JP2012237899A - シート排出駆動装置および画像形成装置 - Google Patents
シート排出駆動装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012237899A JP2012237899A JP2011107451A JP2011107451A JP2012237899A JP 2012237899 A JP2012237899 A JP 2012237899A JP 2011107451 A JP2011107451 A JP 2011107451A JP 2011107451 A JP2011107451 A JP 2011107451A JP 2012237899 A JP2012237899 A JP 2012237899A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- discharge
- speed
- rotation
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
【解決手段】排出ローラ対51の回転軸51cに、定着ローラをシステム速度V1で回転させる駆動モータ61からの駆動力が伝達されるギア139と、スイッチバックのための反転モータ62からの回転駆動力が伝達されるプーリ140とが装着される。ギア139とプーリ140には、排出ローラ対51がシートを排出する場合の回転方向と同方向の回転駆動力のみを回転軸51cに伝達するワンウエイクラッチ201、211が内蔵されている。排出されるべきシートが定着ニップを搬送されている間には、反転モータ62をV1に相当する速度で回転させ、そのシートの後端が定着ニップを通過すると高速に切り替えて回転させることにより、排出ローラ対51が高速回転し、切り替え以降、シート排出に要する時間が短縮される。
【選択図】図3
Description
シート交互通紙とは、第1面に画像が形成されたシートを1以上の所定枚数、循環路内に収容している状態で、給紙部と循環路とから交互にシートを転写位置に搬送し、給紙部からのシートについては、第1面に対する画像形成後、反転路に導き(排出せず)、循環路からのシートについては、第2面に対する画像形成後、排出路に導いて排出する動作を繰り返し行う搬送方式をいう。
すなわち、シートのスイッチバックは、1枚のシートを前進と後退を切り替えて行う動作であり、ある程度の時間がかかる。このため、反転ローラと排出ローラを1対のローラで兼用した構成、例えば複数枚のシートを連続搬送して、順次、第1面への画像形成、反転路でのスイッチバック、循環路の搬送、第2面への画像形成、排出を行う、いわゆるシート循環搬送を行う構成をとれば、先行するシートと次のシートとの搬送間隔(用紙間隔)をスイッチバックに要する時間だけ空ける必要が生じ、用紙間隔が長くなって、両面プリントの生産性(単位時間当たりのプリント枚数)を高めることができない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、シートをスイッチバックする機能とシートを排出する機能を有する構成において、モータなど駆動源を減らして低コスト化を図りつつ、シート排出時間の短縮、特にファーストプリントタイムを短縮することができるシート排出駆動装置および画像形成装置を提供することを目的としている。
また、前記第1クラッチ機構と第2クラッチ機構は、それぞれが排出回転部材の回転軸に装着されていることを特徴とする。
また、前記第2駆動源の出力を制御する制御手段を備え、前記第1駆動手段は、定着回転体を、シートの基準の搬送速度に相当する速度V1で回転させ、前記伝達機構は、定着回転体が回転しているときに、第1駆動源からの回転駆動力が排出回転部材に伝達される場合には、排出回転部材を定着回転体と同じ速度で回転駆動させ、前記制御手段は、1枚のシートが排出回転部材と定着回転体とに跨って搬送されているときには、前記第2駆動源からの回転駆動力により排出回転部材の回転速度が前記速度V1を超えず、その1枚のシートの搬送方向後端が定着回転体を通過してから排出回転部材を通過するまでの搬送時間の少なくとも一部の時間に、排出回転部材の回転速度が前記速度V1よりも高速のV2に切り替わるように、前記第2駆動源の出力を切り替えることを特徴とする。
また、前記第1駆動手段は、第1駆動源の回転駆動力を第1伝達経路により定着回転体に伝達し、前記第2駆動手段は、第2駆動源の回転駆動力を第2伝達経路により反転回転部材に伝達し、前記伝達機構は、第1伝達経路に接続される第3伝達経路と、第2伝達経路に接続される第4伝達経路を有し、第1伝達経路から第3伝達経路に伝達される回転駆動力と、第2伝達経路から第4伝達経路に伝達される回転駆動力とを前記排出回転部材に伝達することを特徴とする。
<プリンタの全体構成>
図1は、プリンタ10の全体の構成を示す図である。
