JP2008046848A - コイン状部材送出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯蔵容器(ホッパ)内の減圧板の先端を回り込んでロータ上に流入するメダルはメダル同士が支えあってブリッジ状態やロック状態となることがある。またロータの回転によって飛ばされて略垂直に立ったメダルによって、他のメダルがロータへスムースに流入し難くなる。この現象は直径25mmメダルよりも直径30mmメダルの方が多い。本発明は、このようなブリッジ状態やロック状態等の解消装置を提供する。
【解決手段】複数の分離孔を形成してベース部材上に配置した送出ロータの回転によって貯蔵容器(ホッパ)のコイン状部材が1枚ずつ送出ロータの周縁部に臨む送出部へ送出されるコイン状部材送出装置において、貯蔵容器(ホッパ)には、送出ロータの上方に向けて斜め下方へ延びたコイン状部材用減圧板と、この減圧板の下側空間に横方向に延びた弾力性のコイン状部材用制限部材を設けたこと。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベース部材上にコイン状部材の収容部を設け、ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出する送出装置に関する。
ホッパに貯留したコインやメダル等のコイン状部材をホッパの底部に設けたロータの回転によって1枚ずつ送出する送出装置がある。その一つとして、この送出装置を台間メダル貸機内に組み込み、台間メダル貸機の前面の扉を開いて、このホッパに連通してこのホッパの上方にあるタンク内にメダルを補給するようにしている。この場合、この多数のメダルが押し合ってブリッジ状態となり、ロータへ向けたスムースな移動ができない状態が生じ、また、このホッパとタンク内の多数のメダルの荷重が直接ロータに掛かることによってロータの回転不良等が生じるため、これの防止のために、このホッパ内に減圧板を設けたものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−350854号公報
このようなコイン状部材の送出装置において、前記減圧板の先端を回り込んでロータ上に流入するメダルは、この部分でメダル同士が支えあってブリッジ状態となり、またメダル同士が押し合ってロック状態となることがある。また、ロータの回転によって飛ばされて略垂直に立ったメダルによって、他のメダルがロータへスムースに流入し難くなり、或いは、他のメダルとブリッジ状態やロック状態となることがあり、ロータへ向けたメダルのスムースな移動ができない状態が生じる。この現象は、メダルの直径が大きくなるほど多く発生し、直径25mmメダルよりも、直径30mmメダルの方が多くなる。
本発明は、このような点に鑑みて、ベース部材上にコイン状部材の貯蔵容器(ホッパ)を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって、貯蔵容器(ホッパ)のコイン状部材が1枚ずつ前記送出ロータの周縁部に臨む送出部へ送出されるコイン状部材送出装置において、送出ロータに掛かるコイン状部材の押し圧荷重減衰のために、貯蔵容器(ホッパ)内に減圧板を設けると共に、この減圧板の下側に流入するコイン状部材のブリッジ状態やロック状態を制限するように作用する制限部材を設けるものである。
本発明において、コイン状部材とは、円形状硬貨、円形状メダル等を含めた総称であり、以下に示す実施例では、コイン状部材を円形状のメダルとして記載する。また、薄片とは、紙幣を含むことは勿論のこと、プリペイドカードやその他のカードであって、遊技メダルの供給を受けるための有価カードを含めた総称であり、紙幣やカードの材質は問わない。
第1発明のコイン状部材送出装置は、ベース部材上にコイン状部材の貯蔵容器(ホッパ)を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって、前記貯蔵容器(ホッパ)のコイン状部材が1枚ずつ前記送出ロータの周縁部に臨む送出部へ送出されるコイン状部材送出装置において、前記貯蔵容器(ホッパ)には、前記送出ロータの上方に向けて斜め下方へ延びたコイン状部材用減圧板と、この減圧板の下側空間に横方向に延びた弾力性のコイン状部材用制限部材を設けたことを特徴とする。
第2発明のコイン状部材送出装置は、ベース部材上にコイン状部材の貯蔵容器(ホッパ)を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって、前記貯蔵容器(ホッパ)のコイン状部材が1枚ずつ前記送出ロータの周縁部に臨む送出部へ送出されるコイン状部材送出装置において、前記貯蔵容器(ホッパ)は、下側が前記送出ロータの外周に沿う円形状をなし、上側開口が略矩形状をなすように前記送出部側の壁とその対面側の壁が前記円形状から外方へ広がり、残りの対面する2つの壁が前記送出ロータの周縁部から略垂直に延びており、前記貯蔵容器(ホッパ)内の前記送出部側には、前記送出ロータの上方に向けて斜め下方へ延びたコイン状部材用減圧板と、この減圧板の下側空間に横方向に延びた先細り状の弾力性のコイン状部材用制限部材を設けたことを特徴とする。
