JP2012503132A - 内燃機関の排気ターボチャージャ用の遠心コンプレッサ - Google Patents

内燃機関の排気ターボチャージャ用の遠心コンプレッサ Download PDF

Info

Publication number
JP2012503132A
JP2012503132A JP2011527232A JP2011527232A JP2012503132A JP 2012503132 A JP2012503132 A JP 2012503132A JP 2011527232 A JP2011527232 A JP 2011527232A JP 2011527232 A JP2011527232 A JP 2011527232A JP 2012503132 A JP2012503132 A JP 2012503132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
port
centrifugal compressor
centrifugal
flow opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011527232A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5492212B2 (ja
Inventor
ジークフリート・ズムザー
シュテファン・クレチュマー
ミヒャエル・スティーラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mercedes Benz Group AG
Original Assignee
Daimler AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daimler AG filed Critical Daimler AG
Publication of JP2012503132A publication Critical patent/JP2012503132A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5492212B2 publication Critical patent/JP5492212B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/66Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing
    • F04D29/68Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing by influencing boundary layers
    • F04D29/681Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing by influencing boundary layers especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/685Inducing localised fluid recirculation in the stator-rotor interface
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/4206Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/4213Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps suction ports
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2220/00Application
    • F05D2220/40Application in turbochargers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Abstract

本発明は、特に内燃機関のターボチャージャための遠心コンプレッサに関し、この遠心コンプレッサはコンプレッサハウジング(10)を備え、該コンプレッサハウジング内にコンプレッサホイール(12)が配置され、これを使用してコンプレッサハウジング(10)のインレットポート(14)からの空気を圧縮してコンプレッサハウジング(10)のアウトレットポート(16)に導き、コンプレッサハウジング(10)がバイパスポート(18)を備え、該バイパスポートがコンプレッサホイール(12)のコンプレッサホイール入口(22)の軸方向上流にある少なくとも1つの第一のフロー開口部(20a)、及びコンプレッサホイール入口(22)の下流にある第二のフロー開口部(20b)、を有しており、コンプレッサハウジング(10)が少なくともフローエリア(II−II)内でアウトレットポート(16)上流でコンプレッサホイール(12)の回転軸(D)に対して回転非対称に形成される。本発明はさらに、内燃機関及び内燃機関の吸気管内に配置された遠心コンプレッサを備えた自動車に関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前段に提示された種類の、特に内燃機関の排気ターボチャージャ用の遠心コンプレッサに関する。本発明はさらに、内燃機関及び内燃機関の吸気管内に配置されている遠心コンプレッサを備えた自動車に関する。
所望のトルク特性を備えた、商用車又は乗用車用の過給される内燃機関の開発には、より幅の広いコンプレッサマップがますます必要とされている。質量流量に対する出口圧力と入口圧力の比を表したコンプレッサマップは、一方ではいわゆるコンプレッサのサージライン、つまり最小のボリュームフィードによって、他方ではいわゆるコンプレッサの閉そく線、つまり最大のボリュームフィードによって限定されている。サージラインと閉そく線の間の範囲では、コンプレッサの、ひいては割り当てられた内燃機関の安定した作動が可能である。所与の動作基点及びそれに相応する定格流量は、遠心コンプレッサのサージライン位置を決める基準となる。割り当てられた内燃機関の最大トルクを持つトルクラインは、エンジンの中回転数域まで遠心コンプレッサのサージラインによって決められる。サージラインの左側では、質量流量が小さい場合、遠心コンプレッサ及び内燃機関の安定した作動はポンプ圧が原因でもはや保証できない。さらに、サージラインの下側で作動する場合、遠心コンプレッサがわずかな運転時間で損傷してしまう危険がある。いわゆる特性マップによる安定化処置(KSM)を開発することにより、割り当てられた内燃機関の発進トルク、加速トルク、及び最大トルクを増大させることができるよう、サージラインを小さい質量流量にスライドさせることが試みられている。
これに関して従来技術では、コンプレッサハウジング内に配置されたコンプレッサホイールを有する遠心コンプレッサが公知である。このコンプレッサホイールは、コンプレッサハウジングのインレットポートを通ってコンプレッサホイールへ導かれる空気を圧縮するために使用される。圧縮された空気は続いてコンプレッサホイールを通ってコンプレッサハウジングのアウトレットポートに導かれる。特性マップによる安定化処置として、コンプレッサハウジングはさらにバイパスポートを含み、このバイパスポートはコンプレッサホイールのコンプレッサホイール入口の軸方向上流にある少なくとも1つの第一のフロー開口部、及びコンプレッサホイール入口の下流にある第二のフロー開口部を備えている。これに関してサージライン付近の作動範囲では、空気はコンプレッサホイールを通り第二のフロー開口部を通ってバイパスポートへ排出され、及び第一のフロー開口部から排出された後に再度コンプレッサホイール入口に導かれることが可能である。それによってコンプレッサホイール内に生じた質量流が高められて有利である。閉そく線付近の作動範囲では、フロー方向が反対になる。それゆえに、空気を第一のフロー開口部を通してバイパスポートに入れ、及び第二のフロー開口部を通してコンプレッサホイールへ導くことで、一方でインレットポートを、及び他方でバイパスポートを経由してコンプレッサホイールへの流入が行われる。このためにコンプレッサホイールのコンプレッサホイール入口で最も細い断面部で一部迂回が行われ、その結果コンプレッサによって送られる空気の質量を増大させることができる。別法として、コンプレッサホイール出口の下流にあるバイパスポートの第二のフロー開口部は、アウトレットポートに合流することが企図されている。
しかし、公知の遠心コンプレッサの課題点として、サージライン付近で作動する場合に、回転しているコンプレッサホイールのエリアで、相応する効率損失及びコンプレッサ作動における不安定性をもたらすフロー渦巻及びフロー分離が形成されるという状況が見られる。
従って本発明の課題は、冒頭に挙げた種類の遠心コンプレッサにおいて、構造的に簡単な方法で、サージラインを引き下げ、さまざまな種類の内燃機関の要求事項への適応を改善する遠心コンプレッサを提供することである。
