JP2012252027A - 地図情報処理システム及び地図情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】地図上に任意の閉じた出力範囲5を指定する出力範囲指定手段31と、地図上に基準直線6を設定する基準直線設定手段32と、出力範囲5と基準直線6を、お互いの相対的位置関係を保ったまま基準直線6が水平になるように仮想回転する、仮想回転手段33と、仮想回転した出力範囲5を、基準直線6が出力媒体の任意の1辺と平行になるように出力する地図出力手段を備える。
【選択図】図2
Description
地図表示の回転操作に関する先行技術としては、方位記号をマウスで回転する技術(特許文献1)や、マウスの第一ボタンを押し続けると連続的に時計回りに回転する技術(特許文献2)が開示されている。
また、地図上の道路等のオブジェクトを選択して地図を回転させる技術(特許文献3)が開示されている。
利用者が表示したい地図を選択すると、クライアントからサーバに対し、地図表示要求を出し、当該地図をサーバから受け取って表示する(図21(a))。
次に、利用者は印刷対象が平行になるようマウスドラッグで地図を回転して印刷したい部分を水平にし(図21(b)(c))、マウスで印刷範囲の対角線となる始点及び終点をクリックして印刷範囲を指定する(図21(d))。
最後に、印刷範囲確認画面をプレビュー表示して(図21(e))、印刷装置に印刷する。
マウス操作と地図の再描画にタイムラグがあるため、回り過ぎたり、戻し過ぎたりして、印刷対象物を画面上で正確に回転させることは非常に困難であった。
また、表示している地図情報から基準となるオブジェクトを指定して、これを基準に地図を回転させるとしても、適当なオブジェクトが付近に表示されていない場合も多い。
また何よりも、一旦地図全体を回転させなければ印刷範囲の指定ができず、必ず先に微妙な回転操作をしなければ所望の印刷結果を得られないという煩わしさがあった。
モニタに表示したXY軸を有する地図上に、閉じた一定の出力範囲を指定する出力範囲指定手段と、
地図上に任意の基準直線を設定する基準直線設定手段と、
基準直線と出力範囲の相対的位置関係を保持したまま、基準直線と出力範囲を、基準直線がX軸と平行となるように仮想回転させる仮想回転手段と、
仮想回転手段によって仮想回転させた出力範囲を、基準直線と出力媒体の任意の一辺とが平行になる位置関係で出力する地図出力手段とを備えたものである。
モニタに表示したXY軸を有する地図上に、閉じた一定の出力範囲を指定し、
地図上に任意の基準直線を設定し、
基準直線と出力範囲の相対的位置関係を保持したまま、基準直線と出力範囲を、基準直線がX軸と平行となるように仮想回転させ、
仮想回転させた出力範囲を、基準直線と出力媒体の任意の一辺とが平行になる位置関係で出力するものである。
モニタに表示したXY軸を有する地図上に、閉じた一定の出力範囲を指定する出力範囲指定手段と、
地図上に任意の基準直線を設定する基準直線設定手段と、
基準直線と出力範囲の相対的位置関係を保持したまま、基準直線と出力範囲を、基準直線がX軸と平行となるように仮想回転させる仮想回転手段と、
仮想回転手段によって仮想回転させた出力範囲を、基準直線と出力媒体の任意の一辺とが平行になる位置関係で出力する地図出力手段とを備えたものなので、
地図全体を画面上で回転させてから出力領域を指定する必要がなく、基準直線と出力範囲を指定するだけで、地図上の所望の出力範囲だけを、基準直線との相対位置関係を保った状態で、出力媒体の一辺に対して基準直線が平行となるように回転させて出力できる。
モニタに表示したXY軸を有する地図上に、閉じた一定の出力範囲を指定し、
地図上に任意の基準直線を設定し、
基準直線と出力範囲の相対的位置関係を保持したまま、基準直線と出力範囲を、基準直線がX軸と平行となるように仮想回転させ、
