JP2019020608A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

画像形成装置及び画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019020608A
JP2019020608A JP2017139603A JP2017139603A JP2019020608A JP 2019020608 A JP2019020608 A JP 2019020608A JP 2017139603 A JP2017139603 A JP 2017139603A JP 2017139603 A JP2017139603 A JP 2017139603A JP 2019020608 A JP2019020608 A JP 2019020608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
image forming
sheet
unit
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017139603A
Other languages
English (en)
Inventor
嘉輝 川上
Yoshiteru Kawakami
嘉輝 川上
康夫 塩川
Yasuo Shiokawa
康夫 塩川
貴弘 大久保
Takahiro Okubo
貴弘 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2017139603A priority Critical patent/JP2019020608A/ja
Publication of JP2019020608A publication Critical patent/JP2019020608A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

【課題】用紙処理後の用紙を手動で再給紙する作業を要することなく、用紙処理が施された用紙にさらに画像を形成する。【解決手段】用紙Pに対して所定の用紙処理を行う用紙処理装置200と接続され、用紙Pに対して画像を形成する画像形成装置100は、用紙処理装置200の用紙搬入部201と接続される第1搬送経路R1と、第1搬送経路R1上に設けられ、用紙Pに対して画像を形成する画像形成部10と、用紙処理装置200から排出された用紙Pを搬入し、搬入した用紙Pを画像形成部10の上流の第1搬送経路R1に合流させる第2搬送経路R2と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成システムに関する。
近年、プリンターやスキャナー、コピー機、ファックス等の機能を兼ねた多機能な画像形成装置が広く使用されている。
そのような画像形成装置には、画像が形成された用紙に対してさらに用紙処理を行う用紙処理装置が連結して設けられる場合がある。例えば、画像が形成された用紙に対して、穿孔処理、Z折り処理、中折り処理等を行う用紙処理装置が連結される技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−292571号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、画像形成装置に連結される用紙処理装置には用紙処理が施された後の用紙を再び画像形成装置へ戻す機能を有していないことが一般的である。このため、例えば、用紙処理が施された用紙に対して再び画像を形成する場合には、用紙処理装置から排出された用紙をユーザーが手動で画像形成装置に再給紙する作業を要し、煩雑であった。
そこで、本発明は、用紙処理後の用紙を手動で再給紙する作業を要することなく、用紙処理が施された用紙にさらに画像を形成することができる画像形成装置及び画像形成システムを提供することを目的としている。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
用紙に対して所定の用紙処理を行う用紙処理装置と接続され、用紙に対して画像を形成する画像形成装置であって、
前記用紙処理装置の用紙搬入部と接続される第1搬送経路と、
前記第1搬送経路上に設けられ、用紙に対して画像を形成する画像形成部と、
前記用紙処理装置から排出された用紙を搬入し、搬入した用紙を前記画像形成部の上流の前記第1搬送経路に合流させる第2搬送経路と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記第2搬送経路を搬送される用紙を反転させて前記画像形成部の上流の前記第1搬送経路に合流させる反転経路を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載の画像形成装置と、用紙に対して所定の用紙処理を行う用紙処理装置と、を備える画像形成システムであって、
前記用紙処理装置は、
前記画像形成装置から排出された用紙が搬入される用紙搬入部と、
前記用紙搬入部から搬入される用紙に対して所定の用紙処理を行う用紙処理部と、
前記用紙処理部から送り出された用紙を前記画像形成装置へ返送する返送経路と、
を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成システムにおいて、
前記返送経路は、前記画像形成装置の前記第2搬送経路に接続されることを特徴とする。
本発明によれば、用紙処理後の用紙を手動で再給紙する作業を要することなく、用紙処理が施された用紙にさらに画像を形成することができる画像形成装置及び画像形成システムを提供することができる。
