JP2012241107A - 複色不定形着色粒子、これを含有する多彩模様塗料組成物とそれより形成される多彩模様塗膜 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗膜に優れた意匠性と立体感があるような深みを付与できる複色不定形着色粒子、および意匠性に優れ、立体感があるような深みのある多彩模様塗膜を形成できる多彩模様塗料組成物と、それより形成される多彩模様塗膜の提供。
【解決手段】色の異なる複数の不定形物11a,11bからなる複色不定形着色粒子10を含有する多彩模様塗料組成物を用いて多彩模様塗膜を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複色不定形着色粒子、これを含有する多彩模様塗料組成物とそれより形成される多彩模様塗膜に関する。
多彩模様塗料は、一回の塗装で2色以上の多彩な模様を有する塗膜を形成できる塗料であり、主に外壁や内壁などの建築物等の塗装に用いられることが多い。多彩模様塗料としては、例えばゲル化膜でカプセル化した単色系の着色粒子を分散媒中に2色以上分散させた多彩模様塗料が提案されている。
しかし、単色系の着色粒子を2色以上含む多彩模様塗料より形成される塗膜は、必ずしも意匠性を十分に満足するものではなかった。
そこで、意匠性を考慮した多彩模様塗料として、例えば特許文献1には、平均粒子径が0.2〜2.0mmである大粉粒体を2色以上含むエマルション塗料をゲル化膜でカプセル化した多彩着色粒子を含有する水性多彩塗料組成物が開示されている。
また、特許文献2には、屈折率1.4〜1.7の体質顔料を含む塗料中に、少なくとも1種の扁平状着色ゲル粒子が分散した水中水型多彩模様塗料組成物が開示されている。
特開2010−132747号公報 特開2005−15645号公報
しかしながら、特許文献1に記載の水性多色塗料組成物の場合、特定の大粉粒子を2色以上含むことで複雑で多彩な色合いを有する塗膜は形成できるものの、立体感があるような深みのある多彩模様塗膜の形成は容易でない。
一方、特許文献2に記載の水中水型多彩模様塗料組成物の場合、特定の体質顔料を含むことで鮮映性に優れた艶消し塗膜は形成できるものの、意匠性に優れ、立体感があるような深みのある多彩模様塗膜は形成できない。
本発明は上記事情を鑑みてなされたもので、塗膜に優れた意匠性と立体感があるような深みを付与できる複色不定形着色粒子、および意匠性に優れ、立体感があるような深みのある多彩模様塗膜を形成できる多彩模様塗料組成物と、それより形成される多彩模様塗膜の提供を目的とする。
本発明の複色不定形着色粒子は、色の異なる複数の不定形物からなることを特徴とする。
ここで、任意の不定形物と、他の不定形物との色差が1〜10であることが好ましい。
また、本発明の多彩塗料組成物は、前記複色不定形着色粒子を含有することを特徴とする。
また、本発明の多彩模様塗膜は、前記多彩塗料組成物から形成されたことを特徴とする。
本発明の複色不定形着色粒子によれば、塗膜に優れた意匠性と立体感があるような深みを付与できる。
また、本発明の多彩模様塗料組成物によれば、意匠性に優れ、立体感があるような深みのある多彩模様塗膜を形成できる。
また、本発明の多彩模様塗膜は、意匠性に優れ、立体感があるような深みがある。
本発明の複色不定形着色粒子に含まれる不定形物の一例を示す模式図である。 本発明の複色不定形着色粒子の製造に用いられるノズルの一例を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 図2に示すノズルを用いた複色不定形着色粒子の製造方法を説明する図である。 他の例のノズルを用いた複色不定形着色粒子の製造方法を説明する図であり、(a)はノズルの吐出口同士が接している状態であり、(b)はノズルの吐出口同士が接していない状態ある。 他の例のノズルを用いた複色不定形着色粒子の製造方法を説明する図であり、(a)はノズルの吐出口が分散媒に浸かっていない状態であり、(b)はノズルの吐出口が分散媒に浸かっている状態である。 3本のノズルの配置を説明する図であり、(a)は図2に示すノズルを3本用いた場合の底面図であり、(b)は図4に示すノズルを3本用いた場合の底面図である。
[複色不定形着色粒子]
図1は、本発明の複色不定形着色粒子の一例を示す模式図である。この例の複色不定形着色粒子10は、色の異なる2つの不定形物11a,11bからなる。
ここで、「不定形」とは、圧力等の変化によって形状が容易に変化することを意味し、例えばゲル状などが挙げられる。
