JP2012530373A - 発光ダイオード - Google Patents

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Abstract

第1及び第2の半導体層(14、16)と、半導体層(14、16)の間の発光層(18)とが配列されて発光ダイオードを形成し、一方の半導体層にあるギャップと、ギャップの内部に位置するメタルと、を有し、メタルは、発光層に十分に近接して、メタルと発光層との間の表面プラズモンカップリングを可能とする発光装置。

Description

本発明は、発光ダイオード(LED)に関し、特に他の色のLEDに対して使用することもできるが、白色LEDに関する。
白色固体発光の開発は、主に黄色の蛍光体を備えたIII族窒化物青色LEDチップに基づき、現在、世界的なエネルギの欠乏及び地球温暖化の脅威のため、非常に重要になっている。現在市販されている白色発光ダイオード(LED)は、概して、高品質結晶の青色エピウエハをベースにして製造され、一般的に、非常に高価である。このために、LEDは、高額となり、故に、一般的な照明での用途が限定されている。故に、LED、特に、従来の光源に置き換わるために、高い照射効率を呈しながらも、市場に容易に受け入れられるような低価格の白色LEDの製造に対し、新しい技術の開発に対する需要がある。しかしながら、白色LEDの照射効率のさらなる改良のためには、多くのチャレンジが存在する。
まず第1に、白色LEDのより高い照射効率は、高い内部量子効率(IQE)を必要とする。LEDのIQEは、一般に、LEDエピウエハの結晶品質によって判定されるものとして受け入れられている。エピタキシャル成長の最適化によってさらなる改良をすることは、非常に困難である。
IQEは、量子井戸(QW)層などのLEDの発光層の間の表面プラズモン(SP)カップリング効果と、近傍のQWの中に積層された(発光層の放射エネルギと近い又は同一のプラズモンエネルギを有する)特定のメタルとによってかなり改善させることができ、これは、高いIQEは、結晶品質が最高で無くても標準的なLEDエピウエハを使用して達成することができることを意味する。しかしながら、係るSPカップリングの結果として得られる内部量子効率の向上は、シン・キャッピングGaN層(数ナノメータの厚み)を有する表面QW(マルチQWではない)構造体の中に効率的に適用されるのみであり、一方、高い性能を備えたすべての青色エピウエハのほとんどは、マルチ量子井戸(MQW)の放射領域と、シック・pタイプGaNキャッピング層(〜200nmの厚み)とを必要とする。
発光層の形成直前又は形成中に、エピタキシャル成長を停止し、メタルアイランドを堆積させ、次に、発光層及びLEDの残りの部分のエピタキシャル成長を再開することによって、LEDの発光層にメタルアイランドを堆積させることが提案されている。しかしながら、係る方法は、プレカーソルを利用できないために、ex-situ 法を必要とする。さらに、メタルアイランドの堆積は、発光層の光学特性のかなりの劣化につながり、最終的には、発光を消滅させることもあった。実際には、この方法は、発光層の格子構造を劣化させ、最終的には、LEDの故障につながることもある。
第二に、蛍光体変換白色LEDの現在の製造において自己吸収の課題がある。これは、蛍光体の放射波長が通常はその吸収波長に近いために、装置内で発生した光が、蛍光体によって再び吸収され、全体として効率を低下させることを意味する。
別の課題は、青色LEDから、黄色の蛍光体などの波長変換材料へのエネルギ転送の効率をどのようにさらに改善するか、である。青色光の強度は、波長変換材料からの黄色の放射よりもかなり高く留まり、厳しい色のレンダリングと、大抵の現在の白色LEDの青みを帯びた色合いとにつながる。
本発明は、発光ダイオードを形成するように配置された第1及び第2の半導体層と、第1及び第2の半導体層の間の発光層と、を有し、さらに、第1及び第2の半導体層の一方に形成されたギャップと、ギャップの内部に配置されると共に発光層に十分近接して配置されて、メタルと発光層との間の表面プラズモンカップリングを可能とする発光装置を提供する。
一般に、ギャップ内のメタルのうち、発光層に十分近接しているものがあり、メタルと発光層との間で表面プラズモンカップリングを可能とする。また、ギャップ内にありながらも表面プラズモンカップリングのためには十分に近接していないメタルもある。
