JP2013005699A - 非接触式給電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】信号の検出精度を高めることにともない負荷機器に供給される電力が低下することを抑制することが可能な非接触式給電装置を提供する。
【解決手段】非接触式給電装置1の受電装置40は、1次コイル21の誘起電圧を変更する負荷変調部70を有する。負荷変調部70の負荷として、小さい方から順に第1負荷と、第2負荷と、第3負荷とし、負荷変調部70の負荷を切り替える形態として第1負荷と第2負荷とを交互に選択する形態を第1切替形態とし、第1負荷と第3負荷とを交互に選択する形態を第2切替形態とする。そして、負荷電流が少ないときかつ受電装置40の信号を送電装置10に送信するとき、負荷変調部70を第1切替形態に設定する。また負荷電流が少ないときかつ受電装置40の信号を送電装置10に送信するとき、負荷変調部70を第2切替形態に設定する。
【選択図】図1
【解決手段】非接触式給電装置1の受電装置40は、1次コイル21の誘起電圧を変更する負荷変調部70を有する。負荷変調部70の負荷として、小さい方から順に第1負荷と、第2負荷と、第3負荷とし、負荷変調部70の負荷を切り替える形態として第1負荷と第2負荷とを交互に選択する形態を第1切替形態とし、第1負荷と第3負荷とを交互に選択する形態を第2切替形態とする。そして、負荷電流が少ないときかつ受電装置40の信号を送電装置10に送信するとき、負荷変調部70を第1切替形態に設定する。また負荷電流が少ないときかつ受電装置40の信号を送電装置10に送信するとき、負荷変調部70を第2切替形態に設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、1次コイルを有する送電装置および2次コイルを有する受電装置を含むこと、ならびに受電装置は、負荷の大きさを変更する負荷変調部、および負荷機器に供給する電力を変更する給電制御部を含むことを条件とする非接触式給電装置に関する。
特許文献1の非接触式給電装置の受電装置は、負荷変調部の負荷を変更することにより、2次電池の充電状態の情報等を信号として送電装置に送信する。一方、送電装置は、受電装置から送信される信号を1次コイルの誘起電圧に基づいて検出する。
ところで、受電装置に設けられる2次電池への供給電流が大きいとき、負荷変調部の負荷の変化に応じて生じる1次コイルの誘起電圧の変化が小さくなるため、送電装置において同変化がノイズとして検出される可能性が高くなる。
そこで、上記非接触式給電装置の受電装置は、信号の検出精度の低下を抑制するため、2次電池への供給電流が所定値を超えるとき、2次電池への供給電流を低下させる制御を実行する。
上記制御を実行した場合には、信号の検出精度が低下することは抑制されるが、2次電池の充電時間が長くなる。
また、負荷器機として2次電池とは別の機器を備える非接触式給電装置において、上記制御と同様の制御を実行した場合にも類似の問題が生じる。例えば、送電装置から送電される電力により駆動する電動機器を受電装置に備える非接触式給電装置においては、電動機器への供給電力が低下することにより同機器の出力が低下する。
また、負荷器機として2次電池とは別の機器を備える非接触式給電装置において、上記制御と同様の制御を実行した場合にも類似の問題が生じる。例えば、送電装置から送電される電力により駆動する電動機器を受電装置に備える非接触式給電装置においては、電動機器への供給電力が低下することにより同機器の出力が低下する。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、信号の検出精度を高めることにともない負荷機器に供給される電力が低下することを抑制することが可能な非接触式給電装置を提供することにある。
上記目的を達成するための手段を以下に記載する。
・本発明の非接触式給電装置は、1次コイルを有する送電装置および2次コイルを有する受電装置を含むこと、ならびに前記受電装置は、負荷の大きさを変更する負荷変調部、および負荷機器に供給する電力を変更する給電制御部を含むことを条件とし、前記負荷変調部により選択されて互いに大きさが異なる3種類の負荷を第1負荷、第2負荷、および第3負荷とし、これら各負荷について前記第1負荷、前記第2負荷、および前記第3負荷の順に負荷が大きいものとして、前記負荷機器に供給する電流が大きいとき、かつ前記受電装置から前記送電装置に信号を送信するとき、前記第1負荷および前記第3負荷を交互に選択し、前記負荷機器に供給する電流が小さいとき、かつ前記受電装置から前記送電装置に信号を送信するとき、前記第1負荷および前記第2負荷を交互に選択することを特徴としている。
・本発明の非接触式給電装置は、1次コイルを有する送電装置および2次コイルを有する受電装置を含むこと、ならびに前記受電装置は、負荷の大きさを変更する負荷変調部、および負荷機器に供給する電力を変更する給電制御部を含むことを条件とし、前記負荷変調部により選択されて互いに大きさが異なる3種類の負荷を第1負荷、第2負荷、および第3負荷とし、これら各負荷について前記第1負荷、前記第2負荷、および前記第3負荷の順に負荷が大きいものとして、前記負荷機器に供給する電流が大きいとき、かつ前記受電装置から前記送電装置に信号を送信するとき、前記第1負荷および前記第3負荷を交互に選択し、前記負荷機器に供給する電流が小さいとき、かつ前記受電装置から前記送電装置に信号を送信するとき、前記第1負荷および前記第2負荷を交互に選択することを特徴としている。
・この非接触式給電装置においては、前記負荷機器に供給する電流が大きいとき、かつ前記受電装置から前記送電装置に信号を送信するときに前記送電装置から前記受電装置に供給する電力を電力Aとし、前記負荷機器に供給する電流が小さいとき、かつ前記受電装置から前記送電装置に信号を送信するときに前記送電装置から前記受電装置に供給する電力を電力Bとして、前記電力Aを前記電力Bよりも大きくすることが好ましい。
・この非接触式給電装置においては、前記負荷変調部は、前記2次コイルに対して並列に配置される複数の抵抗、および同複数の抵抗のそれぞれに対応する複数のスイッチング素子を含み、同複数のスイッチング素子の制御により前記2次コイルに接続する抵抗の数を変更することにより、前記第1負荷、前記第2負荷、および前記第3負荷を選択することが好ましい。
本発明によれば、信号の検出精度を高めることにともない負荷機器に供給される電力が低下することを抑制することが可能な非接触式給電装置を提供することができる。
図1を参照して、非接触式給電装置1の全体の構成について説明する。
非接触式給電装置1には、電力を伝送する1次コイル21を有する送電装置10と、送電装置10からの電力を受電する2次コイル51、および同電力を充電する2次電池90を有する受電装置40とが設けられている。なお、2次電池90は「負荷機器」に相当する。
非接触式給電装置1には、電力を伝送する1次コイル21を有する送電装置10と、送電装置10からの電力を受電する2次コイル51、および同電力を充電する2次電池90を有する受電装置40とが設けられている。なお、2次電池90は「負荷機器」に相当する。
送電装置10は、2次コイル51に供給する電力を制御する1次側回路20を有する。
受電装置40は、2次コイル51を介して2次電池90に供給する電力を制御する2次側回路50を有する。
受電装置40は、2次コイル51を介して2次電池90に供給する電力を制御する2次側回路50を有する。
1次側回路20および2次側回路50の構成について説明する。
1次側回路20は、1次コイル21と、1次コイル21に交番電力を供給する発振部22と、発振部22を制御する送電制御部30と、1次コイル21に並列に接続されるコンデンサ23とを有する。1次コイル21とコンデンサ23とにより共振回路24を構成している。
1次側回路20は、1次コイル21と、1次コイル21に交番電力を供給する発振部22と、発振部22を制御する送電制御部30と、1次コイル21に並列に接続されるコンデンサ23とを有する。1次コイル21とコンデンサ23とにより共振回路24を構成している。
発振部22は、1次コイル21に接続された複数のトランジスタを有する。
送電制御部30は、発振部22のトランジスタのオン状態およびオフ状態を交互に選択するオンオフ制御を実行する駆動制御部31と、1次コイル21の電圧を検出する電圧検出部32と、1次コイル21の誘起電圧を検出する波形検出部33とを有する。
送電制御部30は、発振部22のトランジスタのオン状態およびオフ状態を交互に選択するオンオフ制御を実行する駆動制御部31と、1次コイル21の電圧を検出する電圧検出部32と、1次コイル21の誘起電圧を検出する波形検出部33とを有する。
駆動制御部31は、1次コイル21を介して受電装置40に電力を伝送するとき、所定周波数の交番電力を生成するための周波数指令信号を発振部22に送信する。発振部22は、周波数指令信号に基づいて所定周波数の交流電力を1次コイル21に発生させる。
電圧検出部32は、1次コイル21の電圧から1次コイル21の誘起電圧の波形を波形検出部33に送信する。
波形検出部33は、電圧検出部32から送信された1次コイル21の誘起電圧の波形をモニタすることにより送電装置10からみた受電装置40側の負荷(以下、「受電負荷LA」)の変化態様を検出する。なお、受電負荷LAは、受電装置40が必要とする電力に相当するものである。
波形検出部33は、電圧検出部32から送信された1次コイル21の誘起電圧の波形をモニタすることにより送電装置10からみた受電装置40側の負荷(以下、「受電負荷LA」)の変化態様を検出する。なお、受電負荷LAは、受電装置40が必要とする電力に相当するものである。
2次側回路50は、2次コイル51と、2次コイル51に生じる交番電力を直流電力に整流する整流回路52と、2次電池90の充電状態に応じて2次電池90に供給される直流電力を制御する給電制御部80とを有する。またこの他に、受電装置40の情報を電圧信号として送電装置10に送信するため、2次コイル51に生じる交番電力を変化させる負荷変調部70と、給電制御部80および負荷変調部70を制御する受電制御部60とを有する。
給電制御部80は、整流回路52により整流された直流電力の電圧を制御するDC−DCコンバータ81と、2次電池90への直流電力の供給および遮断を切り替えるトランジスタ82とを有する。
負荷変調部70は、2次コイル51と2次電池90とに並列に接続されている。負荷変調部70は、受電負荷LAを変更する基準抵抗71および付加抵抗73と、基準抵抗71への電力の供給および遮断を切り替える基準トランジスタ72および付加抵抗73への電力の供給および遮断を切り替える付加トランジスタ74とを有する。基準抵抗71および基準トランジスタ72は直列に接続されている。付加抵抗73および付加トランジスタ74は直列に接続されている。基準抵抗71および基準トランジスタ72と、付加抵抗73および付加トランジスタ74とは並列に接続されている。また、基準抵抗71の抵抗値と付加抵抗73の抵抗値とは互いに等しい。なお、基準抵抗71および付加抵抗73は「2次コイルに並列に接続された抵抗」に相当する。また、基準トランジスタ72および付加トランジスタ74は「スイッチング素子」に相当する。
ここで、負荷変調部70の負荷を次のように定義する。なお、負荷変調部70の負荷とは、負荷変調部70に供給される電力に相当する。
(A)基準トランジスタ72および付加トランジスタ74がオフ状態、すなわち基準抵抗71および付加抵抗73に電流が供給されないときの負荷変調部70の負荷を「第1負荷」とする。
(B)基準トランジスタ72がオン状態かつ付加トランジスタ74のオフ状態のとき、すなわち基準抵抗71に電流が供給され、かつ付加抵抗73に電流が供給されないときの負荷変調部70の負荷を「第2負荷」とする。なお、第2負荷は第1負荷よりも大きい。
(C)基準トランジスタ72および付加トランジスタ74がオン状態のとき、すなわち基準抵抗71および付加抵抗73に電流が供給されるときの負荷変調部70の負荷を「第3負荷」とする。なお、第3負荷は第2負荷よりも大きい。
(A)基準トランジスタ72および付加トランジスタ74がオフ状態、すなわち基準抵抗71および付加抵抗73に電流が供給されないときの負荷変調部70の負荷を「第1負荷」とする。
(B)基準トランジスタ72がオン状態かつ付加トランジスタ74のオフ状態のとき、すなわち基準抵抗71に電流が供給され、かつ付加抵抗73に電流が供給されないときの負荷変調部70の負荷を「第2負荷」とする。なお、第2負荷は第1負荷よりも大きい。
(C)基準トランジスタ72および付加トランジスタ74がオン状態のとき、すなわち基準抵抗71および付加抵抗73に電流が供給されるときの負荷変調部70の負荷を「第3負荷」とする。なお、第3負荷は第2負荷よりも大きい。
また、負荷変調部70の負荷を切り替える形態を次のように定義する。
(A)負荷変調部70の負荷を第1負荷と第2負荷とを交互に選択する形態を「第1切替形態」とする。
(B)負荷変調部70の負荷を第1負荷と第3負荷とを交互に選択する形態を「第2切替形態」とする。
(A)負荷変調部70の負荷を第1負荷と第2負荷とを交互に選択する形態を「第1切替形態」とする。
(B)負荷変調部70の負荷を第1負荷と第3負荷とを交互に選択する形態を「第2切替形態」とする。
負荷変調部70は、受電装置40の情報を送電装置10に送信するとき、基準周期TK毎に送電装置10に送信する信号を生成する。この信号を生成する期間は基準周期TKよりも短い。また、上記期間は、送電装置10に送信する受電装置40の情報量が多くなるにつれて長くなる。
受電制御部60は、DC−DCコンバータ81により2次電池90の充電状態に応じて直流電流の電圧を変更する電圧制御と、トランジスタ82のオン状態およびオフ状態を交互に選択するオンオフ制御を実行することにより2次電池90の充電状態に応じて2次電池90に供給される電力(以下、「負荷電流IL」)を変更する電力供給制御とを行う。またこの他に、基準トランジスタ72および付加トランジスタ74のオン状態およびオフ状態を交互に選択するオンオフ制御を実行することにより負荷変調部70の負荷を変更する負荷変調制御を行う。
電圧制御においては、DC−DCコンバータ81により直流電力の電圧を2次電池90の定格電圧よりも高い基準電圧に調整する。そして、この基準電圧を電源電圧として、受電制御部60に電流が供給されることにより受電制御部60が動作する。
電力供給制御においては、2次電池90を充電する期間にわたりトランジスタ82がオン状態、すなわち2次電池90に直流電力が供給される状態となるように制御する。一方、2次電池90が満充電のとき、すなわち2次電池90に直流電力が供給されないとき、トランジスタ82がオフ状態となるように制御する。
負荷変調制御においては、受電装置40の情報を電圧信号として受電装置40から送電装置10に送信するとき、負荷変調部70の負荷を変更する。負荷変調制御においては、負荷変調部70を第1負荷〜第3負荷に設定することにより1次コイル21の誘起電圧が変化する。これにより、1次コイル21の誘起電圧の変化を波形検出部33が検出することにより送電装置10に受電装置40の情報を電圧信号として送信している。
加えて、受電装置40が必要とする電力が1次コイル21に供給される電力(以下、「1次側電力IS」)の上限値よりも大きいとき、1次コイル21の交番電力の周波数を変更することにより受電装置40が必要とする電力よりも1次側電力ISの上限値が大きくなるように負荷制御部は1次側電力ISの上限値を増加させる。
受電制御部60は、2次電池90を充電するときの1次コイル21の交番電力の周波数を指定する第1充電信号CS1および第2充電信号CS2を生成する。そして、2次電池90を充電するとき、基準周期TKにおいて第1充電信号CS1および第2充電信号CS2のうちのいずれかを受電制御部60が送電装置10に送信する。また、受電制御部60は、受電負荷LAが小さいとき、すなわち受電装置40が必要とする電力が1次側電力ISの上限値以下のとき、第1充電信号CS1を送信する。一方、受電負荷LAが大きいとき、すなわち受電装置40が必要とする電力が1次側電力ISの上限値よりも大きくなるとき、第2充電信号CS2を送信する。
波形検出部33が第1充電信号CS1を検出したとき、波形検出部33は第1充電信号CS1を送電制御部30に送信する。そして、送電制御部30は、1次コイル21の交番電力の周波数を基準周波数FKに設定する周波数指令信号を発振部22に送信する。基準周波数FKは共振回路24の共振周波数よりも小さい。この基準周波数FKは、送電装置10のメモリ(図示略)に予め記憶されている。
波形検出部33が第2充電信号CS2を検出したとき、波形検出部33は第2充電信号CS2を送電制御部30に送信する。そして、送電制御部30は、1次コイル21の交番電力の周波数を変更周波数FHに設定する周波数指令信号を発振部22に送信する。
変更周波数FHは、共振回路24の共振周波数との差が基準周波数FKと共振回路24の共振周波数との差よりも小さくなるように設定されている。詳細には、変更周波数FHにおいての1次側電力ISの上限値が基準周波数FKにおいての1次側電力ISの上限値よりも大きくなり、かつ受電装置40が必要とする電力よりも大きくなるように設定される。この変更周波数FHは、送電装置10のメモリ(図示略)に予め記憶されている。
非接触式給電装置1の給電態様について説明する。
送電装置10においては、駆動制御部31が発振部22を制御することにより1次コイル21に基準周波数FKの交番電力が供給される。このため、1次コイル21に交番磁束が発生する。
送電装置10においては、駆動制御部31が発振部22を制御することにより1次コイル21に基準周波数FKの交番電力が供給される。このため、1次コイル21に交番磁束が発生する。
2次コイル51においては、1次コイル21の交番磁束と鎖交することにより交番電力が発生する。この交番電力は整流回路52により平滑化された直流電力に変換される。そして、給電制御部80により2次電池90の充電状態に応じて直流電力が供給される。
受電制御部60による2次電池90の充電態様について説明する。
2次電池90の充電量が基準量以下の場合において、2次電池90の充電を開始するとき、2次電池90の充電態様として定電流モードを設定する。この定電流モードにおいては、負荷電流ILを予め設定された電力に維持する。そして2次電池90の充電の開始とともに2次電池90の電圧を昇圧させる。そして、2次電池90の電圧が定格電圧に達したとき、2次電池90の充電態様として定電流モードから定電圧モードに変更する。この定電圧モードにおいては、充電時間の経過とともに負荷電流ILを低下させる。
2次電池90の充電量が基準量以下の場合において、2次電池90の充電を開始するとき、2次電池90の充電態様として定電流モードを設定する。この定電流モードにおいては、負荷電流ILを予め設定された電力に維持する。そして2次電池90の充電の開始とともに2次電池90の電圧を昇圧させる。そして、2次電池90の電圧が定格電圧に達したとき、2次電池90の充電態様として定電流モードから定電圧モードに変更する。この定電圧モードにおいては、充電時間の経過とともに負荷電流ILを低下させる。
図1および図2を参照して、負荷変調部70の動作について説明する。
図2に示されるように、2次電池90が満充電に近いとき、すなわち2次電池90の充電量が基準量以下のときよりも負荷電流ILが少ないとき、かつ負荷変調部70の負荷が第1負荷のとき、1次コイル21の誘起電圧が第1基準電圧V11となる。この状態において負荷変調部70の負荷を第1負荷から第2負荷に変更したとき、受電負荷LAが増加する。この受電負荷LAの大きさに応じて1次コイル21の誘起電圧が変化するため、第1基準電圧V11から第1電圧差ΔV1分増加する。
図2に示されるように、2次電池90が満充電に近いとき、すなわち2次電池90の充電量が基準量以下のときよりも負荷電流ILが少ないとき、かつ負荷変調部70の負荷が第1負荷のとき、1次コイル21の誘起電圧が第1基準電圧V11となる。この状態において負荷変調部70の負荷を第1負荷から第2負荷に変更したとき、受電負荷LAが増加する。この受電負荷LAの大きさに応じて1次コイル21の誘起電圧が変化するため、第1基準電圧V11から第1電圧差ΔV1分増加する。
一方、2次電池90の充電量が基準量以下のとき、すなわち2次電池90の充電期間において負荷電流ILが最大または最大に近いとき、かつ負荷変調部70の負荷が第1負荷のとき、1次コイル21の誘起電圧が第1基準電圧V11よりも大きい電圧である第2基準電圧V12となる。この状態において負荷変調部70の負荷を第1負荷から第2負荷に変更したとき、受電負荷LAが増加するため、第2基準電圧V12から第2電圧差ΔV2分増加する。このとき、第2電圧差ΔV2は第1電圧差ΔV1よりも小さい(ΔV2<ΔV1)。
第2電圧差ΔV2が第1電圧差ΔV1よりも小さくなる原理について説明する。
1次コイル21および2次コイル51によるトランスの垂下特性により負荷電流ILが少ないときの2次コイル51の電圧は、負荷電流ILが多いときの2次コイル51の電圧よりも大きくなる。基準抵抗71の抵抗値は一定であるため、負荷電流ILが少ないときの基準抵抗71に流れる電流と比較して、負荷電流ILが多いときの基準抵抗71に流れる電流が少なくなる。したがって、負荷電流ILが少ないときの負荷変調部70による受電負荷LAの増加量と比較して、負荷電流ILが多いときの負荷変調部70による受電負荷LAの増加量が少なくなる。このため、第2電圧差ΔV2が第1電圧差ΔV1よりも小さくなる。
