JP2012531287A - 歯科用x線装置のための移動機構 - Google Patents

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Abstract

X線源102及びX線検出器ユニット101を結合し、撮像の被検者103の周りに回転するようになっている移動機構100。移動機構は、互いに対して転回可能な少なくとも2つの部品100a,100bを備える。さらに、X線源及びX線検出器ユニットは移動機構の異なる部品100a,100b上に位置する。
【選択図】図5

Description

本発明は、歯科用X線装置、特に口腔外歯科用X線装置のための移動機構であって、上記装置に接続されたX線源及び/若しくはX線検出器を支持し、かつ/又は、X線源及び/若しくはX線検出器を撮像される被検者の周りで移動させる、移動機構に関する。
いくつかの広く使用されているX線撮像方法、とりわけ、例えば、コーンビームコンピューター断層撮影法((Cone Beam Computed Tomography:CBCT)、放射線の線源及び検出器が、撮像される被検者の周りに180度乃至360度回転するか、又はオフセット撮像を、例えば360度回転を用いて使用することができる、例えば対称コンピューター断層撮影法を用いて被検者を撮像することができる)並びにパノラマ撮像及び頭部固定撮像で用いられる方法が存在する。これらの方法の全てに共通することは、撮像される被検者が、X線を出射する放射源とX線検出器との間に配置されることである。
従来技術の解決策では、X線源とX線検出器との間の患者の配置及び通過は、空間が制限され、機器の構成要素が妨げる動きをするため、問題となり得る。しかしながら、種々の撮像プログラムによって要求される方法で患者を容易に配置することは、撮像の観点から非常に重要である。不正確な配置は、撮像を失敗させる場合があり、その場合、患者は、計画されたものよりも多くの照射を受けなければならない。一方、患者の配置が成功する1つの要因は、機械類のどの部分もX線装置のオペレーターの視野を妨げることがなく、オペレーターに患者が適切に見えることである。窮屈な空間並びに損傷に対する構成要素の感度及び感受性もまた、患者の配置をより難しくさせ、また遅くさせる。構成要素、例えばX線検出器は非常に高価でもある。
X線撮像装置における単一の最も高価な構成要素は、通常、X線検出器であり、その価格は、主にX線検出器のサイズに依存し、その結果、検出器が大きくなればなるほど、より高価になる。検出器のサイズは、撮像領域のサイズを左右する。より大きな撮像領域を得るには、より大きな検出器が通常必要とされる。例えば、コーンビームコンピューター断層撮影法(CBCT)に適したX線検出器は、大きな領域を有し、CBCTが大きくかつ高価であることも意味する。大きな検出器はまた、検出器の撮像領域全体にわたって1次コーンビームが良好な品質である必要があるため、X線源から多くのX線を必要とする。
一方、例えば、従来技術(フィンランド特許出願第20085939号)から、従来の技法よりも小さな検出器を用いてより大きな撮像領域を生成するオフセット技法が知られている。オフセット撮像では、例えば2つの小さな撮像領域を計算的に結合することによって、より大きな撮像領域を得ることができるように、画像は1つ又は複数の部分で取得される。
例えば、フィンランド特許出願第20085939号に開示される、複数の撮像を含むオフセット撮像では、第1の撮像の移動と第2の撮像の移動との間で、検出器をX線装置の回転軸に対して横方向に移動させなければならない。検出器の横方向移動は、通常、検出器の幅にほぼ等しい。X線源によって生成される使用可能なコーンビームは、通常、この移動によってカバーされる領域より狭いため、検出器が移動すると、X線ビーム又はX線源もまた転回させなければならない。X線ビームは、例えばX線源を転回させることによって向きを定めることができ、また、X線源と検出器との間のコリメーターを用いて、コーンビームを切り取ることもできるし、コーンビームの一部を選択することもできる。