第3発明のコイン状部材送出装置は、ベース部材上にコイン状部材の貯蔵容器(ホッパ)を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって、前記貯蔵容器(ホッパ)のコイン状部材が1枚ずつ前記送出ロータの周縁部に臨む送出部へ送出されるコイン状部材送出装置において、前記貯蔵容器(ホッパ)は、下側が前記送出ロータの外周に沿う円形状をなし、上側開口が略矩形状をなすように前記送出部側の壁とその対面側の壁が前記円形状から外方へ広がり、残りの対面する2つの壁が前記送出ロータの周縁部から略垂直に延びており、前記貯蔵容器(ホッパ)内の前記送出部側には、前記送出ロータの略回転中心の上方位置まで又はこの回転中心を超えた前記送出ロータの上方位置まで斜め下方へ延びたコイン状部材用減圧板を備え、この減圧板と前記送出ロータの間の空間に向けて前記送出部側の壁から前記送出ロータの略回転中心の上方位置まで横方向に延びた先細り状の弾力性のコイン状部材用制限部材を設けたことを特徴とする。
第4発明は、第1発明乃至第3発明に記載のコイン状部材送出装置において、前記コイン状部材用減圧板は先端部が弧状をなし、前記コイン状部材用制限部材は、基部が前記送出部側の壁に固定され先端部が略円錐形状をなし、前記基部から前記先端部の間がコイルバネで構成されたことを特徴とする。
第1発明では、送出ロータに掛かるコイン状部材の押し圧荷重減衰は、減圧板によって達成される。そして、この減圧板の下側に流入するコイン状部材や、ロータの回転によって飛ばされて略垂直に立ったコイン状部材は、減圧板の下側空間において、横方向に延びた弾力性のコイン状部材用制限部材に衝突し、この制限部材を撓ませる。この撓みによっては、コイン状部材の移動が緩和され、ブリッジ状態やロック状態になることが防止される。また、この制限部材は、弾力によって復帰するとき、コイン状部材を弾くため、ロータ上のコイン状部材の姿勢が崩され、ブリッジ状態やロック状態になることが防止される。
第2発明では、第1発明の効果に加えて、上側開口が略矩形状をなす貯蔵容器(ホッパ)において、貯蔵容器(ホッパ)内の送出部側に、送出ロータの上方に向けて斜め下方へ延びたコイン状部材用減圧板が配置されることによって、送出部側へのコイン状部材の荷重負荷を抑制して、ロータの円滑な回転が確保される。更に、弾力性の制限部材の先端が先細り状である。先端が切り立った平坦であれば、ロータの回転によって飛ばされて略垂直に立ったコイン状部材が、その平坦に沿って立った姿勢を維持し、そのコイン状部材に他のコイン状部材が横に重なってコイン状部材の積層ができ、コイン状部材が送出ロータへスムースに流入し難くなるが、先細りであるため、コイン状部材はこの先細り部に衝突することによって略垂直姿勢から倒れ、送出ロータへスムースに流入する状態となる。
第3発明では、減圧板の張り出し長さと制限部材の長さを送出ロータとの関係で規定することによって、この減圧板によって、送出部側へのコイン状部材の荷重負荷を抑制して、ロータの円滑な回転が確保される。また、この減圧板と送出ロータの間の空間において、第1発明の効果同様に、弾力性の制限部材による作用によって、コイン状部材のブリッジ状態やロック状態が解消される。更に、第2発明同様に、弾力性の制限部材が先細り状であることによって、送出ロータの回転によって飛ばされて略垂直に立ったコイン状部材が、この先細り部に衝突することによって略垂直姿勢から倒されるため、この略垂直に立ったコイン状部材によって他のコイン状部材が送出ロータへスムースに流入し難くなることもなくなる。
第4発明では、減圧板は先端部が弧状をなすことによって、減圧板上を滑るコイン状部材が、送出ロータの一箇所に集中して落下しないようにするために、減圧板の先端部を弧状にすることによって、減圧板上を滑るコイン状部材は中央に集中せず、左右からも落下し易くなるため、送出ロータへ係る荷重分散が図れることとなる。そして、制限部材は、基部が送出部側の壁に固定されて安定し、先端部の略円錐形状によって、第2発明同様に、そこに衝突するコイン状部材は上下左右に移動自由となるため、この部分で停止拘束されず、コイン状部材のブリッジ状態やロック状態になる原因が解消され、また、送出ロータの回転によって飛ばされて略垂直に立ったコイン状部材が、この略円錐形状部に衝突することによって略垂直姿勢から倒されるため、この略垂直に立ったコイン状部材によって他のメダルが送出ロータへスムースに流入し難くなることもなくなる。