同図に示すように、プリンタ10は、両面プリント機能を有し、作像部1と、中間転写部2と、給送部3と、定着部4と、両面搬送部5と、制御部6などを備えており、ネットワーク、ここではLANに接続されて、外部の端末装置(不図示)からの印刷(プリント)ジョブの実行指示を受け付けると、その指示に基づいてプリントジョブを実行する。プリントジョブには、シートの一方の面に画像形成を行う片面モードによるジョブ、シートの第1面と第2面のそれぞれに画像形成を行う両面モードによるジョブが含まれる。
作像ユニット10Y〜10Kは、矢印Aで示す方向にシステム速度V1(シートの基準の搬送速度に相当)で回転駆動される感光体ドラム11Y〜11Kと、感光体ドラム11Y〜11Kの周囲に配された帯電部12Y〜12K、露光部13Y〜13K、現像部14Y〜14Kなどからなる。なお、ここでは作像ユニット10Kの感光体ドラム11Kが、他の感光体ドラム11Y〜11Cよりも径の大きなものが使用されている。
定着部4は、筒状の定着ローラ41と、定着ローラ41を押圧して定着ローラ41表面との間に定着ニップNを確保する加圧ローラ42と、定着ローラ41に内挿されるヒータ43と、定着ローラ41の表面温度を検出する温度センサ44などを備え、温度センサ44の温度検出結果に基づき、制御部6によりヒータ43への通電が制御されて、定着ローラ41の表面温度が定着温度、例えば180℃に維持される。定着ローラ41は、駆動モータ61からの回転駆動力により同図の示す方向に回転駆動され、加圧ローラ42は、定着ローラ41に従動回転する。
両面搬送部5は、反転ローラ対52と、両面搬送ローラ対53a、53b、53cなどを備える。
制御部6は、外部の端末装置から送信されて来る画像信号を受信して、これをY〜K色用のデジタル画像信号に変換し、作像部1、中間転写部2、給送部3、定着部4、両面搬送部5等を制御して、片面モードと両面モードによる画像形成動作を実行させる。
片面モードの画像形成の場合には、作像ユニット10Y〜10Kごとに、矢印A方向に回転する感光体ドラム11Y〜11Kがクリーナ(不図示)により清掃された後、帯電部12Y〜12Kにより一様に帯電された感光体ドラム11Y〜11Kの表面が露光部13Y〜13Kより露光されることにより、画像データに基づく静電潜像が感光体ドラム11Y〜11Kの表面に形成される。
一方、中間転写ベルト21上の各色トナー像の移動タイミングに合わせて、給送部3からは、タイミングローラ対34を介してシートSが給送されて来ており、そのシートSは、周回する中間転写ベルト21と二次転写ローラ28の間に挟まれて搬送され、二次転写位置(画像書込位置)29において静電力により中間転写ベルト21上に多重転写されている各色トナー像が一括してシートSの第1面に二次転写される(書き込まれる。)。
定着部4を通過したシートSは、搬送路39から分岐している排出路35と反転路36のうち、切替爪37により排出路35に導かれる。
排出路35に導かれたシートSは、排出路35上を矢印Dで示す方向に沿って排出ローラ対51(排出回転部材)に向かい、排出ローラ対51により同方向に搬送されて機外に排出される。排出されたシートSは、排出トレイ38に収容される。なお、二次転写後に中間転写ベルト21の表面に残った残留トナーは、クリーナ27による清掃される。
両面モードによる画像形成の場合には、二次転写位置29を通過したシートSは、定着部4から切替爪37により反転路36に導かれる。反転路36に導かれたシートSは、矢印Eに示す方向に搬送され、反転ローラ対52(反転回転部材)に向かう。反転路36上において、反転ローラ対52までの間の位置には、反転爪57が設けられている。
この時点では、反転ローラ対52は、同図の実線で示す方向に回転しており、シートSは、反転ローラ対52により、さらに矢印Eで示す方向に搬送される。
シートSの搬送方向先端(シートの先端)が反転ローラ対52を通過した後、シートSの搬送方向後端(シートの後端)が反転ローラ対52を通過する直前のタイミングで反転ローラ対52が逆転駆動される。この反転ローラ対52の逆転駆動により、シートSが反転して矢印Fで示す方向に搬送される(スイッチバック)。このとき、反転爪57が第1姿勢(実線)に戻っているので、スイッチバックされた後のシートSの先端は、反転爪57の上側を案内されて、循環路58に導かれる。
複数枚のシートを連続給紙して両面モードを実行するジョブの場合には、上記のシート交互通紙が実行される。シート交互通紙によるシート搬送の様子については、後述する。
シート検出センサ7、8、9のそれぞれは、搬送されるシートSの先端と後端を検出し、その検出信号を制御部6に送るものであり、例えば反射型や透過型の光学センサが用いられる。シートを検出できるものであれば、他の種類のセンサなどであっても構わない。
排出ローラ対51は、上側のローラ51aと下側のローラ51bからなり、ここでは上側のローラ51aが駆動側、下側のローラ51bが従動側になっている。駆動側のローラ51aは、駆動モータ61と反転モータ62からの回転駆動力を受けて、同図に示す方向に回転駆動され、従動側のローラ51bは、ローラ51aに従動回転する。
図2は、駆動モータ61と反転モータ62からの回転駆動力を定着ローラ41と排出ローラ対51と反転ローラ対52に伝達する駆動力伝達機構100の構成を示す図であり、図3は、図2のA−A線における駆動力伝達機構100の一部概略断面を示す図である。
