JP2013008570A - カバー付きコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジング本体の電線引き出し用開放部に着脱可能に装着されるカバーがその取り付け姿勢の崩れや脱落によって電線の引き出し方向が乱れることを防止することのできるカバー付きコネクタを提供すること。
【解決手段】ハウジング本体10の電線引き出し用開放部12に、電線30の引き出し方向を規制するカバー20が取り付けられるカバー付きコネクタ1において、ハウジング本体には、電線引き出し用開放部の外周囲の直径方向に対向する2位置に設けられた一対のカバー当接部16a,16bと、一対のカバー当接部間に位置する電線引き出し用開放部の外周囲上の対向する2位置に装備された一対のカバー係止溝18と、を備え、カバーには、一対のカバー当接部に突き当たる一対の突き当て部22a,22bと、一対のカバー係止溝18と係合してハウジング本体とカバーとを結合状態とする一対のハウジング係合突起23とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、ハウジング本体の電線引き出し用開放部に着脱可能に装着されるカバーを備え、前記カバーによって電線の引き出し方向を規制するカバー付きコネクタに関する。
図13及び図14は、カバー付きコネクタの従来例を示したものである。
ここに示したカバー付きコネクタ101は、下記特許文献1に開示されたもので、複数の雌型の端子金具103を収容保持するハウジング本体110と、このハウジング本体110に着脱可能に取り付けられるカバー120と、を備える。
ハウジング本体110は、雌型の端子金具103が挿入される複数の端子収容部111と、これらの端子収容部111の一端(後端)側に位置した電線引き出し用開放部112と、を有している。電線引き出し用開放部112は、図14に示すように、雌型の端子金具103の後端に接続された電線130を外部に引き出すための開口部である。
カバー120は、ハウジング本体110の電線引き出し用開放部112に着脱可能に結合される。ハウジング本体110に結合されたカバー120は、図14に示すように、電線引き出し用開放部112から引き出された電線130の外側から電線引き出し用開放部112を覆うと共に、電線引き出し用開放部112から延出する電線130の引き出し方向を、雌型の端子金具103の挿入方向と直交する鉛直下方に規制する。
カバー120は、ハウジング本体110に取り付けた状態では、電線130の引き出し方向とは逆側となる上部壁120aが、ハウジング本体110の上部壁110aの上に被さる。ハウジング本体110の上部壁110aには、カバー係止部としての係止突起115が突設されている。一方、カバー120の上部壁120aの内面には、カバー120をハウジング本体110に取り付けたときに係止突起115と係合して、ハウジング本体110とカバー120とを結合状態とするハウジング係合部としての係合溝125が設けられている。
図13及び図14に示したカバー付きコネクタ101は、雌型の端子金具103を収容保持した雌コネクタで、雄型の端子金具203を収容保持した雄コネクタ201に嵌合接続される。図13及び図14に示した矢印Q1は、雄コネクタ201に対するカバー付きコネクタ101の嵌合方向を示している。
特開平7−153521号公報
ところが、特許文献1に開示されたカバー付きコネクタ101の場合、ハウジング本体110とカバー120との結合状態は、電線130の引き出し方向とは逆側に位置するカバー120の上部側の係合溝125をハウジング本体110の上部の係止突起115に係合させているだけで、電線130の引き出し方向側となるカバー120の下部側の位置を維持するための特別な手段は有していない。
そのため、カバー120により覆われている状態の電線130が外力によって図14の矢印Q2で示す方向に振れて、カバー120の下部側にハウジング本体110から離脱する方向の荷重Fが作用すると、その荷重Fによってカバー120の下部が荷重方向に位置ずれして、カバー120の取り付け姿勢が崩れたりカバー120がハウジング本体110から脱落したりする不都合の発生するおそれがあった。
