JP2012524425A - パラレル信号間のスキューを検出する方法及びシステム - Google Patents

パラレル信号間のスキューを検出する方法及びシステム Download PDF

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Abstract

シリアルデータストリームから生成されたパラレル光信号の間のスキューを検出するための方法が提供される。その方法は、波長分割多重信号、空間分割多重信号、位相変調信号、又は強度変調信号に加えて偏波多重信号とともに用いることができる。その方法は、コヒーレント検出方式に加えて直接検出方式とともに用いることができる。その方法は、パラレル信号の一定数の伝送シンボルの間にディップをインプリントすることと、各パラレル信号についてディップに関連する電気信号を検出することと、電気信号を遅延において比較することとを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、光通信技術に関し、特に、高ビットレートの一つの信号が分けられてパラレルチャネルを介して低ビットレートで伝送されてから再構成されるパラレル通信に関する。
シリアルからパラレルへの変換により、シリアル高ビットレートチャネルが低ビットレートチャネルに分けられる。同じ伝送開始点と同じ伝送停止点との間でパラレルチャネルとして伝送するためである。パラレルチャネルは理想的には如何なるクロストークも有しない。そして、パラレルチャネルは、元のシリアルチャネルの伝送情報を含む高ビットレートチャネルにシリアル化される。これにより、伝送中に生じる歪み及び欠陥の影響を低下させることができる。これらの影響はビットレートとともに増大する。パラレルチャネルはシリアルチャネルよりもビットレートが低いため、伝送信号のスペクトル幅を小さくすることも可能になる。
パラレル伝送を実現する方法として、2つの信号が同一のメディアを介して直交偏波を持つ2つの信号により伝送される偏波多重化(PM)、パラレルチャネルが同一のメディアを介して異なる波長を持つ異なる光キャリアにより伝送される波長分割多重化(WDM)、ファイバリボンのように結合され得る異なるメディアを介してパラレルチャネルが伝送される空間分割多重化(SDM)、上記多重方式の組合せ、が知られている。
PMは、伝送メディアとして用いられる光ファイバの直交偏波の2つの光信号を搬送することを可能とするので、光伝送システムの伝送データレートを2倍にする効果的な方法であると考えられている。両信号は、偏波が直交するため、理想的には干渉しない。それ故、光ファイバの帯域の利用効率を改善する方法である。各偏波信号のボーレートは変化しないが総伝送信号のビットレートが2倍になるため、光スペクトルの幅が変化しない。それ故、PMは、2倍の情報が伝送されるが、単一偏波に比べるとネットワーク内で伝送される光信号の経路で生じる光フィルタリングに対する許容度を低下させない。しかしながら、偏波多重信号の各々を再生するために偏波逆多重化が必要とされる。PMの一例が、T.Itoほかによる「Precise Analysis of
Transmission Impairments of Pol−Mux 110 Gb/s RZ−DQPSK with Automatic Pol−Dmux using Straight
2,000−km SMF Line」(ECOC 2008,paper We.1.E.6)に与えられている。
PMを実現するための一つの知られた方法は、同じ波長を放出する2つの伝送器を準備し、一方の伝送器から放出された信号の偏波をその信号を他方の伝送器から放出された信号と結合させる前に両偏波が互いに直交するように回転させることである。典型的には、光伝送システムに用いられる光伝送器は、連続波光キャリア信号を放出するレーザ源と、光変調器とを備える。レーザ源から放出された光キャリア信号は線形偏波しており、レーザ源と光変調器とは偏波保持ファイバによって接続される。それ故、伝送器から放出される光信号は線形偏波している。この構成においては、一方の伝送器における偏波の回転は、偏波コントローラにより、又は、光信号を搬送する偏波保持ファイバの一つの軸を単に回転することにより、実行される。この構成における2つの伝送器から放出される光信号を結合した結果生じる光信号は偏波多重化されている。
代わりの実現方法では、両偏波について同じ光源を用いる。偏波保持カップラを用いてレーザ源から放出された光キャリア信号を分けることができ、そのカップラにより分けられた信号の各々を光変調器に送ることができる。偏波回転方式及び結合方式は、上述の実現と同じである。
光信号とともに伝送されるべきバイナリデータストリームは、プリコードされ、トリビュタリバイナリデータストリームに逆シリアル化されてもよい。トリビュタリストリームの各々は一つのドライバに割り当てられてもよい。そのドライバは、多重化偏波の一方の光信号に情報をインプリントする光変調器を駆動するために用いられる電圧を生成する。多重化偏波は、直交したまま、光信号がファイバを介して伝送される際にランダムに且つダイナミックに回転されてもよい。それ故、ダイナミック偏波逆多重化方式は受信側において有用である。
偏波逆多重化の一つの実現は、光偏波逆多重化の条件を満たすことができる。それは、偏波ビームスプリッタ又は他の偏波分離装置により多重化偏波を分けることができるように、多重化偏波の両方を偏波コントローラにより回転させることからなる。光ファイバを介して伝送される際に偏波が回転される場合であっても、ビームスプリッタが正確に偏波多重信号を分けるように偏波コントローラをアクティブに制御することができる。分離された偏波の各々は、分離光受信器により受信される。その分離光受信器は、光信号のデータを復号してバイナリデータストリームに変換する。両受信器から生じた電気信号はシリアル化され、結果として生じたバイナリデータストリームは復号されてもよい。このことは、T.Itoほかによる「Comparison of 100Gb/s transmission performances between RZ−DQPSK and polarization multiplexed NRZ/RZ−DPSK with automatic polarization de−multiplexer」(OFC 2008,paper JThA46)に記載されている。
偏波逆多重化を実行する代わりの方法は、デジタル偏波逆多重化の条件を満たすことができる。光信号がコヒーレント受信器によって受信される。結果として生じる光波信号をアナログ/デジタル変換器(ADCs)によりデジタル信号に変換することができる。結果として生じるデジタルデータを、各多重偏波にインプリントされたデータを回収及び分離できる適切なアルゴリズムに従って計算することができる。回収されたデータストリームが復号され、シリアル化される。一例がR.Noeによる「PLL−Free Synchronous QPSK Polarization Multiplex / Diversity Receiver Concept with Digital I&Q Baseband Processing」(Photonics Technology Letters, Vol.17, No.4, APRIL 2005)に与えられている。
シリアル/パラレル変換、放出及び偏波多重光信号を介した伝送前のバイナリデータストリーム、及び、偏波逆多重化、受信及びパラレル/シリアル変換後のバイナリデータストリームは、理想的には同一である。ストリーム間の差異は伝送誤りである。一つのデータビットが逆シリアル化され、一方の偏波の光信号にデータをインプリントする光変調器に割り当てられる。このデータは逆シリアライザから光変調器に電気的に伝わり、変調器から光偏波コンバイナに光学的に伝送される。このビットはメディアを介して伝送されて受信器により受信される。シリアルデータストリームの他のデータビットは同様に逆シリアル化され、他方の偏波の光信号にデータをインプリントする光変調器に割り当てられる。この他のデータビットは逆シリアライザから他の光変調器に電気的に伝わり、他の変調器から光偏波コンバイナに光学的に伝送される。この他のビットはメディアを介して伝送されて受信器により受信される。それ故、考察を行ったビットの両方は逆シリアライザからそれらの光変調器に異なる電気的経路で伝わり、それらの変調器から偏波コンバイナに異なる光学的経路で伝わる。
考察を行ったビットについての電気的又は光学的経路長の差により、多重偏波での伝送について時間差が生じる。この問題はチャネル内スキューとして知られている。そのスキューが一方の偏波で伝送される信号のシンボル期間の半分を超える場合、長い経路を介して伝わるビットは、短い経路を介して伝わるビットに比べて、受信器内のシリアライザに1ビットより遅れて到着する。この状況は、伝送中のビットシーケンスの変化、すなわち、伝送誤りに帰着する。