本発明のコイン状部材送出装置は、ベース部材上にコイン状部材の貯蔵容器(ホッパ)を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって、前記貯蔵容器(ホッパ)のコイン状部材が1枚ずつ前記送出ロータの周縁部に臨む送出部へ送出されるコイン状部材送出装置において、前記貯蔵容器(ホッパ)には、前記送出ロータの上方に向けて斜め下方へ延びたコイン状部材用減圧板と、この減圧板の下側空間に横方向に延びた弾力性のコイン状部材用制限部材を設けたものであり、本発明の実施例を以下に記載する。
次に、薄片をその代表的な紙幣で表し、コイン状部材100を円形状の遊技用メダル100とした本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係るコイン状部材送出装置の上面斜視図、図2は本発明に係るコイン状部材送出装置の送出部のカバーを外した斜視図、図3は本発明に係るコイン状部材送出装置の送出部のカバーを外した上面図、図4は本発明に係るコイン状部材送出装置の送出ロータとロータガイドリングの関係を示す断面図、図5は本発明に係る送出ロータの分離孔部分の裏側斜視図、図6は本発明に係る検出部を示す斜視図、図7は本発明に係る検出部の検出位置の説明図、図8は本発明に係るコイン状部材送出装置を備えたメダル貸機と遊技機の併設状態を示す正面図、図9は本発明に係るコイン状部材送出装置の貯蔵容器(ホッパ)から見た平面図、図10は本発明に係るコイン状部材送出装置の貯蔵容器(ホッパ)部の要部縦断側面図、図11は本発明に係るコイン状部材用制限部材の構成を示す一部断面の側面図、図12は送出ロータの形状が異なる本発明に係るコイン状部材送出装置の上面斜視図である。
本発明の実施の形態を図に基づき説明する。図8において、1は遊技機であり、スロットマシン、スロットルマシン、或いはパチスロ機と称される遊技機を示す。遊技機1では所定のメダル100が使用されるため、メダル投入口25に遊技に必要な最低1枚のメダル100が投入された状態において、スタートレバー1Aを操作することにより、3個のリール1Cが回転する。この状態でタイミングを見て3個のストップボタン1Bを押すことにより、対応するリール1Cが順次停止し、表面に表示された各リール1Cの図柄や数字の組み合わせに応じて入賞メダルが、払い出し口からメダル受け皿1Dに払い出される仕組みである。
遊技機1にはコイン状部材の貸機であるメダルの貸機MKが併設される。メダル貸機MKは、遊技用メダル100の供給を受けるために前面の挿入口111から挿入された紙幣や有価カード等の薄片の識別機能を有する薄片識別装置110と、この薄片の挿入によって所定枚数のメダル100を払い出すメダル送出装置2と、電装部60等が収納されている。メダル貸機MKは、単に貸機と称する場合があり、また、遊技機1相互間に配置されるため台間貸機とも称される。各遊技機1にそれぞれ貸機MKが併設配置され、この形態は一つの島を形成する状態であるため、これを遊技装置の島、遊技島と称している。遊技機1と貸機MKは、遊技島の外観形成を整えるために略同一高さに形成されている。
有価カードとしては、プリペイドカード、その他のカード等の如くカードに貨幣価値が記憶されたものであり、このカードを薄片識別装置110に挿入することによって、メダル貸機MKからメダル100の供給を受けることができるものである。また、メダル貸機MKは、その内部の上部に薄片の一つである紙幣の真偽を識別する薄片識別装置110が配置され、下部にコイン状部材送出装置であるメダル送出装置2が配置され、そして中間部に電装部60が配置されている。
薄片挿入口111から挿入された紙幣の真偽判別を薄片識別装置110で行い、識別した真正紙幣は前記遊技島の裏側に設置した薄片搬送装置(図示せず)によって、前記遊技装置の島の端部に設けた金庫へ搬送される仕組みである。メダル貸機MKに適用可能な紙幣は、例えば、1000円以外に、2000円、5000円、10000円の紙幣の一つ又は複数とすることもできる。
電装部60は、薄片識別装置110とメダル送出装置2等に電気的に接続されている。このため電装部60は、紙幣挿入口111から挿入され薄片識別装置110にて識別された真正紙幣の金額データの読み込み制御や、この金額データをメダル貸機MKの前面板に設けた表示器に表示させる制御や、この真正紙幣の金額に対応してメダル送出装置2から所定数のメダルを払い出す制御(実施例では、最低購入単位として1000円分で50枚のメダルを払い出す)や、このメダル送出装置2から払い出すメダル数をメダル貸機MKの前面に設けた表示器に表示させる制御や、貯蔵容器(ホッパ)5Pの収納メダルの不足状態を検知する残量検知部ESで検知しLED等の表示部等で報知する制御や、後述のように残量検知部ESが最低残量を検知したとき、それ以降何回まで正規のメダル払い出しを行うかの制御を行う制御回路を備えた制御部61を含む。
