JP2012523465A - イソソルビドモノエステルおよび家庭用途におけるその使用 - Google Patents

イソソルビドモノエステルおよび家庭用途におけるその使用 Download PDF

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Abstract

一般式(I):
Figure 2012523465

〔式中、R'またはR'’は水素原子あるいはCO−R'''基を表す;ただし、R'基またはR''基の1つは水素原子であり、R'''は、直鎖または分枝の、飽和または不飽和の、6〜22個の炭素原子を有するアルキル基またはアルケニル基を表す〕
で示されるイソソルビドモノエステルは、種々の洗剤(特に食器洗浄剤)または化粧品調製物の製造において有用な化合物である。

Description

本発明は、洗剤および洗浄剤のような家庭用品(特に自動食器洗浄用洗浄剤)、また化粧品調製物におけるイソソルビドモノエステルの使用に関する。
イソソルビド(または1,4:3,6−ジアンヒドロソルビトール、下記式を参照)は、ソルビトールの無水物である。
Figure 2012523465
例えば、ソルビトールを濃硫酸または塩酸とともに加熱すると、イソソルビドの形成を伴って2つの水分子が取り除かれる。これまで、これらの化合物はジアンヒドロへキシトール(イソソルビド以外にイソマンニドおよびイソイジドも含む)として一般的に知られている。イソソルビド自体に加えて、イソソルビドの特定の誘導体(とりわけ、そのモノエステルおよびジエステル)もよく知られている。特開昭59−175408号公報は、化粧用途におけるイソソルビドのジ脂肪酸エステルの使用を開示する。イソソルビドのジ脂肪酸エステルの製造方法は、国際特許出願第01/83488号パンフレットから既知である。これらの文献は、化粧品における顔料分散剤、防腐剤、ポリマー安定化剤、乳化剤またはビニル樹脂の可塑剤としてのこれらのエステルの使用を開示する。
特開昭59−175408号公報 国際特許出願第01/83488号パンフレット
本発明は、第1の態様において、一般式(I):
Figure 2012523465
〔式中、R'またはR'’は水素原子あるいはCO−R'''基を表す;ただし、R'基またはR''基の1つは水素原子であり、R'''は、直鎖または分枝の、飽和または不飽和の、6〜22個の炭素原子を有するアルキル基またはアルケニル基を表す〕
で示されるイソソルビドモノエステル誘導体に関する。好ましい化合物は、R'またはR''が12〜18個の炭素原子を有する直鎖、飽和のアルキル部分である(R'またはR''のいずれかが水素原子である)モノエステル類であり、12、14、16および/または18個の炭素原子を有する化合物が特定の有利な化合物である。
図1はスポッティング特性に対する結果を示す。
生成の方法により本出願の教示による化合物は、1つの化合物のみならず種々のエステルの混合物を含む。特に、この混合物は45〜85重量%のモノエステル、および40〜15重量%のジエステルを含み、100%までの残りが未反応物質である。好ましくは、混合物は50〜90重量%のモノエステルと10〜50重量%のジエステル、および場合により未反応物質を含んでなる。好ましくは、これらの混合物は、50重量%を越える、とりわけ70重量%を越える式(I)で示されるイソソルビドモノエステルを含んでなる。したがって、以下で「イソソルビドモノエステル」といった場合、これは純粋化合物ならびに上記に従うモノエステルおよびジエステルの混合物を含む。
生成の種類により、本発明のイソソルビドエステルは、全混合物の重量に対して最大3重量%までの少量のソルビタンエステル(モノ−、ジ−、トリ−または混合物)も含み得る。しかし、ソルビタンまたはソルビタンエステルを含まない組成物が有利であり、それが本発明の好ましい実施態様である。
式(I)で示される化合物の生成は、既知のエステル化工程により行うことができる。したがって、イソソルビドモノエステルを得るための既知の方法を適用し得る。例えば、イソソルビドを、塩基または酸触媒の存在下、加圧下(100〜500kPa)および好ましくは加熱温度下(例えば120〜220℃)で、カルボン酸と反応させることができる。
