JP2012237500A - 空調機用リモコン - Google Patents

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智彦 堤
Takehiko Hiei
武彦 樋江井
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Abstract

【課題】空調機用リモコンの配置や向きに関係なく、空調機を遠隔操作できるようにする。
【解決手段】空調機用リモコン(1)に、リモコン本体部(2)の外縁部(2a)に設けられるとともにリモコン本体部(2)の表示画面(4)を囲むように位置して空調機用の信号を送信する複数の送信部(7a,7b,7c,7d)を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線で空調機を運転するために用いられる空調機用リモコンに関するものである。
従来より、無線で空調機を運転するために用いられる空調機用リモコンが知られている。これらの空調機用リモコンの中には、特許文献1に示すように、就寝者の睡眠状態を検知する検知部が接続されるものがある。
特許文献1の空調機用リモコンは扁平な箱状に形成され、就寝者の側方に置かれた状態で使用される。上述した検知部によって就寝者の体動が検出され、この検出値が空調機用リモコンに内蔵された回路ユニットへ入力される。そして、この回路ユニットにおいて、この検出値に基づいて就寝者に最適な設定温度が演算された後で、その演算値が空調機用リモコンの送信部から赤外線信号で空調機へ送信される。
特開2010−85076号公報
ところで、この空調機用リモコンは、上述したように就寝者の側方に置かれて使用される。このため、就寝者の就寝位置で上記空調機用リモコンの配置や向きが決まってしまう。こうなると、空調機用リモコンの赤外線信号が空調機へ届きにくい位置に空調機用リモコンが配置されてしまうという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、空調機用リモコンの配置や向きに関係なく、空調機を遠隔操作できるようにすることにある。
第1の発明は、載置型のリモコン本体部(2)と、上記リモコン本体部(2)の表面に設けられた表示画面(4)と、上記リモコン本体部(2)の外縁部(2a)に設けられるとともに上記表示画面(4)を囲むように位置して空調機用の信号を送信する複数の送信部(7a,7b,7c,7d)とを備えていることを特徴としている。
第1の発明では、上記リモコン本体部(2)の表示画面(4)を囲むように複数の送信部(7a,7b,7c,7d)が設けられている。これにより、空調機用リモコンを任意の位置に置いた場合であっても、複数の送信部(7a,7b,7c,7d)のうち少なくとも1つを空調機(10)に近い方向へ向けることができるようになる。そして、この空調機(10)に近い送信部(7a,7b,7c,7d)から空調機(10)へ信号が送信される。このように、空調機用リモコンにおける信号の送信領域を広げ、どの位置からも空調機(10)へ信号を発信することが可能となる。
第2の発明は、第1の発明において、上記リモコン本体部(2)は、円形状又は楕円状に形成され、上記送信部(7a,7b,7c,7d)は、上記リモコン本体部(2)の外縁部(2a)の全周に亘って略等間隔に複数設けられていることを特徴としている。
第2の発明では、上記リモコン本体部(2)の外縁部(2a)が平面視で円く形成される。そして、この円い外縁部(2a)の全周に亘って略等間隔に複数の送信部(7a,7b,7c,7d)が設けられている。ここで、この外縁部(2a)が矩形状に形成された場合には、その矩形の隅部に送信部(7a,7b,7c,7d)を設けにくく、該送信部(7a,7b,7c,7d)を矩形の対角線に沿う方向へ向けることが困難になる。この結果、上記送信部(7a,7b,7c,7d)の向きが限定されてしまう。しかしながら、外縁部(2a)を円くして隅部をなくすことで、上記リモコン本体部(2)に送信部(7a,7b,7c,7d)を設置する際に、その送信部(7a,7b,7c,7d)の向きが限定されることがない。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、上記リモコン本体部(2)の表面と裏面には操作部(5a,5b,6)が設けられ、上記送信部(7a,7b,7c,7d)は、上記リモコン本体部(2)における外縁部(2a)の側面に設けられていることを特徴としている。
