JP2012246217A - 帯状ガラスから作製されたガラスシートにおける応力偏差を低減する方法および装置 - Google Patents

帯状ガラスから作製されたガラスシートにおける応力偏差を低減する方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】歪みの制御に関し、特に、例えば、ダウンドロー法、オーバーフロー・ダウンドロー法(フュージョン法としても知られている)、アップドロー法等の鉛直牽引法によって生産されるガラスシートから裁断される小部分における歪みを制御する方法の提供。
【解決手段】鉛直牽引法において、ガラス成形装置41とガラスシート分離装置20との間に配置されたエッジ案内装置33は、上記ガラスシートがそこから切り離される帯状ガラス13の水平方向の動きを低減し、その結果、上記鉛直牽引法により作製されたガラスシートの頂縁と底縁との間の応力レベルの差を低減する。上記エッジ案内装置33はまた、上記鉛直牽引法により順次作製されたガラスシート間の応力レベルの偏差をも低減する。
【選択図】図5

Description

本発明は、液晶ディスプレー(LCD)等における基板として用いられるガラスシート等のガラスシートの製造に関する。特に本発明は、例えば上述のようなディスプレーの製造中に、小部分に裁断されたときにガラス基板が示す歪の量を低減する方法に関するものである。
ディスプレー装置は種々の用途に用いられている。例えば薄膜トランジスタ液晶ディスプレー(TFT−LCD)は、ほんの僅かだけ名前を挙げると、ノートパソコン、フラットパネル・デスクトップモニタ、LCDテレビ受像機、ならびにインターネットおよび通信用の装置に用いられている。
TFT−LCDパネルおよび有機発光ダイオード(OLED)パネルは、上記ガラスシート(ガラス基板)上に直接形成される。生産速度を高めかつコストを低減するために、一般的なパネル製造工程においては、単一基板または基板の小片上に多数のパネルを同時に作製している。このような工程における種々の時点において、基板は裁断線に沿って複数の部分に分割される。
このような裁断は、ガラス内部の応力分布、特にガラスが真空吸着により平坦にされたときに見られる面内応力分布を変化させる。特に裁断は、裁断されたエッジが無牽引状態にされるように裁断線において応力を解放する。このような応力解放は一般に、真空吸着により平坦にされた上記ガラスの小部分の形状を変化させる結果となり、この現象をディスプレー製造業者は「歪み」と呼んでいる。この形状変化の量は極めて小さいものであるが、現在のディスプレーに用いられている画素構造から見ると、裁断で生じる歪みは大き過ぎて、かなりの数の欠陥(不合格)ディスプレーを発生させる。したがって、歪みの問題はディスプレー製造業者にとって重要な関心事であり、裁断の結果として許容される歪みに関する仕様は2μm以下というような低い値となり得る。
本発明は、歪みの制御に関し、特に、例えば、ダウンドロー法、オーバーフロー・ダウンドロー法(フュージョン法としても知られている)、アップドロー法等の鉛直牽引法によって生産されるガラスシートから裁断される小部分における歪みを制御する方法に関するものである。
第1の態様によれば、本発明は、鉛直牽引法を用いてガラスシートを生産する方法を提供するものであって、その方法は、
(a)成形装置(41)を用いて帯状ガラス(13)を形成するステップであって、この帯状ガラス(13)は、それぞれ第1面および第2面を備えた、中央領域(51)と、両エッジ領域(53)、(55)とを有するものであるステップ、
(b)上記帯状ガラス(13)を幅方向に横切る分離線(47)を形成する分離装置(20)を用いて上記帯状ガラス(13)から複数枚のガラスシートを順次切り離すステップであって、上記分離装置(20)は上記成形装置(41)の下方に配置されるものであるステップ、および
(c)上記帯状ガラスの両エッジ領域のそれぞれの第1面側および第2面側の双方を、エッジ案内装置(33)を用いて一つの鉛直面内に案内するステップであって、上記エッジ案内装置(33)は上記分離装置(20)の上方に配置されているステップ、
を有してなる。
本発明のいくつかの実施の形態においては、上記ステップ(c)が、上記帯状ガラスの上記中央領域(51)の少なくとも一つの部分の水平方向の動きを低減し、上記部分は、上記成形装置(41)と上記分離装置(20)との間に位置する。これらの実施の形態によれば、上記部分におけるガラスの温度が、このガラスのガラス転移温度範囲内にあるようにすることができる。いかなる特定の動作理論にも縛られる意図はないが、この方法により、上記帯状ガラスから裁断される複数枚のガラスシート(11)の、少なくとも一つの部位、例えば上記ガラスシート(11)の少なくとも一方のエッジに沿った部位における応力レベルの偏差が低減される。
第2の態様によれば、本発明は、帯状ガラス(13)のエッジ領域(53)または(55)を一つの鉛直面内に案内する装置を提供するものであって、このエッジ案内装置は、
(a)レール(49)、
(b)鉛直方向に間隔をおいて支持体(63)、(67)に取り付けられた、それぞれガラス係合面(71)を備えた第1組のホイール(35)、および
(c)鉛直方向に間隔をおいて支持体(65)、(69)に取り付けられた、それぞれガラス係合面(71)を備えた第2組のホイール(35)を備え、
上記支持体(63)、(65)は、上記ホイール(35)が上記帯状ガラス(13)に接触するように移動せしめられるように、または上記帯状ガラス(13)との接触状態から解放されるように、上記レール(49)上に摺動可能に取り付けられている。
説明を容易にするために、本発明はガラスシートの製造用語をもって説明されかつ請求項が記載されている。本明細書および請求項全体を通じて、「ガラス」という語は、ガラスおよびガラスセラミック材料の双方を包含することを意図するものと理解すべきである。
また、「ガラスの温度」という語は、帯状ガラスの中心線における表面温度を意味する。このような温度は、パイロメータおよび/または接触型熱電対等の従来から知られている種々の技術を用いて測定することができる。
上述した本発明の種々の態様の概要に用いられている参照符号は、読者の便宜のためのみのものであって、本発明の範囲を限定することを意図したものでも、そのように解釈されるべきものでもない。もっと広く言えば、上述の概要説明および後述の詳細説明は本発明の単なる例示であって、本発明の性質および特徴を理解するための概観または骨組みの提供を意図したものである。
本発明のさらなる特徴および効果は、下記の詳細説明中に記載されており、その一部は、当業者であればその記載から直ちに明らかであり、あるいは、ここに記載された本発明の実施によって認識されるであろう。添付の図面は、本発明のさらなる理解のために備えられたものであって、本明細書に組み入れられ、かつ本明細書の一部を構成するものである。図面の縮尺は実物と比例しない。本明細書および図面に開示された本発明の種々の特徴は、いかなる組合せにおいても利用が可能なことを理解すべきである。
牽引法によって形成され、かつ個々のガラスシートがそこから裁断される帯状ガラスの概略図である。本図には、この帯状ガラスの中心線および中心領域に対する両エッジ領域の位置が示されている。 移動する帯状ガラスから複数枚のガラスシートが切り離される状態を示す図である。 移動する帯状ガラスから複数枚のガラスシートが切り離される状態を示す図である。 移動する帯状ガラスから複数枚のガラスシートが切り離される状態を示す図である。 図3Aおよび図3Bは、本発明に従って構成された案内装置の平面図である。図3Aは、開位置にある案内装置を示し、図3Bは閉位置にある案内装置を示す。 図4Aおよび図4Bは、本発明に従って構成された案内装置の正面図である。図4Aは、開位置にある案内装置を示し、図4Bは閉位置にある案内装置を示す。 ガラスシート形成ラインの一部として装備された、図3A、図3B、図4Aおよび図4Bの案内装置を示す。
図1は帯状ガラス(13)を示し、この帯状ガラスは、中央領域(51)(品質が問われる帯状ガラス部分)および両エッジ領域(53)、(55)(品質が問われない帯状ガラス部分すなわちビード部分)を含み、両エッジ領域は、これらの領域に一つまたは複数のエッジまたは牽引ローラが接触したために、一般に波型模様を呈している。また本図には、帯状ガラスから個々のガラスシート(11)が切り離される中心線(57)および分離線(47)が示されている。
図2A,2Bおよび2Cは、本発明に従って用いられて、帯状ガラス(13)から個々のガラスシート(11)を切り離すことができる適当な分離装置(20)を示す。この装置は、その内容が引例として本明細書に組み入れられる、米国特許第6,616,025号明細書に開示された形式のものである。必要に応じて、異なる構成および機能を有する他の機器を本発明の実施に用いることができることは勿論である。
図2A,2Bおよび2Cのそれぞれにおいて、参照符号(41)は、例えば、LCDガラスを生産するためのオーバーフロー・ダウンドロー式成形装置のような、帯状ガラス(13)を生成させる成形装置である。この形式の成形装置は当業者に知られているので、その詳細については本発明の説明を曖昧にしないために省略する。他の形式の成形装置(例えばスロット・ドロー式装置)も、勿論本発明に関連して用いることができる。このような装置も、オーバーフロー・システムと同様に、ガラス製造において通常の技能を備えた熟練工の行動範囲内である。
図2A,2Bおよび2Cにおける参照符号(43)は、切り離されたシートを製造工程の次の段階、例えばエッジ仕上げステーション、検査ステーション等に移動させるためのシート・グリッパ(45)を備えたシート搬送システムを表す。この形式の装置も当業者に知られているので、その詳細については、やはり本発明の説明を曖昧にしないために省略する。図示の装置以外の装置も、本発明の実施に用いることができることは勿論である。
図2Aは、帯状ガラス(13)の先端縁が罫書き機構(21)を通過して、シート切離し機構(15)に進入する時点における全体のシステムを示す。罫書き機構(21)は、アンビル(23)、罫引き具(25)、および罫引き具搬送機(27)を備えることができる。もし必要であれば、例えばレーザーを利用するシステムのような他の形式の罫書きシステムを用いることも可能であるが、従来のような、罫書き具とアンビルの双方が可動型の罫書き装置とすることができる。
シート切離し機構(15)は、例えばガラスシート(11)の幅および長さよりも短い寸法を有する四角形の四隅に配置された4個のガラス係合部材(19)のようなシート係合部材を担持したフレーム(17)を備えることができる。これらガラス係合部材(19)は、もし必要であれば、例えばクランプのようなガラスシート係合装置を用いることもできるが、例えば柔らかい真空吸盤とすることができる。必要に応じて、4個よりも多くのまたは少ないガラス係合部材を用いることができる。
シート切離し機構(15)は、連結装置(31)を介してフレーム(17)に連結された搬送具(29)を備えることができる。搬送具(29)は、フレームおよび連結装置に直線運動および回転運動を付与するための産業用ロボットおよび/または固定式自動機とすることができる。分離線(47)におけるガラスシートの帯状ガラスからの切離しが行なわれると直ちに、連結機構(31)は、フレーム(17)および取り付けられたガラスシートの搬送具に対する管理された「下降」を許容することが好ましい。
図2Bは、帯状ガラス(13)における罫引き具(25)による分離線(47)の形成を示す。本図にはまた、ガラス係合部材(19)がガラスシートに係合した状態が示されている。この係合は、ガラスシートが罫書かれる以前であっても以後であってもよい。上記係合は、例えば柔らかい真空吸盤のような、ガラスシートに不適当な動きを生じさせない十分に柔らかいガラス係合部材の使用と組み合わせた、ガラスシートに対するガラス係合部材の確実な位置決めによって達成することができる。
もし上記係合が罫書き後に行なわれる場合には、この係合は、ガラスシートが時期尚早に帯状ガラスから切離されるおそれのある分離線回りの曲げ運動が生じないようにしなければならない。すなわち、上記係合は、ガラスの平面を保ちながら行なわれる必要がある。係合時における曲げ運動の低減は、最上位のガラス係合部材と罫書き線との間隔を調整することによって達成することができる。
シート切離し機構(15)が罫書き以前にガラスに係合するかまたは以後に係合するかに拘わらず、このシート切離し機構は、帯状ガラスからガラスシートを切離す曲げモーメントが加えられる以前にガラスに接触する必要がある。ガラスの平らな面が保たれている限り、帯状ガラス(13)はたとえ罫書き時であっても、かなりの重量を支えることができる。ガラスシートは、ガラス内に張力/圧力勾配を生成させる曲げモーメントによって、分離線が開きかつガラスが折り割られたときにのみその強度を失う。
図2Cは、曲げモーメントの印加状態を示す。本図に示されているように、この曲げモーメントは、それの周りで回転が生じる支点としてのアンビル(23)を用いて、ガラスシートの第1面側(罫書かれていない面側)の周りに加えられるのが好ましい。好ましい実施の形態においては、連結装置(31)が、切り離されたガラスシートの後縁を、連続的に移動している帯状ガラス(13)の前縁から離れるように直ちに移動させる。このようにすると、エッジの損傷を最少限にすることができる。
実際問題として、帯状ガラス(13)が成形装置(41)から離れて分離装置(20)に向かって移動する際には、ガラスが屈曲して鉛直移動状態を維持することができない傾向があることが判明している。帯状ガラスの長さが増すにつれて、ガラスを鉛直面に引き戻すのに十分な重量となる。シート切離し機構の下端のレベルにおいて約50mm台以上となり得るこの動きは、帯状ガラスの形状を長さ方向に沿って一時的に変える原因となる。特に、この動きは、ガラスのガラス転移温度範囲(GTTR)を通過する帯状ガラスの部分の形状変化の原因となり得る。
さらに、ロボットがガラスシート(11)を帯状ガラス(13)から切り離すときに、帯状ガラスが変位し、この変位が変位波の形態で帯状ガラス(13)内を進行する傾向があることも判明している。この波は最終的にガラスのGTTRを通過する帯状ガラスの部分に達し、GTTRにおける帯状ガラスの形状変化の原因となる。
フュージョン式またはその他の形式のガラス製造工程においては、帯状ガラスが冷えるにつれて、帯状になっているガラスは、物理的形状のみでなく分子レベルにおいても複雑な構造変化に曝される。例えばフュージョン法で用いられるアイソパイプの底縁における厚さ約50mmの柔軟な液状体から厚さ約0.5mmの硬いガラスシートへの変化は、それが成形装置から分離装置まで移動するときの帯状ガラスの冷却を注意深く管理することによって達成される。
冷却過程の重要な部分は、ガラスがGTTRを通過するときに生じる。特に、上記GTTRは、GTTR内およびGTTRの上下の双方におけるガラスの振舞いの故に、歪に関して重要な役割を演じる。GTTRの上方にある高い温度においては、ガラスが基本的に液体のように振る舞い、加えられる応力に対するその応答が歪み速度であり、かついかなる弾性応答も本質的に検出不可能である。GTTRの下方にある低い温度においては、ガラスが固体のように振る舞い、応力に対するその応答が有限歪みであり、かついかなる粘性応答も本質的に検出不可能である。
ガラスが高温から冷えてGTTRを通過するときには、液体状から固体状への急激な転移は示さない。その代わりに、ガラスの粘度が徐々に増大し、粘性応答および弾性応答の双方が目立つ粘弾性状態を通過し、最終的に固体のように振る舞う。ガラスがこの過程を通過するにつれて、ガラス内の応力の大きさに影響を与え得る永久的な形状を採ることができ、したがって、ガラスが例えばLCDディスプレーの製造において小部分に裁断されるときに大きな歪みが現れる。
帯状ガラスが成長するのにつれてその重量が増加することから生じる、あるいは、帯状ガラスからガラスシートが切り離されることによって発生する変位波から生じる帯状ガラスの形状の変化は、GTTRにおける帯状ガラスの形状の変化、したがって帯状ガラスから裁断されるガラスシートの応力レベルの変化を凍結状態にすることが判明している。特に、この形状変化(または、等価的に帯状ガラスの部分の上記鉛直面の外方への移動)はシート形成サイクル中に発生するので、ガラスシートの頂部と底部とが異なる形状を、したがって、異なる応力値およびこれら応力値における異なる偏差を有する結果となる。エッジ間の応力値におけるこれらの偏差は、ガラスシートが小部分に裁断されるときに歪みの値に影響を与える。
LCDディスプレーとしてのこのような製品の製造に採用されるガラスシートの長さが増大しているので(例えば約950mmを超える長さにまで)、成形装置の下方の帯状ガラスが面外に移動する機会が増大している。より薄いガラスシートもシートの動きが増大することを示し、例えば、厚さが0.5mmというような0.7mm未満の厚さを有するガラスシートは、より大きい面外移動を示す。形状変化が大きくなると、帯状ガラスから裁断されたガラスシートの応力レベルおよび応力レベルの偏差が一般に増大する。したがって、ガラス内の応力の偏差を効果的に低減するためには、形状の偏差を制御する必要がある。
本発明者等は、シート切離しサイクル中のGTTRにおける帯状ガラスの形状偏差は、少なくとも重要な部分において、GTTRと分離線との間の部位における、すなわちGTTRの下方における帯状ガラスの動きに左右されることを発見した。この動きは帯状ガラスの上方へ転送され、GTTRにあるガラス内に固定される。
本発明は、上記GTTRにおける帯状ガラスの動きの量を低減するために、分離線の上方の帯状ガラスの動きに対する機械的な制限手段を、そして一つの実施の形態においては、罫書き機構(21)を妨害しない限りできるだけ分離線の近くにエッジ案内装置(33)を備えている。この領域においては、帯状ガラスが鉛直面から最も大きく逸脱する傾向を有する。上記制限手段は、個々のガラスシートの成長および分離に亘って帯状ガラスを実質的に鉛直面または他の選択された方位に保持するのを助ける。この制限動作は、ガラスシートが裁断されて帯状ガラスからから切り離される以前のガラスシートの水平の動きを低減し、これは換言すると、分離装置のさらに上方の部位の、GTTRにおけるにおける帯状ガラスの水平の動きを含む帯状ガラスの水平の動きを低減する。このようにして、低減された応力偏差レベルを有するガラスシートが得られる。特に、多数のサンプルの応力がより一貫性を有することになり、上縁における応力が下縁における応力により近似することになる。
上記エッジ案内装置(33)は、成形装置(41)の下方でかつ罫書き線(47)の上方であれば何処へ配置してもよい。エッジ案内装置(33)は、罫書き具(25)および罫書き具搬送機(27)を含む他の機構の物理的限定内で罫書き線(47)の可能な限り近くの上方に効果的に配置される。
例えば、上記分離線の上方における帯状ガラスの水平の動きを制限されて製造された50枚の連続したガラスシートからなる母集団は、このような制限はないが同じ条件下で製造された50枚の連続したガラスシートからなる母集団と比較して、少なくとも1箇所における応力値において低い標準偏差を有する。応力値の標準偏差の約40%の低減が観測された。
従来から知られているように、応力レベルは、複屈折技法を用いてガラスシート上の1箇所または複数箇所において測定することができる。このような測定は一般に、平坦な平面に対しガラスシートが真空吸着された状態で行なわれる。測定は、ガラスシートの二次元表面全体に亘って割り当てられた複数部位において、または、単に限られた数の部位、例えばシートの一つまたは複数のエッジに沿った部位において、および/またはガラスシート上の予め設定された基準部位、例えばガラスシートが小片に分割される線の近傍の部位において行なうことができる。
ガラスの品質を劣化させないようにするために、本発明による帯状ガラスの動きの制限は、帯状ガラスのエッジ領域、すなわち品質を問われない領域に沿って施されることに限定される。すなわち本発明は、品質を問われる領域には接触することなしに帯状ガラスを安定化することに限定される。また、好ましい実施の形態においては、帯状ガラスに制限を施すのに用いられる装置は、既存の分離装置の上方に容易に組み込むことができる構成を有する。
図3および図4は、本発明のエッジ案内装置に採用可能な代表的な装置を示し、図5は、この装置と、代表的な成形装置(41)、罫書き機構(21)およびシート切離し機構(15)との組合せを示す。これらの図に見られるように、この装置は、帯状ガラス(13)の、品質を問われない両エッジ領域(53)および(55)の前面および後面(第1および第2面)上に配置することが可能な複数の案内ホイールにより鉛直面を形成するものである。
特に、図3Aおよび図3Bはエッジ案内装置の平面図、図4Aおよび図4Bは正面図である。図3Aおよび図4Aは、開いた非案内状態の構成を示し、図3Bおよび図4Bはエッジ案内状態の構成を示す。これら二つの構成間の転換は、手動のネジ送り、電動モータまたは圧縮空気駆動等の一般的な動力源を用いて行なうことができる。
これらの図に示されているように、この装置は、アーム(63)および(65)が摺動可能に連結されている本体またはレール(49)を備えることができる。アーム(63)および(65)は、複数のホイール(35)を支持するレール(67)および(69)にそれぞれ連結され、複数のホイール(35)のガラス係合面(71)は、実質的に鉛直な面内に上下に整列している。図4および図5には二対のホイールが示されているが、本発明の実施には、必要に応じてより多数対のホイールを用いることができる。
これらのホイールは、適当な直径を有していればよい。例えば、これらのホイールの直径は、約1インチ(2.54cm)と10インチ(25.4cm)の間、または約2インチ(5.08cmm)から約6インチ(15.24cm)まで、または約3インチ(7.62cm)から約4インチ(10.16cm)までとすることができる。各支持レール(67)および(69)上において、ホイールは、新品のときには互いに接触することなしに可能な限り接近するように取り付けることができる。ホイールは使用につれて磨耗するので、ホイール間の間隔が増大する。新品のときには隣接するホイール間の空隙が約1インチ(2.54cm)であるのが効果的であるが、この空隙はさらに広がってくる。2個の隣接するホイール(35)は、それら間に別のホイール(35)が上述した最小空隙を隔てて取り付けられる程には離れてはならない。
上記ホイールの幅は適当な幅でよい。例えば、ホイールの幅は約1/4インチ(0.64cm)から約4インチ(10.16cm)まで、または約1/2インチ(1.27cm)から約3インチ(7.62cm)まで、または約3/4インチ(1.91cm)から約2インチ(5.08cm)までとすることができる。
上記エッジ案内装置が分離装置(20)の上方に存在するために、この時点におけるガラスの温度は比較的高い。このことは、この装置の構造には、現在知られている、またはすでに発見されている適当な耐熱性材料が必要である。ホイール(35)は、余分な熱が発生するのを防止するために必ずしも駆動されることを要しないが、帯状ガラスのエッジ領域に接触することによって簡単に回転運動を得ることができる。しかしながら、必要に応じて被駆動ホイールを用いることができる。
本発明の別の実施の形態においては、レール(67)および(69)が、ボールジョイント等の手段を介してアーム(63)および(65)に回動可能に取り付けられている。これは、エッジ案内装置のホイールに対して少なくとも3段階の動きを与え、かつエッジ案内装置が、帯状ガラス(13)の両エッジを純粋に鉛直方向に保つこと以外に、帯状ガラス(13)に対して水平張力を与えることを可能にする。
実際に、図3および図4に示された形式の2個の案内装置は、その一方がエッジ領域(53)を、他方がエッジ領域(55)を案内するのに用いられる(図1参照)。各案内装置は、分割線まで延びるガラスの鉛直面に一致させるために水平面内で調整される。これらの装置は個別に調整されるように構成されていることが好ましい。これによって、これらの装置は、帯状ガラスの両エッジが同一鉛直面内に存在しない場合であっても使用することができる。
この装置のガラス係合面は、ガラスに対するこれらの係合面の距離を個別に調整することが可能なように、独立的に移動せしめられることができる。一つの実施の形態において、ホイールは帯状ガラスに対して至近距離まで、例えば帯状ガラスの1/8インチ(0.31cm)以内まで接近させることができる。別の実施の形態においては、ガラス係合面(71)が帯状ガラス(13)の面上にあり、あるいは帯状ガラス(13)を押圧するように調整される。
一つの方法において、帯状ガラスの一方の側にある一組のホイールが、帯状ガラスに対して極めて接近した、あるいは接触した所望の位置に調整される。次に、帯状ガラスの他方の側にある一組のホイールが、図4Bおよび図5に示されているように、帯状ガラスの一方の側にあるホイールのガラス係合面が帯状ガラスの他方の側にあるホイールのガラス係合面と対向する態様で、帯状ガラスに対して極めて接近した、あるいは接触した所望の位置に調整される。
上記帯状ガラスは、一般にこの帯状ガラスの底部が帯状ガラスの頂部の真下に位置していないようにカールしているのみでなく、帯状ガラスがその幅に亘って多くの形を採り得る。多くの場合のように、帯状ガラスの断面が一直線をなしておらず、平面図で見たときにエッジ領域(53)および(55)が同一直線に沿ってなく、かつ互いに平行でもないことがある。ホイール(35)が回転せしめられ、かつホイール(35)のガラス係合面(71)が、エッジ領域(53)および(55)における帯状ガラスとほぼ平行になるように整列せしめられた場合には、素晴らしい結果が得られることを本発明者等は発見した。この整列状態は、例えばホイール(35)を上述のように帯状ガラスに対して極めて接近させ、あるいは接触させるのに先立って行なうことができる。
上記案内装置は、このエッジ案内装置のホイール(35)が帯状ガラスに水平張力を与えたり引き伸ばしたりするように位置決めされる。これは、レール(67)および(69)を、(レール内の)中心に配置されたボールジョイントの周りで、エッジ案内装置の頂部ホイールがエッジ案内装置の底部ホイールよりも帯状ガラスの中心線(57)に近くなるように回動することによって達成することができる。
以上、本発明の特定の実施の形態について説明しかつ図示もしたが、本発明の精神および範囲から離れることなしに種々の変形が可能なことを理解すべきである。