構造的に簡単な方法でサージラインを引き下げ、さまざまな種類の内燃機関の要求事項への適応を改善する遠心コンプレッサは、本発明に従い、コンプレッサハウジングが、アウトレットポートの上流にある少なくとも1つのフローエリアでコンプレッサホイールの回転軸に対して回転非対称に形成されることによって実現される。すなわち、このコンプレッサハウジングは従来技術とは異なり、通常渦巻状であることで非対称に形成されたアウトレットポートの上流にある、ハウジングの貫流可能なエリアに、回転対称とは相違する形状を備えている。このことによって、目的に合わせた流れの非一様性及び相応する非対称のコンプレッサホイールのインフロー及びアウトフローを提供することができ、このことによって回転しながら分離するフローの大幅な安定化がコンプレッサハウジングのさまざまな流路内で達成され、及びコンプレッサホイールのポンプ傾斜が著しく小さい質量流量にスライドされる。この構造的に簡単な対策に基づき、さらにはさまざまな種類の内燃機関用の遠心コンプレッサの要求仕様に対する改善された、特に低費用な適応が実現される。
本発明の有利な一実施形態では、バイパスポート及び/又はインレットポート及び/又は第一のフロー開口部及び/又は第二のフロー開口部がコンプレッサホイールの回転軸に対して回転非対称に形成される。挙げられたポートの少なくとも1つ又はフロー開口部の1つが本発明に従って回転非対称性を備えることにより、内燃機関タイプ及び要求プロファイルに対する遠心コンプレッサのコンプレッサマップの目的に合わせた、個別に調整可能な適応が与えられる。
バイパスポート半径方向内側及び/又は半径方向外側のポート壁が回転軸に対して回転非対称に形成されるという別の利点が開示される。このことは、有利なサージラインの引き下げと並んで遠心コンプレッサの閉そく線を目的に合わせて引き上げることが可能になる。
別の実施形態では、バイパスポートの半径方向内側及び/又は半径方向外側のポート壁が、少なくとも1つの縦ゾーンの上に断面が円形、環状及び/又は楕円形状に形成されると有利であることが明らかになる。すなわちバイパスポートの該当するポート壁が少なくとも部分的に円筒状外側面及び/又は楕円状外側面として形成され、その際に少なくとも円筒状外側面として形成されるポート壁の場合に円筒の中心軸がコンプレッサホイールの回転軸に対して非同軸方向に配置されていてよい。これは構造的に簡単に及び低費用で、目的に合わせてコンプレッサマップに影響を与え、幅を広げる方法を表している。
フロー挙動、ひいては遠心コンプレッサのコンプレッサマップに目的に合わせて影響を与えるための別の有利な方法は、別の実施形態においてバイパスポート及び/又はインレットポート及び/又は第一のフロー開口部及び/又は第二のフロー開口部が回転軸に沿って配置されているコンプレッサハウジングの軸方向のメイン面に対して鏡面対称に形成されることによって得られる。
本発明の別の有利な一実施形態では、第一のフロー開口部及び/又は第二のフロー開口部が、バイパスポートの周囲の上にセグメント形状及び/又は楕円形状及び/又は曲線形状及び/又は正弦曲線形状及び/又は周囲上にさまざまに変化した合流面を備えて形成される。これもまた、目的に合わせたフローの非一様性をコンプレッサホイールのフローエリア内に作りだす構造的に簡単な手段である。
インレットポートの合流面を、コンプレッサハウジングの半径方向のメイン面の回転軸に垂直な線とある角度を成して配置することで、構造的に簡単な方法で比較的強く非対称なコンプレッサホイールのインフローが生成される。
その際に、角度が1°〜30°の間、特に3°〜20°の間、及び好ましくは5°〜10°の間にあると有利であることが明らかになる。このことによって、さまざまな種類の内燃機関に対してインフロー挙動を簡単に適応させることができる。
インレットポート及びバイパスポートを互いに分離するポート壁が少なくとも1つの支柱を使用してコンプレッサハウジングに支えられることで、別の利点が開示される。この種の支柱を用いて、周囲フローの所望の非対称効果が引き起こされることができる。さらにこれはポート壁をコンプレッサハウジング内に位置固定するという構造的に簡単な手段である。
本発明の別の有利な一実施形態では複数の支柱が備えられ、これらの支柱は好ましくは回転軸に対して非対称にポート壁周囲上に形成される。このようにして、より大きな周囲エリアを目的に合わせて材料で覆うことができ、それによって、相応して非対称度をより高くすることが可能になる。加えて、複数の支柱を使用してコンプレッサハウジング内で機械的に特に安定なポート壁位置固定が与えられる。
本発明の別の観点では、内燃機関及び内燃機関の吸気管内に配置された遠心コンプレッサを備えた車両に関し、その際、遠心コンプレッサのサージラインの引き下げを構造的に簡単な方法、及びさまざまな種類の内燃機関の要求に対する改善された適応が、本発明により遠心コンプレッサを前述の実施例の1つに従って形成することで可能になる。このことから生じた利点は、対応する記述から読み取ることができる。