第3の発明では、上記リモコン本体部(2)の側面に送信部(7a,7b,7c,7d)を設けているので、上記リモコン本体部(2)の表側又は裏側を上側へ向けた姿勢で置かれて操作されたとしても、上記送信部(7a,7b,7c,7d)が隠れることがない。
第4の発明は、第1から第3の何れか1つの発明において、上記リモコン本体部(2)の外縁部(2a)には、就寝者の睡眠状態を検知する検知部(20)と接続するための接続部(9)が設けられていることを特徴としている。
第4の発明では、上記リモコン本体部(2)に上記検知部(20)が接続される場合において、この検知部(20)の位置が就寝者の就寝位置で決まる。このため、この検知部(20)が接続されるリモコン本体部(2)の位置や向きも結果的に就寝者の就寝位置で決まってしまう。このように、上記検知部(20)でリモコン本体部(2)の位置や向きが限定されることがあっても、本発明の空調機用リモコンの場合、どの位置や向きからも空調機(10)へ信号を発信することが可能となる。
第5の発明は、第1から第4の何れか1つの発明において、上記リモコン本体部(2)には、使用者の操作に応じて上記複数の送信部(7a,7b,7c,7d)から順次信号を送信させる送信制御部(35)が設けられていることを特徴としている。
第5の発明では、複数の送信部(7a,7b,7c,7d)から順次信号が送信される。これにより、複数の送信部(7a,7b,7c,7d)から一斉に信号が送信されなくなる。
第6の発明は、第1から第5の何れか1つの発明において、上記送信部(7a,7b,7c,7d)は、空調機用の信号を送信するための送信素子(8b)と、該送信素子(8b)の信号が通過する広角レンズ(8a)とを備えていることを特徴としている。
第6の発明では、上記送信素子(8b)から発信された信号が上記広角レンズ(8a)を通過する際に広角化される。これにより、上記広角レンズ(8a)を用いない場合に比べて、各送信部(7a,7b,7c,7d)の送信領域を広げることができるようになる。
本発明によれば、上記リモコン本体部(2)の表示画面(4)を囲むように複数の送信部(7a,7b,7c,7d)が設けられることにより、上記リモコン本体部(2)の周囲へ信号を送信することができる。これにより、空調機用リモコンにおける信号の送信領域が広がるので、空調機(10)の位置や向きを気にせずに空調機用リモコンを配置した場合でも、空調機(10)を遠隔操作することができる。
また、上記第2の発明によれば、上記リモコン本体部(2)の外縁部(2a)を平面視で円く形成することにより、上記外縁部(2a)が矩形状の場合とは違い、上記リモコン本体部(2)に送信部(7a,7b,7c,7d)を設置する際に、その送信部(7a,7b,7c,7d)の向きが限定されることがない。このことから、この円い外縁部(2a)の全周に亘って等間隔に複数の送信部(7a,7b,7c,7d)を設けることにより、上記リモコン本体部(2)の周囲へ信号を発信しやすくすることができる。
また、上記第3の発明によれば、上記送信部(7a,7b,7c,7d)が上記リモコン本体部(2)の側面に設けられているので、上記リモコン本体部(2)の表側又は裏側を上側へ向けた姿勢で置かれて操作された場合であっても、上記送信部(7a,7b,7c,7d)が隠れることがない。これにより、リモコン本体部(2)における上述した姿勢によらずに、常に上記送信部(7a,7b,7c,7d)から空調機(10)へ信号を発信し、遠隔で空調機(10)を操作することができる。
また、上記第4の発明によれば、上記リモコン本体部(2)に接続される検知部(20)で該リモコン本体部(2)の配置や向きが限定されることがあっても、本発明の空調機用リモコンの場合、どの位置や向きからも空調機(10)へ信号を発信し、遠隔で空調機(10)を操作することができる。