そして、カバー120に取り付け姿勢の崩れや脱落が生じた場合には、ハウジング本体110から引き出される電線130の引き出し方向が乱れて、近接する周囲の電線との絡み付き等の二次的な不都合を招くおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、ハウジング本体の電線引き出し用開放部に着脱可能に装着されるカバーが電線の振れによって荷重を受けても、その荷重によってカバーの取り付け姿勢が崩れたりカバーがハウジング本体から脱落したりする不都合の発生を防止することができ、従って、前記カバーの取り付け姿勢の崩れや脱落によって電線の引き出し方向が乱れることを防止することのできるカバー付きコネクタを提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)端子金具が挿入される端子収容部の一端側に電線引き出し用開放部を有したハウジング本体と、前記電線引き出し用開放部に着脱可能に結合されて前記電線の外側から前記電線引き出し用開放部を覆うと共に前記電線引き出し用開放部から延出する電線の引き出し方向を規制するカバーと、を備えるカバー付きコネクタであって、
前記ハウジング本体は、前記電線引き出し用開放部の外周囲の直径方向に対向する2位置に設けられた一対のカバー当接部と、前記一対のカバー当接部間に位置する前記電線引き出し用開放部の外周囲上で、且つ前記一対のカバー当接部を結ぶ線分と直交する直径方向に対向する2位置に装備された一対の第1のカバー係止部と、を備え、
前記カバーは、前記電線引き出し用開放部に取り付けた状態で前記一対のカバー当接部と前記カバーの突き合わせ方向に突き当たる一対の突き当て部と、前記一対の突き当て部が前記一対のカバー当接部に突き当たったときに前記一対の第1のカバー係止部と係合して、前記ハウジング本体と前記カバーとを結合状態とする一対の第1のハウジング係合部と、
を備えたことを特徴とするカバー付きコネクタ。
(2)前記カバーは、前記端子金具の端子収容部への挿入方向と直交する方向に電線の引き出し方向を規制するカバー本体を備え、
前記一対の突き当て部は、前記電線の引き出し方向に対向する位置に装備されていることを特徴とする上記(1)に記載のカバー付きコネクタ。
(3)前記ハウジング本体は、前記一対の第1のカバー係止部が設けられている外面とは異なる方向に向いている外面に、第2のカバー係止部を備え、
前記カバーは、前記一対の第1のカバー係止部と前記一対の第1のハウジング係合部とが係合した状態で前記第2のカバー係止部に係合して、前記ハウジング本体と前記カバーとを結合状態とする第2のハウジング係合部を備える
ことを特徴とする上記(2)に記載のカバー付きコネクタ。
(4)前記カバー本体は、前記電線の引き出し方向の先端側に薄肉ヒンジ部を介して回動可能に一体形成されて、前記電線に被せられた保護チューブを把持するチューブ押さえを備え、
前記チューブ押さえに、前記第2のハウジング係合部が形成されていることを特徴とする上記(3)に記載のカバー付きコネクタ。
上記(1)の構成によれば、外力による電線の振れによって、カバーに装備した一対の突き当て部の内の一方の突き当て部をハウジング本体から離間させる方向の荷重がカバーに作用した場合、他方の突き当て部及び一対の第1のハウジング係合部は、ハウジング本体側との突き当たり若しくは係合によって、一方の突き当て部がハウジング本体から離間する方向へのカバーの変位を規制する抗力を発揮する。
また、外力による電線の振れによって、カバーに装備した一対の突き当て部の内の一方の突き当て部をハウジング本体内に押し込む方向の荷重がカバーに作用した場合、一方の突き当て部及び一対の第1のハウジング係合部は、ハウジング本体側との突き当たり若しくは係合によって、一方の突き当て部がハウジング本体側へ押し込まれる方向へのカバーの変位を規制する抗力を発揮する。