仮想回転させた出力範囲を、基準直線と出力媒体の任意の一辺とが平行になる位置関係で出力するものなので、地図全体を画面上で回転させてから出力領域を指定する必要がなく、基準直線と出力範囲を指定するだけで、地図上の所望の出力範囲だけを、基準直線との相対位置関係を保った状態で、出力媒体の一辺に対して基準直線が平行となるように回転させて出力できる。
以下、この発明に係る地図情報処理システム及び地図情報処理方法の実施の形態1を、図を用いて説明する。
図1は、本発明に係る地図情報処理システム100(以下、システム100という)のシステム構成図である。
システム100は、サーバ2と、クライアント3と、クライアント3からの印刷要求をうけて印刷を行うプリンタ4とをネットワーク等で接続したWebシステムで構成される。
サーバ2には、クライアント3からの要求を受けて、地図を選択して当該クライアントに転送する地図転送手段21を備え、外部又は内部の補助記憶装置に地図データベース22を備えている。
また、地図表示部30には、これから印刷しようとする地図上の任意の範囲を指定する、出力範囲指定手段31と、指定出力範囲を印刷するときに、用紙上での水平レベル(後述)を定義する基準直線を地図上に設定する基準直線設定手段32と、指定出力範囲及び基準直線の相対位置関係を保持したまま、基準直線が水平になるように基準直線と指定出力範囲を仮想回転させる仮想回転手段33を備える。
図2は、システム100による印刷実施工程を示す図である。
図2(a)は、地図上に楕円形の出力範囲5を指定した状態を示す図である。
まず、図示しないメニューから「出力範囲設定」を選択する。
出力範囲5の指定は、図1で示した出力範囲指定手段31が担当する。図2(a)のように楕円でも良いし、矩形を用いても良い。
また、閉じた範囲を指定できれば、マウスを利用した自由曲線を用いても良い。
線で囲まれた部分の内側が出力範囲5として指定される。
基準直線6の設定は、図1で示した基準直線設定手段32が担当する。
図2(b)は、基準直線6を地図上に書き込んだ状態を示す図である。
基準直線6の設定は、始点と終点の2点を指定して、これら2点を結ぶ直線を基準直線6としてもよいし、始点を指定してマウスをドラッグして終点を指定することによって基準直線6を指定しても良い。
この時、クライアント3のモニタ上に表示されている地図全体を、現実に回転させてモニタ上に再表示する必要は無いので、ここでの回転を仮想回転と言う。
仮想回転作業を終了すると、仮想回転手段33は、出力(印刷)イメージを生成する地図表示手段36を呼び出す。
破線で描いた基準直線6は印刷しない。
出力範囲5を指定するときに用いた境界線(ここでは楕円形)については、印刷する、しないを選択できる。
なお、この実施の形態では、仮想回転後の基準直線6が、単に用紙の下辺(短辺)と平行になる場合を示したが、長辺を指定できる設定を設けても良い。
以下、この発明の実施の形態2について、図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図3は、本発明に係る地図情報処理システム200(以下、システム200という)のシステム構成図である。
実施の形態1におけるシステム100と、本実施の形態におけるシステム200との違いは、仮想回転手段233の仮想回転ルールにある。
実施の形態1では、出力範囲5の、印刷用紙上での天地関係については詳細に取り決めず、出力範囲5が任意の1辺と平行に印刷されれば良い構成を示した。
この実施の形態では、印刷用紙に対する天地関係のルールを定める。
図4(a)〜(c)、図5(a)〜(c)は、それぞれ本実施の形態における出力範囲5と基準直線6との位置関係を示す一例である。
図4(a)の状態に出力範囲5があるとき、基準直線6の延長線をY=aX+bとし、この直線がX軸と成す角度をX軸から反時計回りにθとする。
図4(a)の出力範囲5を、基準直線6側が用紙の上側になるように印刷する場合は、θ=0となるように出力範囲5を仮想回転して印刷する(図4(b))。
同様に、基準直線6が用紙の下側になるように印刷するためには、図5(c)に示すようにθ=0となるように出力範囲5を仮想回転させる必要がある。