また、上記第5の発明によれば、複数の送信部(7a,7b,7c,7d)から一斉に信号が送信される一斉発信でなく、複数の送信部(7a,7b,7c,7d)から順次信号を発信する順次発信が行われる。このように順次発信にすることにより、一斉発信の場合に比べて複数の送信部(7a,7b,7c,7d)から信号を発信する際のピーク電流を抑えることができる。
また、第6の発明によれば、上記送信素子(8b)から発信された信号を上記広角レンズ(8a)で広角化することにより、上記各送信部(7a,7b,7c,7d)における信号の発信領域を広げることができる。これにより、各送信部(7a,7b,7c,7d)の発信領域が広がった分だけ、上記リモコン本体部(2)に設ける送信部(7a,7b,7c,7d)の数を減らすことができる。
図1は、本実施形態に係る空調機用リモコンの使用状態の図である。 図2は、空調機用リモコンの正面図と側面図である。 図3は、空調機用リモコンの背面図である。 図4は、空調機用リモコンの送信部の発信動作の順番を示す図である。 図5は、制御ユニットの制御フロー図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態および変形例は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本発明の実施形態に係る空調機用リモコン(1)は、寝室(15)内に設置された空調機(10)を無線で遠隔操作するものである。
図1に示すように、上記空調機(10)は、例えば壁掛け式のエアコンで構成されている。空調機(10)は、冷媒が循環して冷凍サイクルを行う冷媒回路を備えており、熱交換器(図示省略)内の冷媒により冷却または加熱した空気を寝室(15)内へ供給する。つまり、空調機(10)は、冷房運転と暖房運転とを切り換えて行うように構成されている。
又、上記空調機用リモコン(1)は、通常、就寝者が利用する寝具(16)の側方に置かれて使用されるものである。この空調機用リモコン(1)は、リモコン本体部(2)と感圧ユニット(検知部)(20)と制御ユニット(30)とを備えている。
−リモコン本体部−
上記リモコン本体部(2)は、図2に示すように、扁平状のケーシング(3)を有している。このケーシング(3)は、平面視で楕円状に形成されている。そして、ケーシング(3)の表面は略平面状に形成されている。ケーシング(3)の裏面は該ケーシング(3)の外周縁から中央へ向かって緩やかに膨らんだ形状である。ケーシング(3)の外周面は該ケーシング(3)の側方へ緩やかに膨らんだ形状である。
このケーシング(3)における表面の中央部には、略矩形状の液晶画面(4)が設けられている。この液晶画面(4)が表示画面を構成する。
この液晶画面(4)の下側には、主運転スイッチ(5a)が設けられている。具体的には、図2に示すように、このケーシング(3)が形成する楕円形に係る短軸(a)上で該楕円形に係る長軸(b)の下側に位置している。この主運転スイッチ(5a)によって空調機(10)のON/OFFを遠隔で行うことが可能である。又、液晶画面(4)の両側に複数の操作スイッチ(6)が設けられている。これらの操作スイッチ(6)によって空調機(10)の運転設定等を行うことができる。これらの操作スイッチ(6)で設定した内容が、上述した液晶画面(4)に表示される。
このケーシング(3)における裏面には、副運転スイッチ(5b)が設けられている。具体的には、図3に示すように、上記短軸(a)で上記長軸(b)の上側に位置している。この副運転スイッチ(5b)は、ケーシング(3)の裏面を上側に向けて置いたときに使用されるものである。この副運転スイッチ(5b)によって、上記主運転スイッチ(5a)と同様に空調機(10)のON/OFFを遠隔で行うことが可能である。
又、このケーシング(3)の外周面には、上記液晶画面(4)を囲むように4つの送信部(7a,7b,7c,7d)が設けられている。具体的には、図2に示すように、上記ケーシング(3)に係る長軸(b)を挟んで一方側(図2の上側)に第1送信部(7a)と第2送信部(7b)とが設けられ、上記長軸(b)を挟んで他方側(図2の下側)に第3送信部(7c)と第4送信部(7d)とが設けられている。
尚、第1送信部(7a)及び第2送信部(7b)は、上記短軸(a)を基準にして線対称に配置され、第3送信部(7c)及び第4送信部(7d)は、上記短軸(a)を基準にして線対称に配置されている。又、第1送信部(7a)及び第4送信部(7d)は、上記長軸(b)を基準にして線対称に配置され、第2送信部(7b)及び第3送信部(7c)は、上記長軸(b)を基準にして線対称に配置されている。
各送信部(7a,7b,7c,7d)は、1つのカバー部材(8a)と2つの送信素子(8b)とを備えている。このカバー部材(8a)は細長状で上記ケーシング(3)の外周面に沿うように湾曲した形状である。このカバー部材(8a)は広角レンズ(8a)で構成されている。そして、このカバー部材(8a)が、上記ケーシング(3)の外周面に嵌め込まれている。上記リモコン本体部(2)には、このカバー部材(8a)の内側に2つの送信素子(8b)が設けられている。これらの送信素子(8b)から発信された赤外線信号は、上記カバー部材(8a)を通過する際に広角化される。
又、このケーシング(3)の外周面には接続部(9)が設けられ、この接続部(9)に上記感圧ユニット(20)が接続される。
−感圧ユニット−
上記感圧ユニット(20)は、就寝者の睡眠状態を検知するものである。この感圧ユニット(20)は、感圧部(21)と圧力伝達部(22)とを備えている。感圧部(21)は、一端が閉塞して他端が開口する細長の中空状のチューブにより構成されている。感圧部(21)は、寝室(15)の寝具(16)内に敷設されている。圧力伝達部(22)は、両端が開口する細長の中空状のチューブにより構成されている。圧力伝達部(22)は、感圧部(21)よりも小径となっている。圧力伝達部(22)は、一端が感圧部(21)の開口部(23)に接続され、他端が上述したリモコン本体部(2)の接続部(9)に接続されている。
尚、この接続部(9)の内部には受圧部(31)が設けられている。この受圧部(31)は、マイクロフォンや圧力センサ等によって構成されている。寝具(16)上の就寝者から体動が生起すると、この体動が上記感圧ユニット(20)の感圧部(21)に作用する。
これにより、感圧部(21)の内圧は、圧力伝達部(22)を介して受圧部(31)に作用する。受圧部(31)は、この内圧を電気的な信号に変換し、空調機用リモコン(1)の制御ユニット(30)へ出力する。
−制御ユニット−
上記制御ユニット(30)は上記ケーシング(3)の内部に収容されている。この制御ユニット(30)は、入力部(32)と第1処理部(33)と第2処理部(34)と送信制御部(35)とを備えている。
上記入力部(32)には、上述した受圧部(31)からの電気信号(以下、体動信号という。)が入力される。この入力部(32)において、上記体動信号は所定の周波数帯域の体動信号に変調された後で上記第1処理部(33)へ出力される。
上記第1処理部(33)では、上記入力部(32)から出力された体動信号に基づいて、就寝者が寝具に在床したか否か、及び就寝者が入眠したか否かを判定する。そして、これらの判定結果に応じて、空調機(10)の設定温度を増減する増減信号が送信制御部(35)へ出力される。
上記第2処理部(34)では、上記リモコン本体部(2)の運転スイッチ(5a,5b)や操作スイッチ(6)による操作内容が電気信号(以下、操作信号という。)として入力される。そして、この操作信号が上記送信制御部(35)へ出力される。
上記送信制御部(35)では、上記第1処理部(33)の増減信号及び上記第2処理部(34)の操作信号が変換されて各送信部(7a,7b,7c,7d)へ出力される。ここで、この送信制御部(35)において、全ての送信部(7a,7b,7c,7d)へ同時に信号を出力するのではなく、各送信部(7a,7b,7c,7d)へ順次信号を出力する。そして、上記各送信部(7a,7b,7c,7d)では、上記送信制御部(35)からの信号の入力に応じて上記送信素子(8b)から赤外線信号が発信される。この結果、図4に示すように、上記4つの送信部(7a,7b,7c,7d)において、右回りに順番に赤外線信号が発信される。
