JP2013004873A - エッジワイズコイルの巻線装置および巻線方法 - Google Patents

エッジワイズコイルの巻線装置および巻線方法 Download PDF

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Abstract

【課題】非円形形状のエッジワイズコイルを、整列性を悪化させることなく、所望の形状に成形する。
【解決手段】
回転可能および軸方向動可能に設けた主軸2と一体にクランプ部材4を設け、主軸2周りに配置した芯金3と対向させる。芯金3外周部とクランプ部材4の押さえ部4aの間に設けたコ字溝6に線材Wを供給して、クランプ部材で挟み込み、外周に配置した公転ローラ5を芯金3に沿って公転させて、コ字溝6に巻き付けエッジワイズコイルCの半円形部C1を形成する。線材Wの供給時は、クランプ部材4の非押さえ部4bを線材Wの送り方向と平行にして、巻き取ったエッジワイズコイルCを外し、所望形状で必要な巻数のエッジワイズコイルCを整列性よく成形する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載装置や電子機器用の各種コイル部材として用いられるエッジワイズコイルの巻線装置および巻線方法に関する。
平角線を縦巻したエッジワイズコイルは、断面が角型で占積率が高い利点があり、装置の小型化・高効率化に有用である。エッジワイズコイルをボビンレスで巻くための巻線装置は、例えば特許文献1に記載があり、線材を圧延部で平角形状に圧延し、線材ガイドの導出孔を通過させることで線材の送り出し方向を規制しながら、線材の導出孔に対向配置したコイル成形部の傾斜面でコイル状に湾曲させるようになっている。コイル成形部には、傾斜面または傾斜溝を設けたブロック体、あるいは円周方向の溝を有するローラが用いられる。
この時、線材ガイドの上方に配置したコイルピッチ形成部によって、湾曲させていく線材の送り角度を偏向させて所定のピッチに形成する。また、線材の供給を制御部でモニタし、所定の巻数に相当する線材長さが供給されたら、カッターで切断する。このように、線材を所定形状のコイルとする一連の工程を1つの装置で実施することで、円形コイルの製造を容易にしている。
特許文献2には、曲げ部と非曲げ部を含む形状のエッジワイズコイルを形成する装置が開示されている。この装置は、非曲げ部に相当する線材を送りだす送り機構と、巻線を回動させつつ線材を曲げ加工する曲げ冶具と、巻線の非曲げ部の側面を支持する側面支持部を備え、側面支持部が巻線と同期回動するように同期機構を設けている。側面支持部が巻線の非曲げ部を支持するので、巻線の巻回速度が高速となっても、慣性による巻線の変形が防止され、加工性を向上させている。
特開2005−303002号公報 特開2009−158714号公報
しかしながら、特許文献1に記載される装置は、線材ガイドの導出孔から送り出される線材が、コイル成形部の傾斜面に当接して湾曲させられた後、コイル軌道がフリーになっており、コイル形状を整えて保持する手段を有していない。また、コイル巻数が増えると、慣性力も増大するために、巻数に応じて巻き取り後の位置がばらついてしまい、巻き取り径がばらついて整列性が悪くなる。さらに、コイル成形部は、ブロック体の傾斜面またはローラ溝の傾斜面に倣って成形曲げする簡易な構造であり、円形コイル以外の非円形コイル形状には不適当であった。
これに対して、特許文献2に記載される装置は、コイルがフリーな状態となるのを避けるために、側面支持部を設けている。したがって、曲げ部(コーナー部)を成形曲げする際に、慣性力で成形した巻線が変形したり、送り機構で非曲げ部を送る際に、非曲げ部に振れが生じたりするのを抑えることができる。
