JP2012509468A - 免震格納容器 - Google Patents

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Abstract

発電モジュール(25)はプールの液体に完全に沈められた格納容器(24)と、前記格納容器の中心あるいは発電モジュール(25)の重心又はそれらの上方に置かれた支持構造体(20)とを含む。電力パワーモジュール(25)は、格納容器(24)に作用するプールの液体の浮力との組み合わせで支持構造体(20)によって支持されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、発電モジュール構造及び支持システムを含む発電の技術分野に関する。
受動的な動作システムによって設計された原子炉では、物理学の法則は、正常な運転の間又は緊急事態においても、オペレータの介入や管理なしに、原子炉の安全な活動が少なくともあるあらかじめ決められた期間維持されることを確実とするために使用されている。原子炉5は、原子炉容器2で取り囲まれた炉心6を含む。原子炉容器2内の水10は、炉心6を取り囲む。炉心6は、また、炉心6をその外側のまわりで取り囲む炉心隔壁122内に配置されている。核分裂事象の結果として、水10が炉心6によって熱せられると、水10は炉心隔壁122から、またライザー124から出るように導かれる。これは、さらに多くの水を炉心隔壁122に引き入れる炉心6によって、該炉心にさらに水10を引き入れ、加熱する結果を生じる。ライザー124から抜け出た水10は、冷やされ、アニュラス123に向けて導かれ、自然循環を通して原子炉容器2の底に戻る。水10が熱せられるとき、加圧された蒸気11が原子炉容器2内に生成される。
熱交換器135は、タービン132及び発電機134によって電気を発生させるために、二次冷却システム130中で給水及び蒸気を循環させる。前記給水は、熱交換器135を通過し、過熱状態の蒸気になる。二次冷却システム130は、凝縮器136及び給水ポンプ138を含む。二次冷却システム130中の蒸気及び給水は、原子炉容器2中の水10から分離され、それらが互いに混ざり又は直接に接触することは阻止されている。二次冷却システム130は、蒸気又は給水を搬送するための管139を含むことができる。
原子炉容器2は格納容器4によって取り囲まれている。原子炉容器2からの水又は蒸気が、周辺の環境に漏れることがないように、格納容器4は設計されている。蒸気弁8は、原子炉容器2から格納容器4の上半部14に蒸気11を排出するために設けられている。水面下の排出弁18は、サブクール水を収容するサプレッションプール12中に水10を放出するために設けられている。
管139や他の接続部が、原子炉5と、二次冷却システム130又は前記発電設備の中の他のシステムとの間に設けられている。地震又は他の地震活動の場合に、著しい力又は振動が前記接続部に又は該接続部の近傍に伝えられることがあり、前記接続部に大きな応力を及ぼすことがある。熱膨張による力は、また応力を前記接続部に及ぼす。これらの接続部の保全の維持は、前記種々のシステムからの放射性あるいは他の物質の不注意な放出を阻止することに役立ち、また保守や1つ又は複数の接続部の機能不備を引き起こす損傷を軽減する。
本発明は、これら及び他の問題に対処する。
発電モジュールは、液体のプールに完全に沈められた格納容器と、該格納容器のほぼ中心又は前記発電モジュールの重心あるいはそれよりも上方に置かれた支持構造とを含むように、ここに開示されている。前記発電モジュールは、前記格納容器に作用する前記プールの液体の浮力との組み合わせで前記支持構造によって支持されている。
格納容器のための支持構造は、前記格納容器のほぼ中心又は重心あるいはそれよりも上方に置かれた支持アームと、水中に沈められた取付け構造物とを含むように、ここに開示されている。前記支持構造は、前記支持アーム及び前記取付け構造物との間に配置された減衰装置を含み、前記格納容器の重量の少なくとも一部が前記減衰装置を通して前記取付け構造物に伝えられる。前記減衰装置は、前記支持アームに伝えられた地震力を減衰させるように設定されている。
