JP2012506980A5 - - Google Patents

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パーキングロック用の操作装置
本発明は、請求項1の前段(プリアンブル部分、所謂おいて部分)に係るオートビークル(広義の自動車)トランスミッション、特にオートマチックトランスミッション用のパーキングロック操作装置に関する。
自動車で駆動力を伝達する、特に流体力学トルクコンバータを有するオートマチックトランスミッションにおいて駆動力を伝達するために機械的でない構成要素が使用されるときには常に、パーキングロックが採用される。オートマチックトランスミッションを備える自動車は、典型的には、車両が停車しておりエンジンが停止されているときに予期せず車両が移動するのを防止するために、パーキングロックを装備する。
このために、典型的にはオートマチックトランスミッションに配置されたロック爪と従動トランスミッションシャフトに配置されたパーキングロックホイールの歯との係合により、(例えば運転者が起動させた操作に従って)パーキングロックが従動トランスミッションシャフトを拘束し、このシャフトが、回転しないように駆動輪に接続される。
例えばロック爪として形成されたそのようなパーキングロックと、自動車の乗員室に配置された車両トランスミッション用の操作デバイスとの間の伝達機構として、様々な機械的システム、電気油圧式システム、および電気機械的システムが当技術分野で一般に知られている。パーキングロックを操作するための機械的な伝達機構は、例えば、乗員室内に配置された選択レバーと、オートマチックトランスミッションに配置されたトランスミッション制御機構との間に配設されたボーデンケーブルを含む。
乗員室内のアクチュエータの自由な配置という面で構造上の設計を改良するため、および操作デバイスと自動車のドライブトレインとの間の音響的な切離しを保証するために、現代の自動車すなわちオートマチックトランスミッションは、シフトバイワイヤ原理にますます移行している。これは、現代のオートマチックトランスミッションが、より一層完全に電子制御式のものになっているからである。
これらの「シフトバイワイヤ」トランスミッションにおけるシフト命令は、典型的には、電気信号または電子信号のみによってオートマチックトランスミッションの操作デバイスおよび/または選択レバーから伝送される。すなわち、パーキングロックに関しては、典型的にはパーキングロックの操作も電気または電気油圧式で行われる。しかし、特定の状況では、例えばAuto−Pが投入される場合、すなわちイグニッションキーが引き抜かれた後、または自動車を出るときにパーキングロックが自動投入される場合などには、パーキングロックが自動で作動されることもある。
シフトバイワイヤ操作式トランスミッションのパーキングロックの投入は、ばねエネルギー貯蔵機構によって機械的に行われることが多く、一方、パーキングロックの係入解除は、典型的には、オートマチックトランスミッションの油圧循環によって油圧式に行われる。例えばトランスミッションオイルの供給が故障した場合などに、選択レバーで動作段「P」が投入されない限りはパーキングロックが予期せず投入されないようにするために、パーキングロックに関して追加の係止デバイスを提供しなければならず、この係止デバイスは、少なくとも選択レバーが動作段PまたはAuto−Pにされるまでは、トランスミッション内のばねエネルギー貯蔵機構からの力を使用することによってパーキングロックの投入を防止する。
より詳細には、パーキングロック用のこれらの係止デバイスの要件は、発動力すなわち発動エネルギーができるだけ小さく、しかし同時にロック力は高いこと、および例えば振動、汚れ、または温度変化によって引き起こされる誤作動に対する安全性が高いことである。
係止デバイスを備えるパーキングロックに関する一般的ないくつかの操作装置が当技術分野で知られている。特に、特許文献1、特許文献2、および特許文献3を参照する。それらの各文献は、係止デバイスを備えるパーキングロックに関する操作装置を開示している。それらの文献に開示される操作デバイスおよび係止デバイスはそれぞれトグルレバーを有し、トグルレバーは、係入解除位置でパーキングロックを係止するために、ほぼ延びた位置になる。トグルレバーの運動学的機構により、比較的高いロック力を比較的小さな発動力と組み合わせることができる。