即ち、上記(1)の構成によれば、一対の第1のハウジング係合部の他に、一対の突き当て部の何れか一方が、電線から作用する荷重によってカバーが変位することを規制してカバーの位置を維持する手段として有効に働く。従って、ハウジング係合部しか装備していない従来のカバー付きコネクタと比較すると、ハウジング本体へのカバーの取り付け姿勢を維持する性能が向上する。
そのため、ハウジング本体の電線引き出し用開放部に着脱可能に装着されるカバーが電線の振れによって荷重を受けても、その荷重によってカバーの取り付け姿勢が崩れたりカバーがハウジング本体から脱落したりする不都合の発生を防止することができ、カバーの取り付け姿勢の崩れや脱落によって電線の引き出し方向が乱れることを防止することができる。
しかも、一対の突き当て部は、ハウジング係合部とは異なり、カバーをハウジング本体に装着する際に摺動抵抗等を発生しないため、カバーのハウジング本体への取り付け操作力が増大することもない。
上記(2)の構成によれば、カバーが、電線を、端子金具の端子収容部への挿入方向と直交する方向に曲げた状態に位置規制するため、電線が端子金具の端子収容部への挿入方向に沿って真っ直ぐに引き出される場合と比較すると、電線のハウジング本体からの突出長を抑えて、コネクタ背部等における電線の配索スペースの削減を図ることができる。
そして、一対の突き当て部が電線の引き出し方向に対向する位置に装備されているため、ハウジング本体から引き出された電線の振れによってカバーに作用する荷重は、一対の突き当て部の内の一方の突き当て部側に作用点を持つ状況となり、突き当て部がカバーの変位を規制する効果が十分に活かされる。
上記(3)の構成によれば、一対の第1のハウジング係合部の他に、第2のハウジング係合部がハウジング本体と係合していて、カバーとハウジング本体との係合部が増加したことによって、カバーとハウジング本体との結合強度を向上させることができ、電線の引き出し方向を規制するカバーの電線保持力を向上させることができる。
また、第2のハウジング係合部と第1のハウジング係合部とは互いに異なる外面に備えられているため、カバー付きコネクタの落下時等に、第2のハウジング係合部と第1のハウジング係合部とが同時に器物と衝突することがなく、万が一、衝突により一方のハウジング係合部による係合が解除されても、他方のハウジング係合部が係合状態を維持するため、カバーがハウジング本体から脱落することがなく、カバーによる保護性能等を維持することができる。
上記(4)の構成によれば、ハウジング本体から引き出される電線が保護チューブに収容された状態になるため、カバー付きコネクタから引き出された電線に対する保護性能が高い。
また、第2のハウジング係合部が形成されるチューブ押さえは、カバーのカバー本体に一体形成されているため、第2のハウジング係合部の装備のために構成部品点数が増加することもない。
本発明によるカバー付きコネクタによれば、一対の第1のハウジング係合部の他に、一対の突き当て部の何れか一方が、電線から作用する荷重によってカバーが変位することを規制してカバーの位置を維持する手段として有効に働く。従って、ハウジング係合部しか装備していない従来のカバー付きコネクタと比較すると、ハウジング本体へのカバーの取り付け姿勢を維持する性能が向上する。
そのため、ハウジング本体の電線引き出し用開放部に着脱可能に装着されるカバーが電線の振れによって荷重を受けても、その荷重によってカバーの取り付け姿勢が崩れたりカバーがハウジング本体から脱落したりする不都合の発生を防止することができ、カバーの取り付け姿勢の崩れや脱落によって電線の引き出し方向が乱れることを防止することができる。
しかも、一対の突き当て部は、ハウジング係合部とは異なり、カバーをハウジング本体に装着する際に摺動抵抗等を発生しないため、カバーのハウジング本体への取り付け操作力が増大することもない。
