JP2008178168A - 回転電機のロータコイル曲げ装置及びコイル成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータコイルの製作工程内で厚み合せ作業又はロー付け等の接続作業を少なくすると共に、ロータコイルを構成する部品点数を削減し、巻き治具の交換を不要にする。
【解決手段】回転電機の磁極鉄心に巻装されるロータコイルを曲げ成形する回転電機のロータコイル曲げ装置において、予め決められたコイル成形寸法の平角導体を送り出す銅帯送り機構25と、この銅帯送り機構25より送り出される平角銅帯2が挿入され、この平角銅帯をコイル成形寸法で曲げ成形する成形ヘッド23と、この成形ヘッド23により成形されたコイル1を搭載し、且つ平角銅帯の成形方向に同期してX方向又はY方向に移動するXYテーブル39と、成形ヘッド23にて平角銅帯をエッジワイズ方向に曲げ成形する際、平角銅帯の曲げ方向に同期してXYテーブル23を回動する回転テーブル46とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転電機、特に水車発電機等の突極磁極鉄心に巻装される矩形断面を有するロータコイルを曲げ成形する回転電機のロータコイル曲げ装置及びコイル成形方法に関する。
従来、水車発電機等の突極形回転子に使用される矩形断面を有するロータコイルの代表的な製作方法としては、ベンダー曲げ方法と接続方法の2通りが知られている。
ベンダー曲げ方法は、図8に示すように曲げ治具3の曲げ部にエッジワイズ方向に平角銅帯2を位置決めして、上部案内板3a、下部案内板3bで銅帯2を挟み込んで曲げ治具3の曲げ部中心で旋回できるベンダー5により銅帯2の外周部を押付けながら直線部銅帯から幅銅帯、幅銅帯から直線部銅帯という具合に順次直角に曲げ成形を行い、矩形断面のロータコイル1を製作するものである。
一方、接続方法は、図7に示すように直線部銅帯2aと幅銅帯2bとで構成されているコイル部品をロー付け等で接続してワンターン分のロータコイル1´として順次接続して行くことで、矩形断面のロータコイル1を製作するものである。
ロータコイルを曲げ成形する方法において、前者のベンダー曲げ方法は、曲げ成形した部位の銅帯厚さは外側曲げ部が引張りにより薄くなり、内側曲げ部は圧縮により厚くなる現象が起きる。さらに、ロータコイルの種類毎に曲げ治具を用意する必要がある。
また、曲げ成形した部位が変形することにより、例えば図6に示すように磁極鉄心4に何層も巻装して組立てるロータコイル1においては内側曲げ部の銅帯厚さが厚くなると、組立に支障が生じるために後工程で行う厚み合せ作業等の作業工数が極めて多大になると共に品質上の問題が生じる。
一方、後者の接続方法においては、直線部銅帯2a、幅銅帯2b等コイルを構成する部品点数が多くなり、且つ部品間をロー付け等により接続するために部品費用及び作業工数が増加する問題がある。
本発明は上記のような問題を解消するためになされたもので、磁極鉄心に巻装されるロータコイルの製作工程内で厚み合せ作業又はロー付け等の接続作業を少なくすると共に、ロータコイルを構成する部品点数を削減でき、しかも巻き治具の交換を必要としない回転電機のロータコイル曲げ装置及びコイル成形方法を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するため、回転電機の磁極鉄心に巻装されるロータコイルを、前記磁極鉄心の寸法に合せて矩形断面形状を有する帯状の平角導体をエッジワイズ方向に曲げ成形して長円形又は長方形のフィールドコイルとして製作する回転電機のロータコイル曲げ装置において、予め決められたコイル成形寸法の平角導体を送り出す導体送り装置と、この導体送り装置より送り出される平角導体が挿入され、この平角導体をコイル成形寸法で曲げ成形する成形ヘッドと、この成形ヘッドにより成形されたコイルを搭載し、且つ平角導体の成形方向に同期してX方向又はY方向に移動するXYテーブルと、前記成形ヘッドにて平角導体をエッジワイズ方向に曲げ成形する際、平角導体の曲げ方向に同期して前記XYテーブルを回動する回転テーブルとを備える。