これらの従来の係止デバイスの1つの特徴は、特に、ロック力と発動力の所望の大きな比率を確実に実現するために、トグルレバーデバイスを厳しい公差で製造しなければならないことである。また、採用されるトグルレバーは、様々な環境条件に反応することがあり、したがって特に汚染および強い振動から保護されなければならない。
独国特許出願公開第10 2008 000 857号明細書 独国特許出願公開第10 2005 002 448A1号明細書 独国特許出願公開第10 2006 039 862号明細書
したがって、このような背景のもと、本発明の目的は、従来技術の上述した制約を克服するために、パーキングロック爪を係入解除位置で固定するための保定デバイスを備えるパーキングロック操作デバイスを提供することである。特に、本発明は、操作デバイスおよび/または保定デバイスに伴う複雑さを減少し、それに伴うコストを減少させるべきである。さらに、この保定デバイスは頑強であり、製造公差、高い加速力、および振動、ならびに様々な温度状況および周囲条件の影響を比較的受けにくいものであるべきである。
この目的は、請求項1に記載の特徴を備える操作デバイスによって得られる。
好ましい実施形態は、従属請求項に記載される。
本発明によるパーキングロック操作装置は、基本的には従来の様式で、ほぼ並進移動するように構成された調節デバイスを含む。また、この調節デバイスは、ほぼ従来の様式でパーキングロックの爪を機械的に係入させるためにも使用され、そこで、この調節デバイスは、パーキングロック爪、またはトランスミッション内部のパーキングロック操作機構と機械的に結合され、すなわちパーキングロック爪の移動および/またはトランスミッション内部のパーキングロック操作機構の移動に従う。また、操作装置は、パーキングロック爪を係入解除位置に固定するための保定デバイスを含む。したがって、保定デバイスは、特に選択レバーで位置Pが投入されない限り、(例えばトランスミッションの油圧式システムでの圧力降下により)予期せずパーキングロックがロックされるのを防止する。
本発明によれば、操作装置は、保定デバイスが、調節デバイスと接続されたロック摺動体と、ロックアクチュエータとを含むことを特徴とする。ロックアクチュエータは、幅を変えることができる摺動体ギャップを制御し、ロック摺動体は、ロックアクチュエータによって調節されたギャップ幅に応じて、それぞれ摺動体ギャップ内に進入することができるか、または摺動体ギャップ内への進入を妨げられる。
したがって、摺動体ギャップは、ロックアクチュエータによって、第1の広いギャップ幅と第2の狭いギャップ幅の間で前後に調節することができる。ロック摺動体は、第1の広いギャップ幅のときには摺動体ギャップ内に進入することができ、それによりロック摺動体と接続された調節デバイスの係止解除移動を可能にし、したがってパーキングロック爪を解除させて、パーキングロックホイールとロックさせる。しかし、ロック摺動体は、第2の狭いギャップ幅のときには摺動体ギャップ内に進入することができず、したがって、ロック摺動体と接続された調節デバイスも拘束される。この場合、パーキングロック爪は、パーキングロックホイールに掛止することができない。
摺動体ギャップおよびロック摺動体を用いてパーキングロック爪を固定するための本発明による保定デバイスの実施形態は、幅を調節可能な摺動体ギャップを作動させるために非常に小さな作動力または作動エネルギーしか必要ないという点で、本発明の目的を解決する。同時に、大きな保持力を発生することができる。これは、保持力と作動力が互いにほぼ垂直であり、したがって実質的に互いに影響を及ぼすことがないからである。すなわち、摺動体ギャップが狭いか、または閉じている場合にロック摺動体を摺動体ギャップに押し入れる(それによりパーキングロックを解除してロックする)のに必要となる所要の力は、摺動体ギャップを閉じたままにするのに必要な作動力よりもはるかに大きい。
したがって、本発明によるパーキングロック操作装置は、確実に、高い信頼性でパーキングロック爪を係入解除状態で係止できるようにし、その一方で、依然として単純で頑強に製造できる構造を有する。ロック摺動体と幅を調節可能な摺動体ギャップとはどちらも、最小数の構成部品で軽量に製造することができる。その結果、コスト減少および軽量化に加えて、衝撃負荷および振動に対する特に良好な耐性が達成され、さらに、比較的小さい公差チェーンが達成され、これもまた操作装置の信頼性を高める助けとなる。加えて、製造、組立て、および保守のコストをさらに節約することができる。
まず始めに、本発明は、幅を調節可能な摺動体ギャップによってロック作用が提供される限り、それぞれロック摺動体および摺動体ギャップの構造上の設計および構成とは無関係に実現される。本発明の好ましい実施形態によれば、摺動体ギャップが、一方としての固定ベースと、他方としてのロックアクチュエータによって駆動される可動アンカとの間のギャップによって形成され、これは、本発明による操作装置の単純な構造をもたらす。
基本的には任意の様式で、特にサーボモータを用いて、空気圧式または油圧式で、可動アンカと固定ベースの間で作動力を伝達することができる。本発明の特に好ましい実施形態によれば、ロックアクチュエータは電磁石によって形成され、同時に可動アンカは強磁性材料から形成される。
好ましくは、固定ベースは、電磁石自体の本体によって形成され、可動アンカは、好ましくは枢動可能なアンカプレートによって形成される。このようにして、幅を調節可能な摺動体ギャップを有する構造を、最小数の構成部品を用いて、すなわちただ1つの可動構成部品を用いて実現することができる。
有利には、この実施形態はまた、コンパクトで場所を取らない構造を有し、電磁石をほぼ任意に位置決めすることができる。本発明に従ってロック摺動体と摺動体ギャップを組み合わせることによって、小さく軽量の電磁石が実現され、これは使用する電流が小さく、したがってまた、有利には操作装置が場所を取らない設計となり、エネルギー消費が小さくなる。
本発明の別の好ましい実施形態によれば、ロック摺動体または可動アンカ、あるいはその両方の端面が、摺動体ギャップに向けて傾斜されている。この傾斜は特に、摺動体ギャップに入るときにロック摺動体が引っ掛かって進まなくなる危険を減らす。さらに、摺動体ギャップが(例えば最適でない潤滑により、または振動により)その完全に開いた状態に達していない場合でさえ、ロック摺動体が摺動体ギャップ内に進入することができるので、パーキングロック爪の保定デバイスの信頼性を高めることができる。
このような背景のもと、本発明による別の実施形態では、ロック摺動体が、摺動体ギャップに向けてばね荷重をかけられる。この処置により、アクチュエータ磁石に通電されていない場合でさえ、枢動可能なアンカプレートがばね荷重により規定の位置を取るので、保定デバイスの信頼性がさらに高まる。アクチュエータ磁石への通電が止められるとすぐに、(アンカプレートのばね荷重にも関わらず)ロック摺動体は、ロック摺動体および/またはアンカプレートの傾斜により、高い信頼性で摺動体ギャップ内に進入することができる。
本発明は、操作装置またはパーキングロック爪を作動させるための並進移動調節デバイスが構造的にどのように設計されて配置されるかには無関係に実現することができる。例えば、調節デバイスは、純粋に並進動作する摺動体でもよく、これは、その並進移動によって、パーキングロック爪を解除してパーキングロックホイールに係入させるか、またはパーキングロック爪を係入解除位置に係止する。本発明の好ましい実施形態によれば、調節デバイスは、特に、パーキングロック爪を操作するトランスミッションセレクタシャフトに直接配置することができる枢動レバーを含む。
したがって、本発明によるロック摺動体は、調節デバイスを形成する枢動レバー(その枢動可能な端部が、小さな角度運動に応答してほぼ並進の運動を行う)に接続される。摺動体ギャップのギャップ幅に応じて、ロック摺動体は拘束されるか、または自由に可動にされ、ロック摺動体と接続された枢動レバー、およびトランスミッションセレクタシャフトも同様に、拘束されるか、または可動にされる。このようにして、パーキングロック爪を係入および係入解除するためのトランスミッション内部に配置された連動機構が、従来の様式でトランスミッションセレクタシャフトによって操作される。
ここで、本発明による操作装置は、トランスミッションハウジング内部またはトランスミッションハウジング外部に選択的に配置することができる。操作装置またはロック摺動体の配置のこの自由度により、本発明による操作装置は、より複雑な従来の解決策に対して、構造的に単純で自由度の高い代替策となる。
あるいは、本発明の別の実施形態によれば、操作装置は、トランスミッション内部またはトランスミッションに接して直接配置されずに、引張ケーブルまたは結合ロッドによってトランスミッションに接続されることがある。これにより、操作装置および保定デバイスの設計および配置のさらに大きな自由度が得られる。
また、多くの場合、シフトバイワイヤ制御式トランスミッションのパーキングロック用の操作装置は、自動車の電子システムまたは電源が故障したときに、そのような状況下でも車両を移動させることができるように、緊急ロック解除によって依然として係入解除することができる必要がある。これは、例えば、車両が整備場にあるとき、または車両が故障した場合に牽引されるときに起こり得る。選択レバーとトランスミッションの間、または独立した緊急ロック解除作動機構とトランスミッションの間に緊急動作用の追加の機械的な連動機構、例えば引張ケーブルが提供されているオートマチックトランスミッション用のシフトバイワイヤ操作装置が知られている。それにより、電気システムおよび/または油圧式システムが故障した場合でさえ、(対応する緊急ロック解除の作動後に)引張ケーブルによってパーキングロックを機械的に切ることができ(必要であれば再び入れることもでき)、したがっていつでも車両を移動させることができる。
このような背景のもと、本発明の別の好ましい実施形態によれば、操作装置は、調節デバイスと係合する、パーキングロックの機械的な緊急ロック解除用のデバイスを有し、これは、好ましくは、運転者の手が届く範囲内にある緊急作動要素と引張ケーブルによって接続される。(例えばトランスミッションセレクタシャフトによって)パーキングロックを係入解除することができ、また同時にロック摺動体を摺動体ギャップとの係合から外れるように移動させることができるので、緊急ロック解除デバイスを調節デバイスに直接係合することが有利である。
好ましくは、引張ケーブルによる緊急ロック解除作動が、運転者の手が届く範囲内の対応する緊急ロック解除作動要素と組み合わされる。このとき緊急ロック解除作動要素をより自由に配置することができるので、引張ケーブルを用いた作動が有利である。さらに、引張ケーブル伝達機構を用いれば、トランスミッションから乗員室内への構造に起因する雑音の望ましくない伝達を(特にロッドまたは比較的剛性のプッシュワイヤ作動に比べて)減少させることができる。
本発明の有利な実施形態によれば、緊急ロック解除作動機構は、作動方向と逆方向に開いているエンドストップによって調節デバイスと係合する。この手法は、トランスミッション操作装置の通常動作での移動、またはそれに対応する調節デバイスの移動と共に緊急ロック解除作動機構および/または引張ケーブルが移動するのを防止する。これは、摩耗を減少させることができ、騒音発生をより少なくすることができ、また、操作装置に関する保守要件、ならびに力およびエネルギー要件を減少させることができる。
本発明の別の好ましい実施形態によれば、パーキングロック爪を操作する調節デバイスは油圧式アクチュエータ要素に接続され、油圧式アクチュエータ要素は、好ましくは、ばねエネルギー貯蔵機構によってパーキングロック爪の後退位置に向けてばね偏倚を受けている。油圧式アクチュエータ要素は、トランスミッションオイルの油圧が適用されるときにパーキングロックホイールからパーキングロック爪を係入解除するように構成される。作動油圧が適用されるときに補助エネルギーによって容易に、かつ能動的にパーキングロック爪を係入解除することができるので、これらの実施形態は、本発明によるロック摺動体に関連して有利である。他方で、油圧式作動要素のばね偏倚により、作動油圧がない場合でさえ、安全性の理由からパーキングロックを係合させておくことができる。
油圧式システムが故障した場合でさえ、依然としてばねエネルギー貯蔵機構によってパーキングロック爪を係入させておくことができる。パーキングロックの予期しない自動係入は、ここでは、本発明によるロック摺動体によって、ロックアクチュエータが摺動体ギャップを開くまで防止される。
次に、本発明を、単に例示的実施形態を例示する図面に関連してより詳細に説明する。
オートマチックトランスミッションにおける操作装置の一実施形態の可能な構成の斜視図である。 ハウジングカバーが取り外され、パーキングロックが投入された状態での図1による操作装置を示す上面図である。 図2に対応する図であって、パーキングロックが投入解除された、または係止された状態での図1および図2による操作装置を示す図である。 図2および図3に対応する図であって、パーキングロックが手動で投入解除された状態での図1〜図3による操作装置を示す図である。