本発明に係るカバー付きコネクタの第1実施形態の分解斜視図である。 図1に示したカバー付きコネクタの組み立て完了状態の側面図である。 図1に示したカバーが電線に被せられた状態のカバー内面図である。 図1に示したカバーが電線を保持している状態の斜視図である。 第1実施形態のカバー付きコネクタから引き出された電線がハウジング本体の後方側に振れたときの作用説明図である。 第1実施形態のカバー付きコネクタから引き出された電線がハウジング本体の前方側に振れたときの作用説明図である。 本発明に係るカバー付きコネクタの第2実施形態の分解斜視図である。 図7に示したカバー付きコネクタの組み立て完了状態の側面図である。 図7に示したカバーが電線に被せられた状態のカバー内面図である。 図9に示したカバーのチューブ押さえを閉じた状態の斜視図である。 第2実施形態のカバー付きコネクタから引き出された電線がハウジング本体の前後方向に振れたときの作用説明図である。 図11のA部の拡大図である。 従来のカバー付きコネクタの分解斜視図である。 図13に示したカバー付きコネクタのハウジング本体にカバーが取り付けられた状態の縦断面図である。
以下、本発明に係るカバー付きコネクタの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1〜図6は本発明に係るカバー付きコネクタの第1実施形態を示したもので、図1は第1実施形態のカバー付きコネクタの分解斜視図、図2は図1に示したカバー付きコネクタの組み立て完了状態の側面図、図3は図1に示したカバーが電線に被せられた状態のカバー内面図、図4は図1に示したカバーが電線を保持している状態の斜視図、図5は第1実施形態のカバー付きコネクタから引き出された電線がハウジング本体の後方側に振れたときの作用説明図、図6は第1実施形態のカバー付きコネクタから引き出された電線がハウジング本体の前方側に振れたときの作用説明図である。
この第1実施形態のカバー付きコネクタ1は、2つの端子金具を収容保持するハウジング本体10と、このハウジング本体10に着脱可能に取り付けられるカバー20と、を備える。
ハウジング本体10は、不図示の端子金具が挿入される端子収容部11の一端(後端)側に、電線引き出し用開放部12を有している。電線引き出し用開放部12は、端子金具の後端に接続された電線30を外部に引き出すための開口部である。
なお、図1に示す矢印Y1は、ハウジング本体10に対する端子金具の挿入方向である。
端子収容部11に収容される各端子金具(不図示)の後端側には、防水栓14が嵌合装着される。防水栓14は、端子金具の後端部において端子収容部11を封止して、電線引き出し用開放部12側から雨水等が浸入することを防止する。
本実施形態のハウジング本体10は、図1に示すように、電線引き出し用開放部12の外周囲を囲う後部外周壁15に、一対のカバー当接部16a,16bと、一対のカバー係止溝18と、が設けられている。
一対のカバー当接部16a,16bは、後述のカバー20の突き当て部が当接する部位で、後部外周壁15の端面の一部に形成されている。カバー当接部16aは後部外周壁15の上側且つ中央部に位置する端面であり、カバー当接部16bは後部外周壁15の下側に位置する端面である。即ち、一対のカバー当接部16a,16bは、後部外周壁15の端面上で、電線引き出し用開放部12の外周囲の直径方向に対向する2位置に設けられている。更に、詳しく説明すると、一対のカバー当接部16a,16bは、上下(垂直)方向(図1の矢印Z1に沿う方向)に対向する2位置に設けられている。
一対のカバー係止溝18は、カバー20を電線引き出し用開放部12に結合させる係止部で、請求項1における第1のカバー係止部に相当する。一対のカバー係止溝18は、ハウジング本体10の幅方向(図1の矢印X1方向)に対向する後部外周壁15の両側部に、貫通形成されている。一対のカバー係止溝18が装備される2位置は、一対のカバー当接部16a,16bを結ぶ線分と直径方向に直交する方向(図1の矢印X1方向)である。なお、図1に示した矢印Y1と矢印X1と矢印Z1とは、互いに直交している。
カバー20は、電線引き出し用開放部12に着脱可能に結合されて電線30の外側から電線引き出し用開放部12を覆うと共に、電線引き出し用開放部12から延出する電線30の引き出し方向を、端子金具の挿入方向(図1の矢印Y1方向)に直交する鉛直下方の方向(図1の矢印Z1方向)に規制する部材である。