100Gbit/sの二重偏波四位相変位変調(QPSK)伝送を仮定すると、シリアルバイナリデータストリームのビットレートは100Gbit/sであるが、伝送される光信号のシンボルレートは25Gbaudある。それ故、一方の偏波の光信号のシンボル期間は40psである。これは、光学的経路のための光ファイバについての4mm又は電気的経路のための配線についての4mmの長さ許容量に大雑把に対応する。各偏波経路についての光成分がスライス型ファイバによって通常は接続されるという事実を考慮すれば、製品においてそのような許容量を達成することは困難であろう。その上、伝送中にファイバに蓄積する微分群遅延(DGD)は一方の偏波を他方の偏波に対して遅延させ、それ故、ランダム且つダイナミックにチャネル内スキューを変化させるであろう。
更に、動的ネットワーク再構成又は切替えは、リンクスキューの値をダイナミックに変化させるであろう。そのスキューがシンボル期間の半分を越える場合、伝送はパラレル/シリアル変換後の受信データに関して誤りを免れない。それ故、偏波多重信号間の遅延を監視する必要がある。この情報を用いてこの遅延を補正してデータの正確な伝送を達成するためである。
この問題を解決するために様々なアプローチが提案されている。シリアル化された受信データの前方誤り訂正(FEC)データを使用するものが最も理解しやすい。これは、ダータが正しいか、その場合は偏波間の遅延を補正する必要がないが、調べることを可能にする。誤り率が0.5を超える又は0.5のオーダーであると、両偏波が遅延することが起こりそうであり、この遅延を多重化偏波の一つで伝送されたデータのうちの一つの経路における光学的遅延、電気的遅延又はバッファを用いて変更することを試みることができる。偏波間の遅延を補正するためにFEC情報を利用することが可能である。光偏波逆多重化の場合、制御されるべき偏波の光信号の経路上の光学的可変遅延線、又は、制御されるべき偏波の電気信号の経路上の電気的位相シフタ又はバッファを用いてこれを実行することができる。
デジタル信号処理による偏波逆多重化の場合、H.Meyrほかの「Digital Communication Receivers」(Wiley−Interscience Publication,1998,p505)において説明されているように、制御されるべき偏波のデータを遅延させるバッファ又はフィルタを設置することが可能である。しかしながら、全ての場合において、EFCフレーム監視の結果により得られる情報は、遅延が発生すると遅延量についての又はどちらの偏波が遅延したかの情報がないという意味でバイナリである。
それ故、偏波多重信号間の遅延をこの方法で補正するには、適切な遅延補償を発見するまでに何回かの試行がおそらく必要であり、実用的な具現化が複雑になる。その上、偏波信号間の遅延の連続制御はこの方法では実現不可能である。最後に、この方法を用いるには、ネットワークの上位レイヤの情報を用いて物理レイヤパラメータを制御することが必要である。このことはシステム設計を複雑にし、又は相互運用性を妨げるであろう。
他のアプローチはデジタル偏波逆多重化に特異なものである。この場合、コヒーレント受信器が用いられ、結果として得られる信号がアナログからデジタルに変換される。変換された信号が伝送データを再生するために処理される。信号処理の間、各偏波の信号は定モジュールアルゴリズム(C.M.A)のようなアルゴリズムにより再生される。このことはN.Kanedaほかの「Coherent Polarization−Division−Multiplexed QPSK Receiver with Fractionally Spaced CMA for PMD Compensation」(Photonics Technology Letter, Vol.21, No.4, February 15, 2009)において説明されている。
デジタル処理は、メディアを介した伝送中に現れる信号の劣化のいくつかを補正することが可能なデジタルフィルタを介して信号を処理することを可能にする。S.J.Savoryほかの「Ultra Long−Haul QPSK Transmission using a Digital Coherent Receiver」(LEOS 2007)に記載されているように、伝送中に一定間隔で用いられるトレーニングシーケンスを認識することによりフィルタを更新することができる。トレーニングパターンを用いて偏波及び伝送されたシンボルのアンビギュイティを除去することもできる。トレーニングパターンが認識されるまで、あいまいな変数の属性についての全ての可能性が試みられる。
この場合、トレーニングパターンが認識されるまでバッファ又は時間遅延フィルタを用いて偏波間の遅延を補正することが可能である。或いは、遅延の可能性のある場合について、偏波間の遅延を回収及び補正することが可能な一致があるまで、受信したパターンをいくつかの認識パターンと比較することが可能である。このアプローチはトレーニングパターンを必要とし、一定ビットレートで伝送されるデータの量を減少しやすい。その上、この方法は遅延の各場合につき一つの比較を必要とする。それ故、計算時間及び必要なメモリが検討すべき場合の数だけ逓倍される。増加した計算要求のためにより多くの電力が消費される。
しかしながら、偏波多重信号間の遅延の監視について、簡潔さ、連続制御の可能性、処理電力消費、監視レンジ及びスピードの改善の余地がある。
パラレル伝送をWDMにより実現することができる。パラレル低レートチャネルが同一のメディアを介して異なる波長の光波キャリアにより伝送される。各チャネルは伝送器により放出され、全ての伝送器の光は同一のファイバに多重化される。リンクの他端において波長がそれらの波長に従って逆多重化され、受信器により各チャネルが受信及び復号される。パラレル受信器からの電気データがパラレルからシリアルに変換される。波長分散又は電気的経路の長さの違いによるアフタレセプションによりチャネル内スキューがメディア内で発生することがある。ダイナミックネットワーク管理及び切替えは、伝送経路がダイナミックに変化すると、受信信号のチャネル内スキューをダイナミックに変化させることができる。高ビットレートでシンボル期間が減少し、それ故、スキュー問題が重大な意味を持つようになる。このことは、Tomizawaほかの「Terabit LAN with optical virtual concatenation for Grid applications with super−computers」(OFC 2005 OThG6)で説明されている。
提供された解決は、チャネル間スキューについてのものを修正したものであり、XAUI標準を利用し、チャネル復号及びリアライメントに基づいている。これは、アライメントのために必要なプリフィクスが伝送データに導入されるため、同じ伝送データペイロードに対する総ビットレートの増加を必要とする。更に、スキュー監視は上位レイヤ情報の情報を必要とする。
伝送データレートの効率、簡潔の点で改善の余地がある。
パラレル伝送を実現する他の方法はSDMである。SDMへのファイバリボンの使用及びSDMに固有のスキュー問題がA.P.Togneriほかの「All Optical Bit Parallel Transmission Systems」(SMBO IEEE 2003)で説明されている。リンクスキューはファイバの長さ又は状態の違いによる。高ビットレートでは、ファイバを介して伝送されるシンボルレートが増大し、短いシンボル期間を意味する。それ故、スキュー問題が高ビットレートで重大になる。米国特許出願公開第2000/484961号明細書は、データを復号及びリアライメントすることでスキューを補償する方法を開示している。その方法は、同じ伝送データペイロードに対する総ビットレートの増加を必然的に伴うプリフィクスの使用を必要とする。その上、この方法は、物理レイヤよりも高次のレイヤからの情報を使用することを必要とする。
伝送データレートの効率、簡潔の点で改善の余地がある。上位レイヤの情報に依存することなく、トレーニングシーケンスやプリフィクスの存在なしで、偏波パラレルチャネル間のスキューを広いスキューレンジで監視する高速で簡潔な方法が必要とされる。
上の記載と連携して、特開2003−21884号公報、特開2004−193817号公報、及び、特開平11−341102号公報は、パラレルチャネル間のスキューを監視及び補正することが可能である。
特開2003−218844号公報は、PING又はPONGと名づけられた特別なパターンが場合に応じて伝送されるべき実データに付加されることを要求する。PING及びPONGパターンは、情報を搬送しないでスキューの監視又は補償のためだけに利用される。それ故、ネットワークの中でmビットのデータを効率的に搬送するため、特開2003−218844号公報は、mビットに加えてPING及びPONGに含まれる同数ビットがネットワークを介して物理的に伝送されることを実際に要求する。それ故、特開2003−218844号公報が実現される場合、ネットワークの伝送器及び受信器の帯域は、そのデータを搬送するために必要な帯域より高くなければならない。このことは、受信器の複雑さとコストを増加させ、受信器の性能を低下させるおそれがある。その上、特開2003−218844号公報において、受信器はPING及びPONGパターンをデータから区別しなければならない。それ故、PING及びPONGパターンはデータと間違えられないように構成されなければならず、データはPING又はPONGパターンと間違えられないように符号化されなければならない。更に、特開2003−218844号公報のチャネル間スキューの測定は、PING及びPONGパターンが読み取られ且つ比較されることが可能なように受信したデータが第1に復号されることを必要とする。ネットワークを介して伝送される信号の劣化又はノイズによる誤りが発生すると、これがPING及びPONGパターンの読み取りに影響を及ぼすおそれがあり、それ故スキュー評価の誤りを引き起こすおそれがある。結果として、これが、EFC又は他の補正方法が補償することができないかもしれないシリアル化された信号に非常に大きな影響を及ぼすおそれがある。最後に、特開2003−218844号公報において、スキューは、ネットワークを介して伝送されるPING及びPONGパターンのシンボル又はビットの偏移で測定される。これは、1シンボル期間の分解能に限定される大雑把な推定である。