まず始めに、図1に、自動車用のオートマチックトランスミッション1を(点線で)示す。本発明による操作装置2の一実施形態がオートマチックトランスミッション1に配置され、操作装置2は、機械的緊急ロック解除用のデバイスをさらに有する。緊急ロック解除作動機構3が、引張ケーブル4によって操作装置2に接続される。
より詳細には、図1には、本発明によって可能になる、自立型アセンブリとしての操作装置2のコンパクトな構成が示されており、したがって操作装置2は、あまり場所を取らずに容易にトランスミッション1に直接フランジ接続することができる。これは、特にオートマチックトランスミッションの既存の実施形態にも当てはまり、したがって、そのような既存のオートマチックトランスミッション実施形態を、最小限の変更を行うだけで本発明による操作装置2に適合させることができる。
また、図1には、緊急ロック解除作動機構3用のボーデンケーブル4も示され、このボーデンケーブル4は、可撓性をもつように形成することができ、したがって特に緊急ロック解除作動機構3の配置を様々に変えることができ、またトランスミッション2から緊急ロック解除作動機構3への、したがって乗員室への構造に起因する騒音の伝達を最小限に抑える。
図2〜図4は、図1による操作装置2を様々なシフト位置で示す。操作デバイス2の機能を例示するために、図2〜図4の図では、図1による操作装置2のハウジングカバーを省いてある。
図2による状態では、(オートマチックトランスミッションの通常動作中に)パーキングロックが投入されている。図3では、パーキングロックが投入解除され、投入解除状態で係止されている。図4では、緊急ロック解除作動機構3が作動され、パーキングロックは手動で投入解除された。
まず、図2〜図4には枢動レバー6が示されており、この枢動レバー6は、トランスミッションセレクタシャフト5と接続され、この実施形態では調節デバイスを構成する。この調節デバイスは、(トランスミッションセレクタシャフト5を介して)パーキングロック爪、またはパーキングロック爪を操作するためのトランスミッション内部にある機構(図示せず)に機械的に接続される。したがって、枢動レバー6を用いて手動でパーキングロックを操作する、特に係入解除することができ、他方で、枢動レバー6は、パーキングロックの係入中にも係入解除中にも、パーキングロックの(トランスミッション作動による)通常動作に従う。
本発明によるロック摺動体8が、ボルト7によって枢動レバー6に直接係合する。ロック摺動体8は、操作装置2のハウジング内で摺動ガイド9によって支持され、(図面の平面に対して)水平方向で第1の位置(図2参照)と第2の位置(図3および4参照)の間で前後に移動させることができる。
ロック摺動体8は、図2によるその第1の位置では、摺動体ギャップ10に係合する。摺動体ギャップ10は、アクチュエータによって調節することができる幅を有する。摺動体ギャップ10は、電磁石11と枢動可能なアンカプレート12の協働によって形成される。電磁石11に通電されていない場合、ロック摺動体8は、電磁石11とアンカプレート12の間のギャップ内に進入することができ、これは、ロック摺動体8とアンカプレート12の対向端部での斜面(図面に示される)によってさらに容易にされる。枢動可能なアンカプレート12の位置を定め、不快なガタつき音を防止するために、アンカプレート12は、比較的弱い圧縮ばね13を用いて電磁石に対してプリテンションをかけられる。
したがって、図2の図は、(オートマチックトランスミッションの通常動作中の)投入されたパーキングロックに対応する。パーキングロックが投入されると、パーキングロック爪を操作するための(大抵はトランスミッションの作動油循環によって動力供給される)トランスミッション内部のアクチュエータ機構(図示せず)が作動停止され、同時に電磁石11への通電が止められる。それにより、枢動レバー6、したがってパーキングロック爪が解除され、パーキングロック爪は、ばね偏倚の下で、パーキングロックホイールに掛止することができた。