システムは、発電モジュールのほぼ中心又は重心あるいはそれよりも上方に置かれた支持構造体で前記発電モジュールを支持するための手段と、前記支持構造体が回転のための枢軸として作用する前記発電モジュールの拘束された回転を許す手段とを含むように、ここに開示されている。前記システムは、前記発電モジュールに前記支持構造体を通して伝えられる地震力を減衰するための手段をさらに含む。
本発明は、添付図面を参照する本発明の好適な実施例についての以下の詳細な説明から、より明白になるであろう。
原子力発電システムを示す。 支持構造を含む発電モジュール組立体の例を示す。 図2の発電モジュール組立体の側面図を示す。 免震格納容器を含む発電モジュール組立体のための支持構造の例を示す部分図を示す。 複数の弾性減衰装置を含む免震格納容器のための支持構造の部分図を示す。 弾性減衰及び保持の構造の部分図を示す。 縦方向力に反応する図6の弾性減衰及び保持の構造の部分図を示す。 横方向力に反応する図6の弾性減衰及び保持の構造の部分部を示す。 免震発電モジュールのための弾性減衰及び保持の構造の部分図を示す。 発電モジュールを地震から絶縁するための斬新なシステムを示す。
本書に開示されあるいは参照された種々の実施例は、参照によってその全体が本書に含まれる同時係属中の米国特許出願番号11/941,024号明細書に見られる特徴に調和して又は連動して運転される。
図2は、格納容器24、原子炉容器22及び支持構造20を含む発電モジュール組立体の例を示す。格納容器24は、円筒形であり、長円形、ドーム型又は半球状の上下の両端26、28を有する。発電モジュール組立体25の全体を効果的な熱吸収源として作用するプールの液体36(例えば水)に沈めることができる。プールの液体36は、原子炉ベイ27に保持されている。原子炉ベイ27は鉄筋コンクリート又は他の従来の材料で構成することができる。プールの液体36及び格納容器24は、また地表9下に位置することができる。格納容器24の上端26は完全にプールの液体36の表面下に位置することができる。発電モジュール組立体25から液体及びガスが漏れ、あるいは侵入しないように、格納容器24は、溶接あるいはその他の手段で環境に対して密封することができる。
格納容器24は、1つ又は複数の支持構造体20によって、原子炉ベイ27の下面より上でプールの液体36中に吊されて示されている。格納容器24は、ステンレス鋼又は炭素鋼で作り、また被覆膜を含むことができる。発電モジュール組立体25は、鉄道車両で輸送できるように、寸法決めすることができる。例えば、格納容器24は、約4.3メートルの直径及び17.7メートルの高さ(長さ)に構成することができる。炉心6(図1)の燃料補給は、例えば、発電モジュール組立体25の全体を鉄道車両で又は海外へ輸送し、それを新たな燃料棒を有する新しいあるいは再生された発電モジュール組立体と取り替えることによって実行することができる。
格納容器24は、炉心6(図1)を封入し、ある条件で冷却する。格納容器24は比較的小さく、高強度を有し、一つにはそのより小さな全体寸法に起因して、従来の格納容器デザインの6、7倍の圧力に耐えることが可能である。発電モジュール組立体25の一次冷却システムに中断が生じても、環境の中に核分裂生成物が全く放出されない。
発電モジュール組立体25及び格納容器24は、プールの液体36内に完全に沈むように示されている。格納容器24の頂部及び底部を含む全面が液体36と接触して取り囲まれるように示されている。1つ又は複数の支持構造体20は、格納容器24のほぼ中心に置かれている。一実施例では、1つ又は複数の支持構造体20は、発電モジュール組立体25のほぼ重心(CG)又は該CGの僅かに上方に置かれる。発電モジュール組立体25は、格納容器24に作用するプールの液体36の浮力との組み合わせで支持構造20によって支持されている。一実施例では、発電モジュール組立体25は2つの支持構造体20によって支持されており、第1の支持構造体は第2の支持構造体の反対側で発電モジュール組立体25の一側に配置される。
