JP2012511869A - ワイヤレスヘッドセットにおける同時マルチソースオーディオ出力 - Google Patents

ワイヤレスヘッドセットにおける同時マルチソースオーディオ出力 Download PDF

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Abstract

ワイヤレスヘッドセットは、2つ以上のオーディオソースへの同時接続をサポートしており、異なるソースからのオーディオを並行して出力できる。オーディオは、音声および/またはオーディオプレーバック、例えば音楽のプレーバックを含んでいてもよい。ワイヤレスヘッドセットは、第1のソースから第1のオーディオ入力を受信するように構成されている第1のトランシーバと、第2のソースから第2のオーディオ入力を受信するように構成されている第2のトランシーバと、第1のオーディオ入力と第2のオーディオ入力とを合成して出力オーディオにするように構成されているオーディオミキサーとを備えている。
【選択図】 図1

Description

背景
分野
本開示は、一般的にオーディオ通信に関し、さらに詳細には、ワイヤレスヘッドセットに関する。
背景
ワイヤードヘッドセットおよびワイヤレスヘッドセットが知られている。従来のワイヤードヘッドセットは、ユーザの耳の上にあるいはユーザの耳の中にフィットすることを意図した、1つまたは2つのいずれかのイヤーピースと、オーディオソースとの間を走るワイヤを備えている。多くのケースでは、ワイヤレスヘッドセットは、単にワイヤードヘッドセットを置き換えたものである。このような状況において、ワイヤレスヘッドセットは、ヘッドセットとオーディオソースとの間を走るワイヤの代わりに、通常は無線周波数(RF)または赤外線(IR)のチャネルであるワイヤレスリンクを、代用している。ユーザはもはや、ワイヤによってオーディオソースに束縛されないので、より大きなユーザ自由度を提供するためにワイヤレスヘッドセットが使用される。例えば、コードレス電話機、移動体無線、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、セルラ加入者ユニット、およびこれらに類するもの等の通信デバイスや、それに加えて、MP3プレーヤー、ステレオシステム、ラジオ、ビデオゲーム、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、およびこれらに類するもの等の他のソースデバイスのような、オーディオソースとともに、ワイヤードヘッドセットおよびワイヤレスヘッドセットの双方が使用されることが知られている。
既知のワイヤレスヘッドセットは、RFまたはIRのワイヤレス技術を使用して、オーディオソースと通信する。このようなワイヤレスヘッドセット通信は、www.bluetooth.comにおいて入手可能なブルートゥース(登録商標)仕様書により定義されているもののような、パーソナルワイヤレスネットワークへと拡張されてきた。ブルートゥース仕様書は、ワイヤレスヘッドセット機能性を提供するための特有のガイドラインを提供する。特に、ブルートゥース仕様書は、ヘッドセット使用ケースをサポートするのに必要なブルートゥースデバイスの要件を定義するヘッドセットプロファイルを提供する。いったん構成されると、ヘッドセットは、デバイスのオーディオ入力および/または出力として機能することができる。したがって、ブルートゥースネットワークの特に人気のある使用は、セルラ電話機およびPDAに対するワイヤレスヘッドセット接続性を提供することである。加えて、ブルートゥース仕様書は、ブルートゥースネットワークを通して、高品質のステレオオーディオまたはモノオーディオをワイヤレスに配信するためのプロトコルならびに手順を定義する高度オーディオ配信プロファイル(A2DP)も提供する。このプロファイルの目的は、Zune(登録商標)、iPod(登録商標)、および、これらに類するもののような、MP3音楽プレーヤーに接続することである。
いくつかの環境では、ワイヤレスヘッドセットは、ワイヤードヘッドセットよりも改善されているが、ワイヤレスヘッドセットをさらに改善するための機会はまだある。
概要
既知のワイヤレスヘッドセットは、2つ以上の別のソースデバイスに対する、同時で直接的な接続をサポートしていない。したがって、現在、2つ以上の別のオーディオソースデバイスを有するユーザが、既知のヘッドセットを使用して異なるデバイスを同時に聞くことはできない。例えば、目下利用可能なワイヤレスヘッドセットは、同時の音声通話およびプレーバックオーディオを個々に出力できない。例えば、ユーザは、MP3プレーヤーから音楽を再生している間、到来セルラ電話機音声通話を聞くことができない。異なるソースからのオーディオを同時に聞くための能力により、ワイヤレスヘッドセットのユーザビリティが大幅に改善する。その理由は、数ある中で、ユーザのMP3プレーヤーからの音楽プレーバック間の到来音声通話のようなイベントを、彼/彼女が都合よく知らされることが可能になるからである。
ここで開示するのは、2つ以上のオーディオソースへの同時接続をサポートしており、異なるソースからのオーディオを並行して出力することができる、新しく、改善されたワイヤレスヘッドセット設計である。音声通話と、例えば、記録された音楽またはストリーミング音楽のプレーバックのような、オーディオプレーバックとを、オーディオは含んでいてもよい。
設計の1つの側面にしたがうと、ワイヤレスヘッドセットは、第1のソースから第1のオーディオ入力を受信するように構成されている第1のトランシーバと、第2のソースから第2のオーディオ入力を受信するように構成されている第2のトランシーバと、第1のオーディオ入力と第2のオーディオ入力とを合成して出力オーディオにするように構成されているオーディオミキサーとを備えている。
設計の別の側面にしたがうと、ワイヤレスヘッドセットでオーディオを出力する方法は、ワイヤレスヘッドセットにおいて、異なるソースからの第1のオーディオ入力および第2のオーディオ入力を受信することと、第1のオーディオ入力と第2のオーディオ入力とを混合して出力オーディオにすることとを含んでいる。
設計の別の側面にしたがうと、装置は、ワイヤレスヘッドセットにおいて、第1のソースから第1のオーディオ入力を受信する手段と、ワイヤレスヘッドセットにおいて、第2のソースから第2のオーディオ入力を受信する手段と、第1のオーディオ入力と第2のオーディオ入力とを混合して出力オーディオにする手段と、ワイヤレスヘッドセットから出力オーディオを出力する手段とを備えている。
設計のさらなる側面にしたがうと、1つ以上のプロセッサにより実行可能な1組の命令を具現化するコンピュータ読取可能媒体は、第1のソースから第1のオーディオ入力を受信するためのコードと、第2のソースから第2のオーディオ入力を受信するためのコードと、第1のオーディオ入力と第2のオーディオ入力とを混合して出力オーディオにするためのコードと、ワイヤレスヘッドセットから出力オーディオを出力するためのコードとを含んでいる。
以下の図面および詳細な説明を考察すると、ワイヤレスヘッドセット設計の他の側面、特徴、プロセス、および利点が、当業者にとって明らかだろう、あるいは、明らかになるだろう。このようなすべての付加的な特徴、側面、プロセス、および利点を、本説明の中に含め、添付の特許請求の範囲により保護することが意図されている。
