JP2012510845A - カーペット用パッド及びカーペット−パッドの組合わせ - Google Patents

カーペット用パッド及びカーペット−パッドの組合わせ Download PDF

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Abstract

本発明は、カーペット用のパッドを提供する。前記パッドは、第一のパッド表面と、少なくとも部分的に前記パッドに組み込まれるチューブを含む。ゼンキチューブは透過性区分を持ち、可視スペクトルから選択された既定の波長を持つ光に対し透過性である。照明装置が前記チューブ内に導入され得る。本発明はさらに、カーペット−パッド組合せ及び前記チューブと照明装置の組合せを提供する。

Description

本発明は、カーペット用パッド及びカーペット−パッドの組合わせ、さらにかかるカーペット又はカーペット−パッドの組み合わせに使用されるチューブ及び照明装置の組み合わせに関する。
カーペットは一般的に、タフトを形成するヤーンと共に供されるプライマリバッキング層(カーペットとして使用の際にユーザに面する側)、セカンダリバッキング層及び一般に前記プライマリバッキング層及び前記セカンダリバッキング層の間の接着層を含む。前記ヤーンは、人々が上を歩く等の前記パイル表面から出るタフトを形成するための前記プライマリバッキング層を貫通している。前記ヤーンは、通常は緩められており、(接着層からの)接着剤で接着される必要がある。前記プライマリバッキング層側の前記接着層は、前記タフトを前記プライマリバッキング層に接着してタフトをその位置に保持し、同様に前記プライマリバッキング層と前記セカンダリバッキング層とを接着することができる。前記プライマリバッキング層と前記セカンダリバッキング層との接着はまた、前記第一の接着層の上の第二の接着層によっても達成できる。
光ファイバを含む織物が当該技術分野に知られている。例えばUS2007/0037462には、機能性光ファイバを含む分散型の光ファイバスクリムの製造方法、その製造された機能性光ファイバスクリム及び光ファイバスクリムが組み込まれた複合物が開示されている。この文献には、種々の織物スクリム、特に接着剤で結合された不織スクリム材料が開示され、それぞれは前記織物の少なくとも長さ又は幅を横切る連続したパスを持つ少なくとも一つの光ファイバを含む。かかる光ファイバスクリムは、センサ部品(例えば、破壊、歪み、圧力又はトルクの検出)として、照明装置(例えば、種々の光アプリケーション)として、種々の光供与アプリケーションとして又はデータ分配コンポーネントとして、単独で又は他の材料、例えば織物、フィルム、フォーム等と共に組合せ物として有用である。
例えばカーペットで用いる電子コンポーネントの使用は、当該技術分野で知られている。例えばWO2007033980には、かかるカーペットが、同様に電子コンポーネントをカーペットに装着する方法とともに開示されている。前記電子コンポーネントが前記カーペットに効果的に正確な位置で適用されることを保証する方法を作るために、支持材料に固定して設けられる前記電子コンポーネントは前記支持体の助けと共に前記カーペットに糊付けされる。
US 2006082987には、電源に電気的に結合されるように適合された少なくともひとつの発光ダイオードと、前記少なくともひとつの発光ダイオードを覆う織物のシートとを含む照明装置が開示されている。従って、前記少なくともひとつの発光ダイオードは、前記少なくともひとつの織物シートを通じて照明することができる。
US4754372には、少なくともひとつの照明光源が背面に結合された繊維面を持つ織物材料の照明可能なカバーが記載されている。複数の光透過性の繊維がその光源に結合され、光源が点灯されると、それからその織物材料の背面に隣接して終わる遊離端部に向けて発光する。ひとつの実施態様において、その織物材料は例えばカーペット又はラグであるフロアカバー材料である。
US4794373には、構造物内で、床に沿う移動パスに可視的に占有者を誘導する装置が記載されている。この装置は、床を覆うカーペット及びカーペットの下に位置する照明ストリップからなる。この照明ストリップは、長いリボンを含み、その中に平行して空間的に離れた電気伝導体を収納し、シート材料のリボンの長手方向に伸びている。一連の光透過性プラスチックハウジングが結合され、プラスチックシート材料のリボンの共通の外部表面に沿って長手方向に配置されている。発光手段は、それぞれのハウジング内に配置され、シート材料のリボン内に収容された一群に電気伝導体のあらかじめ決められひとつに結合されている。カーペットは、そこを通る長い穴を有し、これらの穴は、照明ストリップ上の光透過性ハウジングの列に対応して連続して設けられる。ハウジングは、カーペットの穴内に設けられ、ハウジング内に設けられた発光手段が点灯されると、可視的に識別可能なパスがカーペットの表面に現れる。
従来技術の欠点は、例えばカーペットで覆われた照明装置についてはかかる照明装置を交換することが難しいということである。例えば照明装置(又は照明装置により設けられた(個々の)光源が)が故障した場合である。接着剤を使用することなくカーペットを設置することがいつも可能というわけでなく、かかる場合設置後にカーペットを取り除くことはことさら難しい。従って、本発明の課題のひとつは、その代わりになるパッド及びカーペット−パッドの組合せを提供することであって、さらに好ましくは上で説明した欠点の1又はそれ以上を少なくとも部分的に解消することである。
本発明は、カーペット−パッド内の透明チューブを提供する。前記チューブは、照明装置を挿入可能な開口部を有する。この方法で、一般に前記照明装置の交換を比較的容易にする。
第一の側面で、本発明は、カーペットのためのパッドを提供し(以下「パッド」又は「カーペット−パッド」とする)、かかるパッドは第一のパッド面及び前記パッド内に少なくとも部分的に組み込まれたチューブを含み、前記チューブは透明部分を含み、前記透明部分は可視光スペクトルから選択される既定の波長を持つ光に対して透明であり、前記パッドは場合によりさらに照明装置を含み、前記チューブ内に摺動可能に設けられている。
さらなる側面において、本発明は、カーペット−パッドの組合せを提供し、かかる組合せは、パッド(ここで記載されるように)とカーペットを含み、及び場合により照明装置を前記チューブ内に摺動可能に設けられる。
パッド及びカーペット
パッドはカーペットと組み合わせて使用されるように本質的に設けられる。カーペットは、本質的に、当該技術で知られるように少なくとも部分的に光透過性に設けられる(例えばUS4754372を参照)。ここで用語「少なくとも部分的に透過性」とは、少なくともひとつ又はそれ以上の前記カーペットの部分が、透過性であることを示す。即ち、特に前記カーペットのひとつの側(例えば前記カーペットの底面(以下参照))からの光が前記カーペットを通過し、前記カーペットの対抗する側(例えば前記カーペットの上面(以下参照)に対し)に到達可能であることを示す。
かかるカーペットの例は特にタフトカーペットであり、プライマリバッキングと前記カーペットの前記表面上のタフトを形成するパイルヤーンを含む。タフトカーペットは、一般に、例えばナイロンヤーンを用いてタフトをその中に形成し得るプライマリバッキングを含む。続いてラテックスのような接着剤のコーティングが前記カーペットの底に広げられ、タフトをその位置に固定する。これはプレコートラテックス層と呼ばれる。かかるプレコート層を乾燥後、ラテックスのような追加の接着剤層が供され(所謂接着層)そこにセカンダリバッキングが設けられる。カーペットはその後オーブン(オートクレーブ)に入れてラテックスを硬化させる。前記セカンダリバッキングの目的は、カーペット構造に追加の強度を与えることである。光透過性カーペットの好ましいタイプにおいて、前記接着剤は実質的に光透過性(light transmissive)又は光に対して通過性(permeable)(以下参照)である。