1つ又は複数の支持構造体20は、格納容器24及び原子炉容器22の両方を支持するように構成されても良い。一実施例では、1つ又は複数の支持構造体20は、原子炉容器22のほぼCGに、又は該CGのわずかに上方に位置する。
図3は、図2の発電モジュール組立体25の側面図を示す。格納容器24及び原子炉容器22は、発電モジュール組立体25に作用する回転力RFによって支持構造体20の回りに枢動すべく構成することができる。一実施例では、支持構造体20は発電モジュール組立体25の前記CGのわずかに上方に置かれ、その結果、回転力RFが消失した後、重力によって下端28が原子炉ベイ27内で底に向き合う位置に戻る傾向がある。格納容器24の回転は、また発電モジュール組立体25の原子炉ベイ27への設置又はこれからの除去中のより優れた扱い易さを提供する。一実施例では、格納容器24は、発電モジュール組立体25の垂直及び水平な姿勢間あるいは位置間で回転することができる。
発電モジュール組立体25は、格納容器24の下端28に置かれたベーススカート30を含むように示されている。ベーススカート30は、格納容器24に、剛的に取付け、溶接し、あるいは一体部分とすることができる。一実施例では、ベーススカート30が、例えば地上に、輸送装置に又は燃料を再補給するステーションに置かれるとき、ベーススカート30は、発電モジュール組立体25の重量を支えるように作られる。発電モジュール組立体25の正常な運転(例えば出力運転)中に、ベーススカート30は、地上から離れて吊されるか、ベーススカート30が如何なる外部構成要素又は面とも接触しないように原子炉ベイ27の底の上方に置くことができる。
発電モジュール組立体25が支持構造体20のまわりで回転するとき、格納容器25の下端28は、側方又は横方向Loに動く傾向がある。格納容器24が支持構造体20の回りに所定量を回転するとき、ベーススカート30は、プールの液体36に置かれたアライメント装置35に接触するように設定される。例えば、発電モジュール組立体25が動作の範囲内又は特定の回転角度内で自由に回転することができるように、アライメント装置35を寸法決めすることができる。
アライメント装置35は、ベーススカート30の内径より小さい外径を含むことができる。発電モジュール組立体25が静止しているとき、ベーススカート30がアライメント装置35に接触しないように、アライメント装置35はベーススカート30中で適合するように寸法決めされる。一実施例では、格納容器24が支持構造体20の回りに回転するとき、ベーススカート30はアラインメント装置35に接触する。発電モジュール組立体25に垂直力が作用する場合、ベーススカート30は、格納容器23の運動の垂直範囲を抑制しない。アライメント装置35は、原子炉ベイ27の底に剛的に設置する(例えば、ボルトで締められ、溶接され、その他の手段で取り付ける)ことができる。一実施例では、1つ又は複数の減衰器38は、発電モジュール組立体25が枢動又は回転するとき、ベーススカート30及びアライメント装置35間の接触力を減衰するために、ベーススカート30及びアライメント装置35間に位置している。1つ又は複数の減衰器38は、アライメント装置35(図示のとおり)又はベーススカート30のいずれかに設置するか、その他の方法で取り付けることができる。
図4は、免震格納容器24を含む発電モジュール組立体のための支持構造40の部分図を示す。支持構造40は、支持アーム45と取付け構造物47とを含む。支持アーム45は、格納容器24のほぼ中心に置くことができる。取付け構造物47は、液体(例えば水)中に沈み、該液体が格納容器24を取り囲む。取付け構造物47は、原子炉ベイ27(図2)の壁の延長とし、該壁に取り付け、該壁に埋め込み又は該壁に一体とすることができる。
減衰装置46は、支持アーム45及び取付け構造物47間に置かれる。格納容器24の重量の少なくとも一部は、減衰装置46を通して取付け構造物47に伝えられる。減衰装置46としては、伸縮自在か、弾性を有するか、あるいは変形可能な、ばね、空気圧又は油圧のショックアブソーバ又は従来技術で知られている他の振動又はエネルギー減衰装置がある。一実施例では、減衰装置46は、天然ゴム又は合成ゴムから成る。減衰装置46は、石油又は他の化合物から製造され、放射線又は湿度にさらされると材料破損に抵抗力がある弾性材料で構成することができる。さらに他の実施例では、減衰装置46は、柔らかい変形可能な金属又は波形金属で構成することができる。