コイン状部材の送出装置であるメダル送出装置2は以下の構成をなす。即ち、合成樹脂製のベース部材4上には、円形状のコイン状部材であるメダル100を収納する収容部5を形成する合成樹脂製の貯蔵容器(ホッパ)5Pが、ベース部材4に対してネジ又は係止装置によって着脱自在に取り付けられている。ベース部材4上には、複数の分離孔10を形成した合成樹脂製の送出ロータ7が略水平状態に配置され、送出ロータ7は、ベース部材4の後側に取り付けた電動機装置8からベース部材4の上壁を貫通した回転軸9の先端部に取り付けられている。
貯蔵容器(ホッパ)5Pは、上面と下面にそれぞれ開口5A、5Bを有し、下面開口5Bは送出ロータ7の外周に沿う円形状をなし、上側開口が略矩形状をなすように前記送出部側の壁とその対面側の壁が前記円形状から外方へ広がり、残りの対面する2つの壁が前記送出ロータの周縁部から略垂直に延びており、下側が円形状であって上側が矩形状をなす容器形状である。この下面開口5Bに対応して送出ロータ7が配置される。
回転軸9の先端部に取り付けられた送出ロータ7は、図4に示すように、ベース部材4の上面に形成した円形状の窪み4Aに略水平状態に配置され、窪み4Aの表面から若干離れた状態で電動機装置8によって、図3に示すようにR方向へ回転する構成である。送出ロータ7の上面周縁部及び周囲面と若干の間隔を存して送出ロータ7の上面周縁部と周囲面を覆うようにロータガイドリング20が設けられている。ロータガイドリング20は、窪み4Aを取り囲むように窪み4Aよりも高い位置に形成した円形状の段部4Bに載置され、ベース部材4に形成した係止爪部21によってベース部材4の所定位置に保持される。ロータガイドリング20は、送出ロータ7の上面周縁部を覆うリング部20Aから外方へ広がるように傾斜したリング部20Bを形成しており、図4に示すように、貯蔵容器(ホッパ)5Pの円形状の下面開口5Bが、リング部20A、20Bに沿うように、貯蔵容器(ホッパ)5Pがベース部材4に取り付けられる。
送出ロータ7が回転軸9の先端部に取り付けられて窪み4Aに配置された状態で、ロータガイドリング20の周縁部に複数箇所形成した切り欠き20Cを各係止爪部21に対応させるように、ロータガイドリング20を段部4Bに載置し、この状態で図2及び図3において、ロータガイドリング20を時計方向へ回動させることによって、図2、図3及び図4に示すように、ロータガイドリング20が係止爪部21の下側に潜り込んで係止されると共に、ロータガイドリング20の端部20Dがベース部材4に形成したストッパ段部22に当接して、ロータガイドリング20が所定位置に保持される。
送出ロータ7は、図3に示すように、同心円上に複数の分離孔10(図示のものは6個の分離孔を有するが、これに限定されない)を略等間隔に配置した円盤状をなし、各分離孔10は、メダル100の直径よりも若干大きい直径でもって送出ロータ7を上下に円形状に貫通し、上側周縁部には回転方向Rの下流側に下向きの低く傾斜状に広がった案内面11を形成している。また、各分離孔10の下側周縁部には、送出ロータの周縁に臨む開放出口10Aを形成し、この開放出口10Aの回転方向Rの下流側には、送出ロータ7の周縁へ延びる流線型の押し出し壁12を形成している。
図4に示すように、ベース部材4の上面の窪み4Aには、送出ロータ7の周縁部に臨むようにメダル100の送出部13が形成されている。この送出部13の入口側に対応して、分離孔10の回転軌跡上に、円錐状の送出案内ピン45が設けられ、送出ロータ7の下面には、この送出案内ピン45が衝突しないように、たて形成した円形状の窪み4Aに配置され、回転軸9を中心とした円形の溝45Aが形成されている。
この構成によって、送出ロータ7の回転によって、貯蔵容器(ホッパ)5Pのメダル100は、1枚ずつ分離して分離孔10に順次入り込み、分離孔10の底部に入り込んだメダル100は、送出ロータ7の回転に伴ってベース部材4の上面を滑りつつ送出案内ピン45に衝突し、押し出し壁12によって、ベース部材4の上面に形成した送出部13へ向けて、開放出口10Aから送出ロータ7の外方へ押し出される仕組みである。このようにして、メダル100は、送出ロータ7の回転に伴って各分離孔10から1枚ずつ送出される。
送出ロータ7の回転に伴って送出ロータ7の外方へ押し出されたメダル100は、コイン状部材通路を構成する送出部13へ入る。送出部13の入口部には、送出ロータ7から外方へ押し出されたメダル100が最初に通過する位置に、メダル100の直径よりも若干小さい間隔を存して、固定側壁15と可動体16が配置されている。送出ロータ7の回転に伴って分離孔10の底部に入り込んだメダル100は、開放出口10Aから送出ロータ7の外方へ移動し、固定側壁15の内側の傾斜面15Bに当接すると共に送出案内ピン45に衝突して、押し出し壁12によって押され回転しつつ押し出される。