従来技術による撮像装置はまた、例えば頭部固定画像又はパノラマ画像を撮影するために用いられるとき、いくつかの他の問題も有する(米国特許出願公開第2004/0190678号、国際公開第2008/028988号、フィンランド特許第103177号)。知られている頭部固定撮像では、他の撮像機能のために意図されたX線検出器が、多くの場合、支持アームから取り外され、頭部固定撮像用のX線検出器が、例えば別個の支持アームによって装置に取り付けられる。パノラマ撮像用のX線検出器の場合、X線検出器は、(正しい線源受像面間距離(Source Image Distance:SID)を用いて)例えばCT撮像検出器に比べて、X線源の近くに配置されるべきである。X線検出器の取外し及び/又は移動は、常に、検出器が落下し、損傷を受けるという危険を伴う。
図1は、X線源12及び検出器11が、移動機構、いわゆるローテータに取り付けられる従来技術の撮像装置を示し、移動機構は、撮像装置上で旋回され、X線源及び検出器が、撮像される被検者13の周りを移動するよう回転するようになっているモノリシックの固定ブーム10である。ここでの問題は、患者の移動及び/又は配置における上述した困難さである。
図2は、移動機構が複数の部品20a、20bを備える第2の従来技術の撮像装置である。この解決策に関する問題は、移動機構の構成要素が互いに邪魔をするため、X線源22及び検出器21は、例えば完全な円を描きながら、被検者23の周りに自由に回転できないことであり、一方、構造はかなり複雑である。
本発明の目的は、従来技術に関連する或る特定の問題及び欠点をなくすことである。一実施の形態によれば、例えば、本発明は、撮像プロセスのために患者を配置することを容易にするとともに、様々な撮像位置間で歯科用X線装置を配置することを容易かつ迅速にすることである。
本発明の目的は、請求項1による歯科用X線装置のための移動機構及び請求項18による口腔外歯科用X線装置を用いて達成される。
本発明による歯科用X線装置のための移動機構は、該移動機構を対象とする請求項1で特定されるものを特徴とし、本発明による口腔外歯科用X線装置は、該口腔外歯科用X線装置を対象とする請求項18で特定されるものを特徴とする。
本発明の一実施の形態は、X線源及びX線検出器ユニットを結合する歯科用X線装置のための移動機構に関し、X線源及びX線検出器ユニットを互いに対して移動させることを可能にする。移動機構は、撮像される被検者の周りに回転可能であるように更になっている。本発明による例示的な移動機構は、X線源及びX線検出器ユニットが移動機構における異なる部品内に配置されるように、互いに対して転回可能であるようになっている少なくとも2つの部品を備える。有利には、これらの部品は、X線源及びX線検出器ユニットが、撮像される被検者の周りに360度回転することを可能にするように配置される。
一例によれば、X線源及び/又はX線検出器ユニットに接続された、移動機構の部品は、X線源及び/又は検出器が配置を妨害しないように、X線源及びX線検出器ユニットの双方が、移動機構の回転軸の同じ側に位置するように、例えば患者の配置の期間中、脇に転回されるようになっている。一実施の形態では、回転軸もまた、X線源によって出射されるビームに対して横に移動可能であるようになっている。
上述したような配置構成は、視界を遮るか又は患者の配置を邪魔することになる部品が患者とX線装置との間に存在しないような位置に移動機構の部品を転回することを可能にする。検出器を備える部品及びX線源を備える部品は、患者の配置の観点から完全に見えなくなるように、ユーザの反対側に転回することができる。部品の相互転回性は、例えば部品をともに結合することによって達成できることに留意すべきである。結合点は完全に自由に選択できることも留意されるべきである。結合自体は、当業者に知られている技法を用いて実装することができる。
本発明による移動機構は、例えば、回転軸においてともに結合された2つ以上の部品を備えることができる。結合は、移動機構の中央又はその他の箇所とすることができる。部品は、例えば移動機構の回転で用いられる軸受けに対して軸方向に位置する更なる軸受け又は他の軸受けを用いてともに結合することができる。一例によれば、移動機構の部品の相互転回性は、回転軸に適合する軸に関して起こるようになっている。
一実施の形態によれば、移動機構は、移動機構の回転で用いられる軸に対して軸受けを通じて軸方向に取り付けられた中心部品と、転回可能な方法で中心部品に接続された少なくとも1つの第2の部品と、転回可能な方法で該第2の部品に接続されたX線検出器ユニット又はX線源とを備える。そのため、移動機構は、2つの部品に折り曲げることができ(移動機構は、例えば軸受けに取り付けられた中心部品を備える)、それにより、X線源及び/又は検出器は、上記少なくとも1つの第2の部品に対して転回可能な方法で、例えばヒンジで連結することができる。部品の相互転回性は、例えば軸受け、継手、及び/又はヒンジを通じて実装することができる。