1次コイル21および2次コイル51によるトランスの垂下特性により負荷電流ILが少ないときの2次コイル51の電圧は、負荷電流ILが多いときの2次コイル51の電圧よりも大きくなる。基準抵抗71の抵抗値は一定であるため、負荷電流ILが少ないときの基準抵抗71に流れる電流と比較して、負荷電流ILが多いときの基準抵抗71に流れる電流が少なくなる。したがって、負荷電流ILが少ないときの負荷変調部70による受電負荷LAの増加量と比較して、負荷電流ILが多いときの負荷変調部70による受電負荷LAの増加量が少なくなる。このため、第2電圧差ΔV2が第1電圧差ΔV1よりも小さくなる。
ところで、第1基準電圧V11に対する第1電圧差ΔV1の割合よりも第2基準電圧V12に対する第2電圧差ΔV2の割合が小さいため、波形検出部33が第2電圧差ΔV2をノイズとして検出する場合がある。すなわち、波形検出部33により第2電圧差ΔV2を検出する精度が低下するおそれがある。
このような場合、負荷変調部70の負荷を第3負荷に設定する。これにより、負荷変調部70の負荷を第1負荷から第2負荷に変更するときの受電負荷LAの増加量と比較して、受電負荷LAの増加量が多くなる。これにより、図2の一点鎖線により示されるように、第2基準電圧V12から増加する電圧が第2電圧差ΔV2よりも大きい第3電圧差ΔV3となる(ΔV3>ΔV2)。このため、波形検出部33により第3電圧差ΔV3を検出する精度は、波形検出部33により第2電圧差ΔV2を検出する精度よりも高くなる。
しかし、負荷変調部70の負荷を第3負荷にすることにともない、受電装置40に必要な電力が基準周波数FKにおいての1次側電力ISの上限値よりも多くなる場合がある。このとき、受電装置40に必要な電力よりも少ない電力を受電装置40に供給するため、負荷電流ILが少なくなる。これにより、2次電池90が必要とする負荷電流ILよりも供給される負荷電流ILが少なくなるため、2次電池90の充電時間が長くなる。また、図2の二点鎖線により示されるように、1次コイル21の誘起電圧が第2基準電圧V12よりも小さい第3基準電圧V13となる(V13<V12)。
そこで、送電制御部30は、1次コイル21に供給される交番電力の周波数を基準周波数FKから変更周波数FHに変更する。これにより、受電装置40に必要な電力よりも1次側電力ISの上限値が大きくなる。したがって、受電装置40に必要な電力を送電装置10が供給することができるため、2次電池90が必要とする負荷電流ILを供給することができる。これにより、2次電池90の充電時間が長くなることが抑制される。
またこのとき、1次コイル21の誘起電圧が第3基準電圧V13から第4基準電圧V14となる。そして、負荷変調部70の負荷を第1負荷から第3負荷に変更するときの第4基準電圧V14から増加する電圧が第4電圧差ΔV4となる。第4電圧差ΔV4は、第2電圧差ΔV2よりも大きく、かつ第3電圧差ΔV3よりも小さい。
図1および図3を参照して、負荷変調制御の手順について説明する。負荷変調制御は、受電装置40の情報を信号として送電装置10に送信するときに繰り返し実行される。
負荷変調制御において、受電制御部60は、負荷電流ILに基づいて負荷変調部70の負荷を切り替える形態、および送電装置10に送信する充電信号を設定する。このため、負荷変調制御においては、現在の負荷電流ILが以下の区分された第1領域〜第3領域のいずれにあるかを判定する。
(第1領域)負荷電流ILが閾値XA未満。
(第2領域)負荷電流ILが閾値XA以上かつ閾値XB未満。
(第3領域)負荷電流ILが閾値XB以上。
負荷変調制御において、受電制御部60は、負荷電流ILに基づいて負荷変調部70の負荷を切り替える形態、および送電装置10に送信する充電信号を設定する。このため、負荷変調制御においては、現在の負荷電流ILが以下の区分された第1領域〜第3領域のいずれにあるかを判定する。
(第1領域)負荷電流ILが閾値XA未満。
(第2領域)負荷電流ILが閾値XA以上かつ閾値XB未満。
(第3領域)負荷電流ILが閾値XB以上。
閾値XAは、負荷変調部70の負荷が第2負荷のときの1次コイル21の誘起電圧と、負荷変調部70の負荷が第1負荷のときの1次コイル21の誘起電圧との電圧差を波形検出部33により検出する精度が低下する範囲の上限値である。また、閾値XBは、1次コイル21の交番電力の周波数を基準周波数FKから変更周波数FHに変更するための値である。1次コイル21の交番電力の周波数が基準周波数FKのとき、かつ負荷電流ILが閾値XB以上となるとき、受電装置40に必要な電力が1次側電力ISの上限値よりも大きくなる。なお、閾値XAおよび閾値XBは、実験等により予め設定する。
現在の負荷電流ILが第1領域〜第3領域のいずれかにあるかの判定は、負荷変調制御のステップS11およびステップS12の処理において行う。すなわち、ステップS11において、負荷電流ILが閾値XA以上か否かを判定する。そしてステップS12において、負荷電流ILが閾値XB以上か否かを判定する。
ステップS11,S12の判定結果、すなわち現在の負荷電流ILが第1領域〜第3領域のうちのいずれかにより、次のように負荷変調部70の負荷を切り替える形態、および各充電信号CS1,CS2を設定する。