しかしながら、特許文献2の装置は、成形曲げおよび送り時に、常時、コイル側面を支持するために、多数の側面支持部を必要とする。具体的には、長辺用回転支持ブロック、短辺用回転支持ブロックにてコイルの外側を支持して、回転時の振れを抑制する一方、長辺曲げ用ストッパブロック、短辺曲げ用ストッパを曲げ加工後の停止位置に設けて、曲げ加工後の停止位置にてコイルのそれ以上の回動を規制している。さらに、長辺曲げ用ストッパブロック、短辺曲げ用ストッパが、コイルの動線と緩衝しないように、回転エリア外に進退可能とする機構を設けており、装置構成が複雑となりやすい。
そこで、本願発明は、非円形形状のエッジワイズコイルを、巻数が増加しても整列性を悪化させることなく、所望の形状に成形することができ、複雑な装置や手順を要することなく高品質なコイルを比較的容易に製造することができる巻線装置および巻線方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、非円形のエッジワイズコイルの巻線装置であって、
回転可能および軸方向動可能に設けた主軸と、
上記主軸周りに配設され、端面外周部にコイル巻き取り部を有する芯金と、
上記コイル巻き取り部に平角線状の線材を供給する送り機構と、
上記芯金と軸方向に対向し、コイル巻き取り時に上記主軸と一体に移動して、上記芯金との間に、上記コイル巻き取り部に供給される線材を挟持するクランプ部材と、
上記芯金の外周に配設され、コイル巻き取り時に上記主軸周りに公転し、供給される線材を上記コイル巻き取り部に沿って巻き付ける公転ローラと、を備え、
上記クランプ部材は、外周に、上記芯金とともに線材を挟持して上記コイル巻き取り部を構成する押さえ部と、線材と干渉しない非押さえ部を有し、上記主軸と一体に回転して、コイル巻き取り時には上記非押さえ部を上記公転ローラの公転範囲外に配置し、線材の送り時には上記非押さえ部を線材の送り方向と平行に配置することを特徴とするエッジワイズコイルの巻線装置。
本発明の請求項2に記載の発明において、上記コイル巻き取り部は、上記芯金の端面外周部と、対向する上記クランプ部材の上記押さえ部との間に形成されるコ字溝であり、このコ字溝の底形状を、コイル巻き取り形状に対応させている。
本発明の請求項3に記載の発明において、巻線装置は、巻き取った上記エッジワイズコイルを受けるコイル受け部を有し、該コイル受け部は、コイル受け皿とこれをエッジワイズコイル方向に付勢するばね部材を有している。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の巻線装置を用いたエッジワイズコイルの巻線方法であり、
上記クランプ部材がアンクランプ位置にある状態で、所定の送り量で線材を上記コイル巻き取り部に供給する工程と、
上記クランプ機構を上記主軸と一体に軸方向に移動して、上記芯金との間にコイル巻き取り部を形成するとともに、上記押さえ部と上記芯金との間に供給される線材を挟持するクランプ位置とする工程と、
上記公転ローラを上記芯金の外周に公転させて、上記線材を上記コイル巻き取り部に巻き付け、所定の巻き取り形状に成形する工程と、
上記公転ローラを原位置に戻し、上記クランプ部材を軸方向に移動してアンクランプ位置とするとともに、線材供給に先立って、上記クランプ部材を回転させて上記非押さえ部を線材の送り方向と平行となる位置へ移動させる工程と、を有することを特徴とする。
本発明の請求項1の巻線装置によれば、主軸とクランプ部材を一体に設けて、クランプ部材を軸方向に移動させることにより、押さえ部と芯金との間に線材を挟み込むようにクランプすると同時に、コイル巻き取り部を形成することができる。そして、芯金の外周に配置した公転ローラを、芯金に沿って公転させることで、線材をコイル巻き取り部の形状に成形性よく巻き付けることができる。また、線材の送り時には、クランプ部材を回転させて非押さえ部を線材の送り方向と平行に配置することで、線材の供給とともに巻き取ったコイルを、コイル巻き取り部から外すことができる。線材の供給後は、クランプ部材を回転させて原位置に戻す。これを繰り返すことで、所望形状のエッジワイズコイルを形成できる。