以下、複色不定形着色粒子10がゲル状着色粒子の場合を例にとり、具体的に説明する。
複色不定形着色粒子10は、例えば樹脂エマルションと、親水性コロイド形成物質と、着色顔料とを含有する2種類のエマルション塗料を接触させた状態で、ゲル化剤を含む分散媒に分散させることにより得られる。
<エマルション塗料>
(樹脂エマルション)
樹脂エマルションとしては、例えばポリ酢酸ビニル、アクリル樹脂、ポリスチレン、アクリロニトリル、ベオバ(分岐脂肪酸ビニルエステル)、天然又は合成ゴムや、それらの共重合体のエマルションなど、一般に市販されている樹脂エマルションを使用することができる。中でも、アクリル樹脂が好ましい。
(親水性コロイド形成物質)
エマルション塗料が親水性コロイド形成物質を含有することにより、該親水性コロイド形成物質と後述するゲル化剤とが反応してエマルション塗料をカプセル化することができる。
親水性コロイド形成物質としては、例えばセルロース誘導体;ポリチレンオキサイド;ポリビニルアルコール;カゼイン、デンプン、ガラクトマンノン、グアルゴム、ローカストビーンゴムなどの天然高分子などを含有する水溶液が挙げられる。中でもグアルゴムの水溶液が好ましく、水溶液の濃度は0.5〜5質量%が好ましく、より好ましくは1.0〜3質量%である。
親水性コロイド形成物質は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
親水性コロイド形成物質の含有量(固形分換算)は、樹脂エマルション100質量部に対して、0.05〜5質量部が好ましく、より好ましくは0.1〜3.0質量部である。親水性コロイド形成物質の含有量を上記範囲内とすることにより、安定したゲル化膜が得られる。
(着色顔料)
着色顔料としては、例えば、カーボンブラック、酸化チタン、酸化鉄、クロム酸鉛、カドミウムイエロー、カドミウムレッドなどの無機顔料、パール顔料、マイカ顔料、マイカコーティングパール顔料、アルミニウム粉、ステンレス粉などの光輝性顔料、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、キナクリドンレッドなどの有機顔料が挙げられる。
着色顔料は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
着色顔料の含有量は、本発明において特に限定されないが、樹脂エマルション100質量部に対して、15〜40質量部とするのが好ましく、より好ましくは20〜35質量部である。
(任意成分)
エマルション塗料には、必要に応じて体質顔料が任意成分として含まれてもよい。
体質顔料としては、カオリン、硫酸バリウム、含水ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウムなどが挙げられる。
体質顔料は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
体質顔料の含有量は、エマルション塗料100質量%中、0〜30質量%が好ましく、より好ましくは0〜20質量%である。
(エマルション塗料の調製)
エマルション塗料は、上記樹脂エマルションに親水性コロイド形成物質を加え撹拌混合したものに、着色顔料と水の混合溶液を加えさらに撹拌混合して得られる。
水の含有量は、エマルション塗料100質量%、40〜90質量%が好ましく、より好ましくは50〜80質量%である。
<分散媒>
(ゲル化剤)
ゲル化剤としては、例えばマグネシウムモンモリロナイト粘土、ナトリウムペンタクロロフェノール、ホウ酸塩、タンニン酸、乳酸チタン、塩化カルシウムなどを含有する水溶液が挙げられる。中でもホウ酸塩の水溶液が好ましく、水溶液の濃度は0.05〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜8質量%である。
ゲル化剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ゲル化剤の含有量(固形分換算)は、分散媒100質量%中、0.05〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜3質量%である。ゲル化剤の含有量を上記範囲内とすることにより、安定したゲル化膜が得られる。
(任意成分)
分散媒には、必要に応じて体質顔料や水溶性高分子化合物が任意成分として含まれてもよい。