具体的に、まず、第1送信部(7a)の送信素子(8b)が点灯して該送信素子(8b)から赤外線信号が発信された後、所定時間の経過後に上記第1送信部(7a)の送信素子(8b)が消灯する。この送信素子(8b)の点灯/消灯動作が、第2送信部(7b)、第3送信部(7c)及び第4送信部(7d)の順番で行われる。そして、この第1送信部(7a)から第4送信部(7d)までの点灯/消灯動作が、必要に応じて繰り返し行われる。
−空調機用リモコンの動作−
次に、空調機用リモコン(1)の動作について説明する。
就寝前の使用者が空調機用リモコン(1)の操作スイッチ(6)を操作して「冷房運転」又は「暖房運転」を選択するとともに、その選択した運転の「設定温度」を設定する。そして、空調機用リモコン(1)の主運転スイッチ(5a)を操作すると、その設定した内容が上記リモコン本体部(2)の送信部(7a,7b,7c,7d)から空調機(10)へ赤外線信号で送信され、空調機(10)が運転を開始する。
空調機(10)の運転が開始された後、使用者が寝具(16)に横たわって就寝すると、上記感圧ユニット(20)により使用者の体動が検出され、この検出値が上記リモコン本体部(2)の制御ユニット(30)へ入力される。そして、この制御ユニット(30)で検出値に基づいて使用者に最適な設定温度が適宜決定され、その設定温度が上記リモコン本体部(2)の送信部(7a,7b,7c,7d)から空調機(10)へ赤外線信号で送信され、空調機の設定温度が変更される。このように空調機用リモコン(1)が動作することにより、使用者の安眠が促される。
−実施形態の効果−
本実施形態によれば、上記リモコン本体部(2)の液晶画面(4)を囲むように複数の送信部(7a,7b,7c,7d)が設けられることにより、上記リモコン本体部(2)の周囲へ信号を送信することができる。これにより、空調機用リモコン(1)における信号の送信領域が広がるので、上記リモコン本体部(2)に接続される感圧ユニット(20)で該リモコン本体部(2)の配置や向きが限定された場合でも、空調機(10)を確実に遠隔で操作することができる。
また、本実施形態によれば、上記リモコン本体部(2)の外縁部(2a)を平面視で円くすることにより、この円い外縁部(2a)の全周に亘って等間隔に複数の送信部(7a,7b,7c,7d)を設けることができる。これにより、上記リモコン本体部(2)の周囲へ信号を送信しやすくすることができる。
また、本実施形態によれば、上記送信部(7a,7b,7c,7d)が上記リモコン本体部(2)の側面に設けられているので、上記リモコン本体部(2)の表側又は裏側を上側へ向けた姿勢で置いた場合であっても、上記送信部(7a,7b,7c,7d)を上記リモコン本体部(2)の側方へ向かせることができる。これにより、上述したリモコン本体部(2)の姿勢によらずに、常に上記送信部(7a,7b,7c,7d)から空調機(10)へ信号を発信し、遠隔で空調機(10)を操作することができる。
また、本実施形態によれば、上記制御ユニット(30)の送信制御部(35)において、複数の送信部(7a,7b,7c,7d)から一斉に信号が送信される一斉発信でなく、複数の送信部(7a,7b,7c,7d)から順次信号を発信する順次発信が行われる。このように順次発信にすることにより、一斉発信の場合に比べて複数の送信部(7a,7b,7c,7d)から信号を発信する際の上記制御ユニット(30)のピーク電流を抑えることができる。
また、本実施形態によれば、上記カバー部材(8a)が広角レンズで構成されている。そして、このカバー部材(8a)で上記送信素子(8b)から発信された信号を広角化することにより、上記各送信部(7a,7b,7c,7d)における信号の発信領域を広げることができる。これにより、各送信部(7a,7b,7c,7d)の発信領域が広がった分だけ、上記リモコン本体部(2)に設ける送信部(7a,7b,7c,7d)の数を減らすことができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態では、上記リモコン本体部(2)において、4つの送信部(7a,7b,7c,7d)が液晶画面(4)を囲むように等間隔で配置されていたが、これに限定されず、5つ以上の送信部(7a,7b,7c,7d)で液晶画面(4)を囲んでもよいし、3つの送信部(7a,7b,7c,7d)で液晶画面(4)を囲んでもよい。又、2つの送信部(7a,7b,7c,7d)で液晶画面(4)を挟むように囲んでもよい。この場合であっても、上記実施形態と同様に、送信部(7a,7b,7c,7d)が1つの場合に比べて、空調機用リモコン(1)における信号の送信領域を広げることができる。
