JP2012518460A - 歯科用インプラント - Google Patents
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Abstract
本発明の歯科用インプラントは、骨構造に植立後に直ちに咀嚼機能が可能であり、2次手術を必要とせず、薄くて且つ短い歯槽骨にも効果的に適用できるように発明されたインプラントであって、前記インプラントは、骨構造に挿入されるボディー部と、前記ボディー部の上部に一体に形成される結束部とから構成され、前記ボディー部は、細くて短いコア部と、前記コアの外面に沿って広くて深いネジ形状に形成されたネジブレードとから構成され、ネジブレードには、ネジブレードの周辺を上下に貫通し、骨成長因子を含む複数のホールまたは溝から形成されている連係部があり、ボディー部の最上部である近端部の外径は、前記ボディー部の最大直径よりも小さく、前記結束部は、骨組織を保護する歯肉付着部と、アバットメントまたは補綴物が連結されるポスト部とから構成されることを特徴とする。
Description
本発明は、口腔内の歯槽骨の上部に植立される歯科用インプラントに関し、より詳しくは、従来のインプラントよりも短く且つ早く機能可能であり、歯槽骨の破損を減らすことができ、歯槽骨の形状に効果的に対応できる歯科用インプラントに関する。
インプラントは、治療を目的として生物体の骨に植立される構造物であって、喪失された歯の代わりに補綴物(prosthesis)を歯槽骨に固定するときに使用され、人体中に関節部(articular joint)を交替するときにも使用される。
歯科用インプラントは、一般的にインプラントボディー(以下、インプラント)、アバットメント(abutment)、および補綴を含む。インプラントは、口腔で歯が喪失された部分の骨構造に固定され、一般的に外面に螺旋が形成されている。また、インプラントの上部でアバットメントが締結され、アバットメントは実際の歯形態の補綴物を支持する。
歯科用インプラントは骨癒着性インプラントというが、これは、植立後にインプラントの表面と、新しく形成された骨組織とが生物学的に軟組織の介在なしで直接的に接触し、肉眼でほとんど動揺度のない状態である骨癒着(osseointegration)がなされたインプラントをいい、このような骨癒着の完成は、通常的に植立後に3〜6ヶ月を要し、このように十分な骨癒着がなされた後に、はじめて咬合力を加えることができるとされている。仮に、骨癒着が十分になされない状態で外部から力が加えられると、インプラントの表面と骨組織が直接的に接触する代わりに、その間に軟組織が介在するようになり、これは、骨癒着の失敗、すなわち、インプラントの失敗を招く。したがって、従来のインプラントは、インプラントの外部ネジ表面と周辺の骨組織とが十分に癒着するように、植立後に3〜6ヶ月程度の一定期間にインプラントに咀嚼圧を加えないことが通例である。
人の歯槽骨は多様である。利用できる歯槽骨の長さ及び広さが十分であり且つ骨質も堅い場合があるのに対して、利用できる歯槽骨の長さが短くて非常に薄い場合も多い。歯を抜歯して長く放置し、或いは歯肉疾患が激しくて抜歯した場合、歯槽骨がひどく損傷されて短く且つ薄い歯槽骨のみが残るようになる。このような場合に、長いインプラントを植立できない状況が発生する。また、下顎臼歯部は下歯槽神経と血管が下部を通過し、上顎臼歯部は上顎洞が存在し、上顎前歯部は鼻穴が近く存在する場合が多いので、長いインプラントを植立するためには、垂直的に十分な骨移植を施行しなければならないが、垂直的な骨移植術は難しく且つ成功率が非常に低い。従来の短いインプラントは、咬合力を耐える能力が不足してさらに多くのインプラントを植立しなければならず、長いインプラントよりも長く待たなければならなかった。また、咬合力を耐える力が弱くて失敗しやすい。
歯槽骨の上部の厚さが薄い場合、インプラントの露出を防ぐために、従来の直径の小さなインプラントを植立すると、咬合力を耐えることができなくなり、結局、インプラントの破折(fracture)を招くようになる。破折を防ぐためには、直径の大きなインプラントを植立しなければならないが、歯槽骨が薄い場合には、水平的な骨移植術を施行して今後発生し得る骨消失を最小化しなければならない。水平骨移植術は、垂直骨移植術に比べて成功率が高いが、依然として患者には大きな痛症を引き起こし、長い手術時間が必要とされ、歯医者にも大変な手術である。