逆に、図3の図は、(オートマチックトランスミッションの通常動作中の)投入解除されたパーキングロックに対応する。ここでもやはりトランスミッション内部の油圧式アクチュエータ機構によって、パーキングロックが投入解除される。しかし、同時に電磁石11に通電された。したがって、パーキングロックが投入解除されるとき、枢動レバー6は、図2による位置から反時計回りで図3による位置に移動され、したがって、枢動レバー6と結合されたロック摺動体8も摺動体ギャップ10から引き出され、それにより図3に示されるその第2の位置を取る。摺動体ギャップ10は、圧縮ばね13のばね作用および電磁石11の引力によって閉じられた。このとき、電磁石11を通って電流が流れ続ける限り、ロック摺動体8は摺動体ギャップに入ることができない。
これは、特にトランスミッションでの作動油圧が低下した場合に予期せずパーキングロックが自動投入されるのを確実に防止する。通常であれば、この油圧低下により、(ばね偏倚を受けた)パーキングロック爪が解除されて、制御不能の状態でパーキングロックホイールに掛止する。しかし、摺動体ギャップ10が電磁石11によって閉じた位置に保たれているので、また、ロック摺動体8が枢動レバー6と接続されており、それによりトランスミッションセレクタシャフト5とも接続されているので、トランスミッションの油圧式システムが故障した場合でさえ、トランスミッション制御機構が電磁石11への通電を止めるまではパーキングロックの投入は妨げられる。
最後に、図1〜図4による実施形態では緊急ロック解除作動機構3、4(図1参照)を含む本発明による操作装置を使用することによって、自動車のすべての油圧式システムおよび/または電気システムが故障した場合でさえ、依然としてパーキングロックを機械的に投入解除することができる方法が図3に示され、それにより、そのような状況下でも依然として自動車を牽引するまたは押し動かすことができるようにする。
このために、乗員室内に配置された緊急ロック解除作動機構3が操作され(図1参照)、それにより、操作装置2のハウジング内部に配置され、ボーデンケーブル4と接続された作動摺動体14が(図面の平面に対して)右に移動される。作動摺動体14は、トランスミッションセレクタシャフト5に接続された枢動レバー6のノーズ15と係合し、レバー6を反時計回りに枢動させる。それにより、ロック摺動体8が摺動体ギャップ10から引き出され、それと同時に、トランスミッションセレクタシャフト5によってパーキングロック爪がパーキングロックホイールから機械的に係合解除される。ここで、ノーズ15は、作動方向と逆方向に開いている作動摺動体14用のエンドストップを形成し、それにより、(オートマチックトランスミッションおよび/または操作装置の通常動作中の)トランスミッション作動によるパーキングロックの投入および投入解除中に枢動レバー6が前後に移動するときにも作動摺動体14は動かない。
パーキングロックは、緊急ロック解除作動機構3が図4による作動位置にある限り投入解除されたままである。緊急ロック解除作動機構3が再び作動停止されて、ボーデンケーブル4から張力が解放されると、作動摺動体14は、ボーデンケーブルの末端に配置された圧縮ばね16により、(図面の平面に対して)左側のエンドストップでのその初期位置に再び移動する。次いで、枢動レバー6およびトランスミッションセレクタシャフト5も再び解除され、パーキングロック爪は、そのばね偏倚により、パーキングロックホイールに再び掛止することができる。
同時に、電磁石11に通電されていないので、ロック摺動体8が摺動体ギャップ10内に進入することができ、ロック摺動体8は、(ロック摺動体8とアンカプレート12の対向端部の斜面により)アンカプレート12を時計方向に、すなわち図面の平面に対して下方向に枢動させる。それにより、図2による状態が再び達成される。
したがって以上のことから、本発明によって、特に構造上の複雑さおよびそれに伴うコストを低減することができるパーキングロック用の操作装置が提供されることは明らかである。また、本発明による操作装置は、頑強であり、(従来のデバイスに比べて)製造公差、加速力、振動、および熱応力の影響を受けにくい。操作装置は、補助エネルギーをわずかしか必要とせずに、パーキングロック爪を固定するための大きな保持力を確実に達成する。
したがって、本発明は、動作上の安全性、費用対効果、寿命、および組立ての容易さを改良し、それと同時にオートマチックトランスミッションでのパーキングロックの設置スペースを減らすのに大きく寄与する。
1 オートマチックトランスミッション
操作装置
3 緊急ロック解除作動機構