更に、特開2004−193817号公報は、I(n)と名づけられた特別のパターンが伝送されるべき実データに付加されることを要求する。ここで、nはパターンが挿入されるパラレルチャネルを示す整数である。I(n)パターンは、情報を搬送しないでスキューの監視又は補償のためだけに利用される。それ故、ネットワークの中でmビットのデータを効率的に搬送するため、特開2004−193817号公報は、mビットに加えてI(n)パターンに含まれる同数ビットがネットワークを介して物理的に伝送されることを実際に要求する。それ故、特開2004−193817号公報が実現される場合、ネットワークの伝送器及び受信器の帯域は、そのデータを搬送するために必要な帯域より高くなければならない。このことは、受信器の複雑さとコストを増加させ、受信器の性能の低下を引き起こすおそれがある。その上、特開2004−193817号公報において、受信器はI(n)パターンをデータから区別しなければならない。それ故、I(n)パターンはデータと間違えられないように構成されなければならず、データはI(n)パターンと間違えられないように符号化されなければならない。更に、特開2004−193817号公報においてチャネル間のスキューを測定することは、I(n)パターンが読み取られ且つ比較されることが可能なように受信したデータが第1に復号されることを必要とする。ネットワークを介して伝送される信号の劣化又はノイズによる誤りが発生する場合、これが、I(n)パターンの読み取りに影響を及ぼすおそれがあり、それ故スキュー評価の誤りを引き起こすおそれがある。結果として、これが、EFC又は他の補正方法が補償することができないかもしれないシリアル化された信号に非常に大きな影響を及ぼすおそれがある。最後に、特開2004−193817号公報において、スキューは、ネットワークを介して伝送されるI(n)パターンのシンボル又はビットの偏移で測定される。これは、1シンボル期間の分解能に限定される大雑把な推定である。
更に、特開平11−341102号公報は、m’フレームビットが伝送されるべき実データに付加されることを要求する。それ故、ネットワークの中でmビットのデータを効率的に搬送するため、特開平11−341102号公報は、m+m’ビットがネットワークを介して物理的に伝送されることを実際に要求する。それ故、特開平11−341102号公報が実現される場合、ネットワークの伝送器及び受信器の帯域は、そのデータを搬送するために必要な帯域より高くなければならない。このことは、受信器の複雑さとコストを増加させ、受信器の性能の低下を引き起こすおそれがある。その上、特開平11−341102号公報において、受信器はm’ビットのフレームをデータから区別しなければならない。それ故、フレームは特にデータと間違えられないように構成されなければならず、データはフレームと間違えられないように符号化されなければならない。他の提案されたフレーム生成方法は、チャネルのスキューを監視及び補償するためにネットワークの物理レイヤより高次のレイヤからの情報を要求する。そのような要求は受信器の複雑さを増大させる。スキュー監視が高次レイヤ情報に依存するため、高次レイヤ情報が回収されるべきスキュー補償を必要とし、スキュー補償は監視されるスキューに依存する。このことは、伝送経路で歪みが発生したとき、受信データのインテグリティの安定性に負の影響を及ぼすかもしれない。最後に、特開平11−341102号公報において、スキューは、ネットワークを介して伝送されるフレームのシンボル又はビットの偏移で測定される。これは、1シンボル期間の分解能に限定される大雑把な推定である。
本発明の目的は、シリアル信号から生成されたパラレル信号間の伝送スキューを監視する簡潔な方法であって、広いスキューレンジで有用であり、且つ、上位レイヤの情報、トレーニングパターンや伝送データに付加されるプリフィクスの存在を必要としないものを提供することである。
本発明の一の観点において、方法は、パラレル信号間のスキューを監視することを備える。監視ステップは、各パラレル信号について決定された数のシンボルの間で光信号の光学的振幅にディップをインプリントすることと、監視するパラレルチャネルの光学的振幅ディップに対応する電気信号を検出することと、前記電気信号から伝送スキューに比例する信号を生成することとを含む。前記ディップは光信号のシンボルの間でカービングされ、好ましくはシンボルの中央部分に影響を及ぼさず、それ故、伝送される情報の品質に影響を及ぼさない。発明の他の観点において、各パラレル信号について光学的振幅ディップの周期が異なり、検出された電気信号の周波数は、比較されてチャネル内スキューに比例する情報を生成するために変換される。
発明の他の観点において、各パラレル信号について光学的振幅ディップの周期が異なり、検出された電気信号の周波数は変換されて比較される。その上、ディップの周波数の差を用いて受信器におけるパラレル信号を区別する。
発明の他の観点において、パラレル信号の逆多重化後に、各パラレル信号についてディップの情報を含む電気信号が再生される。
発明の他の観点において、監視の精度を向上するため、パラレル信号にインプリントされる光学的振幅ディップの周期が伝送スキューの監視中に変更される。生成されるスキューに比例する信号は、光学的振幅ディップの周期の異なる場合について生成される。
発明の他の観点において、パラレル信号について再生された電気信号を用いてクロック信号を生成する。前記クロックシグナルを用いて、パラレル信号の逆多重化又は受信信号の処理を制御することができる。
発明の更に他の観点において、光トランスポンダは、伝送する情報を搬送する偏波多重信号を放出する光伝送器と、偏波多重信号によって搬送されたデータを再生する光受信器とを備える。伝送器は、各偏波多重信号について一定数のシンボルの間で光学的振幅にディップをインプリントすることができる装置を備える。受信器は、偏波多重方式と、各偏波多重信号について光学的振幅ディップに関連する電気信号を検出することができる装置と、偏波多重信号間の伝送スキューに比例する信号を前記電気信号から生成する装置とを備える。
発明の更に他の観点において、光トランスポンダは、高ビットレートのシリアル信号から生成された異なる波長のパラレル信号を放出する光伝送器と、パラレル信号によって搬送されたデータを再生する光受信器とを備える。伝送器は、各パラレル信号について一定数のシンボルの間で光学的振幅にディップをインプリントすることができる装置を備える。受信器は、各パラレル信号について光学的振幅ディップに関連する電気信号を生成することができる装置と、波長多重信号間の伝送スキューに比例する信号を前記電気信号から生成する装置とを備える。
発明の更に他の観点において、光トランスポンダは、高ビットレートシリアル信号から生成されたパラレル信号を放出する光伝送器と、ここでパラレル信号は空間分割多重化され、パラレル信号によって搬送されたデータを再生する光受信器とを備える。伝送器は、各パラレル信号について一定数のシンボルの間で光学的振幅にディップをインプリントすることができる装置を備える。受信器は、各パラレル信号について光学的振幅ディップに関連する電気信号を生成することができる装置と、電気信号から空間分割多重信号間の伝送スキューに比例する信号を生成することができる装置とを備える。発明の更に他の観点において、測定システムは、各パラレル信号について一定数のシンボルの間で振幅変動をインプリントすることができる装置と、各偏波多重信号について前記光学的振幅変動に関連する電気クロック信号を検出することができ、偏波多重信号について前記クロック信号間の位相差を検出することができる他の装置とを備える。システムは、クロック信号間の位相差に比例する値を復帰することができる。
本発明において、一定数のシンボルの間にディップが挿入されるが、シンボルの時間期間又はネットワーク内で伝送されるべきシンボルの数は変化しない。それ故、本発明を実現したとき、伝送器及び受信器は、実データを搬送するのに必要なものと同じ帯域を持つことができ、オーバーヘッド又はトレーニングパターンに頼る背景技術に比べて改良される。更に、本発明において、データの符号化に付け加えられる制約がなく、オーバーヘッド又はトレーニングパターンの利用に比べて符号化が簡潔になる。本発明において、スキュー監視は、オーバーヘッド又はトレーニングパターン付きで復号されるデータを必要としない、それ故、伝送ビットにおける誤りの影響を直接受けない。本発明は検出されたディップから生成された電気信号を比較する。それ故、ネットワークを介して伝送される1ビット又はシンボル期間より微細なスキューを測定可能である。本発明において、物理的受信器と高次レイヤ情報の間の関係に付け加えられる制約がない。スキュー監視は高次レイヤ情報から独立しており、FEC又は上位レイヤ情報を用いる背景技術に比べて簡潔な受信器構造が可能である。