X線源及び/又は検出器に接続された部品を同時に転回するとき、移動機構は、X線源端部及び/又は検出器端部において軸受け点を含むように配置することができる。さらに、これらと本体との間に、或る機構、例えば強制制御機構が存在することができ、その機構は、互いに対してこれらと本体を移動させる。
一実施の形態によれば、移動機構の少なくとも2つの部品は、移動機構が、その回転限界まで又は上記部品の転回をトリガーする他の或る地点までその回転軸の周りに駆動されると、互いに対して転回するようになっている。互いに対するかつ/又はX線検出器及びX線源の位置に対する部品の転回は、例えば強制制御を用いて制御することができる。強制制御は、例えばレバー、ケーブル、プッシュロッド、及び/又ははめ歯歯車を通じて、当業者に知られている技法を用いて実装することができる。強制制御は、例えばクランク若しくは他のレバーアームを用いて移動機構の部品を転回することによって、モーターなしで手動で、又はモーターを用いて制御することができる。一実施の形態によれば、強制制御機構が、実装するのが高価過ぎるかつ/又は複雑過ぎる場合、X線源に接続された部品の転回は、例えば専用モーターを用いて実装することができる。
一実施の形態では、移動機構の回転モーターによって移動機構の中央継手が転回されるように、単一のさらなるモーターなしでX線源及びX線検出器の転回が関連して強制制御される状態で、移動機構内の折り曲げ継手、例えば中央継手を有することが可能である。このモデルでは、移動機構は、その機械的回転限界まで又は他の或る限界まで駆動することができ、その後の回転は、移動機構を回転させるのではなく、代わりに、移動機構の中央継手を曲げ、それにより、X線源及び/又はX線検出器を移動させることになる。このモデルにおいて本質的なことは、機械的回転限界は、結合した移動機構において回転モーターと異なる半分の部分に影響を及ぼすことである。
一実施の形態によれば、X線検出器ユニットは、1つのX線検出器を備えるだけであり、種々のタイプのCT撮像、例えば対称CT撮像及び/又はオフセット撮像で用いられるようになっている。その場合、移動機構の部品に関連するX線源及びX線検出器ユニットの位置又はX線のコリメーションは、X線源によって出射されるX線コーンビームの中心ビーム又は他の或る基準ビームがX線検出器ユニット又はX線検出器に当たるように、例えば対称CT撮像位置とオフセット撮像位置との間又は異なるオフセット撮像位置間で、移動機構の部品が互いに対して転回されると、変化するようになっている。ビームが、検出器に実質的に垂直に当たることが有利である。
一実施の形態によれば、同一の検出器を、パノラマ撮像で用いることができ、それにより、移動機構の部品は、X線源の焦点と検出器との間の正しい距離、すなわちSIDを達成しながら、X線源のコーンビーム内で検出器がX線源に近づくように互いに対して転回される際に、移動するようになっている。
一例によれば、例えば本発明によるオフセット撮像では、非常に狭いX線検出器を用いることができる。さらに、本発明は、X線ビームが、好ましくはできる限り垂直に検出器に当たるように、検出器及び/又はX線源を転回させる、又は、種々の撮像位置間でビームをコリメートさせることを可能にする。しかしながら、ずれは、例えばソフトウェアによって補正することができる。本発明は、狭く、それほど高価でないかなり狭い検出器を用いて比較的大きな画像を撮影することを容易にする。
一実施の形態によれば、X線検出器ユニットは、2つの別個のX線検出器、例えばCT撮像(例えば、対称CT撮像及びオフセット撮像)用の第1のX線検出器、及び、例えばパノラマ撮像用の第2のX線検出器を備える。同様に、この実施の形態では、X線源及びX線検出器ユニットの位置又はX線のコリメーションは、X線源によって出射されるX線ビームが、好ましくはできる限り垂直にX線検出器に当たり、かつ、正しいSIDが得られるように、移動機構の少なくとも2つの部品が、例えばCT撮像位置とパノラマ撮像位置との間で互いに対して転回されると、変化するようになっている。一実施の形態によれば、同様に個々の検出器の位置は、異なる撮像位置間で互いに対して移動機構の少なくとも2つの部品を転回すると、変化することができる。