図面は、単に例示の目的のためのものであることを理解すべきである。さらに、図面中のコンポーネントは、必ずしもスケーリングされておらず、その代わりに、ワイヤレスヘッドセット設計の原理およびそのさまざまな側面を示すときには、強調がなされている。図面では、異なる図全体を通して、同一の参照番号は、対応するパーツを示す。
図1は、ワイヤレスヘッドセットシステムを示すダイヤグラムである。 図2Aは、図1のワイヤレスヘッドセットのコンポーネントを示す概念的なブロックダイヤグラムである。 図2Bは、ヘッドセットコンポーネントの例示的なインプリメンテーションを示す概念的なブロックダイヤグラムである。 図2Cは、ヘッドセットコンポーネントの第2の例示的なインプリメンテーションを示す概念的なブロックダイヤグラムである。 図3は、図1および図2A〜Cにおいて示されているヘッドセットの動作を示すフローチャートである。
詳細な説明
図面を参照し、組み込んでいる以下の詳細な説明は、1つ以上の特有の実施形態を説明し、示している。これらの実施形態は、限定するためにではなく、例示および教示するためにだけ提供されており、当業者が、クレームされていることを実施できるように、十分に詳細に示され、説明されている。したがって、簡潔さのために、説明は、当業者に知られているある情報を省いていることがある。
単語“例示的な”は、本開示全体を通して、“例、事例、または例示として役割を果たす”ことを意味するように使用されている。“例示的な”としてここで説明する何らかの実施形態または特徴は、必ずしも、他の実施形態または特徴より好ましい、あるいは、他の実施形態または特徴より利点があるものとして解釈すべきではない。
ここで、図面、特に図1を見ると、ワイヤレスヘッドセットシステム100が示されている。システム100は、例えば、MP3音楽プレーヤー104のような第1のオーディオソース、および、セルラ電話機106のような第2のオーディオソースのような、1つ以上のオーディオソースと通信しているワイヤレスヘッドセット102を含んでいる。MP3プレーヤー104およびセルラ電話機106として示されているが、オーディオソースは、オーディオ信号により表されるオーディオを、ヘッドセット102中のスピーカーから出力することができるように、ヘッドセット102へのオーディオ信号の送信およびヘッドセット102からのオーディオ信号の受信が可能な、何らかのデバイスであってもよい。各オーディオソースは、例えば、コードレス電話機、移動体無線、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、セルラ加入者ユニット、および、これらに類するもののような、通信デバイスであってもよく、あるいは、代替的に、MP3プレーヤー、ステレオシステム、オーディオビジュアルシステム、ラジオ、ビデオゲーム、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、および、これらに類するもののような、別のタイプのデバイスであってもよい。
ヘッドセット102に送信されるオーディオ信号とヘッドセット102から送信されるオーディオ信号とは、これらに限定されないが、音声と、モノラルオーディオまたはステレオオーディオとを含む、何らかの形態の認識できるサウンドを表してもよい。ワイヤレスチャネルを通して、オーディオソースとヘッドセット102との間で送信されるオーディオ信号は、44.1KHzの業界標準レートでサンプリングされたデジタル化オーディオを表してもよい。他の標準レートは、8kHz、16kHz、48kHzであり、他のレートも使用することができる。
ワイヤレスヘッドセット102は、例えば、無線周波数(RF)または赤外線のチャネルのような、複数のワイヤレスチャネルを介して、オーディオソースと通信する。例示的なシステム100では、MP3プレーヤー104が、音楽をプレーバックし、音楽は、ワイヤレス信号として、第1のワイヤレスチャネル108を経由して、ヘッドセット102に送信され、ここで、音楽が奏でられ、ユーザが聞くことができる。第1のワイヤレスチャネル108上の信号は、ステレオオーディオまたはモノラルオーディオを表してもよい。セルラ電話機106は、セルラネットワークを通して、音声通話をかける、および、音声通話を受けることができる。セルラ電話機106は、音声それ自体を含む音声通話情報を、第2のワイヤレスチャネル110を通して、ワイヤレス信号として、ヘッドセット102に送信する、および、ヘッドセット102から受信する。
例示的なワイヤレスヘッドセット102は、ヘッドセット102がユーザにより快適に身に着けられるために、2つのイヤーピース103と、ヘッドバンド105のような少なくとも1つのサポートとを備えている。ワイヤレスヘッドセット102は、第1のワイヤレスチャネル108および第2のワイヤレスチャネル110の双方を通して、オーディオ情報を同時に受信するように構成されており、ならびに、受信したオーディオ情報を合成して、イヤーピース103において共に出力できるようにするために、受信したオーディオ情報を混合するように構成されており、このため、ユーザが双方のソースから同時にオーディオを聞くことが可能になる。既知のブルートゥースヘッドセットには、1つのブルートゥーストランシーバだけが存在している。典型的に、このトランシーバは、最高で4つの異なるデバイスと“対にする”ことができる。しかしながら、一度に、1つの対にしたデバイスだけが、ヘッドセットトランシーバと情報を交換することができる。したがって、従来のブルートゥースヘッドセットでは、ユーザは、一度に1つのオーディオソースだけを聞くことができる。従来のブルートゥースヘッドセットとは対照的に、ワイヤレスヘッドセット102は、2つ以上のワイヤレストランシーバを備えている。各トランシーバは、異なるソースデバイスと対にすることができ、例えば、1つは、電話機106と、別のものは、MP3プレーヤー104と、対にすることができる。ソースからのオーディオは、ヘッドセット102内で混合される。ソースデバイスからの混合されたオーディオ出力は、その後、ヘッドセット102中のスピーカーから出力される。
複数のソースデバイスを制御するために、ヘッドセット102は、制御すべきデバイスを選択するためのユーザインターフェースを備えていてもよい。
ヘッドセット102上で複数のトランシーバをサポートするために、ヘッドセット102中には、オーディオミキサー206(図2A〜C)が備えられている。各ソースからのオーディオをインテリジェントに混合して、その後、それをヘッドセットスピーカーに出力する行列要素208(図2A〜C)を、オーディオミキサー206は備えている。このことにより、音楽のプレーバックと音声通話とが別々のデバイスにより提供されるときでさえ、向上したリスニング経験が可能になる。オーディオミキサー206は、各オーディオパスに異なる利得を適用してもよい。ミキサー206はまた、時間変動する方法で、利得を修正してもよい。