本発明の上記及び他の効果、及び特徴は、添付される図面と連携して下記の記述から、より明らかになる。
図1は、光学的振幅ディップを生成する装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図2は、図1の装置のタイムチャートを示す図である。
図3A乃至3Dは、光学的振幅にインプリントされたディップ付きの光信号についてのシミュレーション結果を示す図である。
図4は、クロック信号間の遅延に比例する信号を生成する装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図5A乃至5Eは、図4の装置のタイムチャート及びグラフである。
図6は、光信号にインプリントされたディップ付きの偏波多重信号を放出する光伝送器の構成を概略的に示すブロック図である。
図7は、光信号にインプリントされたディップ付きの偏波多重信号を放出する光伝送器の構成を概略的に示す他のブロック図である。
図8は、受信信号のデジタル逆多重化に適用する場合において偏波多重信号を放出及び受信するトランスポンダの構成を概略的に示すブロック図である。
図9は、偏波多重信号を放出及び受信するトランスポンダであって、受信信号のデジタル逆多重化に適用される発明を実現するものの概略的な提示である。
図10は、偏波多重信号を放出及び受信するトランスポンダであって、受信信号の光逆多重化に適用される発明を実現するものの概略的な提示である。
図11は、波長分割多重信号を放出及び受信するトランスポンダであって、発明を実現するものの概略的な提示である。
図12は、空間分割多重信号を放出及び受信するトランスポンダであって、発明を実現するものの概略的な提示である。
図13は、発明を実現する測定機器の概略的な提示である。
図1は、光信号の光学的振幅にディップをインプリントするために用いることができる装置の構成を概略的に示すブロック図である。図1の装置を詳細に説明する前に、指数nの擬ゼロ復帰方式(P−RZ(n))をゼロ復帰(RZ)及び非ゼロ復帰(NRZ)方式とのアナロジーで定義する。RZ方式において、2つの連続するシンボルの間で光学的振幅がゼロに復帰する。NRZ方式において、連続するシンボルの間で光学的振幅がゼロに復帰せず、シンボル振幅がゼロになる又はゼロを交差する場合に限って強制的にゼロにする。P−RZ(n)形式において、シンボル振幅がゼロになる又はゼロを交差する場合を除いて、連続するシンボルの間でnシンボル毎に振幅がゼロに復帰し、その他の場合にはゼロに復帰しない。P−RZ(n)形式は、振幅が強制的にゼロにされて非常に急傾斜(RZと同じ傾斜)で緩和されるため、クロック周波数がn倍遅いRZ形式ではない。P−RZ(n)は、本発明で要求されるようにnシンボル毎に光学的振幅にディップを引き起こすので本発明に適している。これに対し、n倍遅いクロック周波数のRZ形式は、振幅が強制的にゼロにされたときにn倍緩い傾斜を引き起こし、シンボルの中央部分が振幅変化の緩い傾斜の影響を受けるために伝送品質の低下を引き起こす。それ故、n倍遅いクロックスピードのRZは本発明に適さず、一方P−RZ(n)は有効な選択肢である。我々の表記法の拡張として、P−RZ(1)はRZ形式であり、P−RZ(∞)はNRZ形式である。
システム100は、P−RZ(n)カーバーであり、NRZ光信号101をP−RZ(n)光信号102に変換する。クロック信号103は、入力NRZ光信号101の(周波数nの)シンボルレートの信号である。クロック信号103は、ディバイダ120によって2つの同じクロック信号に分割される。これらの信号の一方は、ディバイダ121によって再び分割されてD型フリップフロップ(DFF)140及び141に送られる。ディバイダ120の他方の出力信号は、分周器130によって周波数f/nのクロック信号110に変換される。DFF140は、ディバイダ121から供給された周波数fのクロック信号に従って信号110の立ち上がりエッジを検出する。フリップフロップ140の出力は、信号111であり、ディバイダ122によって分割される。ディバイダ122の出力の一方は論理NANDゲート142に送られ、ディバイダ122の他の出力はDFF141に送られる。DFF141は、ディバイダ121から供給された周波数fのクロック信号に従ってディバイダ122の出力(信号111に等しい)を検出する。D型フリップフロップ141のクロック入力は否定される。そのため、D型フリップフロップ141はディバイダ121の出力の立ち下りエッジで動作する。D型フリップフロップ141の否定された出力は信号112であり、論理NANDゲート142に送られる。ゲート142の出力信号は信号113であり、ドライバ151に送られる。ドライバ151はそれを強度変調器150に指令を出すための電圧に変換する。そのため、シグナル113がハイのときに強度変調器15の伝送が最大になり、シグナル113がローのときに強度変調器150の伝送が最小(理想的にはヌル)になる。
図2は、n=4のときに、図1に示されたP−RZ(n)カーバーで用いられる論理信号のタイミングチャートを示す図である。図2において、200は周波数fのクロック信号103を表し、201は周波数f/4のクロック信号110を表す。202はD型フリップフロップ140の出力111を表し、203はD型フリップフロップ141の出力112を表し、204はNANDゲート142の出力113を表す。この場合、f/2幅のディップが4シンボルおきに光信号101にインプリントされる。この場合、出力102はP−RZ(4)信号である。図2によれば、図1の装置は、P−RZ(n)形式を生成することができ、本発明に適している。
図3A乃至3Dは、異なるQPSK伝送器についてのシミュレーション結果のグラフを提示している。全ての伝送器は、56GHzのビットレート、すなわち28Gbaud(図1の説明の表記法に従ってf=28GHz)のボーレートを有している。グラフ300はNRZ QPSK (P−RZ(∞)−QPSK)伝送器についての光学的振幅を提示し、対応するコンステレーションマップ310がプロットされている。連続するシンボルが同じ位相を有する場合、光学的振幅はシンボルの中央及びシンボル間で最大(1.4AU)である。連続するシンボルが(±π/2)ラジアンの位相差を有する場合、光学的振幅はシンボル間で1AUに低下する。連続するシンボルがπラジアンの位相差を有する場合、光学的振幅はシンボル間で最小(0AU)である。グラフ301はRZ−QPSK (P−RZ(1)−QPSK)伝送器についての光学的振幅を提示し、対応するコンステレーションマップ311がプロットされている。シンボル間の位相差がどうであれ、振幅は連続するシンボル間で0AUに低下する。グラフ304はP−RZ(4)−QPSK伝送器についての光学的振幅を提示し、対応するコンステレーションマップ314がプロットされている。光学的振幅はNRZ−QPSKのものに類似しているが、4シンボルごとにディップがインプリントされている。P−RZ(4)によってインプリントされたディップは、シンボル間のRZのディップと同じである。グラフ308はP−RZ(8) QPSK伝送器についての光学的振幅を提示し、対応するコンステレーションマップ318がプロットされている。光学的振幅はNRZ QPSKのものに類似しているが、8シンボルごとにディップがインプリントされている。P−RZ(8)によってインプリントされたディップは、シンボル間のRZのディップと同じである。NRZ−QPSK伝送器の光信号のフォトダイオードによる変換により生成された電気信号のスペクトル320。一つのピークがシンボル周波数(f=28GHz)に立っている。RZ QPSK伝送器の光信号のフォトダイオードによる変換により生成された電気信号のスペクトル321。一つのピークが周波数fに立っている。P−RZ(4) QPSK伝送器の光信号のフォトダイオードによる変換により生成された電気信号のスペクトル324。主ピークが周波数f/4に他のピークがfに立っている。小ピークが周波数f/4の他の高調波に提示されている。P−RZ(8) QPSK伝送器の光信号のフォトダイオードによる変換により生成された電気信号のスペクトル328。主ピークが周波数fに他のピークがf/4に立っている。小ピークが周波数f/8の他の高調波に提示されている。図2は、P−RZ(n)についてnシンボルごとにディップがカービングされるという事実を図示している。光信号を電気信号に変換すると、主周波数成分がf及びf/nに現れる。