発光装置は、メタルから形成された混合物と支持材料とを含む。混合物は、メタル粒子の形態を取る。混合物は、ギャップ内に配置され、発光層と十分に近接して、メタル粒子と発光層との間で表面プラズモンカップリングを可能とする。
オプションとして、支持材料は、波長変換材料、又は絶縁透明材料、又は準絶縁性透明材料を含む。
オプションとして、メタル又は混合物は、ギャップの表面にかなり近接して又は接触して配置される。
オプションとして、ギャップは、第2の半導体層の厚み方向に発光層に向けて貫通すること無く延在するが、ギャップは、第2の半導体層の厚み方向に延在して、ギャップの一部は、発光層の表面によって境界が示されている。
オプションとして、メタル又は混合物は、発光層の表面に直に隣接して、又は接触して配置されている。
オプションとして、金属含有層が、メタルの層と混合物の層とを含み、発光層の表面に直に隣接して、又は接触して設けられている。この層は、連続的であり、又は不連続でも良い。
オプションとして、ギャップは、発光層の厚み方向に延在し、ギャップの一部は、第1の半導体層の表面によって境界が示されている。
オプションとし、第1の半導体層は、基板の上に形成されている。
発光装置は、さらに、ギャップの少なくとも一部を閉塞するために、第2の半導体層に隣接し且つ電気的に接触しているコンタクト層を含む。
オプションとして、複数のピラーが、ギャップによって少なくとも1つの半導体層から形成され、ギャップは、ピラーの間に形成される。2つの隣接するピラーの間の平均最短距離は、2つの隣接するピラーの各側部の間で計測され、500nm未満であり、好ましくは200nm未満である。
発光装置は、互いに離れて位置する複数のギャップを含み、故に、メタル又は混合物は、ピラーの形態を取る。ピラーの平均直径は、500nm未満であり、好ましくは、200nm未満である。
本発明は、第1及び第2の半導体層と第1及び第2の半導体層の間の発光層とを形成する工程と、第1及び第2の半導体層の一方にギャップを形成する工程と、ギャップの内部であって発光層に十分近接するようにメタルを配置して、メタルと発光層との間の表面プラズモンカップリングを可能とする工程とを含む、発光装置を製造する方法を提供する。
この方法は、メタルから混合物と、支持材料とを形成する工程を有し、混合物はメタル粒子の形態を取り、さらに、ギャップの内部であって発光層に十分近接して混合物を配置して、メタル粒子と発光層との間に表面プラズモンカップリングを可能とする工程とを含む。
オプションとして、支持材料は、波長変換材料、又は絶縁性透明材料、又は準絶縁性透明材料を含む。
オプションとして、メタル又は混合物は、ギャップの表面に直に近接して又は接触して配置されている。
オプションとして、ギャップは、発光層に向けて第2の半導体層の厚みを部分的に貫通するように形成される。ギャップは、第2の半導体層を貫通して形成され、ギャップの一部は、発光層の表面によって境界が示されている。
オプションとして、メタル又は混合物は、ギャップの内部であって且つ発光層の表面と直に隣接又は接触するように配置される。
オプションとして、メタル含有層が、発光層の表面と直に隣接して又は接触して設けられている。
オプションとして、ギャップが発光層の厚み方向に貫通するように形成され、ギャップの一部が第1の半導体層の表面によって境界が示されている。
オプションとして、第1の半導体層は、基板の上に形成されている。
本発明の方法は、ギャップの少なくとも一部を閉塞するために、第2の半導体層と隣接し且つ電気的に接触するコンタクト層を形成する工程を含む。
オプションとして、複数のピラーがギャップによって半導体層の少なくとも一方から形成され、ギャップは、ピラーの間に形成される。2つの隣接ピラーの間の平均最短距離は、2つの隣接ピラーの各側部の間で計測され、500nm未満であり、好ましくは200nm未満である。
本発明の方法は、互いに分離して配置されるギャップの複数を形成する工程を含み、故に、メタル又は混合物は、ピラーの形態を取る。ピラーの平均直径は、500nm未満であり、好ましくは200nmである。
本発明の装置は、加工装置であり、すなわち、エピタキシャル成長の後の装置加工によって製造される。
本発明の実施の形態による白色LEDは、例えばIII族窒化物・ポリマ又は蛍光体ハイブリッドなどのハイブリッド技術を使用する上記のチャレンジに対して応答することができる。実施の形態によっては、数百nmのスケールのナノピラーのアレイが、III族窒化物青色LEDに基づき且つメタルナノ粒子が混合された波長変換ポリマ又は蛍光体によって包囲された多重量子井戸(MQW)へと加工される。
