JP2012242005A - 空気調和装置の室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体ケーシング内の配備された熱交換器を効率よく洗浄することのできる空気調和装置の室内機が求められている。
【解決手段】空気調和装置の室内機1は、本体ケーシング1A内に形成された通風路19と、通風路19内に配備された熱交換器5と、通風路19内における熱交換器5の下方に配備されてドレン水を収受するドレンパン11とを有して成り、通風路19における熱交換器5の通風方向上流側Aおよび通風方向下流側B、もしくは、通風方向上流側Aまたは通風方向下流側Bで、ドレンパン11の上方位置に、洗浄時に熱交換器5を通過した洗浄液を受け止めてドレンパン11に案内する止水パネル8と、止水パネル8を着脱可能に保持する保持部材13とを備えている。
【選択図】図4

Description

この発明は、冷媒回路の熱交換器を備えていて洗浄液の吹きつけにより熱交換器外面の洗浄を行なうようにした空気調和装置の室内機に関するものである。
従来の、天井吊形の空気調和装置の室内機は、主に熱交換器、送風手段、熱交換器下方のドレンパンを備え、送風手段の駆動により室内機内に空気が導入され、熱交換器の冷媒との熱交換により空気調和されて送風手段より室内へ吹出される。この場合、室内機に導入された空気に含まれている塵や汚れが熱交換器に付着し、時間の経過と共に徐々に熱交換器が汚れ続けると、熱交換器の劣化や腐食、更には目詰まりによる性能低下につながるおそれがある。そのため、定期的に熱交換器を洗浄する必要がある。
そこで、室内に設置される室内機内に配置されている熱交換器の洗浄に関しては、熱交換器を挟むようにノズル部および受液部を配設し、ノズル部には、液噴射ノズルと、その両側のエア吹出ノズルとを配置させ、噴射される洗浄液の両側をエアカーテンで挟んで洗浄液の飛沫が外部へ飛散することを防止するようにしたものが知られている。以上により、空調機下側および空調機ケーシング内部の養生を不要とするようになっている(例えば、特許文献1参照)。
一方で、室内機内で熱交換器とファンとの間にファン仕切板を脱着可能に設け、熱交換器の洗浄を行う場合に、グリルカバーを開いて吸込み口を開口し、吸込み口からファン仕切板をファンと共に取出し、吹出し口をビニールシート等で養生して塞ぎ、吸込み口から洗浄ノズルを進入させて洗浄液を熱交換器に噴射するようにしたものが知られている。以上により、熱交換器の洗浄作業を容易にし、洗浄作業のコストダウンを図るようになっている(例えば、特許文献2参照)。
他方で、熱交換器は洗浄できるフィン形状を有しているものの、室内機内の断熱材は洗浄に適しておらず、また、送風手段を構成するファンやモータ等には熱交換器を洗浄する場合に洗浄水がかからないように、熱交換器を独立させるようにビニールシート等で養生するものも知られている(例えば、非特許文献1参照)。
特開平6−137783号公報 特開2002−147783号公報
ダイキン工業株式会社 2007設備用エアコンサービスガイド、p297.