本発明の一実施の形態は、例えばCT撮像及びパノラマ撮像で用いられる1次X線検出器ユニット用に意図された移動機構の部品が頭部固定撮像中、脇に転回されるようになっており、それにより、X線源によって出射されるX線ビームが頭部固定撮像に用いられるX線検出器上に実質的に遮られないように伝搬する移動機構に関する。頭部固定撮像のために用いられるX線検出器は、CT撮像及び/又はパノラマ撮像の場合と比べて、X線源から異なる距離に、通常ずっと遠くに配置されることに留意すべきである。頭部固定撮像では、X線検出器は、例えば特別なアームの端部に配置される、又は、壁若しくは他の支持要素に、若しくは上記歯科用X線装置に関連する他の或る構成要素に取り付けることができる。支持アーム又は支持要素は、X線装置及びその移動機構から物理的に完全に取り外すことができる。頭部固定撮像で用いられる検出器は、検出器が移動機構の部品から取り外され、移動機構の部品が脇に転回され、検出器が上述したような支持手段に取り付けることができるように、例えばCT撮像又はパノラマ撮像で用いられる検出器と同じとすることができることに留意すべきである。
さらに、本発明の一実施の形態は、例えばCT撮像及びパノラマ撮像で用いられる1次X線源用に意図される移動機構の部品は、頭部固定撮像中、脇に転回されるようになっている移動機構に関する。その場合、頭部固定撮像のために用いられるX線源は、特別な支持アーム又は他の支持要素の端部に配置することができる、あるいは、例えば歯科用X線装置に関連する他の或る部品上に配置されるようになっている。X線源のための支持手段は、X線装置及びその移動機構から物理的に完全に取り外すことができる。
本発明は、顕著な利点を提供する。例えば、本発明による移動機構によって可能にされる撮像用移動で用いられる回転軸に対するX線源、コリメーター、及び/又はX線検出器の位置は、同一の装置において、例えば、対称CT撮像及びオフセットタイプCT撮像の双方を容易にし、またパノラマ撮像及び頭部固定撮像も容易にする。さらに、同一の機構は、患者の配置を邪魔しないようにX線源及び検出器が脇に転回することができるため、患者の配置ステージにおいて顕著な利点をもたらす。さらに、上記移動機構は、本発明の一実施の形態で、脇に大幅に転回されると、X線検出器ユニット又は検出器がX線源により近づくため、パノラマ撮像用の正しい距離にパノラマ検出器を運ぶことを可能にする。さらに、本発明の一実施の形態では、移動機構は、撮像中にオフセットも変化させることを可能にする。最も汎用的には、少なくとも2つの部品を備える本発明による移動機構は、同一の装置において上述した全ての利点をもたらす。
1つの単純な実施の形態では、患者の配置の期間中に回転軸の同じ側に回転することができる、互いに回転する2つの部分の半分を移動機構が本質的に構成するように、移動機構は中央継手を有する構造を備えることになる。その場合、例えば検出器ユニット及びX線源の転回性は未実装とすることができる。
さらに、本発明は、X線源及び検出器を移動させるのに必要とされる機構が、回転軸において、例えば継手によって移動機構を2つの部品に分けるように配置することによって簡単になるという利点を有する。そのため、X線源及び検出器の相互移動は、最も単純には、その中央継手で移動機構を曲げることによって達成することができる。撮像用幾何形状に応じて、検出器部品及び/又はX線源のわずかの転回が必要とされる可能性があるが、これらの移動は、強制制御を用いて、例えば、移動機構の中央継手の曲げを作動させるために用いられる同一の移動モーターによって駆動することができる。
本発明の1つの顕著な利点は、折曲げ可能式移動機構が、対称CT撮像及びオフセット撮像以外に、例えば検出器ユニット内でCT撮像用検出器の隣にパノラマ撮像用検出器を配置し、パノラマ撮像用検出器がビーム内の正しいスポットまで移動する量を用いて移動機構の部品を曲げることによってパノラマ撮像も容易にすることである。移動機構のこの曲げがパノラマ撮像用検出器をX線源により近づけるため、通常はCT撮像用SIDより短いパノラマ撮像用の正しいSIDが達成されることになる。
さらに、少なくとも2つの部品を備える本発明による移動機構は、X線検出器及び/若しくはX線源の双方又は関連構成要素を、完全に独立して置きかえることができるため、システムを汎用性の高い方法でアップグレードすることを可能にする。さらに、本発明の着想は、知られている全ての歯科用撮像装置、例えば、立位又は座位の患者用に意図された装置で利用できることを留意すべきである。さらに、パノラマ撮像では、例えば、単にX線源の近くに検出器を移動させ、検出器の狭い垂直ストリップを使用することによってCT撮像用検出器を使用することが可能である。