本実施形態に係る画像形成システムを模式的に示す構成図である。 本実施形態に係る画像形成装置を模式的に示す構成図である。 引き込み動作時の長尺紙の位置を示す概略図である。 引き込み動作完了時の長尺紙の位置を示す概略図である。 再給紙動作時の長尺紙の位置を示す概略図である。 図2の画像形成装置の制御系の構成を概略的に示すブロック図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本実施形態に係る画像形成システム300を模式的に示す構成図である。図1に示すように、画像形成システム300は、用紙に対して画像を形成する画像形成装置100と、用紙に対して所定の用紙処理を行う用紙処理装置200と、を備えて構成される。
まず、図2等を参照して画像形成装置100について説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置100を模式的に示す構成図である。
この画像形成装置100は、例えば複写機といった電子写真方式の画像形成装置100であり、複数の感光体を一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆる、タンデム型カラー画像形成装置である。また、画像形成装置100は、規格サイズである定型紙P2のみならず、当該定型紙P2よりも用紙長の長い長尺紙P1に対しても画像形成を行うことができる。定型紙P2は、後述するように給紙トレイ21等に収容され、長尺紙P1は、画像形成装置100に外部接続される長尺紙トレイ41や手差しトレイ42から装置内に給紙される。以下、長尺紙P1と定型紙P2とを区別する必要がないときには、単に用紙Pと称して説明する。
画像形成装置100は、原稿読取装置SC、画像形成部10、定着装置50、制御部11を主体に構成され、これらが一つの筐体内に収められている。
原稿読取装置SCは、走査露光装置の光学系により原稿の画像を走査露光し、その反射光をラインイメージセンサーにより読み取り、これにより、画像信号を得る。この画像信号は、A/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理が施された後、画像データとして制御部11に入力される。なお、制御部11に入力される画像データとしては、原稿読取装置SCで読み取ったものに限らず、例えば、通信部13により画像形成装置100に接続されたパーソナルコンピューターや他の画像形成装置から受信したものであっても良い。
画像形成部10は、後述する第1搬送経路R1上に設けられ、4組の画像形成ユニット10Y、10M、10C、10K、中間転写ベルト6、二次転写ローラー9等を備えて構成されている。画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kは、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成ユニット10Y、マゼンタ(M)の画像を形成する画像形成ユニット10M、シアン(C)の画像を形成する画像形成ユニット10C、ブラック(K)の画像を形成する画像形成ユニット10Kで構成されている。
画像形成ユニット10Yは、感光体ドラム1Y、その周辺に配置された帯電部2Y、光書込部3Y、現像装置4Y及びドラムクリーナー5Yで構成されている。同様に、画像形成ユニット10M、10C、10Kは、感光体ドラム1M、1C、1K、その周辺に配置された帯電部2M、2C、2K、光書込部3M、3C、3K、現像装置4M、4C、4K及びドラムクリーナー5M、5C、5Kで構成されている。
感光体ドラム1Y〜1Kは、帯電部2Y〜2Kによりその表面が一様に帯電させられており、光書込部3Y〜3Kによる走査露光により、感光体ドラム1Y〜1Kには潜像が形成される。さらに、現像装置4Y〜4Kは、トナーで現像することによって感光体ドラム1Y〜1K上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラム1Y〜1K上には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのいずれかに対応する所定色のトナー画像が形成される。感光体ドラム1Y〜1K上に形成されたトナー画像は、1次転写ローラー7Y、7M、7C、7Kにより、回転する中間転写ベルト6上の所定位置へと逐次転写される。
中間転写ベルト6上に転写された各色よりなるトナー画像は、後述する用紙搬送部20により所定のタイミングで搬送される用紙Pに対して、二次転写ローラー9によって転写される。この二次転写ローラー9は、中間転写ベルト6と圧接して配置されることによりニップ部(以下「転写ニップ部」という)を形成する圧接部材であり、制御部11の制御下で圧接状態を離間状態に切り換え可能に構成されている。
定着装置50は、トナー画像が転写された用紙P、すなわち、転写ニップ部から送り出された用紙Pに定着処理を施す装置であり、例えば、一対の定着部材51、52と、当該定着部材51、52の一方又は双方を加熱するヒーター53とで構成されている。この定着装置50は、用紙Pの搬送過程において、一対の定着部材51、52による加圧と定着部材51、52の有する熱との作用を通じて、用紙Pへのトナー画像の定着を行う。また、定着部材51と定着部材52とは圧接して配置されることによりニップ部(以下「定着ニップ部」という)を形成する圧接部材であり、制御部11の制御下で圧接状態を離間状態に切り換え可能に構成されている。
なお、定着部材51、52は、一対のローラーで構成する以外にも、ベルト同士の組み合わせや、ベルト及びローラーの組み合わせといったように、一対の回転部材からなる構成を広く採用することができる。
定着装置50により定着処理が施された用紙Pは、排紙ローラー28により、用紙処理装置200へ送り出される。