また、本発明は予め決められたコイル成形寸法の帯状の平角導体を送り出す導体送り装置と、この導体送り装置より送り出される平角導体が挿入され、この平角導体をコイル成形寸法で曲げ成形する成形ヘッドと、この成形ヘッドにより成形されたコイルを搭載し、且つ平角導体の成形方向に同期してX方向及びY方向に移動するXYテーブルと、前記成形ヘッドにて平角導体をエッジワイズ方向に曲げ成形する際に平角導体の曲げ方向に同期して前記XYテーブルを回動する回転テーブルとを備えたロータコイル曲げ装置により回転電機の磁極鉄心に巻装されるロータコイルを成形するコイル成形方法において、前記導体送り装置により予め決められたコイル成形寸法の平角導体を前記成形ヘッドに挿入すると同時に平角導体が前記XYテーブルの上面に落下するように前記XYテーブルを移動する第1の工程と、この第1の工程で前記成形ヘッドに挿入された平角導体を90度曲げ成形し、この曲げ成形の速度と同期して前記回転テーブルの回動により前記XYテーブルを90度回動する第2の工程と、この第2の工程で前記XYテーブルを回動した後、前記導体送り装置より平角導体をさらに前記成形ヘッド内に挿入し、前記XYテーブルを平角導体の送り速度と同期して前記回転テーブルにより回動して前記第2の工程の状態に移動する第3の工程とからなり、前記第1の工程から第3の工程までの前記成形ヘッドによる平角導体の曲げ成形と前記導体送り装置による平角導体の送り動作を所定回数繰返して、必要な積層数を持つ回転電機のロータコイルを成形する。
本発明によれば、磁極鉄心に巻装されるロータコイルの製作工程内でコイルの曲げ成形寸法精度を向上させて厚み合せ作業を廃止できると共に、ロータコイルを構成する部品点数を減らし、かつロー付け等の非能率的な接続作業の削減が可能で、低コストで生産性の高い回転電機のロータコイル曲げ装置とコイル成形方法が提供することができる。また、ロータコイルの種類毎に製作していた治具の廃止が可能となる。
以下本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明による回転電機のロータコイル曲げ装置の実施形態の全体構成を示す側面図であり、図2は図1を縮小して示す平面図である。
図1及び図2において、20はスライドフレームで、このスライドフレーム20の上面部に把持機構スライドレール21aがX軸方向(図示左右方向)に配設され、この把持機構スライドレール21aに支持アーム22を把持させてスライド移動可能に設けられている。
上記支持アーム22の先端部には詳細を後述する成形ヘッド23が水平に取付けられ、また支持アーム22の後端部には把持機構送りネジ21bの一端部が螺挿され、この把持機構送りネジ21bの他端部に把持機構スライドレール21aの後部に取付けられた位置決めサーボモータ21cに連結されている。
したがって、この位置決めサーボモータ21cの駆動により把持機構送りネジ21bが回転することで、支持アーム22は図1のX矢印方向にスライド移動することになる。
また、24は成形ヘッド23に対応させて支持アーム22と直交する方向(Y軸方向)に配設された銅帯送り機構用フレームで、この銅帯送り機構用フレーム24上には銅帯送り機構25が送り用サーボモータ26により図2のY矢印方向に移動可能に設けられている。この銅帯送り機構25は、成形ヘッド23の銅帯挿入部側に銅帯2の把持と送込みを行う銅帯送り用油圧クランプ27と図示しない素線ドラム側に銅帯を把持又は開放するクランプ28とを備え、予め決められたコイル成形寸法に応じた長さの平角銅帯2を成形ヘッドに送り込むものである。
ここで、上記成形ヘッド23について図3及び図4を参照して詳細に述べる。
図3及び図4において、29は開口面を下向きにして支持アーム22に取付けられたケースで、このケース29の上面に油圧シリンダー30が取付けられている。この油圧シリンダー30は、油圧により上下方向に駆動される可動軸30aを有し、この可動軸30aをケース29の開口面側に取付けられた固定部材31を貫通させてある。
この固定部材31の下面に油圧シリンダー30の可動軸30aを挿通させて固定型32aが取付けられると共に、油圧シリンダー30の可動軸30aの先端部にこの固定型32aと対面させて可動型32bが取付けられ、これら固定型32a及び可動型32bにより平角銅帯2の成形型32を構成している。
この成形型32の固定型32aと可動型32bとの接触面間に銅帯2を挿入して曲げ成形を行うための溝33が形成されている。この溝33に対応する部位に旋回アーム34が油圧シリンダー30の可動軸30aを中心に回動可能に取付けられている。
