JP2012237356A - 摩擦クラッチの冷却装置 - Google Patents

摩擦クラッチの冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012237356A
JP2012237356A JP2011105935A JP2011105935A JP2012237356A JP 2012237356 A JP2012237356 A JP 2012237356A JP 2011105935 A JP2011105935 A JP 2011105935A JP 2011105935 A JP2011105935 A JP 2011105935A JP 2012237356 A JP2012237356 A JP 2012237356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
retainer
outside air
clutch housing
cooling device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011105935A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Suzuki
敦士 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AI Co Ltd
Original Assignee
Aisin AI Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AI Co Ltd filed Critical Aisin AI Co Ltd
Priority to JP2011105935A priority Critical patent/JP2012237356A/ja
Publication of JP2012237356A publication Critical patent/JP2012237356A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

【課題】クラッチハウジング内に導入した外気(冷却空気)がクラッチディスクに向けて的確に導かれるように構成した摩擦クラッチの冷却装置を提供すること。
【解決手段】摩擦クラッチは、クラッチハウジング11内にてインプットシャフト12の外周に配置されてレリーズベアリング13を外周にて軸方向に移動可能に支持する筒状のリテーナ14を備えている。摩擦クラッチの冷却装置においては、リテーナ14のエンジン側端部開口をクラッチディスク23のハブ部に臨ませるとともに、リテーナ14のトランスミッション側部位に外気導入路14aが設けられている。また、クラッチハウジング11に、外気導入路14aに連通する外気導入口14が設けられるとともに、クラッチハウジング11内に連通する空気導出口11bが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、摩擦クラッチの冷却装置に係り、特に、エンジンとトランスミッション間に介装されてエンジンとトランスミッション間での動力伝達を断続する摩擦クラッチの冷却装置に関する。
摩擦クラッチの冷却装置は、クラッチハウジング内の温度上昇を抑えて、クラッチディスクの早期摩耗を防止するために設けられており、例えば、下記特許文献1に記載されている。下記特許文献1に記載されている摩擦クラッチの冷却装置では、当該摩擦クラッチの一構成部材であるレリーズフォーク(クラッチハウジングの外部から内部に挿通される部材)に空気流路(レリーズフォークの外端部から内端部に空気を導く通路)が形成されている。
実開平2−119527号公報
上記特許文献1に記載されている摩擦クラッチの冷却装置では、レリーズフォークに設けた空気流路を通してクラッチハウジング内に外気(冷却空気)を導入することができて、クラッチハウジング内を冷却することができる。しかし、クラッチハウジング内では、レリーズフォークの配設位置よりエンジン側にて、クラッチディスクがフライホイールとプレッシャプレート間に配置され、しかも、プレッシャプレートとレリーズフォーク間には、クラッチバネ(例えば、ダイアフラムスプリング)、クラッチカバー、レリーズベアリング等が配置されている。このため、レリーズフォークの空気流路を通してクラッチハウジング内に導入した外気(冷却空気)は、クラッチバネ(例えば、ダイアフラムスプリング)、クラッチカバー、レリーズベアリング等によってクラッチディスクへの流れを阻害されて、クラッチディスクに向けて的確に導かれないおそれがある。
そこで、本発明は、クラッチハウジング内に導入した外気(冷却空気)がクラッチディスクに向けて的確に導かれるように構成した摩擦クラッチの冷却装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するために、本発明では、クラッチハウジング内にてインプットシャフトの外周に配置されてレリーズベアリングを外周にて軸方向に移動可能に支持する筒状のリテーナを備えている摩擦クラッチにおいて、前記リテーナのエンジン側端部開口をクラッチディスクのハブ部に臨ませるとともに、前記リテーナのトランスミッション側部位に外気導入路を設け、前記クラッチハウジングに、前記外気導入路に連通する外気導入口を設けるとともに、前記クラッチハウジング内に連通する空気導出口を設けて、摩擦クラッチの冷却装置を構成した。
本発明による摩擦クラッチの冷却装置では、クラッチハウジングに設けた外気導入口と、リテーナのトランスミッション側部位に設けた外気導入路と、リテーナの内筒部を通して、リテーナのエンジン側端部開口からクラッチディスクのハブ部に外気(冷却空気)を導くことが可能である。また、クラッチディスクのハブ部からクラッチディスクの外周部に向けて流れてクラッチハウジング内に流れる空気(冷却後の空気)をクラッチハウジングの空気導出口を通してクラッチハウジング外に排出することが可能である。
ところで、本発明による摩擦クラッチの冷却装置においては、リテーナのエンジン側端部開口からクラッチディスクのハブ部に外気(冷却空気)をダイレクトに導くことが可能であるため、外気(冷却空気)をクラッチディスクに向けて的確に(当該摩擦クラッチの構成部材によって空気流れを阻害されることなく)導くことが可能であり、クラッチディスクを的確に冷却することが可能である。
また、本発明による摩擦クラッチの冷却装置においては、摩擦クラッチにおける各構成部材の回転(遠心力)により、クラッチディスクのハブ部から外周部に向けて流れる空気流をポンプ無しで形成することが可能であるため、クラッチディスクを効率よく冷却することが可能である。
本発明による摩擦クラッチの冷却装置の一実施形態を概略的に示した模式図である。
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明による摩擦クラッチの冷却装置を概略的に示したものであり、この摩擦クラッチは、クラッチハウジング11内にてインプットシャフト12の外周に配置されてレリーズベアリング13を外周にて軸方向に移動可能に支持する筒状のリテーナ14を備えている。インプットシャフト12は、トランスミッションTMの入力軸である。レリーズベアリング13は、レリーズフォーク(図示省略)によってエンジンEG側に押動されるものであり、ベアリングハブ15(リテーナ14の外周に軸方向へ摺動可能に組付けられている)に組付けられている。
また、この摩擦クラッチでは、エンジンEGのクランクシャフト16に一体的に組付けられるフライホイール17にクラッチカバー18が一体的に組付けられている。また、クラッチカバー18に、プレッシャプレート21が一体回転可能かつ軸方向に移動可能に組付けられるとともに、クラッチバネ(ダイアフラムスプリング)22が傾動可能(反転可能)に組付けられている。また、インプットシャフト12に、クラッチディスク23がトルク伝達可能(一体回転可能)に組付けられている。
ところで、この実施形態においては、リテーナ14のエンジンEG側端部開口をクラッチディスク23のハブ部(内周部)に臨ませる(近接して配置させる)とともに、リテーナ14のトランスミッションTM側部位(レリーズベアリング13およびベアリングハブ15の軸方向移動範囲よりトランスミッションTM側の部位)に外気導入路14aが設けられている。また、クラッチハウジング11に、外気導入路14aに連通する外気導入口11aが設けられるとともに、クラッチハウジング11内に連通する空気導出口11bが設けられている。これにより、摩擦クラッチの冷却装置が構成されている。
外気導入路14aは、内端にてリテーナ14の内筒部14b内に連通し、外端にて外気導入口11aに連通している。外気導入口11aは、クラッチハウジング11の下方に設けられている。空気導出口11bは、クラッチディスク23の径外方部位で、クラッチハウジング11の下方に設けられている。なお、外気導入口11aと空気導出口11bには、防塵・防水機能を有し通気性を有するフィルタ(図示省略)を設けることが望ましい。
上記のように構成したこの実施形態においては、白抜きの矢印で示したように、クラッチハウジング11に設けた外気導入口11aと、リテーナ14のトランスミッション側部位に設けた外気導入路14aと、リテーナ14の内筒部14bを通して、リテーナ14のエンジンEG側端部開口からクラッチディスク23のハブ部(内周部)に外気(冷却空気)を導くことが可能である。また、クラッチディスク23のハブ部(内周部)からクラッチディスク23の外周部に向けて流れて、クラッチカバー18の外周部位に設けられている通孔(図示省略)を通してクラッチハウジング11内に流れる空気(冷却後の空気)をクラッチハウジング11に設けた空気導出口11bを通してクラッチハウジング11外に排出することが可能である。
ところで、この実施形態においては、リテーナ14のエンジンEG側端部開口からクラッチディスク23のハブ部に外気(冷却空気)をダイレクトに導くことが可能であるため、外気(冷却空気)をクラッチディスク23に向けて的確に(当該摩擦クラッチの構成部材によって空気流れを阻害されることなく)導くことが可能であり、クラッチディスク23を的確に冷却することが可能である。
また、この実施形態においては、当該摩擦クラッチにおける各構成部材(クラッチディスク23、プレッシャプレート21、クラッチカバー18等)の回転(遠心力)により、クラッチディスク23のハブ部から外周部に向けて流れる空気流をポンプ無しで形成することが可能であるため、クラッチディスク23を効率よく冷却することが可能である。
本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、上記実施形態では、クラッチバネ22としてダイアフラムスプリングを採用して実施したが、クラッチバネとして圧縮コイルスプリングを採用して実施することも可能である。
また、上記実施形態では、クラッチハウジング11に設けた外気導入口11aと、リテーナ14のトランスミッションTM側部位に設けた外気導入路14aとを直接連通させるように構成して実施したが、外気導入口(11a)と外気導入路(14a)とをパイプやチューブ等の管体を介して連通させるように構成して実施することも可能である。
11…クラッチハウジング、11a…外気導入口、11b…空気導出口、12…インプットシャフト、13…レリーズベアリング、14…リテーナ、14a…外気導入路、14b…内筒部、15…ベアリングハブ、16…クランクシャフト、17…フライホイール、18…クラッチカバー、21…プレッシャプレート、22…クラッチバネ(ダイアフラムスプリング)、23…クラッチディスク、EG…エンジン、TM…トランスミッション