本発明の別の態様は、式(I)で示される化合物の、(固体、液体またはジェル状の)洗剤、洗浄剤などの製造のための使用に関する。そして、イソソルビドエステルは、特定の処方に応じて0.1〜25重量%までの量で存在してよい。好ましいこれらの洗剤または洗浄剤は、洗剤または洗浄剤の総重量に基づき1〜15重量%、より好ましくは2〜10重量%、最も好ましくは4〜6重量%の量でモノエステルを含有し得る。
米国特許出願公開第2002/0174596A1より、イソソルビドエステルは、燃料組成物における添加剤として知られている。国際特許出願第05/102265A1より、ソルビトール、ソルビトールエステルおよびイソソルビドエステルの混合物は、界面活性剤として知られている。
本出願の教示によれば、イソソルビドモノエステルは、特に、洗剤や各種のクリーナー(台所、浴室、硬表面、自動車、車洗浄剤および多目的洗浄剤)、ならびに食器洗浄剤(手動用および自動用食器洗浄剤)などの様々な家庭用ケア用品に有益であり、また、化粧品調製物における添加剤としても使用し得ることがわかった。本発明による洗剤は、一般的にイソソルビドのモノエステルに加えて、界面活性剤、ビルダー、塩、漂白剤、漂白活性剤、蛍光増白剤、再沈着防止剤、防汚剤、可溶化剤、抑泡剤および酵素を助剤および添加剤として含んでよい。この洗剤は、固体、液体またはジェル状であり得る。これらは水を含んでいてよく、または水を含まない組成物中に組み込まれていてもよい。
特定のまたは好ましい適用分野は、食器洗浄剤、特に自動食器洗浄用洗浄組成物であり、本発明のイソソルビドモノエステルを含有成分として有利に使用し得る。
本発明の洗浄剤は、例えば、可溶化剤、例えばエタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコールまたは好ましくはブチルジグリコールなど、泡調節剤、例えば石鹸、可溶性ビルダー、例えばクエン酸またはクエン酸ナトリウム、EDTAまたはNTAおよび研磨材を助剤として含有し得る。多くの場合、さらに、殺菌効果が要求されるため、多目的洗浄剤はカチオン性界面活性剤または殺菌剤(例えばグルコプロタミン)を含み得る。本発明の洗浄剤は、アルカリ性(pH>7.5)であっても、酸性(pH<6.5)であってもよい。
本出願のモノエステルは、食器洗浄剤において、特にリンス助剤として有利な特性を示す。このため、この特定の用途が、本発明のさらなる好ましい態様である。
リンス助剤は、市販されている業務用食器洗浄機において使用され、家庭用自動食器洗浄機においても頻繁に使用されている。濯ぎサイクルの間、最終濯ぎのきれいな水が最終前の濯ぎ水を押しのける働きをし、その結果として洗剤および汚れが除去される。リンス助剤調製物は、低気泡性非イオン性界面活性剤を含む水溶液である。濯ぎサイクルの間、リンス助剤は最終のきれいな濯ぎ水に、約100〜約500ppmの濃度で加えられる。濯ぎ水中の界面活性剤は濯ぎ水の表面張力を下げ、やや疎水性の物質表面における濯ぎ水の湿潤作用を改善する。改善された湿潤性は、濯ぎ水が、乾燥後にシミを生じる物質表面上で溶解した固形分を含む水滴を形成する動きを抑える。したがって、リンス助剤における界面活性剤の機能は、排水中に表面張力を効果的に下げ、濯ぎ終えた表面上で蒸発後に泡の跡が残留物となるを避けるため低発泡性にすることである。市販されているリンス剤は、非イオン性界面活性剤、可溶化剤、有機酸および溶剤、水ならびに、必要により防腐剤および香料の混合物である。これらの組成物における界面活性剤の機能は、その後の乾燥工程の後に水滴、筋または膜が残らないよう、食器から薄く密着した膜として排水することができるような方法で、水の界面張力に変化を与えることである(いわゆる湿潤作用)。界面活性剤の他の機能は、食器洗浄機内の食物残渣により生じる発泡を抑制することである。リンス剤は、一般的に、乾燥効果を改善するための助剤を含有しているため、使用する界面活性剤も、酸に関して比較的加水分解抵抗性でなければならない。リンス剤は、家庭においても企業においても使用される。家庭用食器洗浄機において、リンス剤は前濯ぎの後、40〜65℃で洗浄サイクルに加えられる。業務用食器洗浄機は、単に先行する洗浄サイクルからリンス溶液を添加することにより継ぎ足されるただ1つの洗浄液を使用する。したがって、全食器洗浄プログラムにおいて完全に水と置き換えられることはない。このため、リンス剤は、抑泡効果を有していること、85〜35℃の温度で投入される場合には温度安定性であること、さらにアルカリおよび活性塩素に対して十分な耐性があることが期待される。リンス剤は、水溶液であっても、固体状であってもよく、例えばワックス中にカプセル化されている形態、またはジェル状であってもよい。特に好ましい態様において、これらは水溶液である。
本発明のリンス剤は、イソソルビドのモノエステルに加えて、例えば、クメンスルホネート、エタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチルグリコールジエチレングリコール、プロピレングリコールモノブチルエーテル、600〜1,500,000の分子量、好ましくは400,000から800,000の分子量を有するポリエチレンまたはポリプロピレングリコールエーテルなどの可溶化剤、または、より好ましくはブチルジグリコールを助剤および添加剤として含有してよい。さらに、有機酸、例えば一塩基性および/または多塩基性カルボン酸(好ましくはクエン酸)、ならびに防腐剤および香料を使用し得る。イソソルビドのモノエステルの使用は、例えばヒドロキシル化脂肪アルコールアルコキシレートのような一般的なリンス助剤と比較して、少なくとも同等の、多くの場合リンス助剤として改善された性能を示す。
イソソルビドモノエステルは、固体または液体洗剤の添加剤としても適当であり、特に自動食器洗浄機用洗剤(ADD)における使用に適している。好ましいADDは、界面活性剤の性能を改善するために、例えば乾燥特性、耐腐食特性、金属等における良好な光沢を増強するために、界面活性剤に加えて種々の添加剤を含む洗剤である(いわゆる多機能性ADD)。
硬表面の洗浄および特に食器の洗浄は、使用する調製物に特定の要求を強いる。これは、特に自動食器洗浄機に対していえる。自動システムの3つの構成要素は、洗剤、リンス剤および水を軟化するための再生塩である。主となる構成要素である洗剤の重要な機能は、汚れの分離、汚れの分解、残留水硬度の維持および腐食防止である。簡素化された使用が好まれる傾向にあることから、今日、多くの製造業者はその顧客に多機能性食器洗浄機用洗剤を提案する。すなわち、この洗剤は、リンス剤および水軟化剤または金属表面の光沢保持剤または銀に対する洗浄後の脱色防止剤を含有しており、それにより顧客は、これらの機能を発揮するための別の剤を使用しなくてよくなり、それどころかたった1つの供給形態により所望の結果を得られる。食器洗浄における重要なパラメーターは濯ぎ性能である。濯ぎ性能は、洗浄後の食器類への沈着度合いを決定する。沈着物は、基本的に無機化合物であり、とりわけカルシウム塩および/またはマグネシウム塩であり、また界面活性剤の残渣である。しかしながら、沈着物は主に、顧客が非常に嫌う沈着を生じる石灰である。これらの沈着の度合いを低減するために、従来の食器洗剤、特に自動食器洗浄機用洗剤は、通常、いわゆるリンス剤を含有する。ブランドリンス剤は、通常低気泡性非イオン性界面活性剤、典型的には脂肪アルコールポリエチレン/ポリプロピレングリコールエーテル、可溶化剤(例えばクメンスルホネート)、有機酸(例えばクエン酸)および溶剤(例えばエタノール)の混合物である。このリンス剤の機能は、その後の乾燥工程の後に水滴、筋または膜が残らないよう、非常に薄く密着した膜の状態で食器から排水することができるような方法で、水の界面張力に変化を与えることである。2種類の沈着物:すなわち、スポッティング(これは水滴が乾燥することにより生じる)、およびフィルミング(すなわち、水の薄い膜の乾燥により形成される層)が存在する。このように、濯ぎ性能における改善を与えるだけでなく、上述したような現実的な問題を回避することが求められる改善されたリンス剤に対する継続的な要求が存在する理由を理解することができる。