用紙搬送部20は、第1搬送経路R1、第2搬送経路R2及び反転経路R3に沿って、用紙Pを搬送する。搬送経路R1は、長尺紙トレイ41若しくは手差しトレイ42又は給紙トレイ21から、画像形成部10の転写ニップ部及び定着ニップ部を通って用紙処理装置200に至る経路である。長尺紙P1は、画像形成装置100に接続された長尺紙トレイ41に収容されるか、手差しトレイ42上に載置されており、当該長尺紙トレイ41又は手差しトレイ42から画像形成装置100内へ供給されて、第1搬送経路R1へと送り出される。また、定型紙P2は、給紙トレイ21に収容されており、給紙部22により取り込まれ、第1搬送経路R1へと送り出される。
この第1搬送経路R1において、転写ニップ部よりも上流側には、用紙Pを搬送する複数の搬送ローラー対23〜27が設けられている。個々の搬送ローラー対23〜27は、圧接された一対のローラーによって構成されており、電動モーターを主体とする駆動機構を通じて少なくとも一方のローラーが正方向に回転駆動することにより長尺紙P1を搬送する。ここで、正方向とは、長尺紙P1を下流側に搬送する回転方向であり、逆方向とは、正方向と反対の回転方向である。また、個々の搬送ローラー対23〜27を構成する一対のローラーは、制御部11の制御下で、ローラー間の状態を圧接状態と離間状態とで切り換え可能に構成されている。
なお、搬送手段は、一対のローラーで構成する以外にも、ベルト同士の組み合わせや、ベルト及びローラーの組み合わせといったように、一対の回転部材からなる構成を広く採用することができる。
また、搬送ローラー対26は、ループローラー対として機能し、搬送ローラー対27は、レジストローラー対として機能する。すなわち、第1搬送経路R1において、給紙される用紙Pは、上流側から下流側に設けられた複数の搬送ローラー対23〜26により順次搬送されて進行する。用紙Pの先端が搬送ローラー対27へと近づくと、搬送ローラー対26等によって搬送される用紙Pは、回転停止状態の搬送ローラー対27に突き当てられ、そして、搬送ローラー対26が所定時間だけ回転を継続することで、用紙Pにループが形成される。このループ形成の作用により、用紙Pの先端の曲がりが矯正される。次に、中間転写ベルト6が担持するトナー画像と同期するように所定のタイミングで搬送ローラー対27が回転を開始することで、用紙Pが転写ニップ部へ搬送される。
ここで、図3〜図5を参照して、長尺紙P1に対して両面印刷を行う際の長尺紙P1の動きについて説明する。図3は、片面に画像形成が行われた後の長尺紙P1が第2搬送経路R2に引き込まれる時の状態を示し、図4は、長尺紙P1の引き込みが完了した時の状態を示し、図5は、反転された長尺紙P1が第1搬送経路R1に再給紙される時の状態を示している。なお、図3〜図5において、長尺紙P1の位置を、第1搬送経路R1、第2搬送経路R2及び反転経路R3上の太線部分で示す。
長尺紙P1の裏面にも画像形成を行う場合、表面に対する画像形成を終えた長尺紙P1は、図3に示すように、切換ゲート30により、第2搬送経路R2内へ搬送される。第2搬送経路R2は、第1搬送経路R1の定着装置50よりも下流側の切換ゲート30と、第1搬送経路R1の二次転写ローラー9よりも上流側の合流点A1とを繋ぐ経路である。また、この第2搬送経路R2は、分岐点A2で反転経路R3に分岐する。反転経路R3は、第2搬送経路R2の分岐点A2と、第1搬送経路R1の二次転写ローラー9よりも上流側の再給紙点A3とを繋ぐ経路である。また、第2搬送経路R2は、用紙処理装置200から排出された用紙Pを搬入する合流経路R21を有する。これにより、第2搬送経路R2は、用紙処理装置200から返送された用紙Pを搬入し、搬入した用紙Pを、第2搬送経路R2の合流点A1から画像形成部10の上流の第1搬送経路R1に合流させることが可能に構成されている。
第2搬送経路R2において分岐点A2よりも切換ゲート30側には、搬送ローラー対31、32が設けられ、第2搬送経路R2において分岐点A2よりも合流点A1側には、搬送ローラー対33、34が設けられている。搬送ローラー対31、32は、上記搬送ローラー対23〜27と同様に構成されている。また、搬送ローラー対33、34は、上記搬送ローラー対23〜27と略同様に構成されて、さらに逆方向にも回転駆動可能に構成されている。切換ゲート30により第2搬送経路R2内へ搬送される長尺紙P1は、これら搬送ローラー対31〜34により図3中矢印方向に搬送されて、合流点A1側に引き込まれる(引き込み動作)。そして、分岐点A2に設けられるセンサー(図示略)の検出結果に基づき、図4に示すように、長尺紙P1後端が分岐点A2よりも奥側(すなわち合流点A1側)に到達した時点で、長尺紙P1の搬送を停止し、引き込み動作を完了する。このとき長尺紙P1の用紙長によっては、図4に示すように、当該長尺紙P1先端が、合流点A1から第1搬送経路R1内に進入する場合がある。この場合、後述する再給紙動作開始前に、制御部11は、第1搬送経路R1上の逆方向に回転駆動できない回転部材(例えば、中間転写ベルト6及び二次転写ローラー9や、定着部材51、52等)であって長尺紙P1が到達しているものを、離間させるものとしても良い。これにより、再給紙動作時に、それらの回転部材が長尺紙P1の移動に伴って逆回転されることを防止し、当該回転部材の破損や不具合の発生等を抑制することができる。
上記引き込み動作完了後、搬送ローラー対33、34は逆回転駆動し、第2搬送経路R2内に引き込んだ長尺紙P1を逆送し、分岐点A2から反転経路R3内へ搬送する(再給紙動作)。反転経路R3には、搬送ローラー対35〜39が設けられている。これら搬送ローラー対35〜39は、上記搬送ローラー対23〜27と同様に構成されている。反転経路R3内に搬送された長尺紙P1は、図5に示すように、搬送ローラー対35〜39により分岐点A2から再給紙点A3に向かって図5中矢印方向に搬送され、再給紙点A3から第1搬送経路R1内に搬送される。これにより、長尺紙P1の反転が達成される。