本実施形態のカバー20は、図1〜図4に示すように、電線引き出し用開放部12を覆うと共に電線30の引き出し方向を規制するカバー本体21と、一対の突き当て部22a,22bと、一対の第1のハウジング係合部として装備された一対のハウジング係合突起23と、チューブ押さえ24と、を備えている。
カバー本体21は、図3に示すように、内面に、電線引き出し用開放部12から引き出される電線30を嵌め込んで位置決めする電線保持溝21aが形成される。電線保持溝21aは、電線30を1本ずつ位置決めするように、複数(本実施形態の場合は、2本)装備されている。
本実施形態のカバー本体21は、端子金具の端子収容部11への挿入方向(図1の矢印Y1方向)と直交する鉛直下方(図1の矢印Z1方向)に電線30の引き出し方向を規制する。
一対の突き当て部22a,22bは、ハウジング本体10に設けられた一対のカバー当接部16a,16bとカバー20の突き合わせ方向(図1の矢印Y1方向)に突き当たる部位である。
突き当て部22aは、図1に示すように、カバー当接部16に面接触する平板部221と、この平板部221の背部に立設された3本の補強用リブ222とから構成されている。
突き当て部22bは、図3及び図4に示すように、カバー20の突き合わせ方向(図1の矢印Y1方向)からカバー当接部16bに面接触する突き当て面224と、カバー当接部16bとなっている後部外周壁15を板厚方向から挟持する一対の凸壁225a,225bとを備えている。
一対の突き当て部22a,22bは、後部外周壁15上のカバー当接部16a,16bに対応して、カバー本体21上に上下方向(図1の矢印Zに沿う方向)に対向して装備されている。言い換えると、一対の突き当て部22a,22bが対向する位置は、電線30の引き出し方向に対向する位置である。
一対のハウジング係合突起23は、カバー20を電線引き出し用開放部12の端部に押し付けて一対の突き当て部22a,22bが一対のカバー当接部16a,16bに突き当たったときに、後部外周壁15上の一対のカバー係止溝(第1のカバー係止部)18と係合して、ハウジング本体10とカバー20とを結合状態とする。
本実施形態の場合、ハウジング係合突起23は、図1に示すように、長さ寸法がカバー係止溝18の長さに相応した薄肉のテーパ状突起部231と、テーパ状突起部231の背面側の中央部に隆起形成された隆起部232と、を備える。ハウジング係合突起23は、隆起部232を備えたことで、中央部が厚肉化した段差構造になっている。このような段差構造にすることで、ハウジング係合突起23の長さ方向の両端は変形が容易になり、カバー係止溝18への嵌合が容易になると同時に、嵌合完了時には、ハウジング係合突起23とカバー係止溝18との嵌合が緊密嵌合となって、堅固な結合を実現することができる。
チューブ押さえ24は、電線30に被せられた保護チューブ41を把持する部材である。本実施形態の場合、保護チューブ41としては、可撓性と適度な剛性とを兼ね備えたコルゲートチューブが使用されている。
チューブ押さえ24は、カバー本体21上で電線30の引き出し方向の先端側に、一体形成されている。このチューブ押さえ24は、図3に示すように、一端側が薄肉ヒンジ部26を介して回動可能にカバー本体21に連結されている。また、チューブ押さえ24の他端側には、係合片24aが一体形成されている。この係合片24aは、図2及び図4に示すように、チューブ押さえ24が保護チューブ41を押さえ付けたときに、カバー本体21の側部の係止突起21bに係止される。チューブ押さえ24は、係合片24aが係止突起21bに係止されることで、保護チューブ41を把持した状態に固定される。
以上に説明した第1実施形態のカバー付きコネクタ1では、外力によって電線30が図5の矢印P1方向に振れると、この電線30の振れによって、カバー20に装備した一対の突き当て部22a,22bの内の一方の突き当て部22bをハウジング本体10から離間させる方向の荷重がカバー20に作用する。その場合に、他方の突き当て部22a及び一対のハウジング係合突起23は、ハウジング本体10側との突き当たり若しくは係合によって、一方の突き当て部22bがハウジング本体10から離間する方向へのカバー20の変位を規制する抗力を発揮する。