この旋回アーム34は、先端部分が溝33に平角銅帯2を挟み込める形状にしてあり、その溝33側に対応する面をテーパ面としてクランプ35により平角銅帯2を溝33の中に圧入できるようにしてある。
この旋回アーム34は、ケース29の側方に配置された油圧シリンダー36により図示矢印方向に移動するラック37に第1のピニオン38aを噛合させて直線運動を回転運動に変換し、この第1のピニオン38aに噛合させた第2のピニオン38bの回転により、油圧シリンダー30の可動軸30aを中心に旋回するようにしてある。
一方、図1及び図2において、39はXYテーブルで、このXYテーブル39は、X軸スライドレール40に沿ってX軸方向に移動可能に配置された支持フレーム41の両端面に回転自在に支持され且つ一方の端部にX軸サーボモータ42が連結されたX軸送りネジ43と、このX軸送りネジ43と遊合し且つ支持フレーム41の両端面に支持された1対の受け調整機構44と、この受け調整機構44に手動によりX軸方向に移動可能に支持された高さ調整可能なロータコイル受け45とを備えている。
また、46は成形ヘッド23の下方となる位置に設置され、図示しないサーボモータにより回転駆動される回転テーブルで、この回転テーブル46の上面にXYテーブル39のX軸スライドレール40に直交する方向にY軸スライドレール47と一方の端部にY軸サーボモータ48が連結されたY軸送りネジ49とがそれぞれ配設され、このY軸送りネジ49の回転によりY軸スライドレール47に沿ってY軸方向に移動する受け板50上にXYテーブル39が片持ち支持されている。
次にこのように構成された回転電機のロータコイル曲げ装置の作用について述べる。
まず、本発明のロータコイル曲げ装置の基本的な動作を図5により説明する。
図5において、第1の工程は平角銅帯2を受け入れるための装置準備状態を示している。この状態から第2の工程では、図2に示す銅帯送り機構25により図示しない素材ロールから平角銅帯2を引き出し、成形ヘッド23に挿入する。このとき、平角銅帯2がXYテーブル39の上面に落下するようにXYテーブル39を平角銅帯2の真下に移動する。
第3の工程では、成形ヘッド23にて平角銅帯2が90度曲げ成形され、この曲げ成形の速度と同期して回転テーブル46の回動によりXYテーブル39を90度回動する。
第4の工程では、銅帯送り機構25より平角銅帯2がさらに成形ヘッド23内に挿入され、XYテーブル39は平角銅帯2の送り速度と同期して回転テーブル46により回動し、第2の工程の状態に移動する。
そして、第2の工程から第4の工程までの成形ヘッド23による平角銅帯2の曲げ成形と銅帯送り機構25による平角銅帯2の送り動作を所定回数繰返すことで、必要な積層数を持つ回転電機のロータコイルを製作できる。
次に上記各工程における各部の動作を図1乃至図4により説明する。
XYテーブル39において、受け調整機構44によりロータコイル受け45を手動により移動して回転電機の容量に応じた大きさのロータコイルが搭載できるような位置に調整する。
次に回転テーブル46の回転中心軸と成形ヘッド23の油圧シリンダー30の可動軸3aとが同一線上になるように支持アーム22をX軸方向に移動して成形ヘッド23と回転テーブル46のセンター位置合せを行う。この場合、位置決めサーボモータ21cにより把持機構送りネジ21bを回転させることで、支持アーム22を把持機構スライドレール21aに沿ってX方向に移動させ、銅帯送り機構25より成形ヘッド23の成形型32の溝33内に挿入される平角銅帯2の位置関係を微調整する。
このような状態で、送り用サーボモータ26により銅帯送り機構25が動作し、図示しない素線ドラムより平角銅帯2が引き出され、成形ヘッド23の成形型32に設けられた溝33内に挿入される。この場合、成形型32の溝33内に送込まれる平角銅帯2の長さは銅帯送り用油圧クランプ27と素線ドラム側のクランプ28の把持又は釈放動作を適宜設定することで決定される。
次いで、平角銅帯2が所定長さ分成形型32の溝33内に挿入した後、図3に示すように油圧シリンダー30の動作で可動軸30aを介して成形型32の可動型32bを固定型32a側に引寄せて溝33を圧縮することにより、平角導体2の位置が固定される。