なお、排紙ローラー28、切換ゲート30、搬送ローラー対31〜39も前述した用紙搬送部20を構成する。
図6は、本実施形態に係る画像形成装置100の制御系の構成を概略的に示すブロック図である。
制御部11は、図6に示すように、記憶部12、通信部13、操作部14、原稿読取装置SC、画像形成部10、用紙搬送部20及び定着装置50に接続されている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等により構成されている。制御部11のCPUは、記憶部12に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成装置100各部の動作を集中制御する。例えば、制御部11は、操作部14によりジョブ実行指令が入力されると、ジョブを実行し、原稿読取装置SCや通信部13により入力される画像データに基づいて用紙Pにトナー画像を形成させる制御を行う。
記憶部12は、不揮発性の半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等により構成され、制御部11で実行される各種プログラムの他、各部で必要なパラメータやデータ等を記憶している。
通信部13は、NIC(Network Interface Card)、MODEM(Modulator-DEModulator)、USB(Universal Serial Bus)等の各種インターフェースを備え、外部機器との接続を行う。
操作部14は、ユーザーによって設定される種々の情報を制御部11に出力する。操作部14としては、例えば、ディスプレイ上に表示される情報に従い、入力操作を行うことが可能なタッチパネルを用いることができる。かかる操作部14を通じて、ユーザーは、印刷条件、すなわち、長尺紙P1の種類(例えば、サイズ、紙種、坪量等)、使用する給紙トレイ、画像の濃度、倍率、両面印刷の有無などを設定することができる。また、ユーザーは、操作部14を通じて、ジョブの実行指令や調整モードでの動作指示を入力することができる。また、制御部11は、操作部14を制御することにより、当該操作部14を介してユーザーに種々のメッセージを表示することができる。
次に、図1を参照して用紙処理装置200について説明する。
用紙処理装置200は、画像形成装置100から排出された用紙Pに対して所定の用紙処理を行う装置である。用紙処理装置200は、画像形成装置100から排出された用紙Pが搬入される用紙搬入部201、搬入される用紙Pに対して用紙処理を行う用紙処理部202、用紙処理部202から送り出された用紙Pを機外へ排出する用紙排出部203、用紙搬入部201から用紙処理部202を通って用紙排出部203に至る第3搬送経路R4、用紙処理部202から送り出された用紙Pを画像形成装置100へ返送する返送経路R5、複数の搬送ローラー対により用紙Pを第3搬送経路R4及び返送経路R5に沿って搬送する用紙搬送部(図示略)、これら各部を制御する制御部204等を備えて構成される。制御部204は、画像形成装置100から受信する信号に基づいて、用紙処理部202から送り出された用紙Pを用紙排出部203から排出するか、返送経路R5により画像形成装置100へ返送するかを決定し、実行する。
用紙処理部202は、第3搬送経路R4上に設けられ、用紙搬入部201から搬入された用紙Pに対し所定の用紙処理を施す。用紙処理部202が行う用紙処理としては、特に限定されるものではなく、例えば賞状や証券類等の装飾に用いられる箔を用紙P上に形成する箔押し加工、用紙Pに折り目を付ける折り処理、用紙Pの一部を断裁する断裁処理等を行う。なお、用紙処理部202は、用紙搬入部201から搬入された用紙Pに対して上記各種処理の一部又は全部を施すことなく下流側に送り出すものとしても良い。
返送経路R5は、第3搬送経路R4における用紙処理部202よりも下流側の分岐点A4で第3搬送経路R4から分岐し、画像形成装置100の合流経路R21に接続される。これにより、用紙処理部202から送り出された用紙Pに対して更に画像を形成する場合には、分岐点A4に設けられる切換ゲート(図示略)により、当該用紙Pが返送経路R5内に搬送され、合流経路R21から画像形成装置100内へ搬入される。搬入された用紙Pは、搬送ローラー対32〜34等により、合流経路R21から第2搬送経路R2内へ搬送され、合流点A1から第1搬送経路R1へ再給紙されて、用紙処理が施された用紙Pに画像を形成することができる。
また、合流経路R21から第2搬送経路R2内へ搬送された用紙Pは、表裏が反転されて第1搬送経路R1に再給紙されるものとしても良い。
具体的には、第2搬送経路R2内へ搬送された用紙Pは、分岐点A2に設けられるセンサー(図示略)の検出結果に基づき、用紙P後端が分岐点A2よりも合流点A1側に到達した時点で、用紙Pの搬送が停止される。そして、搬送ローラー対33、34が逆回転駆動することで、第2搬送経路R2内の用紙Pが逆送され、分岐点A2から反転経路R3内へ搬送される。反転経路R3内に搬送された用紙Pは、搬送ローラー対35〜39により分岐点A2から再給紙点A3に向かって搬送され、再給紙点A3から第1搬送経路R1内へ再給紙される。これにより、用紙処理が施された用紙Pの表裏が反転された上で、当該用紙P上に画像を形成することができる。
以上、本実施形態によれば、用紙Pに対して所定の用紙処理を行う用紙処理装置200と接続され、用紙Pに対して画像を形成する画像形成装置100が、用紙処理装置200の用紙搬入部201と接続される第1搬送経路R1と、第1搬送経路R1上に設けられ、用紙Pに対して画像を形成する画像形成部10と、用紙処理装置200から排出された用紙Pを搬入し、搬入した用紙Pを画像形成部10の上流の第1搬送経路R1に合流させる第2搬送経路R2と、を備えるので、用紙処理後の用紙Pを手動で再給紙する作業を要することなく、用紙処理が施された用紙Pにさらに画像を形成することができる。