ヘッドバンド105とともに示されているが、ヘッドセット102およびイヤーピース103は、ユーザの耳を覆うようにまたはユーザの耳の中に、イヤーピース103が安全にフィットするように適合された、何らかの適切な物理的な形およびサイズを有することができる。ヘッドバンド105は、オプション的に、ヘッドセット102から省くことができる。例えば、イヤーピース103は、ユーザの耳垂の後ろで、ユーザの外耳道を覆うようにまたはユーザの外耳道の中に、取り付けるための、従来のフック形のイヤーピースとすることができる。加えて、ヘッドセット102は、2つのイヤーピース103を有するものとして示されているが、代替的に、ヘッドセット102は、単一のイヤーピースだけを備えていてもよい。
図2Aは、図1のワイヤレスヘッドセット102のあるコンポーネントの例示的な構成を示す概念的なブロックダイヤグラムである。ワイヤレスヘッドセット102は、第1のオーディオソース(例えば、MP3プレーヤー104)から第1のオーディオ入力を受信するように構成されている第1のトランシーバ203を有する、第1のワイヤレスインターフェース202と、第2のオーディオソース(例えば、セルラ電話機106)から第2のオーディオ入力を受信するように構成されている第2のトランシーバ205を有する、第2のワイヤレスインターフェース204と、第1のオーディオストリームおよび第2のオーディオストリームを合成して出力オーディオにするように構成されているオーディオミキサー206とを備えている。ヘッドセット102は、2つより多いオーディオソースを取り扱うために、2つより多いワイヤレスインターフェースおよびトランシーバを備えていてもよい。
ヘッドセット102はまた、メモリ227に結合されている制御装置226と、左チャネルオーディオ処理回路210と、左チャネルデジタルアナログコンバータ(DAC)212と、左チャネル高インピーダンスヘッドフォン(HPH)増幅器(Amp)214と、左チャネルイヤフォンスピーカー216と、右チャネルオーディオ処理回路218と、右チャネルDAC220と、右チャネルHPH amp222と、右チャネルイヤフォンスピーカー224とを備えている。
ヘッドセット102は、第3のオーディオストリームを生成させるように構成されている、オプション的なマイクロフォン(MIC)228も備えていてもよく、第3のオーディオストリームは、マイクロフォンプリプロセッサ230により前処理され、その後、例えば、第2のトランシーバ204のような、トランシーバ202、204のうちの1つに提供され、そこでさらに処理され、その後、オーディオミキサー206に渡される。マイクロフォン228がヘッドセット102中に備えられているときに、オーディオミキサー206は、第1のオーディオストリームと、第2のオーディオストリームと、第3のオーディオストリームとを合成して出力信号にするように構成されている。
マイクロフォン228は、サウンドを電子信号にコンバートするための何らかの適切なマイクロフォンデバイスである。
マイクロフォンプリプロセッサ230は、マイクロフォン228から受け取った電子信号を処理するように構成されている。マイクロフォンプリプロセッサ230は、アナログデジタルコンバータ(ADC)とノイズ低減およびエコーキャンセル回路(NREC)とを備えていてもよい。ADCは、マイクロフォンからのアナログ信号をデジタル信号にコンバートし、デジタル信号は、その後、NRECにより処理される。NRECは、通信および音声制御アプリケーションに対する望ましくないオーディオアーティファクトを低減させるために用いられる。マイクロフォンプリプロセッサ230は、市販のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または、これらの何らかの適切な組み合わせを使用して、実現することができる。
制御装置226は、ヘッドセット102と、そこに含まれるあるコンポーネントとの動作全体を制御する。制御装置226は、ここで説明するようなヘッドセット102の機能および処理をヘッドセット102に実行させるための、何らかの適切な制御デバイスとすることができる。例えば、制御装置226は、メモリ227中に記憶されているプログラミング命令を実行するためのプロセッサ、例えば、ARM(登録商標)7またはデジタル信号プロセッサ(DSP)のようなマイクロプロセッサとすることができ、あるいは、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)や、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)や、複合プログラマブル論理デバイス(CPLD)や、ディスクリート論理や、ソフトウェアや、ハードウェアや、ファームウェアや、または、これらの何らかの適切な組み合わせとして、制御装置226を実現することができる。
メモリ227は、制御装置226により実行され、使用される、プログラミング命令およびデータを記憶するための、何らかの適切なメモリデバイスである。
各ワイヤレスインターフェース202、204は、第1のオーディオソース104と、第2のオーディオソース106との双方向ワイヤレス通信をそれぞれ提供する。好ましくは、ブルートゥースRFトランシーバ、ベースバンドプロセッサ、プロトコルスタックから成るブルートゥースコアシステムとともに、制御装置226およびオーディオミキサー206にモジュールを接続するためのハードウェアならびにソフトウェアのインターフェースとを少なくとも提供する市販のブルートゥースモジュールを、各ワイヤレスインターフェース202、204は備えている。何らかの適切なワイヤレス技術をヘッドセット102で用いることができるが、図2A〜Cにおいて示されているような、第1のトランシーバ203と第2のトランシーバ205は、それぞれ、ブルートゥーストランシーバである。ワイヤレスインターフェース202、204のそれぞれは、制御装置226により制御することができる。
デジタル化されたオーディオストリームは、第1のワイヤレスインターフェース202と第2のワイヤレスインターフェース204とから出力され、オーディオミキサー206により受け取られる。デジタル化されたオーディオストリームのフォーマットは、何らかの適切なフォーマットであってもよく、したがって、いくつかの環境では、オーディオストリームは、パルスコード変調(PCM)サンプルのような、生のオーディオサンプルであってもよく、あるいは、他の環境では、MP3オーディオのような、デジタルにエンコードされたおよび/または圧縮されたオーディオであってもよい。各ワイヤレスインターフェース202、204からの到来オーディオストリームフォーマットを検出し、その後、ストリームを適切に混合して、意味のあるようにユーザが聞けるようにスピーカー216、224を通して出力できるような方法で、到来オーディオストリームを処理および/またはデコードするために、必要に応じて、オーディオミキサー206と、オーディオ処理回路210、218と、他のコンポーネントとを構成するように、制御装置226が構成されていてもよい。エンコードされたおよび/または圧縮されたオーディオは、典型的に、オーディオミキサー206に渡される前に、デコードされるおよび/または伸長される。
図2A〜Cにおいて示されている例示的なヘッドセット構成では、第1のワイヤレスインターフェース202は、ブルートゥースステレオオーディオを受信し、デジタル化された左チャネルおよび右チャネルのオーディオストリームを出力するように構成され、第2のワイヤレスインターフェース204は、ブルートゥース音声を受信し、デジタル化された音声ストリームを出力するように構成されている。