減衰装置46は、支持アーム45及び取付け構造物47間に伝えられた動的なすなわち地震の力を減衰するために、設定される。例えば、格納容器24の縦方向又は長手方向に作用する垂直又は縦方向の力FVは、減衰装置46を通して作用する。さらに、水平又は横方向の力FHが、縦方向の力FVと直角ないずれかの方向で減衰装置46に及ぼされ得る。横方向の力FHは、図示の座標系48のX及びZ座標で定義される平面に在る方向ベクトルから成り、他方、縦方向の力FVは、図示の座標系48のX-Z面と直角なY座標で方向付けられる方向ベクトルから成ると理解することができる。
格納容器24のほぼ重心に支持アーム45を置く一実施例では、発電モジュール組立体25に作用する横方向の力FHは、格納容器24を回転させるというよりも滑りを引き起こし易い。支持アーム45を特定の高さ又は位置で格納容器24に置くことは、該格納容器が1つ又は複数の力FH、FV又はRFを受けるとき、格納容器24が如何に振る舞うかについての制御性を提供する。
減衰装置46は、縦方向の力FVを吸収又は減衰するために縦方向に縮むことができる。一実施例では、減衰装置46は、横方向の力FHを減衰すべく水平方向へ撓んで縮む。減衰装置46は、地震又は噴火などの地震活動の間にX-Z面で取付け構造物47に沿って滑るように設定することができる。力FV及びFHは、また、三次元のX、Y、Zのいずれか又はすべてで、発電モジュール25の、格納容器24(図2)を含む1つ又は複数の構成要素の熱膨張に起因すると考えることができる。
減衰装置46の圧縮又は動きの結果として、力FV及びFHの少しが、取付け構造物47から格納容器24に又は格納容器24から取付け構造物47に伝えられるに過ぎない。支持アーム45が取付け構造物47に剛的に取り付けられ又は直接に接触しているときに伝えられるよりも少ない衝撃を格納容器24は受ける。格納容器24は、発電モジュール25(図3)に作用する回転力RFに対して水平軸Xのまわりで回転するように設定することができる。
支持アーム45を格納容器24に剛的に取り付けることができ、1つ又は複数の弾性減衰装置46は、液体36(図2)内に位置する支持アーム45及び取付け構造物47に接して該両者間に位置する。弾性減衰装置46は、支持アーム45及び支持構造物47間に枢着点を提供することができ、図3に示されていると同様に、弾性減衰装置46の回りに格納容器24が枢動あるいは回転する。格納容器24の重量は、部分的に、液体36の浮力によって支えられている。周辺の液体36(図2)は、また、横方向の力FH、縦方向の力FV及び格納容器24に作用する回転力RFのいずれをも減衰するように作用する。
一実施例では、支持アーム45は中空軸29から成る。前記中空軸は、補助又は二次の冷却システムのための貫通路を提供するように設定することができる。例えば、図1の管139は、中空軸29を経て格納容器24を出ることができる。
図5は、支持アーム55及び複数の弾性減衰装置52、54を含む免震格納容器24のための支持構造50の部分的な図面を示す。第1の弾性減衰装置52は、支持アーム55及び下方の取付け構造物57間に位置している。第2の弾性減衰装置54は、支持アーム55及び上方の取付け構造物58間に位置している。一実施例では、第1及び第2の弾性減衰装置52、54は、支持アーム55に設置されるか、その他の方法で取り付けられている。他の実施例では、第1及び第2の弾性減衰装置52、54の一方又は双方が、上下の取付け構造物57、58にそれぞれ設置される。