また、第2搬送経路R2を搬送される用紙Pを反転させて画像形成部10の上流の第1搬送経路R1に合流させる反転経路R3を備えるので、用紙処理が施された用紙Pを反転させた上で、さらに画像を形成することができる。
また、本実施形態によれば、画像形成装置100と、用紙Pに対して所定の用紙処理を行う用紙処理装置200と、を備える画像形成システム300であって、用紙処理装置200が、画像形成装置100から排出された用紙Pが搬入される用紙搬入部201と、用紙搬入部201から搬入される用紙Pに対して所定の用紙処理を行う用紙処理部202と、用紙処理部202から送り出された用紙Pを画像形成装置100へ返送する返送経路R5と、を備えるので、用紙処理後の用紙Pを手動で再給紙する作業を要することなく、用紙処理が施された用紙Pにさらに画像を形成することができる。
また、返送経路R5が、画像形成装置100の第2搬送経路R2に接続されるので、用紙処理が施された用紙Pをより確実に画像形成装置100に返送することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成装置及び画像形成システムの好適な一例を示すものであり、これに限定されるものではない。
例えば、上記した実施形態においては、感光体ドラム1Y〜1Kに形成された画像を中間転写ベルト6に一次転写し、中間転写ベルト6から二次転写ローラー9により用紙Pに画像を転写するカラーの画像形成装置を例に採り説明したが、本発明は、感光体ドラムから転写ローラーにより直接用紙Pに画像を転写するモノクロの画像形成装置においても適用可能である。
また、上記した実施形態においては、定型紙P2が給紙トレイ21から給紙されるものとしたが、これに限られるものではなく、手差しトレイ42から給紙されるものとしても良い。
また、上記した実施形態においては、画像形成装置100が反転経路R3を備えているものとしたが、これに限られるものではなく、反転経路R3を備えていなくても良い。
また、上記した実施形態においては、第1搬送経路R1において合流点A1が再給紙点A3よりも上流側に設けられているものとしたが、これに限られるものではない。例えば、合流点A1と再給紙点A3とが同一位置に設けられているものとしても良い。すなわち、第1搬送経路R1における第2搬送経路R2との接続位置と、第1搬送経路R1における反転経路R3との接続位置が同一であっても良い。
また、上記した実施形態においては、用紙搬送部20が第1搬送経路R1、第2搬送経路R2及び反転経路R3に設けられる搬送ローラー対23〜27、31〜39を有しているものとしたが、これに限られるものではない。すなわち、用紙搬送部20が有する搬送ローラー対の数は、これよりも多くても少なくても良く、各搬送ローラー対同士の間の距離が、搬送される用紙Pの用紙長よりも短くなるように配置されていれば良い。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として、不揮発性メモリー、ハードディスク等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、画像形成装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
10 画像形成部
100 画像形成装置
200 用紙処理装置
201 用紙搬入部
202 用紙処理部
300 画像形成システム
R1 第1搬送経路
R2 第2搬送経路
R3 反転経路
R5 返送経路

Claims (4)

  1. 用紙に対して所定の用紙処理を行う用紙処理装置と接続され、用紙に対して画像を形成する画像形成装置であって、
    前記用紙処理装置の用紙搬入部と接続される第1搬送経路と、
    前記第1搬送経路上に設けられ、用紙に対して画像を形成する画像形成部と、
    前記用紙処理装置から排出された用紙を搬入し、搬入した用紙を前記画像形成部の上流の前記第1搬送経路に合流させる第2搬送経路と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2搬送経路を搬送される用紙を反転させて前記画像形成部の上流の前記第1搬送経路に合流させる反転経路を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置と、用紙に対して所定の用紙処理を行う用紙処理装置と、を備える画像形成システムであって、
    前記用紙処理装置は、
    前記画像形成装置から排出された用紙が搬入される用紙搬入部と、
    前記用紙搬入部から搬入される用紙に対して所定の用紙処理を行う用紙処理部と、
    前記用紙処理部から送り出された用紙を前記画像形成装置へ返送する返送経路と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  4. 前記返送経路は、前記画像形成装置の前記第2搬送経路に接続されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