本発明の有利な実施形態は、従属請求項において提示される。
本発明の有利な実施形態は、添付図面を参照して、以下でより少し詳細に述べられる。
従来技術による撮像装置を示す図である。 従来技術による別の撮像装置を示す図である。 本発明による例示的な移動機構の側面図である。 本発明による別の例示的な移動機構の側面図である。 本発明による例示的な移動機構の平面図である。 患者の配置位置に折り畳まれた本発明による例示的な移動機構の平面図である。 CT撮像位置に配置された本発明による例示的な移動機構の平面図である。 第1のオフセット撮像位置に配置された本発明による例示的な移動機構の平面図である。 第2のオフセット撮像位置に配置された本発明による例示的な移動機構の平面図である。 パノラマ撮像位置に配置された本発明による例示的な移動機構の平面図である。 頭部固定撮像位置に配置された本発明による例示的な移動機構の平面図である。 頭部固定撮像位置に配置された本発明による別の例示的な移動機構の平面図である。
図1及び図2は、従来技術の解決策を示し、本文書の従来技術を扱ったセクションで先に述べられた。
図3Aは、本発明による口腔外歯科用X線装置の例示的な移動機構100の側面図を示す。移動機構100は、少なくとも2つの部品100a、100bを備え、2つの部品100a、100bは、互いに対して転回するようになっており、X線検出器101は第1の部品100a内に嵌合され、X線源102は第2の部品100b内に嵌合されている。さらに、移動機構は、撮像される被検者103の周りを、完全な円、若しくは少なくとも部分的な円、又は回転中心が対象に対して移動する際の楕円のいずれかで回転するようになっている。図に示す移動機構は、回転軸においてともに結合した2つの部品を備えるが、これらの部品は、他の或る点でも、例えば回転軸とX線源との間の領域若しくは回転軸とX線検出器ユニットとの間の領域、又は一実施形態では両方でも相互接続することができ、それにより、移動機構が少なくとも3つの部品(不図示)を備えることになることに留意すべきである。
図3Bは、本発明による口腔外歯科用X線装置の別の例示的な移動機構100の側面図を示し、移動機構の部品100a、100bは、図3Aと違って平行に配置され、それにより、部品は、有利にはその端部107で結合される。同様に、図3Bに示す移動機構は、図に示す2つの部品より多くの部品を備えることができる。
図4は、本発明による例示的な移動機構100の平面図を示し、移動機構の第1の部品100aはX線検出器ユニット101を備える。図4に示す例示的なX線検出器ユニット101は、CT撮像用のX線検出器101a及びパノラマ撮像用の別のX線検出器101bを備える。さらに、移動機構の第2の部品100bは、X線源102を備える。
図4の点104は、考えられる回転中心及び移動機構の部品100a及び100bの結合点を示す。しかしながら、回転中心及び/又は結合点は、移動機構の他の任意の点に位置するように配置できること、及び、本発明が、図面に示す点に決して限定されないことに留意すべきである。
さらに、図4は、移動機構の部品100a、100bの少なくとも一方が転回すると、X線ユニット101若しくは検出器101a、101b、コリメーター(不図示)、並びに/又はX線源102の位置を制御するようになっている強制制御機構105a、105bの例を示す。図4に示す例示的な強制制御機構は、プッシュロッド105a、105bを用いて実装されるが、強制制御は、当業者に知られている他の技法を用いて実装することもできる。強制制御は、本発明による移動機構において必ずしも必要とされるわけではないが、部品の転回が、強制制御全くなしで本発明に従って実装することができ、それにより、装置内の検出器ユニット若しくは関連する検出器又は他の構成要素は、例えば手動で又はモーターによって制御、移動、及び/又は転回できることも留意されるべきである。
点106は、検出器ユニット用の有利な結合点を示し、それにより、ユニットは、強制制御又は他の方法のいずれかで上記点の周りに転回するように配置される。
図5は、患者103の配置位置に対して折り畳まれた本発明による例示的な移動機構100の平面図を示す。図では、X線源102及び/又はX線検出器ユニット101内の、移動機構の部品(100a及び/又は100b)は、X線源とX線検出器ユニットの双方が、移動機構の回転軸の同じ側に位置するように、例えば患者の配置の期間中、脇に転回される。そのため、患者103は、例えば、X線源及びX線検出器ユニットが位置する側と反対である、移動機構の回転軸の側から配置することができ、それにより、X線装置のオペレーターには、装置のどの部分もオペレーターの視野を妨げることがなく、患者が適切に見える。