4 引張ケーブル、ボーデンケーブル
5 トランスミッションセレクタシャフト
6 調節デバイス、枢動レバー
7 ボルト
8 ロック摺動体
9 摺動ガイド
10 摺動体ギャップ
11 電磁石、磁石アクチュエータ、ベース
12 アンカプレート
13 圧縮ばね
14 作動摺動体
15 ノーズ
16 圧縮ばね

Claims (13)

  1. 自動車トランスミッション用のパーキングロック操作装置(1)であって、並進移動するように構成され、かつパーキングロック爪に機械的に結合された調節デバイス(6)と、前記パーキングロック爪を係入解除位置で固定するための、前記調節デバイス(6)に作用する保定デバイス(8、10、11、12)とを備える操作装置(1)において、
    前記保定デバイス(8、10、11、12)が、前記調節デバイス(6)に接続されたロック摺動体(8)と、操作して変えることができる幅を有する摺動体ギャップ(10)を有するロックアクチュエータ(11)とを備え、前記調節デバイス(6)をロック解除することによって前記ロック摺動体(8)を前記摺動体ギャップ(10)内に進入させることができる第1の広いギャップ幅と、前記調節デバイス(6)をロックすることによって前記ロック摺動体(8)を前記摺動体ギャップ(10)内に進入させることができない第2の狭いギャップ幅との間で、前記摺動体ギャップ(10)を前記ロックアクチュエータ(11)を用いて調節することができ、また、前記摺動体ギャップが、固定ベース(11)と、前記ロックアクチュエータによって駆動される可動アンカ(12)との間のギャップ(10)によって形成されることを特徴とする、操作装置(1)。
  2. 前記ロックアクチュエータが電磁石(11)であり、前記アンカ(12)が強磁性材料からなることを特徴とする、請求項に記載の操作装置
  3. 前記固定ベースが、前記電磁石(11)の本体によって形成されることを特徴とする、請求項に記載の操作装置
  4. 前記可動アンカが、枢動可能なアンカプレート(12)によって形成されることを特徴とする、請求項のいずれか一項に記載の操作装置
  5. 前記ロック摺動体(8)および/または前記アンカ(12)の前端部が、前記摺動体ギャップ(10)に向けて傾斜されていることを特徴とする、請求項のいずれか一項に記載の操作装置
  6. 前記アンカプレート(12)が、前記摺動体ギャップ(10)に向けてばね偏倚を受けることを特徴とする、請求項またはに記載の操作装置
  7. 前記調節デバイス(6)が枢動レバー(6)を備え、前記枢動レバー(6)をトランスミッションセレクタシャフト(5)と直接接続することができることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の操作装置
  8. 引張ケーブルまたは結合ロッドを介して前記パーキングロック爪の前記調節デバイス(6)に取り付けることができることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の操作装置
  9. 前記操作装置が、前記調節デバイス(6)に作用する緊急ロック解除作動機構(3、4、14)を備えることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の操作装置
  10. 前記緊急ロック解除作動機構(3、4、14)が、引張ケーブル(4)によって、運転者の手が届く範囲内に位置された作動要素(3)と接続されることを特徴とする、請求項に記載の操作装置
  11. 前記緊急ロック解除作動機構(3、4、14)が、作動方向と逆方向に開放されたエンドストップ(15)によって前記調節デバイス(6)と係合することを特徴とする、請求項または10に記載の操作装置
  12. 前記調節デバイス(6)が油圧式作動要素と接続され、前記油圧式作動要素が、油圧の適用によって前記パーキングロック爪を係入解除するように構成されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の操作装置
  13. 前記油圧式作動要素が、前記パーキングロック爪が係入される方向にばねエネルギー貯蔵機構によってばね偏倚を受けることを特徴とする、請求項12に記載の操作装置
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