格納容器24の重量の少なくとも一部は、第1の弾性減衰装置52を通して下方の支持構造体57に伝えられる。格納容器24が静止しているとき、第1の弾性減衰装置52は圧縮下にある。第1の弾性減衰装置52は、支持アーム55及び下方の取付け構造物57間に作用する縦方向の力を減衰することが理解できよう。第2の弾性減衰装置52は、また、支持アーム55及び上方の取付け構造物58間に作用する縦方向の力を減衰することが理解できよう。格納容器24の縦方向又は垂直な動きは、取付け構造物57、58が第1及び第2の弾性減衰装置52、54にそれぞれ接触し該減衰装置の圧縮を引き起こすとき、取付け構造物57、58によって拘束される。第1及び第2の弾性減衰装置52、54は、従来のショックアブソーバの1つ又は一対の緩衝器と同様な機能を提供することができる。
一実施例では、下方の取付け構造物57は、凹所56を含む。凹所56は、該凹所が第1の弾性減衰装置52の外部寸法又は直径よりも大きい内部寸法又は直径を有するように、寸法決めすることができる。第1の弾性減衰装置52は、凹所56内に着座し又は位置するように図示されている。凹所56、1つ又は複数の側方又は横方向への格納容器24の動きを拘束するように機能することができる。第1の弾性減衰装置52は、それが凹所56の壁を押し付けるとき、縮み又は曲がることができる。一実施例では、凹所56は、格納容器24が側方又は横方向への力を受けるとき、第1の弾性減衰装置52が下方の取付け構造物57を滑ることができる量すなわち距離を制限することができる。
図6は、免震格納容器24のための弾性減衰及び保持の構造60の部分的な図を示す。弾性減衰及び保持構造60は変形可能な部分66を含む。変形可能な部分66は、ドーム型、長円形又は半球状の形状とすることができる。取付け構造物67は凹所68を含み、変形可能な部分66が凹所68に着座しあるいは位置する。変形可能な部分66及び凹所68は、ボールジョイントとして同様に機能すると理解することができ、変形可能な部分66は凹所68内で回転又は枢動する。
凹所68は、凹面形状として図示されている。取付け構造物67は、図示の座標系48のX-Z面として特定される横面に適用される横方向の力FHによる格納容器24の動きを拘束するように設定されている。さらに、取付け構造物67は、X-Z面と直角な方向Yに適用される縦方向の力FVによる格納容器24の長手方向の動きを拘束するように設定されている。格納容器24は、発電モジュール25(図3)に作用する回転力RFによって水平軸Xのまわりで回転するように設定することができる。一実施例では、凹所68は半球状の、ドーム型の又は長円形のボウルを形成する。格納容器24の底端28に置かれたベーススカート30(図2)は、凹所68内で変形可能な部分66が枢動又は回転するとき、格納容器24の回転を拘束するように設定することができる。
取付け構造物67は、発電モジュール25(図2)の重量のいくらか又はすべてを支持するように設定することができる。一実施例では、液体36の浮力が発電モジュール25の重量のほぼすべてを支え、その結果、取付け構造物67の凹所68は、主として、発電モジュール25を中央に置き又は所望姿勢に維持するように機能する。
図6Aは、縦方向の力FVに反応する図6の弾性減衰及び保持構造60の部分図を示す。格納容器24(図6)が静止しているとき、取付け構造物67の凹所68は、弾性減衰及び保持構造60の変形可能な部分66の曲率半径R1より大きな曲率半径R2を構成する。格納容器24の垂直の動きの結果として又は取付け構造物67から格納容器24に伝えられた力の結果として、縦方向の力FVが支持アーム65(図6)に適用され得る。前記縦方向の力は、例えば地震又は噴火に起因するかもしれない。
動的な縦方向の力FVが支持アーム65に適用されると、前記減衰装置は、参照番号66によって実線で示された静止状態から、参照番号66Aによって点線で示された動的状態へ縮む。変形可能な部分66の曲率半径は、一時的に動的状態66Aで凹所68の曲率半径R2に近似する。変形可能な部分66の実効半径が増大するに伴い、これは、変形可能な部分66と凹所68との間に形成される接触面を増大させる結果となる。接触面が増大するに伴い、これは、変形可能な部分66のさらなる圧縮に抵抗するように、換言すればさらなる圧縮を減少させるように作用し、縦方向の力FVを弱める。一実施例では、変形可能な部分66の有効な曲率半径は、縦方向の力FVの増加につれて増大する。動的な縦方向の力FVが弱まると、変形可能な部分66はその当初の曲率半径R1を保持する。