本発明の着想及び患者の配置の観点から、移動機構内の転回部品100a、100bが、X線源102に接続された部品であるか、X線検出器ユニット101に接続された部品であるか、又は双方に接続された部品であるかどうかは重要ではない。
図6は、対称CT撮像位置に配置された本発明による例示的な移動機構100の平面図を示し、X線源102は、撮像の被検者103を照射するために用いられ、撮像は、撮像の被検者103の周りにX線源102及び検出器101を回転させることによって達成される。
図7Aは、第1のオフセット撮像位置に配置された本発明による例示的な移動機構の平面図を示し、図7Bは、第2のオフセット撮像位置に配置された本発明による例示的な移動機構の平面図を示す。オフセット撮像では、検出器の撮像領域の中心は、X線源と回転中心との間のラインから偏移される。X線源と検出器との間の中心ラインは、例えば撮像又は撮像ステージ中、回転軸上に位置する回転中心から脇に移動することができる。
本発明の一実施形態では、X線源102及びX線検出器ユニット101若しくはX線検出器の位置、又は同様にビーム誘導コリメーター(不図示)の位置は、X線源及び/又はユニット/検出器に関連する移動機構の部品100a、100bが、例えば対称撮像位置とオフセット撮像位置との間で互いに対して転回されると、例えば図6及び図7Aに示すX線源の位置と検出器の位置との差から見ることができるように、変化するようになっている。移動機構100又はその部品100a、100bの少なくとも一方が、CT撮像位置(図6)から第1のオフセット撮像位置(図7A)に転回すると、検出器ユニット101に接続された部品100aは、X線源102及び回転中心を通るラインから偏移するようになっており、それにより、検出器101aの撮像領域の中心もまた、X線源及び回転中心を通るラインから偏移することになる。同様に、X線源102及び/又はビーム誘導コリメーターの位置は、X線源によって出射されるX線ビームが上記X線検出器101aに当たるように変化することができ、例えば転回することができる。
移動機構100又はその部品100a、100bの少なくとも一方が、第1のオフセット撮像位置(図7A)から第2のオフセット撮像位置(図7B)に転回すると、検出器に接続された部品100aは、X線源102及び回転中心を通るラインの、第1のオフセット撮像位置の場合の側と異なる側に転回するようになっている。同様に、この場合、X線源102の位置は、X線源によって出射されるX線ビームが上記X線検出器101aに当たるように変化することができ、例えば転回することができる。さらに、コリメーターの位置は、ビームを切り取るか又はコーンビームの一部を選択することができるように変化することができる。
オフセット撮像では、上記中心ラインの同じ側の異なるオフセット設定で画像を撮影することが可能であり、それにより、X線源から検出器の距離が、必ずしも一定とは限らないことに留意すべきである。距離の変化によって引き起こされる画像の拡大率の変化は、例えば、装置に取り付けられたソフトウェア又は補正ハードウェアによって補償することができる。
部品が転回されるときの、部品、X線源、コリメーター、及び/又は検出器の相互移動は、例えば上記例によれば強制制御によって起こることができる、又は、相互移動は、強制制御なしで、例えば手動で又はモーター駆動式で起こることができる。
図8は、パノラマ撮像位置に配置された本発明による例示的な移動機構100の平面図を示す。移動機構100又はその部品100a、100bの少なくとも一方が、パノラマ位置に転回すると、X線検出器ユニット101は、通常のパノラマ撮像の短いSIDが達成されるように、X線源によって出射されるビームに沿ってX線源102により近くなるように移動するようになっている。同様に、パノラマ撮像で用いられる検出器101bの位置、ビーム誘導コリメーターの位置、及び/又はX線源の位置は、X線源102によって出射されるX線ビームが上記X線検出器101bに当たるように、又は、ビームを所望に応じて切り取ることができるか又はコーンビームの一部を選択することができるように変化、例えば転回させることができる。