図2に示すように、駆動力伝達機構100は、第1伝達機構101と第2伝達機構102と第3伝達機構103を備える。
第1伝達機構101は、駆動モータ61の回転駆動力を定着ローラ41に伝達する機構であり、駆動モータ61の出力軸に軸着されたギア111と、ギア111に噛み合うギア112と、ギア112に噛み合うギア113を備える。ギア113は、定着ローラ41の装置背面側の端部に装着されている。
第2伝達機構102は、反転モータ62の回転駆動力を反転ローラ対52に伝達する機構であり、反転モータ62の出力軸に装着されたプーリ121と、反転ローラ対52の上側のローラ52aにおける回転軸52cの装置背面側の端部に装着されたプーリ122と、プーリ121、122に巻き掛けられた歯付きベルト123を備える。
反転ローラ対52のローラ52aは、その回転軸52cの装置背面側の端部が軸受91を介して側板90に回転自在に支持されており、ローラ52bは、その回転軸52dの装置背面側の端部が軸受92を介して側板90に回転自在に支持されている。
反転モータ62の出力軸が図2の実線で示す矢印の方向(正方向)に回転すると、その回転駆動力がプーリ121、ベルト123、プーリ122を介してローラ52aに伝達される。これにより、反転ローラ対52が正方向に回転する。この正方向は、定着部4から送られて来たシートSをその搬送方向と同方向に搬送するときの回転方向に相当する。
第3伝達機構103は、駆動モータ61から出力される回転駆動力と反転モータ62から出力される回転駆動力をクラッチ機構、ここではワンウエイクラッチを介して排出ローラ対51に伝達する機構であり、ギア131,132、歯付きベルト133、ギア134〜139、プーリ140、歯付きベルト141、プーリ142を備える。
ギア132は、大径のギア部151と小径のプーリ部152とが一体に構成されてなり、ギア部151がギア131と噛み合っている。ギア134も、ギア132と同様に、大径のギア部161と小径のプーリ部162とが一体に構成されてなり、ギア部161がギア135と噛み合っている。歯付きベルト133は、プーリ部152とプーリ部162とに掛け渡されている。ギア135は、ギア136と噛み合い、ギア136は、ギア137と噛み合い、ギア137は、ギア138と噛み合っている。
ギア139とプーリ140は、排出ローラ対51のローラ51aの回転軸51cにおける装置背面側の端部に装着されている。回転軸51cの装置背面側の端部は、側板90から軸受93を介して装置背面側に飛び出した状態で側板90に回転自在に支持されており、この装置背面側に飛び出した端部に、側板90に遠い方からギア139とプーリ140とが、この順に回転軸51cの同軸上に装着される位置関係になっている。
ギア139は、同図の拡大図に示すように、ワンウエイクラッチ201が内蔵されてなり、ワンウエイクラッチ201を介してギア本体部202が回転軸51cに支持されている。プーリ140も同様に、ワンウエイクラッチ211が内蔵されてなり、ワンウエイクラッチ211を介してプーリ本体部212が回転軸51cに支持されている。ワンウエイクラッチ201、211は、一方向の回転駆動力だけを伝達し、これとは逆方向の回転駆動力を伝達させない機能を有するクラッチである。
このような構成において、駆動モータ61の出力軸が図2に示す正方向に回転すると、その回転駆動力がギア111、131〜138を介してギア139に伝達される。
これにより、回転軸51cが正方向に回転駆動される。この正方向は、定着部4から送られて来たシートSをその搬送方向と同方向に搬送するときの回転方向に相当する。この意味で、ギア131〜139、歯付きベルト133などは、駆動モータ61の回転駆動力を定着ローラ41に伝達する第1伝達経路に接続され、第1伝達経路から伝達される回転駆動力を排出ローラ対51に伝達する第3伝達経路を構成するといえる。
反転モータ62からの回転駆動力により回転軸51cが回転される場合のその回転速度が、駆動モータ61からの回転駆動力により回転軸51cが回転される場合のその回転速度よりも速ければ、反転モータ62の回転駆動力がワンウエイクラッチ211を介して回転軸51cに伝達される。これにより、回転軸51cが正方向に回転駆動される。この意味で、プーリ140,142、歯付きベルト141などは、反転モータ62の回転駆動力を反転ローラ対52に伝達する第2伝達経路に接続され、第2伝達経路から伝達される回転駆動力を排出ローラ対51に伝達する第4伝達経路を構成するといえる。
このように排出ローラ対51のローラ51aの回転軸51cに2つのワンウエイクラッチ201と211を同軸上に設けているのは、駆動モータ61と反転モータ62の2つの駆動源を用いて、定着ローラ41と排出ローラ対51と反転ローラ対52という3つの被駆動対象を回転駆動させるためである。
ここで、定着ローラ41は、システム速度V1に相当する一定の速度で回転される。これは、次の理由による。本実施の形態では、定着ローラ41や加圧ローラ42は、その径や材質などが寿命との関係からシステム速度V1を基準に設計されており、システム速度V1を超えた高速の回転を行えないからである。