この状態を保持しながら図4に示すように油圧シリンダー36が動作すると、ラック37が図示矢印方向に直線移動し、第1のピニオン38が図示反時計方向に移動する。この第1のピニオン38が回動すると第2のピニオン39が図示時計方向に回動し、旋回アーム34が油圧シリンダー30の可動軸30aを中心に図示矢印方向に回動する。
この場合、旋回アーム34の先端部分により平角銅帯2を挟み込んで、溝33側に対応するテーパ面に沿ってクランプ35により平角銅帯2が溝33の中に圧入され、結果として平角銅帯2の90度の曲げ成形が完了する。
平角銅帯2の曲げ成形が完了した後、油圧シリンダー30の動作油圧をさらに上昇させて成形型32の可動型32bを固定型32aに圧接することで、曲げ成形に伴って平角導体2の曲げ内径側の変形が修正される。
以上の平角銅帯2の曲げ成形動作は、ワンターン分のロータコイルの直線部銅帯から幅銅帯への曲げ成形であるが、かかる動作は順次連続して行われるものである。
また、上記では成形ヘッド29による平角銅帯2の曲げ成形動作についてのみ述べたが、この平角銅帯2の送り速度に同期してXYテーブル39はX軸方向又はY軸方向に移動し、且つ平角銅帯2の曲げ成形速度に同期して回転テーブル46が回動する。すなわち、XYテーブル39は、平角銅帯2の直線部をロータコイル受け45に受けるとき、X軸サーボモータ42によりX軸送りネジ43を回転させることで、回転テーブル46に対してX軸方向に直線的に移動し、また平角銅帯2の幅部をロータコイル受け45に受けるとき、Y軸サーボモータ48によりY軸送りネジ49が回転することで、X軸に対して直角方向、つまりY軸方向に移動する。そして、平角銅帯2の曲げ成形時には回転テーブル46を回動する。
このように本発明では、水車発電機等の磁極鉄心の寸法に合せて銅帯送り機構25により平角銅帯2を成形ヘッド23の成形型32に送り、この送り動作と同期してXYテーブル39を曲げ成形後のロータコイルがテーブル上から落下しないように平行移動させ、銅帯送り機構25の動作が完了すると成形ヘッド23内部に有する円形状の成形型32の溝33に沿って平角銅帯2を圧入して曲げ成形し、この平角銅帯2の曲げ成形と同時にXYテーブル39を円形状の成形型32の中心を回転中心として回転テーブル46により回動させ、ロータコイルの落下を防止するようにしている。そして、平角銅帯2の曲げ成形が完了すると、油圧シリンダー30により成形型32の可動型32bを固定型32aに圧接することで、曲げ成形に伴って平角銅帯2の曲げ変形を修正している。
したがって、これまで平角銅帯2を曲げ成形を行う際は、平角銅帯2を曲げ治具に押し当てて成形を行っていたが、本発明では成形型32が固定型32aと可動型32bの2分割として成形型32の内部で曲げ成形を行うため、曲げ治具を必要としない。
この一連の動作を繰返すことで何層にも積層したロータコイルを製作することが可能となる。
なお、上記実施形態ではロータコイルとして平角銅帯2を使用したが、導電性のよいものであれば他の金属からなる平角導体によりロータコイルを製作するようにしてもよい。
本発明による回転電機のロータコイル曲げ装置の実施形態を示す側面図。 同実施形態を示す平面図。 同実施形態における成形ヘッドの詳細を示す縦方向断面図。 同実施形態における成形ヘッドの詳細を示す水平方向断面図。 本発明による回転電機のロータコイル曲げ装置を使用したコイル成形方法を説明するための工程図。 磁極鉄心とロータコイルを模式的に示す斜視図。 従来の接続方式によるロータコイルの製作方法の説明図。 従来のベンダー方式によるロータコイルの製作方法の説明図。
符号の説明
1…ロータコイル、2…平角銅帯、21…スライドフレーム、21a…把持機構スライドレール、21b…把持機構送りネジ、21c…位置決めサーボモータ、22…支持アーム、23…成形ヘッド、24…銅帯送り機構用フレーム、25…銅帯送り機構、26…送り用サーボモータ、27…銅帯送り用油圧クランプ、28…クランプ、29…ケース、30…油圧シリンダー、30a…可動軸、31…固定部材、32…成形型、32a…固定型、32b…可動型、33…溝、34…旋回アーム、35…クランプ、36…油圧シリンダー、37…ラック、38…第1のピニオン、38b…第2のピニオン、39…XYテーブル、40…X軸スライドレール、41…支持フレーム、42…X軸サーボモータ、43…X軸送りネジ、44…受け調整機構、45…ロータコイル受け、46…回転テーブル、47…Y軸スライドレール、48…Y軸サーボモータ、50…受け板