このようにして成形されるエッジワイズコイルは、巻き取り後のばらつきが小さく、整列性に優れている。したがって、装置構成や作動を複雑化することなく、高品質のエッジワイズコイルを容易に成形することができる。
本発明の請求項2の装置のように、コイル巻き取り部は、好適には、芯金の端面外周部とクランプ部材の押さえ部との間に形成されるコ字溝とすることができる。このコ字溝の底形状を、コイル巻き取り形状に対応させることで、エッジワイズコイルの非直線部を所望形状に成形性よく巻き取ることができる。
本発明の請求項3の装置のように、巻線装置にコイル受け部を設けることができる。これにより、線材の送り時にコイル巻き取り部から外れるエッジワイズコイルを、コイル受け皿に受け、巻数の増加とともにコイル受け皿を下降させながら受け取ることができる。
本発明の請求項4の巻線方法によれば、クランプ部材をアンクランプ状態で、線材を供給した後、主軸の軸方向動作により線材をクランプするとともに、押さえ部によってコイル巻き取り部を形成することができる。次いで公転ローラを公転させることにより、線材をコイル巻き取り部に巻き付けて、容易に所望のエッジワイズコイル形状とすることができる。また、線材送り時には、主軸の軸方向動作によりアンクランプするとともに回転動作により、クランプ部材の非押さえ部を線材の送り方向に配置し、コイルとの干渉を防止することができる。したがって、線材の送りと巻き取りをスムーズに繰り返すことができ、容易に高品質のエッジワイズコイルを製造することができる。
(a)は、第1実施形態の巻線装置の主要部である巻き取り機構の側面断面図、(b)は、要部拡大図である。 (a)は、本発明を適用した巻線装置の全体構成図、(b)は製品であるエッジワイズコイル形状を示す斜視図である。 (a)は、第1実施形態の巻き取り機構の上方視図、(b)は、巻き取り機構の他の側面断面図である。 (a)は、第1実施形態の巻き取り機構の要部拡大図、(b)は、主軸およびクランプ部材の形状を示す側面図および下方視図、(c)は、巻取りイメージを示す図である。 (a)、(b)は、第1実施形態の巻き取り機構の作動を説明するための図、(c)は、クランプ部材と巻き取ったコイルの干渉状態を示す概略斜視図である。 本発明の巻線装置を用いた巻線方法を説明するための模式図である。 本発明の巻線装置を用いた巻線方法を説明するための模式図である。 本発明の巻線装置を用いた巻線方法を説明するための模式図である。 本発明の巻線装置を用いて成形したエッジワイズコイルの概略形状を示す側面図である。
以下に、本発明を適用したエッジワイズコイルの巻線装置の第1実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施形態の巻線装置の主要部である巻き取り機構1の側面図と要部拡大図であり、図2には、巻き取り機構1を含む巻線装置の全体構成図と、製品であるエッジワイズコイルの概略図を示す。図3〜5は、本実施形態の巻き取り機構1を構成する各部の詳細と作動を説明する図である。まず、図2により、巻線装置の全体構成について説明する。
図2(a)において、本発明の巻線装置は、巻き取り機構1と、巻き取り機構1に線材を供給する送り機構11と、巻き取られたコイルを支持するコイル受け部12を有する。送り機構11は、巻き取り機構1に連動して間欠的に、必要長の線材Wを送り出す。送り機構11には、アンコイラ13の回転により繰り出され、伸直機構14のローラ間を通過する間に矯正された線材が供給される。アンコイラ13から繰り出された線材は、テンションレバー15で所定のたるみ状態を維持するように調整され、線材ガイド16を経て伸直機構14へ送られる。