反転ローラ対52は、シートSのスイッチバックのために正逆方向に回転を切り替える必要があり、駆動モータ61とは別の駆動源である反転モータ62により正逆方向に回転が切り替えられる。
ところが、駆動モータ61は、定着ローラ41をシステム速度V1で回転させるために一定速度で回転されるので、駆動モータ61からの回転駆動力だけでは、排出ローラ対51を高速回転に切り替えることができない。
そこで、本実施の形態では、排出ローラ対51を高速回転に切替可能なように、排出ローラ対51のローラ51aの回転軸51cへの駆動モータ61からの駆動力の伝達経路にワンウエイクラッチ201を設けると共に、反転モータ62からの駆動力の伝達経路にワンウエイクラッチ211を設け、駆動モータ61と反転モータ62のうち、正方向に回転速度の速い方の回転駆動力が排出ローラ対51に伝達されつつ、逆方向の回転駆動力が伝達されない構成をとり、排出ローラ対51を高速回転させる必要のあるときだけ、反転モータ62を正方向に高速回転に可変させる高速制御を行うことにより、2つの駆動源で3つの被駆動対象を回転駆動させることができるようにしたものである。
図4は、制御部6の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、制御部6は、主な構成要素として、CPU71と、通信インターフェース(I/F)部72と、ROM73と、RAM74と、画像メモリ75と、速度情報記憶部76と、タイマー77を備え、各部は相互に通信可能になっている。
CPU71は、通信I/F部72からのプリントジョブのデータをY〜Kの再現色の画像データに変換して、画像メモリ75に出力し、この画像データを再現色ごとに格納させる。また、プリント実行時には、この画像データを画像メモリ75から読み出して、作像部1や中間転写部2などの動作をタイミングを取りながら制御して、読み出した画像データに基づき片面と両面モードのプリントジョブを円滑に実行させる。
また、CPU71は、シート検出センサ7の検出信号に基づき、シートSの後端が排出ローラ対51を通過したことを検出し、シート検出センサ8の検出信号に基づき、シートSの後端が反転ローラ対52を通過する直前の位置まで搬送されたことを検出し、シート検出センサ9の検出信号に基づき、シートSが定着ニップNを通過したことを検出する。さらに、CPU71は、反転モータ62を制御して、その出力軸の回転駆動力を可変出力させ、また回転方向を正逆方向に切り替える。
速度情報記憶部76は、不揮発性の記憶部であり、シートSをシステム速度V1で搬送するときの駆動モータ61の回転速度V1aを示す情報と、シートSをシステム速度V1とこれよりも速い高速V2とに切り替えて搬送するときの反転モータ62の回転速度V1bとV2bを示す情報とが記憶されている。
タイマー77は、後述する反転モータ駆動制御に用いられる。
図5は、シート交互通紙時にCPU71によりシート搬送制御が実行される場合のシート搬送の様子を示す模式図である。同図に示すP1、P2・・は、給紙カセット31から給送されるシートの連番を示している。
図5(a)は、第1面(裏面)に画像が転写されたシートP1が定着部4を通って反転ローラ対52に向かって搬送される様子を示している。
図5(c)は、スイッチバックを終わったシートP1が循環路58を搬送されつつ、シートP2が反転ローラ対52によりスイッチバックされている間に、第1面(裏面)に画像が転写されたシートP3が定着部4を通って反転ローラ対52に向かって搬送される様子を示している。
図5(e)は、シートP2が循環路58内に収容されつつ、シートP3が反転ローラ対52によりスイッチバックされている間に、第2面(表面)に画像が転写されたシートP1が排出ローラ対51により搬送されると共に、新たなシートP4が給送される様子を示している。
図5(g)は、シートP3が循環路58を搬送されつつ、シートP4が反転ローラ対52に向かって搬送されると共に、循環路58からシートP2がタイミングローラ対34に向けて搬送される様子を示している。
図5(i)は、シートP3とP4が循環路58内に収容されつつ、シートP2が排出ローラ対51により排出されると共に、第1面(裏面)に画像が転写されたシートP5が定着部4を通って反転ローラ対52に向かって搬送される様子を示している。
図5(k)は、シートP4が循環路58内に収容されつつ、シートP5が反転ローラ対52によりスイッチバックされている間に、第2面(表面)に画像が転写されたシートP3が排出ローラ対51により搬送されると共に、新たなシートP6が給送される様子を示している。P6以降の各シートについても、上記の(i)〜(k)の繰り返しにより、第2面に画像が転写された各シートが順次、排出されていく。
シート交互通紙を行うと、両面プリントの順序がシートP1の第1面、シートP2の第1面、シートP3の第1面、シートP1の第2面、シートP4の第1面、シートP2の第2面、シートP5の第1面、シートP3の第2面、シートP6の第1面・・というように、シートP3からのシートについては、プリント面が第1面と第2面の交互になる。これにより、上記のシート循環搬送に比べて、シート間隔を詰めることができ、両面の生産性を向上することができる。