体質顔料としては、例えばカオリン、硫酸バリウム、含水ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウムなどを含有する分散液が挙げられる。中でも含水ケイ酸マグネシウムの分散液が好ましく、分散液の濃度は0.05〜20質量%が好ましく、より好ましくは2〜10質量%である。
体質顔料は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
体質顔料の含有量(固形分換算)は、分散媒100質量%中、0.05〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜5質量%である。
水溶性高分子化合物としては、例えばヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコールなどを含有する水溶液が挙げられる。中でもカルボキシメチルセルロースの水溶液が好ましく、水溶液の濃度は0.1〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜3質量%である。
水溶性高分子化合物は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
水溶性高分子化合物(固形分換算)の含有量は、分散媒100質量%中、0.05〜3質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜2質量%である。
(分散媒の調製)
分散媒は、ゲル化剤を含む水溶液と、体質顔料を含む分散液と、水溶性高分子化合物を含む水溶液とを撹拌混合したものに、水を加え希釈することにより得られる。
水の含有量は、分散媒100質量%中、20〜80質量%が好ましく、より好ましくは30〜70質量%である。
<複色不定形着色粒子の製造>
複色不定形着色粒子10は、例えば色の異なる2種類のエマルション塗料を接触させた状態で、撹拌している分散媒に投入し、分散媒中で分散(細分化)させることにより得られる。
具体的には、図2(a)、(b)に示すような、吐出口21の先端が斜めに切断されたノズル20を2本用い、図3に示すように2本のノズル20a,20bの吐出口21a,21bの切断面が向き合うように、ノズル20a,20bを束ねる。そして、分散媒31が入った分散槽30の上方において、各ノズル20a,20bから1種類ずつエマルション塗料を吐出させ、これらエマルション塗料が接触した状態で分散媒31に投入する。なお、分散媒31は、ディソルバなどの分散機(図示略)で撹拌させておく。
すると、各エマルション塗料が接触した状態で、エマルション塗料に含まれる親水性コロイド形成物質と、分散媒に含まれるゲル化剤とが作用して形成される三次元的網状組織の中に、エマルション塗料が個々に閉じ込められる。さらにこれが細分化されることにより、図1に示すような、ゲル化膜でカプセル化した不定形物(ゲル状物)11a,11bからなる複色不定形着色粒子(複色ゲル状着色粒子)10が得られる。
ノズル20の吐出口21は、図3に示すように切断面が向き合うように2本のノズル20a,20bを束ねたときの、切断面同士のなす角θ1が45〜120°になるように切断されるのが好ましく、より好ましくは60〜90°である。角θ1が45°以上であれば、吐出口21a,21bから吐出する各エマルション塗料の吐出量を十分な量に設定できる。一方、角θ1が120°以下であれば、吐出するエマルション塗料同士が接触しやすくなり、接触した状態で分散媒31に容易に投入できる。
図3に示す2本のノズル20a,20bは切断角度が同じであるが、角θ1が上記範囲内であれば、切断角度は同じでなくてもよい。切断角度の異なる2本のノズル20a,20bを用いれば、不定形物の割合が異なる複色不定形着色粒子が得られる。
なお、各エマルション塗料の吐出流量や吐出流速に差をつければ、図3に示すように2本のノズル20a,20bの切断角度が同じ場合でも、不定形物の割合が異なる複色不定形着色粒子が得られる。
2本のノズル20a,20bは、これらの吐出口21a,21bの接点22から分散媒31の水面32までの距離d1が10cm以下となる位置に設置されるのが好ましく、より好ましくは5cm以下である。距離d1が10cm以下であれば、接触した2種類のエマルション塗料が混ざり合う前に分散媒31に投入できる。エマルション塗料が混ざり合った状態で分散媒に投入されると、得られる不定形着色粒子が2種類のエマルション塗料が混ざってできる色合いの単色不定形着色粒子となってしまう可能性がある。
このようにエマルション塗料をゲル化膜でカプセル化することにより、複色不定形着色粒子が分散媒中で安定して分散することができる。