Claims (1)

  1. クラッチハウジング内にてインプットシャフトの外周に配置されてレリーズベアリングを外周にて軸方向に移動可能に支持する筒状のリテーナを備えている摩擦クラッチにおいて、
    前記リテーナのエンジン側端部開口をクラッチディスクのハブ部に臨ませるとともに、前記リテーナのトランスミッション側部位に外気導入路を設け、前記クラッチハウジングに、前記外気導入路に連通する外気導入口を設けるとともに、前記クラッチハウジング内に連通する空気導出口を設けて構成した摩擦クラッチの冷却装置。
JP2011105935A 2011-05-11 2011-05-11 摩擦クラッチの冷却装置 Withdrawn JP2012237356A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011105935A JP2012237356A (ja) 2011-05-11 2011-05-11 摩擦クラッチの冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011105935A JP2012237356A (ja) 2011-05-11 2011-05-11 摩擦クラッチの冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012237356A true JP2012237356A (ja) 2012-12-06

Family

ID=47460438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011105935A Withdrawn JP2012237356A (ja) 2011-05-11 2011-05-11 摩擦クラッチの冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012237356A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106641014A (zh) * 2016-11-14 2017-05-10 无锡市乾泰金属构件厂 一种散热性强的汽车离合器
CN115013453A (zh) * 2022-06-29 2022-09-06 中国航发湖南动力机械研究所 离合器冷却系统及应用

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106641014A (zh) * 2016-11-14 2017-05-10 无锡市乾泰金属构件厂 一种散热性强的汽车离合器
CN115013453A (zh) * 2022-06-29 2022-09-06 中国航发湖南动力机械研究所 离合器冷却系统及应用
CN115013453B (zh) * 2022-06-29 2023-11-28 中国航发湖南动力机械研究所 离合器冷却系统及应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9249838B2 (en) Transmission clutch with improved cooling
KR20120091375A (ko) 통합형 비스코스 클러치
RU2008121806A (ru) Дисковый тормоз и жидкостная рубашка для него
US10024324B2 (en) Pump assembly
US7690335B2 (en) Water pump and control method for same
JP4297946B2 (ja) 圧力動作機構及び該圧力動作機構を備えるウォータポンプ
JP2012237356A (ja) 摩擦クラッチの冷却装置
CN106641013B (zh) 用于车辆的离合器的结构
JP2011185382A (ja) ダンパ装置および流体伝動装置
JP2015206452A (ja) トルクコンバータ
JP2012229721A (ja) 摩擦部材、クラッチプレート、クラッチ装置、及びトルクコンバータ
JP2010190405A (ja) ディスクブレーキ用ピストン
JP2013174230A (ja) 回転機械及び遠心圧縮機
JP2017060264A (ja) 車両用モータの冷却装置
US20150240886A1 (en) Breather structure
JP5606556B2 (ja) 機械的な冷却液ポンプ
JP2009047245A (ja) モータサイクル用クラッチ装置
JP2013100910A (ja) 油圧式クラッチレリーズ装置
US9322440B2 (en) Clutch cooling mechanism
JP5574180B2 (ja) 流体制御弁
JP2010084891A (ja) 油圧式クラッチレリーズ装置
JP2009162332A5 (ja)
JP2019158020A (ja) クラッチ装置
JP5093309B2 (ja) クラッチ装置の冷却構造
JP2012097836A (ja) 流体制御弁

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140805