本発明のさらなる利点、特徴及び細部は、後続の一実施例の記述と、図を使用して示される。図では同一の要素には同一の符号が付けられている。
実施例に従った遠心コンプレッサの模式的側方断面図である。 図1に示された遠心コンプレッサの模式的正面図である。
図1は、実施例に従った遠心コンプレッサの模式的側方断面図である。ターボチャージャのコンプレッサとして形成された遠心コンプレッサはコンプレッサハウジング10を含み、その中にはコンプレッサホイール12が配置されている。コンプレッサホイール12を使用して、コンプレッサハウジング10のインレットポート14からの空気が圧縮され、コンプレッサハウジング10の渦巻状のアウトレットポート16に導かれる。コンプレッサホイール12の駆動は、ここではそれ自体周知の方法でターボチャージャのタービンのタービンホイール(図示せず)によって行われる。特性マップによる安定化処置(KSM)として、コンプレッサハウジング10はさらにここではリング状に形成されたバイパスポート18を含み、このバイパスポートが少なくとも1つの、コンプレッサホイール12のコンプレッサホイール入口22の軸方向上流にあるインレットポート14のエリアに配置されている第一のフロー開口部20a、及びコンプレッサホイール12のコンプレッサホイール入口22の下流にある第二のフロー開口部20bを備えている。サージライン付近の作動範囲では、KSMを使用して、空気が矢印Iに従ってコンプレッサホイール12を通り第二のフロー開口部20bを通ってバイパスポート18へ排出され、及び第一のフロー開口部20aから排出した後に再度インレットポート14内及びコンプレッサホイール入口22へ導くことが可能である。このようにして、コンプレッサホイール12内に生じた質量流は強力に高められる。構造的に簡単な方法でサージラインを引き下げ、さまざまな種類の内燃機関への要求に対する適応を改善するために、コンプレッサハウジング10はフローエリアII−II内でアウトレットポート16上流でコンプレッサホイール12の回転軸Dに対して回転非対称に形成される。従来技術と比較して、ここででは特に、バイパスポート18及びインレットポート14の合流面24が回転非対称に形成される。このことによって、相応して非対称のインフローがコンプレッサホイール12内に生成され、このインフローがコンプレッサハウジング10内のさまざまな流路内で、回転しながら分離するフローの大幅な安定化をもたらす。このようにして、コンプレッサホイール12のポンプ傾斜が構造的に簡単な及び低費用な方法で低減され、及びより小さい質量流量へとスライドされる。その際、第二のフロー開口部20bが部分的にのみ又はセグメント形状でコンプレッサホイール12の上に形成され、それによって非対称なインフローを目的に合わせて強めたり弱めたりすることができる。同様に第二のフロー開口部20bは回転軸Dに対して、又は回転軸に対して垂直に配置されているメイン面Hrに対して非半径方向に配置されてよい。これはまたメイン周囲方向に沿った軸方向の経路であってもよく、この経路は場合によっては曲線形状又は正弦曲線形状に形成されることができる。合流面24は、ここでは回転軸に対して垂直に配置されているメイン面Hrに対して約8°の角度αを成して配置されている。その際、基本的にコンプレッサハウジング10が、少なくともフローエリアII−II内で回転軸Dに沿って配置されている軸方向のメイン面Ha(図2参照)に対して鏡面対称に形成されてよい。
内側のポート壁26a及び外側のポート壁26bを具備したバイパスポート18は、示した実施例では回転軸Dに対して非常に大きく回転非対称である。ここで外側のポート壁26bはほとんど回転対称であり、それに対して内側のポート壁26aは回転軸Dに対して高い非対称度を示している。内側のポート壁26aを回転軸Dに対してほとんど左右対称にし、及び外側のポート壁26bを回転軸Dに対して所望の非対称度にすることで、この非対称は基本的に逆の造形でも作ることができる。同様に、2つのポート壁26a、26bのどちらも回転対称でなくしてもよい。さらに、2つのポート壁26a、26bは回転軸Dに対してずらした円筒状外側面、楕円形状又はその他の面展開を備えていてよい。
図2は図1に示された遠心コンプレッサの模式的正面図である。ここでは特に複数の支柱28が認められ、これらを使用してインレットポート14及びバイパスポート18を互いに分離するポート壁26がコンプレッサハウジング10のところで支えられている。支柱28はその際非対称にポート壁26周囲に分けて配置されている。示された支柱28の比較的小さい障害に対して、別法としてより大きなエリアで周囲上を材料で覆い、それによって、相応して周囲フローのより大きい非対称効果をもたらすことができる。コンプレッサハウジングの最適な非対称性を見つけることにより結果として、構造的に簡単な及び低費用な方法で、コンプレッサマップの幅を著しく広げるとともに、特にサージラインをより小さい質量流量へとスライドすることができる。