ところで、従来の天井吊形の空気調和装置における室内機の熱交換器を洗浄する場合、室内機内の断熱材に洗浄水が飛散しないように、更には、送風手段であるファン・モータに洗浄水が飛散しないように、洗浄対象である熱交換器を独立させる形で、熱交換器下方のドレンパンから熱交換器全体を覆うようにビニールシート等で養生する必要がある。
また、空気調和装置の天井から吊下げられる天井吊形の室内機における熱交換器の洗浄において、熱交換器の1次側(通風方向上流側)を洗浄する場合は熱交換器の2次側(通風方向下流側)で熱交換器全体を覆うようにビニールシートで養生する必要があり、熱交換器の2次側を洗浄する場合は熱交換器の1次側で熱交換器全体を覆うようにビニールシート等養生する必要があった。
そして、天井吊形の空気調和装置の室内機は、高所(高さ約3m以上)に取付けられるため、熱交換器洗浄に先立って熱交換器全体を覆う養生作業に長時間を要し洗浄作業全体としての作業時間の短縮化を図ることができないという不具合がある。更には、熱交換器を洗浄するために熱交換器全体を覆う必要があるため、養生に大面積のビニールシート等が必要になるという不具合もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、室内機の本体ケーシング内に配備された熱交換器などに対し養生を必要とすることなく効率よく洗浄ができる空気調和装置の室内機を得ることを目的とする。
この発明に係る空気調和装置の室内機は、本体ケーシング内に形成された通風路と、通風路内に配備されて通風路を通風自在に仕切る熱交換器と、通風路内における熱交換器の下方に配備されて熱交換器から滴下したドレン水を収受するドレンパンとを有して成り、通風路における熱交換器の通風方向上流側および通風方向下流側、もしくは、通風方向上流側または通風方向下流側で、ドレンパンの上方位置に、熱交換器の洗浄時に熱交換器を通過した洗浄液を受け止めてドレンパンに案内する止水パネルと、止水パネルを着脱可能に保持する保持部材とを備えていることを特徴とするものである。
この発明に係る空気調和装置の室内機は、通風路における熱交換器の通風方向上流側および通風方向下流側、もしくは、通風方向上流側または通風方向下流側で、ドレンパンの上方位置に、熱交換器の洗浄時に熱交換器を通過した洗浄液を受け止めてドレンパンに案内する止水パネルと、止水パネルを着脱可能に保持する保持部材とを備えているので、止水パネルを保持部材に取付けることで、室内機内部の断熱材および送風手段であるファンやモータへ洗浄水を飛散させることなく、熱交換器の洗浄が可能となる。これにより、従来必要としていた、洗浄対象である熱交換器を独立させる形で熱交換器下方のドレンパンから熱交換器全体を覆うようにビニールシート等で養生する必要がなくなるという効果が得られる。
また、前記したようなビニールシート等での養生の必要がないため、洗浄作業時間の短縮化が可能であり、養生に必要であった大面積のビニールシート等が不要になるという効果も得られる。
それに付随して、空気調和装置の停止時間を短縮することが可能であり、室温上昇が許されない場所、例えば機械・電気室、食品工場等における温度上昇を抑えることにより、室内機が設置されている周囲環境に与える影響を最低限に抑える効果が得られる。
更には、熱交換器の1次側および2次側を洗浄できることで、熱交換器外面の奥深くまで入り込んだ塵や汚れ、ゴミ等などを効率的かつ全般的に排除できるという効果も得られる。
この発明の実施の形態1における空気調和装置の室内機を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における空気調和装置の室内機を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 この発明の実施の形態1における空気調和装置の室内機を示す内部構造図である。 この発明の実施の形態1における空気調和装置の室内機を示す図であって、(a)は平面内部構造図、(b)は側面内部構造図である。 この発明の実施の形態1における空気調和装置の室内機の熱交換器を空気吸込み側から洗浄する態様を示す状態説明図である。 この発明の実施の形態1における空気調和装置の室内機の熱交換器を空気吹出し側から洗浄する態様を示す状態説明図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における空気調和装置の室内機を示す斜視図、図2はこの発明の実施の形態1における空気調和装置の室内機を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図、図3はこの発明の実施の形態1における空気調和装置の室内機を示す内部構造図である。