なお、複色不定形着色粒子は、分散媒に分散した状態のまま多彩模様塗料組成物に使用できる。従って、エマルション塗料と分散媒に割合は、分散媒に投入される全エマルション塗料の合計を100質量部としたとき、分散媒の量が100〜500質量部であることが好ましく、より好ましくは150〜400質量部である。エマルション塗料と分散媒に割合を上記範囲内とすることにより、形状が均一なカプセル化された複色不定形着色粒子が得られる。
このようにして得られる複色不定形着色粒子10は、色の異なる2つの不定形物11a,11bからなる。
本発明において「色の異なる」とは、任意の不定形物を基準とし、これと他の不定形物との色差(ΔE)が0.1以上であることを意味し、特に色差が1〜10であることが好ましく、4〜10であることがより好ましい。
ここで「色差」とは、色の定量的な差を示すものであって、市販の色差計により測定される数値である。複色不定形着色粒子を構成する複数の不定形物の色が異なるようにするためには、各不定形物を形成するエマルション塗料中の着色顔料の種類を変えたり、着色顔料を併用した場合には着色顔料同士の混合比を変えたりすることが必要であり、同じ種類、組成の着色顔料を用いて、単にその濃度を変えただけでは、色の異なる複数の不定形物とすることは困難である。
複色不定形着色粒子を構成する不定形物同士の色差(ΔE)は、複色不定形着色粒子の製造に用いるエマルション塗料より形成される塗膜同士の色差(ΔE)を測定することで求められる。
本発明の複色不定形着色粒子10は、色の異なる2つの不定形物11a,11bからなるため、個々の複色不定形着色粒子に陰影ができたように見える。従って、塗膜に優れた意匠性と共に、立体感(奥行き感)があるような深みを付与できる。
特に、色差が1以上、中でも4以上であれば、陰影が際立って見えるようになる。ただし、色差が大きすぎると、特定の色が必ず特定の色に隣接するといった、意匠性における斬新さは得られるものの、塗膜となったときに陰影の付きかたが不自然に見えるようになる傾向にある。従って、色差は10以下が好ましい。
なお、上述したような単色不定形着色粒子の場合は陰影ができたように見えにくく、塗膜に立体感があるような深みを付与するのは容易でない。
また、複色不定形着色粒子は水分を多く含み、柔らかい粒子である。粒子径は、エマルション塗料や分散媒の粘度、分散機の回転数、撹拌時間、親水性コロイド形成物質およびゲル化剤の組み合わせや配合量によって自由にコントロールできる。通常、エマルション塗料や分散媒の粘度を高くすれば粒子径は大きくなり、分散機の回転数を早くすれば粒子径は小さくなる。
本発明においては、複色不定形着色粒子の粒子径は0.1〜50mmが好ましく、3〜20mmがより好ましい。粒子径を上記範囲内とすることにより、色調の異なった複色不定形着色粒子が複数混在した場合に、塗膜に立体感が生じやすくなり、意匠性により富んだものとなる。
以上説明したように、本発明の複色不定形着色粒子によれば、色の異なる複数の不定形物からなるので、塗膜に優れた意匠性と立体感があるような深みを付与できる。
<他の実施形態>
本発明の複色不定形着色粒子は、上述したものに限定されない。例えば上述した例では、複色不定形着色粒子10を製造するに際して、吐出口の先端が斜めに切断された2本のノズルは切断面同士が向き合うように束ねられているが、2種類のエマルション塗料が接触した状態で分散媒に投入できれば、切断面同士が向き合っていなくてもよく、例えば反対側を向いていてもよい。
また、複色不定形着色粒子の製造に用いられるノズルは、吐出口の先端が斜めに切断されていなくてもよい。この場合、図4(a)に示すように、2本のノズル40a,40bの吐出口41a,41b同士のなす角θ2が45〜120°になるように、吐出口41a,41bが接触しているのが好ましく、より好ましくは60〜90°である。角θ2が45°以上であれば、吐出口41a,41bから吐出する各エマルション塗料の吐出量を十分な量に設定できる。一方、角θ2が120°以下であれば、吐出するエマルション塗料同士が接触しやすくなり、接触した状態で分散媒31に容易に投入できる。
なお、吐出口41a,41bの下方に設けられた分散槽30の分散媒31に投入される前に2種類のエマルション塗料が接触し、その状態で分散媒31に投入できれば、図4(b)に示すように、2本のノズル40a,40bの吐出口41a,41b同士は離れていてもよい。