図4は、同じ周波数の2つの信号間の位相差を測定するために用いることができる装置である。位相比較器400は入力信号401及び402の間の位相差を比較して位相差に比例する電圧403を生成する。2つのトグルフリップフロップ424及び425は、クリア端子を備える。入力信号401及び402は、それぞれ、フリップフロップ424及び425のクロック入力に接続される。フリップフロップ424及び425のJ入力及びフリップフロップ424及び425の反転PRバー入力はハイレベル電圧410に接続される。フリップフロップ424及び425の反転Kバー入力はグランドレベル411及び412に接続される。フリップフロップ424及び425のQ出力404及び405は論理NANDゲート420の入力に接続される。NANDゲート420の出力406はフリップフロップ424及び425の反転CLRバー入力に接続される。積分増幅器431及び432は、それぞれ、信号401及び402を信号401及び402の一周期にわたって増幅及び積分する。
図5A乃至5Dは、異なる位相差の場合について信号401、402、404、405及び406のタイムチャートを提示している。図5Eはグラフである。図5Aにおいて、501、502、504、505及び506は、それぞれ、クロック信号401及び402間の位相差が0の場合、及び、クロック信号401で第1クロック立ち下りエッジ転移が検出された場合について、信号401、402、404、405及び406のタイムチャートを提示している。図5Bにおいて、511、512、514、515及び516は、それぞれ、クロック信号401及び402間の位相差がπ/8の場合、及び、クロック信号401で第1クロック立ち下りエッジ転移が検出された場合について、信号401、402、404、405及び406のタイムチャートを提示している。図5Cにおいて、521、522、524、525及び526は、それぞれ、クロック信号401及び402間の位相差がπの場合、及び、クロック信号401で第1クロック立ち下りエッジ転移が検出された場合について、信号401、402、404、405及び406のタイムチャートを提示している。図5Dにおいて、531、532、534、535及び536は、それぞれ、クロック信号401及び402間の位相差が7π/8の場合、及び、クロック信号401で第1クロック立ち下りエッジ転移が検出された場合について、信号401、402、404、405及び406のタイムチャートを提示している。図5Eに示すように、グラフ590は、クロック信号401で第1クロック立ち下りエッジ転移が検出された場合について、積分増幅器431の出力信号407をクロック信号401及び402の間の位相差に対してプロットしている。この場合、積分増幅器432の出力信号408はヌルである。クロック信号402で第1クロック立ち下りエッジが検出された場合について、グラフ590は、信号402及び401間の位相差に対してプロットされた信号408のプロットとして見ることができ、信号407はヌルである。一方側の要素401、424、404、420と他方側の要素402、425、405、420の間の対称性のためである。処理回路430は信号407及び408を検出する。信号408が信号407より低い場合、信号401で第1クロック立ち下りエッジが検出され、処理回路430が信号407に等しい信号403を生成することを意味する。信号407が信号408より低い場合、信号402で第1クロック立ち下りエッジが検出され、処理回路430が信号408によって達成可能な最大値と信号408の現在値の間の差である信号403を生成することを意味する。それ故、信号403は全ての場合において信号401及び402の間の位相差に比例する。装置400は、信号401及び402の間の遅延に比例する電圧403を生成することができる。
図6は、各偏波信号にインプリントされた異なる周波数のディップ付きの偏波多重信号を放出する光偏波多重(PM)QPSK伝送器を概略的に示すブロック図である。光偏波多重P−RZ(l,m)QPSK伝送器600は2つのPM光信号を放出し、一方はP−RZ(l)−QPSK、他方はP−RZ(m)−QPSKである。シリアル電気データ601は符号化されて2つのパラレル電気信号603及び604に逆シリアル化される。パラレル信号603及び604はドライバ611及び612によって適切な電圧に変換され、QPSK変調器631及び632によって光キャリア信号605及び606の位相にデータがインプリントされる。放出された光キャリア信号602のボーレートに等しい周波数fのクロック信号609は分けられ、分周器613及び614によってl及びmで分周される。周波数f/l及びf/mのクロック信号は、図1のカーバー100と同じであるP−RZ(l)及びP−RZ(m)カーバー633及び634に送られる。レーザ620は線形偏波された光キャリア信号を放出し、それは50対50の比の偏波保持カップラ621によって2つの光キャリア信号605及び606に分割される。P−RZ(l)カーバー633は光キャリア信号605にディップを周波数f/lでインプリントする。P−RZ(m)カーバー634は光キャリア信号604にディップを周波数f/mでインプリントする。光キャリア信号605及び606の位相はQPSK変調器631及び632によって変調される。偏波ローテータ636は、変調された光信号607及び608の偏波が互いに直交するように、キャリア信号606の偏波をπ/2ラジアン回転させる。直交偏波607及び608は、偏波コンバイナ622によって多重化される。光信号602は、シリアル信号601の逆シリアル化情報を搬送する2つのパラレル信号の偏波多重化の結果である。一方の偏波は、光学的振幅に周波数f/lのディップを持つ。他方の偏波は、光学的振幅に周波数f/mのディップを持つ。
図7は、各偏波信号にインプリントされたディップ付きの偏波多重信号を放出する光偏波多重QPSK伝送器を概略的に示すブロック図である。シリアル電気データ701が光偏波多重P−RZ(k)QPSK伝送器700に送られる。光信号702が伝送器700によって放出される。信号703、704、705、706、707、708及び709は、図6の信号603、604、605、606、607、608及び609に類似している。装置710、711、712、720、721、722、731、732及び736は図6の装置610、611、612、620、621、622、631、632及び636と同じである。可変光学的遅延線735は、偏波を放出前に偏移するために変調器731と偏波コンバイナ722の間の光学的経路に設置されている。放出される光信号702のボーレートと等しい周波数fのクロック信号709は周波数ドライバ713を通過し、結果として生じる周波数f/kのクロック信号は図1のカーバーに類似したP−RZ(k)723に送られる。カーバー723はレーザ720によって放出された信号の光学的振幅にディップをインプリントし、結果として生じるカービングされた信号は偏波保持カップラ721によって分けられる。光信号702は、シリアル信号701の逆シリアル化情報を搬送する2つのパラレル信号の偏波多重化の結果である。両偏波は光学的振幅に周波数f/kのディップを持つ。可変遅延線735は、放出される多重信号のタイミングを偏移することができる。例えば、一つの構成において、各偏波のディップが一致する(ビット重畳)。他の構成において、一方の偏波のディップがk/2シンボル遅れの他方の偏波のディップの間の区間の中央に一致する(ビット交互配置)。
一つの実施形態において、本発明は図8に示されたトランスポンダに組み込まれる。偏波多重QPSKトランスポンダ800は本発明を組み込む。トランスポンダ800は、図6の伝送器600に類似した光伝送器801と、光受信器802とを備える。100Gbit/sのデータストリーム810が、逆シリアル化されて伝送器801によって光キャリア信号811の2つの偏波上で25Gbaudのシンボルレートで、それ故、40psのシンボル期間で伝送される。±40×(m/2)=80psの経路スキュー監視を可能とするため、我々はl=8及びm=4を選択した。
他の偏波多重QPSK信号812が25Gbaudで伝送器801に類似した光伝送器によって放出される。受信器802は信号812を受信し、信号812の伝送スキューを監視及び補償し、トリビュタリ信号を100Gbit/sのデータストリーム813に復号及び再シリアル化する。伝送器801の動作原理は、図6を参照して既に説明済みである。
これから、802の動作の例を説明する。コヒーレント受信器821は、偏波ダイバシティ方式に搭載された2つの90°ハイブリッドから成り、それらの出力は4つの差動フォトダイオード(不図示、受信器821に含まれている)に接続され、それらの各々は増幅器(受信器821に含まれている)に接続されている。受信器821は信号812を受信して局部発振器として用いられるレーザ820からの光信号と混合し、光波信号を4つの電気信号に変換する。受信器821の出力信号は、信号ごとにシンボル当たり2サンプルで動作するアナログ/デジタル変換(ADC)ユニット822によって4つのデジタル信号に変換される。結果として生じた4つのデジタル信号は処理装置830に伝送される。
