JP2012525520A - 排水装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、下水や尿などの水を下水管に排出し、下水管から発生する悪臭を遮断するための排水装置に関するものである。具体的に、本発明に係る排水装置は、前記下水管の上端に係合するように形成された外筒と、前記外筒の上端に載置され、中央に多数の排水口が形成された蓋体と、前記蓋体の下部の中心に係合され、その中心から下部に向けて拡開するように形成された斜板と、上部の入口が狭く、且つ、下部の出口が広い円筒状に形成されて、上部の入口は前記蓋体の下部の外面に係合され、下部は前記斜板と密着され、前記上部の入口の下側には内部に閉じ込まれる水によって持ち上げられつつ折り返されるように折曲部が形成された遮断膜と、を備える。これにより、水が残留せず、異物の挟み込みを防ぎつつもなお一層円滑に排出し、しかも、変形なしに長時間に亘って安定して使える排水装置が提供可能になる。

Description

本発明は、斜板および遮断膜を用いて下水や尿などの低粘度の水を排出するための排水装置に係り、さらに詳しくは、水が残留せず、異物の詰まりを防ぎつつもなお一層円滑に排出し、しかも、変形なしに長時間に亘って安定して使える排水装置に関する。
一般に、下水を排出する流し台やバスルームの床面または尿を排出する小便器の下部には、下水管から発生する悪臭が逆流することを防ぐために、少量の水を閉じ込めた通常の排水トラップが設けられる。しかしながら、かような排水トラップの場合、閉じ込められた水が上述の下水や尿の一部であるため、結果的に、閉じ込められた下水や尿から悪臭が発生してしまい、閉じ込められた水が蒸発すれば、下水管から逆流する悪臭を遮断することができないという不都合がある。
かような不都合を解消するために開発された従来の排水装置としては、図1および図2に示すように、下水管の上端に係合するように形成されたトラップ本体10と、上部から下水が流入して床面に排出されるように形成された円筒20と、前記円筒の底面の中心から連設される鐘状の閉鎖部30と、円筒状から形成されて上部は前記円筒の外面に係合され、下部は前記閉鎖部の外面に密着される弾性筒体40と、から構成されたものがある。このため、円筒20を介して下水や尿などの水が流入すれば、閉鎖部30および弾性筒体40の内部に貯溜し、所定量以上の水が貯溜されれば、その圧力によって弾性筒体40が拡開されつつ貯溜された水が下に排出され、水が排出された後には、さらに弾性筒体40が縮まりつつ閉鎖部30の外面に密着されて悪臭が逆流することを防ぐこととなる。
しかしながら、この種の従来の技術による排水装置は、弾性筒体40の内部に貯溜された水が完全に排出される前に弾性筒体40が縮まってしまい、排出し切れなかった少量の水が常に残留してしまうという欠点がある。すなわち、弾性筒体40の内部に貯溜された水の圧力が弾性筒体40の弾性力よりも大きくなれば、弾性筒体40が拡開されながら排出が始まるが、水が排出される過程で弾性筒体40の内部に貯溜された水の圧力が弾性筒体の弾性力よりも小さくなれば、弾性筒体40がさらに縮まりながら残留している水を閉じ込めるような現象が発生するのである。これにより、残留された水から悪臭が発生してしまうという不都合がある。
また、前記下水や尿などの低粘度の水であっても、排出に際して、閉鎖部30と弾性筒体40との間に粘稠性が働いて、水に含まれている異物が閉鎖部30および弾性筒体40の外面および内面にくっついてしまう現象が発生するが、この場合、同図に示すように、閉鎖部30の外面と弾性筒体40の内面とが互いに垂直に面接触されるため、これらの間を通り抜けられなかった多量の大きな異物がさらに容易に引っ掛かっているという欠点がある。このように、閉鎖部30と弾性筒体40との間に引っ掛かっていた異物は、閉鎖部30と弾性筒体40との間を拡開させて悪臭が逆流する隙間を形成してしまう。