Claims (7)

  1. 回転電機の磁極鉄心に巻装されるロータコイルを、前記磁極鉄心の寸法に合せて矩形断面形状を有する帯状の平角導体をエッジワイズ方向に曲げ成形して長円形又は長方形のフィールドコイルとして製作する回転電機のロータコイル曲げ装置において、
    予め決められたコイル成形寸法の平角導体を送り出す導体送り装置と、
    この導体送り装置より送り出される平角導体が挿入され、この平角導体を前記コイル成形寸法で曲げ成形する成形ヘッドと、
    この成形ヘッドにより成形されたコイルを搭載し、且つ平角導体の成形方向に同期してX方向又はY方向に移動するXYテーブルと、
    前記成形ヘッドにて平角導体をエッジワイズ方向に曲げ成形する際、平角導体の曲げ方向に同期して前記XYテーブルを回動する回転テーブルと
    を備えたことを特徴とする回転電機のロータコイル曲げ装置。
  2. 請求項1記載の回転電機のロータコイル曲げ装置において、
    前記XYテーブルは、前記成形ヘッドにて成形が完了したコイルを上部に連続して搭載するために、平角導体の送り動作中は前記導体送り装置の送り動作に同期して平行移動することを特徴とする回転電機のロータコイル曲げ装置。
  3. 請求項1記載の回転電機のロータコイル曲げ装置において、
    前記成形ヘッドは、前記XYテーブルにより1コーナ毎に回転中心位置に移動する際に平角導体を引き込んでコイル曲げ成形長さに位置決めされることを特徴とする回転電機のロータコイル曲げ装置。
  4. 請求項1記載の回転電機のロータコイル曲げ装置において、
    前記成形ヘッドは、一対の円板を面接触させた成形型を備え、前記円板の接触面間に平角導体を挟み込んで曲げ成形を行うための溝が形成されていることを特徴とする回転電機のロータコイル曲げ装置。
  5. 請求項5記載の回転電機のロータコイル曲げ装置において、
    油圧を駆動源とするシリンダーにより駆動されるラック及びピニオン機構を用いて前記成形型の溝に挟み込んだ平角導体を前記溝に沿って圧入して設計寸法に曲げ成形することを特徴とする回転電機のロータコイル曲げ装置。
  6. 請求項4又は請求項5記載の回転電機のロータコイル曲げ装置において、
    前記成形型に形成された溝に挿入されて曲げ成形された平角導体の変形に対して、油圧シリンダーを用いて一対の円板の接触面に圧力を加えて整形することを特徴とする回転電機のロータコイル曲げ装置。
  7. 予め決められたコイル成形寸法の帯状の平角導体を送り出す導体送り装置と、この導体送り装置より送り出される平角導体が挿入され、この平角導体をコイル成形寸法で曲げ成形する成形ヘッドと、この成形ヘッドにより成形されたコイルを搭載し、且つ平角導体の成形方向に同期してX方向及びY方向に移動するXYテーブルと、前記成形ヘッドにて平角導体をエッジワイズ方向に曲げ成形する際に平角導体の曲げ方向に同期して前記XYテーブルを回動する回転テーブルとを備えたロータコイル曲げ装置により回転電機の磁極鉄心に巻装されるロータコイルを成形するコイル成形方法において、
    前記導体送り装置により予め決められたコイル成形寸法の平角導体を前記成形ヘッドに挿入すると同時に平角導体が前記XYテーブルの上面に落下するように前記XYテーブルを移動する第1の工程と、
    この第1の工程で前記成形ヘッドに挿入された平角導体を90度曲げ成形し、この曲げ成形の速度と同期して前記回転テーブルの回動により前記XYテーブルを90度回動する第2の工程と、
    この第2の工程で前記XYテーブルを回動した後、前記導体送り装置より平角導体をさらに前記成形ヘッド内に挿入し、前記XYテーブルを平角導体の送り速度と同期して前記回転テーブルにより回動して前記第2の工程の状態に移動する第3の工程とからなり、
    前記第1の工程から第3の工程までの前記成形ヘッドによる平角導体の曲げ成形と前記導体送り装置による平角導体の送り動作を所定回数繰返して、必要な積層数を持つ回転電機のロータコイルを成形することを特徴とする回転電機のロータコイル曲げ装置によるコイル成形方法。
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