JPH10222499A - 台割制作装置並びに台割制作プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

台割制作装置並びに台割制作プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH10222499A
JPH10222499A JP9027470A JP2747097A JPH10222499A JP H10222499 A JPH10222499 A JP H10222499A JP 9027470 A JP9027470 A JP 9027470A JP 2747097 A JP2747097 A JP 2747097A JP H10222499 A JPH10222499 A JP H10222499A
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data area
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JP9027470A
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English (en)
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Hitoshi Ono
仁 大野
Hiroyuki Kaji
広幸 梶
Hiroshi Yamamoto
宏 山本
Hitoshi Sasaki
仁 佐々木
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カタログ等を制作する際に紙面に最適なデータ
領域制作及びレイアウトができる台割制作装置並びに台
割制作プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供することを目的とするものである。 【解決手段】カタログやチラシ等の紙面を制作するに際
して、商品等に関する画像データ、文字データ等からな
る素材データを割り付けるためのデータ領域からなる台
割を制作するものであって、素材データ等を表示する表
示手段aと、素材データを割り付けるためのデータ領域
の範囲を設定するグリットを制作するグリット制作手段
bと、グリットに従ってデータ領域を設定する領域設定
手段cとを具備してなることを特徴とする台割制作装置
および台割を制作するプログラムを記録したコンピュー
タで読み取り可能な記憶媒体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの紙面に多数
の商品や店舗等を掲載するカタログやチラシ等の紙面を
制作するに際して、紙面に掲載される商品等の写真や文
章を割り付ける(配置)データ領域からなる台割を制作
する台割制作装置、並びにコンピュータに前記台割を制
作させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り
可能な媒体に関するものである。
【0002】さらに、写真や文章を割り付ける機能も有
した台割制作装置、並びにコンピュータにより写真や文
章を割り付けるプログラムを記録したコンピュータに読
み取り可能な媒体に関するものである。
【0003】
【従来の技術】近年、カタログ、雑誌等の書籍やチラシ
等を制作する際に、これらの紙面のレイアウト及びデザ
インをコンピュータを用いたディスプレイの画面上で行
う場合がある。前記画面上での紙面のレイアウト作業
は、例えば、以下のようなものであった。
【0004】まず、前記紙面に掲載される商品等の説明
(商品の性能や価格等を含めて以下にスペックと記載す
る場合が有る)や記事や写真等を文字データや画像デー
タとして予めコンピュータの記憶装置に入力する。次
に、コンピュータのディスプレイの画面上に台割を構成
する紙面領域を表示し、この紙面領域に複数の文字デー
タや画像データを掲載するために、前記紙面領域内を紙
面に掲載される商品に対応した複数のデータ領域に分割
する(構成台割の制作)。
【0005】そして、前記データ領域のそれぞれにおい
て、前記画像及び文字データの配置位置を決める(サム
ネイルの制作)。そして、前記記憶装置から呼び出した
画像データや文字データを決められた配置位置に割り付
けることによって、紙面のレイアウトが行われる。
【0006】また、紙面の制作は、単に前記画像データ
や文字データを前記紙面に割り付けてレイアウトを行う
だけでなく、画像データの写真を商品の外周に沿って切
り抜いた切り抜き写真とした場合に、そのバックに色を
付けたりするデザイン作業がある。そして、制作された
紙面をもとに、ハードコピーを出力したり、印刷用のフ
ィルムを制作し、印刷工程で印刷される(初校の制
作)。
【0007】このようなコンピュータによる作業やデザ
イン作業は、主にコンピュータのデスク・トップ・パブ
リッシング(DTP)機能を用いて行われるものであ
る。また、コンピュータで上記作業を行っているため
に、各工程の間のデータの受け渡しは全てデジタルデー
タにより行われることとなる。
【0008】なお、カタログやチラシ等に掲載されてい
る商品の販売量は、掲載商品のレイアウトに影響される
ために、紙面のレイアウトはデザイン性が高く複雑なも
のとなる傾向にある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、画像データや文字データの配置を考慮して割り付
ける紙面領域を分割するデータ領域を制作する作業は、
コンピュータを用いることにより省力化されたとはい
え、極めて手間のかかる作業であった。さらに、デザイ
ン性の高い紙面を制作するために必要となる台割は、コ
ンピュータでは制作しずらく手作業で台割を制作するこ
とが多く作業の効率を上げることができず、紙で制作さ
れた台割をコンピュータで用いられるデジタルデータ変
換することは困難であり、データを工程間の受け渡する
際の障害となっていた。
【0010】また、データ領域に画像データや文字デー
タを割り付ける作業も、個々に画像データや文字データ
をそれらの配置を考慮して割り付ける作業を行うもの、
コンピュータを用いることにより省力化されたとはい
え、極めて手間のかかる作業であった。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、カタログ等を制作する際に使用される台割の制作
作業、および素材データのレイアウト作業の簡略化を図
ることで、紙面に最適なデータ領域制作及びレイアウト
ができる台割制作装置並びに台割制作プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するこ
とを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
された台割制作装置は、カタログやチラシ等の紙面を制
作するに際して、商品等に関する画像データ、文字デー
タ等からなる素材データを割り付けるためのデータ領域
からなる台割を制作するものであって、前記素材データ
等を表示する表示手段aと、前記素材データを割り付け
るためのデータ領域の範囲を設定するグリットを制作す
るグリット制作手段bと、前記グリットに従って前記デ
ータ領域を設定する領域設定手段cとを具備してなるこ
とを前記課題の解決手段とした。
【0013】また、請求項2に記載された台割制作装置
は、カタログやチラシ等の紙面を制作するに際して、商
品等に関する画像データ、文字データ等からなる素材デ
ータを割り付けるためのデータ領域からなる台割を制作
するものであって、前記素材データ等を表示する表示手
段aと、前記領域設定手段cにより設定されたデータ領
域をデータベースとして記録する記憶手段dと、前記記
憶手段からデータ領域を選択する選択手段eとを具備し
てなることを前記課題の解決手段とした。
【0014】また、本発明の請求項3には、前記領域設
定手段cにより設定、あるいは前記選択手段eにより選
択されたデータ領域に、前記素材データを割り付ける割
り付け手段fを具備してなることを具備してなることを
前記課題の解決手段とした台割制作装置が記載されてい
る。
【0015】また、本発明の請求項4に記載されたコン
ピュータ読み取り可能な記憶媒体は、カタログやチラシ
等の紙面を制作するに際して、コンピュータによって画
像データや文字データ等からなる素材データを割り付け
るデータ領域からなる台割を制作するための制作制御プ
ログラムを記録した媒体であって、該制作制御プログラ
ムは前記素材データを割り付けるデータ領域の範囲を設
定するグリットを制作させ、前記素材データが割り付け
られる領域を前記グリットにより設定させることを特徴
とするプログラムを前記課題を解決するものとした。
【0016】また、本発明の請求項5に記載されたコン
ピュータ読み取り可能な記憶媒体は、カタログやチラシ
等の紙面を制作するに際して、コンピュータによって画
像データや文字データ等からなる素材データを割り付け
るデータ領域からなる台割を制作するための制作制御プ
ログラムを記録した媒体であって、設定されたデータ領
域をデータベースとして記録させ、前記データベースか
らデータ領域を選択させることを特徴とする前記課題を
解決するものとした。
【0017】また、本発明の請求項6には、設定された
データ領域、あるいは選択されたデータ領域に前記素材
データを割り付けさせることを特徴とする上記台割制作
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。図1および図2は、本発明の台割制作装置の概
略を説明するための機能ブロック図である。また、図3
ないし図12は、本発明の台割制作装置による台割制作
作業を説明するための後述するディスプレイ1の画面を
示す図面である。図13ないし図15は、本発明の台割
制作装置の流れを示すフローチャートである。
【0019】なお、本実施の形態で説明する本発明の台
割制作装置の一例は、一つの紙面に多数の商品の写真や
説明文が掲載されるカタログやチラシ等の台割を制作す
る機能と共に、制作した台割に画像データや文字データ
を割り付ける機能を有するものとする。
【0020】そして、前記台割制作装置は、まず、実際
に画像データや文字データを紙面領域に割り付けるため
に、前記紙面領域を多数に分割しデータ領域を制作する
ことにより台割を制作する。次いで、前記紙面領域にタ
イトルを挿入するための領域を設定すると共に、一つの
データ領域の中に割り付けられる商品の写真とスペック
の位置関係を決め、各データ領域内に写真を貼り付ける
領域(画像領域)とスペックを貼り付ける領域(文字領
域)を設定し(サムネイルの制作)、その後に、各デー
タ領域においてバックとなる色を割り付けたり、画像領
域や文字領域を区切る罫線を引いたり、各画像領域や文
字領域い実際の写真や文字のデータや、ダーミーのデー
タを割り付けたりする(ラフ、初校の制作)ものであ
る。
【0021】すなわち、本発明の台割制作装置は、今ま
で、手作業で行っていた複雑な台割の制作を簡単な指示
を与えるだけで容易に制作できると共に、制作した台割
データに文字データや画像データを割り付けラフを制作
することができ、該ラフを印刷用のフィルム等として出
力することにより、そのままのカタログの紙面の初校と
して利用することがでいきるようにしたものである。
【0022】図2に示すように、この実施の形態に示さ
れる台割制作装置は、紙面領域、データ領域、画像領
域、文字領域等を表示すると共に、実際の紙面と同様な
画像や文字や罫線や色を紙面領域内に表示するための表
示手段となるディスプレイ(CRT)1と、台割上の領
域を設定するためのグリットのパターンからなるグリッ
トパターンデータベース及びデータ領域のパターンから
なるデータ領域データベースと共に、割り付けられるべ
き文字データや商品等の画像データを記憶するための記
憶手段となるハードディスク等からなる記憶装置2と、
データ領域制作中やレイアウト作業中に文字や数値を入
力するための入力手段、及びデータ領域制作中やレイア
ウト作業中に台割制作装置に指示を与える指示手段とな
るキーボード3と、データ領域制作中やレイアウト作業
中に台割制作装置に指示を与えたり、ディスプレイ1上
のメニュー画面から台割制作装置に与える指示を選択し
たりする指示手段となるマウス4と、台割制作結果やレ
イアウト結果等をハードディスクするための出力手段と
なるプリンター5と、台割制作作業やレイアウト作業に
係わる演算・制御を行うCPUからなる演算制御装置6
とからなるものである。
【0023】前記ディスプレイ1、キーボード3、マウ
ス4、プリンター5等は、周知のワークステーション等
のコンピュータシステムで用いられるものである。ま
た、前記プリンター5には、印刷の原版となるフィルム
の出力装置等も含まれるものとする。
【0024】前記記憶装置2には、データ領域の範囲を
設定する際に使用される、紙面を分割しているグリット
のパターンがグリットパターンデータベースとして記憶
されている。さらに、前記グリット線により囲まれた範
囲により設定されたデータ領域がデータ領域パターンデ
ータベースとして記憶されいる。また、商品等の画像デ
ータや文字等の文字データも記憶されている。
【0025】また、グリットパターンデータベースにお
けるグリット9とは、グリット線8に囲まれ矩形状の領
域である。前記グリット線8は台割の紙面7の縦横に直
線状に設けられている。グリット線の太さ及び間隔は任
意であり、データ領域の設定状況により変化するもので
ある。
【0026】以下、台割制作作業及びレイアウト作業を
具体的に説明する。なお、台割制作作業及びレイアウト
作業とも一人の作業オペレータがおこなっても、数人の
作業オペレータが分担しておこなってもよいものでる。
なお、効率を上げるためには上記作業は、分割して行わ
れることが多くなっている。
【0027】(1)グリットの制作作業を詳しく説明す
る。まず、記憶装置2に記憶されている台割データのデ
ータベースから使用する台割用紙を選択し、ディスプレ
イ1に台割の紙面7を表示する。なお、台割データを記
憶装置2から読み出さず、台割をスキャナー(図示せ
ず)に読み込み記憶装置2に記憶させると共に、ディス
プレイ1に紙面7を表示させることもできる。
【0028】次いで、グリットを設定するための指示画
面(コマンド)をディスプレイ1に表示させる(図3参
照)。次いで、オペレータがグリットの間の距離、グリ
ットの太さ、ヘッダー、ブッター等のグリットを決定す
るための設定を行う。なお、通常、グリットを設定する
グリット線8は縦横とも直線状である。
【0029】次いで、設定したグリットが指示書と異な
る場合は、修正を行う。次いで、グリットを修正し終わ
った場合は、ディスプレイ1に表示させる(図4参照)
と共に、記憶装置2にグリットを記憶させる。また、図
3のように指示画面(コマンド)が一つ一つ指定するの
でなく、図5に示されるように一括した指示画面(コマ
ンド)を用いることもできる。
【0030】上述した方法により設定されたグリット9
は、台割用紙対応してグリットの大きさ、形状、また、
グリット線の太さ、間隔等の設定条件毎にパターン化
し、グリットパターンデータベースとして記憶装置2に
記憶する。データベースとして記憶装置2に記憶するこ
とにより、作業の開始時にグリットを制作する必要は無
くなり、作業効率を向上させるばかりでなく、間違った
グリットを制作することがなくなる等の効果を得ること
ができる。
【0031】もし、記憶装置2に記憶されたグリットと
制作したグリットが同一の場合は、新しく制作されたグ
リットに記憶装置2に記憶されたグリットを置き換える
と言う命令を演算制御装置6にしておくこともできる。
また、グリットは上記のようにグリット線だけでなく、
台割の紙面の任意の位置を原点として、グリット9を座
標により設定することもできる。
【0032】(2)データ領域の設定方法を詳しく説明
する。まず、記憶装置2から制作する台割に対応するデ
ータを選択し、ディスプレイ1に表示する(図4参
照)。ディスプレイ1に表示された紙面にはグリット9
が設けられている。
【0033】次いで、データ領域を設定するためのグリ
ットを、図6の斜線部のようにマウス4、キーボード3
により確定する。また、ディスプレイ1上で直接データ
領域の範囲を設定せずに、座標を用いて設定することも
できる。
【0034】次いで、データ領域の設定をおこなうため
の指示画面(コマンド)をディスプレイ1に表示する
(図7参照)。次いで、作業オペレータが指示書等に従
って、データ領域の設定、均等、分割、間隔設定、統合
等の指示を行う。この際、設定したデータ領域に文字デ
ータまたは画像データが割り付けられるかを示す用に印
を設定することができる。上述したデータ領域設定作業
により、データ領域が図8、図9に示されるように設定
される。データ領域が設定されることにより台割が設定
されたこととなる。
【0035】次いで、設定が終了した台割は記憶装置2
に記憶される。また、データ領域を設定したデータをパ
ターン毎に記憶しデータ領域データベースを制作し記憶
装置2に記憶することにより、次回、データ領域を設定
する際に使用することができ、データ領域作業の効率を
向上させることができる。
【0036】また、あるデータ領域に異なる色を設ける
場合の説明を行う。設定を行う場合は、まず、記憶装置
2から設定する台割データを選択しディスプレイ1に表
示する。次いで、データ領域を設定するための範囲のデ
ータ領域を、図10の斜線部のようにマウス4、キーボ
ード3により確定する。また、ディスプレイ1上で直接
データ領域の範囲を設定せずに、座標を用いて設定する
こともできる。
【0037】次いで、データ領域の設定をおこなうため
の指示画面(コマンド)をディスプレイ1に表示する
(図11参照)。次いで、作業オペレータが指示書等に
従って、色の設定をする。この色設定作業により、デー
タ領域が図12に示されるように設定される。
【0038】なお、上述した処理を行われた各データ領
域には、データ領域を示すデータがデータ領域毎に特有
の情報が設けられている。データ領域に設けられたデー
タは、データ領域に画像データや文字データを割り付け
る際に使用されるものである。
【0039】(3)レイアウト作業を説明する。まず、
上述した処理が行われたデータ領域が設定された台割デ
ータを記録している記憶装置2から、今回、画像データ
や文字データを割り付ける台割データを選択する。
【0040】次いで、記憶装置2から台割に貼り付ける
画像データや文字データを選択し、データ領域に割り付
ける。また、割り付ける際には、画像データの大きさや
文字データの色等の処理を行うこととなる。次いで、画
像データや文字データを割り付けた台割をプリンター5
により、ハードコピーやカラーカンプ等に出力すること
により構成等を行い、カラーカンプ等の校正が行われ、
認証が行われるまで再度上記処理工程及び校正を行い、
校正が行われなくなったことにより、本工程は終了す
る。
【0041】本発明の台割台割制作装置の作業の流れ
を、図13、図14及び図15に示されたフローチャー
トを用いて具体的に説明する。
【0042】ステップ101(S101)まず、指示書
等に従って本作業で台割を制作する用紙を選択し、ディ
スプレイ1に紙面7を表示する。 ステップ102(S102) 次いで、グリットを用いてデータ領域を設定することに
より台割を制作する。この台割制作作業は、具体的に説
明をする必要があるので、図14に示されたフローチャ
ートを用いて説明をする。
【0043】ステップ201(S201) まず、記憶装置2に記憶されているグリットパターンデ
ータベースからステップ101で選択された台割に対応
するグリットを選択し、図4に示されているようにディ
スプレイ1に表示する。なお、上記のようにグリットを
記憶装置2から選択せずに、図3や図5の指示画面(コ
マンド)を用いて、グリットを制作することもできる。
【0044】ステップ202(S202) 次いで、画像データや文字データを割り付けるデータ領
域を設定するための範囲を、マウス4やキーボード3に
より設定する(図6参照)。
【0045】ステップ203(S203) 次いで、データ領域の設定、均等、分割、間隔設定、統
合等の指示を図7に示されたような指示画面(コマン
ド)を用いて指示する。
【0046】ステップ204(S204) 次いで、データ領域が設定され制作された台割データの
面積配分の検査及び指示書等と対応させ、データ領域が
正しく設定されている場合はステップ5は本工程は終了
し、データ領域が正しく設定されていない場合はステッ
プ202に移行し、再度データ領域の設定を行う。
【0047】ステップ103(S103) 次いで、上記ステップで制作されたデータ領域に文字デ
ータやラフ画像データを割り付ける。前記ラフ画像デー
タとは、実画像の画像データを間引いたデータである。 ステップ104(S104) 次いで、文字データやラフ画像データをディスプレイ1
に表示またはプリンター6により出力し、指示書と同一
の構成をしているのかを検査する。指示書と同一の構成
をしている場合はステップ105に移行し、台割に修正
が必要な場合はステップ102に移行する。
【0048】ステップ105(S105) 次いで、実画像データとラフ画像データをすり替えて割
り付けし、文字データを割り付け、レイアウトを終了す
る。このレイアウト作業は、具体的に説明する必要があ
るので、図15に示されたフローチャートを用いて説明
する。
【0049】ステップ301(S301) まず、台割の各データ領域に割り付ける文字データ及び
実画像の画像データを選択する。 ステップ302(S302) 次いで、ラフ画像データと実画像データをすり替えると
共に、データ領域に割り付ける。また、データ領域に文
字データを割り付ける。
【0050】ステップ303(S303) 次いで、画像データや文字データを割り付けた紙面をデ
ィスプレイ1に表示あるいはプリンター5により出力
し、正しく両データが割り付けられたかを検査する。正
しくデータが割り付けられた場合は、この工程は終了と
してステップ106に移行し、間違ってデータが割り付
けられた場合は、ステップ301に移行し、再度画像デ
ータや文字データを割り付ける。
【0051】ステップ106(S106) 次いで、画像データや文字データが正しく割り付けられ
た紙面をプリンター5により、カラーカンプやハードコ
ピー等により出力することにより、本工程は終了する。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の台割制作
装置並びに台割制作プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体は、グリット線に囲まれるグリ
ットの範囲指定により、容易に画像データや文字データ
を割り付けるデータ領域を設定することができるので、
容易に台割をコンピュータ上で制作することができる。
【0053】また、常にコンピュータシステムのディス
プレイ上でシュミレーションとして見ながら台割を制作
することができるので、指示どおりの正しい台割の制作
および画像データや文字データの割り付けを行うことが
できる。
【0054】また、作業工程で使用、伝達される情報が
全てデジタルデータであるので、全ての工程にコンピュ
ータシステムを使用することができるので、台割制作作
業及びデータの割り付け作業の効率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の台割制作装置の概略を示すブロック図
である。
【図2】本発明の台割制作装置の概略を示す機能ブロッ
ク図である。
【図3】本発明の台割制作装置のグリット制作作業に用
いられる、グリット制作指示画面である。
【図4】グリットが設けられた台割の紙面の一例を示す
ディスプレイ表示画面である。
【図5】グリット制作の際に用いられる、一括指示画面
の一例を示すディスプレイ表示画面である。
【図6】データ領域が設定された際のグリットを示すデ
ィスプレイ表示画面である。
【図7】データ領域設定の際に用いられる、一括指示画
面の一例を示すディスプレイ表示画面である。
【図8】データ領域が設定された状態の台割の一例を示
すディスプレイ表示画面である。
【図9】データ領域が設定された状態の台割の一例を示
すディスプレイ表示画面である。
【図10】データ領域に色を付ける場合に、色を変換さ
せる設定された状態の台割の一例を示すディスプレイ表
示画面である。
【図11】データ領域に色を付ける際に使用される指示
画面の一例を示すディスプレイ表示画面である。
【図12】データ領域に色を付けた状態の台割の一例を
示すディスプレイ表示画面である。
【図13】台割を制作ると共に、台割にデータをレイア
ウトする処理工程の流れを示すフローチャートである。
【図14】台割制作作業の処理工程の流れを示すフロー
チャートである。
【図15】データ割り付け作業の処理工程の流れを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
a・・・表示手段 b・・・グリット制作手段 c・・・領域設定手段 d・・・記憶手段 e・・・選択手段 f・・・割り付け手段 1・・・ディスプレイ 2・・・記憶装置 3・・・キーボード 4・・・マウス 5・・・プリンター 6・・・演算制御装置 7・・・台割紙面 8・・・グリット線 9・・・グリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 仁 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カタログやチラシ等の紙面を制作するに際
    して、商品等に関する画像データ、文字データ等からな
    る素材データを割り付けるためのデータ領域からなる台
    割を制作する台割制作装置であって、 前記素材データ等を表示する表示手段と、 前記素材データを割り付けるためのデータ領域の範囲を
    設定するグリットを制作するグリット制作手段と、 前記グリットに従って前記データ領域を設定する領域設
    定手段と、を具備してなることを特徴とする台割制作装
    置。
  2. 【請求項2】カタログやチラシ等の紙面を制作するに際
    して、商品等に関する画像データ、文字データ等からな
    る素材データを割り付けるためのデータ領域からなる台
    割を制作する台割制作装置であって、 前記素材データ等を表示する表示手段と、 前記領域設定手段により設定されたデータ領域をデータ
    ベースとして記録する記憶手段と、 前記記憶手段からデータ領域を選択する選択手段と、を
    具備してなることを特徴とする台割制作装置。
  3. 【請求項3】前記領域設定手段により設定、あるいは前
    記選択手段により選択されたデータ領域に、前記素材デ
    ータを割り付ける割り付け手段を具備してなることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の台割制作装置。
  4. 【請求項4】カタログやチラシ等の紙面を制作するに際
    して、コンピュータによって画像データや文字データ等
    からなる素材データを割り付けるデータ領域からなる台
    割を制作するための制作制御プログラムを記録した媒体
    であって、 制作制御プログラムは前記素材データを割り付けるデー
    タ領域の範囲を設定するグリットを制作させ、前記素材
    データが割り付けられる領域を前記グリットにより設定
    させることを特徴とする台割制作プログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】カタログやチラシ等の紙面を制作するに際
    して、コンピュータによって画像データや文字データ等
    からなる素材データを割り付けるデータ領域からなる台
    割を制作するための制作制御プログラムを記録した媒体
    であって、 設定されたデータ領域をデータベースとして記録させ、
    前記データベースからデータ領域を選択させることを特
    徴とする台割制作プログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】設定されたデータ領域、あるいは選択され
    たデータ領域に前記素材データを割り付けさせることを
    特徴とする請求項4または請求項5記載の台割制作プロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
JP9027470A 1997-02-12 1997-02-12 台割制作装置並びに台割制作プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JPH10222499A (ja)

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