図6Bは、横方向の力FHに反応する図6の弾性減衰及び保持構造60の部分図を示す。凹所68は、少なくとも2度の自由度で変形可能な部分66の動きを拘束する。例えば、変形可能な部分66の動きは、図6に示された座標系48のX及びZ方向に拘束される。変形可能な部分66は、それが凹所68の壁を押し付けるとき、縮み又は曲がることができる。変形可能な部分66の圧縮又は変形は水平力FHを弱める。一実施例では、凹所68は、格納容器24が横方向への力FHを受けるとき、変形可能な部分66が取付け構造物67上を滑ることができる量すなわち距離を制限することができる。横方向の力FHが支持アーム65に適用されると、前記減衰装置は、参照番号66によって実線で示された静止状態から、参照番号66Bによって点線で示された動的状態へ動き又は滑る。
凹所56、68は、図5及び6には取付け構造物57、67に形成されているように示されているが、他の実施例では、凹所56、58は、支持アーム55、65に形成され、減衰装置52、66が取付け構造物57、67に取り付けられる。これらの代替実施例は、他の点では、横方向及び縦方向の一方又は両方で格納容器24の動きを拘束するように、図5又は6に示された実施例と同様に動作ることができる。
図7は、免震発電モジュール80のための弾性減衰及び保持構造70の部分図を示す。発電モジュール80は原子炉容器22及び格納容器24を含む。弾性減衰及び保持構造70は、1つ又は複数の支持アーム又はトラニオンと、1つ又は複数の取付け構造物とを含む。第1のトラニオン75は、原子炉容器22から突出しているか、あるいは延在する。原子炉容器トラニオン75は、先に図2〜6に示した1つ又は複数の支持アームと同様な機能を提供する。第2のトラニオン85は、格納容器24から突出しているか、あるいは延在する。原子炉容器トラニオン75は、格納容器トラニオン85と同じ単一の回転軸に沿って横たわっている。回転の軸Xは、図示の座標系48に示されている。回転力RFが発電モジュール25に作用すると、原子炉容器22及びと格納容器24の一方又は両方は、回転軸Xのまわりに回転することができる。原子炉容器22及び格納容器24は、互いに同じ方向又は逆の方向へ回転することができる。
原子炉容器トラニオン75は、第1の取付け構造物77に支持されて示されている。取付け構造物77は、格納容器24から突出しているか、あるいは延在する。原子炉容器トラニオン75は、発電モジュール80に水平な力FH1又はFH2が作用すると、取付け構造物77に沿って動くか、滑ることができる。原子炉容器22と格納容器24とによって、すなわち該両者間に伝えられた水平力FH2の影響を弱めるか減らすように、第1の減衰要素76は作動する。発電モジュール80が停止状態又は静止状態にあると、第1の減衰要素76は、また、原子炉容器22及び格納容器24のそれぞれを中心に置き又は両者間の距離を維持するように機能する。
格納容器トラニオン85は、第2の取付け構造物87に支持されて示されている。一実施例では、取付け構造物87は原子炉ベイ27から突出しているか、あるいは延在する。格納容器トラニオン85は、水平力FH1又はFH2が発電モジュール80に作用すると、取付け構造物87に沿って動くか、滑ることができる。格納容器24と原子炉ベイ27とによって、すなわち該両者間に伝えられた水平力FH1の影響を弱めるか、減らすように、第2の減衰要素86は作動する。発電モジュール80が停止状態又は静止状態にあると、第2の減衰要素86は、また格納容器24及び原子炉ベイ27のそれぞれを中心に置き又は両者間の距離を維持するように機能する。
第1の減衰要素76は、原子炉容器トラニオン75に収納されて示されている。原子炉容器保持ピン90は、第1の減衰要素76に対する接触面を提供するために、原子炉容器トラニオン75に置かれる。原子炉容器保持ピン90は、例えば格納容器24又は格納容器トラニオン85の延長部とすることができる。一実施例では、原子炉容器保持ピン90は格納容器24に剛的に接続されている。原子炉容器保持ピン90は、格納容器24の両側を通って延長することができる。