図2(b)に、本発明の巻線装置により成形されるエッジワイズコイルCの形状例を示す。エッジワイズコイルCは、導体に絶縁被覆を施した平角線状の線材(例えば、銅線)を用いた非円形のボビンレスコイルで、所定形状、例えば図示の長円形になるように、軸方向に複数段、螺旋状に巻回して形成される。エッジワイズコイルCの各段は、それぞれ、対向する一対の半円形部C1とその間に位置する直線部C2からなる。図1に示す巻き取り機構1は、供給される線材WをエッジワイズコイルCの半円形部C1に相当する部分では対応形状に曲げ加工し、直線部C2に相当する部分は加工せずに送ることを繰り返して、所定のコイル形状とする。この詳細を次に説明する。
図1(a)、(b)において、巻き取り機構1は、回転可能および軸方向動(図の上下方向動)可能な主軸2と、主軸2の下端部周りに配設された芯金3と、芯金3の下方に対向位置し、主軸2と一体に設けられて線材Wのクランプ機構を構成するクランプ部材4と、芯金3の外周に配設される線材巻き付け用の公転ローラ5を有している。主軸2は駆動モータ21に連結されており、クランプ部材4と一体に上下方向に駆動され、または軸周りに回転駆動される。公転ローラ5は、駆動モータ51により伝達ギア52を介して駆動されて、主軸2回りに公転することができる。
芯金3は、中央部に主軸2が挿通される貫通穴31を有する環状体で、固定ベースBの下面に固定される筒状部材33の下端部にネジ固定される。芯金3の貫通穴31から下方に突出する主軸2の先端には、詳細を後述する略円板状のクランプ部材4が一体的に設けられ、主軸2とともに上下動して線材をクランプし、または90度回転して線材を送るようになっている。芯金3は、下面外周部が階段状に下方に突出して環状凸部32を形成しており、一方、クランプ部材4は、上面外周部が階段状に凹陥して、環状凸部32に係合する環状凹部41となっている。線材Wは、これら芯金3とクランプ部材4の間に供給され、図示のクランプ位置において、外周の環状凸部32と環状凹部41の係合部に挟持される。
公転ローラ(巻き付けローラ)5は、下端部がフランジ状に外方へ張り出す略台形の断面形状を有し、内周に張り出す下部側面が、クランプ部材4と芯金3の間に保持される線材Wに当接している。公転ローラ5は、筒状部材33の外周に回転可能に支持される円筒体53の下面に固定され、伝達ギア52を介して180度回転駆動されるようになっている。図3(a)は、巻き取り機構1の上方視図で、線材Wが芯金3と公転ローラ5の間に供給され、円筒体53の回転に伴って、公転ローラ5が芯金3の外周に沿って主軸2周りに公転する様子を示している。
図3(b)は、巻き取り機構1の他の側面図で、図2の送り機構11から供給される線材が公転ローラ5の駆動によって芯金3に巻き取られ、巻き取られたコイルが下方のコイル受け部12に保持される様子を模式的に示している。コイル受け部12は、コイル受け皿12aと、これを上方に付勢するばね部材12bを有し、コイルの巻き取りに伴い自重で下降するようになっている。また、コイル受け皿12aは駆動装置12cにより水平方向に移動可能に設けられ、線材Wの送り時に、コイル受け皿12aとともに巻き取られたコイルを側方にスライドさせるようになっている。これにより成形後のエッジワイズコイルCの整列状態を維持することができる。
次に、クランプ部材4による線材クランプと公転ローラ5による巻き取りの詳細を説明する。図4(a)は、芯金3に対するクランプ部材4、公転ローラ5の位置と動作を模式的に示した図である。芯金3の環状凸部33は、クランプ部材4の環状凹部41と係合して、外周に開口するコ字状の溝6を形成しており、コイル巻き取り部となるコ字溝6に線材Wを保持している。図4(b)のように、クランプ部材4は、主軸2の下端に連結され段付きに径方向外方へ拡がる略円板状で、厚肉の円形中央部42と薄肉の外周縁部を有し、円形中央部42の外側に環状凹部41を形成している。コ字溝6の溝底、すなわち、クランプ部材4の円形中央部42側面は、エッジワイズコイルCの巻き取り形状に対応する所定の曲率に形成される。