イソソルビドモノエステルを、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤および/またはカチオン性界面活性剤などの他の界面活性剤と処方組みし得る。
本発明のアニオン性界面活性剤は、脂肪族スルフェート、例えば脂肪アルコールスルフェート、脂肪アルコールエーテルスルフェート、脂肪酸ポリグリコールエステルスルフェート、ジアルキルエーテルスルフェート、モノグリセリドスルフェート、ならびに脂肪族スルホネート、例えばアルカンスルホネート、オレフィンスルホネート、エーテルスルホネート、n−アルキルエーテルスルホネート、エステルスルホネートおよびリグニンスルホネートである。また、脂肪酸シアナミド、スルホコハク酸エステル、脂肪酸イセチオネート、アシルアミノアルカンスルホネート(脂肪酸タウリド)、脂肪酸サルコシネート、エーテルカルボン酸およびアルキル(エーテル)ホスフェートを、本発明の目的に使用することもできるし、使用することが好ましい。本発明において好ましいアニオン性界面活性剤は、脂肪アルコールスルフェート、脂肪アルコールエーテルスルフェートおよび/または脂肪酸ポリグリコールエステルスルフェート、およびそれらの混合物の群から選択される。
非イオン性界面活性剤の例としては、アルカノールのアルコキシレート、OH基を有しない末端キャップしたアルカノールのアルコキシレート、アルコキシル化脂肪酸低級アルキルエステル、アミンオキシド、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、脂肪酸ポリグリコールエステル、脂肪酸アミドポリグリコールエーテル、脂肪アミンポリグリコールエーテル、アルコキシル化トリグリセリド、混合エーテルおよび混合ホルマール、脂肪酸−N−アルキルグルカミド、タンパク質加水分解物(より好ましくは小麦に基づく植物性生成物)、ポリオール脂肪酸エステルである。しかしながら、国際特許出願05/102265A1によれば、本発明のイソソルビドモノエステルとソルビトールおよび/またはソルビトールエステルの併用は排除されている。
非イオン性界面活性剤がポリグリコールエーテル鎖を含む場合、それらは通常の同族体分布を有することができるが、狭い同族体分布を有することが好ましい。他の非イオン性界面活性剤は、好ましくは、アルカノールのアルコキシレートからなる群から選択され、より好ましくは脂肪アルコールポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールエーテルまたは脂肪アルコールポリプロピレングリコール/ポリエチレングリコールエーテル、末端キャップしたアルカノールのアルコキシレートからなる群から選択され、とりわけ、末端キャップした脂肪アルコールポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールエーテルまたは末端キャップした脂肪アルコールポリプロピレングリコール/ポリエチレングリコールエーテル、および脂肪酸低級アルキルエステルおよびアミンオキシドからなる群から選択される。
好ましい非イオン性界面活性剤は、下記式:RO[CHCHR'O][CHCHO][CHCHR'O]CHCHOH−R''〔式中、RおよびR''は互いに独立して、6〜22個の炭素原子を有する飽和または不飽和の、分枝または直鎖のアルキル基またはアルケニル基を表し、R'はCHまたはCHCH基を表し、xおよびzは独立して0または1〜40であり、zは少なくとも1であり最大でも50である〕で示される構造を有する。この分子に含まれる異なるアルコキシド基の分布は、ランダムまたはブロック分布であってよい。対応する生成物および硬表面の洗浄におけるその使用は、例えば欧州特許EP0693049B1および国際特許出願WO94/22800およびそこに引用される文献の主題である。これらの非イオン性界面活性剤は本発明において好ましい非イオン性界面活性剤である。
アルキルオリゴグリコシドおよびアルケニルオリゴグリコシドは既知であり、式R−O−[G]〔式中、Rは6〜22個の炭素原子を有するアルキル基および/またはアルケニル基を表し、Gは、5または6個の炭素原子を有する糖基を表し、pは1〜10の数を表す〕で示される好ましい非イオン性界面活性剤である。これらは、調製有機化学の分野の関連法により得ることができる。アルキルオリゴグリコシドおよびアルケニルオリゴグリコシドは、5個または6個の炭素原子を有するアルドースまたはケトース、好ましくはグルコースに由来し得る。したがって、好適なアルキルオリゴグリコシドおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドは、アルキルオリゴグルコシドおよび/またはアルケニルオリゴグルコシドである。一般式中の指数pは、オリゴマー化度(DP)を表す(すなわち、これはモノ−およびオリゴグリコシドの分布であり、1〜10の間の数である)。個々の化合物においてpは常に整数であり、この場合、特に、値pは1〜6であると推測されるが、特定のアルキルオリゴグリコシドに対する値pは、通常分数である解析的に決定された計算値である。平均オリゴマー化度1.1〜3.0を有するアルキルオリゴグリコシドおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドが好ましく使用される。適用の視点から、1.7未満の、特に1.2〜1.4のオリゴマー化度を有するアルキルオリゴグリコシドおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドが好ましい。アルキル基またはアルケニル基Rは、4〜11個、好ましくは8〜10個の炭素原子を有する1級アルコールに由来し得る。
カチオン性界面活性剤の典型例は、4級アンモニウム化合物および4級脂肪酸トリアルカノールアミンエステルである。両性または双性イオン性界面活性剤の典型例は、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アミノプロピオネート、アミノグリシネート、イミダゾリニウムベタインおよびスルホベタインである。
本発明のイソソルビドモノエステルの最も好ましい使用としては、食器洗浄剤における使用であり、そのようなモノエステルを含んでなる組成物も本発明の教示に包含される。モノエステルは、食器洗浄剤中に0.5〜45重量%の量で存在してよく、1.0〜15重量%の含量であることが好ましい。食器洗浄剤は固体(粉末状、顆粒状またはタブレットのような成形体)、または液体、あるいは高粘性ジェル状であってよい。食器洗浄剤は、通常、ビルダー、非イオン性界面活性剤、ポリマー、および、ヒドロトロープ、防腐剤、pH調整剤、香料、防汚剤、銀保護剤、腐食防止剤、漂白剤、酵素などの他の添加剤を含有する。
使用し得る有機ビルダーは、その使用が生態学的に安全な限り、例えばナトリウム塩の形態で使用しうるポリカルボン酸(例えばクエン酸、アジピン酸、コハク酸、グルタル酸、酒石酸、糖酸、アミノカルボン酸、ニトリロ三酢酸(NTA))、およびそれらの混合物である。好ましい塩は、例えばクエン酸、アジピン酸、コハク酸、グルタル酸、酒石酸、糖酸などのポリカルボン酸の塩およびそれらの混合物である。酸自体も当然使用し得る。これらのビルディング効果に加えて、酸は通常、酸性化化合物の特性も有し、したがって、洗剤または洗浄剤において比較的低いpHおよび穏やかなpH(弱酸性)を確保するために役立つ。これに関しては、クエン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、グルコン酸およびそれらの混合物を特に挙げ得る。
適当な防汚剤は、好ましくはエチレンテレフタレートとポリエチレングリコールテレフタレートのモル比が50:50〜90:10の範囲である、エチレンテレフタレートおよび/またはポリエチレングリコールテレフタレートを含むポリマーである。連結ポリエチレングリコール単位の分子量は、とりわけ、750〜5,000の範囲であり、ポリエチレングリコール基を含有するポリマーのエトキシル化度は約15〜100であってよい。ポリマーは約5,000〜200,000の重量平均分子量により区別され、ブロック構造であってもよいが、好ましくはランダム構造を有する。好ましいポリマーは、エチレンテレフタレート:ポリエチレングリコールテレフタレートのモル比が約65:35〜約90:10であり、好ましくは約70:30〜80:20であるポリマーである。他の好ましいポリマーは、750〜5,000の好ましくは1,000〜約3,000の分子量を有する連結ポリエチレングリコール単位を含み、約10,000〜約50,000の分子量を有するものである。
漂白剤としてはたらき、水中でHを生じる化合物の中でも、過ホウ酸ナトリウム四水和物および過ホウ酸ナトリウム一水和物は特に重要である。他の有用な漂白剤は、例えば、過炭酸ナトリウム、ペルオキシヒドロホスフェート、シトレートペルハイドレート、およびH生成過酸塩または過酸(例えば、過安息香酸塩、ペルオキソフタル酸塩、二過アゼライン酸、フタロイミノ過酸または二過ドデカン二酸)である。本発明の組成物における過酸漂白剤の含量は、5〜35重量%であることが好ましく、30重量%までであることがより好ましく、有利には過ホウ酸塩の一水和物または過炭酸塩を使用する。
また、流動特性を改善するために、ヒドロトロープ、例えばエタノール、イソプロピルアルコールまたはポリオールを使用してもよい。適当なポリオールは、2〜15個の炭素原子および少なくとも2個のヒドロキシ基を含む。ポリオールは、他の官能基を含有していてもよく、とりわけアミノ基(窒素で修飾されていてもよい)を含有し得る。
他の好適な洗剤成分は、水溶性無機塩、例えば重炭酸塩、炭酸塩、クエン酸塩、非晶質ケイ酸塩および顕著なビルダー特性を有しない一般的な水ガラスまたはそれらの混合物である。
モノエステルは水溶液を増粘させることもできるため、この特定の使用も本発明の主題である。このモノエステルは、エチレングリコールジステアレート(Cognis Cutina AGS)のような一般的な真珠光沢剤と比較して真珠光沢効果を示し、この使用についても本発明の実施態様である。
〔イソソルビドエステルの調製〕
4モル(584.6g)のイソソルビド、0.8g(205.1g)のヘキサデカノールおよび触媒Fascat2001(1.58g)を反応器内に投入し、混合物を220℃まで加熱した。反応が終了した時点で、反応混合物中の2相を80℃で分離し、上相を温水で3回洗浄し、真空下で乾燥し、室温(21℃)で茶色がかった固体を得た。
〔イソソルビド誘導体の性能試験〕
増粘試験:
12重量%のPlantapon(登録商標)SF(100g)および1重量%のイソソルビドモノエステルをビーカー内に投入し、モノエステルが溶解するまで水浴中で攪拌した。ビーカーに、100gになるまで蒸留水を加えた。クエン酸を添加して、pH値を5.8に調整した。その後溶液から気泡を除去し、溶液を21℃に調節し、粘度を「ブルックフィールドLVT」粘度計を用いて測定した。短鎖(C12、C14)のため、イソソルビドモノエステル(界面活性剤混合物)は、最大6100mPasの粘度を示した。
〔真珠光沢化試験〕
1重量%のイソソルビドモノエステルを、下記の処方中に組み込み、一般的な真珠光沢剤(Cutina(登録商標)AGS)を含有する一般的な処方と視覚的に比較した。
真珠光沢処方:
化合物 量(重量%)
ラウレス硫酸ナトリウム 32.0
ココ−グルコシド 3.0
コカミドプロピルベタイン 3.5
染料(1%水溶液) 0.1
防腐剤 0.1
NaCl 2.5
水 57.8
真珠光沢剤 1.0
〔濯ぎ性能試験〕
自動食器洗浄機において、4つのイソソルビドエステルの濯ぎ性能を評価するため試験を行った。特に、以下の化合物を試験した:(I)イソソルビド モノC12−エステル、(II)イソソルビド モノC14−エステル、(III)イソソルビド モノC16−エステル、(IV)イソソルビド モノC18−エステル。比較(V)として、ヒドロキシエーテル混合物(EP1897933A1の段落[0017]〜[0019]に詳細に記載されている化合物)を使用した。さらに、イソソルビドのC22ジエステル(VI)を比較目的で試験した。
これらの化合物を、顆粒状自動食器洗浄機用洗剤の界面活性剤として、下記基本処方に組み込んだ。
化合物 量(重量%)
界面活性剤 2.0
ポリカルボン酸塩 1.0
ケイ酸ナトリウム 7.0
三リン酸ナトリウム 52.0
TAED 2.5
炭酸ナトリウム 27.5
過炭酸ナトリウム 8.0
試験は、Miele自動食器洗浄機により行った(水の硬度21°dH、1回の稼働につき21g使用、100gの試験汚れを使用した)。その後、濯ぎ性能を視覚的に評価した。
この工程において、ガラス製、鋼鉄製、磁器および様々なプラスチック製の食器を、上記に示した条件下で家庭内食器洗浄機により洗浄した。その後、洗浄した食器について標準尺度にしたがって、スポッティングおよびフィルミングを評価し、スポッティングに対しては1(悪い)から10(良い)で、フィルミングについては1(悪い)から5(良い)でランク付けした。スポッティング特性に対する結果を図1に示す。
イソソルビドモノエステルが、スタンダード(ソルビタンモノステアレート(SMS))と比較して、良好な濯ぎ性能を示すことがわかるであろう。12〜14個の炭素原子を有するアルキル鎖のイソソルビドモノエステルは、特に良好な結果を示す。長鎖のC22−ジエステル(VI)は、スタンダードよりも悪い結果を示し、各化合物(I)および(II)よりも悪い結果を示す。
市販品の多機能性食器洗浄剤について、界面活性剤としてイソソルビドモノエステルを用いた(洗剤に対して4重量%)試験により、これらの結果は再現することができた。この場合も、イソソルビドモノエステルは、ヒドロキシアルキルエーテル界面活性剤と比較した場合と同様の性能を示した。この試験は、本発明のイソソルビドモノエステルを一般的な多機能性食器洗浄剤に問題なく組み込むことができるということを示している。

Claims (8)

  1. 一般式(I):
    Figure 2012523465
    〔式中、R'またはR'’は水素原子あるいはCO−R'''基を表す;ただし、R'基またはR''基の1つは水素原子であり、R'''は、直鎖または分枝の、飽和または不飽和の、6〜22個の炭素原子を有するアルキル基またはアルケニル基を表す〕
    で示されるイソソルビドモノエステルの、家庭用洗浄剤または家庭用洗剤を製造するための使用。
  2. R'''が8〜22個の、好ましくは12〜20個の、最も好ましくは14〜18個の炭素原子を有する直鎖、飽和アルキルである、式(I)で示される化合物が選択されることを特徴とする請求項1に記載のイソソルビドモノエステルの使用。
  3. イソソルビドモノエステルが、洗浄剤または洗剤の総重量に基づいて0.1〜25重量%の量、好ましくは2〜10重量%の量、最も好ましくは4〜6重量%の量で存在することを特徴とする請求項1または2に記載のイソソルビドモノエステルの使用。
  4. 請求項1に記載の一般式(I)で示されるイソソルビドモノエステルの、食器洗浄剤における、好ましくは自動食器洗浄用洗浄剤における使用。
  5. 前記モノエステルを非イオン性界面活性剤と併用することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のイソソルビドモノエステルの使用。
  6. イソソルビドモノエステルがソルビタンまたはソルビタンエステルを含まないことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のイソソルビドモノエステルの使用。
  7. 請求項1に記載の一般式(I)で示されるイソソルビドモノエステルの、水性洗剤または水性洗浄剤における増粘剤としての使用。
  8. 請求項1に記載の一般式(I)で示されるイソソルビドモノエステルの、界面活性剤水溶液における真珠光沢剤としての使用。
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