水平力FH2は、原子炉容器保持ピン90と第1の減衰要素76を経て原子炉容器22及び格納容器24の近傍又はその間に伝えられる。原子炉容器22及び格納容器の垂直な動きは、原子炉容器トラニオン75、原子炉容器保持ピン90及び取付け構造物77間の相互作用によって拘束され得る。原子炉容器22及び格納容器24の垂直の動きは、格納容器トラニオン85と取付け構造物87との間の相互作用によって、また拘束され得る。
弾性減衰及び保持構造70は、発電モジュール80のための熱的緩衝を提供すべくさらに作用することができる。発電モジュール80の構成要素に又は該構成要素間で伝えられる動的な地震力を減衰し、弱め、その他減少させることに加えて、弾性減衰及び保持構造70は、原子炉容器22及び格納容器23間での熱伝達を減らすことができる。例えば、第1及び第2の取付け構造物77、87の一方又は両方を断熱材で内張りすることができる。
図8は、発電モジュールを地震から絶縁するための斬新なシステム200を示す。システム200は、図1ないし7としてここに図示された種々の実施例で、それに限定されないが、稼働することが理解されよう。
動作210で、発電モジュールは、支持構造で支持される。前記支持構造は、前記発電モジュールのほぼ中心又はほぼ重心あるいはそれよりもわずかに上方に置くことができる。
動作220で、前記発電モジュールの回転は拘束される。前記支持構造は、回転の枢軸として作用することができる。
動作230で、前記発電モジュールに前記支持構造を通して伝えられた地震力は弱められるか、減衰される。一実施例では、前記地震力は弾性材料を含む減衰装置によって減衰される。
動作240で、前記発電モジュールの1つ又は複数の横方向の動きは、一定の動作範囲中に拘束される。横方向の力が減衰されると、前記発電モジュールはその元静止位置に戻る。一実施例では、前記減衰装置は曲面を含み、前記支持構造は、前記曲面を収納するために設定された丸められた凹所から成っている。
動作250では、前記発電モジュールの横方向の動きは一定の動作範囲の中に拘束される。縦方向の力が減衰すると、前記発電モジュールはその元静止位置に戻る。縦方向は、動作240の前記1つ又は複数の横方向と直角である。
ここに与えられた実施例は主として加圧水型原子炉で説明したが、ここに記載されたようにあるいはいくらかの明らかな部分修正によって、実施例が他のタイプの原子力システムに適用できることは当業者にとって明白であろう。
図面の寸法は一定の比率では与えられておらず、場合によっては、ある機能は、ある詳細を図示するか、説明するために、縮尺で誇張されている。他の割合や値は、原子炉原寸又は縮尺のモデルの建築物による等の実験を通して決定することができる。
本発明の原理がその好適な実施例で説明され例示されたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置や詳細についての変更が可能であることが理解されよう。ここに添付の特許請求の範囲に記載の発明の精神及び特許請求の範囲内に含まれるすべての修正や変更が主張されている。
6 炉心
20、40、50、57、60、70 支持構造(支持構造体、保持構造)
22 原子炉容器
24 格納容器
25、80 発電モジュール(組立体)
27 原子炉ベイ
30 ベーススカート
35 アライメント装置
36 プールの液体
38、46、52、54、76、86 減衰装置(減衰器)
45、55、65 支持アーム
47、57、58、67、77、87 取付け構造物

Claims (20)

  1. プールの液体に完全に沈められた格納容器と、該格納容器のほぼ中心に置かれた支持構造とを含む発電モジュールであって、該発電モジュールは前記格納容器に作用する前記プールの液体の浮力との組合せで前記支持構造によって支持されている発電モジュール。
  2. 前記支持構造は、前記発電モジュールのほぼ重心又はそれよりも僅かに上方に配置されている、請求項1に記載の発電モジュール。