偏波、偏波X及び偏波Y、は逆多重化ユニット832で逆多重化される。ここで、処理は定モジュールアルゴリズム(C.M.A)に基づく。偏波の一方の複合信号、偏波X、は受信信号の光学的振幅の特性を反映したそれの平方モジュールを計算するためにユニット840によって処理される。平方モジュールのスペクトルがFFTユニット842による高速フーリエ変換(FFT)により計算され、その結果が解析ユニット844により解析される。解析ユニット844は、偏波XがP−RZ(8)成分を持つ信号であり且つP−RZ(4)成分を持つ信号でないことを調べるためにf/l(3.125GHz)の成分を探す。逆多重化ユニット832で逆多重化された信号が反転されると、ユニット844はf/l成分を発見しないでユニット832に指示して回収された両偏波信号、偏波X及び偏波Y、の出力を反転させる。P−RZ(8)の成分を用いて信号を識別することで、プリフィクスの識別事例や伝送される光信号に組み込まれるトレーニングパターンを減らすことができる。同様に、偏波Yの平方モジュールがユニット841によって計算され、それのスペクトルがFETユニット843によって解析され、クロック発生器823においてf/m=6.25GHzの成分を用いてデータをタイミング再生することができる。クロック発生器823はユニット833の出力を用いてADCユニット822のタイミングについてのクロック信号を生成する。
P−RZ(4)の成分がクロック再生のために処理ユニット830においてほどほどの処理資源とともに用いられる。遅延監視ユニット848は偏波X及び偏波Yの各々の平方モジュールを解析し、f/m=2×f/l=6.25GHzのディップ間の遅延を計算する。遅延監視ユニット848は、伝送器のP−RZカーバーからの多重化偏波間のリンクスキューを計算し、信号813をコヒーレント受信器820へ放出する。ユニット848は、ユニット840及び841からの情報を比較して偏波X及びYの間のスキューを検出する。遅延制御処理ユニット849は、遅延監視ユニット848からの情報に従って遅延フィルタユニット846及び847を制御して偏波X及び偏波Yの間のスキューを補償するために偏波X及び偏波Yをバッファ及び補間フィルタでフィルタする。すなわち、遅延制御処理ユニット849は、ユニット848によって検出されたスキューに従い、偏波X及びYの間のスキューを補償するため、ユニット846及び847の係数及びバッファサイズを計算する。ユニット834及び835は同じであり、統合されてもよい。CPEはキャリア位相推定を表し、R.Noeの「PLL−Free Synchronous QPSK Polarization Multiplex/Diversity Receiver Concept With Digital I&Q Baseband Processing」(IEEE Photonics Technology Letters,VOL.17,NO.4,April 2005 pp887−889)において詳細に説明されている。手短に言えば、それは、コヒーレント受信後にPLLを用いずに位相情報を再生することを可能にする計算方法である。Decは複号を表す。それ故、ユニット834及び835の役割は位相情報を再生し且つこの位相情報を偏波X及びYについて復号する(再生された受信情報についてバイナリデータを生成する)ことである。ユニット834及び835は、信号812の光キャリア信号の周波数に基づいてキャリア位相推定方法によりレーザ820からの光信号の周波数の偏移を補償し、偏波Xおよび偏波Yについて検出されるシンボルを決定する。ユニット836は、多重化偏波X及びYの信号をシリアル化及び復号する。シグナル813は、100Gbit/sの信号であり、受信器802によって受信される。
受信器が偏波X及びYの間のリンクスキューを本発明の監視情報を用いて補償したので、データ信号812が正しく受信されてデータ信号813に変換された。更に、本発明は、受信信号のクロック再生と偏波X及び偏波Yの間の区別とをほどほどの処理要求及び電力消費で実行することができる。スキューの監視は上位レイヤの情報を必要としない。スキューの監視はトレーニングシーケンスの実現を必要としない。
他の実施形態において、分周器613及び614がP−RZカーバーのクロック信号を分周するための整数l及びmを変化させるように構成することができる。伝送の間、第1段階において、監視レンジが非常に広くするようにl及びmを大きい整数に設定することができ、第2段階において、狭いレンジで監視するためにl及びmを小さくすることができる。この場合、処理ユニット844及び848は動作をl及びmの変化に適合させることができる。
他の実施形態において、本発明は図9に記載されたトランスポンダに組み込まれる。偏波多重QPSKトランスポンダ900は、本発明を組み込む。トランスポンダ900は、図8の伝送器800と同じ光伝送器901と、光受信器902とを備える。信号910、911、912及び913は、図8の信号810、811、812及び813と同じである。装置920、921、922、923は図8の装置920、921、922及び923と同じである。処理ユニット932、935、936、946、947及び949は、図8の処理ユニット832、835、836、846、847及び849と同じである。
この実施形態において、偏波間のリンクスキューの補正は、処理ユニット930を除いて同様に実行される。はじめに、受信された光信号912はカップラ924によって分割される。カップラ924の一方の出力はコヒーレント受信器921に接続されている。他の出力は、信号912の光学的振幅を電気信号に変換するフォトダイオード950に接続されている。この信号は2つに分けられ、分けられた信号はf/m(先の数値例で6.25GHz)を中心とするバンドパスフィルタ951及びf/l(数値例で3.125GHz)を中心とするバンドパスフィルタ952によってフィルタされる。フィルタされた信号は、それぞれ6.25GHz及び3.125GHzの周波数の2つのクロック信号であり、それぞれの偏波X及びYのP−RZ情報を備える。クロック信号はそれぞれ両P−RZ指数の最小公倍数と逆P−RZ指数との比で逓倍される。この場合、周波数逓倍器954はフィルタ952後のクロック信号を2(=8/4)で逓倍し、周波数逓倍器953はフィルタ951後のクロック信号を1で逓倍する。したがって、この例では、フィルタ951を電気的遅延線で置き換えることが可能である。位相比較器955は図4の装置400と同じである。クロック信号のための電気的経路は、比較器955の出力信号が信号912の偏波X及びYの間のリンクスキューに比例するように設計される。比較器955の出力信号はADC回路956によってデジタル信号に変換される。ADC回路956の情報は処理ユニット930の中の遅延制御ユニット946及び947の制御に用いられる。更に、フィルタ951後の周波数f/mのクロック信号を用いてクロック発生器923を制御することができる。クロック発生器923はADCユニット922のタイミングの制御に用いられる。それは処理ユニット内でも用いることができる。偏波X及び偏波Yの区別は処理ユニット930においてパターン認識によりなされる。
受信器が偏波X及びYの間のリンクスキューを本発明の監視情報を用いて補償したので、データ信号912が正しく受信されてデータ信号913に変換された。スキューの監視はいかなる上位レイヤの情報も必要としない。更に、本発明は受信信号のクロック再生が可能である。
他の実施形態において、本発明は図10に記載されたトランスポンダに組み込まれる。偏波多重DQPSKトランスポンダ1000は、本発明を組み込む。トランスポンダ1000は、図7の伝送器700と同じ光伝送器1001と、光受信器1002とを備える。変調方式はDPQSKである。それ故、符号器710はデータ信号をDQPSK方式に従って符号化する。可変光学的遅延線735は、伝送器の出力において偏波Xが偏波Yからk/2シンボルの遅延を有するように設定されている。これは、RZ偏波多重伝送器についてのビット交互配置に類似し、光偏波逆多重化が可能である。信号1010は、100Gbit/sのデータストリームであり、逆シリアル化されて光キャリア信号1011の2つの偏波上で25Gbaudのシンボルレートで、それ故、40psのシンボル期間で多重化ユニット1001によって伝送される。±40×(m/2)=80psの経路スキュー監視を可能とするため、我々はk=4を選択する。
信号1012は、伝送器1001に類似の光伝送器によって25Gbaudで放出される他の偏波多重QPSK信号である。受信器1002は、信号1012を受信し、信号1012の伝送スキューを監視及び補償し、トリビュタリ信号を100Gbit/sのデータストリーム1013に復号及び再シリアル化する。偏波コントローラ1030は信号1012の偏波を回転させ、偏波ビームスプリッタ1031は多重化偏波を分けてそれらの各々をカップラ1040及び1041に送る。偏波は1シンボル遅延干渉計1032及び1033によって逆多重化され、復調された光学的シンボルはそれぞれバランスフォトダイオード1034及び1035によって受信される。バランスフォトダイオード1034及び1035は光信号を電気信号に変換し、データはクロック・データ再生(CDR)ユニット1036及び1037によって再生される。再生されたデータは、パラレル/シリアル変換器1038によって復号及び再シリアル化される。変換器1038は、必要に応じて、偏波を識別及び置換することができる。カップラ1040は、分離された偏波の一部を分け、偏波の光学的振幅に比例した信号を電気的信号に変換するフォトダイオード1042に送る。信号はバンドパスフィルタ1044によってフィルタされ、バンドパスフィルタ1044は分離された偏波の情報を周波数f/4で抽出する。抽出されたクロック信号は分けられる。一部を制御回路1039を介した偏波コントローラ1030へのフィードバックに用いることが可能であり、最大信号フィードバックとして作用する。偏波が完全に逆多重化される場合、P−RZ(4)によって両偏波にカービングされたディップが伝送器の出力におけるそれらの間のk/2シンボルの遅延のために一致しないのでクロック信号が最大となる。フィルタ1044後のクロック信号のその他の部分は位相比較器1046に送られる。装置1041、1043及び1045はそれぞれ装置1040、1042及び1044と同じである。バンドパスフィルタ1045によって抽出された周波数f/4のクロック信号は、位相比較器1046に送られ、位相比較器1046は周波数f/4のクロック信号の間の位相差に比例した信号を放出し、それ故、偏波間のスキューに比例する。位相比較器1046は図4の装置400と同じである。
制御回路1047は、信号1012を放出する伝送器による放出時に、偏波間の遅延がk/2シンボルにそのまま保持されるように、一方の偏波を他方に対して遅延させる差動偏波遅延を制御する。X偏波をk/2シンボル遅延させることは光学的処理のために必要であり、それは偏波X及びYが識別された後にシリアライザ・符号器1038内で2シンボルのバッファによって最終的に補正される。受信器が偏波X及びYの間のリンクスキューを本発明の監視情報を用いて補償したので、データ1012が正しく受信されてデータ1013に変換された。更に、本発明は光偏波逆多重方式の制御が可能である。
他の実施形態において、本発明は図11に記載されたトランスポンダに組み込まれる。WDMトランスポンダ1100は、本発明を組み込む。トランスポンダ1100は、光伝送器1101を備える。光伝送器1101は、高ビットレートデータストリーム1150を4つの異なる波長の4つのパラレル信号で伝送し、それらのビットレートはストリーム1150よりも4倍低い。トランスポンダ1100は、光受信器を備える。光受信器は、伝送器1101に類似した伝送器から放出された4つの異なる波長の4つのパラレル信号を受信し、それらをシリアルデータストリーム1153にシリアル化する。信号1151は、伝送器1101によって放出される4つのパラレルWDM信号を表す。信号1152は、受信器1102によって受信される4つのパラレルWDM信号を表す。ストリーム信号1150及び1053のビットレートは等しい。
符号器・逆シリアライザ1160はストリーム信号1150を4つのパラレル信号に分け、それらは変調器内臓レーザ1110、1120、1130及び1140に送られる。レーザの各々は波長NRZ強度変調信号を異なる波長で放出する。周波数f(逆シリアライザ1160のビットレートの4分の1)のクロック信号が分周器1161によってpで分周され(例えば、p=4)、周波数f/pのクロック信号は、図1のカーバー100に類似した4つのP−RZ(p)カーバーに分配される。P−RZカーバーに1111、1121、1131及び1141が付されている。波長多重化器1162を用いて4つのP−RZ(4)強度変調信号を信号1151に結合する。
波長逆多重化器1172は、信号1152の4つの波長を4つの単色信号に分離する。4つの信号はフォトダイオード1112、1122、1132及び1142によって受信される。フォトダイオードは信号1152のパラレル光波長の光電変換により電気信号を生成する。4つの電気信号の各々が分けられる。クロック・データ再生(CDR)ユニット1113、1123、1133及び1143が電気信号の分けられた部分を復号し、周波数f/pを中心とするバンドパスフィルタ1114がフォトダイオード1112によって変換された電気信号のその他の分けられた部分をフィルタする。それ故、バンドパスフィルタの出力における周波数f/pのクロック信号はP−RZ(4)カービングの情報を含む。フィルタ1124、1134及び1144は、フィルタ1114と同じであり、それぞれのフォトダイオード1122、1132及び1142からの信号に対して同様に動作する。位相比較器1125、1135及び1145は、図4の比較器440と同じであり、クロック信号1114とそれぞれのクロック信号1124、1134及び1144との位相を比較する。クロック信号間の位相遅延に比例する電気信号が位相比較器1124、1134及び1144によって生成され、位相シフタ制御ユニット1171に送られる。位相シフタ制御ユニット1171は、4つの電気信号を生成してそれぞれのフォトダイオード1112、1122、1132及び1142によって受信されるデータの経路に設置された4つの可変位相シフタ1116、1126、1136及び1146を制御する。制御ユニット1171は、位相シフタ1116、1126、1136、1146を制御して4つの受信された波長、それらは4つのバンドパスフィルタにより生成された周波数f/pのクロック信号の間の位相遅延により監視される、の間のスキューを補償する。制御ユニット1171は、4つの受信された波長がスキューを持たないときに4つの位相シフタが同じ遅延を導入するように較正される。シリアライザ・復号器1170は4つのパラレル信号を補償されたスキューを用いてシリアル信号1153に変換する。
受信器が4つの波長の間のリンクスキューを本発明の監視情報を用いて補償したので、データ信号1152が正しく受信されてデータストリーム1153に変換された。
他の実施形態において、本発明は図12に示されたトランスポンダに組み込まれる。SDMトランスポンダ1200は本発明を組み込む。トランスポンド1200は、光伝送器1201を備える。光伝送器1201は、ファイバリボン1251に取り付けられた10の異なるファイバを介して高ビットレートデータストリーム1250を10のパラレル信号で伝送し、それらのビットレートは信号1250よりも10倍低い。トランスポンダ1200は、光受信器を備える。光受信器は、ファイバリボン1252に取り付けられたファイバの10のパラレル信号、伝送器1201に類似した伝送器によって放出された、を受信する。受信器1202はそれらをシリアルデータストリーム1253にシリアル化する。信号1250及び1253のビットレートは互いに等しい。ファイバリボン1251内を伝送されるパラレル信号のビットレートは、ファイバリボン1252内を伝送されるパラレル信号のビットレートに等しく、信号1250のビットレートの10分の1である。
符号器・逆シリアライザ1260は信号1250を10のパラレル信号に分ける。発光体1210はレーザを備え、それの光強度が符号器1260及びP−RZ(q)カーバー1221からのパラレル信号の一つで変調される。分周器1261は周波数f(信号1250のビットレートの10分の1)のクロックデータを周波数f/qのクロック信号に変換し、それはP−RZ(q)カーバー1221に送られる。発光体1210は、符号器1260からのパラレル信号に従って、ファイバリボン1251に一つの光信号を放出する。1211から1219の連続番号が付された9つの他の発光体は、発光体1210と同じであり、符号器1260からの9つの他のパラレル信号の情報を含む9つのパラレル強度変調P−RZ(q)信号をリボン1251の残りの9つのファイバへ伝送する。
スキュー補償受信ユニット1230は、フォトダイオード1222、CDR1223、周波数f/qを中心とするバンドパスフィルタ1224及び可変位相シフタ1225を備える。フォトダイオード1222は、信号1252のファイバの一つからの光信号を電気信号に変換し、それは2つの信号に分けられる。一方の信号はCDR1223に送られて電気データに変換され、その他の信号はフィルタ1224によってフィルタされてP−RZ(q)光信号の周波数f/qの高調波を含む周波数f/qのクロック信号を生成する。位相シフタ1225は、CDR後のデータを偏移し、制御ユニット1271によって制御される。ファイバリボン1252によって伝送されるその他の9つのパラレル信号は、受信ユニット1230と同じスキュー補償受信ユニット1231乃至1239の9つの連続番号が付された9つのスキュー補償受信器によって受信される。
1241から1249が付された9つの位相比較器は、受信ユニット1230によって放出された周波数f/qのクロック信号とスキュー補償受信ユニット1231乃至1249からのそれぞれのクロック信号とを位相において比較する。クロック信号間の位相遅延に比例した電気信号が9つの位相比較器1241乃至1249によって生成され、位相シフタ制御ユニット1271に送られる。位相シフタ制御ユニット1271は、10の電気信号を生成して受信ユニット1230乃至1239の10の位相シフタ1225、・・・を制御する。制御ユニット1271は、位相シフタを制御して10の受信信号の間のスキューを補償し、それらは受信ユニット1230乃至1239のバンドパスフィルタによって生成された周波数f/qのクロック信号の間の位相遅延を介して監視される。制御ユニット1271は、10の受信されたパラレル信号がスキューを持たないときに10のシフタが同じ遅延を導入するように較正される。シリアライザ・復号器1270は10のパラレル信号を補償されたスキューを用いてシリアル信号1253に変換する。
受信器が10のパラレル信号の間のリンクスキューを本発明の監視情報を用いて補償したので、データ1252が正しく受信されてデータ1253に変換された。
他の実施形態において、本発明は図13に示された測定機器1300において実現される。1310、1312及び1315は光入力インタフェースを表す。1311及び1313は光出力インタフェースを表す。電気発振器1322は周波数fのクロック信号を生成する。P−RZ(k1)カーバー1320は、発振器1322からのクロック信号に従って、P−RZディップをインタフェース1320の信号入力にインプリントする。分周器1323は周波数fのクロック信号を周波数f/2のクロック信号に分周し、P−RZディップをカーバー1321を用いてインタフェース1312における光信号入力にインプリントする。インタフェース1310及び1311の間の遅延は、インタフェース1312及び1313の間の遅延と等しくなるように設計・調節されている。フォトダイオード1330はインタフェース1315における光信号入力を電気信号に変換し、その電気信号は分けられてそれぞれ周波数f及びf/2を中心とする2つのバンドパスフィルタ1332及び1333によってフィルタされる。周波数2倍器1335は、フィルタ1333の出力のクロック信号をフィルタ1332の出力におけるものと同じ周波数のクロック信号に変換する。位相比較器1340は、フィルタ1332及び周波数2倍器1335からのクロック信号の間の遅延を測定する。その位相比較の結果は表示され、インタフェース1350によってメディアに保存される。
次に、1300の動作の例を説明する。機器1300は伝送器600における偏波の間のスキューを測定するために用いられる。カーバー633及び634に加えて変調器631及び632がオフされ、伝送器600の出力信号が一定になる。出力ファイバ602がインタフェース1310に接続され、インタフェース1311が入力ファイバ601に接続されている。出力ファイバ602がインタフェース1312に接続され、インタフェース1313が入力ファイバ601に接続されている。伝送器600の出力ファイバは1315に接続されている。カーバー1320及び1321はP−RZディップを伝送器600の2つの偏波にインプリントする。2つのインプリントされたP−RZディップの情報を含む周波数f及びf/2の2つのクロック信号がカーバー1332及び1333を介して生成される。周波数f/2のクロック周波数が周波数2倍器1335によって2倍され、周波数fの2つのクロック信号が位相比較器1340によって比較される。測定された位相遅延はP−RZディップ間の遅延、それ故、偏波間の遅延、を表す。ユーザインタフェース1350は、伝送器600における多重化偏波の間で測定されたスキューを表示し、メディアに保存する。ファイバ長を調節すること又は可変遅延線を導入することにより、伝送器600の出力におけるスキューを何回かの測定の後にゼロに設定することができる。最大測定可能スキューは2/fである。例えば、f=1GHzの場合、最大測定可能スキューは2nsである。
上述したように、本発明によれば、様々な効果を得ることができる。更に、上記実施形態又は実施例を矛盾の無い範囲で組み合わせてもよい。
実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。

Claims (20)

  1. パラレル信号の光学的振幅にディップをシンボル間の一定間隔でインプリントすることと、
    前記パラレル信号の各々について前記インプリントされたディップの情報を含む電気信号を抽出することと、
    前記抽出した電気信号を比較して前記パラレル信号間のスキューを検出することと
    を具備する
    方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記ディップは前記パラレル信号にそれぞれ異なる周波数でインプリントされる
    方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、
    前記ディップについての前記異なる周波数は前記パラレル信号を区別するために用いられる
    方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、
    前記ディップは前記パラレル信号に同じ周波数でインプリントされ、
    前記パラレル信号について前記電気信号が抽出される
    方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法であって、
    監視中に前記光学的振幅に前記ディップがインプリントされる前記周波数を変更することが可能である
    方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の方法であって、
    前記抽出された電気信号からクロック信号が生成される
    方法。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載の方法であって、
    前記パラレル信号は偏波多重信号である
    方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、
    前記抽出された電気信号からクロック信号が生成される
    方法。
  9. 請求項1乃至5のいずれかに記載の方法であって、
    前記パラレル信号は波長分割多重信号である
    方法。
  10. 請求項1乃至5のいずれかに記載の方法であって、
    前記パラレル信号は空間分割多重信号である
    方法。
  11. パラレル信号に変換されるシリアル光信号の情報を搬送するパラレル信号間のスキューを監視する監視システムであって、
    パラレル光信号の各々の光学的振幅にディップをシンボル間の一定間隔でインプリントするカーバーと、
    前記パラレル光信号を電気信号に変換する変換手段と、
    前記パラレル信号の各々について前記インプリントされたディップの情報を含む前記電気信号を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された電気信号の間のスキューを検出する比較手段と
    を具備する
    監視システム。
  12. 請求項11に記載の監視システムであって、
    前記カーバーは、前記ディップを前記シンボル間の一定間隔でパラレル信号ごとに異なる間隔でインプリントする
    監視システム。
  13. 請求項11に記載の監視システムであって、
    前記シリアル光信号を前記パラレル光信号に分離するスプリッタ手段を更に具備する
    監視システム。
  14. 請求項11又は12に記載の前記監視システムと、ここで前記シリアル光信号は偏波多重光信号であり、
    前記検出されたスキューに基づいて前記パラレル光信号に対応する偏波の間のスキューを補償するスキュー補償手段と
    を具備する
    偏波多重トランスポンダ。
  15. 請求項14に記載の偏波多重トランスポンダであって、
    前記監視システムは、前記シリアル光信号を前記パラレル光信号に分離するスプリッタ手段を更に具備し、
    前記偏波多重トランスポンダは、前記検出されたスキューに基づいて前記パラレル光信号に対応する偏波の間のスキューを補償するスキュー補償手段を更に具備する
    偏波多重トランスポンダ。
  16. 請求項15に記載の偏波多重トランスポンダであって、
    前記電気信号からクロック信号を生成し、前記クロック信号に基づいて前記スプリッタ手段を制御して前記シリアル光信号を前記パラレル光信号に分離するユニットを更に具備する
    偏波多重トランスポンダ。
  17. 請求項15又は16に記載の偏波多重トランスポンダであって、
    前記監視システムは、
    前記シリアル光信号としての偏波多重光信号を受信及びデジタル化する光受信手段と、
    前記パラレル光信号にインプリントされた前記ディップの前記情報を回収する処理手段と
    を更に具備し、
    前記比較手段は前記情報を用いて前記抽出された電気信号の間の前記スキューを計算する
    偏波多重トランスポンダ。
  18. 請求項14乃至17のいずれかに記載の偏波多重トランスポンダであって、
    前記光学的振幅に前記ディップがインプリントされる間隔は各偏波について異なる
    偏波多重トランスポンダ。
  19. 請求項11乃至13のいずれかに記載の前記監視システムと、ここで前記シリアル光信号は偏波多重光信号であり、
    前記検出されたスキューに基づいて前記パラレル光信号に対応する偏波の間のスキューを補償するスキュー補償手段と
    を具備する
    波長分割多重トランスポンダ。
  20. 請求項11乃至13のいずれかに記載の前記監視システムと、ここで前記シリアル光信号は偏波多重光信号であり、
    前記検出されたスキューに基づいて前記パラレル光信号に対応する偏波の間のスキューを補償するスキュー補償手段と
    を具備する
    空間分割多重トランスポンダ。
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