クランプ部材4は、薄肉の外周縁部の上面を、線材Wの押さえ部4aとするとともに、外周の一部を円形中央部42に沿って切り欠いて、非押さえ部4bとしている。非押さえ部4bは、公転ローラ5が公転して線材Wの巻き取りを行う側と反対側に形成される。また、線材Wの巻き取りに支障がないように、押さえ部4aとなる外周円弧状部のなす角度αが、公転ローラ5の公転する180度より大きくなるように設定する。
図4(a)において、クランプ部材4は、主軸2とともに上昇して芯金3に押圧される図示のクランプ位置と、主軸2とともに下降して線材Wの送りを許容するアンクランプ位置の2位置に制御される。線材Wは、クランプ部材4がアンクランプ位置にある時に、図5(a)のように、図中矢印方向に所定の送り量で送られる。その後、クランプ部材4をクランプ位置とし、公転ローラ5を芯金3に沿って180度公転させると、送られた線材Wが公転ローラ5によって半円形に折り曲げられ、エッジワイズコイルCの半円形部C1が形成される。この巻取りイメージを、図4(c)に示す。
ここで、図5(a)のように、クランプ部材4の外径は、エッジワイズコイルCの半円形部C1の内径より大きい。このため、図5(c)のように、線材Wを螺旋状に巻き回していくと、線材Wの送り時に、クランプ部材4とエッジワイズコイルCのR状の巻き取り部が干渉することになる。そこで、本発明では、クランプ部材4の外周縁部の一部を切り取って(図の点線部)、コイルと干渉しない非押さえ部4bとする。クランプ部材4は、主軸2とともに90度回転可能であるので、図5(a)の巻き取り時には、非押さえ部4bを、公転ローラの軌道と反対側に配置する。その後、線材Wの送り時に、図5(b)のように、非押さえ部4bが線材Wの送り方向と平行となる位置へ、クランプ部材4を90度回転させ、エッジワイズコイルCの直線部C2と対向させる。この状態で線材Wの送りを実施することで、巻き取ったコイルを外し、引き続いて巻き取りを行なうことができる。
上記構成の巻線装置によるエッジワイズコイルCの巻線方法を、図6〜9の模式図を用いて説明する。ここでは、巻き取り機構1の主要部であるクランプ部材4と公転ローラ5の駆動と、送り機構11による線材Wの送りを中心に説明するものとする。図は、図1の巻き取り機構1の下方視図であり、クランプ部材4と公転ローラ5は下端面を図示している。まず、図6の1)の工程において、図2の送り機構11から供給される線材Wを、巻き取り機構1にセットする(線材セット)。この時、直線状の線材Wは、原位置にある公転ローラ5と接し、対向位置にある芯金3とクランプ部材4の外周部に形成されるコ字溝6(図4(a)参照)を通るように、配置される。
次いで、2)の工程において所定長さ分の線材Wを送り出す(線材送り1)。具体的には、1)のセット位置に対し所定位置まで、図の矢印方向へ前進させ(送り量:L)、エッジワイズコイルCの半円形部C1と直線部C2長さに相当する線材Wを供給する。線材Wの供給時には、駆動モータ21により主軸2とともにクランプ部材4を下降させて、アンクランプ状態とする。線材Wの供給後は、駆動モータ21により主軸2とともにクランプ部材4を上昇させ、芯金3とクランプ部材4の間に線材Wを挟持し、クランプ状態とする。
その後、3)の工程において、公転ローラ5を駆動モータ51で駆動し、芯金3の外周に沿って180度公転させて、線材Wを巻き取る(180°曲げ1)。この時、公転ローラ5によって折り曲げられる線材Wは、クランプ部材4外周縁部の押さえ部4aと、対向する芯金3の環状凸部32との間のコ字溝6に保持され、溝形状に沿う半円形に巻き付けられる。巻き付け後は、4)の工程において、クランプ部材4を下降させてアンクランプを行い、公転ローラ5を原位置まで180度公転させる(ローラ戻し1)。これにより、エッジワイズコイルCの一方の半円形部C1と直線部C2が形成される。