一方、このような粘性は、閉鎖部30と弾性筒体40とが互いに密着した状態を維持しようとする性質があるため、実質的に弾性筒体40が拡開されるべき水の圧力よりも一層大きな水の圧力にも拡開されないという現象が発生することがあり、長時間に亘って水の排出がない場合、閉鎖部30と弾性筒体40との間にある水と異物が乾燥して互いにくっついてしまうという現象が発生して水の排出が遮断されるという不都合もある。
さらに、従来の排水装置は、弾性筒体40が拡開されたり縮まったりする弾性により水を排出し、悪臭を遮断するために極めて柔軟な材質から形成される必要があるが、このように柔軟な材質の弾性筒体40が繰り返し拡開されたり縮まったりする過程で弛んだり、下水または尿などに含まれている化学的な性質によって弾性が減って変形されたりするという欠点がある。この場合、悪臭の遮断機能が低下することをもとより、水の円滑な排出がなされないため、長時間に亘っての使用が不可であるという不都合がある。
さらに、従来の排水装置は、柔軟な材質の弾性筒体40が拡開された状態で変形された場合、下水管から発生する悪臭が直接的に上がってくるだけではなく、下水管から逆流する風によって容易にひっくり返されたり拡開されて隙間が発生し、結果的に、悪臭が逆流してしまうという欠点がある。
本発明は、従来より指摘されてきた、排水装置の弾性筒体の内部から潜り抜けられなかった下水や尿などの水が残ることに起因して悪臭が発生するという問題点を解消するためになされたものである。
本発明は、従来より指摘されてきた、排水装置の閉鎖部と弾性筒体とが互いに面接触され、接触面上において発生する水の粘性に起因して閉鎖部と弾性筒体とが互いにくっつくことはもとより、これらの間に大量の大きな異物が挟み込み易くなるという問題点を解消するためになされたものである。
本発明は、従来より指摘されてきた、排水装置の弾性筒体が拡開されたり縮んだりする弾性によって水を排出し、悪臭を遮断する過程で変形が発生したり、下水や尿などの化学的な性質によって弾性が減ることに起因して、悪臭の遮断機能や水の排出機能が低下して長時間に亘っての使用が不可となるという問題点を解消するためになされたものである。
本発明は、従来より指摘されてきた、排水装置の弾性筒体が拡開された状態で変形されたり、下水管から逆流する風によってひっくり返される場合に直ちに下水管から発生する悪臭を遮断することができないという問題点を解消するためになされたものである。
本発明は、下水や尿などの水を下水管に排出し、下水管から発生する悪臭を遮断するための排水装置において、前記下水管の上端に係合するように形成された外筒と、前記外筒の上端に載置され、中央に多数の排水口が形成された蓋体と、前記蓋体の下部の中心に係合され、その中心から下部に向けて拡開するように形成された斜板と、上部の入口が狭く、且つ、下部の出口が広い円筒状に形成されて、上部の入口は前記蓋体の下部の外面に係合され、下部は前記斜板と密着され、前記上部の入口の下側には内部に閉じ込まれる水によって持ち上げられつつ折り返されるように折曲部が形成された遮断膜と、を備える。
前記外筒の下部には、水を収容可能な貯水溝(water containing groove)が凹設され、前記斜板の下部には、前記貯水溝に下降して貯留水に浸されるように隔膜が形成される。
前記斜板の周縁は尖鋭状に突出して前記遮断膜の下部の内面と線接触するように形成される。
前記蓋体の下部の外面には、上下に1以上の係合溝が凹設され、前記遮断膜の上部の入口には前記係合溝に嵌まり込むように1以上の係合リングが形成され、前記遮断膜の下部の出口の外面には、拡開やねじれを防ぐために厚く突き出た固定リングが形成される。
前記遮断膜の折曲部は、中間部や下部の厚さよりも薄く、且つ、柔軟な材質から一体に成形する。
本発明の排水装置によれば、上部の入口が狭く、且つ、下部の出口が広い円筒状の遮断膜が持ち上げられることにより下水や尿などの水が斜板に沿って完全に排出されるように形成されることにより、残留した水から悪臭が発生することを防いで、なお一層の衛生性が図れるという効果がある。
本発明の排水装置によれば、斜板と遮断膜とが互いに線接触されるように形成することにより、斜板と遮断膜との間に異物が挟み込まれたり、水の粘性によって斜板と遮断膜とがくっついてしまうという現象を防いで、なお一層円滑で且つ安定的に使えるという効果がある。