各図において、この実施形態に係る空気調和装置の室内機1は、馬力換算で例えば5〜20HP程度の能力を備えている。この空気調和装置の室内機1は天井から吊下げられる天井吊形の室内機であって、例えば幅1.1〜1.7m程度、奥行き0.9m程度、高さ0.6m程度のサイズである。そして、室内機1は、空気吸込み口17と空気吹出し口18が形成された箱状の本体ケーシング1Aを有している。本体ケーシング1A内には、空気吸込み口17と空気吹出し口18とを連通する通風路19が形成されている。
本体ケーシング1Aの通風路19内には、この通風路19を通風可能に仕切る熱交換器5が配備されている。熱交換器5を構成する冷媒管内には、図示せぬ室外機からの冷媒が流通する。通風路19内における熱交換器5の下方、すなわち本体ケーシング1Aの底板上には、熱交換器5表面で生じて熱交換器5から滴下したドレン水を収受するドレンパン11が配備されている。ドレンパン11には、ドレン継手15(ネジ込み形鋼管製管継手1/2サイズ)が設けられており、このドレン継手15に接続されたドレン配管(R1/2サイズ)からドレン水を機外へ排水する構造となっている。通風路19における熱交換器5の空気吹出し側B(通風方向下流側)には、シロッコファン3と、このシロッコファン3を駆動するモータ4とから成る送風機2が、例えば2台並列に配備されている。送風機2,2の下方となる本体ケーシング1Aの底面には下面開口23が形成されている。この下面開口23は、枢支部22の水平軸心回りに回動するサービスパネル12により開閉自在に封止されるようになっている。
保持部材13上方の本体ケーシング1Aの上面であって、通風路19における熱交換器5よりも空気吸込み側A(通風方向上流側)には、止水パネル8を装入したり抜出したりするための、パネル出入口6が形成されている。また、熱交換器5よりも空気吹出し側B(通風方向下流側)における本体ケーシング1Aの上面にも、止水パネル8を装入または抜出しするためのパネル出入口7が形成されている。パネル出入口6は熱交換器5の2次側(通風方向下流側)からの洗浄に使用され、パネル出入口7は熱交換器5の1次側(通風方向上流側)からの洗浄に使用されるようになっている。また、パネル出入口6およびパネル出入口7には、通常運転時の風もれ・結露などが発生しないように、蓋部材9および蓋部材10がネジ止めなどにより着脱可能に取付けられる。これらの蓋部材9および蓋部材10はパネル出入口6およびパネル出入口7を密封状に蓋止しており、通常運転時の妨げにならない構造にされている。
図4に示すように、パネル出入口6およびパネル出入口7の下方位置における本体ケーシング1A内の左右側壁には、止水パネル8を着脱可能に保持する保持部材13が左右2対で配備されている。これらの保持部材13,13,13,13の下端部はドレンパン11内まで延在していて、パネル出入口6またはパネル出入口7から装入された止水パネル8の下端部をドレンパン11内に届けるようになっている。保持部材13は空調時に生じる結露水や洗浄時に用いられる洗浄水Sによる腐食を防ぐ材質(例えば、塗装鋼板)で構成されている。また、保持部材13には、水を吸収しない材質(例えば、ポリエチレン発泡体製などの断熱材)のクッション材16が取り付けられている。パネル出入口6下方のクッション材16は保持部材13内で空気吸込み側A寄りに配置され、パネル出入口7下方のクッション材16は保持部材13内で空気吹出し側B寄りに配置されている。これらのクッション材16,16は、止水パネル8を取り付けた際の保持部材13との水密性を確保する構造を有している。
前記の止水パネル8は、熱交換器5の洗浄時に熱交換器5を通過した洗浄液Sを受け止めてドレンパン11に案内するためのものであるが、止水パネル8は金属製のパネルに限られるものではなく、例えば樹脂製のパネルを使用してもよい。更に、天井吊形の室内機の設置環境により、天井と室内機1との間に適当なスペースがない場合には、樹脂性のフレキシブルパネル(シャッタータイプ)を使用するとよい。止水パネル8は厚さ1.0〜2.0mm程度のものを使用する。
そして、本体ケーシング1Aの外側面の四隅には、吊下げ部材21,21,21,21が固設されている。これらの吊下げ部材21,21,21,21に対し吊り下げ棒やチェーンなどの一端が掛止され、吊り下げ棒やチェーンなどの他端が室内の天井に固設されて、室内機1が天井に吊り下げられるのである。