(A)ステップS11において否定判定されたとき、すなわち負荷電流ILが第1領域のとき、ステップS21において、負荷変調部70の負荷を切り替える形態を第1切替形態に設定し、かつ充電信号を第1充電信号CS1に設定する。
(B)ステップS11において肯定判定され、かつステップS12において否定判定されたとき、すなわち負荷電流ILが第2領域のとき、ステップS22において、負荷変調部70の負荷を切り替える形態を第2切替形態に設定し、かつ充電信号を第1充電信号CS1に設定する。
(C)ステップS11,S12において肯定判定されたとき、すなわち負荷電流ILが第3領域のとき、ステップS23において、負荷変調部70の負荷を切り替える形態を第2切替形態に設定し、かつ充電信号を第2充電信号CS2に設定する。
図1および図4を参照して、負荷変調制御の一実行態様について説明する。
時刻t10において、送電装置10に受電装置40の情報を受電装置40が送信するとき、負荷変調制御が実行される。このとき、負荷変調部70の負荷を切り替える形態が第2切替形態に設定される。このときの負荷電流ILが閾値XB以上となるため、受電装置40から送電装置10に送信する充電信号が充電信号CS1から充電信号CS2に変更される。これにより、1次コイル21の交番電力の周波数が基準周波数FKから変更周波数FHに変更される。
時刻t10において、送電装置10に受電装置40の情報を受電装置40が送信するとき、負荷変調制御が実行される。このとき、負荷変調部70の負荷を切り替える形態が第2切替形態に設定される。このときの負荷電流ILが閾値XB以上となるため、受電装置40から送電装置10に送信する充電信号が充電信号CS1から充電信号CS2に変更される。これにより、1次コイル21の交番電力の周波数が基準周波数FKから変更周波数FHに変更される。
時刻t11において、負荷電流ILが時間の経過とともに低下するとき、負荷電流ILが閾値XB未満になる。このため、受電装置40から送電装置10に送信する充電信号が充電信号CS2から充電信号CS1に変更される。これにより、1次コイル21の交番電力の周波数が変更周波数FHから基準周波数FKに変更される。このとき、負荷電流ILは閾値XA以上のため、負荷変調部70の負荷を切り替える形態は第2切替形態に維持される。
時刻t12において負荷電流ILが閾値XA未満のとき、負荷変調部70の負荷を切り替える形態が第2切替形態から第1切替形態に変更される。このとき、1次コイル21の交番電力の周波数は基準周波数FKに維持される。
(実施形態の効果)
本実施形態の非接触式給電装置1によれば、以下の効果が得られる。
(1)非接触式給電装置1は、負荷変調制御において負荷電流ILが閾値XA以上のとき、すなわち負荷電流ILが多いとき、負荷変調部70の負荷を切り替える形態を第2切替形態に設定する。これにより、負荷電流ILが多いときにおいても波形検出部33が負荷変調制御による電圧信号を検出する精度が低下することを抑制することができる。また、負荷変調部70の負荷を変更することにより受電負荷LAを増加させるため、すなわち1次側電力ISを増加させるため、負荷電流ILが低下することが抑制される。したがって、負荷変調制御による信号の検出精度を高めることにともない負荷電流ILが低下することを抑制することができる。
本実施形態の非接触式給電装置1によれば、以下の効果が得られる。
(1)非接触式給電装置1は、負荷変調制御において負荷電流ILが閾値XA以上のとき、すなわち負荷電流ILが多いとき、負荷変調部70の負荷を切り替える形態を第2切替形態に設定する。これにより、負荷電流ILが多いときにおいても波形検出部33が負荷変調制御による電圧信号を検出する精度が低下することを抑制することができる。また、負荷変調部70の負荷を変更することにより受電負荷LAを増加させるため、すなわち1次側電力ISを増加させるため、負荷電流ILが低下することが抑制される。したがって、負荷変調制御による信号の検出精度を高めることにともない負荷電流ILが低下することを抑制することができる。
(2)非接触式給電装置1においては、負荷変調制御において負荷電流ILが閾値XB以上のとき、1次コイル21の交番電力の周波数を基準周波数FKから変更周波数FHに変更する。これにより、基準周波数FKにおいての1次側電力ISの上限値よりも1次側電力ISの上限値が増加する。このため、基準周波数FKにおいての1次側電力ISの上限値よりも受電装置40に必要な電力が多いとき、受電装置40に供給する電力の低下を抑制することができる。
(その他の実施形態)
本発明の実施態様は、上記実施形態の内容に限られるものではなく、例えば以下のように変更することもできる。また、以下の変形例は上記実施形態についてのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
本発明の実施態様は、上記実施形態の内容に限られるものではなく、例えば以下のように変更することもできる。また、以下の変形例は上記実施形態についてのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
・上記実施形態(図1)では、付加抵抗73を1個としているが、付加抵抗73を2個以上とすることもできる。この場合、付加トランジスタ74も付加抵抗73と同数個用意する。そして、各付加トランジスタ74と各付加抵抗73とを互いに直列に接続する。これにより、負荷変調部70の負荷を増加させることが可能となる。
この場合、負荷変調制御において、負荷変調部70の負荷の増加に応じて、負荷電流ILの閾値を増加させる。例えば、負荷変調部70において付加抵抗73とは別の付加抵抗を追加したとき、負荷変調部70の負荷として基準トランジスタ72、付加トランジスタ74、および上記の別の付加抵抗に接続された付加トランジスタをオン状態とする第4負荷が設けられる。そして、負荷電流ILの閾値として、閾値XAよりも大きくかつ閾値XBよりも小さい値である閾値XCを設ける。
このような構成では、負荷変調制御において、負荷電流ILが閾値XA未満のとき、負荷変調部70の負荷を切り替える形態を第1切替形態に設定する。また、負荷電流ILが閾値XA以上かつ閾値XC未満のとき、負荷変調部70の負荷を切り替える形態を第2切替形態に設定する。また、負荷電流ILが閾値XC以上のとき、負荷変調部70の負荷を切り替える形態を第1負荷と第4負荷とを交互に選択する形態である「第3切替形態」に設定する。
・上記実施形態(図1)では、負荷変調部70が基準抵抗71および付加抵抗73を2次コイル51に並列に接続するものであるが、これら抵抗に代えて、受電制御部60の制御指令信号に基づいて抵抗値を変更することのできる可変抵抗を用いることもできる。この場合、基準トランジスタ72および付加トランジスタ74に代えて可変抵抗に直列に接続するトランジスタが設けられる。このトランジスタのオン状態およびオフ状態を交互に選択するオンオフ制御は受電制御部60により行われる。
可変抵抗に電流が供給されていないときの負荷変調部70の負荷を第1負荷とする。また、可変抵抗の抵抗値を第1抵抗値に設定するときの負荷変調部70の負荷を第2負荷とする。また、可変抵抗の抵抗値を第1抵抗値よりも小さい第2抵抗値に設定するときの負荷変調部70の負荷を第3負荷とする。負荷変調部70の負荷を切り替える形態として第1負荷と第2負荷とを交互に選択する形態を第1切替形態とし、第1負荷と第3負荷とを交互に選択する形態を第2切替形態とする。この構成においても負荷変調制御と同様の制御を行う。
・上記実施形態(図1)では、基準抵抗71の抵抗値と付加抵抗73の抵抗値とが同じ値としているが、基準抵抗71の抵抗値と付加抵抗73の抵抗値とを互いに異なる値とすることもできる。
・上記実施形態(図1)では、基準トランジスタ72および付加トランジスタ74がオフ状態とすることにより負荷変調部70の負荷として第1負荷に設定しているが、第1負荷を次のように変更することもできる。なお、以下の「半オン状態」とは、トランジスタがオン状態よりもトランジスタを通過する電流が少ない状態である。
(A)基準トランジスタ72が半オン状態かつ付加トランジスタ74がオフ状態。
(B)基準トランジスタ72がオフ状態かつ付加トランジスタ74が半オン状態。
(C)基準トランジスタ72および付加トランジスタ74が半オン状態。
(A)基準トランジスタ72が半オン状態かつ付加トランジスタ74がオフ状態。
(B)基準トランジスタ72がオフ状態かつ付加トランジスタ74が半オン状態。
(C)基準トランジスタ72および付加トランジスタ74が半オン状態。
・上記実施形態(図1)では、基準トランジスタ72がオン状態および付加トランジスタ74がオフ状態とすることにより負荷変調部70の負荷として第2負荷に設定しているが、第2負荷を次のように変更することもできる。
(A)基準トランジスタ72がオフ状態かつ付加トランジスタ74がオン状態。
(B)基準トランジスタ72が半オン状態かつ付加トランジスタ74がオン状態。
(C)基準トランジスタ72がオン状態かつ付加トランジスタ74が半オン状態。
(A)基準トランジスタ72がオフ状態かつ付加トランジスタ74がオン状態。
(B)基準トランジスタ72が半オン状態かつ付加トランジスタ74がオン状態。
(C)基準トランジスタ72がオン状態かつ付加トランジスタ74が半オン状態。
・上記実施形態(図3)では、負荷変調制御のステップS12において負荷電流ILが閾値XB以上か否かの判定に基づいて第1充電信号CS1および第2充電信号CS2を選択しているが、このステップS12の判定を省略することもできる。この場合、例えば、負荷電流ILが閾値XA以上のとき、すなわち負荷変調部70の負荷を切り替える形態を第2切替形態に設定されたとき、第2充電信号CS2に設定する。また、負荷電流ILが閾値XA未満のとき、すなわち負荷変調部70の負荷を切り替える形態を第1切替形態に設定されたとき、第1充電信号CS1に設定する。また、例えば、負荷電流ILと閾値XAとの関係にかかわらず、第1充電信号CS1または第2充電信号CS2のいずれかに設定することもできる。
・また、上記ステップS12の判定に代えて、2次電池90の充電態様が定電流モードか否かの判定とすることもできる。この場合、定電流モードのとき、2次電池90の充電期間において負荷電流ILが最大となるため、1次側電力ISの上限値よりも受電装置40に必要な電力が多くなるおそれがある。このため、充電信号として第2充電信号CS2に設定する。また2次電池90の充電態様が定電流モードではないとき、すなわち同充電態様が定電圧モードのとき、同充電態様が定電流モードのときよりも1次側電力ISの上限値よりも受電装置40に必要な電力が多くなるおそれが少ないため、第1充電信号CS1に設定する。
・上記実施形態(図3)では、負荷変調制御のステップS11において負荷電流ILが閾値XA以上か否かの判定に基づいて負荷変調部70の負荷を切り替える形態を設定しているが、このステップS11の判定に代えて、2次電池90の充電態様が定電流モードか否かの判定とすることもできる。この場合、2次電池90の充電態様が定電流モードのとき、2次電池90の充電期間において2次電池90に供給される電流が最大となるため、受電装置40に供給される電流に対する負荷変調部70に供給される電流の割合が小さくなる。このため、負荷変調部70の負荷を切り替える形態として第2切替形態に設定する。2次電池90の充電態様が定電流モードではないとき、すなわち同充電態様が定電圧モードのとき、同充電態様が定電流モードよりも受電装置40に供給される電流に対する負荷変調部70に供給される電流の割合が大きくなるため、負荷変調部70の負荷を切り替える形態として第1切替形態に設定する。
・上記実施形態(図1)では、送電装置10が第2充電信号CS2を受信したとき、1次コイル21の交番電力の周波数を基準周波数FKから変更周波数FHに変更しているが、1次コイル21の交番電力の変更態様はこれに限られない。コンデンサ23としてバリアブルコンデンサを用いることにより共振回路24の共振周波数を1次コイル21の交番電力の周波数に近づけることもできる。すなわち、コンデンサ23の容量を変更することにより共振回路24の共振周波数を基準周波数FKに近づける。これにより、1次側電力ISの上限値を増加させることができる。
・上記実施形態(図1)では、基準周波数FKが共振回路の共振周波数よりも小さい周波数であるが、基準周波数FKは共振周波数よりも大きい周波数に設定することもできる。この場合、変更周波数FHは、基準周波数FKよりも小さい。また、変更周波数FHと共振周波数との差は、基準周波数FKと共振周波数との差よりも小さい。共振周波数周波数となる。また、変更周波数FHにおいての2次コイル51に生じる電力量が基準周波数FKにおいての2次コイル51に生じる電力量よりも大きくなるように設定する。
・上記実施形態(図1)では、基準周波数FKを共振回路の共振周波数に近い周波数である変更周波数FHに変更することにより1次側電力ISの上限値を増加させているが、1次側電力ISの上限値を増加させる方法はこれに限られない。共振回路の共振周波数とは関係なく、基準周波数FKから基準周波数FKよりも大きい周波数に変更することもできる。この場合、変更周波数FHにおいての2次コイル51に生じる電力量が基準周波数FKにおいての2次コイル51に生じる電力量よりも大きくなるように設定する。
・上記実施形態(図1)では、負荷機器として2次電池90を設けているが、負荷機器はこれに限られない。例えば、負荷機器として電動モータを設けることもできる。
1…非接触式給電装置、10…送電装置、21…1次コイル、23…コンデンサ、24…共振回路、40…受電装置、51…2次コイル、70…負荷変調部、71…基準抵抗(抵抗)、72…基準トランジスタ(スイッチング素子)、73…付加抵抗(抵抗)、74…付加トランジスタ(スイッチング素子)、80…給電制御部、90…2次電池(負荷機器)。
Claims (3)
- 1次コイルを有する送電装置および2次コイルを有する受電装置を含むこと、ならびに前記受電装置は、負荷の大きさを変更する負荷変調部、および負荷機器に供給する電力を変更する給電制御部を含むことを条件とする非接触式給電装置において、
前記負荷変調部により選択されて互いに大きさが異なる3種類の負荷を第1負荷、第2負荷、および第3負荷とし、これら各負荷について前記第1負荷、前記第2負荷、および前記第3負荷の順に負荷が大きいものとして、
前記負荷機器に供給する電流が大きいとき、かつ前記受電装置から前記送電装置に信号を送信するとき、前記第1負荷および前記第3負荷を交互に選択し、前記負荷機器に供給する電流が小さいとき、かつ前記受電装置から前記送電装置に信号を送信するとき、前記第1負荷および前記第2負荷を交互に選択する
ことを特徴とする非接触式給電装置。 - 請求項1に記載の非接触式給電装置において、
前記負荷機器に供給する電流が大きいとき、かつ前記受電装置から前記送電装置に信号を送信するときに前記送電装置から前記受電装置に供給する電力を電力Aとし、前記負荷機器に供給する電流が小さいとき、かつ前記受電装置から前記送電装置に信号を送信するときに前記送電装置から前記受電装置に供給する電力を電力Bとして、前記電力Aを前記電力Bよりも大きくする
ことを特徴とする非接触式給電装置。 - 請求項1または2に記載の非接触式給電装置において、
前記負荷変調部は、前記2次コイルに対して並列に配置される複数の抵抗、および同複数の抵抗のそれぞれに対応する複数のスイッチング素子を含み、同複数のスイッチング素子の制御により前記2次コイルに接続する抵抗の数を変更することにより、前記第1負荷、前記第2負荷、および前記第3負荷を選択する
ことを特徴とする非接触式給電装置。
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Legal Events
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