図1は、従来のインプラントを説明するための断面図である。図1を参照すると、従来のインプラント10は、インプラントの骨組織の端部である遠端部(distal portion)から骨組織に挿入されるボディー部分の最上部である近端部(proximal portion)へ接近するほど、インプラントの有効直径が次第に増加するか、または、一定に維持されながら少なくとも近端部で最大の直径を有するようになる。近端部の直径が大きい理由は、近端部においてインプラントの破折を防止するためであり、インプラントの植立時にインプラントが続けて骨組織の中に入ることを防ぐためであり、アバットメントが解れることを防ぐためである。
しかしながら、示されたように、一般的に歯槽骨は上部が薄く形成されているため、インプラントが植立されながら、歯槽骨の骨構造において外部に露出したり近端部の周囲に薄い骨のみが残される場合が発生することもある。この場合、補綴物を装着すると、外力に対して耐える力が減少し、歯槽骨にさらに大きな力が集中され、より早く骨損失(bone loss)が起こる可能性がある。
近端部の骨維持は、インプラントの長期的な成功を保障する重要な要素である。仮に、継続的に骨破壊が該近端部で発生すれば、骨組織の中に存在していた近端部が徐々に露出するようになる。そうすると、同じ咬合力が加えられても、骨破壊が起こった部位にさらに大きな力が集中し、咬合力を耐えることができなくなり、結局、該近端部でインプラントが破折するようになる。したがって、近端部の長期的な骨維持は極めて重要である。
インプラントの近端部の骨消失に影響を与える重要な要素は、上部を囲んでいる周囲骨の厚さおよび上部の連結方式など様々である。
第一に、インプラントの近端部を囲んでいる骨組織の厚さは、片側で最小1.5〜2mmになってこそ安全であり、その以下であれば骨消失が容易に起こる可能性がある。上記したように、抜歯されて長期間放置された歯槽骨は、上部が薄くなっている場合が多い。この場合、近端部の直径が大きなインプラントを植立すると、骨消失を引き起こす可能性があるので、歯槽骨の厚さを補強するためには難しい骨移植を伴わなければならない場合が多い。したがって、咬合力を耐える強度内で可能であれば近端部の直径が小さなインプラントが骨消失の予防に有利である。
インプラントの近端部の骨消失に影響を与える重要要素の第二は、近端部とアバットメントの連結方式である。インプラントとアバットメントが一体に形成されている一体型が最も安全であり、骨消失が少なく2次手術を必要とせず、アバットメントを別に連結する必要がないという長所がある。しかしながら、一体型は、長いアバットメントが歯肉(歯ぐき)の上に高く露出するので、植立後にすぐに方向と長さに合わせてアバットメントを切断しなければならないという不便がある。それで、仕方なく植立後にすぐに補綴を修復しなければならないので、咀嚼圧が植立直後から加えられ、弱く植立されたインプラントは失敗しやすい危険が従うので、広く使用されていないのが実情である。
したがって、インプラントとアバットメントが分離されるサブマージド(submerged)タイプまたはノンサブマージド(non submerged)タイプのインプラントが開発されたが、このようなインプラントは、インプラントが骨組織に十分に癒着する時まで歯肉の中に埋めておくことが可能であって安全であり、補綴のために最上のアバットメントを選択できる機会があるという長所があるので、近年に最も広く使用されているインプラントである。しかしながら、依然としてこのようなインプラントは、ほとんどが2次手術を必要とし、次回にアバットメントをインプラントに連結するためにインプラントの近端部の内部に連結溝を形成しなければならないから、中が空いていて強度が弱くなり、したがって、近端部はなるべく大きな直径を維持しなければならない。そのようなインプラントは、近端部の直径を減少させにくく、内部構造が弱くて継続的な咬合力にインプラントの破折が起こったりする弱点があって、時には連結部の微細隙間(microgap)のために骨消失が増加するという短所がある。
歯がない状態で長期間待たなければならないことは、患者にとっては精神的にも肉体的にも苦痛であり、正常に社会生活ができない場合が多い。手術が難しい状況でもなるべく簡単に手術をし、手術後の痛症を減らし後遺症を最小化して、手術後になるべく早く歯を回復することにより、咀嚼機能が可能であり、社会に復帰することができ、長期的な成功を保障することができるインプラントに対する要求が増加している。
本発明は、骨質が弱く且つ垂直的に非常に短い骨量が残っている場合でも、垂直的な歯槽骨の移植なくても成功的な植立が可能である短いインプラントを提供する。
本発明は、インプラントボディーの外径が従来よりも比較的小さく、断面のサイズが減少しながらも十分な支持力を提供することができる歯科用インプラントを提供する。
本発明は、幅が狭くて薄い骨構造にも水平的骨移植なしで植立が可能であるインプラントを提供するものであり、上部が狭い歯槽骨の形状に対応してインプラントが不必要に露出せず、歯槽骨の損傷から早い回復を期待することができる歯科用インプラントを提供する。