次に、これらの場合の仮想回転角度θの判定基準を説明する。
図6(a)はa>0の場合のルールである。
図4に示すXY座標上において、出力範囲5の外周を表す楕円の方程式を満足し得る任意のx1の値に対して、a>0のとき、常にax1+b>y1を満たせば、即ち、図4(a)のような場合、基準直線6側を上に印刷するにはθ=0となるように出力範囲5を仮想回転し、基準直線6側を下に印刷するにはθ=πとなるようにするように出力範囲5を仮想回転すれば良い。
反対に、ax1+b<y1であれば(図5(a))、基準直線6側を上に印刷するにはθ=πとなるように仮想回転し、基準直線6側を下に印刷するにはθ=0となるようにするように出力範囲5を仮想回転すれば良い。
なお、a=0の場合は仮想回転する必要はない。
以下、この発明の実施の形態3に係る地図情報処理システム300(以下、システム300という)及び地図情報処理方法を、実施の形態1、2と異なる部分を中心に、図を用いて説明する。
実施の形態1、2では用紙の一辺に対して、基準直線6が平行となるように印刷する例を示した。
本実施の形態では、出力範囲の長手方向を判別して印刷する方法を示す。
図7は、システム300のシステム構成図である。
図8(a)〜(c)は、本実施の形態における印刷例を示す図である。
もし、実施の形態2のシステム200を使用して、図8のような出力範囲5と基準直線6を設定したとすると、仮想回転ルールは、図6(b)による。この場合、印刷結果は図8(b)又は図8(c)のようになる。
そこで、システム300では、仮想回転結果、出力範囲の長手方向が印刷用紙の縦方向と平行となる場合は、出力範囲5を更に−π/2または+π/2だけ回転させて、図8(d)又は図8(e)となるように印刷する。
仮想回転手段333が出力範囲5を仮想回転させる前に、縦横判定手段34は、出力範囲5の、基準直線6に平行な方向についての最大長と、基準直線6に垂直な方向についての最大長とを比較する。
出力範囲5の、基準直線6に垂直な方向についての最大長が、基準直線6に平行な最大長より大きい場合は、仮想回転手段333は、図6に示したルールからそれぞれ−π/2又は+π/2補正した値を仮想回転角度として、出力範囲5を仮想回転させる。
以下、この発明の実施の形態4に係る地図情報処理システム400(以下、システム400という)及び地図情報処理方法を、実施の形態1〜3と異なる部分を中心に図を用いて説明する。
図9は、システム400のシステム構成図である。
図10は、システム400における印刷例を示す図である。
実施の形態2及び実施の形態3では出力範囲5を仮想回転させるときのルールについて述べた。
実施の形態2及び実施の形態3では、出力範囲5に基準直線6が包含される場合や一部が含まれる場合は正しく判定できない。
そこで、この実施の形態4では、基準直線は仮想回転時の水平基準にのみ使用し、別途、上マーク7を設定することによって、基準直線6の位置に拘わらず、印刷時の天地を簡単に指定できる方法を採用する。
出力範囲5の指定は、これまで説明した各実施の形態と同様である。
基準直線6の設定は、出力範囲と重複しても構わない。
次に、基準直線6に対して、印刷時に用紙の上側にしたい領域側に上マーク7を設定する。この時の上マーク7の位置を(x2,y2)とする。
上マーク7が設定されると、仮想回転手段433は、基準直線6と出力範囲5の仮想回転角度を決定する。
基準直線6をY=aX+bとするとき、上マーク7の座標(x2,y2)をX、Yに
代入し、基準直線6の傾きaが正の場合と、負の場合それぞれについて、y2とax2+bの大小によって4パターンに分かれる。
図10の場合は、a>0でありy2>ax2+bとなるので、θ=0となるように出力範囲5を仮想回転すればよい。
なお、この実施の形態4では、上マークとして説明したが、下マークとして、これが下側になるように仮想回転しても良い。
また、天地マークとして上下を別途指定しても良い。
更に、実施の形態3で説明した、回転角度の補正をしても良い。
以下、この発明の実施の形態5を、実施の形態1〜4と異なる部分を中心に図を用いて説明する。
図12は、この発明に係る地図情報処理システム500(以下、システム500という)のシステム構成図である。
これまで説明した各実施の形態では、出力範囲の領域指定方法について限定はしなかった。
本実施の形態では、出力範囲を平行四辺形(主に矩形で説明する)とし、更に基準直線を出力範囲の一辺とする構成とする。
図13は、印刷時のシステム500の画面変遷と印刷イメージを示す図である。
まず、図13(a)に示すように、基準直線設定手段532によって基準直線506の始点を指定する。
次に、図13(b)に示すように、基準直線506の終点を指定する。ここで設定した基準直線506が、これから指定する出力範囲505の一辺にもなる。
ここで、基準直線506自体は、ドラッグによって移動するのではなく、あくまで最初に設定した位置にあるものとする。
図14は実施の形態5における仮想回転ルールを示す図である。XY座標軸上で基準直線506を表す関数をY=aX+bとするとき、aが正である場合、aが負である場合について、それぞれ基準直線506を印刷用紙上側に表示するか、下側に表示するかで、条件設定は4通りに分かれる。
また、実施の形態4の天地指定手段35とは若干異なるが、基準直線506の印刷時における用紙上での上下関係を設定できる天地指定手段を備えれば、自動的に基準直線506側が印刷用紙の上側、又は下側となるように出力範囲505を印刷できるので、容易に天地も指定できる。
その他の実施の形態で説明した機能についても本実施の形態と矛盾しない限り組み合せ得ることは言うまでもない。
以下、この発明の実施の形態6を、実施の形態1と異なる部分を中心に図を用いて説明する。
図15は、本実施の形態に係る地図情報処理システム600(以下、システム600という)のシステム構成図である。
図16(a)、(b)は、システム600における基準直線と出力範囲の指定状態を示す図である。
実施の形態5と同様に、基準直線606の指定が出力範囲605の境界線の指定を兼ねる場合の別形態を説明する。
このようにして指定した範囲が出力範囲605である。
この場合は、最初に指定する点P1と、2つ目に指定する点P2を結ぶ直線が基準直線606となり、出力範囲605の境界は、この2点を結ぶベジエ曲線となる。
この発明の実施の形態6に係る地図情報処理システム600及び地図情報処理方法によれば、地図上の出力範囲605を更に自由に設定できる。
以下、この発明の実施の形態7を、実施の形態1〜実施の形態6と異なる部分を中心に図を用いて説明する。
図17は、本実施の形態に係る地図情報処理システム700(以下、システム700という)のシステム構成図である。
図18は、システム700における基準直線706と出力範囲705の指定手順を示す図である。
本実施の形態では、地図上で直線状に描かれたオブジェクトを指定して当該オブジェクトを基準直線706として設定する。
まず、図18(a)に示すように、基準直線設定手段732を用いて、地図上の直線状のオブジェクトをマウスで指定する。
指定されたオブジェクトが太線で表示されて(図18(b))、当該オブジェクトが基準直線706であることが表示される。
次に、図18(c)に」示すように、出力範囲指定手段731を用いて、基準直線706で仕切られる領域の一方側に始点Q1を設定し、引き続き、他方の領域に終点Q2を設定する(図18(d))。
始点Q1から、基準直線706に平行な直線と垂直な直線を引き、終点Q2から、基準直線706に平行な直線と垂直な直線を引き、これら4辺で囲まれる部分が出力範囲705となる(図18(e))。
また、これまでの各実施の形態で説明した機能は、この実施の形態で説明した機能と矛盾しない限り組み合わせ使用できる。
以下、この発明の実施の形態8に係る地図情報処理システム及び地図情報処理方法を、図を用いて説明する。
図19(a)〜(d)は、本実施の形態に係る地図情報処理システムを用いて複数の出力範囲を指定し、印刷する過程を示す図である。
この実施の形態では、複数の出力範囲を纏めて1枚の用紙に印刷する。
この地図情報処理システムでは、実施の形態1〜実施の形態7で説明した方法によって、基準直線の設定及び出力範囲の指定を繰り返し実行し、最後にまとめて出力を実行する機能を地図表示手段及び地図印刷手段に備えている。
出力範囲の数が偶数の場合は、用紙を縦又は横に等分に分割する。
出力範囲の数が奇数の場合は、当該数に1を足して用紙の領域を分割すれば良い。
また、用紙にバランス良く複数の地図を印刷することができる。
以下、この発明の実施の形態9について、図を用いて説明する。
図20は、本発明に係る地図情報処理システムでの印刷プレビュー画面を示す図である。
これまで説明した他の実施の形態でもプレビュー画面について一部言及したが、プレビュー画面では、用紙の向きやプレビュー画面に表示した出力範囲の更なる回転操作を行うことができる。また、マウス操作によって、出力範囲の拡大縮小を行うことができる。
31,531,731 出力範囲指定手段、32,532,732 基準直線設定手段、
33,233,333,433,533 仮想回転手段、34 縦横判定手段、
35,735 天地指定手段、36 地図表示手段、38 地図印刷手段、
5,505,605,705 出力範囲、6,506,606,706 基準直線、
7 上マーク。
Claims (28)
- モニタに表示したXY軸を有する地図上に、閉じた一定の出力範囲を指定する出力範囲指定手段と、
前記地図上に任意の基準直線を設定する基準直線設定手段と、
前記基準直線と前記出力範囲の相対的位置関係を保持したまま、前記基準直線と前記出力範囲を、前記基準直線が前記X軸と平行となるように仮想回転させる仮想回転手段と、
前記仮想回転手段によって仮想回転させた前記出力範囲を、前記基準直線と出力媒体の任意の一辺とが平行になる位置関係で出力する地図出力手段とを備える地図情報処理システム。 - 前記仮想回転手段は、前記基準直線と前記出力範囲の位置関係及び、
前記基準直線のXY座標上での傾きの正負の判定から、前記出力範囲を前記出力媒体に出力するときの天地関係を自動判別する請求項1に記載の地図情報処理システム。 - 前記仮想回転手段は、前記出力範囲の長手方向を自動判別する請求項1又は請求項2に記載の地図情報処理システム。
- 前記仮想回転手段は、前記地図上にポイントされた天地識別マークも前記基準直線及び前記出力範囲と共に仮想回転させ、前記天地識別マークが上マークの場合は、前記上マークが前記基準直線より上側になるように仮想回転させ、前記天地識別マークが下マークの場合は、前記下マークが前記基準直線より下側になるように仮想回転させる請求項1に記載の地図情報処理システム。
- 前記基準直線は、連続して指定する最初の点と2番目の点を結ぶ直線であり、
前記出力範囲は、前記最初の点から連続して指定する3以上の点を順に直線又は曲線で結んだ範囲である請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の地図情報処理システム。 - 前記出力範囲は多角形で囲まれる範囲であり、
前記基準直線は前記多角形の一辺である請求項5に記載の地図情報処理システム。 - 前記出力範囲は四辺形で囲まれる範囲であり、
前記出力範囲指定手段は、前記基準直線設定手段が前記基準直線を設定した後に、前記基準直線をドラッグした軌跡によって前記出力範囲を指定する請求項1に記載の地図情報処理システム。 - 前記仮想回転手段は、前記基準直線のある側を上として前記出力範囲を仮想回転させる請求項7に記載の地図情報処理システム。
- 前記基準直線は、直線状の任意の地図オブジェクトであり、
前記出力範囲は、前記基準直線を挟んで存在する2点を対角線とし、前記出力範囲の長辺又は短辺が前記基準直線に平行な矩形である請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の地図情報処理システム。 - 前記地図出力手段は地図印刷手段であって、前記出力媒体は印刷装置の用紙である請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の地図情報処理システム。
- 前記地図出力手段は地図表示手段であって、前記出力媒体はモニタである請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の地図情報処理システム。
- 前記地図表示手段は、
前記用紙の向きの指定と、
印刷前における前記出力範囲のπ/2単位での回転の指定と、
前記出力範囲の拡大縮小の指定の内
少なくとも1以上を制御する請求項11に記載の地図情報処理システム。 - 前記地図表示手段は、複数の前記出力範囲を1枚の用紙に割り付ける請求項12に記載の地図情報処理システム。
- 前記地図表示手段は、複数の前記出力範囲のそれぞれの大きさを、各前記出力範囲が割り付けられた印刷領域の大きさに合わせて自動拡大、又は自動縮小する請求項12又は請求項13に記載の地図情報処理システム。
- モニタに表示したXY軸を有する地図上に、閉じた一定の出力範囲を指定し、
前記地図上に任意の基準直線を設定し、
前記基準直線と前記出力範囲の相対的位置関係を保持したまま、前記基準直線と前記出力範囲を、前記基準直線が前記X軸と平行となるように仮想回転させ、
仮想回転させた前記出力範囲を、前記基準直線と出力媒体の任意の一辺とが平行になる位置関係で出力する地図情報処理方法。 - 前記基準直線と前記出力範囲の位置関係及び、前記基準直線のXY座標上での傾きの正負を判定して前記出力範囲を前記出力媒体に出力するときの天地関係を自動判別する請求項15に記載の地図情報処理方法。
- 前記出力範囲の長手方向を自動判別する請求項15又は請求項16に記載の地図情報処理方法。
- 前記地図上にポイントされた天地識別マークも前記基準直線及び前記出力範囲と共に仮想回転させ、前記天地識別マークが上マークの場合は、前記上マークが前記基準直線より上側になるように仮想回転させ、前記天地識別マークが下マークの場合は、前記下マークが前記基準直線より下側になるように仮想回転させる請求項15に記載の地図情報処理方法。
- 連続して指定する最初の点と2番目の点を結ぶ直線を前記基準直線とし、
前記最初の点から連続して指定する3以上の点を順に直線又は曲線で結んだ範囲を前記出力範囲とする請求項15乃至請求項18のいずれか1項に記載の地図情報処理方法。 - 前記出力範囲は多角形で囲まれる範囲であり、
前記基準直線は前記多角形の一辺である請求項19に記載の地図情報処理方法。 - 前記出力範囲は四辺形で囲まれる範囲であり、
前記基準直線を設定して、前記基準直線をドラッグした軌跡によって前記出力範囲を指定する請求項15に記載の地図情報処理方法。 - 前記基準直線のある側を上として前記出力範囲を仮想回転させる請求項21に記載の地図情報処理方法。
- 前記基準直線として、直線状の任意の地図オブジェクトを選択し、
前記基準直線を挟んで存在する2点を前記出力範囲の対角線として指定し、
前記出力範囲の長辺又は短辺が、前記基準直線に平行となるよう、矩形の前記出力範囲を指定する請求項15乃至請求項18のいずれか1項に記載の地図情報処理方法。 - 前記出力媒体は、印刷装置の用紙である請求項15乃至請求項23のいずれか1項に記載の地図情報処理方法。
- 前記出力媒体は、モニタである請求項15乃至請求項23のいずれか1項に記載の地図情報処理方法。
- 前記用紙の向きの指定と、
印刷前における前記出力範囲のπ/2単位での回転の指定と、
前記出力範囲の拡大縮小の指定の内、
少なくとも1以上を制御してモニタにプレビューする請求項24に記載の地図情報処理方法。 - 複数の前記出力範囲を1枚の用紙に割り付けて出力する請求項26に記載の地図情報処理方法。
- 複数の前記出力範囲のそれぞれの大きさを、各前記出力範囲が割り付けられた印刷領域の大きさに合わせて自動拡大、又は自動縮小する請求項26又は請求項27に記載の地図情報処理方法。
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