このようにして送出ロータ7の外方へ押し出されたメダル100は、送出部13へ入り、図3に示すように、送出部13をY1方向に通って、送出装置2の側面に形成した送出口14から送出される。送出口14から送出されるメダル100は、図9に示すように、ノズル2Nを通って遊技機1の前面に設けた受け皿1Dへ供給され、遊技客による次の遊技に使用可能となる。送出部13の通路幅T1は、固定側壁15の先端の直線部15Aとその対面側に固定側壁15と並行に配置した固定側壁26との間隔で形成される。この通路幅T1は、メダル100が円滑に移動できるように、メダル100の直径よりも若干大きい寸法に定めている。
図3に示すように、固定側壁15は、送出部13の入口側の送出ロータ7の回転方向(R)手前側に送出ロータ7から送出されるメダル100が当接する位置に設けられており、耐磨耗性を考慮して金属製とし、実施例ではステンレススチールで構成している。可動体16は、固定側壁15に対して送出ロータ7の回転方向(R)前方側に位置し、メダル100によって押し圧作動されるようにバネ17で付勢された状態に設けられている。可動体16は、L字状の可動アーム19に立設した軸19Aに回転可能に取り付けた円筒体16Aで構成され、可動アーム19は、ベース部材4の下側に中央部を回転可能に軸18で支持されると共に、他端部が復帰作用バネ17の引っ張り力によって引っ張られており、この状態で、可動体16は固定側壁15との間にメダル100の直径よりも若干小さい間隔を維持している。
このため、送出ロータ7の外方へ押し出されるメダル100は、この固定側壁15と可動体16との間に到達した際、図3に点線で示すように、可動体16をバネ17の引っ張り力に抗して16Aの状態に押し退けつつ進み、メダル100の直径部が通過したとき、バネ17の引っ張り力によって復帰する可動体16によって、送出口14方向へ弾き飛ばされる。この弾き飛ばされたメダル100は、固定側壁26側から送出部13に臨むように配置した検出部23をY1方向に通過して、送出口14から送出される。
検出部23は、図6に示すように、検出センサとして発光部と受光部からなる光センサ構成である。実施例では、発光部24Aと受光部25A、及び発光部24Bと受光部25Bの二組の光センサで構成されており、メダル100が検出部23を通過するとき、発光部24Aから受光部25Aへ到達する光通路、又は発光部24Bから受光部25Bへ到達する光通路が遮られることによって、メダル100の通過枚数を電装部60に設けた制御部61の計数部(図示せず)によって計数する仕組みである。
検出部23における検出位置は、メダル100の直径を外れた部位での検出としている。即ち、送出ロータ7から送出されるメダル100が連なって送出される場合にも、1枚ずつの検出ができるようにするために、発光部24A、24Bから受光部25A、25Bへ至るそれぞれの光通路は、送出されるメダル100の直径部位ではなく、直径部位から外れた位置、即ち、メダル100の直径よりも短い部位での検出としている。即ち、図7に示すように、円形状のメダル100の中心CHを通る直径部位から固定側壁26側に寄った位置AHとBHで検出するように、それぞれ発光部24Aから受光部25Aへ至る光通路と、発光部24Bから受光部25Bへ至る光通路を定めている。
また、検出部23は一つの発光部24Aと一つの受光部25Aのみでもよいが、発光部24Aと受光部25A、及び発光部24Bと受光部25Bの二組で構成されるのは、上記のように検出精度を上げると共に、悪戯対策である。即ち、メダル100がY1方向に通った場合の検出パルスを計数信号として制御部61で採用し、悪戯によってY1方向と反対方向にメダル100が押し込まれて通過した場合の検出パルスを不採用とすることによって、悪戯によって誤った計数がされないようにしている。検出部23をこのような受光量の変化によって検知する方式に替えて、メダル100が通過することによって生じる電気量(静電容量、誘起起電力、周波数など)の変化や又は磁気量の変化などを計測するものでもよい。
検出部23は、発光部24Aと受光部25Aの組み合わせ位置、及び発光部24Bと受光部25Bの組み合わせ位置を正確にするために、図6に示すように、発光部24A、24Bと受光部25A、25Bとを合成樹脂製ホルダ23A内に収めた構成である。合成樹脂製ホルダ23Aは略コ字形をなし、その一方の辺である上辺23A1に発光部24A、24Bが送出部13に上方から臨むように、上手側(上流側)と下手側(下流側)の配置で内蔵され、上辺23A1に対抗する合成樹脂製ホルダ23Aの他方の辺である下辺23A2には、受光部25A、25Bが送出部13に下方から臨むように、上手側(上流側)と下手側(下流側)の配置で内蔵されている。そして、合成樹脂製ホルダ23Aの発光部24A、24Bから受光部25A、25Bに至るそれぞれの光通路部分は、透明資材で構成された透明部23Bを形成している。