本発明は、インプラントボディーの上部である近端部の骨が消失せず、長期的に骨維持がなされるインプラントを提供する。
本発明は、2次手術が必要なく、1回の手術だけで手術が完了し、生物体の骨に十分な支持力で骨癒着されるインプラントを提供する。
本発明は、インプラントを骨に植立した後、インプラントと接する骨構造で壊死などの発生を防止することができるインプラントを提供する。
本発明は、インプラントを骨に植立した後、インプラントの表面の周囲に早く新しい骨組織が形成されるインプラントを提供する。
本発明は、上記した全ての条件を満足しながらも植立後に直ぐに人工歯を修復してもインプラントが失敗せず、咬合力によく耐えることができる優れた固定力を発揮するインプラントを提供し、また、少なくとも骨とインプラントとの間の骨癒着時間を短縮することができるインプラントを提供する。
本発明は、アバットメントが口腔内に突出している従来の一体型インプラントであってもよく、ノンサブマージ一体型(non submerged or one stage)インプラントであってもよく、従来の一体型に比べて結束部が歯肉の上に多く突出せず、連結部の長さや形状を口腔内で変形する必要がないインプラントを提供する。
本発明の好ましい一実施形態によれば、歯科用インプラントは、植立直後にいつでも補綴を提供できるという即時機能インプラントであって、骨構造に挿入されるボディー部と、前記ボディー部の上部に一体に形成される結束部とから構成され、前記ボディー部は、細くて短いコア部と、前記コアの外面に沿って広くて深いネジ形状に形成されたネジブレードとから構成され、ネジブレードには、ネジブレードの周辺を上下に貫通し、骨成長因子を含む複数のホールまたは溝から形成されている連係部があり、ボディー部の最上部である近端部の外径は、前記ボディー部の最大直径である中央部から近端部に近づきながら次第に減少する形状であり、前記結束部は、骨組織を保護する歯肉付着部とアバットメントまたは補綴物が連結されるポスト部から構成されることを特徴とするインプラントである。
前記コア部の外面にネジブレードを形成し、前記近端部におけるネジブレードの直径を小さく減少させることができ、歯槽骨にインプラントの植立を完了したとき歯槽骨の上部にネジブレードが歯槽骨の外部に露出することを防止することができる。
骨構造(bone structure)に挿入されるボディー部のコア部の周辺には、螺旋形状に形成された広くて深いネジブレードが提供される。ネジブレードとは、コア部の外面に形成される一般的な三角ネジ形態で提供されるが、好ましくは、ブレードとともに薄い構造を形成してブレードの間の骨量を増加させ、ブレード表面と骨表面との上下接触面を広く形成できる断面を有した構造と言える。ネジブレードは、一つの螺旋形状に形成されてもよく、二重螺旋のように複数のネジブレードがコア部の外面に形成されてもよい。
広くて深く形成されたネジブレードは、広い面において骨構造から支持されるので、強い支持力を提供することができる。また、ブレード形状で形成され、ブレードが占める総面積が小さいので、インプラントの植立時にブレードの挿入のための骨削除量を減らし、その反面インプラントを支持する骨量を増加させるという効果がある。
ネジブレードが従来の螺旋よりも広くて深いので、インプラントの植立後にネジブレードの間の骨構造はほとんど孤立され、血液供給が円滑に行われない可能性があり、その結果、螺旋の間の骨構造に骨壊死(bone necrosis)等の副作用が起こることもある。骨壊死を防止して血液供給を円滑にし、新しい骨形成と骨癒着を促進するために、連係部は、ネジブレードを部分的に上下に貫通するように形成し、相互疎通(communication)を可能とすることができる。連係部は、ネジブレードに溝またはホールの形態に提供され、連係部によって上下の骨または組織が互いに通ることができるので、骨または組織の再生や回復がより迅速に行われることができる。
場合によっては、骨形成タンパク質(BMP;bone morphogenic protein)のような骨成長因子を連係部内に塗布したり注入することができ、インプラントの植立後に新しい骨組織をより早期に形成することもできる。
特に、結束部とコア部が一体に形成された一体型インプラントの場合には、コア部の内部にスクリューのための内部ホールが形成されないので、コア部の直径を小さくすることができ、コア部の直径を小さくする代わりに、広いネジブレードを形成して十分な支持力を確保することができる。また、上述したように、結束部に隣接した近端部でネジブレードの直径を次第に減らしながら、歯槽骨の外部にネジブレードが露出することを抑制することができる。また、場合によっては、ネジブレードを含むボディー部の近端部の直径を、ボディー部の中央部における最大直径部よりも小さくすることだけによっても、上記した効果を得ることができる。