図6は、シート交互通紙における駆動力伝達機構100による回転駆動力の伝達の様子を示す模式図である。図6(a)において、矢印101aが駆動モータ61から定着ローラ41への回転駆動力の伝達経路に相当し、矢印102aが反転モータ62から反転ローラ対52への回転駆動力の伝達経路に相当し、矢印103aが駆動モータ61から排出ローラ対51への回転駆動力の伝達経路に相当し、矢印104aが反転モータ62から排出ローラ対51への回転駆動力の伝達経路を104aに相当する。
シート交互通紙では、シートがシステム速度V1で搬送されるので、図6(a)と(b)の両方とも、駆動モータ61は、回転速度V1aで回転駆動され、反転モータ62は、回転速度V1bで回転駆動される。
図6(a)では、排出ローラ対51によりシートが搬送されておらず、図6(b)では、シートP1の先端側が排出ローラ対51により搬送され、同時に後端側が定着ローラ41により搬送される状態(シートP1が排出ローラ対51と定着ニップNとに跨った状態)で搬送されている。この搬送状態では、排出ローラ対51が定着ローラ41と同速のシステム速度V1に相当する速度(周速V1)で回転しているので、シートP1に、排出ローラ対51と定着ニップN間での搬送方向の引っ張り力が作用することがなく、スムーズなシート搬送が行われる。
<1枚のシートSの排出時における回転駆動力の伝達について>
図7は、片面モードで1枚のシートSが排出される場合における駆動力伝達機構100による回転駆動力の伝達の様子を示す模式図であり、図7(a)は、シートSが排出ローラ対51と定着ローラ41とに跨って搬送されている状態を示し、図7(b)は、シートSの後端が定着ニップNを通過した直後の状態を示している。
上記の高速制御は、片面モードだけでなく、後述のように両面モードによるプリントジョブの最後に給送されるシート(最終紙)が排出される場合にも適用される。
図8は、制御部6による反転モータ62の駆動制御処理の内容を示すフローチャートである。当該駆動制御処理は、プリントジョブ単位で実行され、当該ジョブにおいて複数枚のシートが搬送されるときには、給紙カセット31から給送される順に、シートP1、P2・・Pnと番号を付して規定するものとする。
プリントジョブ実行中にシステム速度V1で搬送される1枚のシートPn(ここでは、P1とする。)の先端が定着ニップNを通過したか否かを判断する(ステップS2)。
この判断は、シート検出センサ9によるシートP1の先端の検出信号を受信することにより行われる。
当該プリントジョブが片面モードによるジョブであるか否かを判断する(ステップS4)。片面モードの場合、シートP1は排出路35に導かれて排出されるが、両面モードの場合、第1面と第2面の両方に画像が形成されていれば排出路35に導かれ、第1面だけに画像が形成されていれば、反転路36に導かれてスイッチバックされることになり、シートの搬送径路が異なるので、以下、各モードを分けて説明する。
システム速度V1で搬送されるシートP1の後端が定着ニップNを通過したことを判断すると(ステップS5で「YES」)、反転モータ62の回転速度をV1bから高速のV2b(正転)に切り替える(ステップS6)。これにより、シートP1の搬送速度がシステム速度V1から高速V2に切り替わり、シートP1について、システム速度V1のまま維持する場合に比べてシート排出時間を短縮することができる。
そして、シートP1が当該プリントジョブにおける最終紙であるか否かを判断する(ステップS9)。
ステップS2では、次に給送されたシートP2の先端が定着ニップNを通過したか否かを判断する。シートP2の先端が定着ニップNを通過したことを判断すると、ステップS3では、反転モータ62を回転速度V1bで正転させる(既にV1bで正転中の場合には、これを継続する。)。ステップS5において、シートP2の後端が定着ニップNを通過したことを判断すると、ステップS6で反転モータ62の回転速度をV1bからV2bに切り替える。これにより、シートP2の搬送速度が高速V2に切り替わる。ステップ7において、シートP2の後端が排出ローラ対51を通過したことを判断すると、シートP2が排出されたとして、ステップS8で反転モータ62の回転速度をV2bからV1bに戻し、ステップS9でシートP2が最終紙であるか否かを判断する。
シートPnを最終紙と判断すると(ステップS9で「YES」)、反転モータ62を停止させて(ステップS11)、当該処理を終了する。
シートP1が排出されない(反転路36に導かれる)ことを判断すると(ステップS12で「NO」)、スイッチバック制御を実行する(ステップS14)。
同図に示すように、シートP1の後端がシート検出センサ8により検出されたか否かを判断する(ステップS21)。シートP1の後端が検出されたことを判断すると(ステップS21で「YES」)、反転モータ62を正転から逆転に切り替える(ステップS22)。逆転時の回転速度は、V1bとされる。これにより、反転ローラ対52が正回転から逆回転に切り替わって、シートP1の搬送方向が反対方向に変わり、シートP1が循環路58に向かって搬送される(スイッチバック)。
図8に戻り、ステップS2では、シートP1(スイッチバック後に循環路58を通って二次転写位置29に戻り、二次転写位置29で第2面に画像が転写された後のシート)の先端が定着ニップNを通過したか否かを判断する。