合成樹脂製ホルダ23Aは、発光部24A、24Bと受光部25A、25Bを合成樹脂成形によって埋設する構成の場合と、合成樹脂製ホルダ23Aがケースで構成され、このケースの中に発光部24A、24Bと受光部25A、25Bを収納して密閉する構成の場合とがある。本発明では、合成樹脂成形によって埋設する構成の場合、及びこのケース構成の場合の両方を含めて、合成樹脂製ホルダ23Aと称している。
送出部13と検出部23の部分は、合成樹脂製のカバー32によって覆われている。カバー32は、ベース部材4の上面に形成した係止部33に下側に潜り込んで係止され、他端側はネジ34によってベース部材4にネジ止めされる。このカバー32の下面32Aと送出部13の上面13Aとの間隔T2が、メダル100の厚さT0よりも若干大きい寸法になっている。これによって、固定側壁15と固定側壁26の間隔T1(メダル100の直径方向の間隔)と、このカバー32の下面32Aと送出部13の上面13Aとの間隔T2(メダル100の厚さ方向の間隔)との間が、送出部13のコイン状部材通路の大きさである。そして、この送出部13のコイン状部材通路の出口が、メダル100の送出口14となる。
本発明では、貯蔵容器(ホッパ)5P内に収容されるコイン状部材100であるメダル100の荷重が、送出ロータ7に掛かることを減衰する減圧板37を設けると共に、この減圧板37の下側に流入するメダル100のブリッジ状態やロック状態を制限するように作用する制限部材40を設けるものである。特に、減圧板37と制限部材40は、送出部13側から送出部13の反対側に向けて延びている。この具体的構成を以下に記載する。
貯蔵容器(ホッパ)5Pには、送出ロータ7の上方に向けて斜め下方へ延びたコイン状部材用減圧板37と、この減圧板37の下側空間に横方向(略水平方向)に延びた弾力性のコイン状部材用制限部材40を設けている。貯蔵容器(ホッパ)5Pは、上記のように、下側が送出ロータ7の外周に沿う円形状の開口5Bをなし、上側開口5Aが略矩形状をなすように送出部13側の前壁5Fとその対面側の後壁5Gが円形状の開口5Bから外方へ斜めに広がった状態で形成され、残りの対面する2つの左右壁5Hと5Mが送出ロータ7の周縁部に対応する開口5Bから略垂直に延びている。これによって、貯蔵容器(ホッパ)5Pは、下側が円形状であって上側が矩形状をなす容器形状である。この下面開口5Bに対応して送出ロータ7が配置される。
減圧板37は、貯蔵容器(ホッパ)5P内の送出部13側に位置し、左右壁5Hと5Mに渡る幅でもって、前壁5Fと左右壁5Hと5Mにそれぞれネジ38で固定され、前壁5Fから送出ロータ7の上方に向けて斜め下方へ延びており、好ましい形態として、送出ロータ7の略回転中心である回転軸9の上方位置又はこの回転中心CLの回転軸9を超えた送出ロータ7の上方位置まで斜め下方へ延びている。減圧板37上を滑るメダル100が、送出ロータ7の一箇所に集中して落下しないようにするために、減圧板37の先端部を弧状37Pにすることによって、減圧板37上を滑るメダル100は減圧板37の中央に集中せず、左右からも落下し易くなるため、送出ロータ7へ係る荷重分散が図れることとなる。なお、減圧板37の左右幅は、先端部弧状37Pの左右の基点部分で狭くなっており、そこに隙間37Sが形成されている。この隙間37Sは、1〜3枚のメダル100が重なってロックしない寸法に定めている。
また、コイン状部材用制限部材40は、先細り状で弾力性を有し、送出部13側の前壁5Fから、減圧板37と送出ロータ7の間の空間に向けて横方向(略水平方向)に延びており、好ましい形態として、前壁5Fにネジ44で固定される基部が、送出部側の壁に固定された円柱形状の金属製の基部部材41で構成され、先端部が略円錐形状をなす合成樹脂製の先端部材42で構成され、基部部材41から先端部材42の間が、基部部材41から先端部材42に渡るコイルバネ43で構成されている。そして、先端部材42の先端42Pは、送出ロータ7の略回転中心CLである回転軸9の上方位置、またはその近傍上方位置まで略水平状態で横方向に延びており、平面視で減圧板37の先端よりも出ない状態である。
基部部材41には、コイルバネ43の基部が嵌り込む環状溝41Aと、環状溝41Aの先方にコイルバネ43の基部側がコイル径を拡大して弾性係合する大径部41Bとが形成され、これによって、基部部材41にコイルバネ43の基部がしっかりと保持される。また、先端部材42は、円錐形状部の基部直径がコイルバネ43の直径よりもかなり大径であり、先端部材42には、コイルバネ43の先端部が嵌り込む環状溝42Aと、環状溝42Aの後方にコイルバネ43の先端側がコイル径を拡大して弾性係合する大径部42Bが形成され、これによって、先端部材42とコイルバネ43の先端部とがしっかりと結合される。基部部材41は、中心軸線に形成したネジ孔41Cにネジ44にネジ部44Aが螺合して、基部部材41が前壁5Fに固定されて略水平状態に保持される。