また、上記カバー付きコネクタ1では、外力によって電線30が図6の矢印P2方向に振れると、この電線30の振れによって、カバー20に装備した一対の突き当て部22a,22bの内の一方の突き当て部22aをハウジング本体10から離間させる方向の荷重がカバー20に作用する。その場合に、他方の突き当て部22b及び一対のハウジング係合突起23は、ハウジング本体10側との突き当たり若しくは係合によって、一方の突き当て部22aがハウジング本体10から離間する方向へのカバー20の変位を規制する抗力を発揮する。
即ち、以上に説明した第1実施形態のカバー付きコネクタ1では、一対のハウジング係合突起23の他に、一対の突き当て部22a,22bの何れか一方が、電線から作用する荷重によってカバー20が変位することを規制してカバー20の位置を維持する手段として有効に働く。
従って、ハウジング係合部しか装備していない従来のカバー付きコネクタと比較すると、ハウジング本体10へのカバー20の取り付け姿勢を維持する性能が向上する。
そのため、ハウジング本体10の電線引き出し用開放部12に着脱可能に装着されるカバー20が電線30の振れによって荷重を受けても、その荷重によってカバー20の取り付け姿勢が崩れたりカバー20がハウジング本体10から脱落したりする不都合の発生を防止することができ、カバー20の取り付け姿勢の崩れや脱落によって電線30の引き出し方向が乱れることを防止することができる。
しかも、一対の突き当て部22a,22bは、カバー係止溝18に係合する際に摺動抵抗等が発生するハウジング係合部(ハウジング係合突起23)とは異なり、カバー20をハウジング本体10に装着する際に摺動抵抗等を発生しないため、カバー20のハウジング本体10への取り付け操作力が増大することもない。
また、以上に説明した第1実施形態のカバー付きコネクタ1では、カバー20が、電線30を、端子金具の端子収容部11への挿入方向と直交する方向に曲げた状態に位置規制するため、電線30が端子金具の端子収容部11への挿入方向に沿って真っ直ぐに引き出される場合と比較すると、電線30のハウジング本体10からの突出長を抑えて、コネクタ背部等における電線30の配索スペースの削減を図ることができる。
そして、一対の突き当て部22a,22bが電線30の引き出し方向に対向する位置に装備されているため、ハウジング本体10から引き出された電線30の振れによってカバー20に作用する荷重は、一対の突き当て部22a,22bの内の一方の突き当て部側に作用点を持つ状況となり、突き当て部22a,22bがカバー20の変位を規制する効果が十分に活かされる。
また、以上に説明した第1実施形態のカバー付きコネクタ1では、ハウジング本体10から引き出される電線30が保護チューブ41に収容された状態になるため、カバー付きコネクタ1から引き出された電線30に対する保護性能が高い。
[第2実施形態]
図7〜図12は本発明に係るカバー付きコネクタの第2実施形態を示したもので、図7は第2実施形態のカバー付きコネクタの分解斜視図、図8は図7に示したカバー付きコネクタの組み立て完了状態の側面図、図9は図7に示したカバーが電線に被せられた状態のカバー内面図、図10は図9に示したカバーのチューブ押さえを閉じた状態の斜視図、図11は第2実施形態のカバー付きコネクタから引き出された電線がハウジング本体の前後方向に振れたときの作用説明図、図12は図11のA部の拡大図である。
第2実施形態のカバー付きコネクタ1Aは、2つの端子金具を収容保持するハウジング本体10Aと、このハウジング本体10Aに着脱可能に取り付けられるカバー20Aと、を備える。
ハウジング本体10Aは、第1実施形態に示したハウジング本体10の一部を改良したものである。
改良点は、図10〜図12に示すように、後部外周壁15の下端側の外面151に、第2のカバー係止部19を、追加装備した点である。外面151は、一対のカバー係止溝18が設けられている外面とは異なる方向に向いている外面であり、本実施形態の場合は、電線30の引き出し方向に位置する後部外周壁15の下面である。
カバー係止部19は、図12に示すように、後部外周壁15の外面151からチューブ押さえ24の内側に向かって垂下した支柱部191と、この支柱部191からチューブ押さえ24の外側に向かって突出した係止フック192と、を備えている。係止フック192は、先端に、チューブ押さえ24の第2のハウジング係合部を係止する突起部192aを備えている。
第2実施形態におけるハウジング本体10Aは、上記のカバー係止部19を追加装備した点以外の構成は、第1実施形態のハウジング本体10と共通になっている。第2実施形態におけるハウジング本体10Aにおいて第1実施形態のハウジング本体10と共通の構成については、第1実施形態と同じ番号を付すことにより、説明を省略する。
カバー20Aは、第1実施形態に示したカバー20の一部を改良したものである。
改良点は、図9及び図10に示すように、第2のカバー係止部19に係合して、ハウジング本体10Aとカバー20Aとを結合状態とする第2のハウジング係合部としてのハウジング係合孔29を備えた点である。
ハウジング係合孔29は、図9及び図10に示すように、第2のカバー係止部19の係止フック192が係合可能にチューブ押さえ24の上部に貫通形成された係合孔である。
ハウジング係合孔29は、一対のカバー係止溝18と一対のハウジング係合突起23とが係合した状態で、更にチューブ押さえ24が保護チューブ41を把持した状態にされたときに、図10に示すように、第2のカバー係止部19が係合する。
ハウジング係合孔29と第2のカバー係止部19との係合は、図12に示すように、ハウジング係合孔29の上縁部29aを、支柱部191と突起部192aとで挟持した状態になるため、図12の矢印Y1方向及び矢印Y2方向の双方向に対して変位を規制して、カバー20Aとハウジング本体10Aとを結合する結合部として機能する。
第2実施形態におけるカバー20Aは、上述した第2のハウジング係合部としてのハウジング係合孔29を追加装備した点以外の構成は、第1実施形態のカバー20と共通になっている。第2実施形態におけるカバー20Aにおいて第1実施形態のカバー20と共通の構成については、第1実施形態と同じ番号を付すことにより、説明を省略する。
以上に説明した第2実施形態のカバー付きコネクタ1Aの場合は、外力によって電線30が図11の矢印P3方向、又はP4方向に振れて、この電線30の振れによってカバー20Aに荷重が作用するとき、上述の第1実施形態に示したように、カバー20Aに装備されている一対の突き当て部22a,22bの内の一方の突き当て部22bが変位を規制する抗力を発揮するだけでなく、ハウジング係合孔29と第2のカバー係止部19の係合部もカバー20Aの変位を規制する抗力を発揮する。
従って、ハウジング本体10Aへのカバー20Aの取り付け姿勢を維持する性能が、第1実施形態の場合よりも更に向上する。
また、第2実施形態のカバー付きコネクタ1Aにおいては、第1実施形態のカバー付きコネクタ1における効果に加えて、次に示す作用効果を得ることもできる。
即ち、第2実施形態のカバー付きコネクタ1Aでは、一対のハウジング係合突起23の他に、第2のハウジング係合部としてのハウジング係合孔29がハウジング本体10と係合する。そのため、カバー20とハウジング本体10との係合部が増加したことによって、カバー20とハウジング本体10との結合強度を向上させることができ、電線30の引き出し方向を規制するカバー20の電線保持力を向上させることができる。
また、第2実施形態のカバー付きコネクタ1Aにおいては、第2のハウジング係合部としてのハウジング係合孔29と第1のハウジング係合部としてのハウジング係合突起23とは互いに異なる外面に備えられているため、カバー付きコネクタ1Aの落下時等に、ハウジング係合孔29とハウジング係合突起23とが同時に器物と衝突することがなく、万が一、衝突により一方のハウジング係合部による係合が解除されても、他方のハウジング係合部が係合状態を維持するため、カバー20がハウジング本体10から脱落することがなく、カバー20による保護性能等を維持することができる。