例えば、本発明は、ディスプレーまたは薄いガラスシートが有益な他の用途に用いられるいかなる形式のガラスの製造に利用することができる。代表的な例として、コーニング社の1737番またはEacle XG番のガラス、または他の製造業者によって生産されたディスプレー用ガラスがある。
本発明の範囲および精神から離れることなしに、種々の変形および変更が可能なことは、当業者には明らかであろう。下記の請求項は、ここに説明された実施の形態のみでなく、このような変形、変更および均等物をカバーすることを意図するものである。
11 ガラスシート
13 帯状ガラス
15 シート切離し機構
17 フレーム
19 シート係合部材
20 分離装置
21 罫書き機構
23 アンビル
25 罫書き具
31 連結装置
33 エッジ案内装置
35 ホイール
41 成形装置
43 シート搬送システム
45 シートグリッパ
47 分離線
49,67,69 レール
51 帯状ガラスの中央領域
53,55 帯状ガラスのエッジ領域
57 帯状ガラスの中心線
63,65 アーム
71 ホイールのガラス係合面

Claims (6)

  1. 鉛直牽引法によるガラスシートの作製方法であって、
    (a)分離装置を用いて帯状ガラスから複数のガラスシートを順次切り離すステップ、および
    (b)前記帯状ガラスの両エッジ領域のそれぞれの第1面側および第2面側の双方を、エッジ案内装置を用いて案内するステップであって、該エッジ案内装置が前記分離装置の上方に配置されているステップ、
    を有してなり、
    前記エッジ案内装置が、少なくとも第1対、第2対、第3対および第4対の対向ホイールを備え、前記第1および第2対の対向ホイールが前記帯状ガラスの一方のエッジ領域を案内し、かつ前記第3および第4対の対向ホイールが前記帯状ガラスの他方のエッジ領域を案内し、
    各ホイールのガラス係合面が前記帯状ガラスに接触せしめられ、
    各ホイールの前記ガラス係合面は、前記帯状ガラスがほぼ平坦な面になるように角度付けされることを特徴とするガラスシートの作製方法。
  2. 前記帯状ガラスが成形装置を用いて形成され、かつ前記エッジ案内装置が前記成形装置と前記分離装置との間に配置されていることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記エッジ案内装置が、該エッジ案内装置と前記成形装置との間に位置する前記帯状ガラスの領域における該帯状ガラスの水平の動きを低減し、かつ前記帯状ガラスの領域が、前記帯状ガラスのガラス転移温度範囲内の温度を有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 順次切り離された前記ガラスシートからなる50枚の母集団は、前記エッジ案内装置を用いないこと以外は同一条件で作製された順次切り離されたガラスシートからなる50枚の母集団に比較して、少なくとも一つの部位において、より低い応力値標準偏差を有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 各ホイールの前記ガラス係合面は、前記ホイールが案内する前記帯状ガラスのエッジ領域にほぼ平行となるように角度付けされることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 鉛直牽引法によるガラスシートの作製方法であって、
    (a)分離装置を用いて帯状ガラスから複数のガラスシートを順次切り離すステップ、および
    (b)前記帯状ガラスの両エッジ領域のそれぞれの第1面側および第2面側の双方を、エッジ案内装置を用いて案内するステップであって、該エッジ案内装置が前記分離装置の上方に配置されているステップ、
    を有してなり、
    前記エッジ案内装置が、少なくとも第1対、第2対、第3対および第4対の対向ホイールを備え、前記第1および第2対の対向ホイールが前記帯状ガラスの一方のエッジ領域を案内し、かつ前記第3および第4対の対向ホイールが前記帯状ガラスの他方のエッジ領域を案内し、
    前記帯状ガラスの一方の側にある前記対向ホイールは、前記帯状ガラスの他方の側にある前記対向ホイールが前記帯状ガラスの近傍に接近せしめられる前に、前記帯状ガラスの近傍に接近せしめられることを特徴とするガラスシートの作製方法。
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