JP2013005062A5 - - Google Patents

Description

本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の画像処理装置は、動画像を構成するフレーム内のオブジェクトに応じた特定領域を検出する検出手段と、
前記動画像を構成する第１フレームから検出された特定領域の情報と、該第１フレームよりも後の第２フレームから検出された特定領域の情報と、を用いて、該第２フレームよりも後の第３フレームにおける特定領域を推定する推定手段と、
前記第３フレームの特定領域が非特定領域よりも高い画質で符号化されるように、前記推定手段が推定した特定領域の情報に応じて前記第３フレームの符号化のための符号化パラメータを制御する制御手段と
を有することを特徴とする。

予測部３０３は、予測部１０３が行うものとして説明した予測処理を行い、誤差測定部３０４が求めた誤差を用いて、この予測した特定領域を補正する。この補正は、例えば、予測した特定領域の位置を誤差の分だけずらしたり、誤差の分だけ変形させたりする補正処理である。誤差測定部３０４は、求めた上記の誤差を制御部１０５だけでなく、予測部３０３にも送出する。

Claims (11)

1. 動画像を構成するフレーム内のオブジェクトに応じた特定領域を検出する検出手段と、
   前記動画像を構成する第１フレームから検出された特定領域の情報と、該第１フレームよりも後の第２フレームから検出された特定領域の情報と、を用いて、該第２フレームよりも後の第３フレームにおける特定領域を推定する推定手段と、
   前記第３フレームの特定領域が非特定領域よりも高い画質で符号化されるように、前記推定手段が推定した特定領域の情報に応じて前記第３フレームの符号化のための符号化パラメータを制御する制御手段と
   を有することを特徴とする画像処理装置。
2. 更に、
   前記第１フレームから前記検出手段により検出された特定領域の情報と前記第１フレームより前のフレームから前記検出手段により検出された特定領域の情報とを用いて前記推定手段により推定された前記第２フレームの特定領域と、前記第２フレームから前記検出手段により検出された特定領域と、の差を取得する取得手段を有し、
   前記制御手段は、
   前記差が所定範囲内であると判定された場合、前記第３フレームの前記特定領域が前記非特定領域よりも高い画質で符号化されるように符号化パラメータを制御し、
   前記差が前記所定範囲内でないと判定された場合、前記第３フレームの前記特定領域を前記非特定領域よりも高い画質で符号化するための前記符号化パラメータの制御を実行しない
   ことを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記差は、前記推定手段により推定された前記第２フレームにおける特定領域のサイズと、前記第２フレームから前記検出手段により検出された特定領域のサイズと、の差であることを特徴とする請求項２に記載の画像処理装置。
4. 前記差は、前記推定手段により推定された前記第２フレームにおける特定領域の位置と、前記第２フレームから前記検出手段により検出された特定領域の位置と、の差であることを特徴とする請求項２に記載の画像処理装置。
5. 前記制御手段は、前記差が前記所定範囲内であると判定された場合、前記第１フレームから検出された特定領域の情報と前記第２フレームから検出された特定領域の情報とから前記推定手段により推定された前記第３フレームの特定領域が、前記第３フレームの非特定領域よりも高い画質で符号化されるように符号化パラメータを制御することを特徴とする請求項２乃至４の何れか１項に記載の画像処理装置。
6. 更に、
   前記第１フレームから検出された特定領域の情報と前記第２フレームから検出された特定領域の情報とを用いて前記推定手段により推定された前記第３フレームの特定領域を、前記取得手段により取得された前記差の情報を用いて変更する変更手段を有し、
   前記制御手段は、前記変更手段による変更後の特定領域が、非特定領域よりも高い画質で符号化されるように前記第３フレームの符号化のための符号化パラメータを制御することを特徴とする請求項２乃至５の何れか１項に記載の画像処理装置。
7. 前記制御手段は、前記符号化パラメータとして量子化ステップを制御することを特徴とする請求項１乃至６の何れか１項に記載の画像処理装置。
8. 画像処理装置が行う画像処理方法であって、
   前記画像処理装置の検出手段が、動画像を構成するフレーム内のオブジェクトに応じた特定領域を検出する検出工程と、
   前記画像処理装置の推定手段が、前記動画像を構成する第１フレームから検出された特定領域の情報と、該第１フレームよりも後の第２フレームから検出された特定領域の情報と、を用いて、該第２フレームよりも後の第３フレームにおける特定領域を推定する推定工程と、
   前記画像処理装置の制御手段が、前記第３フレームの特定領域が非特定領域よりも高い画質で符号化されるように、前記推定工程で推定した特定領域の情報に応じて前記第３フレームの符号化のための符号化パラメータを制御する制御工程と
   を有することを特徴とする画像処理方法。
9. 更に、
   前記画像処理装置の取得手段が、前記第１フレームから前記検出工程で検出された特定領域の情報と前記第１フレームより前のフレームから前記検出工程で検出された特定領域の情報とを用いて前記推定工程で推定された前記第２フレームの特定領域と、前記第２フレームから前記検出工程で検出された特定領域と、の差を取得する取得工程を有し、
   前記制御工程では、
   前記差が所定範囲内であると判定された場合、前記第３フレームの前記特定領域が前記非特定領域よりも高い画質で符号化されるように符号化パラメータを制御し、
   前記差が前記所定範囲内でないと判定された場合、前記第３フレームの前記特定領域を前記非特定領域よりも高い画質で符号化するための前記符号化パラメータの制御を実行しない
   ことを特徴とする請求項８に記載の画像処理方法。
10. 前記差は、前記推定工程で推定された前記第２フレームにおける特定領域のサイズと、前記第２フレームから前記検出工程で検出された特定領域のサイズと、の差であることを特徴とする請求項９に記載の画像処理方法。
11. コンピュータを、請求項１乃至７の何れか１項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。