更に、付随構造として、止水パネル8を通常運転時に本体ケーシング1Aの内部もしくは外部に取付け・保管する構造を有している。すなわち、本体ケーシング1Aの上面には、止水パネル8を通常運転時に本体ケーシング1Aの外部に保管するパネル保管構造20が設けられている。このパネル保管構造20は、正面から見て天地逆Lの字状の部材1対を左右離間して本体ケーシング1Aの上面に設置したものである。
次に動作について説明する。以上のように構成された空気調和装置の室内機1において、送風機2のモータ4が回転すると、シロッコファン3の駆動により、空気吸込み口17からの空気が本体ケーシング1Aの通風路19内に導入され、熱交換器5の冷媒と熱交換されて空気調和される。空気調和された空気は空気吹出し口18から室内に吹出されるようになっている。
続いて、この室内機1の熱交換器洗浄に伴う養生不要の洗浄方法を以下に説明する。まず、熱交換器5の1次側を洗浄するに際しては、図1および図2に示すように、まず、パネル出入口7を塞ぐようにネジ止め固定されている蓋部材10を取外し、パネル出入口7を開口する。次に、パネル出入口7から止水パネル8を保持部材13に差込んで装入し保持部材13に保持させる。これにより、本体ケーシング1Aの左右内側面および底面と止水パネル8との間が水封される。
以上の準備作業が終わると、図5に示すように、空気吸込み側Aの空気吸込み口17から洗浄ノズル14を進入させ、洗浄ノズル14から熱交換器5に向けて高圧の洗浄液Sを噴射して、熱交換器5の1次側の面を洗浄する。この場合、熱交換器5のアルミフィン倒れを回避するために、高圧洗浄機を用いて水圧3MPa以下の洗浄液Sを噴射する。洗浄後に熱交換器5を通過した洗浄液Sは、空気吹出し側Bにある止水パネル8に当って止水され、更に止水パネル8の表面や熱交換器5の表面を伝って流下し、熱交換器5下方のドレンパン11に収受される。ドレンパン11に収受されたドレン水はドレン継手15を通じて機外に排出される。
このように、止水パネル8を取付けることで、従来の洗浄時に必要であったビニールシート等による養生を不要とし、熱交換器5を、その2次側および送風機2から水密的に絶縁することができ、熱交換器5を1次側から洗浄することが可能となる。
続いて、熱交換器5の2次側を洗浄する場合は、図1および図2に示すように、パネル出入口6を塞いでネジ止めされている蓋部材9を取外し、パネル出入口6を開口する。次に、パネル出入口6から止水パネル8を保持部材13に差込んで装入し保持部材13に保持させる。これにより、本体ケーシング1Aの左右内側面および底面と止水パネル8との間が水封される。更に、本体ケーシング1Aの下面開口23を封止しているサービスパネル12の固定ネジ(図示省略)を取外し、サービスパネル12を枢支部22の水平軸支回りに回動させて本体ケーシング1Aの下面開口23を開く。
以上の準備作業が終わると、図6に示すように、本体ケーシング1Aの下面開口23から洗浄ノズル20を挿入し、洗浄ノズル14から熱交換器5に向けて高圧の洗浄液Sを高圧洗浄機(図示省略)により水圧3MPa以下で噴射して、熱交換器5を2次側から洗浄する。洗浄後に熱交換器5を通過した洗浄液Sは1次側の止水パネル8に当って止水され、更にその止水パネル8の表面や熱交換器5の表面を伝って流下しドレンパン11に収受される。ドレンパン11に収受されたドレン水はドレン配管15を通じて機外に排出される。
このように、止水パネル8を配備したことで、熱交換器5をその吸込み側Aに対し水密的に絶縁することができ、熱交換器5を2次側から洗浄することが可能となる。その結果、従来の洗浄時に必要であったビニールシート等による養生を不要なものとすることができる。
以上のように、この空気調和装置の室内機1は、止水パネル8を備えているので、室内機1内部の断熱材および送風機2へ洗浄水Sを飛散させることなく、熱交換器5の洗浄が可能となる。これにより、従来必要としていた、洗浄対象である熱交換器を独立させる形で熱交換器下方のドレンパンから熱交換器全体を覆うようにビニールシート等で養生する必要がなくなる。その結果、洗浄作業時間の短縮化が可能であり、養生に必要であった大面積のビニールシート等も不要になる。また、空気調和装置の停止時間を短縮することが可能であり、室内機1が設置されている周囲環境に与える影響を最低限に抑えることができる。更には、熱交換器5の1次側および2次側を洗浄できることで、熱交換器5外面の奥深くまで入り込んだ塵や汚れ、ゴミ等などを効率的かつ全般的に排除できる。
