JP2018160714A - 音響システム、ヘッドホン装置、スピーカ装置、及び音響出力方法 - Google Patents

音響システム、ヘッドホン装置、スピーカ装置、及び音響出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利便性を向上する。【解決手段】音響システムは、自装置とスピーカ装置とが接続されている場合に、音データを出力する音出力装置から無線通信により受信した音データをスピーカ装置に送信する第1出力制御部を備え、ヘッドホンから音を出力するヘッドホン装置と、ヘッドホン装置とスピーカ装置とが接続されている場合に、音データに基づく音をスピーカから出力させる第2出力制御部を備えるスピーカ装置とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、音響システム、ヘッドホン装置、スピーカ装置、及び音響出力方法に関する。
近年、例えば、電子楽器などの音出力装置から出力された音データを無線通信により受信し、受信した音データの音をヘッドホンから出力するワイヤレスのヘッドホン装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。このようなヘッドホン装置は、ケーブルを引き回す必要がないため、市場で好まれおり、広く使用されている。
特開2007−74786号公報
しかしながら、例えば、ヘッドホンからスピーカに音の出力を切り替える場合や、スピーカからヘッドホンに音の出力を切り替える場合には、上述した従来のヘッドホン装置では、依然としてケーブルをつなぎ替える(切替える)必要があり面倒であった。すなわち、上述した従来のヘッドホン装置では、例えば、ヘッドホンとスピーカとの出力を切替える際に、利便性が悪いという課題があった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、利便性を向上させることができる音響システム、ヘッドホン装置、スピーカ装置、及び音響出力方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、自装置とスピーカ装置とが接続されている場合に、音データを出力する音出力装置から無線通信により受信した前記音データを前記スピーカ装置に送信する第1出力制御部を備え、ヘッドホンから音を出力するヘッドホン装置と、前記ヘッドホン装置と当該スピーカ装置とが接続されている場合に、前記音データに基づく音をスピーカから出力させる第2出力制御部を備える前記スピーカ装置とを備える音響システムである。
また、本発明の一態様は、ヘッドホンから音を出力するヘッドホン装置であって、
自装置とスピーカ装置とが接続されている場合に、音データを出力する音出力装置から無線通信により受信した前記音データを前記スピーカ装置に送信する出力制御部を備えるヘッドホン装置である。
また、本発明の一態様は、ヘッドホンから音を出力するヘッドホン装置と自装置とが接続されている場合に、音データを出力する音出力装置から無線通信により前記ヘッドホン装置が受信した音データであって、前記ヘッドホン装置から送信された前記音データに基づく音をスピーカから出力させる出力制御部を備えるスピーカ装置である。
また、本発明の一態様は、ヘッドホンから音を出力するヘッドホン装置が、当該ヘッドホン装置とスピーカ装置とが接続されている場合に、音データを出力する音出力装置から無線通信により受信した前記音データを前記スピーカ装置に送信する第1出力制御ステップと、前記スピーカ装置が、前記ヘッドホン装置と前記スピーカ装置とが接続されている場合に、前記ヘッドホン装置から送信された前記音データに基づく音をスピーカから出力させる第2出力制御ステップとを含む音響出力方法である。
本発明によれば、ヘッドホンとスピーカとの出力を切替える際の利便性を向上させることができる。
第1の実施形態による音響システムの一例を示す外観図である。 第1の実施形態による音響システムの一例を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態によるヘッドホン装置の動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態によるスピーカ装置の動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態によるヘッドホン装置単体での動作例を示す図である。 第1の実施形態によるヘッドホン装置とスピーカ装置とを接続させた場合の動作例を示す図である。 第2の実施形態による音響システムの一例を示す外観図である。 第2の実施形態による音響システムの一例を示す機能ブロック図である。 第2の実施形態によるヘッドホン装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態による音響システム及び音響出力方法について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態による音響システム100の一例を示す外観図である。また、図2は、第1の実施形態による音響システム100の一例を示す機能ブロック図である。
図1及び図2に示すように、音響システム100は、ヘッドホン装置1と、スピーカ装置2とを備える。
ヘッドホン装置1は、例えば、ワイヤレスヘッドホンであり、ギター3などの楽器が演奏した音データを、送信装置4を介して無線通信により受信し、ヘッドホン部14(ヘッドホン)から音を出力する。ヘッドホン装置1は、後述するスピーカ装置2のドック部24と着脱可能に構成されており、例えば、2次電池18を充電する際、又は、スピーカ装置2から音を出力した場合に、スピーカ装置2のドック部24にセット(装着)される。ヘッドホン装置1は、無線通信部11と、信号処理部12と、HP(ヘッドホン)アンプ13と、ヘッドホン部14と、通信部15と、接続判定部16と、出力制御部17とを備える。
無線通信部11は、例えば、Bluetooth(登録商標)などの無線通信により、送信装置4との間の通信を行う。無線通信部11は、例えば、ギター3により演奏された音データを、送信装置4から受信する。無線通信部11は、受信した音データを、例えば、信号処理部12に供給する。ここで、送信装置4は、音データを出力する音出力装置の一例である。無線通信部11は、複数の音出力装置から音データを受信してもよく、受信した複数種類の音データを信号処理部12に供給する。
送信装置4は、ギター3による演奏を音データに変換し、上述した無線通信により、ヘッドホン装置1に送信する。
信号処理部12(合成処理部の一例)は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサであり、無線通信部11が受信した音データの各種信号処理を実行する。信号処理部12は、出力制御部17からの制御指示に基づいて、各種信号処理を実行するとともに、HPアンプ13、又は通信部15に音データを出力する。信号処理部12は、例えば、複数種類の音データを無線通信部11から取得した場合に、複数種類の音データを合成した合成音データを生成する。すなわち、信号処理部12は、例えば、複数種類の音データを無線通信部11から取得した場合に、複数種類の音データをミキシング(混合)した合成音データを生成する。