カーペットを設置する際にはしばしばカーペットパッド(下敷)が用いられる。これは、材料の層である(典型的には、1/4インチ及び5/8インチの間の厚さ)。前記パッドがより厚くなるほど、より高価となるが、またカーペットをよりクッション性をもたらす。パッドは通常異なるタイプのフォーム(例えばリボンドタイプと呼ばれる)から作られるか又はゴム、フェルト又はプライムから作られる。
前記パッドは、第一のパッド面及び第二のパッド面を持ち、それらはまた、「トップ面」又は「トップ層」及び「ボトム面」又は「ボトム層」とそれぞれ示される。前者は、前記カーペットに向けられており(カーペットのボトム面)及び後者は前者に対向するように設けられており、一般に床と接するように設けられる。「下」、「上」、「トップ」及び「ボトム」なる用語は、次のような場合に得られるそれらの位置又は配置に関する。即ち、前記カーペット又はカーペット構造が実質的に水平な表面に設けられ、前記カーペットのカーペットボトム面をかかる表面上に又はかかる実質的に水平な表面に実質的に平行な表面上に設けられる場合である。しかし、これは、例えばロール上に又は壁に対して又は他の配置、例えばゴブリンでの前記カーペット又はカーペット−パッドの組み合わせの使用を排除するものではない。
カーペットに関しては、ヤーンのパッキング密度、色及びヤーン長、セカンダリバッキング層(もしあれば、以下も参照)及び接着剤の種類、例えばプライマリバッキングとセカンダリバッキング間(もしあれば)を、カーペットの下の光源の光が、例えばパッドに組み込まれた光源を通過可能なカーペットが得られるように選択され得る。光透過性又は光の透過性は、その材料に第一の強度を持つ特定の波長で光を供給し、前記材料を通過後の測定された波長での前記光の強度と、前記材料の特定の波長で供された光の前記第一の強度とを関連させて決定することができる(E−208及びE−406参照、CRC Handbook of Chemistry and Physics, 69th edition, 1088−1989)。用語「光の透過性」又は「光透過性」とは、前記光の少なくとも10%、より好ましくは約20%の光、さらに好ましくは約30%の光、さらに好ましくは約50%、さらにはより高く例えば少なくとも約70%の光が前記カーペットを通過することを示す。
光透過性カーペットは、種々の方法で得ることができる。場合により、例えばオープンであるオープン(タフト)カーペット構造がある。他には、プライマリバッキング層および接着層(及び場合によりセカンダリバッキング層)を含むオープン(タフト)カーペットを用い、そこで前記接着層は光に透過性である。光源(例えば光ファイバ)がカーペットに織り込まれているカーペットと比べると、特に後者の実施態様は、発光部品のサイズの制限がより少ないという点で有利である。
本発明のさらなる実施態様において、前記接着層はラテックスである。かかるラテックスは特に光透過性である。前記接着層は実質的にラテックスからなることに注意すべきである。かかるラテックスは、スチレン、ブタジエン及び酸性ビニルモノマーのターポリマーに基づくものであってよい。前記接着層が実質的に光透過性ラテックスからなり、実質的に光散乱粒子を含まない場合、光源からの光はかかる接着層を効果的に通過することができる。従って、好ましくは光散乱フィラーを接着層で使用しないことであり、接着層は光透過性となる。従って、ひとつの実施態様においては、かかる接着層は光散乱粒子を含まない。「を含まない」及び同様の句又は用語は、何かが「実質的に含まれない」という意味である。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記接着層はアクリル樹脂を含む。かかるアクリル樹脂は光透過性アクリル樹脂である。前記接着層が実質的にアクリル樹脂からなることに注意すべきである。アクリル樹脂の例は、ポリアクリルエステルである。アクリル樹脂の利点はその硬度による。アクリル樹脂はまた非常に耐熱性であり、これによりLEDと組み合わせて使用する際の特に好ましい材料である。というのは、LEDは相対的に多量の熱を発生するからである。ラテックス及びアクリル樹脂とまた組み合わせて使用されてもよい。
好ましい実施態様において、ポリオレフィン分散剤をプレコーティング(例えば前記プライマ層上にコーティングして前記接着層を与える)として及び/又は接着層自体として使用してもよい。好ましいポリオレフィン分散剤は、例えば、Dow CHemicalのHYPOD(TM)である。これらは、プロピレン−及びエチレン系高分子の熱可塑性及びエラストマー分散剤であり、高い固体成分含有分散剤の応用を有する。ポリオレフィン分散剤はカーペットを製造する際に、通常のコーティング装置を用いて熱可塑性バッキングに適用することが可能となるので、利益となる。例は、例えばPVB(ポリビニルブチラル)又はプロピレンである。他の好ましい分散剤は、PVB系分散剤であり得る。従って、ひとつの実施態様において、前記接着層は好ましくは、ひとつまたはそれ以上のアクリル樹脂接着剤及びポリオレフィン分散接着剤である。
用語「カーペット」はここでは特にタフトカーペットを意味するが、ひとつの実施態様においてはまた、タフトラグ及び他の実施態様ではまた、タフトゴブリンを意味する。さらに他の実施態様においては、用語カーペットは、タフトカーペットを意味する。例は、壁や屋根カバーに用いられるタフトカーペット又はバスマットである。ここで、「タフトカーペット」とはまた、「カーペット」をも示す。
照明装置
本発明によるパッドの利点は、照明装置が前記チューブ内に挿入されることができるということであり、これにより前記透過性部分が照明装置の光を(使用の際に)前記チューブから出ることが可能となり、従ってパッドから出ることが可能となる。好ましくは、かかる照明装置は前記チューブ内に摺動可能に設けられる。これにより、特にパッド又はカーペット−パッド組み合わせの利点が得られる。ここで、パッド、カーペット又はカーペット−パッド組み合わせに一般的大きな損傷を与えることなく、一般的にカーペットをパッドから取り除く必要がなくかつパッド全体をその接地場所から動かす必要がなく比較的容易に前記照明装置を除去及び交換することができる。
用語「摺動可能」とはここでは、前記照明装置が前記チューブ内に摺動して入ることができ、必要ならば、前記チューブから摺動して出てくることができることを意味する。このことは、前記照明装置を使用の際、例えばクリップやファスナ等である当該技術分野で知られた固定手段を用いて前記照明装置が実質的に位置固定されていることを除外するものではない。「前記照明装置を使用の際」とは、前記照明装置がスイッチオンとされ光を供給する状況を意味する。前記照明装置は、光源、例えば小さな白熱ランプ又はファイバチップや変調ファイバ(前記ファイバから光を出るように設けたもので、比較的安価であるという利点をもつ実施態様)を含むことができる。しかし、特にLED(発光ダイオード)(光源として)を含むことができる。LEDの使用の特別な利点は、それらが相対的に小さく、従って、前記カーペット−パッドの高さ及び/又は前記チューブ内に適合することができる。従って、かかる照明装置はひとつ又はそれ以上の光源、特に複数の光源(以下参照)例えば複数のLEDを含むことができる。
用語「LED」は、OLEDを意味してもよい。しかし特に半導体照明を意味する。例に示さない限り用語LEDはここでは半導体LEDを意味する。
前記照明装置は、複数のチューブに分配することができる。例えば、前記パッドは2−100個、例えば2−50個、4−20個のチューブを含んでいてよい。従って用語チューブとは特定の実施態様においては複数のチューブを意味する。
用語「光源」とは、複数の光源、例えば複数のLEDを意味する。従って前記照明装置は複数の光源を含んでいてよい。特別の実施態様においては、用語「LED」はまた複数のLEDを意味する。用語「複数のLED」とは、2又はそれ以上のLED、特に2−100000個のLED,例えば2−10000個、4−300個、例えば16−256個のLEDを意味してもよい。従って、前記照明装置は複数のLEDを含んでいてよい。一般的に、前記カーペットは、2−10000個のLED/mパッド、特に25−2500個LED/mパッドを含んでいてよい。
使用可能な照明の例は、市販の照明装置であり、(減光可能な)ロープライト、特に(減光可能な)LEDロープライトである。かかるロープライトは、彫刻装飾、建築物輪郭、階段照明、手すり、ディスプレイ、窓及び建築物ハイライト、デッキ、パティオ、ガゼボ、ボート、レクリエーション車(RV)及びさらに例えば本発明で用いられる。LEDロープライトは、通常組み立て済み長さで購入でき又はバルクスプロールを望ましい長さで切って購入することができる。
チューブ
前記カーペットに組み込まれるチューブは、ひとつの単独の部品からなっていてもよく、複数の部品を含んでいてもよい。かかるチューブは、実質的に円形断面又は実質的正方形又は実質的に長方形断面を有していてよい。前記チューブの長さに沿って断面形状は変わってもよい(以下参照)。
前記チューブは少なくともひとつの透過性区分を含み、全チューブが透過性であってもよいが、またひとつ又はそれ以上の例えば複数の透過性区分と例えばひとつ又はそれ以上の非透過性区分を含んでいてよい。
従ってひとつの実施態様においては、前記チューブはさらに、非透過性区分を含み、好ましくは前記非透過性の少なくとも一部分的が、可視スペクトルから選択された規定の波長を持つ光を反射する。透過性及び非透過性区分を使用する利点は、非透過性区分にはより安価な及び/又は容易に取り扱える材料を用いることができるということである。透過性区分に隣接、即ち光源に隣接して配置される非透過性区分は、前記照明装置が前記チューブに含まれる場合、例えば反射コーティングである反射体と共に設けられてよい。従って、前記照明装置又前記照明装置に含まれるは光源の方向はそれほど重要ではなくなる。
ひとつの好ましい実施態様において、前記チューブは、複数の透過性区分を含む。これにより、複数の光点を前記パッドに設けることが可能となる。複数の光源を持つ照明装置が前記チューブ内に設けられてもよい。そこで前記パッド、チューブ及び照明装置を、前記複数の光源を前記複数の透過性区分に配置させるように設けることができる。
用語「透過性」とは当該技術分野の熟練者に知られている。特に、前記可視スペクトルから選ばれる既定の波長を持つ光の透過とは、前記チューブの内部から前記透過性区分を通り前記チューブの外部へと少なくとも部分的に透過されることを意味する。用語「前記可視スペクトルから選ばれる既定の波長を持つ光」とは、前記光が約380−780nmの範囲から選択される波長を含むことを意味し、また複数の波長又はひとつの波長範囲(380−780nmの範囲内の少なくとも部分的)若しくは複数の波長範囲を含む。一般的に、かかる透過性区分は、前記チューブ内で配置されるように意図される光源の光に対し少なくとも透過性であろう。
好ましくは、前記透過性区分は、前記可視スペクトルから選択される既定の波長を持つ光に対して、約10−100%、好ましくは30−100%の範囲の透過性を有し、より好ましくは約50−100%の範囲の透過性、例えば約50−85%の範囲の透過性を有する。従って、前記照明装置からの光は、前記チューブの内部から前記チューブの外部に前記透過性区分を通り少なくとも部分的に通過する。
用語「青色光」又は「青色発光」は、約410−490nmの範囲の波長を持つ光に関する。用語「緑色光」とは、特に500−570nmの範囲の波長を持つ光に関する。用語「赤色光」とは、特に590−650nmの範囲の波長を持つ光に関する。用語「黄色光」とは、特に560−590nmの範囲の波長を持つ光に関する。用語「光」とはここでは、可視光に関し、即ち約380−780nmの範囲から選択される波長を持つ光に関する。
前記区分間の可能な区別に加えて、前記チューブは異なる部分を含むことが可能である。場合により、かかる部分は、異なる材料及び/又は異なる形状を含むことができる。例えば、ひとつまたはそれ以上の部品が円形断面形状を有し、かつまた正方形又は長方形の断面形状を有することがあり得る。従って、特定の実施態様においては、前記チューブは、第一のチューブ部分、場合により正方形又は長方形断面を持つチューブ部分と、第二のチューブ部分、場合により(準)円形断面を持つチューブ部分とを含む前記第二のチューブ部分が円形断面を持ち、前記第一のチューブ部分が正方形又は長方形断面を持つ利点は、前記チューブが異なる部を持つことができるということであり、ここで前記円形チューブが電子装置で知られるようにステイプルウェア(staple wear)であり、特に照明することになっていない前記パッドの部品をブリッジするために使用されることができ、前記第一の部分が透過性部品として使用され、例えばかかる正方形又は長方形断面を持つことができる。
用語「(準)円形断面」とは、前記断面が実質的に円形であるが、例えば又実質的に半円形(半円)も意味する。これらの間の変形もある。
従って、好ましい実施対応では、前記第一の部分は前記透明区分を含む。非−光透過性の第二のチューブ分部は、より安価な材料でできていてもよい。さらに具体的には、前記第一のチューブ部分は、前記可視スペクトルから選択される既定の波長を持つ光について透過性である。係る実施態様において、実質的にすべての前記第一部分が透過性である。従って、一つの実施態様において、前記第二のチューブ部分は非透過性区分を含む。場合により、前記第二のチューブ部分は、前記可視スペクトルから選択される既定の波長を持つ光に対し反射的であってよい。
前記第一のチューブ部分は、好ましい実施態様によると、次の群から選択される透過性の有機材料支持体からなる群から選択される、一つ又はそれ以上の材料を含む。即ち、PE(ポリエチレン),PP(ポリプロピレン),PEN(ポリエチレンナフタレート),PC(ポリカーボネート),ポリメチルアクリレート(PMA),ポリメチルメタクリレート(PMMA)(プレキシグラス又はペルスペックス),セルロースアセテートブチラート(CAB),ポリカーボネート,ポリビニルクロリド(PVC),ポリエチレンテレフタレート(PET),(PETG)(グリコール変性ポリエチレンテレフタレート),PDMS(ポリジメチルシロキサン),及びCOC(シクロオレフィンコポリマー)である。しかし、他の実施態様において、前記第一のチューブ部分は無機材料を含む。好ましい無機材料は、グラス、(溶融)石英、透過性セラミック材料及びシリコーンから選択される。特に好ましくはPMMA、透過性PVC又は前記第一のチューブ部分のための材料であるガラスである。
係る材料は光に対し、相対的に良好な透過性である。さらに、それらはまたその上を人々が立つことを支持するために十分強い。
チューブ全体(上を参照)がかかる材料でもよいし、しかし一つの実施態様では、前記透過性区分に加えて前記第一のチューブ部分は又非−透過性区分であってよく、少なくとも透過性区分は上で示した透過性材料を含む。従って、前記透過性区分は、好ましい実施態様において、次の群から選択される一つ又はそれ以上の有機材料を含む。即ち、PE(ポリエチレン),PP(ポリプロピレン),PEN(ポリエチレンナフタレート),PC(ポリカーボネート),ポリメチレンメタクリレート(PMA),ポリメチルメタクリレート(PMMA)(プレキシグラス又はペルスペックス),セルロースアセテートブチラート(CAB),ポリカーボネート,ポリビニルクロリド(PVC),ポリエチレンテレフタレート(PET),(PETG)(グリコール変性ポリエチレンテレフタレート),PDMS(ポリジメチルシロキサン)及び(シクロオレフィンコポリマー)である。しかし、他の実施態様において、前記透過性区分は無機材料を含む。好ましい無機材料は、ガラス、(溶融)石英、透過性セラミック材料及びシリコーンから選択される。特に好ましくはPMMA、透過性PVC又は前記第一のチューブ部分のための材料であるガラスである。
特に具体的な実施態様においては、前記第二のチューブ部分は、PVCからなる。当該材料の利点は、相対的に安価であると言うことである。例えば、前記チューブは、第二のチューブ部分として複数のPVC部分を持ち、第一のチューブ部分として複数のPMMA及び/又はガラス部分を持つ。より安価な部分が、より高価な透過性部分の間の距離をつなぐために使用される。