また、本体ケーシング1Aの上面にパネル出入口6,7が形成されているので、熱交換器洗浄に際して、止水パネル8を上からパネル出入口6,7に落とし込むことができる。これにより、保持部材13への装入または抜出しを極めて簡単に行なうことができる。パネル出入口6,7の双方およびそれらの下方の保持部材13を有していることから、熱交換器5を空気吸込み側Aと空気吹出し側Bのいずれかからも洗浄することができる。また、蓋部材9,10を備えているので、空気調和装置の通常運転時には、蓋部材9,10がパネル出入口6,7を密封状に蓋止して運転を妨げず、熱交換器洗浄に際しては、本体ケーシング1A取外してパネル出入口6,7を即座に使用することができる。
そして、本体ケーシング1Aの上面にパネル保管構造20,20が設けられているので、空気調和装置の通常運転時に、本体ケーシング1A外部のパネル保管構造20,20間に止水パネル8を挟持させて保管することができる。これにより、通常運転時は支障なく運転を行なうとともに別の保管スペースを確保する必要がなく、熱交換器洗浄に際しては止水パネル8を探す手間なく、直ちに使用することができる。また、本体ケーシング1Aの外側面に設けられた吊下げ部材21,21,21,21により、この室内機1は室内の天井に吊り下げる天井吊形として用いられるので、高い位置で洗浄作業を行なわなければならないという観点から、周囲への洗浄液の飛散や滴下による不具合を解消することができる。
尚、上記の実施形態では、保持部材13上方の本体ケーシング1Aの上面で、通風路19における熱交換器5の通風方向上流側および通風方向下流側の双方に、パネル出入口6,7を形成したが、本発明はそれに限定されるものでない。例えば、保持部材13上方の本体ケーシング1Aの上面で、熱交換器5の通風方向上流側または通風方向下流側のいずれか一方だけに、パネル出入口を形成したものも、本発明に含まれる。そのような場合でも、ドレンパン11から熱交換器5全体にかけてビニールシート等で覆うような養生をするといったことが必要でなくなる。
また、上記では、通常運転時に止水パネル8を本体ケーシング1Aの外部に保管するパネル保管構造20を例示したが、本発明はそれに限らず、止水パネルを本体ケーシングの内部に保管するパネル保管構造(図示省略)であっても構わない。
1 室内機
1A 本体ケーシング
2 送風機
3 シロッコファン
4 モータ
5 熱交換器
6 パネル出入口
7 パネル出入口
8 止水パネル
9 蓋部材
10 蓋部材
11 ドレンパン
12 サービスパネル
13 保持部材
14 洗浄ノズル
15 ドレン継手
16 クッション材
17 空気吸込み口
18 空気吹出し口
19 通風路
20 パネル保管構造
21 吊下げ部材
22 枢支部
23 下面開口
A 空気吸込み側
B 空気吹出し側

Claims (4)

  1. 本体ケーシング内に形成された通風路と、前記通風路内に配備されて前記通風路を通風可能に仕切る熱交換器と、前記通風路内における前記熱交換器の下方に配備されて前記熱交換器から滴下したドレン水を収受するドレンパンとを有して成り、前記通風路における前記熱交換器の通風方向上流側および通風方向下流側、もしくは、通風方向上流側または通風方向下流側で、前記ドレンパンの上方位置に、前記熱交換器の洗浄時に前記熱交換器を通過した洗浄液を受け止めて前記ドレンパンに案内する止水パネルと、前記止水パネルを着脱可能に保持する保持部材とを備えていることを特徴とする空気調和装置の室内機。
  2. 保持部材上方の本体ケーシングの上面で、通風路における熱交換器の通風方向上流側および通風方向下流側、もしくは、通風方向上流側または通風方向下流側に、止水パネルを装入または抜出しするためのパネル出入口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の室内機。
  3. パネル出入口を着脱可能、且つ、密封状に蓋止する蓋部材と、止水パネルを通常運転時に本体ケーシングの内部もしくは外部に保管するパネル保管構造とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置の室内機。
  4. 本体ケーシングに、室内の天井に吊り下げるための吊下げ部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の空気調和装置の室内機。
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