  3. 前記支持構造は弾性減衰装置を含む、請求項1に記載の発電モジュール。
  4. 前記支持構造は、前記格納容器に剛的に取り付けられた支持アームを含み、1つ又は複数の前記弾性減衰装置は、前記支持アーム及び前記プールの液体内の取付け構造物との間で該両者に接触して配置されている、請求項3に記載の発電モジュール。
  5. さらに前記格納容器の下端に置かれたベーススカートを含み、前記格納容器は前記支持アームの回りに枢動するように設定されており、前記格納容器が前記支持アームの回りに枢動すると、前記ベーススカートは前記プールの液体内でアライメント装置に接触するように設定されている、請求項4に記載の発電モジュール。
  6. さらに、前記格納容器内に格納された原子炉容器を含み、前記支持構造は、前記格納容器内で前記原子炉容器の回転を提供する、請求項1に記載の発電モジュール。
  7. さらに、前記原子炉容器及び前記格納容器間に介在する第1の減衰装置と、前記格納容器及びプール壁間に介在する第2の減衰装置とを含み、前記第1及び第2の減衰装置は、前記発電モジュールに作用する動的な力を減衰するように設定されている、請求項6に記載の発電モジュール。
  8. 格納容器のための支持構造であって、前記格納容器のほぼ中心に位置する支持アームと、水中に沈められた取付け構造物と、前記支持アーム及び前記取付け構造物間に置かれた減衰装置とを含み、前記格納容器の重量の少なくとも一部が前記減衰装置を通して前記取付け構造物に伝えられ、前記減衰装置は、前記支持アームに伝えられた地震力を減衰させるように設定されている、支持構造。
  9. 前記格納容器は水の浮力によって部分的に支持されている、請求項8に記載の支持構造。
  10. 前記減衰装置は変形可能な長円形部分を含み、前記減衰装置の前記変形可能な部分は、凹所内に置かれている、請求項8に記載の支持構造。
  11. 前記凹所は凹状形状であり、前記格納容器が静止しているとき、前記凹所は、前記減衰装置の前記変形可能な部分の曲率半径よりも大きな曲率半径である、請求項10に記載の支持構造。
  12. 前記変形可能な部分の曲率半径は、動的な縦方向の力が前記支持アームに適用されたとき、前記凹所の曲率半径に一時的に近似する、請求項11に記載の支持構造。
  13. 前記減衰装置の変形は、拘束された動きの範囲内での前記格納容器の移動を許す、請求項8に記載の支持構造。
  14. 地震力が減衰された後、前記減衰装置は、前記格納容器を元静止位置に促す、請求項13に記載の支持構造。
  15. さらに前記格納容器の下端に位置するベーススカートを含み、該ベーススカートは前記格納容器の回転を前記支持アームの回りに拘束する、請求項8に記載の支持構造。
  16. さらに前記ベーススカート及びアライメント装置間に位置する1つ又は複数の減衰器を含み、前記1つ又は複数の減衰器は、前記ベーススカートが前記アライメント装置に対して回転するとき接触力を減衰する、請求項15に記載の支持構造。
  17. 発電モジュールのほぼ重心、又は僅かにその上方に置かれた支持構造で前記発電モジュールを支持する手段と、前記支持構造体が回転のための枢軸として作用する前記発電モジュールの拘束された回転を許す手段と、前記発電モジュールに前記支持構造体を通して伝えられる地震力を減衰するための手段とを含む装置。
  18. さらに、一定の動作範囲内で1つ又は複数の横方向への前記発電モジュールの拘束された動きを許すための手段を含む、請求項17に記載の装置。
  19. さらに一定の動作範囲内で縦方向への前記発電モジュールの拘束された動きを許すための手段を含み、前記縦方向は前記1つ又は複数の横方向に直角である、請求項18に記載の装置。
  20. 前記地震力を減衰するための手段は、一定の動作範囲内で前記発電モジュールの拘束された移動を許し、前記地震力を減衰するための手段は、前記地震力が減衰された後、前記発電モジュールを元静止位置に促す、請求項16に記載の装置。
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