図7の5)〜8)の工程では、エッジワイズコイルCの他方の半円形部C1と直線部C2を形成する。まず、5)の工程において、クランプ部材4がアンクランプ位置にある状態で、再度、所定長さ分の線材Wを送り出す(線材送り2)。具体的には、1)のセット位置に対し所定位置まで、図の矢印方向へ前進させ(送り量:2L)、エッジワイズコイルCの半円形部C1と直線部C2長さに相当する線材Wを、再度供給する。線材Wの供給後は、クランプ部材4をクランプ状態とする。
そして、6)の工程において、公転ローラ5を駆動し、芯金3の外周に沿って180度公転させて、線材Wを巻き付ける(180°曲げ2)。これにより、図6の3)の工程で形成した円形部C1と対向する位置に、一対となる他の円形部C1が巻き取られ、長円形のエッジワイズコイルCの1ターン分(1段目)が形成される。次いで、2段目以降を形成するために、7)の工程において、クランプ部材4をアンクランプ状態とし、公転ローラ5を原位置まで180度公転させる(ローラ戻し2)。
その後、8)の工程において、駆動モータ51を用いてクランプ部材4を90度回転させる(クランプ回転1)。これは、7)の工程後、エッジワイズコイルCは、1段目の最初の1/2ターン分と次の1/2ターン分とが、クランプ部材4を挟んで上下に位置するためであり、線材Wの送り時にクランプ部材4と干渉しないように、予め回転させておく。この時、クランプ部材4の非押さえ部4bが、線材Wの送り方向と平行になる位置へ回転させ、ここでは、クランプ部材4の上方(図の下側)に位置するエッジワイズコイルCの直線部C2と対向させている。
この状態で、図8の9)〜12の工程により、エッジワイズコイルCの2段目以降を形成する。9)の工程では、まず、クランプ部材4がアンクランプ位置にある状態で、再度、所定長さ分の線材Wを送り出す(線材送り3)。具体的には、1)のセット位置に対し所定位置まで、図の矢印方向へ前進させ(送り量:3L)、エッジワイズコイルCの半円形部C1と直線部C2長さに相当する線材Wを、再度供給する。線材Wの供給後は、クランプ部材4をクランプ状態とする。
このようにターンの切り替わり時は、線材の供給とともに所定形状に巻かれたエッジワイズコイルCが、水平方向にシフトして、芯金3とクランプ部材4によって形成されるコ字溝6から外れることになる。この外れたエッジワイズコイルCは、図3に示したコイル受け部12のコイル受け皿12aが、水平方向に追従しながら受け取ることになる。そしてターン数の増加とともに、コイル受け皿12aが徐々に下降し、巻き終わったエッジワイズコイルCを受け取るので、成形したコイルの整列性を維持し、高品質に保つことができる。
次に、10)の工程において、駆動モータ51を用いてクランプ部材4を90度回転させて原位置に戻す(クランプ回転2)。これは、線材Wの送り後、クランプ部材4の押さえ部4aを、公転ローラ5の軌道に沿う位置として、再度巻き取りを行なうためである。そして、11)の工程において、公転ローラ5を駆動し、芯金3の外周に沿って180度公転させて、線材Wを巻き付ける(180°曲げ3)。12)の工程では、公転ローラ5を原位置まで180度公転させる(ローラ戻し3)。
この工程を繰り返すことにより、エッジワイズコイルCの2段目以降が同様にして形成される。したがって、所望の巻数となるように線材Wの供給と巻き取り動作を繰り返し実施することで、図9に示すように、所望の段数の非円形のエッジワイズコイルCを整列性よく巻き取ることができる。特に、クランプ部材4を回転可能かつ上下動可能に設けたので、芯金3とクランプ部材4で形成されるコ字溝6に線材Wを挟持し、公転ローラ5の回転により線材Wをコ字溝6底に巻き付けて、エッジワイズコイルCの半円形部C1を所望形状に再現性よく成形することができ、さらに巻き取ったエッジワイズコイルCとの干渉なく、線材Wを送ることができる。
