JP2012514089A - ポリカーボネート組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
− 少なくとも3種の異なるモノマー(I)、(II)、および(III)から誘導される繰り返し単位を有するポリカーボネートポリマー(A)であって、
モノマー(I)が、2-フェニル-3,3-ビス(4-ヒドロキシフェニル)フタルイミジン(PPPBP)であり、
モノマー(II)および(III)が、それぞれ、式(I):
のジヒドロキシ化合物であり、モノマー(II)はモノマー(III)とは異なる、ポリカーボネートポリマー(A)と、
−耐衝撃性改良剤(B)と
を含む。
耐衝撃性改良剤(B)は、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン(ABS)ポ樹脂、メタクリレート-ブタジエン-スチレン(MBS)樹脂、およびこれらの混合物からなる群から選択することができる。
− 少なくとも3種の異なるモノマー(I)、(II)、および(III)から誘導される繰り返し単位を有するポリカーボネートポリマー(A)であって、
モノマー(I)が、2-フェニル-3,3-ビス(4-ヒドロキシフェニル)フタルイミジン(PPPBP)であり、
モノマー(II)および(III)が、それぞれ、式(I):
のジヒドロキシ化合物であり、モノマー(II)はモノマー(III)とは異なる、ポリカーボネートポリマー(A)と、
− アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン(ABS)樹脂、メタクリロニトリル-ブタジエン-スチレン(MBS)樹脂、およびこれらの混合物から選択される耐衝撃性改良剤(B)と
を含む熱可塑性組成物であって、
前記熱可塑性組成物が、ISO4599に準拠して、燃料Cに0.5%の歪みで2日間曝露した後に、少なくとも50パーセントの引張り伸び保持率を有する。
− 少なくとも3種の異なるモノマー(I)、(II)、および(III)から誘導される繰り返し単位を有するポリカーボネートポリマー(A)であって、前記3種の異なるモノマーが、2-フェニル-3,3-ビス(4-ヒドロキシフェニル)フタルイミジン(PPPBP)、ヒドロキノン、およびメチルヒドロキノンである、ポリカーボネートポリマー(A)と、
− 耐衝撃性改良剤(B)と
を含み、この熱可塑性組成物が、ISO75に準拠して測定して、少なくとも130℃の熱変形温度を有する。
モノマー(I)が、2-フェニル-3,3-ビス(4-ヒドロキシフェニル)フタルイミジン(PPPBP)であり、
モノマー(II)および(III)が、それぞれ、式(I):
のジヒドロキシ化合物であり、モノマー(II)はモノマー(III)とは異なる、ポリカーボネートポリマーも開示する。
のジヒドロキシ化合物である。
の繰り返し構造カーボネート単位を有する組成物を意味する。1つの実施態様では、各R1は、芳香族有機基、例えば、式(2):
の基である。1つの例示的な実施態様では、1個の原子がA1をA2から隔てる。この種の基の具体的な非限定的例は、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−C(O)−、メチレン、シクロヘキシル−メチレン、2−[2.2.1]−ビシクロヘプチリデン、エチリデン、イソプロピリデン、ネオペンチリデン、シクロヘキシリデン、シクロペンタデシリデン、シクロドデシリデン、およびアダマンチリデンである。この架橋基Y1は、炭化水素基であっても、メチレン、シクロヘキシリデン、もしくはイソプロピリデンなどの飽和炭化水素基であってもよい。
のジヒドロキシ化合物が含まれる。また、一般式(4):
の基の1つを表す]
のビスフェノール化合物も含まれる。
を有する。置換基-CO2R1の少なくとも1個は、カーボネート基に対してオルトの位置に結合していることが好ましい。
の繰り返し単位をさらに含む。
の芳香族ジヒドロキシ化合物から誘導される。ハロゲンは、通常は臭素である。式(7)によって表され得る化合物の例には、レゾルシノール、置換レゾルシノール化合物(例えば、5−メチルレゾルシノール、5−エチルレゾルシノール、5−プロピルレゾルシノール、5−ブチルレゾルシノール、5−t−ブチルレゾルシノール、5−フェニルレゾルシノール、5−クミルレゾルシノール、2,4,5,6−テトラフルオロレゾルシノール、2,4,5,6−テトラブロモレゾルシノールなど);カテコール;ヒドロキノン;置換ヒドロキノン(例えば、2−メチルヒドロキノン、2−エチルヒドロキノン、2−プロピルヒドロキノン、2−ブチルヒドロキノン、2−t−ブチルヒドロキノン、2−フェニルヒドロキノン、2−クミルヒドロキノン、2,3,5,6−テトラメチルヒドロキノン、2,3,5,6−テトラ−t−ブチルヒドロキノン、2,3,5,6−テトラフルオロヒドロキノン、2,3,5,6−テトラブロモヒドロキノンなど);または前述の化合物の少なくとも1種を含む組合せが含まれる。