貯蔵容器(ホッパ)5P内の矩形状の上側開口5Aに連通して、貯蔵容器(ホッパ)5P上に第2ホッパ5P2が配置され、貸機MKの前面扉を開いてこの第2ホッパ5P2へメダル100が補給される。その補給されたメダル100は、貯蔵容器(ホッパ)5Pの後壁5Gへ直接落下し、その傾斜に沿って送出ロータ7へ向けて移動するものと、減圧板37に衝突して、減圧板37の傾斜に沿って移動するものがある。このようにして、貯蔵容器(ホッパ)5P及び第2ホッパ5P2内にメダル100が収容される。
送出ロータ7の上方には減圧板37が存在するため、貯蔵容器(ホッパ)5P及び第2ホッパ5P2内のメダル100の荷重が送出ロータ7に及ぼす圧力は、減圧板37で減衰されるため、送出ロータ7に掛かる負荷は減少する。一方、貯蔵容器(ホッパ)5P内でのメダル100の動きは複雑であり、送出ロータ7の回転によって起立状態となるメダル100もあれば、貯蔵容器(ホッパ)5Pの後壁5Gを滑って移動するメダル100等が、送出ロータ7と減圧板37との間のメダル100を押し、その圧力が大きい場合には、メダル100相互がブリッジ状態や、ロック状態となる。このような状態になれば、送出ロータ7の各分離孔10へのメダル100の移動が途絶え、良好なメダル送出が行なえなくなる。
しかし、コイン状部材用制限部材40の存在によって、送出ロータ7と減圧板37との間に進入したメダル100は、先細り制限部材40の先端部材42の円錐形状に衝突し、その形状に沿って周辺へ偏向され、また、コイルバネ43の弾性力に抗して先端部材42が上下・左右・斜め方向へ動くため、送出ロータ7の上方のメダル100は、送出ロータ7の回転も伴って絶えず動かされ、メダル100相互のブリッジ状態やロック状態になることが防止される。また、送出ロータ7の回転によって起立状態となるメダル100も、同様に制限部材40の動きや先端部材42の円錐形状に沿った偏向移動によって、起立状態維持ができず、起立状態によって生じる前記障害も解消する。
制限部材40は、送出ロータ7と減圧板37との間の空間に先端が位置するように、送出ロータ7に略平行な略水平状態の突出姿勢を維持するものであり、メダル100によって先端部材42が偏向しても、常時略水平状態の突出姿勢位置へ復帰するように、コイルバネ43の弾性力を設定している。このため、かなり大きく先端部材42が偏向したときは、コイルバネ43の弾性力によって先端部材42が復帰する際に、メダル100が動かされるため、メダル100相互のブリッジ状態やロック状態になることが防止されるように作用する。
上記のように、貯蔵容器(ホッパ)5P内には、送出部13側から送出部13の反対側に向けて延びた減圧板37と制限部材40を設けているため、送出部13側におけるメダル100のブリッジ状態やロック状態の解消が良好に行え、メダル送出が良好となる。
図12には、コイン状部材送出装置2のもう一つの形態として、直径30mmのメダル100の送出を行なうように、等角度間隔で3個の分離孔10が送出ロータ7に形成されたコイン状部材送出装置の上面斜視図を示している。構成と動作機能は上記と同様であるため、上記説明を援用することとし、同一機能部分には、同一符号を付している。
貯蔵容器(ホッパ)5Pの前壁5Fのコーナ部には、先端46Pが回転する送出ロータ7の分離孔10に上方から近接するように延びたコイルバネで構成したメダル残留防止部材46が設けられている。このメダル残留防止部材46は、送出ロータ7の回転に伴って、メダル100が抵抗を受け、横に倒れた水平状態で1枚ずつメダル分離孔10に入るように作用するものである。
本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の変更が考えられ、それに係る種種の実施形態を包含するものである。
本発明に係るコイン状部材送出装置の上面斜視図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の送出部のカバーを外した斜視図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の送出部のカバーを外した上面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の送出ロータとロータガイドリングの関係を示す断面図である。(実施例1) 本発明に係る送出ロータの分離孔部分の裏側斜視図である。(実施例1) 本発明に係る検出部を示す斜視図である。