上で示したように、前記チューブは、少なくとも部分的に前記パッドに組み込まれる。これは、前記チューブが実質的に前記パッド材料で囲まれていることを示す。しかしまた、前記チューブの部分が前記第一のパッド表面で前記パッド材料の外部に出されている(即ち、前記第一のパッド表面を検査することができる人から見られるように)。一つの好ましい実施態様において、前記透過性区分の少なくとも一部分は実質的に前記第一のパッド表面に向き合っている。例えば、前記パッドは、前記チューブが配置されているスリット又はキャビティを有するように作られることができる。
「前記チューブは前記パッド内に少なくとも部分的に組み込まれる」又は「前記チューブは前記パッドに組み込まれる」とは、前記チューブと前記パッドが組み込み装置であることを意味する。このことは、前記チューブの部分が、特に出口部品が前記パッドから飛び出ることを除外するものではない。一つの実施態様では、前記パッドは又、複数のパッドを含んでいてよい。例えば、一つの実施態様では、パッドをお互いが隣接するように設け、その2つのパッドの間にキャビティを持たせ、前記キャビティ内に前記チューブを配置する。
前記パッドは、場合により、当該技術で知られた方法で前記パッドに付着させるか又は締め付けられる。さらに、前記チューブが前記パッド内に完全に配置される場合、前記パッドは、前記第一及び第二のパッド表面の間のチャンネルを持つように作られるか準備される。前記チューブはかかるチャンネル内に設けられ、場合により当該技術で知られた方法で前記パッドに付着させるか又は締め付けられる。パッドにチューブを付着させるか締め付ける方法は、例えば糊、接着剤が挙げられるが、またベルクロ又は他のフックアンドフープファスナー、又は他の手段例えば縫いつける方法等が挙げられる。
前記カーペット及びパッドは、通常壁から壁に設けられており、前記チューブから前記照明装置を取り出すことが面倒であり得る。従って、ひとつの好ましい実施態様においては、前記チューブが、少なくとも部分的にパッド端で前記パッドから飛び出る出口部品をさらに含む。かかる出口部品は前記チューブが前記出口に比較的容易に届くように使用され得る。好ましくは、かかる部品は曲げられている。こうして、前記パッドの端への接近(及び従って、前記カーペットの前記端への)接近が可能となる。従って、ひとつの好ましい実施態様において、本発明はまた、カーペット−パッド組合せを提供する。ここで前記チューブはさらに出口部品であってパッド端から少なくとも部分的に飛び出している部品を持ち、それにより前記出口部品が前記カーペット−パッド組合せの端への接近を可能とするように設けられている。
さらなる実施態様において、前記パッドは複数のチューブを含む。従って、用語「チューブ」は又複数のチューブを意味する。それぞれのチューブはさらに、複数の透過性区分を含む。有利なことに、このようにして、前記光源を設ける上でより多くの光点及び柔軟性が提供されることになる。
前記パッドはさらに、前記照明装置を制御するために設けられる制御装置を含む。前記制御装置は、複数の光源が前記照明装置又は照明装置により含まれる態様において、単一の光源にアクセスするために用いられることができる。また、複数の照明ユニットが前記チューブ又は複数のチューブ内に設けられる態様において、単一の照明装置にアクセスするために用いられることができる。前記制御装置は、前記照明装置による光の色の制御又は前記照明装置による光の強度を制御するために用いられることができる。例えば、前記制御装置は、緊急待避路照明装置を制御するために使用できる。前記制御装置は、パッドに組み込むことが可能であるがまた、パッドの外部に設けることも可能である。
上で説明した通り、本発明はまた、カーペット−パッド組合せを提供し、これはパッドを含み、場合により前記チューブに摺動可能に設けられた照明装置及び場合により前記照明装置を制御する前記制御装置を含む。
本発明はさらに、前記パッド又はカーペット−パッド組合せに用いるための前記チューブと前記照明装置の組合せに関し、そこで前記照明装置が前記チューブ内に摺動可能に配置されるように構成されている。ひとつの具体的な実施態様において、本発明はさらに、前記パッド又はカーペット−パッド組合せに用いるための前記チューブと前記照明装置の組合せを提供し、そこで前記照明装置が前記チューブ内に摺動可能に配置される。
本発明はさらに、カーペットの下に照明装置を設置する方法を提供する。この方法は、ここで定義したとおり、チューブを持つパッドを設置し、前記チューブ内への前記照明装置を含む照明装置を挿入し、さらに前記パッド上にカーペットを配置することを含む。本発明はまた、本発明の前記カーペット−パッド組合せにおいて、照明装置及び/又は前記照明装置に含まれる光源を交換する方法を提供する。この方法は、(a)前記チューブから少なくとも部分的に前記照明装置を摺動させて光源を交換するか又は(b)前記チューブから少なくとも部分的に前記照明装置を摺動させて前記照明装置を交換することを含む。
本発明の実施態様につき以下、添付の図面を参照して例示するだけの方法で記載する。図面において参照記号は対応する部品を意味する。
図1aは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図1bは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図1cは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図1dは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図1eは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図1fは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図1gは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図1hは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図1iは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図1jは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図1kは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図1lは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図2aは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図1bは、本発明によるパッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図3aは、本発明によるカーペット−パッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。 図3bは、本発明によるカーペット−パッドのひとつの実施態様及びその変形例を模式的に示す。
図1aは、本発明による、カーペット(図示されず)のためのパッド100の実施態様を模式的に示す。前記パッド100は、第一のパッド表面101又はパッドトップ表面(又「トップ表面」と記載される)、及び第二のパッド表面102又はパッドボトム表面(又「ボトム表面」と記載される)及び端103を含む。前記第一のパッド表面101はさらにトップ表面101と記載され、前記第二のパッド表面102はさらにボトム表面102と記載されるであろう。前記パッドは、キャビティ又はスリット130を含み、チューブ300を収納する(より詳しくは以下図1bを参照)。このように、前記チューブ300は少なくとも部分的に前記パッド100に組み込まれる。