また、第2実施形態のカバー付きコネクタ1Aにおいては、第2のハウジング係合部としてのハウジング係合孔29が形成されるチューブ押さえ24は、カバー20のカバー本体21に一体形成されているため、ハウジング係合孔29の装備のために構成部品点数が増加することもない。
なお、本発明のカバー付きコネクタは、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。
例えば、前述した実施形態において例示した電線引き出し用開放部や端子収容部やチューブ押さえなどの形状,寸法、形態、数量、配置箇所等は、本発明の目的を達成できるものであれば、任意であり、前述した各実施形態に限定されない。
また、電線引き出し用開放部からの電線の引き出し方向も、電線が端子金具の挿入方向と直交する方向に曲げられる形態に限らない。電線が端子金具の挿入方向に沿って真っ直ぐに引き出されるような場合でも、本発明のように一対のカバー当接部や一対の突き当て部に加えて、第1のカバー係止部や第1のハウジング係合部を装備した構成とすることによって、本発明の効果を得ることができる。
1,1A カバー付きコネクタ
10,10A ハウジング本体
12 電線引き出し用開放部
15 後部外周壁
16a,16b カバー当接部
18 カバー係止溝(第1のカバー係止部)
19 第2のカバー係止部
22a,22b 突き当て部
23 ハウジング係合突起(第1のハウジング係合部)
29 ハウジング係合孔(第2のハウジング係合部)
30 電線
41 保護チューブ

Claims (4)

  1. 端子金具が挿入される端子収容部の一端側に電線引き出し用開放部を有したハウジング本体と、前記電線引き出し用開放部に着脱可能に結合されて前記電線の外側から前記電線引き出し用開放部を覆うと共に前記電線引き出し用開放部から延出する電線の引き出し方向を規制するカバーと、を備えるカバー付きコネクタであって、
    前記ハウジング本体は、前記電線引き出し用開放部の外周囲の直径方向に対向する2位置に設けられた一対のカバー当接部と、前記一対のカバー当接部間に位置する前記電線引き出し用開放部の外周囲上で、且つ前記一対のカバー当接部を結ぶ線分と直交する直径方向に対向する2位置に装備された一対の第1のカバー係止部と、を備え、
    前記カバーは、前記電線引き出し用開放部に取り付けた状態で前記一対のカバー当接部と前記カバーの突き合わせ方向に突き当たる一対の突き当て部と、前記一対の突き当て部が前記一対のカバー当接部に突き当たったときに前記一対の第1のカバー係止部と係合して、前記ハウジング本体と前記カバーとを結合状態とする一対の第1のハウジング係合部と、
    を備えたことを特徴とするカバー付きコネクタ。
  2. 前記カバーは、前記端子金具の端子収容部への挿入方向と直交する方向に電線の引き出し方向を規制するカバー本体を備え、
    前記一対の突き当て部は、前記電線の引き出し方向に対向する位置に装備されていることを特徴とする請求項1に記載のカバー付きコネクタ。
  3. 前記ハウジング本体は、前記一対の第1のカバー係止部が設けられている外面とは異なる方向に向いている外面に、第2のカバー係止部を備え、
    前記カバーは、前記一対の第1のカバー係止部と前記一対の第1のハウジング係合部とが係合した状態で前記第2のカバー係止部に係合して、前記ハウジング本体と前記カバーとを結合状態とする第2のハウジング係合部を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のカバー付きコネクタ。
  4. 前記カバー本体は、前記電線の引き出し方向の先端側に薄肉ヒンジ部を介して回動可能に一体形成されて、前記電線に被せられた保護チューブを把持するチューブ押さえを備え、
    前記チューブ押さえに、前記第2のハウジング係合部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のカバー付きコネクタ。
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