オーディオミキサー206は、ワイヤレスインターフェース202、204からの到来オーディオストリームを混合して、混合したオーディオ信号を生成させる。混合したオーディオ信号は、このケースでは、左チャネルおよび右チャネルの混合したデジタル化オーディオストリームである。オーディオミキサー206は、第1のオーディオストリームと第2のオーディオストリームのそれぞれと、存在する場合には第3のマイクロフォンオーディオストリームも重み付けし、それにより、重み付けしたオーディオ信号を生成させるように構成されている、行列要素208を備えている。行列要素208はまた、重み付けしたオーディオ信号を合計して、1つ以上の出力ストリームを生成させるように構成されていてもよい。
行列要素208は、1つ以上のデジタル重み付け合計回路を備えていてもよく、行列要素208の動作は、行列代数を使用して数学的に表すことができる。行列要素の出力は、ベクトルYにより表すことができ、行列要素の入力は、ベクトルXにより表すことができ、重み付け係数は、行列Mにより表すことができるので、行列要素208の動作は、Y=MXのような行列代数を使用して記述される。
図2A〜Cにおいて示されている例示的なヘッドセット回路では、行列要素208は、4つの入力を有している:第1のワイヤレスインターフェース202からの2つのステレオオーディオ入力ストリーム(左入力および右入力)と、第2のワイヤレスインターフェース204からの音声入力オーディオストリームおよびマイクロフォン入力オーディオストリームである。入力は、方程式1において示されているベクトルにより表す。
Figure 2012511869
ここで、x1=左チャネルステレオオーディオ入力であり、
2=右チャネルステレオオーディオ入力であり、
3=音声入力であり、
4=マイクロフォン入力である。
行列要素208に対する入力x1、x2、x3、x4は、予め規定された期間の入力オーディオを表すデジタルデータであってもよい。
行列要素208は、2つの出力を有している:方程式2において示されているベクトルによって表している、左チャネルスピーカーと右チャネルスピーカーである。
Figure 2012511869
ここで、y1=左チャネルオーディオ出力であり、
2=右チャネルオーディオ出力である。
行列要素208の出力y1、y2は、予め規定された期間のオーディオを表すデジタルデータであってもよい。
係数行列Mは、2×4の行列により表すことができる。
Figure 2012511869
ここで、Mの要素は、予め選択された可変値または定数である。
したがって、行列要素の出力、Y=MXは、方程式の系として書くことができる。
Figure 2012511869
オーディオミキサー206は、異なる重み付け係数行列構成を、それゆえ、到来オーディオストリームの異なる混合を、選択するように、プログラム可能に構成されていてもよい。オーディオミキサー出力が第1のオーディオストリームのみを含むように、ストリームを合成することができる。代替的に、出力オーディオ中に、第2のオーディオストリームのみを含めるように、あるいは、出力オーディオ中に、第1のオーディオストリームと第2のオーディオストリームとの双方の混合を含めるように、ストリームを合成することができる。
例えば、ステレオオーディオのみを再生するようにヘッドセット102を構成するために、重み付け係数の行列Mを、次のようにセットしてもよい:
Figure 2012511869
したがって、方程式5の行列を方程式4に適用すると、行列要素208の動作および出力は、下記で方程式6において示されているように記述される:
Figure 2012511869
双方のイヤーピーススピーカー216、224に均一に分配される音声のみを再生するようにヘッドセット102を構成するために、重み付け係数の行列Mを、次のようにセットしてもよい:
Figure 2012511869
したがって、方程式7の行列を方程式4に適用すると、行列要素208の動作および出力は、下記で方程式8において示されているように記述される:
Figure 2012511869
双方のイヤーピーススピーカー216、224に均一に分配される音声と合成したステレオオーディオを再生するようにヘッドセット102を構成するために、重み付け係数の行列Mを、次のようにセットしてもよい:
Figure 2012511869
したがって、方程式9の行列を方程式4に適用すると、行列要素208の動作および出力は、下記で方程式10において示されているように記述される:
Figure 2012511869
さらに、行列Mの要素は、フェードイン、フィードアウト、または、これらに類するもののような、高度な効果を生成させるために、時間変動させることができる。行列Mの要素は、データの組としてメモリ227中に記憶することができ、制御装置226により構成することができる。行列Mの要素は、オーディオ入力に利得を適用することもでき、利得もまた、行列要素のうちの1つ以上の値を継時的に変化させることにより、時間変動させてもよい。
オーディオミキサー206と行列要素208の機能は、何らかの適切なアナログ回路および/またはデジタル回路を使用して実現してもよい。例えば、デジタル領域では、オーディオミキサー206と行列要素208は、例えば、ARM7またはデジタル信号プロセッサ(DSP)のようなマイクロプロセッサ等のプロセッサにより実行可能なソフトウェアで実現してもよく、あるいは、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)や、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)や、複合プログラマブル論理デバイス(CPLD)や、ディスクリート論理や、ソフトウェアや、ハードウェアや、ファームウェアや、または、これらの何らかの適切な組み合わせとして実現してもよい。
オーディオミキサー206により出力された、混合されたデジタル化オーディオストリームは、左チャネルオーディオ処理回路210と右チャネルオーディオ処理回路218とに提供される。
左チャネルオーディオ処理回路210は、オーディオミキサー206の左チャネル出力から、混合されたデジタル化オーディオストリームを受け取る。オーディオ処理回路210は、混合されたデジタル化オーディオ信号をデジタル領域において処理するデジタル回路を備えている。例えば、オーディオ処理回路210により、左チャネルの混合されたデジタル化オーディオストリームを、1回以上切り捨て、1回以上フィルタリングし、1回以上増幅し、および、1回以上アップサンプリングしてもよい。フィルタリングは、ローパスフィルタリングや、ハイパスフィルタリングや、および/または、他の種類のフィルタ機能により特徴付けられているフィルタにストリームを通すことを含んでいてもよい。デジタル領域における増幅は、プログラマブル利得増幅器(PGA)の使用を含んでいてもよい。
