続されている蓄電池1の出力電圧や内部抵抗値の、当該蓄電池1として監視対象となっている物理量の値を検出し、対応する検出信号を夫々センサボックス12に出力すると共に、当該蓄電池1が設置されている蓄電池室内の気温等を検出して対応する検出信号をセンサボックス12に出力する。
一方、過充電防止部13は、例えば上記特許文献1の明細書段落番号[0012]乃至[0026]並びに第1図乃至第3図に示される構成(より具体的には、当該特許文献1第2図又は第3図に例示されるパルス信号を、それが接続されている蓄電池1に印加する構成)を備えるものであり、それ自体の駆動は、センサボックス12からの駆動信号により開始されるものである。そして、当該駆動信号が入力されることにより、蓄電池1の過充電を防止すると共に、当該蓄電池1の図示しない各電極に付着しているサルフェーションを除去してその寿命を延伸する。
そして、センサボックス12は、後述するように、上記センサ群11を構成する各センサからの検出信号を夫々受信し、これらをローカルネットワークLN及びネットワークITを介してサーバ装置20へ出力すると共に、当該サーバ装置20から過充電防止部13を駆動するための上記駆動信号が出力されて来たときは、当該駆動信号を用いて過充電防止部13を駆動させる。
また、後述するように、センサボックス12は、サーバ装置20からの駆動信号を受信していない(又は受信できない)状態でも、自立的に、センサ群11からの検出信号に基づき、過充電防止部13を駆動させて蓄電池1における過充電を防止してその寿命の延伸を図る。
次に、上記蓄電池制御装置10の細部構成について、図2を用いて説明する。
図2に示すように、蓄電池制御部10は、温度センサ40と、比重センサ4と、電槽温度センサ5と、液位センサ6と、インターフェース41乃至46と、蓄電池施設Bにおける停電の有無を検出して対応する検出信号を生成する停電検出部47と、制御装置送信手段、駆動手段及び判定手段としての制御部50と、例えば発光ダイオードディスプレイ等からなる状態表示手段としてのディスプレイ51と、により構成されている。
ここで、実施形態に係る蓄電池監視システムSにおける上記監視対象の物理量とは、具体的には、各蓄電池1が設置されている蓄電池室内の「室温」、各蓄電池1を構成している電槽(電解液槽)の温度(「電槽温度」)、当該電槽内に貯められている電解液の「液位」、各蓄電池1の出力「電圧」及び「内部抵抗値」、当該電解液の「比重」及び蓄電池施設B全体又は上記蓄電地室単独における停電の発生の有無、の七つであり、蓄電池制御装置10から送信される上記検出信号は、夫々上記各物理量に一対一に対応している。
このため、上記センサ群10は、当該蓄電池室内の温度を検出し、その検出値を含む上記検出信号を生成する上記温度センサ40と、上記電解液槽の温度を検出し、その検出値を含む上記検出信号を生成する上記電槽温度センサ5と、上記電解液の液位を検出し、その検出値を含む上記検出信号を生成する上記液位センサ6と、上記電解液の比重を検出し、その検出値を含む上記検出信号を生成する上記比重センサ4と、を含んでいる。そして更に、上記蓄電池1の出力電圧及び内部抵抗値を検出すべく、蓄電池1の端子2及び3が、当該蓄電池1が本来電力を供給すべき対象物の他に、センサボックス12内のインターフェース42を介して制御部50にも接続されている。
なお、蓄電池1は、対応する過充電防止部13の電源電力の供給源でもあるため、上記端子2及び3は、当該過充電防止部13にも接続されている。
そして、温度センサ40からの検出信号はインターフェース41を介して制御部50に出力され、比重センサ4からの検出信号はインターフェース45を介して制御部50に出力され、電槽温度センサ5からの検出信号はインターフェース44を介して制御部50に出力され、更に液位センサ6からの検出信号はインターフェース43を介して制御部50に出力されている。
これらにより、制御部50は、各センサ及び停電検出部47からの各検出信号を、夫々ローカルネットワークLN及びネットワークITを介してサーバ装置20に出力すると共に、当該サーバ装置20から過充電防止部13を駆動するための上記駆動信号が出力されて来たときには、これをインターフェース46を介して過充電防止部13に出力する。また、制御部50は、サーバ装置20からの駆動信号を受信していない(又は受信できない)状態でも、上述したように、自立的に過充電防止部13を駆動させて蓄電池1における過充電を防止してその寿命の延伸を図る。
更に、制御部50は、サーバ装置20から後述する異常信号が送信されて来たとき、当該異常信号として送信されて来た蓄電池1の動作状態を、ディスプレイ51を用いて、例えば段階的に色が変わるインジケータ等により認識可能に表示させる。