また、巻き取ったエッジワイズコイルCは、図3に示したように、自重で下降するコイル受け部12に保持され、線材Wの送り時には、コイル受け部12とともに水平移動させることができるので、高品質な製品を、効率よく製造することができる。
上記実施形態では、エッジワイズコイルCを、半円形部C1と直線部C2を有する長円形としたが、半円に限らず楕円形その他、曲線部と直線部を有する非円形の形状であれば、本発明を適用することができ、同様の効果が得られる。
このように、本発明の巻線装置および巻線方法によれば、非円形のエッジワイズコイルを巻き取り径のばらつきなく成形でき、巻数が増加しても整列性の優れたコイルを製造することができる。このようなエッジワイズコイルは、車載用または家電用その他の各種用途に使用される電子機器、制御機器、電源装置、駆動装置用のコイル部材として、好適に利用することができる。
B 固定ベース
C エッジワイズコイル
W 線材
1 巻き取り機構
11 送り機構
12 コイル受け部
12a コイル受け皿
12b ばね部材
13 アンコイラ
14 伸直機構
2 主軸
21 駆動モータ
3 芯金
31 貫通穴
32 環状凸部
33 筒状部材
4 クランプ部材
41 環状凹部
42 円形中央部
43 外周縁部
5 公転ローラ
51 駆動モータ
52 伝達ギア
53 回転体
6 コ字溝(コイル巻き取り部)

Claims (4)

  1. 非円形のエッジワイズコイルの巻線装置であって、
    回転可能および軸方向動可能に設けた主軸と、
    上記主軸周りに配設され、端面外周部にコイル巻き取り部を有する芯金と、
    上記コイル巻き取り部に平角線状の線材を供給する送り機構と、
    上記芯金と軸方向に対向し、コイル巻き取り時に上記主軸と一体に移動して、上記芯金との間に、上記コイル巻き取り部に供給される線材を挟持するクランプ部材と、
    上記芯金の外周に配設され、コイル巻き取り時に上記主軸周りに公転し、供給される線材を上記コイル巻き取り部に沿って巻き付ける公転ローラと、を備え、
    上記クランプ部材は、外周に、上記芯金とともに線材を挟持して上記コイル巻き取り部を構成する押さえ部と、線材と干渉しない非押さえ部を有し、上記主軸と一体に回転して、コイル巻き取り時には上記非押さえ部を上記公転ローラの公転範囲外に配置し、線材の送り時には上記非押さえ部を線材の送り方向と平行に配置することを特徴とするエッジワイズコイルの巻線装置。
  2. 上記コイル巻き取り部は、上記芯金の端面外周部と、対向する上記クランプ部材の上記押さえ部との間に形成されるコ字溝であり、このコ字溝の底形状を、コイル巻き取り形状に対応させる請求項1記載のエッジワイズコイルの巻線装置。
  3. 巻き取った上記エッジワイズコイルを受けるコイル受け部を設け、該コイル受け部は、コイル受け皿とこれをエッジワイズコイル方向に付勢するばね部材を有している請求項1または2記載のエッジワイズコイルの巻線装置。
  4. 請求項1〜3の巻線装置を用いたエッジワイズコイルの巻線方法であり、
    上記クランプ部材がアンクランプ位置にある状態で、所定の送り量で線材を上記コイル巻き取り部に供給する工程と、
    上記クランプ機構を上記主軸と一体に軸方向に移動して、上記芯金との間にコイル巻き取り部を形成するとともに、上記押さえ部と上記芯金との間に供給される線材を挟持するクランプ位置とする工程と、
    上記公転ローラを上記芯金の外周に公転させて、上記線材を上記コイル巻き取り部に巻き付け、所定の巻き取り形状に成形する工程と、
    上記公転ローラを原位置に戻し、上記クランプ部材を軸方向に移動してアンクランプ位置とするとともに、線材供給に先立って、上記クランプ部材を回転させて上記非押さえ部を線材の送り方向と平行となる位置へ移動させる工程と、を有することを特徴とするエッジワイズコイルの巻線方法。
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