前記チューブ300は、透過性区分310を含む。より正確には、この模式図において、前記チューブ300は、2つの透過性区分310を含む。前記透過性区分310は、前記可視スペクトル(照明装置の前記光、図示されず、さらに以下参照)から選択された既定の波長を持つ光に対して透過性である。前記チューブ300は、さらに、非−透過性区分320を含む。本模式図では、前記チューブは、3つの非−透過性区分320を含む。従って、この模式図で示される実施態様では、前記チューブ300は、複数の透過性区分310及び複数の非−透過性区分320を含む。
ここで、前記チューブ300は、四角形の断面を持ち及びチューブ入り口とチューブ開口301を含む。前記チューブは、トップ部又はトップ305を含む。特にこのトップ305部は透過性区分310を含むように配置される。ここで、前記透過性区分310の少なくとも一部は実質的に前記第一のパッド表面101に合致する。即ち前記チューブ300の前記トップ部305が、前記トップ表面101と合致する。ここで、「前記トップ表面に合致する」とは、特に、前記トップ表面101が実質的に平面であり、実質的に一定、例えば約1/4から5/8インチの範囲のパッド厚さ又は高さを持つことを意味する。
図1bは、図1aで模式的に示されるように前記パッド100の断面図を示す。この図において、前記パッド100が照明装置400を含むことを模式的に示す。この照明装置400は、好ましくは、前記チューブ300内に摺動可能に設けられている。図1a及び1bには、チューブ形状の照明装置400が記載されており、前記照明装置400を前記チューブ内へ(及び、チューブから外へ)摺動可能とする寸法を持つ。従って、照明装置400は特に、幅、高さ及び直径などの寸法が、前記チューブ300のそれらよりも小さい。このことは当該技術分野の熟練者にとっては知られたことである。図1bでは、実質的な平面性が参照記号hで示され、これはパッド100上の高さが実質的に前記パッド100と同じであることを示す。前記チューブ300の前記トップは、実質的に前記トップ表面101の高さと同じである。
さらなる具体的実施態様において、図示されていないが、カーペット用パッドである前記パッド100は、第一の表面101及び前記パッド100に組み込まれたチューブ状照明装置400を含み、前記チューブ状照明装置は、透過性区分310を含み、そこで前記透過性区分310は、可視スペクトルから選択された既定の波長を持つ光に対し透過性である。かかる装置において、前記照明装置400及び前記チューブ300は、ひとつの単一の部品に組み合わされている。言い換えると、前記照明装置400はひとつのチューブ300でありチューブ300として使用される。かかるチューブ状の照明装置400は前記パッド100に組み込まれ得るし、場合により前記パッド100内に摺動可能に設けられることなく組み込まれ得る。かかるチューブ状の他の例は、光ファイバ装置である。光ファイバ装置は、光をカーペット−パッド100の外側からカーペット−パッド100内に伝達するために使用され得る。光は、終点又は脱カップリング構造(また上を参照)を用いて前記光ファイバから外れることができる。
図1a及び特に1bに戻ると、前記キャビティ130は、キャビティ端133を含み、ここで前記チューブが少なくとも部分的に閉じている。前記チューブはトップ部305及びチューブ端306を含み。前記トップ部305は、前記透過性区分310を含む。前記チューブ端306は、例えば、糊又は接着剤で前記キャビティ端133に接着されていてもよい。さらに、前記照明装置400は模式的に示される。
図1cは、前記パッド100のひとつの実施態様を示し、ここで前記照明装置400が設けられている。前記照明装置400はここでは、LEDのような2つの光源410を含むことが示される。前記チューブ300は、2つの透過性区分310(及び3つの非−透過性区分320)を含む。前記照明装置400は特に、前記照明装置400の前記光源410の前記位置が前記透過性区分310に対応するように、即ち、前記透過性区分310の前記位置に対して前記装置400の前記光源の最適配置となるように設けられる。この模式図では、前記照明装置400は、前記チューブ300からチューブ開口301で飛び出している。さらに、制御装置500が模式的に示されており、これは前記照明装置400の前記光源410と電気的に結合されている(ここでは、導電体又は電極410を介して)。前記制御装置500は、前記照明装置400の前記光源410に個々にアドレス可能なように設けられてもよい。また一つ以上の照明装置400が存在する(以下参照)場合、前記制御装置500は前記照明装置400の前記光源410に個々にアドレス可能なように設けられてもよい。前記照明装置400は、特に、前記光源410としてLEDを含んでいてよい。前記照明装置400の実施態様は図1dにより詳細に示される。
前記チューブ300はまた、通常前記発光部長さ(参照符号L1)よりも長い長さLを持つということで特徴づけされる。なぜなら、前記チューブは前記照明装置410を含むためだけでなく、それをある位置に移動させるためでもあるからである。従って、ひとつの好ましい実施態様において、前記チューブ300は、前記照明装置400の前記発光部よりも実質的に長い。例えば、前記チューブ長さLは、前記発光部の2倍の長さ、又は好ましくは10倍の長さ(例えば前記装置400は10個のLEDを持ち、それぞれ1cmの光点と、10cmの間隔を持つ)でさえあってもよい。この場合、前記チューブ300は100cmの長さLを持ち、及び前記発光部は10cmの長さL2を持つ(より正確には、前記発光部の長さL2の積算長さは前記発光部の合計長さを与えるために適用される)。他の例では、前記照明装置400が光源410として1cmの光点ひとつのLEDを持ち、前記チューブ300がそれを前記チューブ開口301から1メートル離れて移動させ、従って前記チューブ300の長さは前記光透過性部の長さの100倍である。さらに他の実施態様では、前記チューブ300はまた、それは通常、前記発光部(の積算長さ)と実質的に同じ長さ(前記チューブ300内で配置されるように。図1dで模式的に示されるように場合によるひとつの飛び出し部は示されていない)を持つ、ということで特徴付けされる。
図1eは、明確化のために前記パッド100の断面を示すが、チューブ300(及び照明装置400)は描かれていない。
図1fは、前記パッド100のひとつの実施態様を示す。ここで前記チューブ300は実質的に円形の断面を持つ。前記キャビティ130はまた、実質的に球面形状を持つ。前記照明装置400がひとつのチューブ状装置400としてまた例示の方法で示される。図1fで、前記チューブ300は、例示の方法で、前記トップ表面101をやや伸びて超えている。このようにして、前記透過性区分310(示されていない)は、実質的に前記第一のパッド表面101と合致することができる。
しかし、当技術分野の熟練者に明らかなように、前記チューブ300はまた、前記トップ表面101に完全に合致するように設けることも可能である(即ち、前記パッド300の高さhが、全パッド100と、前記チューブ300を含めて同じである)。当技術分野の熟練者に明らかなように、前記透過性区分310は特に、前記チューブ300の前記トップ部305内に含まれる(他の図面参照)。
図1g及び1hは、異なるチューブ部を含む前記チューブ300の実施態様を示す。この図で、前記チューブ300は、これらの模式的実施態様では実質的に四角又は長方形断面を持つ第一のチューブ部350(実際は複数の第一のチューブ部350)及びこれらの模式的実施態様では実質的に円形断面を持つ第二のチューブ部360(実際は複数の第二のチューブ部360)を含む。理解のために、光源410を持つ前記照明装置400が模式的に図1gに示される。
ここでこの図では、前記第一のチューブ部350は、前記透過性区分310を含む。ひとつの具体的実施態様では、前記第一のチューブ部350全てが前記可視スペクトルの既定の波長を持つ光に対し透過性である。特に、前記第一のチューブ部350は、PMMA又はガラスを含む群から選択される一つ又はそれ以上の材料からなっていてよい。前記第二のチューブ部360は、非−透過性区分320を含んでいてよい。これら第二のチューブ部360はPVCからなっていてよい。このように、前記光源410間の距離、又は前記透過性区分310間の距離は、例えばPVCのようなチューブ材料としては単純なおよび比較的安価な材料で繋ぐことができ、一方既定の部分だけが透過性材料が用いられる。模式図1g及び1hでは、前記第一のチューブ部350の厚さ(参照符号h1)及び前記第二のチューブ部360の厚さ(参照符号h2)は、異なって描かれている。しかしながら当技術分野の熟練者には明らかなように、これら厚さはまた実質的に等しくてもよい。図1g及び1hにおいて、前記第二のチューブ部360は、例示の方法として、チューブ状チューブ部として描かれている。従って、これらの実施態様では、厚さh2はそれぞれの直径に等しい。