(III)サーバ装置の構成及び動作
次に、実施形態に係るサーバ装置20の細部構成及び動作について、図1を用いて説明する。
次に、実施形態に係るサーバ装置20の細部構成及び動作について、図1を用いて説明する。
図1に示すように、実施形態に係るサーバ装置20は、例えばパーソナルコンピュータ又はサーバコンピュータ等として構成されるものであり、具体的には、例えばハードディスク装置等からなる予測変化情報蓄積手段及び蓄積手段としてのデータベース21と、RAM(Random Access Memory)領域及びROM(Read Only Memory)領域を備えるメモリ22と、ネットワークITとの間における入力/出力インターフェース処理を実行する受信手段としてのインターフェース23と、キーボード及びマウス等からなる選択手段としての入力部24と、制御手段、メール送信手段、マーク表示制御手段及び判定手段としてのCPU25と、液晶ディスプレイ等からなる表示手段及び予測表示手段としてのディスプレイ26と、により構成されている。
この構成において、データベース21には、後ほど詳述するように、各蓄電池1の動作状態及び動作環境を夫々示す情報が、上記蓄電池施設B毎並びに各蓄電池1毎に蓄積・記憶されている。
一方、インターフェース23を介して入力されて来た各蓄電池制御装置10からの各検出信号は、CPU25を介してデータベース21内の対応する情報領域に記憶される。
他方、CPU25は、当該データベース21内に蓄積されている各情報を用いて、後述する監視画面等をディスプレイ26に表示する。そして、当該ディスプレイ26上の表示に基づき、操作部24により例えば一つの蓄電池1が選択されると、当該選択された蓄電池1についてデータベース21内に蓄積されている各種情報に基づき、当該選択された蓄電池1の現在の動作状況をディスプレイ26上に表示する。
更に、CPU25は、各蓄電池1について予め設定されている基準動作条件に基づき、各蓄電池1の動作状態が良好であるか異常であるかを、後述する各監視対象の物理量毎に判定し、それが良好である場合はその旨を表示すると共に、それが異常である場合はその旨の警告をディスプレイ26上に表示する。
更にまた、CPU25は、上記動作状態が異常であることが判定されたとき、操作部24における操作に基づき、当該異常な動作状態にある蓄電池1が接続されている蓄電地制御装置10内の過充電防止部13を駆動させるための上記駆動信号を、インターフェース23並びにネットワークIT及びローカルネットワークLNを介して当該蓄電池制御装置10に出力し、当該過充電防止部13を駆動させる。
更に、CPU25は、予め設定された定期的なタイミングで、又は携帯電話Mの操作者からの要求により、各蓄電池1の動作状態を、検出信号に基づきネットワークITを介した電子メール形式により当該携帯電話Mに送信する。
次に、上記データベース21内に蓄積・記憶されている情報の構成(データ構造)について説明する。
図1に示すように、データベース21内には、一つの蓄電池施設Bに対応する蓄電池施設情報100が、一つの蓄電池施設B毎に且つサーバ装置20の監視下にある蓄電池施設Bの数だけ蓄積されている。
そして、一つの蓄電池施設情報100には、一つの蓄電池1に対応する蓄電池情報110が、当該蓄電池施設情報100に対応する蓄電池施設B内に設置されている蓄電池1の数(換言すれば、蓄電池制御装置10の数)だけ含まれている。
更に、一つの蓄電池情報110には、劣化状況情報111と、室温情報112と、電槽温度情報113と、液位情報114と、電圧情報115と、比重情報116と、内部抵抗値情報117と、により構成されている。
そして、上記蓄電池情報110内の室温情報112、電槽温度情報113、液位情報114、電圧情報115、比重情報116及び内部抵抗値情報117は、夫々、対応する蓄電池1における上記「室温」、「電槽温度」、「液位」、「電圧」、「比重」及び「内部抵抗値」に一対一に対応しており、夫々を示す検出信号が新たに蓄電池制御装置10から送信されて来る度に、当該送信されて来た検出信号の内容で更新される。
なお、劣化状況情報111については、室温情報112等により示される物理量と上記基準動作条件の内容とを例えば予め設定された一定時間毎に比較し、対応する蓄電池1の動作状態が良好であるときはその旨更新され、一方、劣化しつつあるとき、又は動作状態が異常であるときはその旨更新される。
また、各物理量毎の値は、予め設定された期間だけ保存され、履歴として後の時点で閲覧可能とされる。
(IV)実施形態に係る監視動作