右チャネルオーディオ処理回路218は、オーディオミキサー206の右チャネル出力から、混合されたデジタル化オーディオストリームを受け取る。オーディオ処理回路218は、右チャネルの混合されたデジタル化オーディオ信号をデジタル領域において処理するデジタル回路を備えている。例えば、オーディオ処理回路218により、右チャネルの混合されたデジタル化オーディオストリームを、1回以上切り捨て、1回以上フィルタリングし、1回以上増幅し、および、1回以上アップサンプリングしてもよい。フィルタリングは、ローパスフィルタリングや、ハイパスフィルタリングや、および/または、他の種類のフィルタ機能により特徴付けられているフィルタにストリームを通すことを含んでいてもよい。デジタル領域における増幅は、プログラマブル利得増幅器(PGA)の使用を含んでいてもよい。
左チャネルオーディオ処理回路210と右チャネルオーディオ処理回路218は、市販の既製コンポーネントを使用して実現してもよい。さらに、オーディオ処理回路210、218を組み合わせて、左オーディオチャネルと右オーディオチャネルの双方を取り扱う単一の多重化処理パスにしてもよい。また、オーディオ処理回路210、218の機能のうちのいくつかまたはすべてを、プロセッサ上で実行可能なソフトウェアとして実現してもよい。
左チャネルDAC212は、左チャネルオーディオ処理回路210からの、左チャネルの混合されたデジタル化オーディオ出力を、左チャネルアナログオーディオ信号にコンバートする。左チャネルアナログオーディオ信号は、その後、オーディオ増幅器214により増幅されて、左スピーカー216を駆動する。
右チャネルDAC220は、右チャネルオーディオ処理回路218からの、右チャネルの混合されたデジタル化オーディオ出力を、右チャネルアナログオーディオ信号にコンバートする。右チャネルアナログオーディオ信号は、その後、オーディオ増幅器222により増幅されて、右スピーカー224を駆動する。
オーディオ増幅器214、222以外に、(示していない)付加的なアナログオーディオ処理回路が、ヘッドセット102中に含まれていてもよいことを、当業者は理解するだろう。
左ヘッドセットスピーカー216と右ヘッドセットスピーカー224は、増幅器214、222からの電子信号出力をそれぞれサウンドにコンバートするための、何らかの適切なオーディオトランスデューサーである。
電力をセーブするために、制御装置226は、ヘッドセット102内のあるオーディオパスが使用されていないときに、それらのスイッチを切ることができる。例えば、ヘッドセット102において音声を受信せず、ステレオオーディオのみを受信した場合に、制御装置226は、第2のワイヤレスインターフェース204とマイクロフォンプリプロセッサ230とのスイッチを一時的に切ることができる。
ヘッドセットコンポーネントの代替的な構成は、行列要素208の前にまたは行列要素208の後に、第1のトランシーバの出力を、第2のトランシーバ205に送らせることである。これにより、第2のワイヤレスインターフェース204を介してヘッドセット102と通信している遠隔局または第2のソースに対して、第1のワイヤレスインターフェース202に接続されているオーディオソースからの音楽を送ることが可能になるだろう。
図2Bは、図1のヘッドセット102のコンポーネントの例示的なインプリメンテーションを示す概念的なブロックダイヤグラムである。このインプリメンテーションでは、左チャネルオーディオ処理回路210および右チャネルオーディオ処理回路218と、オーディオミキサー206と、行列要素208と、制御装置226とは、例えば、ARM7、DSP、またはこれらに類するもののようなマイクロプロセッサ等の、単一のプロセッサ211を使用して、実現される。左DAC212および右DAC220と、ワイヤレスインターフェース202、204と、メモリ227と、マイクロフォンプリプロセッサ230は、プロセッサ211にインターフェースされている。
(示していない)代替的なインプリメンテーションでは、メモリ227と、ワイヤレスインターフェース202および204とともに、第1のトランシーバ203および第2のトランシーバ205も、プロセッサ211中に含めることができる。
図2Cは、ヘッドセットコンポーネントの別の例示的なインプリメンテーションを示す概念的なブロックダイヤグラムである。第2の例示的なインプリメンテーションでは、ヘッドセット回路のうちの少なくともいくつかを実現するために、複数のプロセッサを使用する。図2Cにおいて示されている例では、制御装置226は、例えばマイクロプロセッサのようなプロセッサ215を使用して実現され、左チャネルオーディオ処理回路210および右チャネルオーディオ処理回路218と、オーディオミキサー206と、行列要素208は、DSPのような第2のプロセッサ213を使用して実現される。
ヘッドセット回路の他のインプリメンテーションもありうる。
図3は、図1および図2A〜Cにおいて示されているヘッドセット102の動作を示すフローチャート300である。一般的に、方法は、制御装置226の制御の下で実行され、ヘッドセット102のさまざまなコンポーネントの動作を調整する。
ブロック302では、第1のワイヤレスチャネル108を通して、例えばMP3プレーヤー104のような第1のオーディオソースからのオーディオを、ヘッドセット102により受信する。オーディオは、A2DP仕様書において記述されているような、MP3 104とヘッドセット102との間で確立されている接続からもたらされる、ブルートゥースストリーミングオーディオを含んでいてもよい。ブルートゥースストリーミングオーディオ接続が確立された後に、オーディオパケットが、第1のオーディオソースからヘッドセット102に送信される。一般的に、オーディオパケットは、交渉されたコーデック標準規格を使用してエンコードされたデジタル化オーディオを含んでいる。各オーディオパケットは、予め定められている期間のサウンド、例えば、20ミリ秒を表し、ヘッドセット102において出力されることになる。エンコードされたオーディオの1つ以上のフレームを含むオーディオパケットを、A2DPプロファイルにしたがってフォーマットすることができる。これらに限定されないが、SBC、MPEG−1オーディオ、MPEG−2オーディオを含むオーディオを、何らかの適切なコーデックを使用してエンコードすることができる。
ブロック304では、第2のワイヤレスチャネル110を通して、例えばセルラ電話機106のような第2のオーディオソースからのオーディオを、ヘッドセット102により受信する。第2のソースからのオーディオは、第1のソースからのオーディオとは異なるフォーマットであってもよい。そうである場合、制御装置226は、オーディオミキサー206によってオーディオストリームを両立させて混合することができるように、何らかの必要なデコーディングおよび/または付加的な処理を実行して、オーディオストリームを奏でることができる。
次に、ブロック306では、2つのソースからのオーディオストリームを共に混合して、出力オーディオストリームにする。オーディオミキサー206および行列要素208が、このステップを実行することができる。これらのコンポーネントの機能は、図2A〜Cに関連して上記で論じた。
ブロック308では、オーディオ処理回路210、218、DAC212、220により、混合されたオーディオを処理して、ワイヤレスヘッドセット102のヘッドフォンスピーカー216、224を通して出力する。
ヘッドセット回路の特有のインプリメンテーションを上記で説明してきたが、ヘッドセット回路およびそのコンポーネントの機能とともに、ここで説明した方法ステップとは、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアの何らかの適切な組み合わせで実現することができ、ここで、このようなソフトウェアおよび/またはファームウェアは、マイクロプロセッサ、DSP、組み込み制御装置、または、インテレクチュアルプロパティ(IP)コアのような、1つ以上のデジタル回路により実行可能である。ソフトウェアで実現した場合、機能は、命令またはコードとして、1つ以上のコンピュータ読取可能媒体上に記憶されてもよく、あるいは、命令またはコードとして、1つ以上のコンピュータ読取可能媒体上に送信されてもよい。コンピュータ読取可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する何らかの媒体を含む、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の双方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる何らかの利用可能な媒体であってもよい。例として、これらに限定されないが、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、コンピュータによりアクセスでき、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを運ぶまたは記憶するために使用できる他の何らかの媒体を含むことができる。また、あらゆる接続は、コンピュータ読取可能媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、撚り対や、デジタル加入者回線(DSL)や、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または、他の遠隔ソースから送信される場合には、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、撚り対や、DSLや、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、および、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)は、データをレーザによって光学的に再生する。先のものを組み合わせたものもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含められるべきである。
これらの教示を考慮すると、他の実施形態および改良が、容易に当業者の心に浮かぶだろう。それゆえ、以下の特許請求の範囲は、上記の明細書および添付の図面とともに考慮したときに、このようなすべての実施形態および改良をカバーすることを意図している。
さらに、行列Mの要素は、フェードイン、フィードアウト、または、これらに類するもののような、高度な効果を生成させるために、時間変動させることができる。行列Mの要素は、データの組としてメモリ227中に記憶することができ、制御装置226により構成することができる。行列Mの要素は、オーディオ入力に利得を適用することもでき、利得もまた、行列要素のうちの1つ以上の値を経時的に変化させることにより、時間変動させてもよい。
これらの教示を考慮すると、他の実施形態および改良が、容易に当業者の心に浮かぶだろう。それゆえ、以下の特許請求の範囲は、上記の明細書および添付の図面とともに考慮したときに、このようなすべての実施形態および改良をカバーすることを意図している。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ワイヤレスヘッドセットにおいて、
第1のソースから第1のオーディオ入力を受信するように構成されている第1のトランシーバと、
第2のソースから第2のオーディオ入力を受信するように構成されている第2のトランシーバと、
前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを合成して出力オーディオにするように構成されているオーディオミキサーとを具備するワイヤレスヘッドセット。
[2]前記オーディオミキサーは、
前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力のそれぞれを重み付けし、それにより、重み付けしたオーディオ入力を生成させるように構成されている行列要素を備える[1]に記載のワイヤレスヘッドセット。
[3]前記行列要素は、前記重み付けしたオーディオ入力を合計するように構成されている[2]に記載のワイヤレスヘッドセット。
[4]前記オーディオミキサーは、
前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力のみを含めること、
前記出力オーディオ中に前記第2のオーディオ入力のみを含めること、または、
前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力との双方を含めることにより、
前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを選択的に合成する[1]に記載のワイヤレスヘッドセット。
[5]前記第1のオーディオ入力は、音声を表す[1]に記載のワイヤレスヘッドセット。
[6]前記第2のオーディオ入力は、ステレオオーディオを表す[5]に記載のワイヤレスヘッドセット。
[7]第3のオーディオ入力を生成させるように構成されているマイクロフォンをさらに具備し、前記オーディオミキサーは、前記第1のオーディオ入力と、前記第2のオーディオ入力と、前記第3のオーディオ入力とを合成して、前記出力オーディオにするように構成されている[1]に記載のワイヤレスヘッドセット。
[8]前記第1のトランシーバと前記第2のトランシーバは、ブルートゥーストランシーバである[1]に記載のワイヤレスヘッドセット。
[9]ワイヤレスヘッドセットでオーディオを出力する方法において、
前記ワイヤレスヘッドセットにおいて、第1のソースから第1のオーディオ入力を受信することと、
前記ワイヤレスヘッドセットにおいて、第2のソースから第2のオーディオ入力を受信することと、
前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを混合して出力オーディオにすることと、
前記ワイヤレスヘッドセットから前記出力オーディオを出力することとを含む方法。
[10]前記混合することは、
前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力のそれぞれを重み付けし、それにより、重み付けしたオーディオ入力を生成させることと、
前記重み付けしたオーディオ入力を合計することとを含む[9]に記載の方法。
[11]前記混合することは、
前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力のみを含めること、
前記出力オーディオ中に前記第2のオーディオ入力のみを含めること、または、
前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力との双方を含めることにより、
