JP2012256260A - 硬貨処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の硬貨処理装置は、投入された硬貨を第1の連通部から送出する硬貨受領部と、硬貨受領部にて受けた硬貨を収容し、この内部に設けられた硬貨を回転軸回りに回転可能な回転部材により水平にされた硬貨の移動方向を規制する収容部と、硬貨受領部と収容部との連通部に設けられ、硬貨受領部から収容部に収容された硬貨の移動量を規制する中空の弾性規制部材と、収容部の硬貨受領部側の面を保護する板状部材であって、第1の連通部と対応する第2の連通部が形成された保護部材と、を備え、弾性規制部材が硬貨受領部の第1の連通部の外周面と保護部材の第2の連通部の内周面とにより挟み込まれた状態で、回転部材の回転軸に対して直交する方向において、硬貨受領部と弾性規制部材との境界部は、保護部材の第2の連通部の内周面に含まれる。
【選択図】図1
Description
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る硬貨処理装置1の概略構成について説明する。図1は、本実施形態に係る硬貨処理装置1の硬貨繰り出しユニット100および搬送ディスクユニット200を示す概略平面図および概略断面図である。なお、硬貨繰り出しユニット100については、概略断面図では硬貨受領部110、保護部材120、および弾性規制部材130の記載を省略している。
硬貨繰り出しユニット100は、硬貨受領部110と、保護部材120と、弾性規制部材130と、収容部140と、回転部材150と、回転駆動部160とを備える。
搬送ディスクユニット200は、硬貨繰り出しユニット100から硬貨通路300を介して搬送されてきた硬貨を1枚ずつ次行程のユニットへ搬送するユニットであり、搬送ガイド部210と、搬送回転ディスク220と、ディスク回転軸230とを備える。
硬貨通路300は、硬貨繰り出しユニット100と搬送ディスクユニット200とを連結し、硬貨を硬貨繰り出しユニット100から搬送ディスクユニット200へ搬送する。硬貨通路300には、一対の搬送ローラ312、314が設けられている。硬貨繰り出しユニット100の放出口142から硬貨通路300へ放出された硬貨は、一対の搬送ローラ312、314によって搬送ディスクユニット200へ搬送される。そして、硬貨は搬送ディスクユニット200の送入口214から搬送ガイド部210内に送入され、搬送回転ディスク220によって搬送される。
通常、硬貨処理装置1の硬貨繰り出しユニット100の硬貨受領部110から硬貨が一括して投入されると、硬貨は回転部材150上に集積される。回転部材150は、回転駆動部160により回転され、遠心力により硬貨を収容部140の側面に向かって押し出す。これにより、硬貨は収容部140の硬貨繰出空間140bに滞留する。硬貨繰出空間140bに滞留した硬貨は、放出口142より1枚ずつ硬貨通路300へ押し出される。
硬貨処理装置1は、通常、上述したように動作するが、硬貨受領部110に一括で投入される硬貨が多くなると、硬貨繰り出しユニット200の動作状態が若干変化する。大量の硬貨が一括して硬貨受領部110に投入されると、硬貨は、硬貨受領部110の第1の円筒部112(第1の連通部、図2参照)および弾性規制部材130を経由して回転部材150上に集積する。回転部材150の回転することによって遠心力により硬貨は収容部140の側面へ押し出されるが、放出口142付近より硬貨が滞留してしまい、硬貨受入空間110bにある硬貨は、回転部材150の回転により回転軸162中心に第1の円筒部112および弾性規制部材113内で回転する。
本実施形態に係る硬貨処理装置1の硬貨繰り出しユニット100は、硬貨受領部110、保護部材120および弾性規制部材130が連結された状態で、回転軸162に対して直交する方向において、硬貨受領部110と弾性規制部材130との境界部170が、保護部材120の第2の連通部である立ち上がり部124の内周面に含まれることを特徴とする。かかる構成により、硬貨受入空間110b内で回転する硬貨が部材間の隙間を押して入り込むことを防止することができる。したがって、図1〜図4に示した硬貨繰り出しユニット100の構成以外にも、上記要件を満たす構成とすることで、同様の効果を得ることができる。
まず、硬貨受領部110と保護部材120とによる弾性規制部材130の固定方法については、例えば、図5および図6のような構成とすることができる。図5および図6は、本実施形態に係る弾性規制部材の固定方法の一変形例を示す部分拡大断面図である。なお、図5および図6は、図3の部分Aに対応し、弾性規制部材が硬貨受領部と保護部材とで挟み込まれている部分を示している。
次に、保護部材の形状については、例えば、図7および図8のような構成とすることができる。図7および図8は、本実施形態に係る保護部材の形状の一変形例を示す概略斜視図である。
100 硬貨繰り出しユニット
110 硬貨受領部
120 保護部材
130 弾性規制部材
140 収容部
150 回転部材
160 回転駆動部
170 境界部
200 搬送ディスクユニット
210 搬送ガイド部
220 搬送回転ディスク
230 ディスク回転軸
300 硬貨通路
Claims (6)
- 投入された硬貨を受けて、第1の連通部から前記硬貨を送出する硬貨受領部と、
前記硬貨受領部にて受けた硬貨を収容し、この内部に設けられた、前記硬貨を回転軸回りに回転可能な回転部材により水平にし、前記回転部材によって水平にされた硬貨の移動方向を規制する収容部と、
前記硬貨受領部と前記収容部との連通部に設けられ、前記硬貨受領部から前記収容部に収容された硬貨の移動量を規制する弾性規制部材と、
前記収容部の前記硬貨受領部側の面を保護する板状部材であって、前記第1の連通部と対応する第2の連通部が形成された保護部材と、
を備え、
前記弾性規制部材は、前記硬貨受領部の第1の連通部の外周面と前記保護部材の第2の連通部の内周面とにより挟み込まれており、
前記弾性規制部材が挟み込まれた状態で、前記回転部材の回転軸に対して直交する方向において、前記硬貨受領部と前記弾性規制部材との境界部が前記保護部材の第2の連通部の内周面に含まれることを特徴とする、硬貨処理装置。 - 前記保護部材は、前記第2の連通部の開口に沿って前記回転部材の回転軸方向に突出する突出部が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の硬貨処理装置。
- 前記保護部材の突出部は、前記第2の連通部の開口に沿って連続して形成されることを特徴とする、請求項2に記載の硬貨処理装置。
- 前記保護部材は板金からなり、前記突出部は絞り加工により形成されることを特徴とする、請求項3に記載の硬貨処理装置。
- 前記保護部材の突出部は、前記第2の連通部の開口に沿って不連続に形成されることを特徴とする、請求項2に記載の硬貨処理装置。
- 前記第1の連通部および前記第1の連通部の開口形状は円形状である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。
Priority Applications (1)
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JP2011129725A JP5720428B2 (ja) | 2011-06-10 | 2011-06-10 | 硬貨処理装置 |
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ID=47527758
Family Applications (1)
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2011
- 2011-06-10 JP JP2011129725A patent/JP5720428B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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JP5720428B2 (ja) | 2015-05-20 |
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