図10は、両面排出制御のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
以上、説明したように本実施の形態では、排出ローラ対51のローラ51aの回転軸51cに対する、駆動モータ61からの駆動力の伝達経路と反転モータ62からの駆動力の伝達経路とにワンウエイクラッチ201と211を設け、駆動モータ61と反転モータ62のうち、正方向に回転速度の速い方の回転駆動力が排出ローラ対51に伝達されつつ、逆方向の回転駆動力が伝達されない構成とした。
(変形例)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(3)また、高速時以外の通常時に、駆動モータ61からの回転駆動力と反転モータ62からの正方向の回転駆動力とが同時に排出ローラ対51に伝達された場合に、いずれの回転駆動力による排出ローラ対51の回転速度もシステム速度V1に相当する大きさになるように構成することにより、排出ローラ対51が一定の速度V1で回転されるとしたが、これに限られない。排出ローラ対51が速度V1で回転されれば良く、例えば反転モータ62からの回転駆動力による排出ローラ対51の回転速度が駆動モータ61からの回転駆動力による回転速度を超えない(以下になる)ように、反転モータ62の出力(回転数)を制御するとしても良い。
(7)上記実施の形態では、本発明に係るシート排出駆動装置および画像形成装置をタンデム型のプリンタに適用した場合の例を説明したが、タンデム型に限られず、またカラーとモノクロの画像形成の機能に関わりなく、シートの両面(第1面と第2面)にトナー像等の画像を形成する両面の画像形成機能を有する画像形成装置一般、例えば複写機、ファクシミリ装置、MFP(Multiple Function Peripheral)等に適用できる。
さらに、駆動モータ61を定着ローラ41の駆動源とした例を説明としたが、システム速度V1に相当する速度で回転する他の部材、例えば感光体ドラム11Y〜11Kや中間転写ベルト21などの少なくとも1つの部材の駆動源として駆動モータ61を共用する構成をとるとしても良い。
5 循環路
6 制御部
51 排出ローラ対
52 反転ローラ対
61 駆動モータ
62 反転モータ
100 駆動力伝達機構
101 第1伝達機構
102 第2伝達機構
103 第3伝達機構
201、211 ワンウエイクラッチ
V1 システム速度
V2 システム速度より速い速度(高速)
S シート
Claims (8)
- 搬送されるシートの第1面に画像を書き込み、その画像を定着回転体によりシートに定着し、そのシートを反転路に導いて反転回転部材によりスイッチバックした後、循環路を介して画像書込位置に戻し、当該シートの第2面に画像を書き込み、その画像を定着回転体によりシートに定着した後、そのシートを排出路に導き排出回転部材により排出する画像形成装置に備えられるシート排出駆動装置であって、
第1駆動源を有し、第1駆動源の回転駆動力により定着回転体を回転させる第1駆動手段と、
第2駆動源を有し、第2駆動源の回転駆動力により反転回転部材の回転方向を正逆方向に切替かつ回転速度を可変可能な第2駆動手段と、
第1駆動源からの回転駆動力と第2駆動源からの回転駆動力を排出回転部材に伝達する伝達機構と、を備え、
前記伝達機構は、
排出回転部材がシートの搬送と同方向に回転したときの回転方向を正方向としたとき、第1駆動源と第2駆動源のうち、排出回転部材の正方向への回転速度が速くなる方の駆動源からの回転駆動力を排出回転部材に伝達することを特徴とするシート排出駆動装置。 - 前記伝達機構は、
第1駆動源からの回転駆動力が、排出回転部材を正方向に回転させる駆動力である場合に、その駆動力を排出回転部材に伝達し、正方向の反対の逆方向に回転させる駆動力である場合には、伝達させない第1クラッチ機構と、
第2駆動源からの回転駆動力が、排出回転部材を正方向に回転させる駆動力である場合に、その駆動力を排出回転部材に伝達し、正方向の反対の逆方向に回転させる駆動力である場合には、伝達させない第2クラッチ機構と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート排出駆動装置。 - 前記第1クラッチ機構と第2クラッチ機構は、ワンウエイクラッチからなることを特徴とする請求項2に記載のシート排出駆動装置。
- 前記第1クラッチ機構と第2クラッチ機構は、それぞれが排出回転部材の回転軸に装着されていることを特徴とする請求項2または3に記載のシート排出駆動装置。
- 前記第2駆動源の出力を制御する制御手段を備え、
前記第1駆動手段は、
定着回転体を、シートの基準の搬送速度に相当する速度V1で回転させ、
前記伝達機構は、
定着回転体が回転しているときに、第1駆動源からの回転駆動力が排出回転部材に伝達される場合には、排出回転部材を定着回転体と同じ速度で回転駆動させ、
前記制御手段は、
1枚のシートが排出回転部材と定着回転体とに跨って搬送されているときには、前記第2駆動源からの回転駆動力により排出回転部材の回転速度が前記速度V1を超えず、
その1枚のシートの搬送方向後端が定着回転体を通過してから排出回転部材を通過するまでの搬送時間の少なくとも一部の時間に、排出回転部材の回転速度が前記速度V1よりも高速のV2に切り替わるように、前記第2駆動源の出力を切り替えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート排出駆動装置。 - 前記少なくとも一部の時間は、前記搬送時間の全ての時間であることを特徴とする請求項5に記載のシート排出駆動装置。
- 前記第1駆動手段は、
第1駆動源の回転駆動力を第1伝達経路により定着回転体に伝達し、
前記第2駆動手段は、
第2駆動源の回転駆動力を第2伝達経路により反転回転部材に伝達し、
前記伝達機構は、
第1伝達経路に接続される第3伝達経路と、第2伝達経路に接続される第4伝達経路を有し、第1伝達経路から第3伝達経路に伝達される回転駆動力と、第2伝達経路から第4伝達経路に伝達される回転駆動力とを前記排出回転部材に伝達することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のシート排出駆動装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載のシート排出駆動装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011107451A JP5919648B2 (ja) | 2011-05-12 | 2011-05-12 | シート排出駆動装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011107451A JP5919648B2 (ja) | 2011-05-12 | 2011-05-12 | シート排出駆動装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012237899A true JP2012237899A (ja) | 2012-12-06 |
JP5919648B2 JP5919648B2 (ja) | 2016-05-18 |
Family
ID=47460839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011107451A Active JP5919648B2 (ja) | 2011-05-12 | 2011-05-12 | シート排出駆動装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5919648B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016022627A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置及び用紙搬送用モータの駆動方法 |
US20160349678A1 (en) * | 2015-05-28 | 2016-12-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1111737A (ja) * | 1997-06-27 | 1999-01-19 | Copyer Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2004307174A (ja) * | 2003-04-09 | 2004-11-04 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット |
JP2006062849A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置 |
JP2006182475A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
2011
- 2011-05-12 JP JP2011107451A patent/JP5919648B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1111737A (ja) * | 1997-06-27 | 1999-01-19 | Copyer Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2004307174A (ja) * | 2003-04-09 | 2004-11-04 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット |
JP2006062849A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置 |
JP2006182475A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016022627A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置及び用紙搬送用モータの駆動方法 |
US20160349678A1 (en) * | 2015-05-28 | 2016-12-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US9885988B2 (en) * | 2015-05-28 | 2018-02-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveying apparatus and image forming apparatus including same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5919648B2 (ja) | 2016-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5022834B2 (ja) | 画像形成装置 | |
CN108574791B (zh) | 图像读取装置以及图像形成系统 | |
JP6938287B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20160137443A1 (en) | Recording medium conveyance apparatus and image forming apparatus | |
JP2010223983A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5765933B2 (ja) | シート反転搬送装置 | |
JP5919648B2 (ja) | シート排出駆動装置および画像形成装置 | |
JP6604301B2 (ja) | 駆動伝達装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP2017007761A (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、及び、プログラム | |
JP5618585B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4817028B2 (ja) | 印刷システム、印刷装置及びプログラム | |
JP2018196247A (ja) | 用紙搬送装置 | |
JP5441520B2 (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP4412064B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5994597B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6763140B2 (ja) | 用紙搬送装置及び画像形成装置 | |
JP5811680B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6965306B2 (ja) | 画像読取装置および画像形成システム | |
US11378895B2 (en) | Image forming apparatus with developing roller separation processing | |
JP6264341B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2019020608A (ja) | 画像形成装置及び画像形成システム | |
JP2017190859A (ja) | 駆動装置及び画像形成装置 | |
JP2013212916A (ja) | 用紙搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2016033066A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014210635A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20130417 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140313 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20140613 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150403 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150908 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151106 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160328 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5919648 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |