JP2012523352A - 航空機ブレーキ制御弁の衝撃および振動の絶縁 - Google Patents

航空機ブレーキ制御弁の衝撃および振動の絶縁 Download PDF

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Abstract

【解決手段】ブレーキ制御弁のマニホールドを強固に取り付けるための衝撃および振動絶縁システムは、ブレーキ制御弁のマニホールド取付脚内に組み付け可能である衝撃および振動絶縁器を備える。衝撃および振動絶縁器は、衝撃および振動からブレーキ制御弁の構成要素を保護するように作用する予め選択され定められた固有振動数を有する。衝撃および振動絶縁器はそれぞれ、半径方向内側の全体的に糸巻き形の堅固な挿入部と、半径方向外側の全体的に糸巻き形の振動絶縁シース部とを備える。
【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
この出願は、2009年4月13日に出願された米国出願12/422,923号の一部継続出願であり、参照によりその全体が援用される。
この発明は、一般に、航空機ブレーキ制御弁の衝撃および振動の絶縁に関し、より詳細には、航空機の衝撃および振動による望ましくない影響から、およびマニホールド取り付け接点に発生する構造的な負荷から電気油圧式ブレーキ制御弁の取付部を絶縁するために使用可能である衝撃および振動絶縁器を備える、電気油圧式ブレーキ制御弁と衝撃および振動絶縁システムの改善された取り付けに関する。
従来の航空機ブレーキ制御弁は、典型的に、ボルト締めされるか締結具によって堅固に固定されることによって航空機の構造部品または骨組みに強固に取り付けられる。しかしながら、最新の航空機設計の中には、このような強固に取り付けられた航空機ブレーキ制御弁の機能に悪影響を与える不規則な振動環境が、以前に経験されていたものに比べてさらに激しくなっているものがある。この問題は、ブレーキバイワイヤ式の航空機ブレーキ制御弁にとってより深刻である。なぜなら、ブレーキ制御弁が全てのブレーキ機能に対して動作するのが通常であり、横滑り事象の間のみ動作する訳ではないからである。
例えば、ブレーキ制御弁のある種類は、電機子のバネ定数に応じて300〜500Hzの範囲の固有振動数を持ち本質的に非減衰のバネである電機子を組み込むフラッパノズル第一段(flapper nozzle first stage)を有する圧力制御弁を用いる。ブレーキ制御弁取り付け位置におけるブレーキプロファイルはほとんど常にこの周波数を含むので、ブレーキ制御弁の不満足な性能または故障にさえつながる可能性のある共振周波数で非減衰の電機子が動作する結果、この範囲における振動がフラッパノズルにある程度の損傷を与えることになる。
大型構造物に対する既知の能動/受動ダンピング装置の一つは、追加質量とバネとダンプナー(dampener)とを備える、構造物に取り付けられる受動型ダンピング機構を含む。構造物には油圧シリンダが取り付けられ、油圧シリンダは追加質量に接続される。油圧シリンダの受動型動作と能動型動作とを切り替える電気油圧式サーボ機構を有し、追加質量の速度と変位、および構造物の速度に応答して受動型動作と能動型動作の間で電気油圧式サーボ機構を切り替える制御ユニットが設けられる。
内部質量が取り付けられた部材内の振動を吸収する能動型振動アブソーバの別の種類が知られている。力アクチュエータが内部質量と部材との間に力を与え、アクティブ振動アブソーバの共振が減衰される。第1のセンサが少なくとも一つの運動および/または応力に関連する部材のパラメータを示す第1信号を提供し、第2のセンサが内部質量の反応を示す第2信号を提供する。第1信号と第2信号を用いて力アクチュエータの構成を制御する制御ユニットが設けられる。
一次元、二次元または三次元的に主構造内の動的応答を減衰する同調質量ダンパも知られている。同調質量ダンパは二次質量とバネと粘弾性要素とを備え、バネおよび粘弾性要素が主構造と二次質量の間に間挿される。
フラッパ弁ノズルの流路に慣性チューブを追加することによってノズルフラッパ弁を振動から安定させて、固有振動数でフラッパに安定化圧力を効果的に発生させる方法も知られている。
従来の固定取り付けされた弁取り付け構成にとっては激しすぎることが多い環境に航空機ブレーキ制御弁を取り付け可能とする、航空機ブレーキ制御弁用の衝撃および振動絶縁取り付けシステムを提供するのが望ましい。例えば、脚格納室内にまたは着陸装置上またはその近くに航空機ブレーキ制御弁を取り付け可能とする衝撃および振動絶縁取り付けシステムを提供し、ブレーキピストンに近接していることに起因してより高速のシステム応答とより優れたシステム性能を実現する、長さが短縮された油圧ラインが使用できるようにすることが望ましい。
