JP2013008620A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】意匠性を損なわず、使用目的に応じて容易に配光を制御できる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具10は、複数のLED13と、その照射方向に表裏を逆にしても取り付け可能なレンズ16とを備える。レンズ16の表裏にはレンズ部61・拡散部62が配置される。レンズ部61は、略半球状の凸形状をなす凸レンズであり、拡散部62は、同心円状の複数の山形形状をなすフレネルレンズである。レンズ16を裏返して取り付けることで、配光を容易に切り替えることができる。
【選択図】図2
【解決手段】照明器具10は、複数のLED13と、その照射方向に表裏を逆にしても取り付け可能なレンズ16とを備える。レンズ16の表裏にはレンズ部61・拡散部62が配置される。レンズ部61は、略半球状の凸形状をなす凸レンズであり、拡散部62は、同心円状の複数の山形形状をなすフレネルレンズである。レンズ16を裏返して取り付けることで、配光を容易に切り替えることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、照明器具に関するものである。
従来より、LEDを光源とし、異なる配光に切り替え可能な照明器具が提供されていた(例えば、特許文献1参照)。
LEDを光源とし、LEDの光をレンズ又は拡散部材で制御する照明器具では、使用者が目的に応じて配光を変更したい場合、別のレンズや拡散部材を用意し、交換しなければならなかった。
また、この点を改良し、同一面に異なる機能のレンズや拡散部材を有し、スライド機構により配光を切り替えることができるものがあるが、使用しないレンズや拡散部材が外観に残り、意匠性が損なわれていた。
また、レンズと器具外郭を構成する樹脂製カバーが一体成形され、カバーがスライド機構である防水形器具の場合、スライド部の防水構造が複雑になるため、部品点数が多く、組立性が良くないという課題があった。
本発明は、例えば、意匠性を損なわず、使用目的に応じて容易に配光を制御できる照明器具を提供することを目的とする。また、本発明は、例えば、部品点数の削減や組立性向上によるコストの低減が図れる照明器具を提供することを目的とする。また、本発明は、例えば、防水性の信頼性を向上させることができる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の一の態様に係る照明器具は、
器具本体と、
前記器具本体に取り付けられ、光を発する光源と、
表裏の向きを変えて前記器具本体に取り付け可能な透光性部材であり、裏側が前記光源側を向く状態で取り付けられた場合に前記光源に対向する部分には前記光源からの光の配光を制御する第1配光制御部が設けられ、表側が前記光源側を向く状態で取り付けられた場合に前記光源に対向する部分には前記光源からの光の配光を前記第1配光制御部と異なる配光に制御する第2配光制御部が設けられた透光性部材とを備える。
器具本体と、
前記器具本体に取り付けられ、光を発する光源と、
表裏の向きを変えて前記器具本体に取り付け可能な透光性部材であり、裏側が前記光源側を向く状態で取り付けられた場合に前記光源に対向する部分には前記光源からの光の配光を制御する第1配光制御部が設けられ、表側が前記光源側を向く状態で取り付けられた場合に前記光源に対向する部分には前記光源からの光の配光を前記第1配光制御部と異なる配光に制御する第2配光制御部が設けられた透光性部材とを備える。
本発明の一の態様によれば、照明器具の外観形状を変えることなく、照明器具の配光を選択的に変更することができるため、照明器具の意匠性を損なわず、使用目的に応じて容易に配光を制御できる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「表」、「裏」といった方向は、説明の便宜上、そのように記しているだけであって、装置、器具、部品等の配置や向き等を限定するものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る照明器具10の斜視図である。図2は、照明器具10の狭配光及び広配光の状態を示す平面図及びA−A断面図である。図3は、照明器具10のレンズ16の表裏の状態を示す平面図及び側面図である。
