JP2013000067A5 - - Google Patents
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1.発明の概要
本発明は、以下の特徴を有する。
本発明は、第一の態様において、下記の(a)〜(e)に示すポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、またはその断片からなる群から選択される1または2以上のポリヌクレオチドを含む、膀胱ガン診断用組成物を提供する。
(a)配列番号1〜7、配列番号10〜11及び配列番号13〜26で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてu(ウラシル)がt(チミン)である塩基配列、からなるポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、または19以上の連続した塩基を含むその断片
(b)配列番号1〜7、配列番号10〜11及び配列番号13〜26で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、を含むポリヌクレオチド
(c)配列番号1〜7、配列番号10〜11及び配列番号13〜26で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、に相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、または19以上の連続した塩基を含むその断片
(d)配列番号1〜7、配列番号10〜11及び配列番号13〜26で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、に相補的な塩基配列を含むポリヌクレオチド
(e)前記(a)〜(d)のいずれかのポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズするポリヌクレオチド、または19以上の連続した塩基を含むその断片
本発明は、以下の特徴を有する。
本発明は、第一の態様において、下記の(a)〜(e)に示すポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、またはその断片からなる群から選択される1または2以上のポリヌクレオチドを含む、膀胱ガン診断用組成物を提供する。
(a)配列番号1〜7、配列番号10〜11及び配列番号13〜26で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてu(ウラシル)がt(チミン)である塩基配列、からなるポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、または19以上の連続した塩基を含むその断片
(b)配列番号1〜7、配列番号10〜11及び配列番号13〜26で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、を含むポリヌクレオチド
(c)配列番号1〜7、配列番号10〜11及び配列番号13〜26で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、に相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、または19以上の連続した塩基を含むその断片
(d)配列番号1〜7、配列番号10〜11及び配列番号13〜26で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、に相補的な塩基配列を含むポリヌクレオチド
(e)前記(a)〜(d)のいずれかのポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズするポリヌクレオチド、または19以上の連続した塩基を含むその断片
本明細書で使用される「miR−92b*遺伝子」又は「miR−92b*」という用語は、配列番号16に記載のhsa−miR−92b*遺伝子(miRbase Accession No.MIMAT0004792)やその他生物種ホモログなどが包含される。hsa−miR−92b*遺伝子は、Cummins JMら、Proc Natl Acad Sci USA.、2006年、103巻、p3687−3692に記載される方法によって得ることができる。
本明細書で使用される「miR−575遺伝子」又は「miR−575」という用語は、配列番号17に記載のhsa−miR−575遺伝子(miRbase Accession No.MIMAT0003240)やその他生物種ホモログなどが包含される。hsa−miR−575遺伝子は、Cummins JMら、Proc Natl Acad Sci USA.、2006年、103巻、p3687−3692に記載される方法によって得ることができる。
Claims (12)
- 下記の(a)〜(e)に示すポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、またはその断片からなる群から選択される1または2以上のポリヌクレオチドを含む、膀胱ガン診断用組成物。
(a)配列番号1〜7、配列番号10〜11及び配列番号13〜16、18〜26で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、からなるポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、または19以上の連続した塩基を含むその断片
(b)配列番号1〜7、配列番号10〜11及び配列番号13〜16、18〜26で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、を含むポリヌクレオチド
(c)配列番号1〜7、配列番号10〜11及び配列番号13〜16、18〜26で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、に相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、または19以上の連続した塩基を含むその断片
(d)配列番号1〜7、配列番号10〜11及び配列番号13〜16、18〜26で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、に相補的な塩基配列を含むポリヌクレオチド
(e)前記(a)〜(d)のいずれかのポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズするポリヌクレオチド、または19以上の連続した塩基を含むその断片 - 下記の(f)〜(j)に示すポリヌクレオチド、その変異体またはその断片からなる群から選択される1または2以上のポリヌクレオチドをさらに含む、請求項1に記載の組成物。
(f)配列番号8〜9、12、17及び27で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、からなるポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、または19以上の連続した塩基を含むその断片
(g)配列番号8〜9、12、17及び27で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、を含むポリヌクレオチド
(h)配列番号8〜9、12、17及び27で表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、に相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、または19以上の連続した塩基を含むその断片
(i)配列番号8〜9、12、17及び27で表される塩基配列に相補的な塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、を含むポリヌクレオチド
(j)前記(f)〜(i)のいずれかのポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズするポリヌクレオチド、または19以上の連続した塩基を含むその断片 - 請求項1に記載の(a)〜(e)に示すポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、および/またはその断片の1または2以上を含む、膀胱ガン診断用キット。
- 請求項2に記載の(f)〜(j)に示すポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、および/またはその断片の1または2以上をさらに含む、請求項3に記載のキット。
- 前記ポリヌクレオチドが、配列番号1〜27のいずれかで表される塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、からなるポリヌクレオチド、その相補的配列からなるポリヌクレオチド、それらのポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズするポリヌクレオチド、またはそれらの19以上の連続した塩基を含む断片である、請求項3または4に記載のキット。
- 前記ポリヌクレオチドが、別個にまたは任意に組み合わせて異なる容器に包装されている、請求項3〜5のいずれか1項に記載のキット。
- 請求項1に記載の(a)〜(e)に示すポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、および/またはその断片の1または2以上を含む、膀胱ガン診断用DNAチップ。
- 請求項2に記載の(f)〜(j)に示すポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体、および/またはその断片の1または2以上をさらに含む、請求項7に記載のDNAチップ。
- 請求項1または2に記載の組成物、請求項3〜6のいずれか1項に記載のキット、請求項7または8に記載のDNAチップ、またはそれらの組み合わせを用いて、被験者由来の生体試料における標的核酸の発現レベルを測定し、それによって、被験者由来の検体試料中に膀胱ガン由来の標的核酸が存在していること、または膀胱ガン由来の標的核酸が存在していないことをin vitroで判定することを含む、膀胱ガンの検出方法。
- DNAチップを用いる請求項9に記載の方法。
- 請求項1または2に記載の組成物、請求項3〜6のいずれか1項に記載のキット、請求項7または8に記載のDNAチップ、またはそれらの組み合わせを用いて、膀胱ガン患者由来の検体試料であることまたは非膀胱ガン患者由来の検体であることが既知の複数の生体試料中の標的核酸の発現量をin vitroで測定する第1の工程、前記第1の工程で得られた該標的核酸の発現量の測定値を教師とした判別式(サポートベクターマシーン)を作成する第2の工程、被験者由来の検体試料中の該標的核酸の発現量を第1の工程と同様にin vitroで測定する第3の工程、前記第2の工程で得られた判別式に第3の工程で得られた該標的核酸の発現量の測定値を代入し、該判別式から得られた結果に基づいて、被験者由来の検体試料中に膀胱ガン由来の標的核酸が存在していること、または膀胱ガン由来の標的核酸が存在していないことを判定する第4の工程を含む、膀胱ガンの検出方法。
- 請求項1または2に記載の組成物、請求項3〜6のいずれか1項に記載のキット、または請求項7または8に記載のDNAチップの、被験者由来の検体試料中に膀胱ガン由来の標的核酸が存在していること、または膀胱ガン由来の標的核酸が存在していないことをin vitroで判定するための使用。
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