本発明の排水装置によれば、遮断膜が上昇と下降を繰り返しつつ水を排出できるようにその上部に折曲部を形成することにより、遮断膜の下部が拡開されたり弛んだりする変形を防いで、斜板との気密性を長時間に亘って維持しつつ安定的に使えるという効果がある。
本発明の排水装置によれば、下水管に連通される外筒下部に少量の水を貯溜するための貯水溝を形成し、前記斜板から前記貯水溝に下降する隔膜を形成することにより、互いの補完によって二重的に悪臭を遮断し、且つ、貯留水の蒸発を防ぐ役割を果たし、下水管から逆流する風によって遮断膜がひっくり返されるという現象を防ぐことができるという効果がある。
従来の排水装置を示す断面図である。 従来の排水装置の開状態を示す断面図である。 本発明が適用された排水装置を示す断面図である。 本発明が適用された排水装置の要部を示す一部切欠斜視図である。 本発明が適用された排水装置の要部を示す分解断面図である。 本発明が適用された排水装置の要部を示す係合断面図である。 本発明が適用された排水装置の要部を示す開状態断面図である。 本発明が適用された排水装置の要部を示す作動状態断面図である。 本発明が適用された排水装置の「A」部を示す拡大図である。 本発明が適用された排水装置を示す他の実施形態図。
以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実施形態を詳述する。
本発明の排水装置は、図3から図10に示すように、前記下水管の上端に係合される外筒100と、前記外筒の上端に載置される蓋体200と、前記蓋体の下部の中心に係合される斜板300と、上部の入口が狭く、且つ、下部の出口が広い円筒状に形成され、且つ、上部の入口の下側には折曲部410が形成されて前記蓋体と斜板との間に挟まれる遮断膜400と、を備えてなる。
前記外筒100は、図3に示すように、下水管の上端に係合された状態で流し台の床面や、バスルームの床面または小便器の下部に設けられる。前記外筒100の上端には、前記蓋体200を載置するための段差が形成される。
前記蓋体200は、周縁が外筒100の上端に載置されるものであり、中央に多数の排水口210が形成される。このとき、前記排水口210は、中心から放射状に等間隔をあけて形成されることが好ましく、中心には、各図に示すように、上部面に水が溜まらないように凸状に形成され、その下部には、雌ねじまたは雄ねじを形成して前記斜板300が係合されるようにする。このとき、前記蓋体200の中心に前記斜板300を締め付けるためのボルト孔を形成してもよい。
前記斜板300は、蓋体200の下部の中心に係合され、その中心から下部に向けて拡開されるように円錐状に形成される。このとき、前記斜板300の中心には、上述した蓋体200の中心の下部に締め付けるように対応する雄ねじまたは雌ねじが形成される。前記斜板300は、好ましくは、水平を基準として5〜30°の範囲内で所定の角度の傾きを有する円錐状に形成することにより、その上に落下したり貯溜される水の圧力が四方に働いて遮断膜400の下部に集中するようにする。このため、前記斜板300の傾きは、遮断膜400が上昇する上で有利であり、遮断膜400が上昇すれば、水が斜面に沿って速やかに潜り抜けて残留量なしに完全に排出される上で有利である。このとき、斜板300の傾き角が小さ過ぎたり大き過ぎる場合、水の圧力を遮断膜の下部に集中させることができない。
一方、前記外筒100および斜板300は、図3に示すように、外筒100の下部に水を収容可能な貯水溝110が凹設され、前記斜板300の下部に前記貯水溝110に下降して貯留水に浸らされるようにスカート状の隔膜310が形成される。このような構成によれば、遮断膜400が破損されるなどの例外的な場合が発生しても、下水管から上がってくる悪臭を遮断することができるだけではなく、下水管から強い風が逆流しても、遮断膜400に直接的に影響しないようにして、遮断膜400が持ち上げられたりひっくり返されたりすることを防ぐことができる。前記貯水溝110は、新たに流入する水が少量であっても容易に既存の貯留水と入れ替わるように曲線状の構造を有することが好ましい。
前記遮断膜400は、水の圧力によって上昇するように上部の入口が狭く、且つ、下部の出口が広い円筒状に形成されたものであり、上部の入口は前記蓋体200の下部の外面に係合され、下部は前記斜板300と密着され、前記上部の入口の下側には内部に閉じ込められた水によって持ち上げられて容易に折り返されるように折曲部410が形成される。すなわち、前記遮断膜400は、上部の入口が狭く、且つ、下部の出口が広く形成することにより、遮断膜400の上部に働く水の圧力よりも下部に働く圧力の方を一層大きくして、遮断膜400が膨らむことなく上昇するように形成されるものである。このとき、前記遮断膜400は、垂直面を基準として5〜45°の範囲内で所定の角度の傾きを有することが好ましい。この種の遮断膜400は、従来の弾性筒体が上部の入口と下部の出口とが同じである円筒状に形成されるため、上昇することなく、単に横に拡開されるものとは差別化される。
前記遮断膜400の折曲部410は、水の圧力が働くときに、他の部分よりも容易に折れ曲がるように形成されたものであり、図10に示すように、様々な形状に形成可能である。すなわち、前記遮断膜400の折曲部410は、図10Aに示すように、外面に所定の部分を薄肉化して環状の溝を形成したり、図10Bまたは図10Cに示すように、上部は薄くし、且つ、内方または外方に向けて傾くように形成し、中間部および下部は厚くして形成するが、中間部は垂直に形成し、下部は外方に向けて傾くように形成するといったように変化を与えてもよい。
さらに、図10Dに示すように、遮断膜400の中間部および下部は水の圧力によって容易に拡開されない金属、合成樹脂またはゴム材質のうちのいずれか一つから形成され、前記折曲部410は容易に折れ曲がる軟質の合成樹脂またはゴム材質から形成してもよい。
このように、遮断膜400は、折曲部410を形成することにより、必ずしも弾性が必要になるとは限らないため、折曲部410において容易に折り返される材質であれば、いかなるものからも成形可能である。すなわち、前記遮断膜400は、従来、弾性筒体が閉鎖部を強固に密着していて、水の圧力によって膨らみ、水の圧力が減圧されれば元の状態に戻る必要があるため、必ずしも弾性を要するものとは差別化されるものであり、むしろ下部に集中的に働く水の圧力によって拡開せずに持ち上げられるように無弾性または低弾性のものから形成することが好ましい。このため、前記遮断膜400は、折曲部410において容易に折れ曲がって水の圧力を受ける中間部および下部は拡開しない金属、合成樹脂またはゴム素材から形成される。
一方、前記遮断膜400を蓋体200に係合するための手段として、図5に示すように、前記蓋体200の下部の外面には上下に1以上の係合溝220が凹設され、前記遮断膜400の上部の入口には前記係合溝220に嵌り込むように1以上の係合リング420が形成されてもよい。前記係合リング420は、遮断膜400と一体に成形され、それを厚くして係合溝220に嵌まり込んだ後に容易に抜け出ないように形成されるものである。前記係合溝220および係合リング420は、蓋体200と遮断膜400を係合するための手段であり、恒久的で且つ安定的な係合が可能である限り、他の方法を用いてもよい。
また、前記遮断膜400の下部の出口の外面には拡開やねじれを防ぐために厚く突き出た固定リング430が形成されてもよい。
前記斜板300および遮断膜400は、互いに面接触ではなく、線接触を通じて密着されることにより、水の粘性による影響を低減し、斜板300と遮断膜400との間に異物が挟み込まれる範囲を極力減らすような構造に形成される。このため、前記斜板300は、図9に示すように、周縁が先鋭状に突き出て前記遮断膜400の下部の内面と線接触するように形成される。
このため、このような構成を有する排水装置によれば、図8に示すように、下水または尿などの水が蓋体200を介して流入して、上部の入口が狭く、且つ、下部の出口が広い円筒状の遮断膜400と斜板300との間に貯溜されれば、貯溜された水の圧力が所定の角度の傾きを有する斜板300に沿って遮断膜400の下部に集中的に働いて前記遮断膜400を外方および上方に押し出そうとする。このとき、前記遮断膜400が外方に拡開しないため、遮断膜400を外方に押し出そうとする圧力が遮断膜を上方に押し上げようとする作用に集中する。このため、前記遮断膜400を押し上げようとする水の圧力に対して相対的に弱い折曲部410が折り返されつつ上昇し、これにより、拡開される斜板300と遮断膜400との間に貯溜されていた水が抜け出ることとなる。このとき、前記貯溜された水は、斜板300の斜面に沿って速やかに抜け出るだけではなく、水が抜け出つつ上昇し続ける遮断膜400の下部を持ち上げるため、貯溜された水が完全に抜け出た後に初めて遮断膜400が斜板300と密着される。
これにより、下水や尿などが斜板300および遮断膜400の内部に残留することなく完全に排出されて、残留した下水や尿によって発生する悪臭を防ぎ、より一層衛生的に使用することができ、斜板300と遮断膜400との間の線接触によってこれらの間に異物が挟み込まれたり、水の粘性によって斜板300と遮断膜400とがくっついてしまうという現象を防いで、遮断膜400の下部が拡開されたり弛んだりする変形を防いで、斜板300との気密性を長時間に亘って安定的に維持することが可能になる。
さらに、下水管と連通される外筒100の下部に少量の水を貯溜するための貯水溝110を形成し、前記斜板300から前記貯水溝110に下降する隔膜310を形成することにより、相互補完によって二重的に悪臭を遮断し、貯留水の蒸発を防ぐとともに、下水管から逆流する風によって遮断膜400がひっくり返される現象を防ぐことが可能になる。
以上、述べたように、本発明は、図面に示す実施の形態を参考として説明されたが、これは単なる例示的なものに過ぎず、この技術分野における通常の知識を持った者であれば、これより様々な変形実施が可能であることは理解できるであろう。よって、本発明の真の技術的な保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって定められるべきである。
100 外筒
110 貯水溝
200 蓋体
210 排水口
220 係合溝
300 斜板
310 隔膜
400 遮断膜
410 折曲部
420 係合リング
430 固定リング

Claims (5)

  1. 下水や尿などの水を下水管に排出し、下水管から発生する悪臭を遮断するための排水装置において、
    前記下水管の上端に係合するように形成された外筒と、
    前記外筒の上端に載置され、中央に多数の排水口が形成された蓋体と、
    前記蓋体の下部の中心に係合され、その中心から下部に向けて拡開するように形成された斜板と、
    上部の入口が狭く、且つ、下部の出口が広い円筒状に形成されて、上部の入口は前記蓋体の下部の外面に係合され、下部は前記斜板と密着され、前記上部の入口の下側には内部に閉じ込まれる水によって持ち上げられつつ折り返されるように折曲部が形成された遮断膜と、
    を備えることを特徴とする排水装置。
  2. 前記外筒の下部には、水を収容可能な貯水溝が凹設され、前記斜板の下部には、前記貯水溝に下降して貯留水に浸されるように隔膜が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の排水装置。
  3. 前記斜板の周縁は尖鋭状に突出して前記遮断膜の下部の内面と線接触するように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の排水装置。
  4. 遮断膜の中間部は垂直に形成し、下部は外方に向けて傾くように形成し、上部は内方または外方に向けて傾くように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の排水装置。
  5. 前記遮断膜の下部は水の圧力によって拡開し難い金属、合成樹脂またはゴム材質のうちのいずれか一種から形成され、前記折曲部は折り曲げ易い軟質の合成樹脂またはゴム材質から形成されたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の排水装置。
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