HPアンプ13は、例えば、DAC(Digital to Analog Converter)内蔵アンプであり、取得した音データを変換及び増幅した音信号をヘッドホン部14に出力して、ヘッドホン部14から音を出力させる。HPアンプ13は、出力制御部17からの制御指示に基づいて、音信号の出力、出力停止、音量変更などの処理を実行する。
ヘッドホン部14は、例えば、ヘッドバンド付きイヤホンであり、HPアンプ13から出力された音信号を音に変換して、出力(放音)する。なお、ヘッドホン部14は、ヘッドバンド付きイヤホンの他に、例えば、挿入イヤホン、耳のせイヤホン、耳覆いイヤホンなど、耳に密接して装着することで、耳に直接音を伝えるようにしたイヤホン型の放音器であってもよい。
通信部15は、例えば、接触式の通信インターフェースであり、スピーカ装置2の通信部21と接触することにより、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが電気的に接続され、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2との間の通信を行う。通信部15は、例えば、信号処理部12から出力された音データをスピーカ装置2に送信する。また、通信部15は、2次電池18を充電するための充電電力が供給される充電電極(不図示)を備えており、スピーカ装置2から供給された充電電力を2次電池18に供給する。
接続判定部16は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが電気的に接続されているか否かを判定する。接続判定部16は、通信部15がスピーカ装置2の通信部21と接触して通電しているか否かに基づいて、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが電気的に接続されているか否かを判定する。接続判定部16は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが電気的に接続されているか否かの判定結果を出力制御部17に出力する。
出力制御部17(第1出力制御部の一例)は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、音データを出力する送信装置4(音出力装置)から無線通信により受信した音データをスピーカ装置2に送信し、ヘッドホン装置1(自装置)とスピーカ装置2とが接続されていない場合に、音データに基づく音をヘッドホン部14から出力させる。
出力制御部17は、例えば、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが電気的に接続されていると判定された判定結果を、接続判定部16から取得した場合に、信号処理部12に対して、無線通信部11が受信した音データを通信部15に出力させる。そして、出力制御部17は、通信部15に、信号処理部12が出力した当該音データをスピーカ装置2に送信させる。また、出力制御部17は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、ヘッドホン部14の出力を停止させる。
なお、無線通信部11が複数種類の音データを並列して受信している場合には、出力制御部17は、信号処理部12が複数種類の音データに基づいて生成した合成音データを、通信部15を介してスピーカ装置2に送信させる。また、出力制御部17は、接続判定部16から取得した判定結果を、通信部15を介してスピーカ装置2に送信させてもよい。
また、出力制御部17は、例えば、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが電気的に接続されていないと判定された判定結果を、接続判定部16から取得した場合に、信号処理部12に対して、無線通信部11が受信した音データをHPアンプ13に出力させる。そして、出力制御部17は、HPアンプ13に、信号処理部12が出力した当該音データを音信号に変換させるとともに、ヘッドホン部14に出力させる。これにより、ヘッドホン部14は、無線通信部11が受信した音データに基づく音をヘッドホン部14から出力(放音)する。
なお、無線通信部11が複数種類の音データを並列して受信している場合には、出力制御部17は、信号処理部12が複数種類の音データに基づいて生成した合成音データをHPアンプ13に出力させて、当該合成音データに基づく音をヘッドホン部14に出力させる。
2次電池18は、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素蓄電池などの蓄電池であり、ヘッドホン装置1の各部に電力を供給する。すなわち、2次電池18は、自装置(ヘッドホン装置1)を動作させる電力を供給する。また、2次電池18は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが電気的に接続されている場合に、通信部15を介して、ヘッドホン装置1から供給された充電電力により充電される。
スピーカ装置2は、ヘッドホン装置1と接続可能であり、スピーカ(23L、23R)から音を出力する。また、スピーカ装置2は、充電ドック(充電スタンド)として機能し、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、ヘッドホン装置1が備える2次電池18に充電電力を供給して、2次電池18を充電する。
また、スピーカ装置2は、通信部21と、SP(スピーカ)アンプ22と、スピーカ(23L、23R)と、SP制御部30とを備える。
なお、本実施形態において、スピーカ23Lと、スピーカ23Rとは、同一の構成であり、スピーカ装置2が備える任意のスピーカを示す場合、又は特に区別しない場合には、スピーカ23として説明する。
通信部21は、例えば、接触式の通信インターフェースであり、ヘッドホン装置1の通信部15と接触することにより、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが電気的に接続され、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2との間の通信を行う。通信部21は、ヘッドホン装置1の通信部15から送信された音データを受信する。また、通信部21は、2次電池18を充電するための充電電力を供給する充電電極(不図示)を備えており、2次電池18の充電電力を、通信部15を介して2次電池18に供給する。
SPアンプ22は、例えば、DAC内蔵アンプであり、通信部21が受信した音データを変換及び増幅した音信号をスピーカ23に出力して、スピーカ23から音を出力させる。SPアンプ22は、出力制御部32からの制御指示に基づいて、音信号の出力、出力停止、音量変更などの処理を実行する。
スピーカ23は、スピーカ23Lとスピーカ23Rとステレオスピーカを構成しており、SPアンプ22から出力された音信号を音に変換して、出力(放音)する。
SP制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含むプロセッサであり、スピーカ装置2を統括的に制御する。SP制御部30は、充電制御部31と、出力制御部32とを備える。
充電制御部31は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、2次電池18を充電する充電電力の供給を制御する。なお、充電制御部31は、例えば、通信部21を介して取得した接続判定部16の判定結果に基づいて、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが電気的に接続されているか否かを判定する。充電制御部31は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、通信部21に2次電池18の充電電力を供給させて、2次電池18を充電させる。充電制御部31は、通信部21を介して、例えば、2次電池18の充電が完了したことを示した情報を取得した場合には、通信部21に充電電力の供給を停止させてもよい。
出力制御部32(第2出力制御部の一例)は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、ヘッドホン装置1から送信された音データに基づく音をスピーカ23から出力させる。出力制御部32は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、通信部21を介して、ヘッドホン装置1から受信した音データを、SPアンプ22に出力させて、当該音データに基づく音をスピーカ23に出力させる。
なお、上述した無線通信部11が複数種類の音データを並列して受信している場合には、出力制御部32は、信号処理部12が複数種類の音データに基づいて生成した合成音データに基づく音をスピーカ23に出力させる。
また、出力制御部32は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されていない場合に、スピーカ23の出力を停止させる。
次に、図面を参照して、本実施形態による音響システム100の動作について説明する。
図3は、本実施形態によるヘッドホン装置1の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図3は、ヘッドホン装置1の音響出力制御の処理の一例を示している。
図3において、まず、ヘッドホン装置1は、スピーカ装置2と接続されているか否かを判定する(ステップS101)。ヘッドホン装置1の接続判定部16は、通信部15がスピーカ装置2の通信部21と接触して通電しているか否かに基づいて、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが電気的に接続されているか否かを判定し、当該判定結果を出力制御部17に出力する。出力制御部17は、接続判定部16が判定した判定結果に基づいて、自装置(ヘッドホン装置1)とスピーカ装置2と接続されているか否かを判定する。出力制御部17は、自装置(ヘッドホン装置1)とスピーカ装置2と接続されている場合(ステップS101:YES)に、処理をステップS102に進める。また、出力制御部17は、自装置(ヘッドホン装置1)とスピーカ装置2と接続されていない場合(ステップS101:NO)に、処理をステップS103に進める。
ステップS102において、出力制御部17は、受信した音データをスピーカ装置2に送信するとともに、ヘッドホン部14の出力を停止する。出力制御部17は、信号処理部12に対して、無線通信部11が受信した音データを通信部15に出力させる。そして、出力制御部17は、通信部15に、信号処理部12が出力した当該音データをスピーカ装置2に送信させる。また、出力制御部17は、ヘッドホン部14の出力を停止させてヘッドホン部14を消音させる。ステップS102の処理後に、出力制御部17は、処理をステップS101に戻す。
また、ステップS103において、出力制御部17は、受信した音データをヘッドホン部14から出力させるとともに、スピーカ装置2への送信を停止する。例えば、出力制御部17は、信号処理部12に対して、無線通信部11が受信した音データをHPアンプ13に出力させる。そして、出力制御部17は、HPアンプ13に、信号処理部12が出力した当該音データを音信号に変換させるとともに、ヘッドホン部14に出力させる。これにより、ヘッドホン部14は、無線通信部11が受信した音データに基づく音をヘッドホン部14から出力(放音)する。また、出力制御部17は、信号処理部12対して、スピーカ装置2に送信する音データの出力を停止させるとともに、通信部15にスピーカ装置2への送信を停止させる。ステップS103の処理後に、出力制御部17は、処理をステップS101に戻す。
このように、ヘッドホン装置1は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、無線通信により、例えば、送信装置4から受信した音データをスピーカ装置2に送信するとともに、ヘッドホン部14の出力を停止して消音させる。そして、ヘッドホン装置1は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されていない場合に、当該音データに基づく音をヘッドホン部14から出力させる。
次に、図4を参照して、本実施形態によるスピーカ装置2の動作の一例について説明する。
図4は、本実施形態によるスピーカ装置2の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図4に示す例は、スピーカ装置2の音響出力制御の処理の一例を示している。
図4において、まず、スピーカ装置2は、ヘッドホン装置1と接続されているか否かを判定する(ステップS201)。スピーカ装置2の出力制御部32は、例えば、接続判定部16が判定した判定結果に基づいて、ヘッドホン装置1と自装置(スピーカ装置2)と接続されているか否かを判定する。出力制御部32は、ヘッドホン装置1と自装置(スピーカ装置2)と接続されている場合(ステップS201:YES)に、処理をステップS202に進める。また、出力制御部32は、ヘッドホン装置1と自装置(スピーカ装置2)と接続されていない場合(ステップS201:NO)に、処理をステップS203に進める。
ステップS202において、出力制御部32は、受信した音データをスピーカ23から出力させる。出力制御部32は、通信部21がヘッドホン装置1から受信した音データを、SPアンプ22に、音信号に変換させるとともにスピーカ23に出力させる。これにより、スピーカ23は、ヘッドホン装置1から受信した音データに基づく音をスピーカ23から出力(放音)する。ステップS202の処理後に、出力制御部32は、処理をステップS201に戻す。
また、ステップS203において、出力制御部32は、スピーカ23の出力を停止する。出力制御部32は、例えば、SPアンプ22に、音信号の出力を停止させて、スピーカ23を消音させる。ステップS203の処理後に、出力制御部32は、処理をステップS201に戻す。
このように、スピーカ装置2は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、ヘッドホン装置1から受信した音データをスピーカ23に出力する。そして、スピーカ装置2は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されていない場合に、スピーカ23の出力を停止して、スピーカ23を消音させる。
図5は、本実施形態によるヘッドホン装置1単体での動作例を示す図である。
図5に示す例では、ギター3の演奏した音データと、スマートフォン5が出力する音データとを、合成(混合)した音を、ヘッドホン装置1から出力させる場合の一例について説明する。
送信装置4は、ギター3の演奏を音データに変換し、当該音データを無線通信によりヘッドホン装置1に送信する。また、スマートフォン5は、再生した音データを無線通信によりヘッドホン装置1に送信する。
ヘッドホン装置1の無線通信部11は、ギター3の演奏を送信装置4が変換した音データを無線通信により受信するとともに、スマートフォン5から送信された音データを無線通信により受信する。
次に、ヘッドホン装置1の信号処理部12は、送信装置4から無線通信部11が受信した音データと、スマートフォン5から無線通信部11が受信した音データとを合成して、合成音データを生成する。
図5に示す例では、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されていないため、ヘッドホン装置1の出力制御部17は、信号処理部12が合成した合成音データを、HPアンプ13に、音信号に変換させるとともに、ヘッドホン部14に当該音信号に基づく音を出力させる。音響システム100(ヘッドホン装置1)の利用者は、頭部にヘッドホン装置1を装着することで、ギター3を演奏しながら、ギター3の演奏及びスマートフォン5の再生音を、ヘッドホン部14から聞くことができる。
なお、ギター3の演奏とスマートフォン5の再生とのいずれか一方のみの場合でも、同様に、利用者は、頭部にヘッドホン装置1を装着することで、ギター3の演奏又はスマートフォン5の再生音を、ヘッドホン部14から聞くことができる。
また、図6は、本実施形態によるヘッドホン装置1とスピーカ装置2とを接続させた場合の動作例を示す図である。
スピーカ装置2から音を出力させた場合には、利用者は、図6に示すように、ヘッドホン装置1をスピーカ装置2のドック部24に装着して、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とを電気的に接続させる。
図6において、まず、ヘッドホン装置1の無線通信部11は、ギター3の演奏を送信装置4が変換した音データを無線通信により受信するとともに、スマートフォン5から送信された音データを無線通信により受信し、信号処理部12が受信した音データを合成した合成音データを生成する。図6に示す例では、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されているため、ヘッドホン装置1の出力制御部17は、通信部15に対して、信号処理部12が合成した合成音データをスピーカ装置2に送信させる。また、出力制御部17は、SPアンプ22に対して、ヘッドホン部14の出力を停止してヘッドホン部14を消音させる。
また、スピーカ装置2の通信部21は、ヘッドホン装置1から送信された合成音データを受信する。スピーカ装置2の出力制御部32は、通信部21がヘッドホン装置1から受信した音データを、SPアンプ22に、音信号に変換させるとともにスピーカ23に出力させる。これにより、スピーカ装置2は、ギター3の演奏の音データと、スマートフォン5が再生した音データとを合成した合成音データに基づく音をスピーカ23から出力(放音)し、利用者は、スピーカ23から演奏を確認することができる。
なお、ギター3の演奏とスマートフォン5の再生とのいずれか一方のみの場合でも、同様に、利用者は、ヘッドホン装置1をスピーカ装置2のドック部24に装着することで、ギター3の演奏又はスマートフォン5の再生音を、スピーカ23から聞くことができる。
以上説明したように、本実施形態による音響システム100は、ヘッドホン部14(ヘッドホン)から音を出力するヘッドホン装置1と、ヘッドホン装置1と接続可能であり、スピーカ23から音を出力するスピーカ装置2と、を備える。ヘッドホン装置1は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、音データを出力する音出力装置(例えば、送信装置4、スマートフォン5など)から無線通信により受信した音データをスピーカ装置2に送信し、ヘッドホン装置1(自装置)とスピーカ装置2とが接続されていない場合に、音データに基づく音をヘッドホン部14から出力させる出力制御部17(第1出力制御部)を備える。そして、スピーカ装置2は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、ヘッドホン装置1から送信された音データに基づく音をスピーカ23から出力させる出力制御部32(第2出力制御部)を備える。
これにより、本実施形態による音響システム100は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2と接続させるか否かにより、音の出力先を切り替えることができる。そのため、本実施形態による音響システム100は、例えば、ヘッドホン部14からスピーカ23に音の出力を切り替える場合や、スピーカ23からヘッドホン部14に音の出力を切り替える場合に、ケーブルをつなぎ替える(切替える)必要がない。よって、本実施形態による音響システム100は、ヘッドホン部14とスピーカ23との出力を切替える際の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、出力制御部17は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、音データをスピーカ装置2に送信するとともに、ヘッドホン部14の出力を停止させる。出力制御部32は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されていない場合に、スピーカ23の出力を停止させる。
これにより、本実施形態による音響システム100は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2と接続させるか否かにより、ヘッドホン部14とスピーカ23とのうちの一方から音が出力されるように、適切に切り替えることができる。