さらに、図5(a)に示すように、2つの配管50a,50bが合流した先に吐出口51が設けられたノズル50を用いて複色不定形着色粒子を製造してもよい。この場合、配管50a,50bの合流点52で2種類のエマルション塗料が接触し、接触した状態で吐出口51から吐出され、分散槽30の分散媒31に投入される。従って、配管50a,50bの合流点52から吐出口51までの距離d2は短い方がよい。距離d2が長すぎると、合流点52で接触した2色のエマルション塗料が吐出される前に混ざり合い、単色不定形着色粒子が得られやすくなる。距離d2は、3cm以下が好ましく、より好ましくは1cm以下である。距離d2が3cm以下であれば、接触した2種類のエマルション塗料が混ざり合う前に分散媒31に投入できる。
なお、図5(a)では、分散槽30の上方に設置したノズル50から、2種類のエマルション塗料を接触させた状態で分散媒31に投入しているが、例えば図5(b)に示すように、ノズル50の吐出口51は分散媒31に浸かっていてもよい。この場合、配管50a,50bの合流点52で接触した2色のエマルション塗料が、分散媒31に直接投入される。
また、本発明の複色不定形着色粒子は、図示例の複色不定形着色粒子10に限定されない。図示例の複色不定形着色粒子10は、色の異なる2つの不定形物11a,11bからなるが、色の異なる3つ以上の不定形物からなっていてもよい。例えば図2(a)、(b)に示すような吐出口21の先端が斜めに切断されたノズル20を3本用い、色の異なる3つの不定形物からなる複色不定形着色粒子を製造する場合は、3本のノズルが、これらの吐出口側からみたときに図6(a)に示すように配置されるのが好ましい。また、図4に示すような吐出口の先端が斜めに切断されていないノズルを用いる場合は、3本のノズルが、これらの吐出口側からみたときに図6(b)に示すように配置されるのが好ましい。
なお、図6(a)、(b)中、符号20a〜20c,40a〜40cはノズルであり、符号21a〜21c,41a〜41cは各ノズルに対応する吐出口である。
また、3本以上のノズル、または3つ以上の配管が合流した先に吐出口が設けられたノズルを用いて複色不定形着色粒子を製造する場合、ノズルまたは配管の数とエマルション塗料の種類は必ずしも一致していなくてもよい。すなわち、少なくとも2つのノズルまたは配管から異なる色のエマルション塗料が吐出されれば、残りのノズルまたは配管からは必ずしも異なる色のエマルション塗料を吐出させなくてもよい。
[多彩模様塗料組成物]
本発明の多彩模様塗料組成物は、上述した複色不定形着色粒子を含有する。また、多彩模様塗料組成物には、色調の異なる2種類以上の複色不定形着色粒子が含まれていてもよい。2種類以上の複色不定形着色粒子を含むことにより、塗膜とした際により複雑な深みがある模様が得られる。
複色不定形着色粒子の含有量は、多彩模様塗料組成物100質量%中、30〜100質量%が好ましく、40〜80質量%がより好ましい。複色不定形着色粒子の含有量が30質量%以上であれば、より複雑で立体感がある塗膜が得られやすくなる。
複色不定形着色粒子はバインダ機能を有するので、本発明の多彩模様塗料組成物はバインダ樹脂を含有しなくてもよいが、必要に応じてバインダの役割を果たす樹脂エマルションが含まれてもよい。
樹脂エマルションとしては、ポリ酢酸ビニル、アクリル樹脂、ポリスチレン、アクリロニトリル、ベオバ(分岐脂肪酸ビニルエステル)、天然又は合成ゴムや、それらの共重合体のエマルションなど、一般に市販されている樹脂エマルションを使用することができる。中でも、アクリル樹脂が好ましい。
樹脂エマルションの含有量は、多彩模様塗料組成物100質量%中、0〜50質量%が好ましく、より好ましくは20〜40質量%である。樹脂エマルションを上記範囲内で含むことにより、塗装作業性に優れると共に、耐久性のよい塗膜が得られる。
また、本発明の多彩模様塗料組成物は、本発明の効果を損なわない範囲内で公知の添加剤、例えば増粘剤、分散剤、消泡剤、防腐剤、レベリング剤などを任意成分として含有してもよい。
多彩模様塗料組成物は、上述した複色不定形着色粒子と水とを撹拌混合して得られる。その際、必要に応じてバインダ樹脂(樹脂エマルション)、および任意成分を添加してもよい。
水の含有量は、多彩模様塗料組成物100質量%中、30〜85質量%が好ましく、40〜80質量%がより好ましい。
このようにして得られた多彩模様塗料組成物の用途については特に制限はなく、モルタル、コンクリート、窯業系素材、プラスチック、金属、木材、紙など、種々の塗装対象物に塗布することが可能である。
塗布時における多彩模様塗料組成物の塗布量には特に制限はないが、通常、300〜600g/mとなるように塗布するのが好ましい。
また、塗装方法にも制限はなく、刷毛、こて、ローラー、スプレーなどの公知の塗布方法で塗布することができ、常温乾燥、加熱乾燥することができる。
以上説明したように、本発明の多彩模様塗料組成物によれば、本発明の複色不定形着色粒子を含有するので、優れた意匠性と立体感があるような深みがある多彩模様塗膜を形成できる。
また、本発明の多彩模様塗料組成物であれば、複色不定形着色粒子の製造段階で色の組み合わせが決定されるので、単色の着色粒子を含む塗料組成物と比較して、特定の色が必ず特定の色に隣接するといった、意匠性における斬新さが得られる。
また、単色の着色粒子を2種類以上含む塗料組成物の場合、塗装によって変化する着色粒子同士の重なりによる塗膜の見え方の差を考慮する必要がある。
しかし、本発明の多彩模様塗料組成物であれば、複色不定形着色粒子は常に異なる色が隣接して存在しているため、塗装によって変化する複色不定形着色粒子同士の重なりによる塗膜の見え方の変化を考慮する必要がない。
[多彩模様塗膜]
本発明の多彩模様塗膜は、本発明の複色不定形着色粒子を含有する多彩模様塗料組成物から形成される。よって、優れた意匠性と立体感があるような深みがある。
なお、本発明の多彩模様塗膜は、塗装対象物の表面に設けられるが、塗装対象物上に直接設けられていてもよいし、ベースコート層を介して設けられていてもよい。また、本発明の多彩模様塗膜には、必要に応じてクリアトップコート層が設けられていてもよいし、本発明の多彩模様塗膜をトップコート層としてもよい。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。なお、例中「部」とは「質量部」を、「%」とは「質量%」を示す。
[複色不定形着色粒子の製造]
<エマルション塗料G−1の調製>
表1の(a)成分に示す配合組成に従って、アクリル樹脂エマルション(日本アクリル化学株式会社製、「プライマルAC38」)38部と、非イオン性グアルゴム誘導体の1.5%水溶液28.5部(固形分0.43部)とを混合し、混合溶液(a)を調製した。
別途、表1の(b)成分に示す配合組成に従って、チタン白(石原産業株式会社製、「チタンR930」)10部と、アニオン性高分子分散剤(日本アクリル化学株式会社製、「オロタン731」)1部と、水22.5部とを混合し、混合溶液(b)を調製した。
ついで、混合溶液(a)に混合溶液(b)を加え撹拌し、エマルション塗料G−1(ホワイト)を得た。
<エマルション塗料G−2〜G−4の調製>
表1の(b)成分に示す配合組成に従って混合溶液(b)を調製した以外は、エマルション塗料G−1と同様にして、エマルション塗料G−2(オーカー)、エマルション塗料G−3(ブラウン)、エマルション塗料G−4(ブラック)を得た。
なお、表1に示すオーカーはチタン工業株式会社製の「LLXLO」を、ブラウンはチタン工業株式会社製の「T−10」を、酸化鉄黒はランクセス株式会社製の「バイフェロックス318」を用いた。
Figure 2012241107
<エマルション塗料M−1〜M−17の調製>
表2〜4に示す配合組成に従って、エマルション塗料G−1〜G−4を混合し、エマルション塗料M−1〜M−17を得た。
得られたエマルション塗料M−1〜M−17をコート紙上に塗布して塗膜を形成し、これら塗膜について、色差計(コニカミノルタセンシング株式会社製)を用いて色差(ΔE)を測定した。結果を表2〜4に示す。
なお、エマルション塗料M−1〜M−6については、エマルション塗料M−5を、エマルション塗料M−7〜M−13については、エマルション塗料M−11を、エマルション塗料M−14〜M−17については、エマルション塗料M−14をそれぞれブランクとして実施した。
Figure 2012241107
Figure 2012241107
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<分散媒の調製>
含水ケイ酸マグネシウムの4%水中分散液25部(固形分1部)に、重ホウ酸アンモニウムの5%水溶液5部(固形分0.25部)と、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの1%水溶液25部(固形分0.25部)を加え撹拌混合した後、水45部を加えて希釈し、分散媒を得た。
<複色不定形着色粒子A−1〜A−14の製造>
表5、6に示す組み合わせのエマルション塗料を用い、図3に示すようにして各ノズル20a,20bの吐出口21a,21bから吐出し、分散媒31の液面に到達する前に各エマルション塗料を接触させ、接触した状態でディソルバにより撹拌されている分散媒31へ投入し、複色不定形着色粒子A−1〜A−14を得た。
なお、エマルション塗料と分散媒の割合は、分散媒に投入される全エマルション塗料の合計量:分散媒の量=60:40となるように設定した。
また、切断面同士のなす角θ1は75°、吐出口21a,21bの接点22から分散媒31の水面32までの距離d1は5cmとした。
また、複色不定形着色粒子A−14については、3本のノズルを図6(a)に示すように均等に配置して製造した。
<単色不定形着色粒子B−1〜B−9の製造>
表7に示すエマルション塗料を用い、エマルション塗料の合計量:分散媒の量=60:40の割合で、分散媒にエマルション塗料を加え、ディソルバで撹拌し、単色不定形着色粒子B−1〜B−9を得た。
Figure 2012241107
Figure 2012241107
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[実施例1]
<多彩模様塗料組成物の調製>
アクリル樹脂エマルション(「プライマルAC−33」日本アクリル化学株式会社製)25部に、複色不定形着色粒子A−1を70部と、アルカリ可溶型増粘剤(SNシックナー636)1部と、25%アンモニア水0.1部と、水3.9部とを混合し、ディソルバで撹拌して多彩模様塗料組成物を製造した。
(外観評価)
スレート板の表面に、得られた多彩模様塗料組成物を塗布量が500g/mになるようにスプレー塗装し、常温乾燥して多彩模様塗膜を得た。
塗膜の外観を目視にて観察し、以下の評価基準にて評価した。結果を表8に示す。
◎:陰影感が際立ち、立体感があるような複雑な深みがある。
○:陰影感があり、立体感があるような深みがある。
△:陰影感が弱く、立体感があるような深みが僅かにある。
×:陰影が感じられず、立体感があるような深みがない。
[実施例2〜14]
表8、9に示す複色不定形着色粒子を用いた以外は、実施例1と同様にして多彩模様塗料組成物を調製し、塗膜の外観評価を行った。結果を表8、9に示す。
[比較例1〜6]
複色不定形着色粒子に代えて、表10に示す種類の単色不定形着色粒子を組み合わせて用いた以外は、実施例1と同様にして多彩模様塗料組成物を調製し、塗膜の外観評価を行った。結果を表10に示す。
Figure 2012241107
Figure 2012241107
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表8、9中、色差(ΔE)は、多彩模様塗料組成物に含まれる複色不定形着色粒子を構成する不定形物同士の色差であり、これは複色不定形着色粒子の製造に用いたエマルション塗料Mより形成される塗膜同士の色差(ΔE)に相当する。なお、実施例12の場合は、複色不定形着色粒子A−14の製造に用いたエマルション塗料M−14をブランクとしたときのエマルション塗料M−15、M−17それぞれの色差(ΔE)を表9に示す。
表8、9から明らかなように、各実施例で得られた多彩模様塗料組成物は、立体感があるような深みのある多彩模様塗膜を形成できた。
特に、色差が1以上である複数の不定形物からなる複色不定形着色粒子を含む実施例1〜12の多彩模様塗料組成物から形成された多彩模様塗膜は、立体感があるような深みが感じられた。中でも、色差が4〜10である実施例2、4、6、8、10、12の多彩模様塗膜は、陰影感が際立ち、複雑な深みがあり、意匠性に優れるものであった。
なお、色差が10.9および14.9である実施例9、11の多彩模様塗膜は、立体感があるような深みはあるものの、陰影の付きかたがやや不自然に見え、しばらく見つめていると次第に目がチカチカとした。
一方、表10から明らかなように、単色不定形着色粒子を2種類以上含む各比較例の多彩模様塗料組成物から形成された多彩模様塗膜は、陰影が感じられず、立体感があるような深みがなかった。
10:複色不定形着色粒子、11a:不定形物、11b:不定形物。

Claims (4)

  1. 色の異なる複数の不定形物からなることを特徴とする複色不定形着色粒子。
  2. 任意の不定形物と、他の不定形物との色差が1〜10であることを特徴とする請求項1に記載の複色不定形着色粒子。
  3. 請求項1または2に記載の複色不定形着色粒子を含有することを特徴とする多彩模様塗料組成物。
  4. 請求項3に記載の多彩模様塗料組成物から形成されたことを特徴とする多彩模様塗膜。
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