JP2012247922A - 入力装置、入力方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 文字入力操作の効率を改善できる入力装置、入力方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】 入力装置(204)は、文字情報を表示する表示手段(200)と、ユーザのキー操作に応答して前記文字情報を発生する第1の文字情報発生手段(201)と、本体の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段(202)と、前記姿勢変化検出手段(202)の検出結果に応答して前記文字情報を発生する第2の文字情報発生手段(203)とを備える。
【選択図】 図11

Description

本発明は、入力装置、入力方法及びプログラムに関し、たとえば、携帯電話機などの小型電子機器における英字や平仮名、カタカナなどの文字入力に用いられる入力装置、入力方法及びプログラムに関する。
一般的に携帯電話機などの小型電子機器で英字や平仮名、カタカナなどの文字入力を行うことは面倒であり、手間を否めない。とりわけ携帯電話機では、いわゆるテンキー(“0”から“9”までの数字キーと“*”と“#”の記号キーからなるもの)を用いて文字入力を行うため、意図した文字を入力するまで同じキーを何度も操作しなければならない。これは、テンキーの各々に複数の文字が割り当てられている・・・・たとえば、平仮名であれば「1」キーに「あ行」の各文字(“あ”〜“お”)が割り当てられている・・・・からであり、“お”を入力する際には「1」キーを5回も操作しなければならないからである。英字の場合も同様である。たとえば、「2」キーには“A”、“B”、“C”が割り当てられており、“C”を入力する際には「2」キーを3回操作しなければならないからである。
携帯電話機などの小型電子機器における文字入力操作の一例を具体的に説明する。
図12は、文字入力操作の一例を示す図である。この図において、入力エリア100(電子機器のモニタ画面に表示されるもの)にはカーソル101が表示されている。
今、平仮名の“お”を入力する場合を考える。ユーザが「1」キーを5回操作すると、この操作に応答してカーソル101の文字が“あ”→“い”→“う”→“え”→“お”と変化し、そして、ユーザが最後の入力文字(“お”)を確認して確定キーを操作すると、直前の入力文字(“お”)が確定されると同時に、カーソル101が次の文字入力位置(一般的に横書きの場合は右側)に移動する。以降、ユーザは同様にして文字入力操作を繰り返していけばよい。
この説明は、通常の横書き入力を示しており、意図した文字列を書き順に従って左から右へと1文字ずつ順番に入力する例を示しているが、しばしば、入力文字の手直しを行わなければならないことがある。
図13は、入力文字の手直し例を示す図である。たとえば、未確定の入力文字(“およう”)を(“おはよう”)に訂正(“お”と“よ”の間に“は”を追加)する場合、ユーザはカーソル101を1文字分左に移動する操作を行い、次いで、「6」キーを1回操作して“は”を入力する。この場合の“は”の入力位置は、カーソル1を左移動した直後なので、カーソル101の左側となり、結局、入力エリア100の文字列が(“およう”)から(“おはよう”)に訂正されることになる。
このように、小型電子機器における英字や平仮名またはカタカナ入力においては、1つのキーに複数の文字が割り当てられているため、目的とする文字を入力するまでに同じキーを何度も操作しなければならず、しかも、必要に応じてカーソルの移動操作も行わなければならないので、効率が悪く、手間が掛かって面倒であった。
このため、小型電子機器における文字入力の効率を改善できる技術が求められている。
この点に関し、下記の特許文献1には、専用の物理キー(リピートキー)を備えた技術が開示されている。この技術では、リピートキーが押下されると直前の文字の入力と、カーソルの1文字右への移動と、直前に入力した子音の先頭の文字の表示とを行うことができ、また、リピートキーの2回目以降の押下から直前に入力した子音の文字を順番に表示させることができる。
また、下記の特許文献2には、本体の姿勢変化を検出し、その姿勢に応じて、文字の入力モード(数字、英字、平仮名、カタカナ)を切り換える技術が記載されている。
また、下記の特許文献3には、本体を保持している手の親指が届く位置に文字確定用の物理キー(以下、確定キー)を設ける技術が記載されている。
また、下記の特許文献4には、カーソルの右移動に応答して直前の入力文字と同じキーに割り当てられている一群の文字(たとえば、「1」キーであれば“あいうえお”)を同一キーの文字入力候補として表示し、または、カーソルの左移動に応答して移動先に位置する入力文字と同じキーに割り当てられている同一キーの文字入力候補として表示する技術が記載されている。
また、下記の特許文献5には、本体を振ったときの加速度の累積値が所定の閾値を超えると、本体の動作態様を所定の動作態様に制御する技術が記載されており、所定の動作態様の例としては、セキュリティロックモードの解除、特定キーのロック解除、待機状態(モニタ表示オフ状態)の解除、壁紙の変更が例示されている。
特開2002−149314号公報 特開2004−355229号公報 特開2006−101104号公報 特開2006−197193号公報 特開2010−034904号公報
しかしながら、上記の特許文献1〜5に記載の技術は、以下の問題点を有している。
<特許文献1、3>
専用の物理キー(リピートキーや確定キー)を設けるという技術は、そもそも携帯電話機などの小型電子機器になじまない。スペース的な余裕がないという設計上の制約を受けるからである。
<特許文献2>
入力モード(数字、英字、平仮名、カタカナ)を切り換える技術に過ぎず、文字の入力操作や入力位置操作の効率改善に寄与しない。
<特許文献4>
一つのキーに割り当てられている複数の文字(たとえば、「1」キーであれば“あいうえお”)を入力候補として表示するものに過ぎず、文字の入力操作や入力位置操作の効率改善に寄与しない。
<特許文献5>
セキュリティロックモードの解除や、特定キーのロック解除、待機状態(モニタ表示オフ状態)の解除、または、壁紙の変更などの技術であり、そもそも文字入力の支援技術ではない。
このように、特許文献1〜5に記載の技術にあっては、共通して、文字の入力操作や入力位置操作の効率改善に寄与しないという解決すべき課題がある。
そこで、本発明の目的は、文字入力操作の効率を改善できる入力装置、入力方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の入力装置は、文字情報を表示する表示手段と、ユーザのキー操作に応答して前記文字情報を発生する第1の文字情報発生手段と、本体の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段と、前記姿勢変化検出手段の検出結果に応答して前記文字情報を発生する第2の文字情報発生手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の入力方法は、文字情報を表示手段に表示させる表示制御工程と、ユーザのキー操作に応答して前記文字情報を発生する第1の文字情報発生工程と、本体の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段からの検出信号を取り込む信号取り込み工程と、前記姿勢変化検出手段の検出結果に応答して前記文字情報を発生する第2の文字情報発生工程と、を含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、入力装置のコンピュータに、文字情報を表示部に表示させる表示制御手段、ユーザのキー操作に応答して前記文字情報を発生する第1の文字情報発生手段、本体の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段からの検出信号を取り込む信号取り込み手段、前記姿勢変化検出手段の検出結果に応答して前記文字情報を発生する第2の文字情報発生手段、としての機能を与えることを特徴とする。
本発明によれば、文字入力操作の効率を改善できる入力装置、入力方法及びプログラムを提供することができる。
携帯電話機1の外観図である。 操作キー群6のレイアウト例を示す図である。 携帯電話機1の構成図である。 姿勢検出の概念図である。 文字データテーブルの構造模式図である。 第1の実施形態の概念を示す図である。 第1の実施形態の動作フローを示す図である。 携帯電話機1の姿勢変化と携帯電話機1の動作態様との関連付けを示す図である。 第2の実施形態の動作フローを示す図である。 第2の実施形態における文字入力例を示す図である。 付記1の構成図である。 文字入力操作の一例を示す図である。 入力文字の手直し例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、携帯電話機への適用を例にして、図面を参照しながら説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、携帯電話機1の外観図である。図において、携帯電話機1は、特にそれに限定されないが、手持ちに適した厚みと大きさを有する縦長箱型形状の本体部2と、その本体部2の上部一短辺端にヒンジ機構3を介して連結された、本体部2と略同型状かつ薄厚の蓋部4とを備えた、いわゆる「折り畳み式」の筐体5を有している。なお、この「折り畳み式」は一例に過ぎない。非折り畳み式(スライド式やフリップ式など)であってもかまわない。
本体部2の一方面(蓋部4との対向面)には、多数の操作キー(ボタンともいうが、キーで統一する)からなる操作キー群6や、後述のマイク19aが収められた送話孔7が設けられ、また、蓋部4の一方面(本体部2との対向面)には、前面にタッチパネル8が貼り付けられた表示部9や、後述のスピーカ19bが収められた受話孔10が設けられている。
図2は、操作キー群6のレイアウト例を示す図である。この図において、操作キー群6は、オンフックキー11、オフフックキー12、クリアキー13、文字入力モード切り換えキー14、上下左右の移動キー15、及び、確定キー16を所定のレイアウトで配置するとともに、その下に、プッシュボタン式電話機と同じレイアウトのテンキー17を配置している。
テンキー17の配列は、3列×4行のマトリクス状であり、第1行目に左から順に「1」キー、「2」キー、「3」キーを配置し、第2行目に同「4」キー、「5」キー、「6」キーを配置し、第3行目に同「7」キー、「8」キー、「9」キーを配置し、第4行目に同「*」キー、「0」キー、「#」キーを配置している。これらのキーは、一般的に数字キーと呼ばれており、電話発呼時等の通常時には、各々のキートップに太字で表記した“0”〜“9”の数字、“*”または“#”の記号の入力に用いられる。
各々のキートップには、細字の平仮名とアルファベットが併記されている。これは、テンキー17を構成する各々のキーが数字入力の専用ではなく、文字の入力モードに応じて、英字(A、B、C・・・・Z)や平仮名(あ、い、う・・・・ん)の入力にも用いられる、いわゆる多機能キーであることを表している。
図3は、携帯電話機1の構成図である。携帯電話機1は、無線通信部18、音声処理部19、操作部20、姿勢変化検出部21、タッチパネル8付の表示部9、メモリI/F(インターフェース)22、メモリ23、外部I/F24、電源部25、及び、中央制御部26を備える。
無線通信部18は、中央制御部26からの制御により、アンテナ18aを介して最寄りの携帯電話基地局(図示略)との間で所定周波数帯域及び所定変調方式の無線によるデジタルデータの送受信を行う。このデジタルデータには、電話の着呼や発呼の情報および音声通話の情報が含まれるほか、電子メールの送受信情報や、各種インターネットコンテンツの閲覧情報ならびに所要のネットワークサービスのサービス情報などが含まれる。
音声処理部19は、中央制御部26からの制御により、マイク19aで拾った音声信号をデジタルデータに変換して中央制御部26に出力したり、中央制御部26から出力されたデジタルの音声信号をアナログ信号に変換してスピーカ19bから拡声したりする。
操作部20は、ユーザインターフェース用の入力手段であり、前出の図2に示す各種キー(オンフックキー11、オフフックキー12、クリアキー13、文字入力モード切り換えキー14、上下左右の移動キー15、確定キー16、及び、テンキー17)を含む操作キー群6を備え、ユーザによるキー操作に応答して、そのキーに対応した入力信号を発生して中央制御部26に出力する。
姿勢変化検出部21は、携帯電話機1の姿勢の変化を検出するための要素である。ここで、携帯電話機1の「姿勢」とは空間内における本体の向きのことをいい、この姿勢は、たとえば、公知の三軸加速度センサで検出することができる。
図4は、姿勢検出の概念図である。この図において、たとえば、三軸加速度センサ(姿勢変化検出部21)を表示部9の裏面中央付近に配置するとともに、その三軸加速度センサのY軸を表示部9の長手方向(上下方向)に設定し、X軸を表示部9の幅方向(左右方向)に設定し、且つ、Z軸を表示部9の表裏面貫通方向(画面の鉛直方向)に設定したとすると、携帯電話機1の姿勢の変化は、XYZ各軸の加速度の組み合わせで与えられる。この場合の姿勢の変化は、変化前と変化後の相対値であるが、絶対値で姿勢の変化を検出する場合は、たとえば、磁気センサを併用すればよい。地球の磁極を基準とした絶対的な姿勢の変化を検出できる。
ここで、携帯電話機1は通常、ユーザによって手持ち操作されるため、その姿勢の変化は様々であるが、ユーザによって意図的に行われる姿勢の変化は、たとえば、左または右への傾け(矢印27、28参照)や、手前または奥側への倒し(矢印29、30参照)などの類型的なもの(多くの人々が自然に行うであろう姿勢の変化)であるということができる。さらに、ユーザの意図によってはそれらの姿勢変化(傾けや倒し)に強弱が付けられることもある。なお、傾けや倒しを回転といいかえてもよい。以下、ユーザによって意図的に行われる姿勢の変化として、これらの類型(傾けや倒し及びそれらの強弱)を例にして説明するが、これは説明の便宜に過ぎない。したがって、これらの例示から技術思想の外延を把握してはならない。
なお、姿勢変化検出部21の実例は、三軸加速度センサに限らない。要は、携帯電話機1の姿勢の変化を検出できるものであればよく、たとえば、傾きセンサや角加速度センサあるいはそれらの組み合わせであってもよい。
表示部9は、液晶パネルなどの平面二次元表示デバイス(好ましくは多色表示が可能で高精細な表示画面を持つもの)からなり、中央制御部26から適宜に出力される任意の情報(前述及び後述の入力エリア100を含む情報)を可視化して画面上に表示する。特に限定しないが、表示部9はタッチパネル8付きのものである。このタッチパネル8は、たとえば、人体の一部(指先等)や静電ペンなどの接触を検知して、その検知信号を中央制御部26に出力する静電容量方式のものであってもよく、または、ペン先等の堅い物質の接触を検知して、同様にその検知信号を中央制御部26に出力する抵抗膜方式のものであってもよく、あるいは、その他の方式のものであってもよい。タッチパネル9は、ユーザインターフェース用の入力手段として機能するから、操作部20の一部を構成する。
メモリI/F22は、メモリ23の規格(SDカード等)に対応した汎用インターフェースであり、中央制御部26とメモリ23との間に位置して相互のデータのやりとりを仲介する。
メモリ23は、不揮発性且つ書き換え可能な情報記憶要素であり、たとえば、SDカード等のフラッシュメモリやシリコンディスクあるいはハードディスクなどを用いることができる。このメモリ23は、電話帳などの様々なユーザデータを記憶保存する。
外部I/F24は、パーソナルコンピュータなどの外部機器とのデータインターフェースである。外部機器は、この外部I/F24と中央制御部26とを介してメモリ23にアクセスすることが可能であり、メモリ23に記憶されている電話帳などのユーザデータを外部機器に取り出したり、あるいは、外部機器からメモリ23に書き戻したりすることができる。
電源部25は、一次電池または充電可能な二次電池からなるバッテリを含み、このバッテリの電力から携帯電話機1の動作に必要な各種電源電圧を発生して各部に供給する。
中央制御部26は、コンピュータまたはマイクロコンピュータ(以下、CPU)26a、読み出し専用半導体メモリ(以下、ROM)26bおよび高速半導体メモリ(以下、RAM)26cならびに不図示の周辺回路を含むプログラム制御方式の制御要素であり、あらかじめROM26bに格納されている制御プログラムなどの制御データをRAM26cにロードしてCPU26aで実行することにより、各種の処理を逐次に実行して、この携帯電話機1の全体動作を統括制御する。なお、ROM26bは、書き込み型の不揮発性半導体メモリ(PROMやEPROMなど)であってもよい。
次に、作用を説明する。
図5は、あらかじめROM26bに格納されている文字データテーブルの構造を模式的に示す図である。この図において、文字データテーブル31は、テンキー17を構成する各キー(「1」キー・・・・「0」キー、及び「*」キーと「#」キー)ごとのレコードを含み、各レコードは、少なくとも、レコード名フィールド31a、数字モードフィールド31b、英字モードフィールド31c、平仮名モードフィールド31d及びカタカナモードフィールド31eで構成されている。
レコード名フィールド31aには、各レコードを一意に識別するためのユニークなデータ(ここでは、1〜0、*、#とするが、一連番号等の単なる識別情報であってもよい)が格納されている。
数字モードフィールド31b、英字モードフィールド31c、平仮名モードフィールド31d及びカタカナモードフィールド31eには、それぞれの文字入力モードで用いられる文字データが格納されており、詳細には、数字モードフィールド31bには、数字入力モードの時に用いられる“1”〜“0”、“*”及び“#”の文字データが格納され、英字モードフィールド31cには、英字入力モードの時に用いられる“A”〜“Z”の文字データが格納され、平仮名モードフィールド31dには、平仮名入力モードの時に用いられる“あ”〜“ん”の文字データが格納され、カタカナモードフィールド31eには、カタカナ入力モードの時に用いられる“ア”〜“ン”の文字データが格納されている。これらの複数の文字からなる文字データのことを、テンキー17の各キーに対応した候補文字(または候補文字列)ということにする。たとえば、“ABC”は、英字モードにおける「2」キーの候補文字であり、“あいうえお”は、平仮名モードにおける「1」キーの候補文字であり、“アイウエオ”は、カタカナモードにおける「1」キーの候補文字である。
一般的に携帯電話機1が電話の待ち受け状態にあるとき、文字入力モードは電話番号の入力に対応した初期モード(数字モード)になっているが、メールの作成などの文章編集作業時には、自動的に「平仮名モード」に切り替わるようになっている。また、そのような文章編集作業時においては、数字や英字またはカタカナの入力も適宜に行うことができるように手動で文字モードを切り換えることができるようになっている。図2の文字入力モード切り換えキー14は、そのための手動切り換え要素である。
なお、図示の文字データテーブル31においては、大文字の英字データ(A、B、C・・・・)しか示していないが、この英字データには当然ながら小文字の英字データ(a、b、c・・・・)も含まれており、さらに、平仮名や片仮名の文字データについては“ばびぶ・・・・”や“バビブ・・・・”といった濁音、並びに、“ぱぴぷ・・・・”や“パピプ・・・・”といった半濁音の文字データも含まれている。また、英字モードにはいくつかの記号(“@”など)も含まれているが、ここでは図面の輻輳を避けるために省略している。
<第1の実施形態>
図6は、第1の実施形態の概念を示す図である。この第1の実施形態では、ユーザによってキー入力された第1の仮名文字の前に、携帯電話機1の姿勢変化によって第2の仮名文字を自動入力する場合を例示している。ここで、便宜上、第1の仮名文字は“く”、第2の仮名文字は“き”であるものとする。
ユーザは、まず、(必要であれば文字入力モード切り換えキー14を操作して仮名入力モードに切り換えてから)表示部9の文字入力エリア(以下、単に入力エリア100という)を見ながら、「2」キーを3回操作する。前出の図5に示されているように、「2」キーに対応するレコードの平仮名モードフィールド31dには“かきくけこ”の文字データ(候補文字列)が格納されているので、CPU26aは、この候補文字列の中から「2」キーの操作回数に対応した位置の文字を読み出し、入力エリア100のカーソル101の位置に表示する。すなわち、この場合の「2」キーの操作回数は3回であるから、候補文字列の先頭から3番目の文字(“く”)を読み出し、カーソル101の位置に表示する。
次いで、ユーザは、携帯電話機1を振るなどして携帯電話機1の姿勢を変化させる。このときの姿勢の変化は特に限定されない。前出の図4に例示されている姿勢の変化(傾けや倒し)のいずれであってもよい。
かかる姿勢の変化が姿勢変化検出部21で検出されると、CPU26aは、その検出に応答して、以下の処理を実行する。
すなわち、文字データテーブル31を参照し、直前の入力文字(ここでは、第1の仮名文字である“く”)を含む候補文字列(“かきくけこ”)を読み出し、その先頭の文字(“か”)をカーソル101の前に表示する。
次いで、ユーザは、携帯電話機1を振るなどして携帯電話機1の姿勢を再び変化させる。このときの姿勢の変化も特に限定されない。前出の図4に例示されている姿勢の変化(傾けや倒し)のいずれであってもよい。
再度の姿勢の変化が姿勢変化検出部21で検出されると、CPU26aは、その検出に応答して、先に文字データテーブル31から読み出しておいた候補文字列(“かきくけこ”)の先頭から2番目の文字(“き”)をカーソル101の前に表示する(つまり、“か”を“き”で上書きする)。
図7は、第1の実施形態の動作フローを示す図である。この図に示すように、CPU26aは、ROM26bにあらかじめ格納されている制御プログラムに従い、少なくとも「キー操作による文字入力処理」と「姿勢変化検出による文字入力処理」の二つの処理を同時並行または時分割的に実行する。
キー操作による文字入力処理は、まず、ステップS11でテンキー17のいずれのキーが操作されたかを判定し、ステップS12でその操作キー(図6の例では「2」キー)に対応した候補文字列(図6の例では“かきくけこ”)を文字データテーブル31から読み出し、次いで、ステップS13でキーの操作回数を判定し、ステップS14で候補文字列の中から操作回数(図6の例では3回)に対応した一つの文字(図6の例では“く”)を取り出してカーソルの前に表示した後、処理を終了するといった流れになっている。
また、姿勢変化検出による文字入力処理は、まず、ステップS21で携帯電話機1の姿勢変化を検出し、ステップS22でその姿勢変化が文字入力を意図して行われた所定の姿勢変化(たとえば、所定の強さの傾けや倒し)であるか否かを判定し、所定の変化でなければ(ステップS22の判定結果がNOであれば)、そのまま処理を終了する一方、所定の変化であれば(ステップS22の判定結果がYESであれば)、ステップS23で、直前に入力されていた文字(図6の例では“く”)を含む候補文字列(図6の例では“かきくけこ”)を文字データテーブル31から読み出し、次いで、ステップS24で姿勢変化の回数(図6の例では2回)を判定し、ステップS25で候補文字列の中から姿勢の変化回数に対応した一つの文字(図6の例では“き”)を取り出して、カーソルの前の文字を上書き(図6の例では“か”を“き”で上書き)した後、処理を終了するといった流れになっている。
以上のとおり、この第1の実施形態によれば、第1の仮名文字(たとえば、“く”)をキー入力した後、携帯電話機1を振るなどして携帯電話機1の姿勢を変化させることにより、第1の仮名文字の前に第2の仮名文字を自動入力、すなわち、第1の仮名文字を含む候補文字列の中から先頭の1文字(“か”)を取り出し、その文字(“か”)を第2の仮名文字として自動入力することができ、さらに、携帯電話機1の姿勢を再度変化させることにより、その第2の仮名文字を候補文字列の次の文字(“き”)で上書きすることができ、結局、キー入力と姿勢変化の操作と合わせて、“きく”という文字の入力を行うことができる。
かかる文字入力操作をキー操作のみで行う場合は、「2」キーを3回操作して“く”を入力し、次いで、移動キー15を操作してカーソルを移動した後、「2」キーを2回操作して“き”を入力する必要があるので、カーソルの移動操作と合わせて、都合、6回のキー操作が必要であったが、この第1の実施形態によれば、実質的なキー操作回数は第1の仮名文字(“く”)を入力するための3回だけでよいから、文字入力の効率改善を図ることができる。
<第2の実施形態>
上記の第1の実施形態は、文字入力の効率改善を図ることができるという利点が得られるものの、その実施の態様は特定のケース(第1の仮名文字の前に第2の仮名文字を入力する)を想定したものであり、汎用性の点で改善すべき課題がある。以下に説明する第2の実施形態は、この点に鑑みて汎用性を高めたものである。
この第2の実施形態では、携帯電話機1の姿勢変化と携帯電話機1の動作態様との関連付けを行っている点で、前記の第1の実施形態と相違する。
図8は、携帯電話機1の姿勢変化と携帯電話機1の動作態様との関連付けを示す図である。
まず、(a)に示すように、携帯電話機1を左または右に傾けた(矢印27、28参照)ときの姿勢変化を「文字入力位置」の操作に関連付ける。たとえば、携帯電話機1を左に傾けた(矢印27参照)ときの姿勢変化を文字入力位置左移動に関連付けるとともに、携帯電話機1を右に傾けた(矢印28参照)ときの姿勢変化を文字入力位置右移動に関連付ける。このような関連付けは、ユーザの直感的な操作意図に従うので望ましい。文字の入力位置を左に移動させたい場合、ユーザは携帯電話機1の姿勢を左に傾けるのが自然だからであり、文字の入力位置を右に移動させたい場合、ユーザは携帯電話機1の姿勢を右に傾けるのが自然だからである。
次に、(b)に示すように、携帯電話機1を手前または奥側に倒した(矢印29、30参照)ときの姿勢変化を「候補文字選択」に関連付ける。たとえば、携帯電話機1を手前に倒した(矢印29参照)ときの姿勢変化を候補文字の先頭側への選択に関連付けるとともに、携帯電話機1を奥側に倒した(矢印30参照)ときの姿勢変化を候補文字の後尾側への選択に関連付ける。このような関連付けも、ユーザの直感的な操作意図に従うので望ましい。
ここで、候補文字の「先頭側」への選択とは、たとえば、“かきくけこ”という候補文字の場合に、先頭の文字(“か”)に向かう方向に各文字を選択することをいい、また、候補文字の「後尾側」への選択とは、同“かきくけこ”という候補文字の場合に、後尾の文字(“こ”)に向かう方向に各文字を選択することをいう。このような候補文字の選択が「ユーザの直感的な操作意図に従う」という理由は、たとえば、“かきくけこ”という候補文字がブロックのように縦積みされているイメージを思い浮かべると理解しやすい。縦積み下段方向の文字を選択する場合、携帯電話機1を奥側に倒す姿勢変化を行うのが自然だからであり、また、縦積み上段方向の文字を選択する場合、携帯電話機1を手前に倒す姿勢変化を行うのが自然だからである。
次に、(c)に示すように、携帯電話機1の姿勢変化を「強く」行った(矢印32参照)ときの姿勢変化を入力文字の確定操作に関連付ける。このときの姿勢変化は特に限定されない。(a)のような傾ける姿勢変化であってもよいし、(b)のような倒す姿勢変化であってもよい。要は、所定以上の「強さ」で行われる姿勢変化であればよい。ここでは、説明の便宜上、左右又は前後方向への強い往復運動とする。
図9は、第2の実施形態の動作フローを示す図である。この図に示すように、CPU26aは、ROM26bにあらかじめ格納されている制御プログラムに従い、以下の処理を逐次に実行する。
まず、ステップS31で姿勢変化の種別を判定する。姿勢変化の種別とは、前出の図8に示されているもの、すなわち、(a)の左または右への傾け、(b)の手前または奥側への倒し、(c)の所定以上の強さの姿勢変化である。
姿勢変化の種別を判定すると、次に、その判定種別ごとの処理に分岐し、判定種別が左または右への傾けであれば、ステップS32で文字入力位置移動を行い、判定種別が手前または奥側への倒しであれば、ステップS33で候補文字を選択し、判定種別が所定以上の強さの姿勢変化であれば、ステップS34で入力文字の確定操作を行う。
図10は、第2の実施形態における文字入力例を示す図である。まず、前記の第1の実施形態と同じ文字(“きく”)を入力する例を説明する。
(a)に示すように、ユーザは「2」キーを3回操作して入力エリア100のカーソル101の位置に第1の仮名文字(“く”)を入力する。次いで、ユーザは携帯電話機1を左に傾ける。この姿勢変化(左への傾け)は、前出の図8に示したように文字入力位置移動で、且つ、その移動方向が「左」に関連付けられているため、入力エリア100のカーソル101の右側に位置していた文字入力位置(便宜的に下線のマーク102で示す)がカーソル101の左側に移動する。
同時に、文字データテーブル31から第1の仮名文字(“く”)を含む候補文字(“かきくけこ”)を読み出し、その候補文字の先頭の文字(“か”)をマーク102の位置に表示する。
次いで、ユーザは、携帯電話機1を奥側に倒す。この姿勢変化(奥側への倒し)は、前出の図8に示したように候補文字選択に関連付けられており、且つ、その倒し込み方向(奥側)が候補文字列の「後尾側への選択」に関連付けられているため、この姿勢変化(奥側への倒し)に応答して、候補文字(“かきくけこ”)の先頭から2番目の文字(“き”)が読み出され、この文字(“き”)で、入力エリア100に表示中の第2の仮名文字(“か”)が上書きされる。
したがって、第1の実施形態と同様に、実質的なキー操作回数を第1の仮名文字(“く”)を入力するための3回とすることができ、文字入力の効率改善を図ることができる。このようにして、前記の第1の実施形態と同じ文字(“きく”)を入力することができるので、ユーザは、必要に応じて入力文字の確定操作(図8の(c)の操作)などを行えばよい。
次に、第2の実施形態における他の文字入力例について説明する。図10(b)に示すように、たとえば、ユーザによって「2」キーが2回操作され、入力エリア100のカーソル101の位置に第1の仮名文字(“き”)が入力されているものとする。
この状態で、ユーザが携帯電話機1を右に傾ける操作を行ったとする。この姿勢変化(右への傾け)は、前出の図8に示したように文字入力位置移動で、且つ、その移動方向が「右」に関連付けられているため、文字入力位置(マーク102)がカーソル101の右側に移動しようとするが、マーク102はすでにカーソル101の右側に位置しているので、そのままの位置を維持する。
同時に、文字データテーブル31から第1の仮名文字(“き”)を含む候補文字(“かきくけこ”)が読み出され、その候補文字の先頭の文字(“か”)がマーク102の位置に表示される。
次いで、ユーザは、携帯電話機1を奥側に2回倒す。この姿勢変化(奥側への倒し)は、前出の図8に示したように候補文字選択に関連付けられており、且つ、その倒し込み方向(奥側)が候補文字列の「後尾側への選択」に関連付けられているため、この姿勢変化(奥側への倒し)の回数(2回)に応答して、候補文字(“かきくけこ”)の先頭から3番目の文字(“く”)が読み出され、この文字(“く”)で、入力エリア100に表示中の第2の仮名文字(“か”)が上書きされる。
このようにしても、第1の実施形態と同様の文字列(“きく”)を入力することができる。しかも、実質的なキー操作回数を第1の仮名文字(“き”)を入力するための2回として、文字入力の効率改善を図ることもできる。
加えて、この第2の実施形態によれば、第1の仮名文字をキー入力した後、携帯電話機1の姿勢を変化させるだけで、その第1の仮名文字の前後いずれにも第2の仮名文字を入力することができ、且つ、同様に携帯電話機1の姿勢を変化させるだけで、その第2の仮名文字を同一候補文字の中から選択した1文字で上書きできるので、前記の第1の実施形態のような特定のケースに限定されることなく、様々な文字入力のケースに柔軟に対応できる汎用性の高い技術を提供することができる。
なお、以上の実施形態では、携帯電話機1への適用を例示したが、これに限定されないことはもちろんである。1つのキーで数字や英字あるいは平仮名やカタカタを入力可能な多機能キーを備えたものであればよく、たとえば、タブレット形やノート型などのパーソナルコンピュータ、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、電子辞書、ゲーム機、電子図書端末、各種の業務用端末など様々な電子機器に適用することができる。また、テンキー17についても物理キーである必然性はない。表示部9に可視化して表示される、いわゆるグラフィックキーであってもよい。
また、以上の実施形態では、姿勢変化の例として「傾け」や「倒し」を示したが、これらはあくまでも一例に過ず、他の姿勢変化であってもかまわない。要は、直感的な操作になじむ姿勢変化であればよい。
また、姿勢変化の検出に応答して行われる候補文字の選択に際して、候補文字の末尾(または先頭)に達してしまった場合は、再び先頭(または末尾)に戻って選択を継続するようにしてもよいし、または、順番を逆にして末尾から先頭(または先頭から末尾)に遡るようにもよい。
また、姿勢は、傾けや倒しといった「角度」で表現できるものだけでなく、たとえば、回転であってもよい。この場合の姿勢は回転の方向、回転の量または回転の早さ若しくはそれらの組み合わせで表される。
また、姿勢変化の検出に応答して行われる本体動作の制御態様は、文字入力位置や候補文字選択のみならず、たとえば、入力された仮名文字を漢字に変換する制御態様であってもよく、あるいは、仮名文字をカタカナ(またはカタカナを仮名文字)に変換する制御態様であってもよい。
以下、本発明の特徴を付記する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
図11は、付記1の構成図である。
付記1は、
文字情報を表示する表示手段200と、
ユーザのキー操作に応答して前記文字情報を発生する第1の文字情報発生手段201と、
本体の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段202と、
前記姿勢変化検出手段202の検出結果に応答して前記文字情報を発生する第2の文字情報発生手段203と、