次に、上述してきた構成を備える、実施形態に係る制御部50を中心として実行される監視動作について、纏めて図3乃至図5を用いて説明する。なお、図3は実施形態に係る蓄電池制御装置の動作を夫々示すフローチャートであり、図4及び図5は実施形態に係る蓄電池監視システムの運用上表示される表示画面を夫々例示する図である。
次に、上述してきた構成を備える、実施形態に係る制御部50を中心として実行される監視動作について、纏めて図3乃至図5を用いて説明する。なお、図3は実施形態に係る蓄電池制御装置の動作を夫々示すフローチャートであり、図4及び図5は実施形態に係る蓄電池監視システムの運用上表示される表示画面を夫々例示する図である。
図3(a)に示すように、実施形態に係る監視動作として、制御部50においては、それを含む蓄電池制御装置10としての電源がオンとされると、予め設定されたメモリクリア等の初期化処理が実行され(ステップS1)、その後後ほど詳述するデータ入力処理(ステップS10)、データ出力処理(ステップS20)及び制御部50としての自立処理(ステップS30)が各々並行して実行され、その後当該電源がオフとされたか否かが確認される(ステップS2)。
そして、継続して電源がオンとされているときは(ステップS2;NO)、上記ステップS10に戻って上述してきた処理をくり返し、一方、電源がオフとされたときは(ステップS2;YES)、当該制御部50(換言すれば蓄電池制御装置10)としての動作を終了する。
次に、上記データ入力処理(ステップS10)について、より詳細に図3(b)を用いて説明する。
図3(b)に示すように、当該データ入力処理では、始めに、各検出信号が入力されてくるインターフェース41乃至45及び停電検出部47に夫々対応する入力ポートの番号を示すカウンタ値を、当該番号の最大値「6」に設定する(ステップS11)。
次に、そのときのループカウンタのカウント値により番号が示されている入力ポートについて、予め例えば一定間隔(例えば1秒毎等)に設定されている検出信号の取り込みタイミングが到来したか否かを確認する(ステップS12)。
そして、当該取り込みタイミングが到来していないときは(ステップS12;NO)そのまま待機し、一方、当該取り込みタイミングが到来しているときは(ステップS12;YES)、次に、そのときのループカウンタのカウント値により番号が示されている入力ポートに接続されているインターフェースから検出信号を取り込み(ステップS13)、その取り込んだ検出信号の値を図示しないレジスタに格納(記憶)(ステップS14)すると同時に、取得した値の内容を示すSNMPトラップ信号を、TCP/IPプロトコルを使用して上位サーバ装置20に送信した後(ステップS15)、現在のループカウンタのカウント値を「1」だけデクリメントする(ステップS16)。
次に、当該カウント値が「0」となったか、すなわち、インターフェース41乃至45及び停電検出部47の全てから検出信号を取り込んだか否かを確認し(ステップS17)、全てのインターフェースから取り込み済であるときは(ステップS17;YES)そのまま図3(a)に示すステップS2の処理に移行し、一方、当該カウント値が「0」となっていないときは(ステップS17;NO)、引き続き残りのインターフェースからの検出信号の取り込みを続けるべく上記ステップS13に移行する。
次に、上記データ出力処理(ステップS20)について、より詳細に図3(c)を用いて説明する。
図3(c)に示すように、当該データ出力処理では、始めに、上記レジスタに格納されている各検出信号夫々対応する出力ポートの番号を示すカウンタ値を、当該番号の最大値「5」に設定する(ステップS21)。
次に、そのときのループカウンタのカウント値により番号が示されている出力ポートについて、予め例えば一定間隔(例えば1秒毎等)に設定されている検出信号の出力タイミングが到来したか否かを確認する(ステップS22)。
そして、当該出力タイミングが到来していないときは(ステップS22;NO)そのまま待機し、一方、当該出力タイミングが到来しているときは(ステップS22;YES)、次に、そのときのループカウンタのカウント値に対応するレジスタ(当該レジスタには、任意のタイミングで、サーバ装置20から、ネットワークIT経由でSNMPパケット信号として、制御部50の対応する出力ポートに出力させるための出力信号が格納されているものとする)の値を読み込み(ステップS23)、その読み込んだ検出信号の値を制御部50の当該対応する出力ポートへ出力し(ステップS24)、現在のループカウンタのカウント値を「1」だけデクリメントする(ステップS25)。
次に、当該カウント値が「0」となったか、すなわち、レジスタに格納されている全ての検出信号を出力したか否かを確認し(ステップS26)、全ての検出信号が出力済であるときは(ステップS26;YES)そのまま図3(a)に示すステップS30の処理に移行し、一方、当該カウント値が「0」となっていないときは(ステップS26;NO)、引き続き残りの検出信号の出力を行うべく上記ステップS23に移行する。
最後に、上記自立処理(ステップS30)について、より詳細に図3(d)を用いて説明する。なお、実施形態に係る自立処理としては、具体的には、制御部50から駆動信号出力して過充電防止部13を駆動させる処理を言う。
図3(d)に示すように、当該自立処理では、始めに、当該自立処理を行うべきか否かを確認すべきものとして予め例えば一定間隔(例えば1秒毎等)に設定されている実行確認タイミングが到来したか否かを確認する(ステップS31)。
そして、当該実行確認タイミングでないときは(ステップS31;NO)、そのまま図3(a)に示すステップS2の処理に移行し、一方、当該実行確認タイミングが到来しているときは(ステップS31;YES)、制御部50としての自立処理を実行すべき状態であるか否かを、そのときに上記レジスタに夫々格納されている各検出信号の内容と上記基準動作条件の内容とを比較することにより確認する(ステップS32、S33)。
ここで、当該ステップS32及びS33の処理として具体的には、例えば、上記温度センサ40から出力されて来た検出信号により示される室温と、上記電槽温度センサ5から出力されて来た検出信号により示される電槽温度と、の差が予め設定されている差以上に電槽温度が高い場合であり且つサーバ装置20との間のデータの授受ができない場合、或いは、上記液位センサ6から出力されて来た検出信号により示される液位が予め設定された最低液位より低い場合であり且つサーバ装置20との間のデータの授受ができない場合等、過充電防止部13を自立的に駆動させるべき場合として上記基準動作条件に対応して予め定められている条件に各検出信号の内容が合致しているか否かを確認する。
そして、当該自立処理を実行すべき状態でないときは(ステップS33;NO)、そのまま図3(a)に示すステップS2の処理に移行し、一方、当該自立処理を実行すべき状態であるときは(ステップS33;YES)、過充電防止部13に上記駆動信号を出力して当該過充電防止部13を動作させると共にディスプレイ51における表示内容を更新し(ステップS34)、更に当該異常であることに対応して過充電防止部13を駆動させた旨を示す異常信号をサーバ装置20に送信した後に、図3(a)に示すステップS2の処理に移行する。これにより、当該サーバ装置20においては、その旨がディスプレイ26上に表示されることとなる。
次に、各蓄電池制御部20における上記制御部50としての動作に対応してサーバ装置20において実行される動作について、図4及び図5を用いて説明する。
先ず、通常の監視状態、すなわち、各蓄電池制御部10から送信されて来た検出信号をサーバ装置20において受信し、これをデータベース21内に蓄積することを繰り返すと共に、当該各検出信号の内容と上記基準動作条件の内容とを予め設定された一定時間毎に比較することにより各蓄電池1の動作状態を監視している段階では、例えば図4(a)に例示する蓄電池選択画面200がディスプレイ26上に表示されている。
このとき、当該蓄電池選択画面200としては、例えば図4(a)に示すように、データベース21内におけるデータ構造(図1参照)に基づいて各蓄電池施設C及び当該蓄電池施設B内の蓄電池1をツリー上に表示するノード表示欄201と、当該ノード表示欄201においてカーソルCを用いて選択された蓄電池施設B及び当該蓄電池施設Bに備えられている蓄電池1個々を表示する詳細表示欄202が含まれていることが望ましい。そして、当該ノード表示欄201及び詳細表示欄202には、各蓄電池1に夫々相当する蓄電池マーク203が、操作部24の操作により選択可能に表示されている。
この蓄電池選択画面200が表示されている状態において、図4(a)に例示するようにその詳細表示欄202で一つの蓄電池マーク203がカーソルCにより選択されると、当該選択された蓄電池マーク203に相当する蓄電池1に対応する上記蓄電池情報110の内容を、例えば図4(b)に示す状態表示画面205としてディスプレイ26上に表示する。
このとき、当該状態表示画面205としては、例えば図4(b)に示すように、その蓄電池1を識別するべく蓄電池施設Bの名称(図4(b)において「ビルA」及び「蓄電池室4」と例示する)及び蓄電池1の番号(図4(b)において「11番」と例示する)を表示する識別情報欄206と、当該蓄電池1(図4(b)に例示する場合は「11番」)の動作状態等を具体的に示す詳細表示欄207が含まれていることが望ましい。ここで、当該識別情報欄206には、上記劣化状況情報111に基づいてその蓄電池1の動作状態が良好であるか否かを示す状態表示マーク209が含まれており、また詳細表示欄207には、当該蓄電池1の動作状態としての履歴を見る際に操作される履歴データ参照ボタン208が含まれている。
そして、図4(b)に例示する状態表示画面205において上記履歴データ参照ボタン208が操作された場合には、CPU25によりデータベース21内に蓄積されている履歴としての情報を用いて、例えば図5(a)に例示する履歴表示画面210がディスプレイ26上に表示される。
このとき、当該履歴表示画面210としては、例えば図5(a)に示すように、上記識別情報欄206の他に、指定されたデータ(図5(a)に例示する場合は、「室温」と「電槽温度」)の指定された期間(図5(a)に例示する場合は、2006年7月14日午前9時から同日午後6時まで)におけるデータを例えば折れ線グラフ等を用いて表示する履歴表示欄211が含まれていることが望ましい。ここで、当該履歴表示欄211には、当該履歴表示欄211に表示されているデータを外部に出力する場合に操作されるデータ出力ボタン212が含まれている。
一方、上記蓄電池選択画面200を表示した通常の監視状態において、いずれかの蓄電池1の動作状態が異常になったことが判明した場合には、その動作状態が異常となった旨の警告表示が、例えば図5(b)に例示する警告画面215の如く表示される。
そして、当該警告画面215により動作状態が異常であることが認識されると、操作部24における操作内容に則り、CPU25は、上記過充電防止部13に対する上記駆動信号を生成し、ネットワークIT及びローカルネットワークLNを介して対応する蓄電池制御装置10に送信することになる。これにより、当該駆動信号に基づいて対応する過充電防止部13が駆動されることにより、当該過充電防止部13が接続されている蓄電池1の動作状態が改善され得ることになる。
また、CPU25から当該動作状態が異常である旨の異常信号をネットワークIT及びローカルネットワークLNを介して蓄電池制御装置10に送信することにより、上記制御部50によりその旨がディスプレイ51上の表示として表示されることとなる。
以上説明したように、実施形態の蓄電池監視システムSの動作によれば、TCP/IPを用いて各蓄電池1の動作状態等を示す検出信号を各蓄電池制御装置10からサーバ装置20に夫々送信し、当該サーバ装置20において当該送信されて来た検出信号に基づき各蓄電池1の動作状態等を当該各蓄電池1毎に表示するので、蓄電池1が設置されている場所に対して遠隔地にあるサーバ装置20であっても、各蓄電池1の動作状態等を蓄電池1毎に表示して監視することができる。
従って、例えば離島や無人灯台に設置されている蓄電池1の動作状態等を遠隔的に監視可能とすることで、当該蓄電池1の設置場所に実際に赴いての定期的点検等を不要として蓄電池1の保守・管理を大幅に簡素化、低コスト化することができる。
また、サーバ装置20において受信した各検出信号に基づいて、各蓄電池1の動作状態等を各蓄電池1毎に携帯電話Mに電子メール方式により送信するので、サーバ装置20の設置場所にいない者に対しても、各蓄電池1毎の動作状態等を送信して認知せしめることができる。
更に、サーバ装置20において蓄電池1毎に対応する蓄電池マーク203を選択可能に表示し、選択された蓄電池マーク203に相当する蓄電池1における動作状態等が良好であるときにその旨を表示するので、簡易且つ遠隔地においても各蓄電池1における動作状態等を確認することができる。
更にまた、各蓄電池1における動作状態等が基準動作条件に対して異常であると判定されたとき、当該異常である旨の警告画面215を表示するので、遠隔地においても各蓄電池1における動作状態が異常であることを簡易に認識することができる。
また、いずれかの蓄電池1の動作状態等が異常であると判定されたとき、当該蓄電池1に接続されている蓄電池制御装置10において当該異常である旨を表示するので、当該蓄電池1の点検者が迅速に当該蓄電池1の動作状態を各蓄電池1毎に認識することができる。
更に、各蓄電池1における動作状態等が基準動作条件に対して異常であると判定されたとき、当該異常であると判定された蓄電池1に接続されている蓄電池制御装置10を用いて当該蓄電池1の過充電を防止するので、簡易且つ遠隔地においても各蓄電池1における動作状態を把握してその過充電状態を回避し、当該蓄電池1自体の寿命を延命することができる。
更にまた、各蓄電池1に接続されている蓄電池制御装置10自体で当該蓄電池1の動作状態等を認識し、それが異常である場合には当該蓄電池制御装置10自体において過充電防止動作を実行するので、例えばサーバ装置20との間でデータの接続状態が途切れた場合であっても、各蓄電池1における過充電状態の発生を防止してその寿命を延伸することができる。
また、汎用性のあるSNMPを用いて蓄電池制御装置10とサーバ装置20とが接続されているので、各蓄電池制御装置10及びサーバ装置20夫々の構成を簡略化することができると共に、例えばサーバ装置20の電源が断となっていることにより蓄電池制御装置10からの検出信号等が当該サーバ装置20において受信されない場合でも、自動的に当該検出信号等を再送信させることができる。
更にまた、蓄電池制御装置10において、各蓄電池1の動作状態等として、電槽温度、蓄電池1室の温度、電解液の液位、出力電圧及び内部抵抗値、電解液の比重及び停電の発生の有無を夫々更に検出するので、各蓄電池1の動作状態等を更に正確にサーバ装置20において認識することができる。
なお、上述した実施形態の構成に加えて、蓄電池1における一般的な劣化の進行状況を示す情報を上記各検出信号の値に対応させてデータベース21内に記憶しておけば、当該記憶されている劣化の進行状況と現在の各検出信号の値とを対応付けて表示することで、各蓄電池1の現在の動作状態等だけでなく将来的な寿命予測等をサーバ装置20において認識するように構成することも可能である。
また、蓄電池制御装置10自身において、それが接続されている蓄電池1の動作状態における異常を検出したとき、過充電防止部13を動作させてそれが接続されている蓄電池1の過充電を自ら防止しつつ、当該異常である旨の異常信号をサーバ装置20に送信することで、サーバ装置20において、後ほど当該各蓄電池1の動作状態等が異常であったことを認識するように構成することもできる。
更に、図3に夫々示すフローチャートに対応するプログラムを、フレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、又はインターネット等を介して取得して記録しておき、これらを汎用のコンピュータで読み出して実行することにより、当該コンピュータを実施形態に係る制御部50として活用することも可能である。
以上夫々説明したように、本発明は蓄電池の動作状態を監視する蓄電池監視システムの分野に利用することが可能であり、特に遠隔地又は無人の施設に設置されている蓄電池の動作状態を監視する蓄電池監視システムの分野に適用すれば特に顕著な効果が得られる。
1 蓄電池
4 比重センサ
5 電槽温度センサ
6 液位センサ
20 サーバ装置
21 データベース
22 メモリ
23 インターフェース
24 入力部
25 CPU
26 ディスプレイ
10 蓄電池制御装置
11 センサ群
12 センサボックス
13 過充電防止部
14 バッテリ延命装置
40 温度センサ
41、42、43、44、45、46 インターフェース
47 停電検出部
50 制御部
51 ディスプレイ
100 蓄電池施設情報
110 蓄電池情報
111 劣化状況情報
112 室温情報
113 電槽温度情報
114 液位情報
115 電圧情報
116 比重情報
117 内部抵抗値情報
200 蓄電池選択画面
201 ノード表示欄
202 詳細表示欄
203 蓄電池マーク
205 状態表示画面
206 識別情報欄
207 詳細表示欄
209 状態表示マーク
208 履歴データ参照ボタン
210 履歴表示画面
211 履歴表示欄
212 データ出力ボタン
215 警告画面
S 蓄電池監視システム
B 蓄電池施設
M 携帯電話
C カーソル
IT ネットワーク
LN ローカルネットワーク
4 比重センサ
5 電槽温度センサ
6 液位センサ
20 サーバ装置
21 データベース
22 メモリ
23 インターフェース
24 入力部
25 CPU
26 ディスプレイ
10 蓄電池制御装置
11 センサ群
12 センサボックス
13 過充電防止部
14 バッテリ延命装置
40 温度センサ
41、42、43、44、45、46 インターフェース
47 停電検出部
50 制御部
51 ディスプレイ
100 蓄電池施設情報
110 蓄電池情報
111 劣化状況情報
112 室温情報
113 電槽温度情報
114 液位情報
115 電圧情報
116 比重情報
117 内部抵抗値情報
200 蓄電池選択画面
201 ノード表示欄
202 詳細表示欄
203 蓄電池マーク
205 状態表示画面
206 識別情報欄
207 詳細表示欄
209 状態表示マーク
208 履歴データ参照ボタン
210 履歴表示画面
211 履歴表示欄
212 データ出力ボタン
215 警告画面
S 蓄電池監視システム
B 蓄電池施設
M 携帯電話
C カーソル
IT ネットワーク
LN ローカルネットワーク
Claims (18)
- 一又は複数の蓄電池に各々接続されている蓄電池制御装置と、サーバ装置と、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に準拠しつつ各前記蓄電池制御装置と前記サーバ装置とを接続するネットワークと、により構成される蓄電池監視システムにおいて、
各前記蓄電池制御装置は、
前記蓄電池の動作状態又は当該蓄電池の周囲の環境状態の少なくともいずれか一方を含む蓄電池状態を検出し、当該蓄電池状態を示す検出信号を生成する検出手段と、
前記生成された検出信号を、前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信する制御装置送信手段と、
を夫々に備え、
前記サーバ装置は、
各前記蓄電池制御装置から送信されて来た前記検出信号を受信する受信手段と、
各前記受信した検出信号に基づいて、各前記蓄電池における前記蓄電池状態を、各前記蓄電池毎に表示手段に夫々表示する制御手段と、
前記表示手段と、
を備えることを特徴とする蓄電池監視システム。 - 請求項1に記載の蓄電池監視システムにおいて、
前記サーバ装置は、各前記受信した検出信号に基づいて、各前記蓄電池状態を各前記蓄電池毎に携帯型無線電話機に電子メール方式により送信するメール送信手段を更に備えることを特徴とする蓄電池監視システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の蓄電池監視システムにおいて、
前記制御手段は、
各前記蓄電池を夫々示す蓄電池マークを当該各蓄電池毎に前記表示手段に表示するマーク表示制御手段と、
前記表示されている蓄電池マークのいずれかを選択するために用いられる選択手段と、
を更に備え、
当該制御手段は、各前記受信した検出信号に基づいて、夫々の前記蓄電池における前記蓄電池状態が予め設定された基準蓄電池状態に対して良好であるか否かを判定する判定手段を更に備え、
前記選択された蓄電池マークに対応する前記蓄電池における前記蓄電池状態が前記基準蓄電池状態に対して良好であると判定されたとき、当該良好である旨を前記表示手段に表示することを特徴とする蓄電池監視システム。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムにおいて、
前記制御手段は、各前記受信した検出信号に基づいて、各前記蓄電池における前記蓄電池状態が予め設定された基準蓄電池状態に対して異常であると判定されたとき、当該異常である旨の警告表示を前記表示手段に表示することを特徴とする蓄電池監視システム。 - 請求項4に記載の蓄電池監視システムにおいて、
前記制御手段は、前記異常であると判定されたとき、当該異常の程度を示す異常程度信号を前記蓄電池状態が異常であると判定された前記蓄電池に接続されている前記蓄電池制御装置に送信すると共に、
前記異常程度信号を受信した前記蓄電池制御装置は、当該受信した異常程度信号に基づいて、当該蓄電池制御装置が接続されている前記蓄電器における前記蓄電池状態を表示する状態表示手段を更に備えることを特徴とする蓄電池監視システム。 - 請求項4又は請求項5に記載の蓄電池監視システムにおいて、
各前記蓄電池制御装置は、
当該蓄電池制御装置に接続されている前記蓄電池に対する過充電を防止する過充電防止手段と、
前記サーバ装置から送信されて来た駆動信号に基づき前記過充電防止手段を駆動させる駆動手段と、
夫々更に備え、
前記制御手段は、
各前記受信した検出信号に基づいて、いずれかの前記蓄電池における前記蓄電池状態が前記基準蓄電池状態に対して異常であると判定されたとき、当該蓄電池状態が異常であると判定された前記蓄電池に接続されている前記蓄電池制御装置に対して前記駆動信号を送信する駆動信号送信手段を更に備えることを特徴とする蓄電池監視システム。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムにおいて、
各前記蓄電池制御装置は、
当該蓄電池制御装置に接続されている前記蓄電池に対する過充電を防止する過充電防止手段と、
前記生成された検出信号に基づいて、前記接続されている蓄電池における前記蓄電池状態が予め設定された基準蓄電池状態に対して良好であるか否かを判定する判定手段と、
前記蓄電池状態が前記基準蓄電池状態に対して異常であると判定されたとき、前記過充電防止手段を駆動させる駆動手段と、