また、ブレーキ制御弁の強固な取り付けが用いられていた従来の取り付け位置におけるブレーキ制御弁の信頼性を改善することが望ましい。航空機取り付け界面における応力が低下する結果ブレーキ制御弁の取り付けに要する重量が節約される、低剛性の弁構造を有する航空機ブレーキ制御弁の利用が可能になる衝撃および振動絶縁取り付けシステムを提供することが望ましい。加えて、衝撃および振動から通常は絶縁されているブレーキ制御電子回路を衝撃および振動絶縁されたブレーキ制御弁と共同配置できるようにして、ブレーキ制御電子回路がブレーキ制御弁および車輪速センサに近接するために信号処理および信号品位が改善される、衝撃および振動絶縁取り付けシステムを提供することが望ましい。
簡潔にかつ一般的に述べると、本発明は、ブレーキ制御弁のマニホールドの取り付けに衝撃および振動絶縁器を使用することで、ブレーキ制御弁のマニホールドを強固に取り付けるシステムを提供する。衝撃および振動絶縁器は、構成要素の高調波共振に応答して生じる、ブレーキ制御弁のフラッパ弁などの構成要素を損傷する可能性のある衝撃、振動および高圧パルスからブレーキ制御弁の構成要素を保護するように作用する。本発明の衝撃および振動絶縁取り付けシステムにより、航空機の脚格納室内または着陸装置上またはその近くなどの過酷な環境に航空機ブレーキ制御弁のマニホールドを取り付けることが可能になる。また、衝撃および振動絶縁取り付けシステムにより、衝撃および振動絶縁されたブレーキ制御弁マニホールドにブレーキ制御回路を共同配置して、信号処理および信号品位を改善することが可能になる。
したがって、本発明は、航空機ブレーキ制御弁マニホールドの取付脚に組み込み可能である衝撃および振動絶縁器を備える、ブレーキ制御弁の衝撃および振動絶縁取り付けシステムを提供する。ブレーキ制御弁マニホールドの取付脚は、通常、衝撃および振動絶縁器を受け入れて保持するようにそれぞれ構成された複数の取付穴を有する。衝撃および振動絶縁器はそれぞれ、ブレーキ制御弁の構成要素を不規則振動から保護し、ブレーキ制御弁の構成要素に損傷を与えうるガンファイア(gun fire)正弦周波数を回避するように選択された固有振動数を有する。特に、衝撃および振動絶縁器の固有振動数は、例えばフラッパノズルなどのブレーキ制御弁の一つ以上の構成要素を不規則な衝撃および振動から保護し、かつガンファイア正弦周波数を回避するような範囲で予め選択され定められている。衝撃および振動絶縁器の予め選択され定められた固有振動数は、ブレーキ制御弁のフラッパノズルの300〜500Hzの固有振動数範囲を下回ることが好ましく、例えば約75.5Hzなどである。
好適な態様では、全体的にチューブ状の衝撃および振動絶縁器はそれぞれ、半径方向内側の全体的に糸巻き(スプール)形である堅固な挿入部と、半径方向外側の全体的に糸巻き形である振動絶縁シース部と、を備える。典型的に、半径方向内側の全体的に糸巻き形である堅固な挿入部は、第1のまたは上部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材と、第1のまたは上部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材が重なって内部に嵌め込まれる(interfit)第2のまたは下部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材とから形成される。半径方向外側の全体的に糸巻き形の振動絶縁シース部は、第1のまたは下部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部と、第1のまたは下部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部が重なって内部に嵌め込まれる第2のまたは上部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部とで形成される。別の好適な態様では、堅固なチューブ状挿入部の中央穴を通して配置される締結具が、振動絶縁シース部またはジャケットによって衝撃および振動絶縁器が配置される取付脚から間隔を空けて配置されるような大きさにされた外径を各衝撃および振動絶縁器が有しており、航空機の構造部品から締結具を通して伝達される振動がブレーキ制御弁のマニホールドの取付脚から実質的に絶縁されるようになっている。
別の好適な態様では、半径方向内側の全体的に糸巻き形の堅固な挿入部の第1のまたは上部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材は、上部の半径方向外側に広がる環状端部と下部チューブ状シャフト部とを備える。半径方向内側の全体的に糸巻き形の堅固な挿入部の第2のまたは下部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材は、下部の半径方向外側に広がる端部と、第1のまたは上部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材の下部チューブ状シャフト部と重なって内部に嵌め込まれる上部フランジと、を備える。第1のまたは上部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材と、全体的に糸巻き形の堅固な挿入部の第2のまたは下部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材は、ブレーキ制御弁マニホールドの取付脚を航空機の構造部品に強固に取り付けるための締結具を貫通して受け入れる中央穴を共に画成する。
別の好適な態様では、第2のまたは上部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部は、半径方向外側のチューブ部と半径方向内側の環状部とを備える。第1のまたは下部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部は、下部の半径方向外側に広がる端部を備え、この端部は、半径方向内側の全体的に糸巻き形の堅固な挿入部の第2のまたは下部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材の下部の半径方向外側に広がる端部を越えて延びる下部リップ部を有する。第1のまたは下部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部は、第2のまたは上部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部の半径方向内側の環状部と重なり合い嵌め込まれる上部の半径方向内側のフランジを備える。第1のまたは下部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部は、全体的に糸巻き形の堅固な挿入部の第2のチューブ状部材の上部の半径方向内側のチューブ状シャフト部と下部の半径方向外側に広がる環状端部との周りに固定される。第2のまたは上部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部は、第1のまたは上部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材の上部の半径方向外側に広がる環状端部の周りに固定される。
別の好適な態様では、内側の全体的に糸巻き形の堅固な挿入部を形成する第1および第2の半径方向内側の堅固なチューブ状部材は、例えばステンレス鋼、チタン、アルミニウム、銅、真鍮およびこれらの組み合わせなどの金属で典型的に作成される。半径方向外側の全体的に糸巻き形の振動絶縁シース部の第1および第2の半径方向外側の振動絶縁シース部は、例えばフルオロシリコーンエラストマー、シリコーンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴムおよびこれらの組み合わせなどの振動絶縁エラストマーで典型的に形成される。
本発明のこれらのおよび他の特徴と利点は、本発明の作用を例示的に図解した添付の図面とともに以下の発明の詳細な説明を参照してさらに明らかになるだろう。
航空機ブレーキ制御弁マニホールドの取付脚に据え付けられた衝撃および振動絶縁器を有する航空機ブレーキ制御弁の斜視図である。 航空機ブレーキ制御弁の取付脚の内部を示す、航空機制御弁マニホールドと衝撃および振動絶縁器の部分が明瞭さのために取り除かれた状態の、本発明による図1の航空機ブレーキ制御弁マニホールドの上面図である。 本発明による図1の衝撃および振動絶縁器のうちの一つの斜視図である。 図3の衝撃および振動絶縁器の上面図である。 図3の衝撃および振動絶縁器の側面図である。 航空機ブレーキ制御弁マニホールドの取付脚の取付穴を通る断面図である。 取付穴の中に組み付けられた衝撃および振動絶縁器を示す、図6の取付脚の取付穴を通る断面図である。 本発明による衝撃および振動絶縁器の上部の上面図である。 図8の線9−9に沿った衝撃および振動絶縁器の上部の断面図である。 本発明による衝撃および振動絶縁器の下部の底面図である。 図10の線11−11に沿った衝撃および振動絶縁器の下部の断面図である。 ブレーキ制御弁のマニホールド取付脚内に配置された、本発明による衝撃および振動絶縁器の伝達率曲線を示す図である。
図解を目的として例示として提供され、本発明の範囲を制限することを意図していない図面を参照して、本発明は、図1および2に示すように、例えば四つの取付脚12a、12b、12c、12dなどの複数の取付脚を含む航空機ブレーキ制御弁マニホールド10を提供する。取付脚は、例えばボルトまたは他の種類の締結具によるなどして航空機(図示せず)の構造部品に堅固にまたは強固に取り付けられるように構成されている。複数の取付脚はそれぞれ、対応する全体的に円筒形の中央取付穴14a、14b、14c、14dを有しており、これらの中央取付穴は、取付穴内に組み付けられる衝撃および振動絶縁器16を受け入れて保持するように構成されている。有利なことに、本発明の衝撃および振動絶縁器は、航空機ブレーキ制御弁の一つまたは複数の選択された構成部品を不規則振動から保護し、かつブレーキ制御弁の傷つきやすい構成要素を損傷する可能性のあるガンファイア(gun fire)正弦周波数を回避するように選択された、予め選択され定められた固有振動数を有する。この好適な態様では、衝撃および振動絶縁器の固有振動数は、航空機ブレーキ制御弁の敏感なフラッパノズルを不規則振動から保護し、かつガンファイア正弦周波数を回避するような範囲になるように予め定められており、例えば300〜500Hz未満のように、ブレーキ制御弁のフラッパノズルの固有振動数範囲よりも小さいことが好ましい。好適な態様の一つでは、本発明の衝撃および振動絶縁器の固有振動数は例えば約75.5Hzである。さらに後述するように、衝撃および振動絶縁器はそれぞれ、ブレーキ制御弁マニホールドの取付脚を航空機の構造部品に強固に取り付けるためのボルトなどの締結具を受け入れるように構成された中心穴を有している。
図3ないし5、および図7ないし11を参照すると、この好適な態様では、各衝撃および振動絶縁器16は、全体的に糸巻き(スプール)形をなしており、組立高さ21を有し外径がDである第1のまたは上部の広がり部18と第2のまたは下部の広がり部20と、外径がDである狭くなった中間部22とを有している。衝撃および振動絶縁器16は、半径方向内側の全体的に糸巻き形の堅固な挿入部24と、半径方向外側の全体的に糸巻き形の振動絶縁シース(sheath)部またはジャケット26とを備える。図7、9、11で最も良く観察されるように、半径方向内側の全体的に糸巻き形の堅固な挿入部24は、第1のまたは上部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材28と、第1のまたは上部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材28が重なって内部に嵌め込まれる(interfit)、第2のまたは下部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材30とから形成される。第1または上部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材28は、上部で半径方向外側に開く環状端部32と、半径方向外面34を有する下部チューブ状シャフト部33とを備える。第2のまたは下部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材30は、下部で半径方向外側に開く環状端部36と、第1のまたは上部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材の下部チューブ状シャフト部33が重なって内部に嵌め込まれるように組み付け可能である上部フランジ40とを備える。下部チューブ状シャフト部33と、下部チューブ状シャフト部の外面34とは、上部フランジ40内に嵌め合わせて組み付け可能である。しかしながら、これらの部品のねじ込み結合またはこれらの部品間の接着界面が適していてもよい。図6および7を参照して、円筒形取付穴14の内径Dは、堅固な挿入部24の一部である上部の半径方向外側に広がる環状端部32と下部の半径方向外側に開く環状端部36の外径Dよりも小さく、衝撃および振動絶縁器16がブレーキ制御弁マニホールドから引き抜かれるのを防止することが好ましい。これによって、ブレーキ制御弁マニホールドの取付脚内の衝撃および振動絶縁器の組立がフェールセーフになる。
全体的に糸巻き形の堅固な挿入部の第1のまたは上部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材28と、第2のまたは下部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材30とは、ブレーキ制御弁マニホールドの取付脚を航空機の構造部品に強固に取り付けるためのボルトなどの締結具(図示せず)を貫通して受け入れる中央穴42を共に画成する。内側の全体的に糸巻き形の堅固な挿入部を形成する第1および第2の内側の堅固なチューブ状部材28、30は、300シリーズステンレス鋼などの金属などの堅固な材料で典型的に作成される。第1および第2の内側の堅固なチューブ状部材は、例えば他の種類のステンレス鋼、チタン、アルミニウム、銅、真鍮など、およびそれらの組み合わせで形成されてもよく、ボルトまたは他の種類の締結具が衝撃および振動絶縁器を通して配置され、衝撃および振動絶縁器の堅固なチューブ状挿入部に締結されるときに特に、強固な取り付け部に剛性を与えるのに適していてもよい。
半径方向外側の全体的に糸巻き形の振動絶縁シース部またはジャケット26は、第1のまたは下部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部44と、振動絶縁シース部44が重なって内部に嵌め込まれる第2のまたは上部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部46とで形成される。第2のまたは上部の全体的にチューブ状の半径方向外側の絶縁シース部46は、半径方向外側のチューブ部48と半径方向内側の環状部50とを備える。第1のまたは下部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部44は、下部の半径方向外側に広がる端部52を備える。端部52は、半径方向内側の全体的に糸巻き形の堅固な挿入部24の第2のまたは下部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材30の下部の半径方向外側に広がる端部36を越えて延びる下部リップ部54を有する。また、振動絶縁シース部44は、上部の半径方向内側のフランジ58を有する上部の半径方向内側のチューブ状シャフト部56を備える。フランジ58は、第2のまたは上部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部46の半径方向内側の環状部50と重なり合いその内部に嵌め込まれる。第1のまたは下部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部44は、全体的に糸巻き形の堅固な挿入部24の第2のまたは下部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材30の上部の半径方向内側のチューブ状シャフト部38および下部の半径方向外側に広がる環状端部との周りに固定される。第2のまたは上部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部46は、第1のまたは上部の半径方向内側の堅固なチューブ状部材28の第1のまたは上部の半径方向外側に開く環状端部32の周りに固定される。半径方向外側の全体的に糸巻き形の振動絶縁シース部またはジャケットの第1のまたは下部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部44と、第2のまたは上部の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部46とは、例えばフルオロシリコーンエラストマー、シリコーンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、これらの組み合わせなどのエラストマーで典型的に形成される。
図5を参照して、衝撃および振動絶縁器の外径Dは、堅固なチューブ状挿入部の中央穴を通して配置されるボルトまたは他の種類の締結具が、振動絶縁シース部またはジャケットによって衝撃および振動絶縁器が配置される取付脚から間隔を空けて配置されるような寸法にされる。この結果、航空機の構造部品または骨組みからボルトまたは他の種類の締結具を通して伝達される振動が、ブレーキ制御弁のマニホールドの取付脚から実質的に絶縁される。この強固な取り付け構造によって、航空機の構造部品または骨組みからボルトまたは他の種類の締結具を通して伝達される振動が、衝撃および振動絶縁器の振動絶縁シース部またはジャケット部を通して伝達されるだけになり、衝撃および振動絶縁器の予め選択され定められた固有振動数によって減衰される。
本発明によるブレーキ制御弁の衝撃および振動絶縁取り付けシステムは、不規則な衝撃および振動の環境で試験され、フラッパノズル界面に測定可能な劣化が生じることなく必要期間を完全に耐え抜くことができた。図12は、300〜500Hzの範囲の固有振動数を持つ電機子を備えるフラッパノズル第1段などの部品または構成要素を有するブレーキ制御弁のマニホールドの取付部に対する伝達率曲線を示す。マニホールドの取付脚内に組み付け可能である本発明に係る衝撃および振動絶縁器を設けることによって、この周波数範囲内の衝撃および振動に対する保護を与えている。一般に、衝撃および振動絶縁器の固有振動数は、衝撃および振動から保護する必要がある例えばフラッパノズルなどの部品または構成要素の固有振動数よりも小さい絶縁の振動減衰領域内に入るように常に選択されなければならない。衝撃および振動絶縁器の固有振動数がそれよりも小さくならなければならない他の固有振動数を有する他の同様の部品または構成要素は、衝撃および振動から保護するための適切なターゲットであってもよい。この例では、本発明の衝撃および振動絶縁器の固有振動数は、全ての軸において約75.5Hzである。その結果、増幅領域60における最大伝達率は、衝撃および振動絶縁器の固有振動数において最大6.0となり、300〜500Hzの範囲における周波数伝達率は実質的に最小化され、衝撃および振動絶縁器の絶縁減衰領域62へと低下する。
本発明の特定の形態について図解し説明してきたが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく様々な修正をなし得ることが上記から明らかである。したがって、添付の請求項によるものを除き、本発明を限定する意図はない。

Claims (24)

  1. 航空機の構造部品に航空機ブレーキ制御弁を強固に取り付けるための衝撃および振動絶縁器であって、
    ブレーキ制御弁を航空機の構造部品に強固に取り付けるための締結具を受け入れるように構成された中央穴を画成する、半径方向内側の全体的に糸巻き形の堅固な挿入部と、
    半径方向外側の全体的に糸巻き形の振動絶縁シース部と、を備え、
    前記衝撃および振動絶縁器は、衝撃および振動による損傷から前記航空機ブレーキ制御弁の構成要素を保護するように選択された固有振動数を有することを特徴とする、衝撃および振動絶縁器。
  2. 前記衝撃および振動絶縁器の固有振動数は、衝撃および振動から前記ブレーキ制御弁の構成要素を保護するために、前記ブレーキ制御弁の構成要素の固有振動数を下回るように予め定められることを特徴とする請求項1に記載の衝撃および振動絶縁器。
  3. 前記半径方向内側の全体的に糸巻き形の堅固な挿入部は、第1の半径方向内側の堅固なチューブ状部材と、該第1の半径方向内側の堅固なチューブ状部材が重なって内部に嵌め込まれる第2の半径方向外側の堅固なチューブ状部材と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の衝撃および振動絶縁器。
  4. 前記第1の半径方向内側の堅固なチューブ状部材は、上部の半径方向外側に広がる環状端部と下部チューブ状シャフト部とを備え、
    前記第2の半径方向外側の堅固なチューブ状部材は、下部の半径方向外側に広がる端部と、前記第1の半径方向内側の堅固なチューブ状部材の前記下部チューブ状シャフト部が重なって内部に嵌め込まれる上部フランジと、を備えることを特徴とする請求項3に記載の衝撃および振動絶縁器。
  5. 前記第1の半径方向内側の堅固なチューブ状部材と、全体的に糸巻き形の堅固な挿入部の前記第2の内側の堅固なチューブ状部材が、共に前記中央穴を画成することを特徴とする請求項3に記載の衝撃および振動絶縁器。
  6. 前記第1および第2の半径方向内側の堅固なチューブ状部材が金属で作られることを特徴とする請求項3に記載の衝撃および振動絶縁器。
  7. 前記金属が、ステンレス鋼、チタン、アルミニウム、銅、真鍮、およびこれらの組み合わせからなるグループから選択されることを特徴とする請求項6に記載の衝撃および振動絶縁器。
  8. 前記外側の全体的に糸巻き形の振動絶縁シース部が、第1の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部と、該第1の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部が重なって内部に嵌め込まれる第2の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部と、を備えることを特徴とする請求項4に記載の衝撃および振動絶縁器。
  9. 前記第2の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部は、半径方向外側チューブ部と半径方向内側環状部とを備え、
    前記第1の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部は、下部の半径方向外側に広がる端部を備え、この端部は、前記半径方向内側の全体的に糸巻き形の堅固な挿入部の第2の半径方向内側の堅固なチューブ状部材の下部の半径方向外側に広がる端部を越えて延びる下部リップ部を有し、
    前記第1の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部は、前記第2の全体的にチューブ状の外側振動絶縁シース部の半径方向内側の環状部と重なり合い嵌め込まれる上部半径方向内側フランジを備えることを特徴とする請求項8に記載の衝撃および振動絶縁器。
  10. 前記第1の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部は、前記全体的に糸巻き形の堅固な挿入部の第2の半径方向内側の堅固なチューブ状部材の上部フランジおよび下部の半径方向外側に広がる環状端部の周りに固定され、
    前記第2の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部は、前記第1の半径方向内側の堅固なチューブ状部材の上部の半径方向外側に広がる環状端部の周りに固定されることを特徴とする請求項8に記載の衝撃および振動絶縁器。
  11. 前記半径方向外側の全体的に糸巻き形の振動絶縁シース部の前記第1の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部と前記第2の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部がエラストマーからなることを特徴とする請求項8に記載の衝撃および振動絶縁器。
  12. 前記エラストマーが、フルオロシリコーンエラストマー、シリコーンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴムおよびこれらの組み合わせからなるグループから選択されることを特徴とする請求項11に記載の衝撃および振動絶縁器。
  13. 前記衝撃および振動絶縁器は、堅固なチューブ状挿入部の中央穴を通して配置される締結具が、前記振動絶縁シース部によって衝撃および振動絶縁器が配置される取付脚から間隔を空けて配置されるような大きさにされた外径を有し、航空機の構造部品から締結具を通して伝達される振動が前記ブレーキ制御弁のマニホールドの取付脚から実質的に絶縁されることを特徴とする請求項1に記載の衝撃および振動絶縁器。
  14. 前記ブレーキ制御弁の構成要素がフラッパノズルであり、前記衝撃および振動絶縁器の固有振動数が約75.5Hzになるように選択されることを特徴とする請求項2に記載の衝撃および振動絶縁器。
  15. 航空機ブレーキ制御弁を航空機の構造部品に強固に取り付けるための衝撃および振動絶縁取り付けシステムであって、前記航空機ブレーキ制御弁は少なくとも一つの振動周波数を有する構成要素を備え、
    前記衝撃および振動絶縁取り付けシステムは、
    航空機の構造部品に強固に取り付けられるように構成された複数の取付脚を備え、該取付脚のそれぞれが衝撃および振動絶縁器を受け入れて保持するように構成された中央取付穴を有する、航空機ブレーキ制御弁マニホールドと、
    前記複数の取付脚のそれぞれの中央穴にそれぞれ配置され、半径方向内側の全体的に糸巻き形の堅固な挿入部と、半径方向外側の全体的に糸巻き形の振動絶縁シース部と、を有する衝撃および振動絶縁器と、を備え、
    前記衝撃および振動絶縁器はそれぞれ、前記ブレーキ制御弁の構成要素の固有振動数を下回るように予め定められた固有振動数を有し、前記ブレーキ制御弁の構成要素を不規則振動から保護し、ガンファイア正弦周波数を回避することを特徴とする振動絶縁取付システム。
  16. 前記内側の全体的に糸巻き形の振動絶縁シース部が、第1の半径方向内側の堅固なチューブ状部材と、該第1の半径方向内側の堅固なチューブ状部材が重なって内部に嵌め込まれる第2の内側の堅固なチューブ状部材とを備えることを特徴とする請求項15に記載の衝撃および振動絶縁取付システム。
  17. 前記外側の全体的に糸巻き形の振動絶縁シース部が、第1の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部と、該第1の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部が重なって内部に嵌め込まれる第2の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部と、を備えることを特徴とする請求項15に記載の衝撃および振動絶縁取付システム。
  18. 前記全体的に糸巻き形の堅固な挿入部の前記第1の半径方向内側の堅固なチューブ状部材と前記第2の内側の堅固なチューブ状部材が、ブレーキ制御弁マニホールドの取付脚を航空機の構造部品に強固に取り付けるための締結具を貫通して受け入れる中央穴を画成することを特徴とする請求項16に記載の衝撃および振動絶縁取付システム。
  19. 前記第1および第2の内側の堅固なチューブ状部材がステンレス鋼で作られることを特徴とする請求項16に記載の衝撃および振動絶縁取付システム。
  20. 前記第1および第2の内側の堅固なチューブ状部材が、ステンレス鋼、チタン、アルミニウム、銅、真鍮およびこれらの組み合わせからなるグループから選択された金属で作られることを特徴とする請求項19に記載の衝撃および振動絶縁取付システム。
  21. 前記半径方向外側の全体的に糸巻き形の振動絶縁シース部の前記第1の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部と前記第2の全体的にチューブ状の半径方向外側の振動絶縁シース部がエラストマーからなることを特徴とする請求項16に記載の衝撃および振動絶縁取付システム。
  22. 前記エラストマーが、フルオロシリコーンエラストマー、シリコーンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴムおよびこれらの組み合わせからなるグループから選択されることを特徴とする請求項21に記載の衝撃および振動絶縁取付システム。
  23. 前記衝撃および振動絶縁器は、堅固なチューブ状挿入部の中央穴を通して配置される締結具が、前記振動絶縁シース部によって衝撃および振動絶縁器が配置される取付脚から間隔を空けて配置されるような大きさにされた外径を有し、航空機の構造部品から締結具を通して伝達される振動が前記ブレーキ制御弁のマニホールドの取付脚から実質的に絶縁されることを特徴とする請求項15に記載の衝撃および振動絶縁取付システム。
  24. 前記ブレーキ制御弁の構成要素がフラッパノズルであり、前記衝撃および振動絶縁器の固有振動数が約75.5Hzになるように選択されることを特徴とする請求項15に記載の衝撃および振動絶縁取付システム。
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