一体型インプラントの長所は、近端部コアの直径を減らしても破折の恐れが少なく、その代わりに近端部に向けて次第に直径が小さくなるが、近端部でも依然として強力な支持役割が可能であるブレードを形成できるということである。コア部の直径が相対的に小さいので、骨削除のためのドリリング(drilling)が最小になって手術時間を短縮し、ブレードが広いので、同じ直径および同じ長さの従来のインプラントに比べて骨支持力が増加する。言い換えれば、本発明のインプラントは、同じ咬合力を支持するために、長さがさらに短くて直径がさらに小さなインプラントを提供することができる。
従来のインプラントでは、エクスターナル(external)およびインターナル(internal)タイプと関係なく、インプラントにアバットメントを連結するスクリューの直径が約2.0mm程度以上であり、それによってインプラントの直径も最小4.0mm以上で形成されている。しかしながら、本発明の歯科用インプラントの場合、近端部にスクリューホールがないので、コアの直径を減らすことができ、その代わりに同じ直径内においてネジブレードを深く形成することができ、よって、この部位の骨支持面積を増加させることができる。より詳しくは、インプラントの最大直径が約4mmである従来の普通(regular)のサイズのインプラントでは、近端部の直径が約4mmであり、近端部のコア直径も約4mmであるのに対して、本発明の普通のインプラントは、ネジブレードを含む近端部の直径を約4mm以下(3.8〜2.5mm)に減らすことができ、近端部のコア直径も約3.8〜2.0mmまで減らすことができる。これは、歯槽骨の上部の幅径が狭い所でも、骨移植なしで前記インプラントを確実に植立することができるという重要な利点を提供する。
また、インプラントの最大直径が4mmである従来の普通のインプラントでは、ネジブレードの最大直径は約4mmであり、コア直径は約3.2〜3.3mm程度であるのに対して、本発明の普通のインプラントは、ネジブレードの最大直径は4mmとして同一であるが、コア部の最大直径を3〜1.5mmまで減少させることによって、同じ外径内でも骨との接触面積および支持面積を最大化させ、植立後に即時に咀嚼圧に露出しても耐えられるインプラントを提供することができる。
本発明は、結束部が口腔内に突出している従来の一体型インプラントであってもよいが、主にノンサブマージ一体型インプラントであってもよく、従来の一体型に比べて結束部が歯肉の上方にあまり突出せず、結束部の長さや形状を口腔内で変形する必要のないインプラントを提供する。結束部は、主に摩擦固定(friction)タイプであるが、セメント(cement)接着タイプやスクリュー維持タイプであってもよく、結束部と補綴との間の結合方式には限定されない。
本発明のインプラントは、短くて細いコア部と、コア部の周辺に広くて深く形成されたネジブレードと、前記ネジブレードにホールまたは溝のある連係部と、直径が小さな近端部と、近端部と一体に形成されている結束部とを互いに組み合わせることによって、多様な効果を得ることができる。
例えば、本発明のインプラントは、従来のインプラントに比べてコアの直径を小さく且つ長さを短くすることが可能であるが、これは、ボディー部と結束部が一体型であるので、コアの直径を減らすことができ、相対的に広いネジブレードによって、インプラントの長さが短くても十分な支持力を確保することができるからである。広くて深く形成されたネジブレードは、広い面で骨構造によって支持されるので、同じ直径と短い長さのインプラントによっても、従来のインプラントに比べて強い支持力を提供し、植立後に早期に咀嚼機能を回復させることができる。
また、本発明の歯科用インプラントの場合、コアの直径が小さく、ネジブレードの中央部から近端部へ行くほどネジブレードを含む全体外径が次第に小さくなるので、従来の直径が大きなコアと大きな近端部の直径を有するインプラントでは、植立が難しい薄い歯槽骨においても効果的に植立することができる。すなわち、本発明の歯科用インプラントは、上部が狭い歯槽骨形状に植立されても、インプラントが不必要に露出せず、垂直または水平的骨移植なくても近端部の周囲に必要な歯槽骨量を維持することができるので、長期間上部近端部の骨組織を保存または維持することができ、インプラントの寿命を延ばすことができる。
また、連係部は、ネジブレードを上下に貫通するように形成され、連係部を介して骨構造や血管組織が相互疎通が可能になり、早い骨形成を期待することができる。
また、連係部およびコアの周囲に骨成長因子を提供し、植立後に長く残存させることができるので、インプラントの表面に新しい骨形成を早く誘導することができ、インプラントの失敗を減少させ、早期に機能を回復できるようにする。
また、コア部と一体に形成される結束部は、三つの効果を得ることができる。
第一に、上記したように、コア部と一体に形成されているので、近端部の直径を減らすという効果がある。
第二に、近端部と一体型に連結されているので、生体は近端部と結束部の間を外部であると認識せず、したがって、近端部の骨組織をそのまま維持するか又は増殖する効果を期待することができる。分離型のインプラントは、頻繁なアバットメントの分離および装着によって生体がその境界を外部であると認識し、骨組織を軟組織で覆おうとする防御現象が現れ、結果的に近端部上部の骨組織の消失を招く。また、分離型のインプラントは、アバットメントとインプラントの境界部に微細隙間が発生し、その微細隙間から細菌および毒素が漏れてきて、近端部の骨組織を損傷させる結果を招く。このようなことから本発明のインプラントは、前記結束部は、骨組織を保護する歯肉付着部と一体型であり、補綴物と骨組織の間に骨組織を保護する軟組織が付着できる軟組織付着部があって、近端部周囲の骨消失を最小化する効果を期待することができる。
第三に、本発明の一実施形態によれば、結束部は摩擦固定方式であって、前記結束部に摩擦固定方式で連結されるアバットメントを提供するようになっており、口腔内で削除したり変形しないように前記結束部の高さをある程度歯肉の高さに合わせて短く形成することによって、植立直後に不必要に結束部を削る必要がなく、植立後に補綴物をいつ提供するか咀嚼機能の回復時期を自由に決めることができる。すなわち、骨質が弱くて骨移植を複数施行した場合には、補綴物の提供時期を遅らせるために、結束部の上にヒーリング・アバットメント(healing abutment)のみを連結して結束部が歯肉の上に突出せず、外部の力が加えられない状態で一定期間待つことができ、仮に、植立直後に十分な固定力を得て直ちに機能を回復できると判断されれば、植立直後にアバットメントを結束部に連結してその上に補綴物を提供することができる。
このように本発明のインプラントは、長さが短くて骨質が弱く、歯槽骨の上部が狭くて手術が難しい場合でも、骨移植なしで短いインプラントによって即時機能が可能であり、2次手術を必要とせず、上部補綴物の連結方式が多様ながらも骨組織が長期的に維持され、寿命が延びるインプラントを提供する効果を得ることができる。
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明するが、本発明が実施形態によって制限されたり限定されたりするものではない。参考として、本説明で同一の番号は実質的に同一の要素を示し、このような規則下で他の図面に記載された内容を引用して説明することができ、当業者に自明であると判断され、繰り返される内容は省略する。
図2は、本発明の一実施形態に係るインプラントを説明するための斜視図であり、図3は、図2のインプラントを説明するための断面図であり、図4は、図2のインプラントが実際に使用された例と従来技術とを比較するための断面図である。
図2〜図4を参照すると、本発明の一実施形態に係るインプラント100は、歯科手術のためのもので、ボディー部105と結束部120から構成され、ボディー部105と結束部120は一体に形成され、チタニウムやジルコニウムのように生体親和性材料を用いて形成される。ボディー部105は、コア部110、ネジブレード130、および連係溝140を含み、結束部120は、アバットメントが連結されるポスト部122と、軟組織が付着される軟組織付着部124とから構成される。
本発明の一実施形態によれば、ボディー部105は歯槽骨に挿入される部分であって、歯槽骨の上端である近端部112から遠端部114までコア周囲にネジブレード130がネジ方式で形成される。
ネジブレード130は、三角形状の断面に形成されるが、好ましくは長方形状の断面に形成される。コア部110の軸に対して略直角の方向に形成される。本発明の他の実施形態によれば、ネジブレードは、コア部の軸に対して略長方形状であるが、端部に行きながら三角形状に次第に細くなるか、初めから次第に細くなる形状に形成されてもよい。
また、ネジブレード130は、ボディー部のうち直径が最も大きな中間部116を基準として、近端部に行きながらその直径が次第に減少する。したがって、ネジブレード130の上部が狭くなる形状を有する。近端部が約3.5mmである従来の狭い(narrow)インプラントと比較し、本発明の狭いインプラントは、近端部の最小直径を1.5mmまで減らすことができ、4mmの普通(regular)インプラントにおいては2.4mmまで、また、5mmの広幅(wide)インプラントにおいては3mmまで顕著に減らすことができる。
図4を参照すると、歯槽骨に植立されたとき、ネジブレード130の上部、すなわち近端部が歯槽骨の外部に露出せず、コア部が小さいので、歯槽骨の上部を過度に外部へ押し出すこともない。また、ネジブレード130が通過しながら生じた骨組織の欠損部も早く回復することができる(a)。その一方、図1に示すように、従来のインプラントでは、上部が歯槽骨の外部に露出することもあり、インプラントとアバットメントとの間の結合部が骨構造と隣接して骨損失が発生することもある。
ボディー部105の長さは、約3〜12mmに短く形成され、好ましくは4〜8.5mmの長さに形成されても歯槽骨などに安定的に固定されることができる。また、コア部110は、略7mmよりも小さな直径で形成され、好ましくは2〜4mmの直径で形成されてもよい。
また、ボディー部の遠端部は、骨削除のとき骨削除量と熱発生を減らし、また、インプラントの進入を円滑にするために、コア部110およびネジブレード130は、遠端部に行くほど直径が次第に小さくなるように形成され、または、コア部の直径の変化なしでネジブレード130のみが遠端部に行くほど次第に高さが減少することができる。
遠端部ネジブレード130側には、切断部(cutting edge)132を形成することができ、これは、弱い骨でネジブレードのための骨削除なしでインプラントをセルフタッピン(self−tapping)するために必要な構造である。しかしながら、一般的にはネジブレードが深くて広いので、インプラントの植立前に予めネジブレードのための骨削除(pre−tapping)を施行することが薦められている。
ネジブレード130周辺には、上下に貫通する複数の連係溝140が形成される。連係溝140は、深いネジブレード130によって遮断される上下空間を連結することができ、溝を介して上下骨組織が部分的に通ることを可能にし、傷の回復に必要な血液などを通過させることができる。したがって、インプラントを植立した後、深いネジブレード130の間に深く孤立されている骨組織の壊死を防止することができ、傷つけられた骨組織が早く回復することを補助することができる。
ネジブレード130に連係溝140を形成するために切削工具が使用され、切削工具によって上下中心が一致する溝が形成される。
図2を参照すると、ネジブレード130は、上下または水平的に厚くて深い骨量によって支持されるように、薄く且つ深く形成された方が良い。これのために、コア部110の外面sからのネジブレード130の高さhが、ネジブレードの下部の厚さtよりも約1倍以上となるように形成され、ある程度深く形成されてこそ小さなサイズでも十分な支持力を確保することができ、連係溝140を形成することも容易である。また、ネジブレード130が相対的に非常に薄くまたは広ければ、強度が低下される恐れがあるので、好ましくはネジブレード130の高さhに対するネジブレード130の下部の厚さtが3倍以下であることが好ましい。
ここで、ネジブレード130の下部の厚さtを定義するために、多様な概念および方式が使用されるが、例えば、コア部110の外面sを境界とし、外側があるネジブレード130の断面によって定義される面積Aを基準とするとき、外面sと平行した直線lを仮定し、その直線lを基準としてネジブレード130の外側領域の面積aが全体面積Aの90%になる場合、前記直線lによるネジブレード130の内側境界の厚さを下部厚さtbとして定義することができる。
連係溝140には、骨形成タンパク質(BMP;bone morphogenic protein)のような骨成長因子160を塗布することができ、ネジブレード130の間に位置したコア部110の外面にも骨成長因子160を塗布することができる。骨成長因子160は、植立後に隣接した骨または組織と反応することができ、隣接した骨または組織の回復速度を増加させることができる。骨成長因子160を連係溝140の内側に塗布することによって、植立過程でも骨成長因子160が骨や組織に押されて剥けることを防止することができ、植立後にも長期間残って骨形成促進の役割を担当する。
もちろん、骨成長因子160は、ネジブレード130の表面に塗布され、コア部110の外面に塗布されることもある。コア部110の外面に骨成長因子160を塗布する場合、ドリルの直径を成長因子を含むコア部の直径よりも大きくして骨成長因子160が植立過程で剥けることを最小化することができる。
骨構造などにインプラント100を植立するために、コア部110の直径に対応して目的とする骨構造にドリルホールを形成し、ネジ溝の形成道具によって骨の中にネジ溝を形成した後、インプラント100を骨構造に植立することができる。上述した骨成長因子160は、インプラント100の製作と共に供給されることもあるが、インプラント100の植立前に連係溝140に骨成長因子160を塗布したり注入したりすることもある。
本発明の実施形態によれば、結束部120のうちポスト部は、摩擦固定方式で前記結束部の外面に対応する形状でポスト部に連結されるアバットメント−補綴物を提供するようになっている。
摩擦固定方式のポストの角度は略1〜4°で形成され、ポストの長さは歯肉の厚さ程度に約2〜7mmで形成される。前記ポストの角度と長さの組合は、適切な圧力によって固定され、一定の引張力に分離される形状をいい、口腔内で削除したり変形しないように前記結束部の長さは、普通の歯肉の厚さに相当する。歯肉の厚さ程度の結束部の長さは、植立直後に不必要にポスト部を削る必要がなく、植立後に補綴物をいつ提供するか咀嚼機能の回復時期を自由に決めることができ、結束部に連結される最も理想的なアバットメントを今後選択できる機会を提供する。
本実施形態では、摩擦固定方式のポストを例に挙げて説明したが、セメント固定方式(cement−retained)のアバットメントまたはスクリュー維持方式(screw−retained)のアバットメントが一体に形成されてもよい。
本実施形態によれば、結束部120のうち軟組織付着部124は、アバットメントまたは補綴物が連結されるポストの最下方の境界から骨組織の中に挿入される前記近端部の最上端の間に存在する短い部分であって、長さは略0.3〜2mm程度であるが、0.8〜1.3mm程度が好ましい。前記軟組織付着部は、機械加工した滑らかな表面、または微細凹凸や酸またはレーザによって処理された若干荒い表面であってもよい。前記軟組織付着部は、外部からの細菌の侵入を防ぎ、骨組織を外部から保護する機能をする結締組織が付着する部分であって、骨消失を最小化できる役割をする。
図5は、本発明の一実施形態に係るインプラントを説明するための斜視図である。図5を参照すると、本発明の一実施形態に係るインプラント200も、歯科手術のためのものであり、骨組織の中に挿入されるボディー部205と、歯肉に位置する結束部220とから構成され、ボディー部と結束部は一体に形成され、チタニウムやジルコニウムのように高い硬度の金属を用いて形成される。ボディー部205は、コア部210、ネジブレード230、および連係ホール240を含み、結束部は、アバットメントが連結されるポスト部と、軟組織が付着される軟組織付着部とから構成される。
ボディー部の上部である近端部から遠端部までは、ネジブレード230がネジ方式で形成される。ネジブレード230は、長方形状の断面で形成され、コア部210の軸に対して略垂直方向に形成され、コア部210の近端部から遠端部までネジブレード230がネジ方式で形成される。
ネジブレード230には、上下に貫通する複数の連係ホール240が形成される。連係ホール240は、ネジブレード230によって遮断される上下空間を連結することができ、上述した連係溝140のように、上下骨組織が部分的に通ることを可能にし、傷の回復に必要な血液などを通過させることができる。したがって、インプラントを植立した後、骨組織が壊死することを防止することができ、傷つけられた骨組織を早く回復させることができる。
ネジブレード230に連係ホール240を形成するために、ドリルなどの工具が使用され、ドリルによって上下中心が一致するホールを形成することができる。
連係ホール240とネジブレード230との間のコア部210の外面に骨形成タンパク質BMPのような骨成長因子を塗布することができ、骨成長因子は、植立後に隣接した骨または組織の回復速度を増加させることができる。骨成長因子が連係ホール240にある場合、植立過程でも骨成長因子が骨や組織に押されて剥けることを防止することができ、植立後にも長期間残って骨形成促進の役割を担当する。
上述したように、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、該当技術分野の当業者であれば、下記の請求範囲に記載された本発明の思想および領域から外れない範囲内で本発明を多様に修正および変更できることを理解することができる。
本発明に係る歯科用インプラントは、喪失された歯の代わりに補綴物を歯槽骨に固定するときに使用され、人体中の関節部を交替するときに使用されるなど、治療を目的とし生物体の骨に植立される構造物であって、広く使用されている。
Claims (22)
- 歯科用インプラントであって、骨構造に挿入されるボディー部は、細くて短いコア部と、前記コア部の外面に沿って広くて深いネジ形状に形成されたネジブレードと、前記ブレードによって遮断される空間を連係するための連係部とを含み、前記コア部の上部に一体に形成され、補綴と直接または間接的に結束する結束部を有することを特徴とする歯科用インプラント。
- 前記ボディー部の直径は、前記ボディー部の中央部である最大直径部から前記ボディー部の近端部に近くなるほど、次第に減少することを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
- 前記ネジブレードを含む前記ボディー部の近端部直径は、前記ボディー部の最大直径部よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
- 前記コア部は、1〜7mmの直径で形成されることを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
- 前記コア部は、3〜10mmの長さで短く形成されることを特徴とする請求項4に記載の歯科用インプラント。
- 前記コア部の外面からの前記ネジブレードの最大高さは0.6mm〜2.0mmであり、前記ネジブレードの下部の厚さは0.25mm〜1.5mmであることを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント
- 前記コア部の外面からの前記ネジブレードの最大高さは、前記ネジブレードの下部の厚さより1倍以上であることを特徴とする請求項6に記載の歯科用インプラント。
- 前記ネジブレードの最大高さが、前記ネジブレードの下部の厚さより3倍以下であることを特徴とする請求項6に記載の歯科用インプラント。
- 前記ネジブレードの下部の厚さは、前記コア部の外面を境界と定義される前記ネジブレードの断面を基準として、端部から90%の面積を占める領域の内側境界の厚さに決定されることを特徴とする請求項6に記載の歯科用インプラント。
- 前記結束部は、摩擦固定方式のポストであることを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
- 前記結束部の長さは、歯肉の高さ程度であり、2〜7mmで形成されることを特徴とする請求項10に記載の歯科用インプラント。
- 前記ポストの補綴境界面と前記ボディー部の上端との間に0.3〜2mmの軟組織付着部があることを特徴とする請求項10に記載の歯科用インプラント。
- 前記結束部は、歯科接着剤による固定方式のポストであることを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
- 前記結束部は、スクリュー維持方式のポストであることを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
- 前記ブレードによって遮断される空間を連係するための連係部が、前記ネジブレードに複数のホールまたは溝の形状で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
- 前記連係部による前記ホールまたは溝は、上下同一の中心に形成されることを特徴とする請求項15に記載の歯科用インプラント。
- 前記連係部には、骨成長因子が提供されていることを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
- 前記ネジブレードの間の前記コア部の外面には、骨成長因子が提供されていることを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
- 前記骨成長因子を含むコア部の直径は、前記歯科用インプラントを植立するために準備されるドリルの直径よりも小さいことを特徴とする請求項18に記載の歯科用インプラント。
- 歯槽骨の骨構造に補綴を固定するための歯科用インプラントの植立方法であって、細くて短いコア部と、前記コア部の外面に沿って広くて深いネジ形状に形成されたネジブレードと、前記ブレードによって遮断される空間を連係するための連係部とを含み、骨構造に挿入されるボディー部および前記コア部の上部に一体に形成され、補綴と直接または間接的に結束する結束部を含む歯科用インプラントを提供するステップと、前記コア部の直径に対応して前記歯槽骨の骨構造にドリルホールを形成するステップと、前記ネジブレード形状に対応して前記歯槽骨の骨構造にネジ溝を形成するステップと、前記ドリルホールおよびネジ溝を通じて前記インプラントを骨構造に植立するステップと、を備える歯科用インプラントの植立方法。
- 前記ボディー部の直径が前記ボディー部の中央部である最大直径部から前記ボディー部の近端部に近くなるほど、次第に減少するように形成して提供することを特徴とする請求項20に記載の歯科用インプラントの植立方法。
- 前記歯科用インプラントを植立する前に前記連係部に骨成長因子を提供することを特徴とする請求項20に記載の歯科用インプラントの植立方法。
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