前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを選択的に合成することを含む[9]に記載の方法。
[12]前記第1のオーディオ入力は、音声を表す[9]に記載の方法。
[13]前記第2のオーディオ入力は、ステレオオーディオを表す[5]に記載の方法。
[14]マイクロフォンから第3のオーディオ入力を受信することと、
前記第1のオーディオ入力と、前記第2のオーディオ入力と、前記第3のオーディオ入力とを混合して、前記出力オーディオにすることとをさらに含む[9]に記載の方法。
[15]第1のブルートゥーストランシーバと第2のブルートゥーストランシーバとにおいて、前記第1のオーディオ入力と、前記第2のオーディオ入力とをそれぞれ受信する[9]に記載の方法。
[16]1つ以上のプロセッサにより実行可能な1組の命令を具現化するコンピュータ読取可能媒体において、
ワイヤレスヘッドセットにおいて、第1のソースから第1のオーディオ入力を受信するためのコードと、
前記ワイヤレスヘッドセットにおいて、第2のソースから第2のオーディオ入力を受信するためのコードと、
前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを混合して出力オーディオにするためのコードと、
前記ワイヤレスヘッドセットから前記出力オーディオを出力するためのコードとを含むコンピュータ読取可能媒体。
[17]前記混合するためのコードは、
前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力のそれぞれを重み付けし、それにより、重み付けしたオーディオ入力を生成させるためのコードと、
前記重み付けしたオーディオ入力を合計するためのコードとを含む[16]に記載のコンピュータ読取可能媒体。
[18]前記混合するためのコードは、
前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力のみを含めること、
前記出力オーディオ中に前記第2のオーディオ入力のみを含めること、または、
前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力との双方を含めることにより、
前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを選択的に合成するためのコードを含む[16]に記載のコンピュータ読取可能媒体。
[19]前記第1のオーディオ入力は、音声を表す[16]に記載のコンピュータ読取可能媒体。
[20]前記第2のオーディオ入力は、ステレオオーディオを表す[19]に記載のコンピュータ読取可能媒体。
[21]マイクロフォンから第3のオーディオ入力を受信するためのコードと、
前記第1のオーディオ入力と、前記第2のオーディオ入力と、前記第3のオーディオ入力とを混合して、前記出力オーディオにするためのコードとをさらに含む[16]に記載のコンピュータ読取可能媒体。
[22]装置において、
ワイヤレスヘッドセットにおいて、第1のソースから第1のオーディオ入力を受信する手段と、
前記ワイヤレスヘッドセットにおいて、第2のソースから第2のオーディオ入力を受信する手段と、
前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを混合して出力オーディオにする手段と、
前記ワイヤレスヘッドセットから前記出力オーディオを出力する手段とを具備する装置。
[23]前記混合する手段は、
前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力のそれぞれを重み付けし、それにより、重み付けしたオーディオ入力を生成させる手段と、
前記重み付けしたオーディオ入力を合計する手段とを備える[22]に記載の装置。
[24]前記混合する手段は、
前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力のみを含めること、
前記出力オーディオ中に前記第2のオーディオ入力のみを含めること、または、
前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力との双方を含めることにより、
前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを選択的に合成する手段を備える[22]に記載の装置。
[25]前記第1のオーディオ入力は、音声を表す[22]に記載の装置。
[26]前記第2のオーディオ入力は、ステレオオーディオを表す[25]に記載の装置。
[27]マイクロフォンから第3のオーディオ入力を受信する手段と、
前記第1のオーディオ入力と、前記第2のオーディオ入力と、前記第3のオーディオ入力とを混合して、前記出力オーディオにする手段とをさらに具備する[22]に記載の装置。
[28]前記受信する手段のそれぞれは、ブルートゥーストランシーバを含む[22]に記載の装置。
[29]前記第1のオーディオ入力または前記第2のオーディオ入力のうちの少なくとも1つに対して、時間変動利得を適用する手段をさらに具備する[22]に記載の装置。

Claims (29)

  1. ワイヤレスヘッドセットにおいて、
    第1のソースから第1のオーディオ入力を受信するように構成されている第1のトランシーバと、
    第2のソースから第2のオーディオ入力を受信するように構成されている第2のトランシーバと、
    前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを合成して出力オーディオにするように構成されているオーディオミキサーとを具備するワイヤレスヘッドセット。
  2. 前記オーディオミキサーは、
    前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力のそれぞれを重み付けし、それにより、重み付けしたオーディオ入力を生成させるように構成されている行列要素を備える請求項1記載のワイヤレスヘッドセット。
  3. 前記行列要素は、前記重み付けしたオーディオ入力を合計するように構成されている請求項2記載のワイヤレスヘッドセット。
  4. 前記オーディオミキサーは、
    前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力のみを含めること、
    前記出力オーディオ中に前記第2のオーディオ入力のみを含めること、または、
    前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力との双方を含めることにより、
    前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを選択的に合成する請求項1記載のワイヤレスヘッドセット。
  5. 前記第1のオーディオ入力は、音声を表す請求項1記載のワイヤレスヘッドセット。
  6. 前記第2のオーディオ入力は、ステレオオーディオを表す請求項5記載のワイヤレスヘッドセット。
