JP2012522996A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. マルチチャンバ型回転バルブであって、
   内側円筒面を有するカートリッジハウジングと、前記内側円筒面に回転自在に設けられた円筒形のリザボインサートとを含み、
   前記円筒形のリザボインサートは、複数のリザボと、複数のポートと、少なくとも１つのリザボ及び少なくとも１つのポートに連通している少なくとも１つの流路と、を含むことを特徴とするマルチチャンバ型回転バルブ。
2. 前記リザボインサートは少なくとも１つのポート及び出力ポートに連通している流体通過チャネルをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載のマルチチャンバ型回転バルブ。
3. 前記カートリッジハウジングは反応チャンバをさらに含むことを特徴とする請求項２に記載のマルチチャンバ型回転バルブ。
4. 前記出力ポートは前記反応チャンバと連通していることを特徴とする請求項３に記載のマルチチャンバ型回転バルブ。
5. 前記リザボインサートは前記複数のリザボに流体を収容するフィルムシールをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載のマルチチャンバ型回転バルブ。
6. 前記カートリッジハウジングは流体搬送装置をさらに含むことを特徴とする請求項１に記載のマルチチャンバ型回転バルブ。
7. 前記流体搬送装置はプランジャであることを特徴とする請求項６に記載のマルチチャンバ型回転バルブ。
8. 前記リザボインサートは回転可能であり、前記カートリッジハウジングに取付けられた前記流体搬送装置と少なくとも１つのポートに位置合わせすることを特徴とする請求項６に記載のマルチチャンバ型回転バルブ。
9. 前記流体搬送装置は外部流体搬送装置に接続可能な出力ポートであることを特徴とする請求項６に記載のマルチチャンバ型回転バルブ。
10. 前記カートリッジハウジングは生物学的なマイクロプローブを有するチップをさらに含むことを特徴とする請求項２に記載のマルチチャンバ型回転バルブ。
11. 前記生物学的なマイクロプローブを有するチップは前記反応チャンバに連通しており、前記反応チャンバの壁を形成することを特徴とする請求項１０に記載のマルチチャンバ型回転バルブ。
12. 流体搬送システムであって、
    内側円筒面を有するカートリッジハウジングと、前記内側円筒面に回転自在に設けられた円筒形のリザボインサートとを含み、
    前記円筒形のリザボインサートは、前記円筒形のリザボインサート内に設けられた複数のリザボと、複数のポートと、少なくとも１つの処理チャンバと、を含むことを特徴とする流体搬送システム。
13. 複数のかく乱物を含むサンプルリザボをさらに含むことを特徴とする請求項１２に記載の流体搬送システム。
14. 前記サンプルリザボに隣接し、フィルタによって分かれている二次サンプルリザボをさらに含むことを特徴とする請求項１３に記載の流体搬送システム。
15. 超音波周波数を前記サンプルリザボに送ることによって前記かく乱物を振動させるかく乱器をさらに含むことを特徴とする請求項１３に記載の流体搬送システム。
16. 前記かく乱物はガラスビーズであることを特徴とする請求項１５に記載の流体搬送システム。
17. 加熱チャンバをさらに含むことを特徴とする請求項１２に記載の流体搬送システム。
18. 前記リザボの他の流体の温度を上げることなく前記加熱チャンバ内の流体を加熱するヒータをさらに含むことを特徴とする請求項１７に記載の流体搬送システム。
19. 前記リザボ内の流体を収容し、かつ前記ヒータから前記加熱チャンバへの熱伝達効率を向上させるヒートシール性フィルムをさらに含むことを特徴とする請求項１７に記載の流体搬送システム。
20. 複数の流体を搬送する方法であって、
    円筒形のリザボインサートの第１のポートを、カートリッジハウジングにおける前記円筒形のリザボインサートの外壁に隣接して設けられた流体搬送システムに位置合わせするステップと、
    第１の流体を、前記円筒形のリザボインサート内に設けられかつ前記第１のポートに連通している第１のリザボから、前記流体搬送システムへ引き出すステップと、
    前記円筒形のリザボインサートを回転させて第２のポートを前記流体搬送システムに位置合わせするステップと、
    前記第１の流体を、前記流体搬送システムから流体通過チャネルを介して前記第２のポートへ押し出すステップと、
    前記円筒形のリザボインサートを回転させて第３のポートを前記流体搬送システムに位置合わせするステップと、
    第２の流体を、前記円筒形のリザボインサート内に設けられかつ前記第３のポートに連通している第２のリザボから、前記流体搬送システムへ引き出すステップと、
    前記円筒形のリザボインサートを回転させて流体通過チャネルに連通しているポートへ位置合わせするステップと、
    前記第２の流体を、前記流体通過チャネルを介して前記流体通過チャネルに連通している前記ポートへ押し出すステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
21. 前記複数のポートは第１のポート及び第２のポートを含み、前記円筒形のリザボインサートは前記円筒形のリザボインサートの底面に沿って伸びる通過チャネルを有し、前記通過チャネルは前記通過チャネルのそれぞれの端部において前記第１のポート及び前記第２のポートに流体接続されていることを特徴とする請求項１２に記載の流体搬送システム。