の繰り返し構造単位によって与えられる。式(10)における好適なAr基は、C6〜C30ジヒドロキシアリーレン化合物、例えば、上述した式(3)、(4)、または(7)のジヒドロキシアリーレン化合物から誘導することができる。上述したジヒドロキシアリーレン化合物の少なくとも1種を含む組合せも使用することができる。好適なジヒドロキシアリーレン化合物の特定の例は、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)n−ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−1−メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、ビス(4−ヒドロキシフェニルスルフィド)、および1,1−ビス(4−ヒドロキシ−t−ブチルフェニル)プロパンである。前述のジヒドロキシ化合物の少なくとも1種を含む組合せも使用することができる。
の相当するジヒドロキシ化合物から誘導することができる。このような化合物は、Kressらの米国特許第4,746,701号にさらに記載されている。式(11)の化合物は、相間移動条件下でジヒドロキシアリーレン化合物と、例えば、アルファ、オメガ−ビスアセトキシポリジオルガノシロキサンとを反応させることによって得ることができる。
の水素化シロキサンと、脂肪族不飽和一価フェノールとの間の白金触媒付加反応によって製造することができる。好適な脂肪族不飽和の一価フェノールには、例えば、オイゲノール、2−アルキルフェノール、4−アリル−2メチルフェノール、4−アリル−2−フェニルフェノール、4−アリル−2−ブロモフェノール、4−アリル−2−t−ブトキシフェノール、4−フェニル−2−フェニルフェノール、2−メチル−4−プロピルフェノール、2−アリル−4,6−ジメチルフェノール、2−アリル−4−ブロモ−6−メチルフェノール、2−アリル−6−メトキシ−4−メチルフェノール、および2−アリル−4,6−ジメチルフェノールが含まれる。前述の少なくとも1種を含む混合物を使用することもできる。
6つの比較組成物CE1〜CE6を作り、試験した。3つの組成物はポリカーボネートホモポリマーのみを用い、一方3つの組成物はHQ/MeHQ/BPAターポリマーを含んでいた。ターポリマーを用いているものは「TP」と印を付ける。組成物のうち4つはフィラーを使用した。組成物のうち2つはフィラーを含んでいなかった。その組成及び結果を下の表1に示す。組成は質量%で示す。
1つの追加の比較組成物CE7及び3つの実施例組成物E1〜E3を作った。この例の組成物は、HQ/MeHQ/BPAに代えてHQ/MeHQ/PPPBPターポリマーを用いた点で異なっていた。その組成及び結果を下の表に示す。さらに、表2は比較の目的のためにCE2、CE4、及びCE6を含んでいる。
4つの例の組成物E4〜E7及び5つの比較組成物CE8〜CE12を作った。この4つの例の組成物は全て3種のモノマーの量及び比率が異なるHQ/MeHQ/PPPBPポリマーを含んでいた。1つの比較組成物はBPA−PPPBPコポリマーであり、一つの比較例はBPA/HQ/MeHQターポリマーだった。その他の3つの比較組成物は、Ultem(登録商標)1000、アモルファス熱可塑性ポリエーテルイミド(PEI)樹脂、PC−3、及びRadel(登録商標)R−5800ポリフェニルスルホン樹脂(射出成形用の透明で高流動性樹脂)だった。耐化学薬品性を上述したように試験した。組成及び結果を下の表3に示す。耐化学薬品性は、引張伸びのパーセント保持率として示している。通常、このパーセント保持率が高いほど良く、80%以上のパーセント保持率が望ましい。
Claims (20)
- − 少なくとも3種の異なるモノマー(I)、(II)、および(III)から誘導される繰り返し単位を有するポリカーボネートポリマー(A)であって、
モノマー(I)が、2-フェニル-3,3-ビス(4-ヒドロキシフェニル)フタルイミジン(PPPBP)であり、
モノマー(II)および(III)が、それぞれ、式(I):
のジヒドロキシ化合物であり、モノマー(II)はモノマー(III)とは異なる、ポリカーボネートポリマー(A)と、
− アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン(ABS)樹脂、メタクリロニトリル-ブタジエン-スチレン(MBS)樹脂、およびこれらの混合物から選択される耐衝撃性改良剤(B)と
を含む熱可塑性組成物であって、
前記熱可塑性組成物が、ISO4599に準拠して、燃料Cに0.5%の歪みで2日間曝露した後に、少なくとも50パーセントの引張り伸び保持率を有する、熱可塑性組成物。 - モノマー(II)がメチルハイドロキノンであり、モノマー(III)がハイドロキノンである、請求項1に記載の熱可塑性組成物。
- モノマー(II)がメチルハイドロキノンであり、前記ポリカーボネートポリマーが、少なくとも17モル%のモノマー(I)および少なくとも25モル%のモノマー(II)を含む、請求項1または2に記載の熱可塑性組成物。
- モノマー(I)と、モノマー(II)および(III)の合計との比が、約20:80〜約40:60である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱可塑性組成物。
- ポリカーボネートポリマー(A)がターポリマーである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱可塑性組成物。
- ポリカーボネートポリマー(A)が組成物の約60〜約80質量%を占め、耐衝撃性改良剤(B)が組成物の約2〜約40質量%を占める、請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱可塑性組成物。
- 組成物の約5〜約20質量%を占めるタルク充填剤(C)をさらに含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱可塑性組成物。
- 前記熱可塑性組成物がタルク充填剤を含まず、ISO1133に準拠して260℃、5kgで測定して約4〜約10cc/10分のメルトボリュームレート(MVR)を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の熱可塑性組成物。
- 前記熱可塑性組成物が、ISO4599に準拠して、燃料Cに0.5%の歪みで2日間曝露した後に、少なくとも80パーセントの引張り伸び保持率を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の熱可塑性組成物。
- 前記熱可塑性組成物が、ISO1133に準拠して260℃、5kgで測定して15cc/10分以下のメルトボリュームレート(MVR)を有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の熱可塑性組成物。
- 前記熱可塑性組成物が、ISO75に準拠して測定して、少なくとも130℃の熱変形温度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の熱可塑性組成物。
- 前記熱可塑性組成物が、ISO306に準拠して測定して、少なくとも150℃のビカットB50軟化温度を有する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の熱可塑性組成物。
- スチレン-アクリロニトリルポリマー(D)を、熱可塑性組成物の約5〜約10質量%の量でさらに含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の熱可塑性組成物。
- 前記ポリカーボネートポリマーが、ビスフェノールAである第四のモノマー(IV)をさらに含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の熱可塑性組成物。
- 請求項1〜14のいずれか一項に記載の熱可塑性組成物から形成される物品。
- − 少なくとも3種の異なるモノマーから誘導される繰り返し単位を有するポリカーボネートポリマー(A)であって、前記3種の異なるモノマーが、2-フェニル-3,3-ビス(4-ヒドロキシフェニル)フタルイミジン(PPPBP)、ヒドロキノン、およびメチルヒドロキノンである、ポリカーボネートポリマー(A)と、
− 耐衝撃性改良剤(B)と
を含む熱可塑性組成物であって、
前記熱可塑性組成物が、ISO75に準拠して測定して、少なくとも130℃の熱変形温度を有する、熱可塑性組成物。 - 少なくとも3種の異なるモノマー(I)、(II)、および(III)から誘導される繰り返し単位を有するポリカーボネートポリマーであって、
モノマー(I)が、2-フェニル-3,3-ビス(4-ヒドロキシフェニル)フタルイミジン(PPPBP)であり、
モノマー(II)および(III)が、それぞれ、式(I):
のジヒドロキシ化合物であり、モノマー(II)はモノマー(III)とは異なる、ポリカーボネートポリマーであって、
前記ポリカーボネートポリマーが、ISO4599に準拠して、燃料Cに0.5%の歪みで2日間曝露した後に、少なくとも50パーセントの引張り伸び保持率を有する、ポリカーボネートポリマー。 - モノマー(II)と、モノマー(III)との比が、約3:4〜約4:3である、請求項17に記載のポリカーボネートポリマー。
- モノマー(II)がメチルヒドロキノンであり、
モノマー(III)がヒドロキノンであり、
モノマー(I)が、前記ポリカーボネートポリマーの少なくとも17モル%を占め、
モノマー(II)が、前記ポリカーボネートポリマーの少なくとも25モル%を占め、かつ、
モノマー(II)およびモノマー(III)が、合わせて、前記ポリカーボネートポリマーの少なくとも60モル%を占める、請求項17または18に記載のポリカーボネートポリマー。 - 前記ポリカーボネートポリマーが、ISO4599に準拠して、燃料Cに0.5%の歪みで2日間曝露した後に、少なくとも80パーセントの引張り伸び保持率を有する、請求項17〜19のいずれか一項に記載のポリカーボネートポリマー。
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