(実施例1) 本発明に係る検出部の検出位置の説明図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置を備えたメダル貸機と遊技機の併設状態を示す正面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の貯蔵容器(ホッパ)から見た平面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の貯蔵容器(ホッパ)部の要部縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材用制限部材の構成を示す一部断面の側面図である。(実施例1) 送出ロータの形状が異なる本発明に係るコイン状部材送出装置の上面斜視図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・・遊技機
2・・・・コイン状部材送出装置
4・・・・ベース部材
5・・・・コイン状部材の収容部
5A・・・上側開口
5B・・・下側開口
5F・・・貯蔵容器(ホッパ)の前壁
5G・・・貯蔵容器(ホッパ)の後壁
5H・・・貯蔵容器(ホッパ)の左壁
5M・・・貯蔵容器(ホッパ)の右壁
5P・・・貯蔵容器(ホッパ)
7・・・・送出ロータ
8・・・・電動機装置
9・・・・回転軸
10・・・分離孔
13・・・送出部
15・・・固定側壁
16・・・可動体
17・・・バネ
20・・・ロータガイドリング
20C・・切り欠き
21・・・係止爪部
23・・・検出部
24A、24B・・・発光部
25A、25B・・・受光部
26・・・固定側壁
37・・・コイン状部材用減圧板
37P・・減圧板の弧状先端部
40・・・コイン状部材用制限部材
41・・・基部部材
42・・・先端部材
43・・・コイルバネ
100・・コイン状部材
MK・・・メダル貸機

Claims (4)

  1. ベース部材上にコイン状部材の貯蔵容器(ホッパ)を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって、前記貯蔵容器(ホッパ)のコイン状部材が1枚ずつ前記送出ロータの周縁部に臨む送出部へ送出されるコイン状部材送出装置において、前記貯蔵容器(ホッパ)には、前記送出ロータの上方に向けて斜め下方へ延びたコイン状部材用減圧板と、この減圧板の下側空間に横方向に延びた弾力性のコイン状部材用制限部材を設けたことを特徴とするコイン状部材送出装置。
  2. ベース部材上にコイン状部材の貯蔵容器(ホッパ)を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって、前記貯蔵容器(ホッパ)のコイン状部材が1枚ずつ前記送出ロータの周縁部に臨む送出部へ送出されるコイン状部材送出装置において、前記貯蔵容器(ホッパ)は、下側が前記送出ロータの外周に沿う円形状をなし、上側開口が略矩形状をなすように前記送出部側の壁とその対面側の壁が前記円形状から外方へ広がり、残りの対面する2つの壁が前記送出ロータの周縁部から略垂直に延びており、前記貯蔵容器(ホッパ)内の前記送出部側には、前記送出ロータの上方に向けて斜め下方へ延びたコイン状部材用減圧板と、この減圧板の下側空間に横方向に延びた先細り状の弾力性のコイン状部材用制限部材を設けたことを特徴とするコイン状部材送出装置。
  3. ベース部材上にコイン状部材の貯蔵容器(ホッパ)を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって、前記貯蔵容器(ホッパ)のコイン状部材が1枚ずつ前記送出ロータの周縁部に臨む送出部へ送出されるコイン状部材送出装置において、前記貯蔵容器(ホッパ)は、下側が前記送出ロータの外周に沿う円形状をなし、上側開口が略矩形状をなすように前記送出部側の壁とその対面側の壁が前記円形状から外方へ広がり、残りの対面する2つの壁が前記送出ロータの周縁部から略垂直に延びており、前記貯蔵容器(ホッパ)内の前記送出部側には、前記送出ロータの略回転中心の上方位置まで又はこの回転中心を超えた前記送出ロータの上方位置まで斜め下方へ延びたコイン状部材用減圧板を備え、この減圧板と前記送出ロータの間の空間に向けて前記送出部側の壁から前記送出ロータの略回転中心の上方位置まで横方向に延びた先細り状の弾力性のコイン状部材用制限部材を設けたことを特徴とするコイン状部材送出装置。
  4. 前記コイン状部材用減圧板は先端部が弧状をなし、前記コイン状部材用制限部材は、基部が前記送出部側の壁に固定され先端部が略円錐形状をなし、前記基部から前記先端部の間がコイルバネで構成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコイン状部材送出装置。
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