メタルと発光層との間のSPカップリングを可能とするために、2つの間の距離は100nm以下となる必要がある。SPカップリングの効果を最大とするために、2つの間の距離は、およそ50nm以下、特に、47nm以下であることが考えられる。なお、当該距離は、「ニアフィールド」距離として扱われる。メタルと発光層との間の距離は、事実上ゼロであることが最も好ましい。
本発明の一実施の形態による発光装置の断面図である。 厚みが異なるNiフィルムを使用して製造されるナノ・ピラーアレイの例を示す。 本発明による多数の装置に対する照射強度を示すグラフである。 図1の装置の横断面図である。 本発明のさらなる実施の形態の装置の横断面図である。 本発明のさらなる実施の形態による発光装置の断面図である。 本発明のさらなる実施の形態による発光装置の断面図である。 本発明のさらなる実施の形態による発光装置の断面図である。
本発明の好ましい実施の形態を、添付図面を参照して一例として記載する。
図1を参照すると、本発明の実施の形態による発光装置は、その上に形成された半導体ダイオードシステム12を備えた基板10からなる。基板10は、本実施の形態では、サファイアの層からなる。ダイオードシステム12は、下部層14と、上部層16とからなり、その間には発光層18が設けられている。下部層14は、nドープガリウム窒化物(n−GaN)から形成されたnタイプ層である。上部層16は、pドープガリウム窒化物(p−GaN)から形成されたpタイプ層である。本実施の形態での発光層は、InxGa1-xN量子井戸(QW)層を形成するInxGa1-xNと、バリア層を形成するInyGa1-yNとから形成される(但し、x>y、x又はyは0から1までの数)。故に、発光層18内に多数の量子井戸が形成される。他の実施の形態では、単一の発光層を形成する単一のInzGa1-zN(但しzは0から1までの数)が存在する。
電流が半導体ダイオードシステム12を流れるとき、注入された電子と正孔とは、発光層18(活性層と称することもある)内で再結合し、フォトンの形でエネルギを解放し、故に発光する。pタイプ層16及びnタイプ層14は、それぞれ発光層よりも大きなバンドギャップを有する。
構造的には、半導体ダイオードシステム12は、連続したベース層20を有し、ベース層20は、ベース層から突出する複数のナノピラー22を有する。nタイプ層14は、ベース層とナノピラーの下方部24とを構成し、pタイプ層16は、ナノピラーの上方部26を構成し、発光層18は、ナノピラー22の中間層を構成する。故に、pタイプ層16と、発光層18と、nタイプ層の一部とは、すべて不連続であり、ベース層20は、ギャップ30の底端部で閉じている。ナノピラー22は、直径が数百ナノメートルのオーダ、すなわち100から1000nmの間である。
不連続層の中のギャップ30は、ナノピラー22の間にあり、波長変換材料32(絶縁性の透明材料又は準絶縁性の透明材料からなる)とメタル粒子34との混合物31で充填されている。このようにして、波長変換材料は、ギャップ30の内部のメタル粒子34を支持する支持材料として機能する。この混合物31は、ギャップ30を充填し、ベース層20からナノピラー22の頂部までの層を形成する。本実施の形態において、ギャップ30は、実際には、一緒に結合されて、すべてのナノピラー22を包囲する1つの相互に連結した空間を形成する。もし、ナノピラー22が、隣接するナノピラー22間の最大距離が、例えば200nmになるように形成されている場合、メタル粒子の任意の1つからナノピラー22の1つの表面までの最大距離は、100nmである。いずれの場合においても、発光層18と同一平面上にあるメタル粒子14は、表面プラズモンカップリングを許容する位置に存在する。さらに、メタル粒子14は、波長変換材料32の内部に分散され、波長変換材料32全体に亘ってランダムに分布している。故に、この場合、大抵の粒子14は、ナノピラー22の1つの表面から100nm以内(そして、粒子によっては事実上ゼロnm)に位置している。
この場合の波長変換材料32は、ポリマ材料であるが、蛍光物質でもよく、さらに、硫化カドミウムを使っても良い。しかし、適したタイプの波長変換材料32の多くは、当業者には明らかである。
メタル粒子34は、銀である。メタル材料34のサイズは、ピラーのサイズに部分的に依存して、数nmから約1μmであり、波長変換材料32の中の粒子濃度は、0.0001%w/wから10%w/wである。他の実施例では、メタル粒子34は、例えば、金、ニッケル、又はアルミニウムである。材料の選択は、発光層18からの光の波長、すなわち周波数に依存している。例えば、銀は、青色LEDに対しては好ましいが、アルミニウムは、紫外線LEDにたいして好ましい。