図1gはまた、前記第一のチューブ部350と前記第二のチューブ部360とを結合する場合による結合部370を模式的に示す。かかる結合部370は、前記第一のチューブ部350又は前記第二のチューブ部360と同じ材料であってよい。かかる中間的な結合部370を用いない配置もまた可能であり、図1hに模式的に示される。
特に、前記チューブ300の一つ又はそれ以上が透過性である場合、他の部分即ち非−透過性区分320が反射性であることが有利である。すべての非−透過性区分が反射性であることは必要ないが、透過性区分310に隣接又は近接するそれらの部分が反射性であり得る(図1i及び1j参照)。
さらに図1gおよび1hを参照すると、前記チューブ300はさらに出口部品330を持ち、これは前記パッド100から、好ましくは前記パッド端103で少なくとも部分的に飛び出している(図2aも参照)。好ましくは、かかる出口部品330は曲げられている。このようにして、前記チューブ開口301は前記照明装置400に、特に、前記パッド100及びカーペットが、前記出口部品330が前記カーペットの上に又は隣接して設けられている場合に容易に近づくことが可能となる。例えば、前記カーペットが壁から壁に設けられている場合に、前記出口部330はカーペットと壁の間に設けられることができる。前記出口部330はまた、柔軟性材料であってよい。さらにまた、図2aが参照される(以下参照)。
ひとつの実施態様において、前記出口部330はまた、壁に組み込まれていてよい(図示されず)。
図1i,1jには、前記チューブ300がさらに非−透過性区分320を含み、かかる非−透過性区分320の少なくとも一部分が、可視スペクトルから選択される既定の波長を持つ光を反射する、実施態様が示される。これらの図には、実質的に四角形/長方形又は準円形断面を持つチューブ300の断面が示されている。どちらの場合も、前記チューブ300の前記非トップ部、即ちチューブ端306には反射部307が設けられている。かかる反射部307は、反射コーティングであってよい。例示の方法で、模式的光源410が示されている。かかる光源は、前記透過性区分310の方向に完全に向けられていない。前記反射部307により、光412の損失は最小となり、外へ出る光が最大となる。図1g及び1hを参照して、第一のチューブ部350が透過性区分310及び非−透過性区分320を含む場合(例えば、前記チューブ端306が非−透過性)、かかる非−透過性区分320には反射コーティングされてもよい。前記第二のチューブ部360は透過性区分310を含まず、反射部307を含む必要はない。反射部307は、前記チューブ300内に設けられる反射板又は反射層であり、(前記照明装置400が前記チューブ内に設けられ、及び前記照明装置の使用の際に)前記光源410の前記光412が前記透過性区分310を通じて前記チューブ300の外部へ出ていくことを改良する。
用語「可視スペクトルから選択される既定の波長を持つ光のための反射」とは、前記光源の光412の反射があることを意味する。ひとつの実施態様においては、反射部307は実質的に可視光全体を反射するように設けられる。反射部307は、鏡面反射や拡散反射であり得る。
上で説明したように、前記チューブ300は前記反射部307を含むことができ、またチューブ300は他の又はさらに光学コンポーネントを含むことができる(即ち特に前記チューブ300内に)。例えば、前記チューブ300は(即ち前記チューブ300内に)、反射部307,光学フィルタ(図示されず)、拡散部(図示されず)、コリメータ及びレンズ(図示されず)を含む群から選択される1又はそれ以上の光学コンポーネントを含んでいてよい。一般に、前記光学コンポーネント(特に前記チューブ300内の)は前記照明装置400と連動して好ましい光学効果を達成する。例えば光を拡散させる、光を光学的にフィルタする、(部分的に)光をマスクする等である。このようにして、前記チューブ300内の前記照明装置400の方向、より具体的には前記照明装置400の前記光源410の方向には依存しないようにすることができる。というのは、かかる光学コンポーネントにより、最適でない方向が補償されるからである。従って、ひとつの実施態様において、前記チューブ300は反射部307,光学フィルタ、拡散部、コリメータ及びレンズを含む群から選択される一またはそれ以上の光学コンポーネントを含む。
図1kは、前記チューブ300のひとつの実施態様を模式的に示す。前記チューブ300はチューブウィング370を持つ。かかるチューブウイング370は前記チューブ300の前記パッドトップ表面101の平面内での拡張である。これらのウイング370は、例えば、やや弾性であってよい(例えばPMMAが使用される)。これらウイング370の役目はひとつの実施態様において、カーペット(図示されず、以下参照)下のチューブ300の存在を認識することを難しくすることである。加えて、カーペットがその上を歩く人々により過度に下に押さえつけられないこと確実にするためである。前記ウイング370は前記パッドのトップ表面101にある(浅い)切り溝上にあってよく、また前記トップ表面101上にあってもよい。特に前記ウイング370が薄い場合に、前記透過性区分310は前記ウイング同様に、実質的に前記第一のパッド表面101と合致することができる。
ここで前記チューブ300は、上で説明したように、材料の一体物である必要はないということは注目すべきである。他の実施態様において、前記チューブ300は、2又はそれ以上の部分からなってもよい。例えば、図1b、1h―1kを参照すると、前記チューブ300は、例えば、実質的に前記端部306を含む端部及び前記トップ部305からなっていてよい。例えば、前記パッド100にまず前記キャビティ130を設け、次に前記端部を設け、さらに場合により前記照明装置400を摺動可能に前記端部に設け、そしてさらに前記トップ部305を持つ前記端部を設け、場合により前記端部及び前記トップ部305を共に例えば糊又は接着剤で付着する。
図1lは、複数のパッド(100’、100’’、...)を含む実施態様を模式的に示す。図1lで前記パッドは2つのパッド100’及び100’’がお互いに隣接し2つのパッド100’および100’’間にキャビティ130が設けられ、前記キャビティ130内には前記チューブ300が配置されている。従って、パッド100は前記チューブが組み込まれたところに設けられる。場合により、前記パッド100’及び100’’それぞれ及び前記チューブ400はお互いに当該技術分野において知られた方法で付着されていてもよい(以下参照)。
図2aは、本発明によるパッド300のひとつの実施態様の側面を模式的に示す。かかるパッドは、図1g及び1hについて上で説明したように(柔軟性)出口部330を持つ。前記チューブ300の開口301は好ましくは前記ボトム業面102に対抗する方向に配置される(即ち、一般にカーペットの用いられる方向に)。例えば、前記カーペットの壁から壁配置では、前記出口部330は前記壁と前記カーペット200(図示されず)の間に設けられる。
図2bは、複数のチューブ300を持つ本発明によるパッド100の実施態様の側面を模式的に示す。ここで前記チューブ300は複数の透過性区分310及び非−透過性区分320を持つ。さらに、前記照明装置400は、複数の光源410を持つ。前記制御装置500はこの実施態様ではこれらの照明装置400を制御する。
図3a−3bは、本発明によるカーペット200とパッド100の組合せを模式的に示す。ここではカーペット−パッド組合せ2である。前記照明装置の前記光源410により生成される光412は、前記透過性区分310(詳細には示されていない、図1aから1l及び2aから2b参照)及びカーペット200を通って通過する。前記カーペットとパッド100は当該技術分野において知られた方法でお互いに付着されていてよい。しかしカーペットは又場合により、前記カーペットを前記パッド100に付着するいかなる方法をも用いないで前記パッド100の上に置くことも可能である。接着層が適用される実施態様は図3bに示される。ここで、前記接着層は参照符号700で示される。かかる接着層700は、特に前記照明装置400の前記光源410の光412に対して透過性であるように設けられる。
当該技術分野の熟練者には明らかなように、これらの図からまた、前記チューブ300及び前記照明装置400の組合せであり、前記パッド300内で使用するために、前記照明装置400が好ましくは摺動可能に前記チューブ400内に設けられている組合せが開示されている。かかる組合せは、別々に製造され、前記パッド100内で組み込まれる。より正確には前記パッド100内の前記キャビティ130内に組み込まれる。
一つの実施態様において、前記カーペットはタフト織物であり:
・実質的に光に対し透過性であるプライマリバッキング層、
・前記プライマリバッキング層の第一の表面上のタフトを形成するヤーン及び、
・前記第一の表面と対抗する前記プライマリバッキング層の第二の側に設けられる接着層を含み、
かつ前記接着層は、前記照明装置の前記光源からの光が前記プライマリバッキング層に到達するように設けられている。
光に対して透過性であるエレメントとは、例えば、前記エレメントを照射する光の少なくとも一部が透過することが可能なエレメントを意味する。前記エレメントは、部分的に又はすべて透過性材料でできていてよい。又は前記エレメントは光が透過可能なアパーチャを有していてよい。用語「光に対して透過性」とは特に、特定波長の光が少なくとも約10%、より好ましくは少なくとも約20%、さらにより好ましくは少なくとも約30%、さらに好ましくは少なくとも約50%以上例えば少なくとも約70%を透過することを意味する。
前記織物のタフトを形成するヤーンは、光を透過する十分な開口を有する構造を形成してよく、さらに前記織物が人の目には不透明に見えてもよい。見栄えの点から、タフトは、好ましくは前記プライマリバッキング層が見えないように、しかし光は前記タフト構造を通過できるように設けられる。光に対し透過性であるプライマリバッキング層の下に光源を配置することで、前記光源からの光は前記タフト表面から発光する。
かかるタフト織物は、前記発光部をより小さいサイズとすることができる点で有利である。
本発明の好ましい実施態様によれば、前記接着層は少なくとも部分的に光に対して透過性であり(上を参照)、前記光源からの光を前記プライマリバッキング層に通過させる。従って、前記照明装置は、前記プライマリバッキング層から離れた前記カーペットの側に設けることが可能となる。即ち、前記セカンダリバッキング層(がある場合には)の前記接着層の表面上に設けることが可能となる。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記タフト織物はさらに、前記プライマリバッキング層から離れた前記接着層の側に設けられたセカンダリバッキング層を含み、そこで
・前記プライマリバッキング層、前記接着層及び前記セカンダリバッキング層は実質的に同じ表面積であり、
・前記接着層が光透過性であり、
・前記光源が、前記光源からの光が前記接着層に到達するように設けられる。
前記セカンダリバッキング層がない場合、前記織物はより柔軟である。このことはカーテンや室内修飾織物に好ましい。一方、当該実施態様のようにタフト織物にセカンダリバッキング層を追加することは、かかる織物にさらに強度を加える。これはカーペットには好ましい。カーテンや室内修飾織物に比べて、前記光源を十分保護するためにカーペットはより丈夫でかつ厚みがあることが利点となる。本方法の利点は、前記照明装置が前記カーペットの下で保護されていることである。前記照明装置は、例えば摩擦や衝撃に対して保護されている。摩擦や衝撃は、例えば当該電子装置を傷つけるか又はかかる電子装置周りの耐水性シールを傷つけるからである。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記プライマリバッキング層は実質的に透明である。本明細書において使用される「透明」とは、可視光の一部又は全部が拡散することなく又は拡散を伴い前記材料を通過可能であることを意味する。従って、前記LEDからの発光強度の前記プライマリバッキング層による減少が抑えられることは有利である。例えば、5%以上、10%以上又は約20%以上又は30%以上、特に少なくとも50%の光強度が通過され得る。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記プライマリバッキング層はアパーチャを持ち、前記タフトで覆われる。かかる配置において、前記アパーチャは人の目には見えず、前記カーペットは前記照明装置がスイッチオフの際には通常のカーペットとして使用可能である。かかるアパーチャは前記発光を増加させる。前記プライマリバッキング層の材料選択はかなり自由である。というのは前記プライマリバッキング層が光透過性であるという制約がないからである。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記プライマリバッキング層及び前記セカンダリバッキング層の少なくともひとつは、ポリプロピレン、ナイロン又はジュートを含む。これら材料は、比較的安価であるという点で有利である。ポリプロピレン又はナイロンで透明構造を製造することは容易である。また、これら材料は通常すでにあるタフトカーペトで使用されているという事実は本発明によるカーペットの製造を容易にするということである。これらのバッキング層は実質的に上で説明した材料を含むということに、留意されたい。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記接着層はラテックスを含む。かかるラテックスは透過性ラテックスである。前記接着層は実質的にラテックス及び/又はアクリルを含むということ(上も参照)に留意されたい。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記プライマリバッキング層、前記セカンダリバッキング層及び前記接着層の少なくともひとつは光拡散粒子をふくみ、それはまたフィラーとして参照される。フィラーは、同時に前記接着層を形成する際にカーペットのコストを下げるという利点を持つ。前記フィラーは光を拡散し、その結果カーペットからの光が当初の発光点よりも広い領域から発光されているように見える。均一な発光が望まれる場合特に有利である。光拡散粒子は炭酸カルシウムがあり得る。炭酸カルシウムの利点は、相対的に安価である点である。炭酸カルシウムはカルサイト又はチョークであり得る。かかる光拡散粒子は、また磁器用粘土フィラーであるカオリナイトであってよい。通常フィラーは、例えば600g/lの量で使用される。しかし本発明の多くの実施態様では、ずっと少量を使うことで前記光透過性を増加させることが好ましい。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記接着層は電気伝導性粒子を含む。前記電気伝導性粒子はカーペットに帯電防止性を付与する。電気伝導性粒子は例えば、カーボンブラック、ギ酸カリウム、酸化すず、インジウムすず酸化物又は銀が挙げられる。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記接着層は酸化防止剤を含む。酸化防止剤は前記接着層をより耐熱性にする。このことは、前記光源(LED)はかなりの熱を発生することから有利である。また酸化防止剤を含まないラテックスは、より速く劣化し黄色化する。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記セカンダリバッキング層は、少なくとも約70m/分/mの空気透過性を持つ。かかる空気透過性はASTMD−737で測定可能であり、差圧は0.5インチ(1.27cm)水である。許容値は250ft/分/ft(76.2m/分/m)、より好ましくは350から800ft/分/ft(106.7から243.8m/分/m)である。約70ft/分/ft(24.4m/分/m)より小さい空気透過性を持つセカンダリバッキング層は、高いバインダ熱硬化速度にとって適切ではない。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記セカンダリバッキング層は空気通過のためにアパーチャを持つ。前記接着層で用いるための揮発したバインダは、カーペットを熱硬化させる際に前記アパーチャを通過することができる。この実施態様においてはセカンダリバッキング層の空気透過性が十分高いことが保証される。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記カーペットは、前記プライマリバッキング層と前記セカンダリバッキング層との剥離強度が少なくとも44.6kg/mである。かかる要求はまた、「ピール強度」として示され、通常ASTMD−3936に従って測定される。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記カーペットは、前記セカンダリバッキング層の前記接着層からはなれた側にさらに第三のバッキング層を持つ。
本発明のさらなる実施態様によれば、前記パッドは、前記カーペットからはなれる前記パッド側に反射層を持つ。
ひとつの実施態様において、前記カーペット−パッド組合せは、自動車用織物として使用され、自動車のインテリア部分を覆う(例えば、フロア、ルーフ、サイドラインなど)。自動車にとっては次の点で有利である。即ち、前記照明装置に電力を供給することが容易である点、自動車の表面がしばしば金属であり光源の効果的な冷却が可能である点である。
用語「実質的」とは、ここでは「実質的に円形」又は「実質的に含む」などとして使われるが、当該技術分野の熟練者により理解されるであろう。実施態様においては、当該副詞は実質的に除かれてもよい。適用可能な場合、用語「実質的」はまた、「完全に」、「全てに」等として実施態様に含む。適用可能な場合、用語「実質的」はまた、90%以上、例えば95%以上、特に99%以上、さらには99.5%以上で100%を含む。用語「含む」はまた、用語「含む」が「からなる」を意味する実施態様を含む。同じく、用語の約とは、適用可能な場合、10%以下又は5%以下又は1%以下又は0.5%以下、さらには0.1%以下の変動を意味し、また変動がない(測定不可能)実施態様も含む。当該技術分野の熟練者に明らかなように平均値からの小さな変動は、適用可能な場合、通常許容される。従って、上の約についての定義した値は除いて、数値は、適用可能な場合、与えられた値から、10%以下、又は5%以下又は1%以下又は0,5%以下又はさらに0.1%以下に変動し得る。この点を強調するためにここでは、用語「約」を数値の前に用いる。
さらに明細書及び特許請求の範囲で、類似のエレメント間で、用語、第一の、第二の、第三の等が用いられているが、これは必ずしも順序又は時系列を意味するものではない。かかる使用された用語は適切な状況で交換可能であり、ここで説明された実施態様はここで例示的に記載され説明された実施態様とは異なる他の順序で実施することが可能であるということは理解されるべきである。
ここで記載された装置は実施を通じて説明されたものであり、当該技術分野の熟練者には、本発明がかかる方法や装置に限定されないことは明らかである。
これまで説明した実施態様は、本発明を限定する目的ではなく説明する目的であることは留意すべきである。当該技術分野の熟練者は、添付の特許請求の範囲から離れることなく他の多くの実施態様を考えることができるであろう。特許請求の範囲において、カッコにいれた参照符号は特許請求の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。動詞「含む」及びその変形語は、特許請求の範囲に記載されている以外の要素又はステップを排除するものではない。要素又はステップの前の冠詞「ひとつ」は、かかる要素又はステップが複数であることを排除するものではない。本発明は、いくつかの異なる要素を含むハードウェア手段及び適切にプログラムされたコンピュータ手段により実行されることができる。いくつかの手段が列挙される装置発明の請求項において、これらの手段のいくつかは、ハードウェアのひとつのアイテム又は同じアイテムにより実施されることができる。あるいくつかの手段が相互に異なる従属請求項に記載されているということは、かかる手段の組合せのひとつが、本発明の効果を奏するようには用いることができないということを示しているものではない。

Claims (15)

  1. カーペット用パッドであり、
    前記パッドが、第一のパッド表面と前記パッド内に少なくとも部分的に組み込まれるチューブを含み、前記チューブが透過性区分を持ち、
    前記透過性区分が可視スペクトルから選択される既定の波長を持つ光に対し透過性である、パッド。
  2. 請求項1に記載のパッドであり、さらに照明装置を前記チューブ内に摺動可能に設けられる、パッド。
  3. 請求項2に記載のパッドであり、前記照明装置が光源としてLEDを含む、パッド。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のパッドであり、前記チューブがさらに、出口部を含み、前記パッドからパッド端で少なくとも一部が飛び出ている、パッド。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパッドであり、前記チューブがさらに、非−透過性区分を含み、好ましくは、前記非−透過性区分の少なくとも一部分が前記可視スペクトルから選択された既定の波長を持つ光に対し反射性である、パッド。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のパッドであり、前記チューブが、場合により実質的に四角形又は長方形断面を持つ第一のチューブ部と、場合により実質的に(準)円形断面を持つ第二のチューブ部を含む、パッド。
  7. 請求項6に記載のパッドであり、前記第一のチューブ部が前記透過性区分を含む、パッド。
  8. 請求項6又は7のいずれか1項に記載のパッドであり、前記第一のチューブ部が、前記可視スペクトルから選択された既定の波長を持つ光に対し透過性である、パッド。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載のパッドであり、前記第一のチューブ部が、PMMA又はガラスを含む群から選択される1又はそれ以上の材料を含む、パッド。
  10. 請求項6乃至9のいずれか1項に記載のパッドであり、前記第二のチューブ部が非−透過性区分を含む、パッド。
  11. 請求項6乃至10のいずれか1項に記載のパッドであり、前記第二のチューブ部がPVCを含む、パッド。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のパッドであり、前記透過性区分の少なくとも一部が、実質的に前記第一のパッド表面に合致する、パッド。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載のパッドであり、前記チューブが複数の透過性区分を含む、パッド。
  14. カーペット−パッド組合せであり、請求項1乃至13のいずれか1項に記載のパッド、前記チューブに摺動可能に配置される照明装置及び前記照明装置を制御するための制御装置を含む、カーペット−パッド組合せ。
  15. 請求項1乃至13のいずれか1項で定義される前記パッドで使用されるか又は請求項14による前記カーペット−パッド組合せで使用するための請求項1乃至13のいずれか1項に記載の前記チューブと前記照明装置の組合せであり、前記照明装置が、前記チューブ内に摺動可能に設けられる、チューブと照明装置の組合せ。
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