  7. 第3のオーディオ入力を生成させるように構成されているマイクロフォンをさらに具備し、前記オーディオミキサーは、前記第1のオーディオ入力と、前記第2のオーディオ入力と、前記第3のオーディオ入力とを合成して、前記出力オーディオにするように構成されている請求項1記載のワイヤレスヘッドセット。
  8. 前記第1のトランシーバと前記第2のトランシーバは、ブルートゥーストランシーバである請求項1記載のワイヤレスヘッドセット。
  9. ワイヤレスヘッドセットでオーディオを出力する方法において、
    前記ワイヤレスヘッドセットにおいて、第1のソースから第1のオーディオ入力を受信することと、
    前記ワイヤレスヘッドセットにおいて、第2のソースから第2のオーディオ入力を受信することと、
    前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを混合して出力オーディオにすることと、
    前記ワイヤレスヘッドセットから前記出力オーディオを出力することとを含む方法。
  10. 前記混合することは、
    前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力のそれぞれを重み付けし、それにより、重み付けしたオーディオ入力を生成させることと、
    前記重み付けしたオーディオ入力を合計することとを含む請求項9記載の方法。
  11. 前記混合することは、
    前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力のみを含めること、
    前記出力オーディオ中に前記第2のオーディオ入力のみを含めること、または、
    前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力との双方を含めることにより、
    前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを選択的に合成することを含む請求項9記載の方法。
  12. 前記第1のオーディオ入力は、音声を表す請求項9記載の方法。
  13. 前記第2のオーディオ入力は、ステレオオーディオを表す請求項5記載の方法。
  14. マイクロフォンから第3のオーディオ入力を受信することと、
    前記第1のオーディオ入力と、前記第2のオーディオ入力と、前記第3のオーディオ入力とを混合して、前記出力オーディオにすることとをさらに含む請求項9記載の方法。
  15. 第1のブルートゥーストランシーバと第2のブルートゥーストランシーバとにおいて、前記第1のオーディオ入力と、前記第2のオーディオ入力とをそれぞれ受信する請求項9記載の方法。
  16. 1つ以上のプロセッサにより実行可能な1組の命令を具現化するコンピュータ読取可能媒体において、
    ワイヤレスヘッドセットにおいて、第1のソースから第1のオーディオ入力を受信するためのコードと、
    前記ワイヤレスヘッドセットにおいて、第2のソースから第2のオーディオ入力を受信するためのコードと、
    前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを混合して出力オーディオにするためのコードと、
    前記ワイヤレスヘッドセットから前記出力オーディオを出力するためのコードとを含むコンピュータ読取可能媒体。
  17. 前記混合するためのコードは、
    前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力のそれぞれを重み付けし、それにより、重み付けしたオーディオ入力を生成させるためのコードと、
    前記重み付けしたオーディオ入力を合計するためのコードとを含む請求項16記載のコンピュータ読取可能媒体。
  18. 前記混合するためのコードは、
    前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力のみを含めること、
    前記出力オーディオ中に前記第2のオーディオ入力のみを含めること、または、
    前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力との双方を含めることにより、
    前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを選択的に合成するためのコードを含む請求項16記載のコンピュータ読取可能媒体。
  19. 前記第1のオーディオ入力は、音声を表す請求項16記載のコンピュータ読取可能媒体。
  20. 前記第2のオーディオ入力は、ステレオオーディオを表す請求項19記載のコンピュータ読取可能媒体。
  21. マイクロフォンから第3のオーディオ入力を受信するためのコードと、
    前記第1のオーディオ入力と、前記第2のオーディオ入力と、前記第3のオーディオ入力とを混合して、前記出力オーディオにするためのコードとをさらに含む請求項16記載のコンピュータ読取可能媒体。
  22. 装置において、
    ワイヤレスヘッドセットにおいて、第1のソースから第1のオーディオ入力を受信する手段と、
    前記ワイヤレスヘッドセットにおいて、第2のソースから第2のオーディオ入力を受信する手段と、
    前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを混合して出力オーディオにする手段と、
    前記ワイヤレスヘッドセットから前記出力オーディオを出力する手段とを具備する装置。
  23. 前記混合する手段は、
    前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力のそれぞれを重み付けし、それにより、重み付けしたオーディオ入力を生成させる手段と、
    前記重み付けしたオーディオ入力を合計する手段とを備える請求項22記載の装置。
  24. 前記混合する手段は、
    前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力のみを含めること、
    前記出力オーディオ中に前記第2のオーディオ入力のみを含めること、または、
    前記出力オーディオ中に前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力との双方を含めることにより、
    前記第1のオーディオ入力と前記第2のオーディオ入力とを選択的に合成する手段を備える請求項22記載の装置。
  25. 前記第1のオーディオ入力は、音声を表す請求項22記載の装置。
  26. 前記第2のオーディオ入力は、ステレオオーディオを表す請求項25記載の装置。
  27. マイクロフォンから第3のオーディオ入力を受信する手段と、
    前記第1のオーディオ入力と、前記第2のオーディオ入力と、前記第3のオーディオ入力とを混合して、前記出力オーディオにする手段とをさらに具備する請求項22記載の装置。
  28. 前記受信する手段のそれぞれは、ブルートゥーストランシーバを含む請求項22記載の装置。
  29. 前記第1のオーディオ入力または前記第2のオーディオ入力のうちの少なくとも1つに対して、時間変動利得を適用する手段をさらに具備する請求項22記載の装置。
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