ギャップ30は、発光層18を貫通して延在するので、ギャップ30の側面の一部は、発光層の材料によって形成され、故に、発光層の材料は、ギャップ30に露出されている。混合物31は、ギャップ30の側面の直ぐ隣に、又は接触するように配置されている。すなわち、絶縁層や他の層は、混交物31と側面との間のギャップ30に配置されていない。故に、混合物31に分散されたメタル粒子34は、発光層の露出した面からニアフィールドの距離(47nm以下)にあるものがあり、これによって、改良された表面プラズモンカップリングが可能となる。メタル粒子34は、混合物31の中に分散されているので、メタル粒子34は、発光層18の露出した面に非常に近接していたり、接触しているものもある。ポリマ波長変換材料32も、発光層18の露出した部分に近接していたり、又は、接触していたりする。すなわち、発光層18の露出した面からメタル粒子34の少なくとも一部までや、波長変換材料32までの距離は、事実上ゼロである。
透明なpコンタクト層40は、ナノピラー22の頂部を覆うように延在して、ナノピラー22と電気的に接触し、ギャップ30の頂部を覆うようにも延在してギャップ30の端部を閉塞する。pコンタクトパッド42は、pコンタクト層40の上に形成される。ベース領域14の一部44は、ナノピラー22を超えて延在し、nコンタクト48が形成される平坦な上面46を有する。
図1の装置は、最初にナノピラー構造体を形成することによって製造される。これは、サファイヤ基板10の上にnタイプ層14を形成し、nタイプ層14の上に量子井戸層などの発光層18を形成し、発光層18を覆うようにpタイプ層16を形成し、次に、層14、16、18を貫通するようにエッチングして、ナノピラー22を残すように、ギャップ30を形成することによって行われる。エッチングを制御するために、マスクが、周知の方法によって、最初にpタイプ層16を覆うようにSiOの薄膜層を形成することによってpタイプ層16の上に形成され、次に、5から50nmの範囲の厚みを有するニッケル層の形成が続く。続いて、サンプルは、600−900度で1−10分間Nを流しながらアニールされる。係る条件下では、シンニッケル層が、SiOの表面に数百nmのスケールのニッケルの自己組織化アイランドとして発現する。次に、自己組織化ニッケルアイランドは、マスクとして機能して、反応性イオンエッチング(RIE)によって、下層の酸化物をp−GaN表面のSiOナノロッドへとエッチングする。最終的には、SiOナノロッドは、第2のマスクとして機能し、次に、誘導結合プラズマ(ICP)エッチングを使用して、p−GaNは、pタイプ層16、発光層18、及びnタイプ層14の途中を貫通して、図1の構造体になるまでドライエッチングされる。エッチングは、例えば650nmのレーザを使用して、所望の深さに到達するまでモニタされる。これによって、ナノピラー構造体が残される。Niアイランド及びSiOは、混合酸(HNO:CHOOH:HSO及びHF溶液等)を使用して簡単にウエットエッチングされる。
平坦な上面46を有するベース層の領域44を残すために、標準的なフォトリゾグラフィーが行われ、領域44にnタイプコンタクトが形成される。
ナノピラー構造体が形成されると直ぐに、波長変換材料32及びメタル粒子34の混合物31が、スピンコーティングによってギャップ30へと挿入される。この混合物31は、ナノピラー22の頂部のレベルにまで一杯になるまで、ギャップ30へと追加される。次に、余分なものが除去されて、混合物31の頂部及びノンピラー22の頂部は、実質的に平坦な表面を形成する。
次に、透明なpコンタクト層40が、ピラー22の頂部を覆うように形成され、ギャップ30の頂端部を閉塞して、ナノピラー22の頂部と電気的接点を形成する。最後に、pコンタクトパッド42がpコンタクト層40の上に形成され、さらに、nコンタクト48が平坦な表面46に形成される。
動作する際、電気的ポテンシャルがpコンタクト48及びnコンタクト42の間に印加され、1の波長の光、又は波長スペクトラム、この場合はほとんどが青色、が、発光層18から放射される。この光の一部は、波長変換材料32によって吸収され、異なる波長の光、又は波長スペクトラム、この場合は黄色の光として再放射される。青色及び黄色は、共に、十分にブロードで白色となるスペクトラムの光を生成する。
IQEを補強する表面プラズモンカップリング効果を使用する効果は、適宜の厚みのキャッピング層を有する標準青色MQEエピウエハに対するこの適用例では活用されている。これは、メタル粒子34のうち、(ナノピラー22の側壁での)発光層18の中の放射量子井戸からニアフィールドの距離(47nm以下)にあるものがあるからであり、故に、有効表面プラズモンカップリングが許容されるからである。これらのメタル粒子34と発光層18との間の距離は、事実上ゼロである。表面プラズモンカップリング効果は、発光層18とメタル粒子34との間の距離が事実上ゼロに下がるときに、相当強化される。
ポリマを使用したLEDルミネセンス波長変換のメカニズムは、非放射フォスターエネルギ遷移に基づいている。係るエネルギ遷移は、クーロン相互作用に依存するので、発光層18と波長変換材料32との間の距離は、肝心である。エネルギ遷移速度Γは、Γ〜R-4として簡単に記載することができる。なお、Rは、発光QWとポリマとの間の距離である。上記のLED装置において、距離Rは、ゼロに近づくことでき、遷移速度は、大幅に増大される。これによって、黄色の放射(550−584nm)の波長変換の効率は大幅に改善され、故に色の表現は改善される。
複合ポリマは、最大200nmまでの吸収エッジよりもかなり下の波長でのルミネッセンス放射をするように選択される。ポリマ材料を選択して最適化することによって、自己吸収による損失を低減することができる。
図2を参照すると、上記方法でのナノピラー22の最終サイズは、他のものの間で、装置の製造に使用されるニッケル層の厚みに依存する。上部の4つの画像は、厚みがそれぞれ5nm、10nm、15nm、及び20nmのニッケル層に対し、アニーリング工程の結果として生じた自己組織化ニッケルマスクである。下方の4つの画像は、その結果であるナノピラー構造体である。
図3を参照すると、上記の結果形成された様々な装置の発光強度をテストした。強度は、以下のようにして形成された装置に対するものである。
A:ナノピラー構造体22の形成前に複数の発光層と共に作成された装置。
B:ポリマ・メタル混合物31の無い状態でナノピラー構造体22の形成後の装置。
C:ポリマ・銀粒子混合物31を有するナノピラー構造体22を備えた装置。
D:ポリマ・銀粒子混合物31を有するナノピラー構造体22を備えた装置。ただし、銀の濃度は、サンプルCとは若干異なる。
E:ポリマ・ニッケル粒子混合物31を有するナノピラー構造体22を備えた装置。
この図から分かるように、強度は、サンプルの間で相当量変化するが、特に、ポリマ・メタル混合物31を有するサンプルのすべては、シンプルに成長させた装置、又はナノピラー33を有するがポリマ・メタル混合物31の無い装置のいずれよりも相当高い強度を示している。
強度の改善は、メタル粒子(例えばニッケルや銀)のうち、発光層18(例えばInxGa1-xN: 井戸/InyGa1-yN:バリア多重量子井戸(但しx>y、x又はyは0から1)からニアフィールドの距離に存在するものがある結果としての、表面プラズモンカップリング効果の結果である。但し、メタル粒子34は、発光層18の中でInxGa1-xN:/InyGa1-yN多重量子井戸を含むナノピラー22の間でギャップ30を充填するポリマ材料の中でサポートされている。
図4は、図1の装置の平面図を示す。半導体層は、同一の効果を奏しながらも、異なる方法によって作成できることを理解すべきである。例えば、図5を参照すると、さらなる実施の形態において、ギャップ30は、半導体層へと下方に延在する円形断面の一連の分離した穴の形状をしている。故に、穴30の周囲の半導体材料の16の層は、図1の実施例のように不連続ではなく、穴を介して開口とすべて連続している。穴の直径は、数百ナノメートルのオーダ、すなわち、100から1000nmである。
他の構造体を使用できることを理解すべきである。例えば、ギャップは、一連の平行なスロットの形状とすることができ、故に、半導体材料は、図1に示すような鉛直ピラーの形状に代えて、一連の鉛直シートの形状にすることができる。
当業者は、発光層18からニアフィールドの距離に存在するメタル粒子(これらのメタル粒子34にとって、当該距離は事実上ゼロである)がある結果として効果的な表面プラズモンカップリング効果を奏し、その結果強度が改善される他の実施の形態を理解するであろう。このような異なる構成を図6、7、8に示す。
最初に図6を参照すると、さらなる実施の形態による発光装置は、上記図1の実施の形態と同様に構成されている。参照番号によって示される対応する部品には、100を加算して示す。本実施の形態において、ギャップ130は、pコンタクト層140の底部から発光層118まで延在し、ギャップ130の底端部は、発光層118の内部に位置する。これは、ギャップ130の底端部130aが、ギャップ130内の発光層118の余分に露出した表面領域を構成する。このように、メタル粒子134と波長変換材料132とが表面プラズモンカップリングを介して相互に作用する発光層118の表面積の量は、この構成によって増加させることができる。メタル粒子134と波長変換材料132の混合物131は、発光層118のごく近傍又は発光層118と接触している。すなわち、混合物131とギャップ130の側部及び底端部130aとの間に存在する材料は無い。従って、本実施の形態では、発光層118の露出表面から少なくともメタル粒子134間で、さらには波長変換材料132までの距離は、実質的にゼロである。
本実施の形態の変形例(図示せず)では、ギャップは、pコンタクト層の底部から上部層を介して、発光層の上面まで延在する。故に、発光層の上面は、ギャップの底端部を形成する。すなわち、ギャップは、発光層の上面によってギャップの底端部の境界が、上部層によってその側部が、画定される。メタル及び波長変換材料は、両方とも同時に発光層と接触する。
図7を参照すると、さらなる実施の形態の発光装置が、図6の実施の形態と同様に構成されている。参照符号によって示される対応部品は、100を加算して示す。本実施の形態では、メタル堆積物234は、メタル層を形成するギャップ30内で露出された発光層218の表面に直接形成される。メタル堆積物234は、熱又は電子ビーム蒸着、又は、当業者に取って知られている適宜の蒸着方法で形成される。メタル堆積物234は、一般的に、ギャップ230の側部のものよりも、ギャップ230の底端部230aに露出する発光層218の表面に形成されたもののほうが厚い。実際には、堆積層の厚みには閾値が存在する。閾値よりも薄い連続層を積層することは、どう考えても不可能であり、多くの場合不可能である。故に、メタル堆積層234の厚みが閾値以下である時は(先端技術では、いわばギャップ230の底端部230aで50nm以下)、メタル堆積物234は、不連続であり、場合によっては、ギャップ230の側部には存在しない。ギャップ230の各々は、さらに、波長変換材料232を含み、不連続メタル堆積物の間の発光層218の表面の一部と直接接触し、発光層218からの変化された周波数の光を吸収したり再放射する。このように、本実施の形態では、既に説明した実施の形態と同様に、メタル堆積物234は、互いに接触しない多数の不連続のメタルの塊を形成し、発光層218の表面から、ギャップ230の側壁に露出されるpタイプ層216の表面に沿って連続的に延在しない。これによって、異なる半導体層を実質的に横切って延在する金属の連続する塊がなく、故に、メタル堆積物234によって電気的なショートが生じる可能性を防止していることを保証する。これは、さらに、波長変換材料232がメタル堆積物の234の不連続なメタルの塊の間の発光層218に接触しているので、メタル及び波長変換材料232の両方が、発光層218に接触していることを意味する。対応する変更例を、図1及び図6の実施の形態に対して作成することができる。
図8を参照すると、さらなる実施の形態の発光装置が、図7の実施の形態と同様に構成されている。よって、対応する部品には、参照番号に100を加算して示す。図8に示すように、ギャップ330は、pタイプ層316の上部から、発光層318の近くまで(すなわちpコンタクト層340の底部)に形成される。サポート材料332(本実施の形態では蛍光体波長変換材料332)及びメタル粒子334の混合物331は、ギャップ330を、pコンタクト層340の底部にまで充填する。ギャップ330の底部330aは、発光層318の上部に十分近接して位置するので、発光層318とギャップ330の内部に分散するメタル粒子334との間の表面プラズモンカップリングを可能とする。pタイプ層316の薄肉部316aは、発光層318の頂部をギャップ330の底部から分離し、故に、発光層318とメタル粒子334とを電気的に絶縁している。薄肉部316aの厚みは、発光層318の頂部とpタイプ層316の底部との間の境界面に対して垂直に測定され、先の表面プラズモンカップリングを可能とするほどに十分小さい。すなわち、100nm以下、好ましくは47nm以下である。例えば、薄肉部316aは、30nm未満とすることができ、好ましくは、20nm未満である。
上記実施の形態のさらなる変更例として、メタル粒子34、134、334、又はメタル堆積物234、及び波長変換材料32、132、232、332は、両方とも、ギャップ20、130、230の各々を実質的に充填する金属の塊に置換することができ(すなわち、ギャップは、何らサポート材料・波長変換材料を含まない)、故に、金属の塊は、発光層18、118、218の露出面全体及び上部層16、116、216と直接接触する。当該分野では、メタルと半導体層との間にオーミックコンタクトを形成することは、特にpタイプ又はGaN等のアンドープのIII族窒化物に取っては、重要な課題である。メタルのタイプによっては、半導体材料とオーミックコンタクトを形成できる。半導体材料とオーミックコンタクトを形成するために使用されるタイプのメタルは、金属の仕事関数及び半導体材料のタイプのドーピングレベルに基づいて選択される。故に、この変形例は、金属物体と任意の半導体層との間にオーミックコンタクトを形成することができないタイプのメタルを選択することによって実現される。例えば、銀やアルミニウムは、上記のSPエンハンストIQEに対して使用できるが、pタイプやアンドープのGaNに対してはオーミックコンタクトとして使用することができない。
上記の全実施の形態において、波長変換材料と同様に、使用される金属は、図1の実施の形態に対して上記の適宜の代替例から選択できる。
本発明の発光装置は、白色LEDの実施の形態を参照して記載したが、記載した実施の形態の変更例において、着色LEDを設けることもでき、当該LEDは、異なる波長の光を吸収したり、変換したり、一緒に混合したりする発光層からの光を必要としない。図1又は図6の実施の形態の特定の変更例において、LEDは、AlGaNの発光層を有し、透明ポリマの中にアルミニウム粒子がサポートされている紫外線LEDである。
他の実施の形態において、LEDは、500nm及び560nmの間の波長で発光する緑色LEDである。ナノ粒子は、銀、白金、ニッケル又は金からなり、粒子のサイズは、発光の波長を決めるために選択することができる。

Claims (30)

  1. 第1及び第2の半導体層と、前記第1及び第2の半導体層間の発光層とを有して、発光ダイオードを形成するように配置され、
    さらに、第1及び第2の半導体層の一方に設けられたギャップと、
    前記ギャップに配置されたメタルとを有し、
    前記メタルは、前記発光層が前記メタルと前記発光層との間での表面プラズモンカップリングが可能となるように前記発光層に対して十分に近接していることを特徴とする発光装置。
  2. さらに、前記メタルから形成された混合物と支持材料とを有し、前記メタルはメタル粒子の形態をとり、前記混合物は前記ギャップの内部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記支持材料は、波長変換材料を含むことを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記メタル又は前記混合物は、前記ギャップの表面にかなり近接して配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一に記載の発光装置。
  5. 前記ギャップは、前記発光層に向けて前記第2の半導体層を全部では無く部分的に貫通するように延在することを特徴とする請求項1から4のいずれか一に記載の発光装置。
  6. 前記ギャップは、前記第2の半導体層を貫通して延在し、前記ギャップの一部は、前記発光層の表面によって境界が示されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一に記載の発光装置。
  7. 前記メタル又は前記混合物は、前記発光層の前記表面の直ぐ近傍の前記ギャップ内に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
  8. 金属含有層が、前記発光層の前記表面と接触するように設けられていることを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
  9. 前記ギャップは、前記発光層を貫通するように延在し、前記ギャップの一部が、前記第1の半導体層の表面によって境界が示されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の発光装置。
  10. 前記第1の半導体層は、基板の上に形成されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一に記載の発光装置。
  11. さらに、前記ギャップの一部を閉塞するために、前記第2の半導体層と近接し且つ電気的に接触しているコンタクト層を有することを特徴とする請求項1から10のいずれか一に記載の発光装置。
  12. 複数のピラーが、前記第1及び第2の半導体層の少なくとも一方から前記ギャップによって形成され、前記ギャップは前記ピラーの間に形成されることを特徴とする請求項1から11のいずれか一に記載の発光装置。
  13. 2つの隣接するピラー間の平均最短距離は、2つの隣接するピラーの各側部の間で計測され、500nm未満であり、好ましくは200nm未満であることを特徴とする請求項12に記載の発光装置。
  14. 互いに離れて位置する前記ギャップの複数からなり、前記メタル又は前記混合物は、ピラーの形態を取ることを特徴とする請求項1から11のいずれか一に記載の発光装置。
  15. 前記ピラーの平均直径は、500nm未満であり、好ましくは200nm未満であることを特徴とする請求項14に記載の発光装置。
  16. 第1及び第2の半導体層と、前記第1及び第2の半導体層の間の発光層とを形成する工程と、
    前記第1及び第2の半導体層の一方にギャップを形成する工程と、
    前記ギャップの内部であって前記発光層に十分に近接するようにメタルを配置して、前記メタルと前記発光層との間で表面プラズモンカップリングを可能とする工程とを有することを特徴とする発光装置の生産方法。
  17. メタル粒子の形態を取り且つ前記メタルから混合物と支持材料とを作成する工程と、
    前記混合物を前記ギャップの内部で且つ前記発光層に十分近接して配置して、前記メタル粒子と前記発光層との間の表面プラズマカップリングを可能とする工程とをさらに有することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記支持材料は、波長変換材料を含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記メタル又は前記混合物は、前記ギャップの表面にかなり近接して配置されていることを特徴とする請求項16から18のいずれか一に記載の方法。
  20. 前記ギャップは、前記第2の半導体層を前記発光層に向けて貫通せずに形成されていることを特徴とする請求項16から19のいずれか一に記載の方法。
  21. 前記ギャップは、前記第2の半導体層を貫通して形成され、前記ギャップの一部は、前記発光層の表面によって境界が示されていることを特徴とする請求項16から19のいずれ一に記載の方法。
  22. 前記メタル又は前記混合物は、前記ギャップの内部で、且つ前記発光層の前記表面に直接近接して配置されていることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. メタル含有層が、前記発光層の前記表面に接触して設けられていることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記ギャップは、前記発光層を貫通して形成され、前記ギャップの一部は、前記第1の半導体層の表面によって境界が示されていることを特徴とする請求項22又は23に記載の方法。
  25. 前記第1の半導体層は、基板の上に形成されていることを特徴とする請求項16から24までのいずれか一に記載の方法。
  26. 前記ギャップの少なくとも一部を閉塞するために、前記第2の半導体層と近接して且つ電気的に接触したコンタクト層を形成する工程をさらに有することを特徴とする請求項16から25までのいずれか一に記載の方法。
  27. 複数のピラーが、前記ギャップによって前記第1及び第2の半導体層の少なくとも一方から形成され、前記ギャップはピラーの間に形成されることを特徴とする請求項16から26までのいずれか一に記載の方法。
  28. 前記複数のピラーは、2つの隣接するピラー間の平均最短距離が、2つの隣接するピラーの各側部の間で計測され、500nm未満であり、好ましくは200nm未満であることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 互いに離れて位置する前記ギャップの複数を形成する工程を有し、前記メタル又は前記混合物は、ピラーの形態を取ることを特徴とする請求項16から26のいずれか一に記載の方法。
  30. 前記ピラーの平均直径は、500nm未満、好ましくは200nm未満であることを特徴とする請求項29に記載の方法。
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