図9Aは、頭部固定撮像位置に配置された本発明による例示的な移動機構100の平面図を示す。例えばCT及びパノラマ撮像で用いられる1次X線検出器ユニット101用に意図された移動機構に接続された部品100aは、X線源102によって出射されるX線ビームが、頭部固定撮像で用いられるX線検出器101c上に実質的に遮るものがない状態で伝搬するように、頭部固定撮像中、脇に転回されるようになっている。頭部固定撮像で用いられるX線検出器101cは、X線源102からの距離がCT及び/又はパノラマ撮像の場合と異なる距離に、通常、ずっと遠くに配置されることに留意すべきである。頭部固定撮像では、X線検出器は、例えば特別な支持アーム100cの端部に配置される。被検者は、参照数字103で示される。
頭部撮像で用いられる検出器は、例えばCT又はパノラマ撮像で用いられる検出器と同じとすることができ、それにより、検出器を移動機構の部品100aから取り外し、移動機構の上記部品100aを脇に転回し、検出器を例えば支持手段に取り付けることができることにも留意すべきである。
図9Bは、頭部固定撮像位置に配置された本発明による別の例示的な移動機構の平面図を示す。例えばCT及びパノラマ撮像で用いられる1次X線源102用に意図された移動機構に接続された部品100bは、頭部固定撮像中、脇に転回されるようになっている。頭部固定撮像のために用いられるX線源102aは、特別な支持アーム又は他の支持要素の端部に配置することができるか、又は、例えば歯科用X線装置に接続された他の或る部品上に配置するようになっている。上記他の部品は、X線装置及び/又は移動機構から物理的に取り外される支持手段100dとすることができる。被検者は、参照符号103で示される。
本発明による解決策の少数の実施形態だけが上述された。本発明による原理は、例えば実施態様詳細及び適用の分野に関して、特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲内でもちろん変更することができる。特に、移動機構の部品はまた、X線源の側又はX線検出器の側のいずれかの回転中心以外の任意の点で、ヒンジで連結することもできるし、その他の方法で曲がるか又は折り曲げるように適合することもできることに留意すべきである。移動機構はまた、2つの部分に折り曲げるようにすることができ、それにより、移動機構は、軸受けに取り付けられた中央部分、及び、ヒンジで連結されるか又はその他の方法で転回されるようにすることができる、X線源及びX線検出器の側の端部を備える。さらに、回転中心は機械的又は仮想的とすることができること、及び、回転中心は撮像セッション中に移動できることに留意すべきである。仮想的な回転中心は、例えば円経路に沿って機械的回転中心を移動させることによって生成され、それにより、仮想的な回転中心は、上記円経路の中心になる。非円走査は、例えば非円楕円状経路内で線源及び検出器を移動させること等によって達成することができる。
さらに、撮像中、移動機構の部品100a、100bは、図6で示す場合のように、互いに対して一直線とすることもできるし、例えば図7A、図7B、及び図8で示す場合のように、互いに対して或る角度にすることもできることに留意すべきである。さらに、移動機構は、部品100a、100bが互いに対して或る角度にあっても、その回転中心の周りに回転するように配置できることにも留意すべきである。
検出器は、横方向にも移動、転回、又は偏移できることに依然として留意すべきである。一実施形態では、検出器は、頭部固定撮像とともに横にも移動することができる。頭部固定撮像では、検出器は、例えば、かなり狭いパノラマ撮像で用いられる検出器とすることができ、その場合、検出器は、撮像中、横に移動するように適合させることもできる。

Claims (18)

  1. 口腔外歯科用X線装置のための移動機構(100)であり、X線源(102)及びX線検出器ユニット(101)を結合し、撮像の被検者(103)の周りに回転するようになっており、互いに対して転回可能な少なくとも2つの部品(100a,100b)を備え、前記X線源及び前記X線検出器ユニットは該移動機構の異なる部品に位置する、移動機構であって、該移動機構において、前記X線源及び前記X線検出器ユニット又はX線検出器(101a)の位置は、前記X線源によって出射されたX線ビームが、前記X線検出器ユニット又は前記X線検出器に当たるように、前記少なくとも2つの部品が、対称CT撮像位置と少なくとも1つのオフセット撮像位置との間、又は異なるオフセット撮像位置間で互いに対して転回されると、変化するようになっているか、又は、前記X線検出器ユニットに接続された該移動機構の部品がパノラマ撮像位置に転回すると、前記X線検出器ユニットは、前記X線源のビームに沿って前記X線源により近づくようになっている、ことを特徴とする、口腔外歯科用X線装置のための移動機構。