JP2017139603A 2017-07-19 2017-07-19 画像形成装置及び画像形成システム Pending JP2019020608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017139603A JP2019020608A (ja) 2017-07-19 2017-07-19 画像形成装置及び画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017139603A JP2019020608A (ja) 2017-07-19 2017-07-19 画像形成装置及び画像形成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019020608A true JP2019020608A (ja) 2019-02-07

Family

ID=65354008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017139603A Pending JP2019020608A (ja) 2017-07-19 2017-07-19 画像形成装置及び画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019020608A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11971673B2 (en) 2020-04-01 2024-04-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1121010A (ja) * 1997-07-08 1999-01-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2000309470A (ja) * 1999-04-23 2000-11-07 Kyocera Mita Corp 画像形成機
JP2004286885A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008254880A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2015067433A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1121010A (ja) * 1997-07-08 1999-01-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2000309470A (ja) * 1999-04-23 2000-11-07 Kyocera Mita Corp 画像形成機
JP2004286885A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008254880A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2015067433A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11971673B2 (en) 2020-04-01 2024-04-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5790609B2 (ja) 画像形成装置
JP6149794B2 (ja) 画像形成システム
JP2017190209A (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP5887951B2 (ja) 画像形成装置
JP2019020608A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP2013238752A (ja) 画像形成装置
JP6977349B2 (ja) 画像形成装置
JP2019015874A (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
JP6907889B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP7031139B2 (ja) 画像形成装置及び制御方法
JP6919393B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP6958043B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
JP6904158B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP6981066B2 (ja) 画像形成装置
JP6953868B2 (ja) 画像形成装置及び制御方法
JP6965610B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
JP7102707B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP2019028329A (ja) 画像形成装置及び制御方法
JP7027702B2 (ja) 画像形成装置及び制御方法
JP7027701B2 (ja) 画像形成装置及び制御方法
JP2022068809A (ja) 画像形成装置
JP7171167B2 (ja) 画像形成装置および用紙搬送制御方法
JP2019020583A (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
JP6244903B2 (ja) 画像形成システム
JP2013159446A (ja) 用紙搬送装置、画像形成装置、及び画像形成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211012

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220412