を備えたことを特徴とする入力装置204である。
(付記2)
付記2は、
さらに、第1の文字情報発生手段によって発生させられた文字情報を含む一群の候補文字を保持する記憶手段を備え、
前記第2の文字情報発生手段は、前記姿勢変化検出手段によって所定の姿勢変化が検出されたときに、前記記憶手段から前記一群の候補文字を読み出し、当該候補文字の中の一つの文字を前記文字情報とすることを特徴とする付記1に記載の入力装置である。
(付記3)
付記3は、
さらに、前記姿勢変化検出手段によって検出された姿勢変化を類型ごとに分類して判別する判別手段と、
前記類型ごとの姿勢変化と本体の動作態様とを関連付けする関連付け手段と、
前記姿勢変化検出手段によって姿勢変化が検出されたときに、その姿勢変化の類型に関連付けされた動作態様に基づいて、前記一つの文字の選択または前記一つの文字の表示位置の制御を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とする付記1または付記2に記載の入力装置である。
(付記4)
付記4は、
文字情報を表示手段に表示させる表示制御工程と、
ユーザのキー操作に応答して前記文字情報を発生する第1の文字情報発生工程と、
本体の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段からの検出信号を取り込む信号取り込み工程と、
前記姿勢変化検出手段の検出結果に応答して前記文字情報を発生する第2の文字情報発生工程と、
を含むことを特徴とする入力方法である。
(付記5)
付記5は、
入力装置のコンピュータに、
文字情報を表示部に表示させる表示制御手段、
ユーザのキー操作に応答して前記文字情報を発生する第1の文字情報発生手段、
本体の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段からの検出信号を取り込む信号取り込み手段、
前記姿勢変化検出手段の検出結果に応答して前記文字情報を発生する第2の文字情報発生手段、
としての機能を与えることを特徴とするプログラムである。
200 表示手段
201 第1の文字情報発生手段
202 姿勢変化検出手段
203 第2の文字情報発生手段
204 入力装置

Claims (5)

  1. 文字情報を表示する表示手段と、
    ユーザのキー操作に応答して前記文字情報を発生する第1の文字情報発生手段と、
    本体の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段と、
    前記姿勢変化検出手段の検出結果に応答して前記文字情報を発生する第2の文字情報発生手段と、
    を備えたことを特徴とする入力装置。
  2. さらに、第1の文字情報発生手段によって発生させられた文字情報を含む一群の候補文字を保持する記憶手段を備え、
    前記第2の文字情報発生手段は、前記姿勢変化検出手段によって所定の姿勢変化が検出されたときに、前記記憶手段から前記一群の候補文字を読み出し、当該候補文字の中の一つの文字を前記文字情報とすることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. さらに、前記姿勢変化検出手段によって検出された姿勢変化を類型ごとに分類して判別する判別手段と、
    前記類型ごとの姿勢変化と本体の動作態様とを関連付けする関連付け手段と、
    前記姿勢変化検出手段によって姿勢変化が検出されたときに、その姿勢変化の類型に関連付けされた動作態様に基づいて、前記一つの文字の選択または前記一つの文字の表示位置の制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入力装置。
  4. 文字情報を表示手段に表示させる表示制御工程と、
    ユーザのキー操作に応答して前記文字情報を発生する第1の文字情報発生工程と、
    本体の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段からの検出信号を取り込む信号取り込み工程と、
    前記姿勢変化検出手段の検出結果に応答して前記文字情報を発生する第2の文字情報発生工程と、
    を含むことを特徴とする入力方法。
  5. 入力装置のコンピュータに、
    文字情報を表示部に表示させる表示制御手段、
    ユーザのキー操作に応答して前記文字情報を発生する第1の文字情報発生手段、
    本体の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段からの検出信号を取り込む信号取り込み手段、
    前記姿勢変化検出手段の検出結果に応答して前記文字情報を発生する第2の文字情報発生手段、
    としての機能を与えることを特徴とするプログラム。
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