また、本実施形態では、ヘッドホン装置1は、複数の音出力装置(例えば、送信装置4及びスマートフォン5)から受信した複数種類の音データに基づいて合成音データを生成する信号処理部12(合成処理部)を備える。出力制御部17は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、信号処理部12によって生成された合成音データをスピーカ装置2に送信し、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されていない場合に、信号処理部12によって生成された合成音データに基づく音をヘッドホン部14から出力させる。
これにより、本実施形態による音響システム100は、利用者が複数の音源からの音データを聞いて楽しむことができるため、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、ヘッドホン装置1は、自装置を動作させる電力を供給する2次電池18を備える。スピーカ装置2は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、2次電池18を充電する充電電力の供給を制御する充電制御部31を備える。
これにより、本実施形態による音響システム100は、スピーカ装置2から音を出力している間に、ヘッドホン装置1を動作させる電力を供給する2次電池18を充電することができるとともに、2次電池18を充電している間にスピーカ装置2から音を出力することができる。すなわち、本実施形態による音響システム100は、ヘッドホン装置1が充電中で一般には使用不可能な期間を、スピーカ装置2から音を出力することにより有効に利用することができる。そのため、本実施形態による音響システム100は、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態によるヘッドホン装置1は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とを備える音響システム100のヘッドホン装置1であって、出力制御部17を備える。出力制御部17は、自装置(ヘッドホン装置1)とスピーカ装置2とが接続されている場合に、音データを出力する音出力装置(例えば、送信装置4、スマートフォン5など)から無線通信により受信した音データをスピーカ装置2に送信し、自装置(ヘッドホン装置1)とスピーカ装置2とが接続されていない場合に、音データに基づく音をヘッドホン部14から出力させる。
これにより、本実施形態によるヘッドホン装置1は、上述した本実施形態による音響システム100と同様の効果を奏し、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態によるスピーカ装置2は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とを備える音響システム100のスピーカ装置2であって、出力制御部32を備える。出力制御部32は、ヘッドホン装置1と自装置(スピーカ装置2)とが接続されている場合に、音データを出力する音出力装置(例えば、送信装置4、スマートフォン5など)から無線通信によりヘッドホン装置1が受信した音データであって、ヘッドホン装置1から送信された音データに基づく音をスピーカ23から出力させる。
これにより、本実施形態によるスピーカ装置2は、上述した本実施形態による音響システム100と同様の効果を奏し、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態による音響出力方法は、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とを備える音響システム100の音響出力方法であって、第1出力制御ステップと、第2出力制御ステップとを含む。第1出力制御ステップにおいて、ヘッドホン装置1が、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、音データを出力する音出力装置(例えば、送信装置4、スマートフォン5など)から無線通信により受信した音データをスピーカ装置2に送信し、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されていない場合に、音データに基づく音をヘッドホン部14から出力させる。第2出力制御ステップにおいて、スピーカ装置2が、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2とが接続されている場合に、ヘッドホン装置1から送信された音データに基づく音をスピーカ23から出力させる。
これにより、本実施形態による音響出力方法は、上述した本実施形態による音響システム100と同様の効果を奏し、利便性を向上させることができる。
[第2の実施形態]
次に、図面を参照して、第2の実施形態による音響システム100aについて説明する。
上述した第1の実施形態では、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2との間の接続を接触式の通信インターフェースで行う一例を説明したが、本実施形態では、ヘッドホン装置1とスピーカ装置2との間の接続を非接触通信により行う場合の一例について説明する。
図7は、本実施形態による音響システム100aの一例を示す外観図である。また、図8は、本実施形態による音響システム100aの一例を示す機能ブロック図である。
図7及び図8に示すように、音響システム100aは、ヘッドホン装置1aと、スピーカ装置2aとを備える。
なお、図7及び図8において、図1及び図2の示す構成と同一の構成には同一の符号を付与してその説明を省略する。
ヘッドホン装置1aは、例えば、ワイヤレスヘッドホンであり、スピーカ装置2aのドック部24と着脱可能に構成されている。ヘッドホン装置1aは、無線通信部11と、信号処理部12と、HPアンプ13と、ヘッドホン部14と、通信部15aと、接続判定部16aと、出力制御部17aと、充電端子T1とを備える。
通信部15aは、例えば、赤外線による非接触式の通信インターフェースであり、スピーカ装置2aの通信部21aと非接触により、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが電気的に接続され、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの間の通信を行う。通信部15aは、例えば、信号処理部12から出力された音データをスピーカ装置2aに送信する。なお、通信部15aは、例えば、赤外線によりヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの間の距離が測定可能に構成されている。
充電端子T1は、2次電池18に充電電力を供給するための端子であり、後述するスピーカ装置2aの充電端子T2と接触することにより、充電電力が供給される。
接続判定部16aは、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが電気的に接続されているか否かを判定する。接続判定部16aは、例えば、通信部15aがスピーカ装置2aの通信部21aと通信可能であるか否かに基づいて、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが電気的に接続されているか否かを判定する。接続判定部16aは、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが電気的に接続されているか否かの判定結果を出力制御部17aに出力する。また、接続判定部16aは、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが電気的に接続されている場合に、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの間の距離を出力制御部17aに出力する。
出力制御部17a(第1出力制御部の一例)は、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2とが接続されている場合に、音データをスピーカ装置2aに送信するとともに、音データに基づく音をヘッドホン部14から出力させる。出力制御部17aは、例えば、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの距離に応じて、スピーカ装置2aに送信する音データの音量と、ヘッドホン部14から出力させる音データの音量との比率を変更する。
ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの間の距離が、例えば、2m(メートル)以下になった場合に、接続判定部16aがヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが接続されていると判定する。ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの間の距離が2m以内において、出力制御部17aは、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの距離が近い程、スピーカ装置2に送信する音データの音量を大きく、且つ、ヘッドホン部14から出力させる音データの音量を小さくするように制御する。なお、出力制御部17aは、音データの音量を、信号処理部12に変更させる。
また、出力制御部17aは、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが接触により接続されている場合(例えば、距離が0mである場合)に、ヘッドホン部14の出力を停止させる。
例えば、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの間の距離が、2m以上である場合に、出力制御部17aは、ヘッドホン部14から出力させる音データの音量を100%とするとともに、スピーカ装置2aに送信する音データの音量を0(ゼロ、無音)とする。例えば、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの間の距離が、1mである場合には、出力制御部17aは、ヘッドホン部14から出力させる音データの音量を半分(1/2)の50%にするとともに、スピーカ装置2aに送信する音データの音量が半分(1/2)の50%にする。そして、例えば、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの間の距離が、0mである場合に、出力制御部17aは、ヘッドホン部14から出力させる音データの音量を0(ゼロ、無音)にするとともに、スピーカ装置2aに送信する音データの音量が100%にする。
このように、本実施形態では、出力制御部17aは、ヘッドホン装置1aをスピーカ装置2aに近づけることにより、ヘッドホン部14からの音の出力の音量を徐々に低下させてフェードアウトさせ、スピーカ装置2aへの音の出力の音量を徐々に増大させてフェードインさせる。
その他の出力制御部17aの機能は、上述した第1の実施形態と同様である。
スピーカ装置2aは、ヘッドホン装置1aと接続可能であり、スピーカ23(23L、23R)から音を出力する。また、スピーカ装置2aは、充電ドック(充電スタンド)として機能し、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが接触により接続されている場合に、ヘッドホン装置1aが備える2次電池18に充電電力を供給して、2次電池18を充電する。
また、スピーカ装置2aは、通信部21aと、SPアンプ22と、スピーカ23(23L、23R)と、SP制御部30aと、充電端子T2とを備える。
通信部21aは、例えば、赤外線による非接触式の通信インターフェースであり、スピーカ装置2aの通信部21aと非接触により、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが電気的に接続され、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの間の通信を行う。通信部21aは、ヘッドホン装置1aの通信部15aから送信された音データを受信する。
充電端子T2は、2次電池18に充電電力を供給するための端子であり、後述するスピーカ装置2aの充電端子T1と接触することにより、充電電力を供給する。
SP制御部30aは、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、スピーカ装置2aを統括的に制御する。SP制御部30aは、充電制御部31と、出力制御部32aとを備える。
出力制御部32a(第2出力制御部の一例)は、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが非接触通信により接続されている場合に、ヘッドホン装置1aから送信された音データに基づく音をスピーカ23から出力させる。出力制御部32aは、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが非接触通信により接続されている場合に、通信部21aを介して、ヘッドホン装置1aから受信した音データを、SPアンプ22に出力させて、当該音データに基づく音をスピーカ23に出力させる。
次に、図面を参照して、本実施形態による音響システム100aの動作について説明する。
図9は、本実施形態によるヘッドホン装置1aの動作の一例を示すフローチャートである。なお、図9は、ヘッドホン装置1aの音響出力制御の処理の一例を示している。
図9において、まず、ヘッドホン装置1aは、スピーカ装置2aと非接触通信により接続されているか否かを判定する(ステップS301)。ヘッドホン装置1aの接続判定部16aは、通信部15aがスピーカ装置2aの通信部21aと非接触通信によりヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが電気的に接続されているか否かを判定し、当該判定結果を出力制御部17aに出力する。出力制御部17aは、接続判定部16aが判定した判定結果に基づいて、自装置(ヘッドホン装置1a)とスピーカ装置2aと接続されているか否かを判定する。出力制御部17aは、自装置(ヘッドホン装置1a)とスピーカ装置2aと接続されている場合(ステップS301:YES)に、処理をステップS302に進める。また、出力制御部17aは、自装置(ヘッドホン装置1a)とスピーカ装置2aと接続されていない場合(ステップS301:NO)に、処理をステップS304に進める。
ステップS302において、出力制御部17aは、スピーカ装置2aとの距離に応じて、受信した音データのヘッドホン出力の音量と、スピーカ出力の音量とを変更する。出力制御部17aは、接続判定部16aからヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの間の距離を取得し、当該距離に応じて、スピーカ装置2aに送信する音データの音量と、ヘッドホン部14から出力させる音データの音量との比率を変更する。
例えば、出力制御部17aは、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの距離が近い程、スピーカ装置2aに送信する音データの音量を大きく、且つ、ヘッドホン部14から出力させる音データの音量を小さくするように、音データの音量を信号処理部12に変更させる。
次に、出力制御部17aは、音量を変更したスピーカ用の音データをスピーカ装置2aに送信するとともに、ヘッドホン用の音データをヘッドホン部14から出力させる(ステップS303)。出力制御部17aは、信号処理部12に対して、音量を変更したスピーカ用の音データを通信部15aに出力させる。そして、出力制御部17aは、通信部15aに、信号処理部12が出力した当該音データをスピーカ装置2aに送信させる。また、出力制御部17aは、信号処理部12に対して、音量を変更したヘッドホン用の音データをHPアンプ13に出力させて、当該音データをヘッドホン部14から出力させる。
なお、出力制御部17aは、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが接触により接続されている場合(例えば、距離が0mである場合)に、ヘッドホン部14の出力を停止させる。ステップS303の処理後に、出力制御部17aは、処理をステップS301に戻す。
また、ステップS304において、出力制御部17aは、受信した音データをヘッドホン部14から出力させるとともに、スピーカ装置2aへの送信を停止する。出力制御部17aは、信号処理部12に対して、無線通信部11が受信した音データをHPアンプ13に出力させる。そして、出力制御部17aは、HPアンプ13に、信号処理部12が出力した当該音データを音信号に変換させるとともに、ヘッドホン部14に出力させる。これにより、ヘッドホン部14は、無線通信部11が受信した音データに基づく音をヘッドホン部14から出力(放音)する。また、出力制御部17aは、信号処理部12対して、スピーカ装置2aに送信する音データの出力を停止させるとともに、通信部15aにスピーカ装置2aへの送信を停止させる。ステップS304の処理後に、出力制御部17aは、処理をステップS301に戻す。
また、本実施形態によるスピーカ装置2aの動作(スピーカ装置2aの音響出力制御の処理)は、上述した図4に示す第1の実施形態と同様であるため、ここではその説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態による音響システム100aは、ヘッドホン装置1aと、スピーカ装置2aとを備える。ヘッドホン装置1aは、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが非接触通信により接続されている場合に、音データを出力する音出力装置(例えば、送信装置4、スマートフォン5など)から非接触通信により受信した音データをスピーカ装置2aに送信し、ヘッドホン装置1a(自装置)とスピーカ装置2aとが非接触通信により接続されていない場合に、音データに基づく音をヘッドホン部14から出力させる出力制御部17a(第1出力制御部)を備える。そして、スピーカ装置2aは、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが非接触通信により接続されている場合に、ヘッドホン装置1aから送信された音データに基づく音をスピーカ23から出力させる出力制御部32a(第2出力制御部)を備える。
これにより、本実施形態による音響システム100aは、第1の実施形態と同様の効果を奏し、ヘッドホン部14とスピーカ23との出力を切替える際の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの接続には、非接触通信による接続が含まれる。出力制御部17aは、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとが非接触通信により接続されている場合に、音データをスピーカ装置2aに送信するとともに、音データに基づく音をヘッドホン部14から出力させる。
これにより、本実施形態による音響システム100aは、例えば、ヘッドホン部14とスピーカ23との出力を切替える際に音の出力が途切れることがなくなるため、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、出力制御部17aは、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの距離に応じて、スピーカ装置2aに送信する音データに基づく音の音量と、ヘッドホン部14から出力させる音データに基づく音の音量との比率を変更する。出力制御部17aは、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの距離が近い程、スピーカ装置2aに送信する音データの音量を大きく、且つ、ヘッドホン部14から出力させる音データの音量を小さくするように制御する。
これにより、本実施形態による音響システム100aは、例えば、ヘッドホン部14とスピーカ23との出力を切替える際に、不自然に音の出力が途切れることがなく切り替えることができるため、さらに利便性を向上させることができる。
具体的に、本実施形態では、利用者がヘッドホン装置1aから出力される音を聞きながらスピーカ装置2aに近づくと、徐々にスピーカ装置2aからも音が聞こえ始めて、ヘッドホン装置1aをスピーカ装置2aに装着(セット)すると、ヘッドホン装置1aからの音の出力が停止する。このように、本実施形態による音響システム100aは、利用者がヘッドホン部14からスピーカ23に出力を切替える際に、不自然に音の出力が途切れることがなく切り替えることができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記の各実施形態において、ヘッドホン装置1(1a)が、接続判定部16(16a)を備える例を説明したが、スピーカ装置2(2a)、又はヘッドホン装置1(1a)とスピーカ装置2(2a)との両方が、接続判定部16(16a)を備えるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、ヘッドホン装置1(1a)が、信号処理部12を備える例を説明したが、スピーカ装置2(2a)、又はヘッドホン装置1(1a)とスピーカ装置2(2a)との両方が、接続判定部16(16a)を備えるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、音出力装置が、ギター3に接続された送信装置4とスマートフォン5とである例を説明したが、これに限定されるものではない。音出力装置が、例えば、ギター3以外の他の楽器に接続された送信装置4あってもよいし、無線通信可能な他の電子楽器やPDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータなどであってもよい。
また、上記の各実施形態において、ヘッドホン装置1(1a)が、複数の音出力装置の一例として、送信装置4とスマートフォン5との2つの音出力装置から音データを受信する例を説明したが、3つ以上の音出力装置から音データを受信するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、無線通信部11は、Bluetooth(登録商標)による無線通信を使用する例を説明したが、ワイヤレスLAN(Local Area Network)などの他の無線通信であってもよい。
また、上記の各実施形態において、スピーカ装置2(2a)からヘッドホン装置1(1a)への充電電力の供給を、充電端子(充電電極)による接触式で行う例を説明したが、非接触給電(ワイヤレス給電方式)で行うようにしてもよい。
また、上記の第2の実施形態において、出力制御部32aは、信号処理部12に音量の変更された音データを生成させて、音量を変更する例を説明したが、これに限定されるものではない。出力制御部32aは、例えば、HPアンプ13又はスピーカ装置2aのSPアンプ22の増幅率を制御して音量を変更してもよい。
また、上記の第2の実施形態において、通信部15a及び通信部21aは、赤外線による非接触通信を使用する例を説明したが、ワイヤレスLAN(Local Area Network)などの他の非接触通信であってもよい。また、ヘッドホン装置1aとスピーカ装置2aとの間の距離の測定も、赤外線を用いる手法に限定されるものではなく、他の方式を用いるようにしてもよい。
なお、上述の音響システム100(100a)が備える各構成は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した音響システム100(100a)が備える各構成における処理過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
1,1a…ヘッドホン装置、2,2a…スピーカ装置、3…ギター、4…送信装置、5…スマートフォン、11…無線通信部、12…信号処理部、13…HPアンプ、14…ヘッドホン部、15,15a,21,21a…通信部、16,16a…接続判定部、17,17a,32,32a…出力制御部、18…2次電池、22…SPアンプ、23,23L、23R…スピーカ、24…ドック部、30,30a…SP制御部、31…充電制御部、100,100a…音響システム、T1,T2…充電端子

Claims (9)

  1. 自装置とスピーカ装置とが接続されている場合に、音データを出力する音出力装置から無線通信により受信した前記音データを前記スピーカ装置に送信する第1出力制御部を備え、ヘッドホンから音を出力するヘッドホン装置と、
    前記ヘッドホン装置と当該スピーカ装置とが接続されている場合に、前記音データに基づく音をスピーカから出力させる第2出力制御部を備える前記スピーカ装置と
    を備える音響システム。
  2. 前記第1出力制御部は、
    前記ヘッドホン装置と前記スピーカ装置とが接続されていない場合に、前記音データに基づく音を前記ヘッドホンから出力させ、前記ヘッドホン装置と前記スピーカ装置とが接続されている場合に、前記ヘッドホンの出力を停止させる
    請求項1に記載の音響システム。
  3. 前記ヘッドホン装置と前記スピーカ装置との接続には、非接触通信による接続が含まれ、
    前記第1出力制御部は、
    前記ヘッドホン装置と前記スピーカ装置とが前記非接触通信により接続されている場合に、前記音データを前記スピーカ装置に送信するとともに、前記音データに基づく音を前記ヘッドホンから出力させる
    請求項1に記載の音響システム。
  4. 前記第1出力制御部は、
    前記ヘッドホン装置と前記スピーカ装置との距離に応じて、前記スピーカ装置に送信する音データに基づく音の音量と、前記ヘッドホンから出力させる前記音データに基づく音の音量との比率を変更する
    請求項3に記載の音響システム。
  5. 前記ヘッドホン装置は、複数の前記音出力装置から受信した複数種類の音データに基づいて合成音データを生成する合成処理部を備え、
    前記第1出力制御部は、前記ヘッドホン装置と前記スピーカ装置とが接続されている場合に、前記合成処理部によって生成された前記合成音データを前記スピーカ装置に送信する
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の音響システム。
  6. 前記ヘッドホン装置は、自装置を動作させる電力を供給する2次電池を備え、
    前記スピーカ装置は、前記ヘッドホン装置と前記スピーカ装置とが接続されている場合に、前記2次電池を充電する充電電力の供給を制御する充電制御部を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の音響システム。
  7. ヘッドホンから音を出力するヘッドホン装置であって、
    自装置とスピーカ装置とが接続されている場合に、音データを出力する音出力装置から無線通信により受信した前記音データを前記スピーカ装置に送信する出力制御部
    を備えるヘッドホン装置。
  8. ヘッドホンから音を出力するヘッドホン装置と自装置とが接続されている場合に、音データを出力する音出力装置から無線通信により前記ヘッドホン装置が受信した音データであって、前記ヘッドホン装置から送信された前記音データに基づく音をスピーカから出力させる出力制御部
    を備えるスピーカ装置。
  9. ヘッドホンから音を出力するヘッドホン装置が、当該ヘッドホン装置とスピーカ装置とが接続されている場合に、音データを出力する音出力装置から無線通信により受信した前記音データを前記スピーカ装置に送信する第1出力制御ステップと、
    前記スピーカ装置が、前記ヘッドホン装置と前記スピーカ装置とが接続されている場合に、前記ヘッドホン装置から送信された前記音データに基づく音をスピーカから出力させる第2出力制御ステップと
    を含む音響出力方法。
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