JP2012512081A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 主内燃エンジンと、
   補助内燃エンジンと、
   フライホイールと、
   第１及び第２の部分を備えた第１のクラッチと、
   第１及び第２の部分を備えた第２のクラッチと
   を有し、
   第１及び第２のクラッチの各々は、クラッチの第１及び第２の部分が一緒に回転する係合位置及びクラッチの第１の部分がクラッチの第２の部分とは無関係に回転する分離位置をもち、
   主内燃エンジン、補助内燃エンジン、フライホイール、第１のクラッチ及び第２のクラッチの回転軸がほぼ同一線上にあり、
   第１のクラッチの第１の部分及び主内燃エンジンが一緒に回転するように、第１のクラッチの第１の部分が主内燃エンジンに連結され、
   第１のクラッチの第２の部分及びフライホイールが一緒に回転するように、第１のクラッチの第２の部分がフライホイールに連結され、
   第２のクラッチが主内燃エンジンと補助内燃エンジンとの間に配置され、
   第２のクラッチの第１の部分及び補助内燃エンジンが一緒に回転するように、第２のクラッチの第１の部分が補助内燃エンジンに連結され、さらに
   第２のクラッチの第２の部分及び主内燃エンジンが一緒に回転するように、第２のクラッチの第２の部分が主内燃エンジンに連結されること
   を特徴とする動力伝達用システム。
2. フライホイールの表面に固定された複数の永久磁石と、
   永久磁石の近くに配置されしかも永久磁石からギャップによって分離された複数のコイルを備えたステータと
   を有すること
   を特徴とする請求項１記載の動力伝達用システム。
3. コイルに連結したコントローラを有し、
   フライホイールが、コイルにおける電流に応じて運動エネルギー蓄積装置、モータ及び発電機として動作できること、
   を特徴とする請求項２記載の動力伝達用システム。
4. 第１及び第２のクラッチの回転軸と同一線上に回転軸を備えた第３のクラッチを有し、
   第３のクラッチが、フライホイールに連結した第１の部分と、動力取出機構に連結した第２の部分とを備え、
   第３のクラッチが、フライホイールを動力取出機構に選択可能に係合すること
   を特徴とする請求項１記載の動力伝達用システム。
5. 動力取出機構に連結したトランスミッションを有し、
   トランスミッションの回転軸が動力取出機構の回転軸からオフセットしていること
   を特徴とする請求項４記載の動力伝達用システム。
6. フライホイールが、主内燃エンジンの、補助内燃エンジンから離れた側に配置されていること
   を特徴とする請求項１記載の動力伝達用システム。
7. フライホイールの表面に固定された複数の永久磁石と、
   永久磁石の近くに配置されしかも永久磁石からギャップによって分離された複数のコイルを備えたステータと、
   コントローラと
   を有し、
   コントローラは、
   フライホイールがモータ及び発電機の一方として機能するようにコイルに流れる電流を制御するコイルに、
   第１のクラッチの係合及び解放を指令する第１のクラッチに、及び
   第２のクラッチの係合及び解放を指令する第２のクラッチに、
   電気的に連結されること
   を特徴とする請求項１記載の動力伝達用システム。
8. 始動要求を受けた際に、
   コントローラが、モータとして機能するようにフライホイールに指令しそしてコイルにおける電流を制御することによってフライホイールが回転するように指令し、
   フライホイールが第１の閾値速度より速い速度で回転している際にコントローラが第１のクラッチに係合するように指令し、また
   エンジンが第２の閾値速度より速い速度で回転している際にコントローラが主内燃エンジンに始動するように指令すること
   を特徴とする請求項７記載の動力伝達用システム。
9. システムによって要求された電力が第１の範囲にある時に、コントローラが、主内燃エンジン及び補助内燃エンジンの一方に作動するように指令し、主内燃エンジン及び補助内燃エンジンの他方に非作動となるように指令し、
   システムによって要求された電力が第２の範囲にある時に、コントローラが、主内燃エンジン及び補助内燃エンジンの両方に作動するように指令し、また、
   少なくとも主内燃エンジン及び補助内燃エンジンの総正味燃料消費率を最少化するに際して、コントローラが第１の範囲及び第２の範囲からの転移に基づいていること
   を特徴とする請求項８記載の動力伝達用システム。