  2. 前記X線源及び前記X線検出器ユニットは、撮像の被検者の周りに実質的に自由に回転できるように、前記移動機構の異なる部品内に配置される、請求項1に記載の移動機構。
  3. 前記X線検出器ユニットは、CT撮像及びパノラマ撮像の双方で用いられるようになっている、請求項1又は2に記載の移動機構。
  4. 前記X線検出器ユニットは、CT撮像用のX線検出器及びパノラマ撮像用のX線検出器を備える、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の移動機構。
  5. 前記X線源及び/又は前記X線検出器ユニットに接続された前記移動機構の部品は、前記X線源及び前記X線検出器ユニットの双方が、前記移動機構の回転軸の同じ側に位置するように、例えば患者の配置の期間中、脇に転回されるようになっている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の移動機構。
  6. 前記回転軸は、前記X線源によって出射される前記ビームに対して横に移動可能である、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の移動機構。
  7. 前記回転軸において互いに結合した2つの部品(107)を備える、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の移動機構。
  8. 前記移動機構の少なくとも2つの部品は、前記移動機構の回転のために用いられる軸受けに対して軸方向に位置した軸受けを用いて互いに結合される、請求項7に記載の移動機構。
  9. 前記移動機構の前記少なくとも2つの部品の互いの転回は、前記回転軸に適合する軸に対して起こるようになっている、請求項7又は8に記載の移動機構。
  10. 前記移動機構の回転で用いられる前記軸に対して軸受けを通じて軸方向に取り付けられた中心部品と、転回可能な方法で前記中心部品に接続された少なくとも1つの第2の部品と、転回可能な方法で前記第2の部品に接続されたX線検出器ユニット又はX線源とを備える、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の移動機構。
  11. 前記移動機構の前記少なくとも2つの部品は、前記移動機構が、その回転限界まで又は前記少なくとも2つの部品の転回をトリガーする他のある地点までその回転軸の周りに駆動されると、互いに対して転回するようになっている、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の移動機構。
  12. 互いに対するかつ/又は前記X線検出器及びX線源の位置に対する前記少なくとも2つの部品の前記転回は、強制制御(105a,105b)を用いて制御される、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の移動機構。
  13. 前記強制制御は、少なくとも1つのレバー、ケーブル、プッシュロッド、及び/又ははめ歯歯車によって達成される、請求項12に記載の移動機構。
  14. 前記強制制御はモーターによって駆動される、請求項13に記載の移動機構。
  15. 前記X線検出器ユニット用に意図される前記移動機構に接続された部品は、前記X線源によって出射されるX線ビームが、頭部固定画像を撮影するための別の支持手段上に配置されたX線検出器に実質的に遮るものがない状態で伝搬するように、頭部固定撮像の期間中、脇に転回されるようになっている、請求項1に記載の移動機構。
  16. 前記X線源用に意図される前記移動機構に接続された部品は、別の支持手段上に配置されたX線源によって出射されるX線ビームが、頭部固定画像を撮影するX線検出器に実質的に遮るものがない状態で伝搬するように、頭部固定撮像の期間中、脇に転回されるようになっている、請求項1に記載の移動機構。
  17. 前記移動機構の前記少なくとも2つの部品は、撮像セッション中、互いに対してある角度になる、請求項1乃至16のいずれか1項に記載の移動機構。
  18. 請求項1乃至17のいずれか1項に記載の移動機構を備える口腔外歯科用X線装置。
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