上記実施形態では、上記リモコン本体部(2)が平面視で楕円状に形成されていたが、これに限定される必要はなく、平面視で円形状に形成されていてもよい。この場合であっても、上記実施形態と同様に、上記リモコン本体部(2)の外縁部(2a)を平面視で円くできる。これにより、この円い外縁部(2a)の全周に亘って略等間隔に複数の送信部(7a,7b,7c,7d)を設けることにより、上記リモコン本体部(2)の周囲へ信号を発信しやすくすることができる。
上記実施形態では、上記制御ユニット(30)の送信制御部(35)によって、4つの送信部(7a,7b,7c,7d)から右回りで順番に赤外線信号が発信されていたが、これに限定される必要はなく、左回りでもよいし、順不同であってもよい。ただし、順不同の場合には、一周期で必ず1回は各送信部(7a,7b,7c,7d)が送信するようにする。例えば、第1送信部(7a)、第3送信部(7c)、第2送信部(7b)及び第4送信部(7d)の順である。
又、上記実施形態のように、各送信部(7a,7b,7c,7d)を1つずつ送信させるのではなく、2つ同時に送信させてもよい。例えば、第1送信部(7a)及び第2送信部(7b)の組と、第3送信部(7c)及び第4送信部(7d)の組とを交互に発信させる。この場合であっても、4つ同時に送信する場合に比べて、上記制御ユニット(30)のピーク電流を抑えることができる。
以上説明したように、本発明は、無線で空調機を運転するために用いられる空調機用リモコンについて有用である。
1 空調機用リモコン
2 リモコン本体部
3 ケーシング
4 液晶画面(表示画面)
7 送信部
8a カバー部材(広角レンズ)
10 空調機
20 感圧ユニット
30 制御ユニット

Claims (6)

  1. 載置型のリモコン本体部(2)と、
    上記リモコン本体部(2)の表面に設けられた表示画面(4)と、
    上記リモコン本体部(2)の外縁部(2a)に設けられるとともに上記表示画面(4)を囲むように位置して空調機用の信号を送信する複数の送信部(7a,7b,7c,7d)とを備えていることを特徴とする空調機用リモコン。
  2. 請求項1において、
    上記リモコン本体部(2)は、円形状又は楕円状に形成され、
    上記送信部(7a,7b,7c,7d)は、上記リモコン本体部(2)の外縁部(2a)の全周に亘って略等間隔に複数設けられていることを特徴とする空調機用リモコン。
  3. 請求項1又は2において、
    上記リモコン本体部(2)の表面と裏面には操作部(5a,5b,6)が設けられ、
    上記送信部(7a,7b,7c,7d)は、上記リモコン本体部(2)における外縁部(2a)の側面に設けられていることを特徴とする空調機用リモコン。
  4. 請求項1から3の何れか1つにおいて、
    上記リモコン本体部(2)の外縁部(2a)には、就寝者の睡眠状態を検知する検知部(20)と接続するための接続部(9)が設けられていることを特徴とする空調機用リモコン。
  5. 請求項1から4の何れか1つにおいて、
    上記リモコン本体部(2)には、使用者の操作に応じて上記複数の送信部(7a,7b,7c,7d)から順次信号を送信させる送信制御部(35)が設けられていることを特徴とする空調機用リモコン。
  6. 請求項1から5の何れか1つにおいて、
    上記送信部(7a,7b,7c,7d)は、空調機用の信号を送信するための送信素子(8b)と、該送信素子(8b)の信号が通過する広角レンズ(8a)とを備えていることを特徴とする空調機用リモコン。
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