図1は、本実施の形態に係る照明器具10の斜視図である。図2は、照明器具10の狭配光及び広配光の状態を示す平面図及びA−A断面図である。図3は、照明器具10のレンズ16の表裏の状態を示す平面図及び側面図である。
照明器具10は、本体12及び本体カバー24からなる器具本体11と、複数のLED13及び基板14からなるLEDモジュール15と、レンズ16と、点灯装置17と、LEDモジュール取付台座21と、レンズ支持部22とを備える。
本体12は、一面が開口する直方体状(箱形状)をなしている。開口している一面に対向する面(底面)には、点灯装置17、LEDモジュール取付台座21及びレンズ支持部22が取り付けられる。
LEDモジュール15は、LEDモジュール取付台座21に取り付けられる。LEDモジュール15において、長方形状(他の形状でもよい)の基板14の片面には複数のLED13が直線状に5個1列に配置(実装)されている。複数のLED13は、器具本体11に取り付けられ、光を発する光源の例である。なお、複数のLED13の代わりに、白熱灯、放電灯、有機EL等、他の種類の光源が用いられてもよい。また、複数のLED13が、直線状に1列に配置される代わりに、直線状に複数列に配置されてもよいし、ランダムに配置されてもよいし、その他の形態で配置されてもよい。また、照明器具10が、LEDモジュール15を1個備える代わりに、1つ又は複数のLED13を基板14に配置したLEDモジュール15を複数個備えてもよい。また、LEDモジュール15(基板14)に実装されるLED13の個数が、4個以下あるいは6個以上であってもよい。
点灯装置17は、LEDモジュール15に電力を供給して、LEDモジュール15の複数のLED13を点灯させる。
LEDモジュール取付台座21は、長方形の平板状(他の形状でもよい)のLEDモジュール取付ベース部と、このLEDモジュール取付ベース部の長手方向の両端から折り曲げられて形成される脚部とを備え、側面形状が「コ」の字形状をなしている。このLEDモジュール取付台座21の脚部が本体12の底面に固定される。
レンズ16は、LEDモジュール15の光の照射方向に表裏を逆にしてレンズ支持部22に取り付け可能なものである。レンズ16は、長方形の板状をなし、短手方向の一方側に沿って設けられる5つのレンズ部61と、短手方向の他方側に沿って設けられる5つの拡散部62とを備える。レンズ16の長手方向の両端側には、ネジ23が挿入されるネジ穴が設けられる。レンズ16は、表裏の向きを変えて器具本体11に取り付け可能な透光性部材の例である。
レンズ16は、表側が下方を向く状態、即ち、裏側がLEDモジュール15(複数のLED13)側を向く状態で器具本体11に取り付けられた場合にLEDモジュール15の各LED13に対向する部分に、第1配光制御部の例としてレンズ部61を有する。本実施の形態において、レンズ部61は、レンズ16の表面で複数のLED13のそれぞれに対応する位置に形成された第1レンズの例である。
また、レンズ16は、裏側が下方を向く状態、即ち、表側がLEDモジュール15(複数のLED13)側を向く状態で器具本体11に取り付けられた場合にLEDモジュール15の各LED13に対向する部分に、第2配光制御部(第1配光制御部と配光が異なる)の例として拡散部62を有する。本実施の形態において、拡散部62は、レンズ16の裏面で複数のLED13のそれぞれに対応する位置に形成された第2レンズ(第1レンズと形状が異なる)の例である。
レンズ部61は、略半球状の凸形状をなす凸レンズであり、拡散部62は、同心円状の複数の山形形状をなすフレネルレンズである。よって、レンズ部61と拡散部62は、互いに異なる配光制御を行う。レンズ部61と拡散部62は、LED13と向き合うようにレンズ支持部22に取り付けられたとき、LED13の中心軸と、レンズ部61・拡散部62の中心軸が一致する位置関係で配置されている。また、前述したように、レンズ部61と拡散部62は、互いに相対する方向に突出するように設けられている。
上記のように、レンズ部61と拡散部62は、それぞれLED13と対向するように配置された場合、LED13からの光の配光を互いに異なる配光(特に配光角であるが、さらに照射方向、光色、光量等が異なっていてもよい)に制御するレンズである。なお、レンズ部61と拡散部62は、略半球状の凸レンズと略半球状の凹レンズと同心円状の突起又は溝からなるフレネルレンズとの3種類のレンズから任意に選択した2種類のレンズの組み合わせに置き換えても構わない(本実施の形態では凸レンズとフレネルレンズとの組み合わせを用いている)。あるいは、他の複数種類のレンズ(例えば形状が同じでも大きさが違うものは異なる種類のレンズとして扱う)から任意に選択した2種類のレンズの組み合わせに置き換えても構わない。
レンズ支持部22は、長方形の枠状のレンズ取付ベース部と、このレンズ取付ベース部の短手方向の両端から折り曲げられて形成される脚部とを備え、側面形状が「コ」の字形状をなしている。このレンズ支持部22の脚部が本体12の底面に固定される。
本体カバー24は、一面が開口する薄型の箱形状をなしている。本体カバー24において、開口している一面に対向する面(天面)には、レンズ部61・拡散部62が挿入される四角形状の窓部25と、ネジ23が挿入される2つの丸穴(図示していない)とが設けられている。本体カバー24は、本体12(レンズ支持部22)にネジ23によって固定される。このとき、本体カバー24の天面がレンズ16に面接触するとともに、レンズ16をレンズ支持部22へ押し当てる。
上記のように、本体カバー24は、一部が開口されている。そして、レンズ16の裏側がLEDモジュール15(複数のLED13)側を向く状態では、レンズ部61と拡散部62とのうち、レンズ部61のみが本体カバー24の開口された部分(窓部25)から露出する。一方、レンズ16の表側がLEDモジュール15(複数のLED13)側を向く状態では、レンズ部61と拡散部62とのうち、拡散部62のみが本体カバー24の開口された部分(窓部25)から露出する。このため、レンズ部61と拡散部62とのうち、配光制御に使用されない方は外側から見えなくなる。よって、本実施の形態によれば、照明器具10の意匠性を損なわずに、使用目的に応じて容易に配光を制御できる(配光を変更できる)。
次に、照明器具10の組み立て手順(レンズ16の装着方法)について説明する。
まず、本体12にレンズ支持部22と点灯装置17とを取り付け、次に、LEDモジュール取付台座21を取り付ける。このLEDモジュール取付台座21にLEDモジュール15を取り付ける。
次に、レンズ16を取り付ける。このレンズ16をレンズ支持部22に取り付ける際、LED13の配光を狭配光としたい場合は、LED13の発光面にレンズ部61が対向するようにレンズ16を表向きに(表面が外側を向くように)してレンズ支持部22に取り付ける。一方、LED13の配光を広配光としたい場合は、LED13の発光面に拡散部62が対向するようにレンズ16を裏向きに(裏面が外側を向くように)してレンズ支持部22に取り付ける。
本体カバー24をネジ23によってレンズ支持部22にネジ留めする。照明器具10の配光を変えたい場合は、ネジ23を緩めて、本体カバー24をレンズ支持部22から外し、レンズ16を裏返してレンズ支持部22に取り付けることによって行う。
このように、本実施の形態によれば、照明器具10の設置場所等に応じて配光を変更したい場合に、レンズ16を裏返して取り付けることで、容易に配光を切り替えることができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る照明器具10は、複数のLED13と、その照射方向に表裏を逆にしても取り付け可能なレンズ16とを備え、レンズ16の表裏には異なる配光制御用のレンズ部61・拡散部62が配置され、レンズ16を裏返して取り付けることで、配光を容易に切り替えることができるものである。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
実施の形態1では、照明器具10の外観形状が直方体状であるが、本実施の形態では、照明器具10の外観形状が円柱状である。なお、照明器具10の外観形状は、多角柱状等、他の形状であってもよい。
図4は、照明器具10の狭配光及び広配光の状態を示す平面図及びA−A断面図である。図5は、照明器具10のレンズ16の表裏の状態を示す平面図及び側面図である。
本実施の形態では、LEDモジュール15において、半円形状(長方形状等、他の形状でもよい)の基板14の片面に複数のLED13が半円状(曲線状)に7個配置(実装)されている。なお、複数のLED13が、半円状に配置される代わりに、直線状に1列又は複数列に配置されてもよいし、ランダムに配置されてもよいし、その他の形態で配置されてもよい。また、LEDモジュール15(基板14)に実装されるLED13の個数が、6個以下あるいは8個以上であってもよい。
レンズ16は、円形の板状をなし、表側からみて周方向0〜180度の範囲内で半円状に設けられる7つのレンズ部61と、表側からみて周方向180〜360度の範囲内で半円状に設けられる7つの拡散部62とを備える。レンズ16の表側からみて周方向0度、90度、180度、270度の位置の外側端側には、ネジ23が挿入される切り欠きが設けられる。実施の形態1と同様に、レンズ部61と拡散部62は、LED13と向き合うようにレンズ支持部22に取り付けられたとき、LED13の中心軸と、レンズ部61・拡散部62の中心軸が一致する位置関係で配置されている。また、レンズ部61と拡散部62は、互いに相対する方向に突出するように設けられている。
本体カバー24において、開口している一面に対向する面(天面)には、レンズ部61・拡散部62が挿入される半円形状の窓部25と、ネジ23が挿入される4つの丸穴(図示していない)とが設けられている。本体カバー24は、実施の形態1と同様に、本体12(レンズ支持部22)にネジ23によって固定される。このとき、本体カバー24の天面がレンズ16に面接触するとともに、レンズ16をレンズ支持部22へ押し当てる。
上記のように、本実施の形態においても、レンズ部61と拡散部62とのうち、配光制御に使用されない方は外側から見えなくなるため、実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態3.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
本実施の形態に係る照明器具10は、実施の形態1のレンズ16が、照明器具10の外郭を構成するカバーと一体成形されたものである。
図6は、照明器具10の狭配光及び広配光の状態を示す平面図及びA−A断面図である。図7は、照明器具10の樹脂製カバー18の表裏の状態を示す平面図及び側面図である。
本実施の形態では、照明器具10は、器具本体11と、複数のLED13及び基板14からなるLEDモジュール15と、樹脂製カバー18と、点灯装置17と、LEDモジュール取付台座21と、レンズ支持部22とを備える。
器具本体11は、一面が開口する直方体状(箱形状)をなしている。開口している一面に対向する面(底面)には、点灯装置17及びLEDモジュール取付台座21が取り付けられる。器具本体11の開口している部分の内周縁部(周枠部)には、段差があり、レンズ支持部22を形成している。
LEDモジュール15と、点灯装置17と、LEDモジュール取付台座21については、実施の形態1のものと同様である。
樹脂製カバー18は、LEDモジュール15の光の照射方向に表裏を逆にしてレンズ支持部22に取り付け可能なものである。樹脂製カバー18は、長方形の板状をなし、短手方向の中央と一端との中間付近に長手方向に沿って設けられる5つのレンズ部61と、短手方向の中央と他端との中間付近に長手方向に沿って設けられる5つの拡散部62とを備える。樹脂製カバー18の四隅には、ネジ23が挿入されるネジ穴が設けられる。樹脂製カバー18は、器具本体11(レンズ支持部22)にネジ23によって固定される。樹脂製カバー18は、表裏の向きを変えて器具本体11に取り付け可能な透光性部材の例である。
本実施の形態においても、レンズ部61と拡散部62は、LED13と向き合うようにレンズ支持部22に取り付けられたとき、LED13の中心軸と、レンズ部61・拡散部62の中心軸が一致する位置関係で配置されている。また、レンズ部61と拡散部62は、互いに相対する方向に突出するように設けられている。このため、レンズ部61と拡散部62とのうち、配光制御に使用されない方は外側から見えないか、少なくとも目立たなくなる。よって、本実施の形態によれば、照明器具10の意匠性を損なわずに、使用目的に応じて容易に配光を制御できる(配光を変更できる)。
また、上記のように、器具本体11は、一部が開口されている。そして、樹脂製カバー18は、器具本体11の開口された部分を閉塞するカバーである。樹脂製カバー18の材質としては、例えばアクリルが用いられる。本実施の形態によれば、レンズ部61と拡散部62とをカバーと一体成形することで部品点数及びコストの削減が図れる。つまり、本実施の形態では、樹脂製カバー18にレンズ部61、拡散部62を設け、この樹脂製カバー18を直接器具本体11に取り付けられるようにしたので、部品点数を少なくすることができる。また、部品点数を少なくできるので、樹脂製カバー18の表裏を変える際の取り外し部品、取り付け部品を少なくでき、作業性が向上する。
以上説明したように、本実施の形態に係る照明器具10は、レンズが器具の外郭を構成する樹脂製カバー18と一体成形されている。このため、照明器具10の部品点数の削減や組立性向上によるコストの低減が図れる。
実施の形態4.
本実施の形態について、主に実施の形態3との差異を説明する。
本実施の形態について、主に実施の形態3との差異を説明する。
実施の形態3では、実施の形態1と同様に、照明器具10の外観形状が直方体状であるが、本実施の形態では、実施の形態2と同様に、照明器具10の外観形状が円柱状である。なお、照明器具10の外観形状は、多角柱状等、他の形状であってもよい。
図8は、照明器具10の狭配光及び広配光の状態を示す平面図及びA−A断面図である。図9は、照明器具10の樹脂製カバー18の表裏の状態を示す平面図及び側面図である。
LEDモジュール15については、実施の形態2のものと同様である。
樹脂製カバー18は、円形の板状をなし、表側からみて周方向0〜180度の範囲内で半円状に設けられる7つのレンズ部61と、表側からみて周方向180〜360度の範囲内で半円状に設けられる7つの拡散部62とを備える。樹脂製カバー18の表側からみて周方向0度、90度、180度、270度の位置の外側端側には、ネジ23が挿入されるネジ穴が設けられる。実施の形態3と同様に、レンズ部61と拡散部62は、LED13と向き合うようにレンズ支持部22に取り付けられたとき、LED13の中心軸と、レンズ部61・拡散部62の中心軸が一致する位置関係で配置されている。また、レンズ部61と拡散部62は、互いに相対する方向に突出するように設けられている。
上記のように、本実施の形態においても、レンズ部61と拡散部62とのうち、配光制御に使用されない方は外側から見えないか、少なくとも目立たなくなり、またレンズ部61と拡散部62とがカバーと一体成形されるため、実施の形態3と同様の効果が得られる。
実施の形態5.
本実施の形態について、主に実施の形態3との差異を説明する。
本実施の形態について、主に実施の形態3との差異を説明する。
本実施の形態に係る照明器具10は、防水構造をもたせたものである。
図10は、照明器具10の狭配光及び広配光の状態を示す平面図及びA−A断面図である。図11は、照明器具10の樹脂製カバー18の表裏の状態を示す平面図及び側面図である。
本実施の形態では、照明器具10は、樹脂製カバー18と器具本体11との間にパッキン19を備える。
器具本体11の開口している部分の内周縁部(周枠部)に形成されたレンズ支持部22には、溝26が設けられている。
パッキン19は、例えばシリコンの材質のスポンジゴムで、O−リング状の形状をし、器具本体11のレンズ支持部22に設けられた溝26に嵌め込まれる。これにより、容易に照明器具10の組み立てができ、樹脂製カバー18で押さえ込むことで信頼性の高い防水構造(防水性能)を得ることができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る照明器具10は、カバー及び本体間が防水構造となっているため、照明器具10の防水性の信頼性を向上させることができる。
実施の形態6.
本実施の形態について、主に実施の形態5との差異を説明する。
本実施の形態について、主に実施の形態5との差異を説明する。
実施の形態5では、実施の形態1及び3と同様に、照明器具10の外観形状が直方体状であるが、本実施の形態では、実施の形態2及び4と同様に、照明器具10の外観形状が円柱状である。なお、照明器具10の外観形状は、多角柱状等、他の形状であってもよい。
図12は、照明器具10の狭配光及び広配光の状態を示す平面図及びA−A断面図である。図13は、照明器具10の樹脂製カバー18の表裏の状態を示す平面図及び側面図である。
本実施の形態においても、パッキン19が、器具本体11のレンズ支持部22に設けられた溝26に嵌め込まれるため、実施の形態5と同様の効果が得られる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
10 照明器具、11 器具本体、12 本体、13 LED、14 基板、15 LEDモジュール、16 レンズ、17 点灯装置、18 樹脂製カバー、19 パッキン、21 LEDモジュール取付台座、22 レンズ支持部、23 ネジ、24 本体カバー、25 窓部、26 溝、61 レンズ部、62 拡散部。
Claims (6)
- 器具本体と、
前記器具本体に取り付けられ、光を発する光源と、
表裏の向きを変えて前記器具本体に取り付け可能な透光性部材であり、裏側が前記光源側を向く状態で取り付けられた場合に前記光源に対向する部分には前記光源からの光の配光を制御する第1配光制御部が設けられ、表側が前記光源側を向く状態で取り付けられた場合に前記光源に対向する部分には前記光源からの光の配光を前記第1配光制御部と異なる配光に制御する第2配光制御部が設けられた透光性部材と
を備えることを特徴とする照明器具。 - 前記光源は、複数のLEDからなり、
前記透光性部材は、前記第1配光制御部として、前記複数のLEDのそれぞれに対応する位置に第1レンズが形成された表面と、前記第2配光制御部として、前記複数のLEDのそれぞれに対応する位置に前記第1レンズと異なる形状の第2レンズが形成された裏面とを有することを特徴とする請求項1の照明器具。 - 略半球状の凸レンズと略半球状の凹レンズと同心円状の突起又は溝からなるフレネルレンズとの3種類のレンズのうち、前記第1レンズはいずれか2種類のレンズの一方であり、前記第2レンズはその他方であることを特徴とする請求項2の照明器具。
- 前記器具本体は、一部が開口されており、
前記第1配光制御部と前記第2配光制御部とのうち、前記透光性部材の裏側が前記光源側を向く状態では前記第1配光制御部のみが前記器具本体の開口された部分から露出し、前記透光性部材の表側が前記光源側を向く状態では前記第2配光制御部のみが前記器具本体の開口された部分から露出することを特徴とする請求項1から3のいずれかの照明器具。 - 前記器具本体は、一部が開口されており、
前記透光性部材は、前記器具本体の開口された部分を閉塞するカバーであることを特徴とする請求項1から3のいずれかの照明器具。 - 前記照明器具は、さらに、前記器具本体と前記カバーとの間に防水構造を備えることを特徴とする請求項5の照明器具。
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---|---|---|---|---|
JP2015129932A (ja) * | 2014-01-07 | 2015-07-16 | エルジー イノテック カンパニー リミテッド | レンズ及びこれを含む照明装置 |
KR20150088579A (ko) * | 2014-01-24 | 2015-08-03 | 엘지이노텍 주식회사 | 조명 장치 |
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KR102182019B1 (ko) | 2014-01-24 | 2020-11-23 | 엘지이노텍 주식회사 | 조명 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140902 |