を備えることを特徴とする蓄電池監視システム。 - 請求項7に記載の蓄電池監視システムにおいて、
前記制御装置送信手段は、前記蓄電池状態が前記異常であると判定されたとき、当該異常である旨の異常信号を前記サーバ装置に送信することを特徴とする蓄電池監視システム。 - 請求項7又は請求項8に記載の蓄電池監視システムにおいて、
各前記蓄電池制御装置は、当該蓄電池制御装置に接続されている前記蓄電池に含まれている電極の表面状態を改質するためのパルス信号を印加する延命手段を更に備え、
前記駆動手段は、前記蓄電池状態が前記基準蓄電池状態に対して異常であると判定されたとき、前記延命手段も併せて駆動させることを特徴とする蓄電池監視システム。 - 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムにおいて、
前記サーバ装置は、
各前記蓄電池状態として将来的に予測される変化を示す予測変化情報を、前記検出信号に対応させて予め記憶する予測変化情報記憶手段と、
受信した各前記検出信号を、各前記蓄電池毎且つ時系列的に蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積された検出信号と、前記記憶されている予測変化情報と、に基づいて、前記蓄電池状態としての将来的な変化予測を各前記蓄電池毎に表示する予測表示手段と、
を更に備えることを特徴とする蓄電池監視システム。 - 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムにおいて、
前記ネットワークは、前記TCP/IPに含まれるSNMP(Simple Network Management Protocol)に準拠して各前記蓄電池制御装置と前記サーバ装置とを接続することを特徴とする蓄電池監視システム。 - 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムにおいて、
前記検出手段は、前記蓄電池状態として、前記蓄電池を構成する電槽の温度、前記蓄電池が設置されている部屋の温度及び前記電槽内に貯められている電解液の液位、を夫々検出し、対応する前記検出信号を夫々生成することを特徴とする蓄電池監視システム。 - 請求項12に記載の蓄電池監視システムにおいて、
前記検出手段は、前記蓄電池状態として更に、前記蓄電池の出力電圧及び内部抵抗値、前記電解液の比重及び前記蓄電池が設置されている施設における停電の発生の有無、を夫々検出し、対応する前記検出信号を夫々生成することを特徴とする蓄電池監視システム。 - 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムを構成する前記サーバ装置であって、
前記受信手段と、
前記制御手段と、
を備えることを特徴とするサーバ装置。 - 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の蓄電池監視システムを構成する前記蓄電池制御装置であって、
前記検出手段と、
前記制御装置送信手段と、
を備えることを特徴とする蓄電池制御装置。 - 一又は複数の蓄電池に各々接続されている蓄電池制御装置と、サーバ装置と、TCP/IPに準拠しつつ各前記蓄電池制御装置と前記サーバ装置とを接続するネットワークと、により構成される蓄電池監視システムにおいて実行される蓄電池監視方法において、
各前記蓄電池制御装置において、前記蓄電池の動作状態又は当該蓄電池の周囲の環境状態の少なくともいずれか一方を含む蓄電池状態を検出し、当該蓄電池状態を示す検出信号を生成する検出工程と、
各前記蓄電池制御装置において、前記生成された検出信号を、前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信する制御装置送信工程と、
前記サーバ装置において、各前記蓄電池制御装置から送信されて来た前記検出信号を受信する受信工程と、
前記サーバ装置において、各前記受信した検出信号に基づいて、各前記蓄電池における前記蓄電池状態を、各前記蓄電池毎に表示手段に夫々表示する制御工程と、
を含むことを特徴とする蓄電池監視方法。 - コンピュータを、請求項14に記載のサーバ装置として機能させることを特徴とするサーバ装置用プログラム。
- コンピュータを、請求項15に記載の蓄電池制御装置として機能させることを特徴とする蓄電池制御装置用プログラム。
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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