Claims (11)

  1. 特に内燃機関の排気ターボチャージャ用の遠心コンプレッサであって、コンプレッサハウジング(10)を備え、該コンプレッサハウジング内にコンプレッサホイール(12)が配置されており、これを使用してコンプレッサハウジング(10)のインレットポート(14)からの空気を圧縮してコンプレッサハウジング(10)のアウトレットポート(16)に導き、コンプレッサハウジング(10)がバイパスポート(18)を備え、該バイパスポートがコンプレッサホイール(12)のコンプレッサホイール入口(22)の軸方向上流にある第一のフロー開口部(20a)及びコンプレッサホイール入口(22)の下流にある第二のフロー開口部(20b)を有する遠心コンプレッサにおいて、
    前記コンプレッサハウジング(10)が少なくとも1つのフローエリア(II−II)で前記アウトレットポート(16)の上流で前記コンプレッサホイール(12)の回転軸(D)に対して回転非対称に形成されることを特徴とする遠心コンプレッサ。
  2. 前記バイパスポート(18)及び/又は前記インレットポート(14)及び/又は前記第一のフロー開口部(20a)及び/又は前記第二のフロー開口部(20b)が前記コンプレッサホイール(12)の回転軸(D)に対して回転非対称に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の遠心コンプレッサ。
  3. 前記バイパスポート(18)の半径方向内側の及び/又は半径方向外側のポート壁(26a、26b)が前記回転軸(D)に対して回転非対称に形成されることを特徴とする、請求項2に記載の遠心コンプレッサ。
  4. 前記バイパスポート(18)の半径方向内側及び/又は半径方向外側のポート壁(26a、26b)が、少なくとも1つの縦ゾーンの上に断面が円形及び/又は楕円形状に形成されることを特徴とする、請求項3に記載の遠心コンプレッサ。
  5. 前記バイパスポート(18)及び/又は前記インレットポート(14)及び/又は前記第一のフロー開口部(20a)及び/又は前記第二のフロー開口部(20b)が、前記回転軸(D)に沿って配置されている前記コンプレッサハウジング(10)の軸方向のメイン面(Ha)に対して鏡面対称に形成されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の遠心コンプレッサ。
  6. 前記第一のフロー開口部(20a)及び/又は前記第二のフロー開口部(20b)が前記バイパスポート(18)の周囲の上にセグメント形状及び/又は楕円形状及び/又は曲線形状及び/又は正弦曲線形状に及び/又はさまざまに変化した合流面を備えて形成されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の遠心コンプレッサ。
  7. 前記インレットポート(14)の合流面(24)が、前記回転軸(D)に対して垂直に配置されている前記コンプレッサハウジング(10)のメイン面(Hr)と角度(α)をなして配置されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の遠心コンプレッサ。
  8. 前記角度(α)が1°〜30°の間、特に3°〜20°の間、及び好ましくは5°〜10°の間にあることを特徴とする、請求項7に記載の遠心コンプレッサ。
  9. 前記インレットポート(14)及び前記バイパスポート(18)を互いに分離するポート壁(26)が少なくとも1つの支柱(28)を使用して前記コンプレッサハウジング(10)のところで支えられていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の遠心コンプレッサ。
  10. 複数の支柱(28)が、好ましくは前記回転軸(D)に対して非対称に前記ポート壁(26)の周囲に配置されていることを特徴とする、請求項9に記載の遠心コンプレッサ。
  11. 内燃機関及び内燃機関の吸気管内に配置された、特に排気ターボチャージャ用の遠心コンプレッサを備えた自動車において、
    遠心コンプレッサが請求項1から10のいずれか一項に従って形成される自動車。
JP2011527232A 2008-09-17 2009-09-03 内燃機関の排気ターボチャージャ用の遠心コンプレッサ Expired - Fee Related JP5492212B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102008047506A DE102008047506A1 (de) 2008-09-17 2008-09-17 Radialverdichter, insbesondere für einen Abgasturbolader einer Brennkraftmaschine
DE102008047506.8 2008-09-17
PCT/EP2009/006387 WO2010031499A1 (de) 2008-09-17 2009-09-03 Radialverdichter, insbesondere für einen abgasturbolader einer brennkraftmaschine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012503132A true JP2012503132A (ja) 2012-02-02
JP5492212B2 JP5492212B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=41259539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011527232A Expired - Fee Related JP5492212B2 (ja) 2008-09-17 2009-09-03 内燃機関の排気ターボチャージャ用の遠心コンプレッサ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8522549B2 (ja)
JP (1) JP5492212B2 (ja)
DE (1) DE102008047506A1 (ja)
WO (1) WO2010031499A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051915A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Toyota Motor Corp 過給機のデポジット除去装置
JP2018075432A (ja) * 2013-06-19 2018-05-17 タイタン メディカル インコーポレイテッドTitan Medical Inc. 多関節器具位置決め装置およびそれを採用するシステム
WO2020008615A1 (ja) * 2018-07-06 2020-01-09 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 遠心圧縮機及びターボチャージャ

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009054771A1 (de) * 2009-12-16 2011-06-22 Piller Industrieventilatoren GmbH, 37186 Turboverdichter
EP2535598B1 (en) * 2010-02-09 2018-06-06 IHI Corporation Centrifugal compressor using an asymmetric self-recirculating casing treatment
DE102011017419B4 (de) * 2010-04-19 2021-11-18 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Ablenkeinheit für eine Gasströmung in einem Kompressor und Kompressor, der diese enthält
RU2013111982A (ru) * 2010-09-02 2014-10-10 Боргварнер Инк. Компрессорная рециркуляция в кольцевой объем
GB2487250B (en) * 2011-01-25 2017-04-26 Cummins Ltd Compressor
JP5948892B2 (ja) * 2012-01-23 2016-07-06 株式会社Ihi 遠心圧縮機
JP5490338B2 (ja) * 2012-03-22 2014-05-14 パナソニック株式会社 遠心圧縮機
DE102012015325A1 (de) * 2012-08-01 2014-02-06 GM Global Technology Operations, LLC (n.d. Ges. d. Staates Delaware) Venturidüse zur Erzeugung eines Unterdrucks
WO2014074432A1 (en) * 2012-11-08 2014-05-15 Borgwarner Inc. Centrifugal compressor with inlet swirl slots
JP6040727B2 (ja) * 2012-11-21 2016-12-07 株式会社Ihi 過給機
US10267214B2 (en) 2014-09-29 2019-04-23 Progress Rail Locomotive Inc. Compressor inlet recirculation system for a turbocharger
US10113553B2 (en) * 2016-01-12 2018-10-30 Daikin Applied Americas Inc. Centrifugal compressor with hot gas injection
US10578048B2 (en) * 2018-01-15 2020-03-03 Ford Global Technologies, Llc Wide range active compressor for HP-EGR engine systems
EP3760849B1 (en) * 2018-07-13 2023-06-14 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Centrifugal compressor and turbo charger
DE102018222289B3 (de) 2018-12-19 2019-12-24 Continental Automotive Gmbh Radialverdichter mit Kennfeldstabilisierung für eine Aufladevorrichtung einer Brennkraftmaschine und Aufladevorrichtung
DE102022129987B3 (de) 2022-11-14 2024-03-14 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Strömungsmaschine, insbesondere für ein Kraftfahrzeug, sowie Kraftfahrzeug mit einer solchen Strömungsmaschine

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01187359A (ja) * 1988-01-20 1989-07-26 Hitachi Ltd 吸入空気量測定装置付ターボ過給機
JPH02136598A (ja) * 1988-07-01 1990-05-25 Schwitzer Us Inc ガス圧縮機ステージ
JPH05125950A (ja) * 1991-10-29 1993-05-21 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ターボチヤージヤのコンプレツサハウジング
JP2009085083A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 圧縮機

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3504986A (en) * 1968-03-12 1970-04-07 Bendix Corp Wide range inducer
DE3670347D1 (de) * 1985-12-24 1990-05-17 Holset Engineering Co Kompressoren.
GB2326198A (en) * 1997-06-10 1998-12-16 Holset Engineering Co Variable geometry turbine
US6623239B2 (en) * 2000-12-13 2003-09-23 Honeywell International Inc. Turbocharger noise deflector
EP1473463B1 (en) * 2003-04-30 2006-08-16 Holset Engineering Co. Limited Compressor
EP1704330B1 (en) * 2003-12-24 2013-11-20 Honeywell International Inc. Recirculation port
DE602004019986D1 (de) * 2004-06-15 2009-04-23 Honeywell Int Inc Mit einem kompressorgehäuse verbundener schalldämpfer
US7407364B2 (en) * 2005-03-01 2008-08-05 Honeywell International, Inc. Turbocharger compressor having ported second-stage shroud, and associated method
DE102006007347A1 (de) * 2006-02-17 2007-08-30 Daimlerchrysler Ag Verdichter für eine Brennkraftmaschine
US7475539B2 (en) * 2006-05-24 2009-01-13 Honeywell International, Inc. Inclined rib ported shroud compressor housing
GB0710670D0 (en) * 2007-06-05 2007-07-11 Cummins Turbo Tech Ltd Turbocharger

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01187359A (ja) * 1988-01-20 1989-07-26 Hitachi Ltd 吸入空気量測定装置付ターボ過給機
JPH02136598A (ja) * 1988-07-01 1990-05-25 Schwitzer Us Inc ガス圧縮機ステージ
JPH05125950A (ja) * 1991-10-29 1993-05-21 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ターボチヤージヤのコンプレツサハウジング
JP2009085083A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 圧縮機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051915A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Toyota Motor Corp 過給機のデポジット除去装置
JP2018075432A (ja) * 2013-06-19 2018-05-17 タイタン メディカル インコーポレイテッドTitan Medical Inc. 多関節器具位置決め装置およびそれを採用するシステム
WO2020008615A1 (ja) * 2018-07-06 2020-01-09 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 遠心圧縮機及びターボチャージャ
JPWO2020008615A1 (ja) * 2018-07-06 2021-04-30 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 遠心圧縮機及びターボチャージャ
US11378089B2 (en) 2018-07-06 2022-07-05 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Centrifugal compressor and turbocharger

Also Published As

Publication number Publication date
US8522549B2 (en) 2013-09-03
DE102008047506A1 (de) 2010-04-15
JP5492212B2 (ja) 2014-05-14
US20110088392A1 (en) 2011-04-21
WO2010031499A1 (de) 2010-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5492212B2 (ja) 内燃機関の排気ターボチャージャ用の遠心コンプレッサ
CN104421199B (zh) 功能非对称的双侧涡轮增压器叶轮和扩压器
US9951793B2 (en) Ported shroud geometry to reduce blade-pass noise
KR100984445B1 (ko) 원심 압축기
JP6067095B2 (ja) 遠心圧縮機
US7575411B2 (en) Engine intake air compressor having multiple inlets and method
JP5665486B2 (ja) ツインスクロール型ターボチャージャのタービンハウジング
CN101868629B (zh) 压缩机
JP6710271B2 (ja) 回転機械翼
JP2015124743A (ja) タービン
CN107882600A (zh) 具有带端口的涡轮机罩的涡轮增压器
CN111133174B (zh) 用于涡轮机的涡轮的扩散器空间
US11359642B2 (en) Electric compressor
JP4415447B2 (ja) 可変容量ターボチャージャ
CN104421201A (zh) 结构非对称的双侧涡轮增压器叶轮
CN111630250B (zh) 涡轮
JP5954494B2 (ja) スクロール部構造及び過給機
JP6402569B2 (ja) 遠心圧縮機及び遠心圧縮機の設計方法
JP6947304B2 (ja) タービンおよび過給機
BR102021011576A2 (pt) Anéis de palhetas, simples ou múltiplos, ou asas de palhetas aplicados nos rotores de compressor e turbina de turboalimentadores.
EP3763924B1 (en) Turbomachine
JP4556369B2 (ja) 可変容量ターボチャージャ
JP7463498B2 (ja) 流れが最適化された軸方向ディフューザ内へのウェイストゲート質量流の同心的な導入
CN114746637B (zh) 涡轮机壳体及涡轮增压器
JP2008002314A (ja) 過給機の容量調整方法及びノズルベーン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130529

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130829

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130829

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5492212

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees