JP2012236626A - 袋詰め包装機における袋底支持方法及び装置 - Google Patents

袋詰め包装機における袋底支持方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】必要な包装処理工程及び工程間のみ袋底を支持し、支持の必要がない工程で用いられる各種装置の設置及び位置調整範囲の自由度を広げ、それらの装置と袋底受け台装置との干渉を回避する。
【解決手段】工程Vの停止位置で固定側袋底受け台Aを上昇位置まで上昇させて停止中の袋10の袋底を支持した状態で被包装物を充填する。次工程VIからVの停止位置に復帰移動してきた可動側袋底受け台Bを下降位置から上昇位置まで上昇させて、受け台Aと略同じ高さ位置で袋底を支持させ、受け台Aを下降位置へ下降させる。回転テーブル4が回転すると、受け台Bを袋底を支持したまま袋10と同調移動させる。袋10が工程VIの停止位置に止まると、固定側袋底受け台Cが下降位置から上昇し、受け台Bと略同じ高さ位置で袋底を支持する。受け台Bが下降位置へ下降して、工程Vの停止位置へ復帰移動する。
【選択図】図1

Description

本願発明は、左右一対のグリッパを複数組配し、該グリッパで袋の両側縁部を挟持して吊り下げ状に保持して水平面内における所定の軌道に沿って間欠移送するとともに、その移送過程において所定の包装処理を順次施す袋詰め包装に関し、特に間欠移送される袋の袋底を支持する方法及び装置に関する。
従来から、袋をグリッパで吊り下げ状態で保持して所定の軌道に沿って間欠移動させながら、袋口の開口,被包装物の充填,袋口のシール等の各種包装処理を順次施す袋詰め包装が行われている。このような袋詰め包装ではグリッパが通常袋の袋口近くで袋の両側縁部を挟持するよう構成されている。
ところで、このように袋詰め包装される被包装物の中には、重量が比較的大きなものも含まれる。一般に袋詰め包装においては作業効率を高めるために袋の移送の高速化が要求されるが、このような高速化を図った場合、そして特に重量の大きな被包装物の場合には、慣性によって被包装物が充填された袋に作用する力がグリッパによる把持力を上回ることがある。特に袋の移送中又は移送の開始,停止時にグリッパと袋との間に滑りが生じ易く、袋がグリッパから外れたり、あるいは外れないまでも袋の姿勢がずれてしまい、例えば袋口のシール等の作業に支障が生じる。
このような問題を解決するため、特開2001−278202号公報に袋詰め包装において袋底を支持する袋底受け台装置が開示されている。この袋底受け台装置では、回転テーブル上の各グリッパに対応させて複数の袋底受け台を回転レールに取付け、この回転レールを回転テーブルに同期させて回転させ、その際に回転テーブルに沿って設けられた昇降カムによって袋底受け台を昇降させるようになっている。かかる受け台装置では袋の停止位置だけでなく間欠移送中も袋底を支持することができる点で支持の効果が高いものの、袋底受け台を各グリッパに対応させて設置しているため、袋底を支持する必要がない包装処理工程においても袋底受け台が存在している。例えば、グリッパに空袋を供給する工程,袋に印字を行う工程,袋口を開口する工程では、袋に被包装物が充填されておらず、空袋の状態であるため、袋底を支持する必要は全くない。
むしろ、袋底受け台が存在することで、例えば、空袋供給の障害となったり、空袋供給装置,印字装置及び袋口開口装置の設置場所あるいはスペースが制限されたり、印字装置の印字位置調整範囲が制限されるといった問題が生じる。さらに、袋底受け台は袋の長さに応じて所定の範囲で高さ位置が調節できるようになっているため、この構成が袋底受け台装置全体としての占有スペースをさらに大きくし、上記問題を深刻化させている。
上記従来発明においては、不要な箇所に袋底受け台が設けられていることに加え、狭いスペースに例えば空袋供給装置,印字装置及び袋口開口装置を設置せざるを得ないため、それらの装置と袋底受け台装置の動作タイミングの設定や、位置調整を誤ると、包装機を運転させた際にこれらが互いに干渉し、装置が破損する恐れがあった。
特開2001−278202号公報
本願発明は上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、必要な包装処理工程及びその工程間においてのみ袋底を支持し、支持の必要がない工程で用いられる各種装置の設置及び位置調整範囲の自由度を広げ、それらの装置と袋底受け台装置との干渉を回避することをその目的とする。
上記課題を解決するため、左右一対のグリッパを複数組配し、該グリッパで袋の両側縁部を挟持して吊り下げ状に保持して水平面内における所定の軌道に沿って間欠移送するとともに、その移送過程において所定の包装処理工程を順次施す袋詰め包装機における袋底支持方法であって、以下の工程を備える方法を提供する。すなわち、所定の間欠停止位置において、水平方向に延びる第1袋底支持部を備える第1袋底受け台を高さ方向で下降位置から上昇位置に移動させ、前記第1袋底受け台が前記所定の間欠停止位置に停止している前記袋の袋底を支持する第1袋底支持工程と,前記所定の間欠停止位置において、平面視で前記第1袋底支持部に対する相補形状を有する第2袋底支持部を備える第2袋底受け台を、高さ方向で下降位置から、前記第1袋底支持部と前記第2袋底支持部とが相補して前記第1袋底受け台の前記上昇位置と略同じ高さとなる上昇位置に移動させ、かつ、該上昇位置への到達間際又は到達後において前記第1袋底受け台を前記下降位置へ移動させて、前記袋の停止中に前記第2袋底受け台が前記袋底を支持する袋底支持交替工程と,前記第2袋底受け台を前記所定の間欠停止位置から次の間欠停止位置まで移送される前記袋に同調して水平移動させ、前記第2袋底受け台が前記次の間欠停止位置まで前記袋底を支持する第2袋底支持工程と,前記第2袋底受け台が前記次の間欠停止位置に到達後、前記第2袋底受け台を前記下降位置へ移動させ、その移動中又は移動後に前記所定の間欠停止位置へ復帰移動させる第2袋底受け台復帰工程とを含む袋底支持方法である。この袋底支持方法においては、所定の間欠停止位置で昇降動作を行う袋底受け台と、昇降動作及び所定の間欠停止位置と次の間欠停止位置間の往復動作を行う袋底受け台とで袋底を交代で支持する。そのため、所定の間欠停止位置から次の間欠停止位置まで継続的に袋底を支持することができるだけでなく、袋底の支持が必要な包装処理工程及び工程間にのみ袋底受け台を配置することができる。その結果、袋底の支持を必要としない工程におけるフリースペースを確保でき、当該工程で用いられる各種装置の設置及び位置調整範囲の自由度を広げ、それらの装置と袋底受け台装置との干渉を防止することができる。
また、本発明は、前記次の間欠停止位置において、前記第2袋底受け台が前記次の間欠停止位置に到達間際又は到達後に、平面視で前記第2袋底支持部に対する相補形状を有する第3袋底支持部を備える第3袋底受け台を、高さ方向で下降位置から、前記第2袋底支持部と前記第3袋底支持部とが相補して前記第2袋底受け台の前記上昇位置と略同じ高さとなる上昇位置に移動させ、かつ、該上昇位置への到達間際又は到達後に前記第2袋底受け台を前記下降位置へ移動させて、前記袋の停止中に前記第3袋底受け台が前記袋底を支持する第2袋底支持交替工程を含んでもよい。これにより、第2袋底受け台が下降し、復帰移動しても、袋底を継続的に支持することができる。
上記課題を解決するため、供給された袋の両側縁部を挟持し吊り下げ状に保持して水平面内における所定の軌道に沿って間欠移送する左右一対のグリッパを備え、前記袋の移送過程において所定の包装処理工程を順次施す袋詰め包装機における袋底支持装置であって、以下の構成を備える装置を提供する。すなわち、所定の間欠停止位置に取り付けられ、水平方向に延びる第1袋底支持部を有し、第1駆動源によって下降位置と前記袋の袋底を支持する上昇位置との間を昇降可能な第1袋底受け台と,前記グリッパの前記所定の軌道に沿って水平面内を伸び、固定配置されたレールと,前記レール上に摺動自在に取り付けられるスライド部材と,前記スライド部材に取り付けられ、平面視で前記第1袋底支持部に対する相補形状を有する第2袋底支持部を備え、第2駆動源によって下降位置と前記袋底を支持する上昇位置との間を昇降可能な第2袋底受け台と,第3駆動源によって前記スライド部材を前記レールに沿って摺動させて、前記第2袋底受け台を前記所定の間欠停止位置と次の間欠停止位置との間で往復移動させるスライド部材駆動機構とを備える袋底支持装置である。
前記所定の間欠停止位置は隣接して複数設けられ、前記第1袋底受け台及び前記第2袋底受け台は、前記所定の間欠停止位置それぞれに対応して複数設けられていてもよい。これにより複数の間欠停止位置に渡って袋底を継続的に支持することができる。
また、前記所定の間欠停止位置において行われる前記包装処理工程には、少なくとも被包装物充填工程と袋口シール工程が含まれ得る。
袋底支持装置はさらに、前記所定の間欠停止位置のうち前記包装処理工程の最も下流側に位置する停止位置の次の間欠停止位置に取り付けられ、平面視で前記第2袋底支持部に対する相補形状を有する第3袋底支持部を備え、第4駆動源によって下降位置と前記袋底を支持する上昇位置との間を昇降可能な第3袋底受け台を備えていてもよい。
さらに、袋底支持装置の前記第1袋底受け台と前記レールは、高さ位置が調節自在なフレームに取り付けられていてもよい。これによりすべての袋底受け台を同時に高さ調節することができるため、袋の様々な長さ寸法に容易に対応することができる。
さらに、袋底支持装置の前記グリッパの前記所定の軌道は円弧状であってもよい。
本願発明においては、所定の間欠停止位置で昇降動作を行う袋底受け台と、昇降動作及び所定の間欠停止位置と次の間欠停止位置間の往復動作を行う袋底受け台とを設け、両袋底受け台で袋底を交代で支持するよう構成した。そのため、所定の間欠停止位置から次の間欠停止位置まで継続的に袋底を支持することができる。また、かかる構成により袋底の支持が必要な包装処理工程及び工程間にのみ袋底受け台を配置することができるため、袋底の支持を必要としない工程におけるフリースペースを確保でき、当該工程で用いられる各種装置の設置及び位置調整範囲の自由度を広げ、それらの装置と袋底受け台装置との干渉を防止することができる。
図1は本願発明に係る袋底支持方法を実施する袋詰め包装機の平面図であって、回転テーブルが回転を開始する直前の状態を示す図である。 図2は図1におけるS−S線断面図である。 図3は工程Vの停止位置及び工程VとVIとの停止位置間における固定側及び可動側袋底受け台A,Bの動作説明図であり、包装機の外側から見た図である。 図4は回転テーブルが回転途中の状態を示す包装機の平面図である。 図5は回転テーブルが停止した直後の状態を示す包装機の平面図である。 図6は、工程VIの停止位置における固定側及び可動側袋底受け台B,C,Dの動作説明図であり、包装機の外側から見た図である。
以下、図面を参照して本願発明の実施形態について説明する。まず図1を用いて本願発明に係る袋底支持方法を実施する袋詰め包装機(以下単に包装機)1の構成と各包装処理工程の概略を説明する。図1は本願発明に係る袋底支持方法を実施する袋詰め包装機1の平面図であり、回転テーブル4が回転を開始する直前の状態を示している。なお、図中回転テーブル4は二点鎖線で示す(図4,5も同様)。
包装機1は、図示しない駆動源により図1で時計回りに間欠的に回転される円形の回転テーブル4を備える。この回転テーブル4には開閉自在な左右一対のグリッパ6が円周方向等間隔で10組配置され、回転テーブル4の回転と共に移動するよう構成されている。また、グリッパ6は袋の幅方向に接離自在な構成となっている。なお、グリッパ6の数はこれに限定されない。またグリッパ6の軌道は本実施形態に示す円形に限定されず、例えば直線やレーストラック形であってもよい。
符号Iは空袋供給工程である。この停止位置には本工程に対応して公知のコンベアマガジン8が設けられており、コンベアマガジン8から袋10を一枚ずつ順に繰り出し、図示していない吸盤によって袋10を本工程で停止して待機しているグリッパ6に引き渡す。このとき、グリッパ6は図に示す通り袋10の両側縁部を挟持して吊り下げ状態で把持し、回転テーブル4の回転に伴って移送する。
次いで、符号IIは印字工程であり、この停止位置で印字装置12によって移送されてきた袋10に製造日等の情報が印字される。そして、次の印字部検査工程IIIで、工程に対応して設けられた印字部検査装置14によって袋面の印字状態を検査する。
工程IVは袋口開口工程であり、この停止位置に設けられた一対の開口用吸盤16で袋口近くの袋面を両側から吸着した後、吸盤16を互いに離反させながら左右のグリッパ6を袋10の幅方向において接近させ、袋口を開口させる。なお、この開口状態は図示しない追従式の開口ガイドによって工程VIまで保持される。開口ガイドについては公知のものを使用できるのでその説明は省略する。
工程Vは被包装物充填工程であり、開口ガイドによって開口状態が保持された袋10に、この停止位置に配置された公知の充填装置(図示せず)を用いて被包装物を充填する。工程VIは開口状態で移送されてきた袋10の袋口内面のシール予定部を清掃するシール予定部清掃工程である。この工程で使用する清掃装置も公知のものを使用できるのでその説明は省略する。
工程VIIはプレス脱気工程である。袋10が本工程の停止位置に止まると、左右のグリッパ6を袋10に一定のテンションが掛かる所まで離反させシール予定部の下方を緊張させる。そして、一対の棒又は板状のプレス部材(図示せず)により袋10の袋面を両側から挟圧して袋内の気体を袋外に押し出す。
工程VIII,IXはそれぞれの停止位置で実行される袋口第1シール工程,袋口第2シール工程であり、それぞれ図示しない一対の熱板を用いて所定の位置で袋口をシールする。工程Xはシール部冷却及び製品袋放出工程であり、工程VIII,IXでシールした箇所を一対の冷却板(図示しない)で冷却して包装を完了する。完了後、完成品として袋10を搬出コンベア18上に放出する。
図1,2を参照して、包装機1の構成、とりわけ袋底支持装置22についてより詳細に説明する。図2は図1におけるS‐S線断面図である。図2において符号2はボックス状の機台(その上部のみを図示)であり、機台2上には、内部に図示しないテーブル回転軸が挿通されたテーブル回転軸支持スタンド20が設けられている。回転テーブル4はテーブル回転軸支持スタンド20の上側に位置し、テーブル回転軸の上端に一体回転するように固定されている。回転テーブル4の外縁部下面にはグリッパ6が設けられており、袋10を吊り下げ状態で保持している。これらの構成は公知のものであり、詳細な説明は省略する。
図1に示す通り、包装機1には、工程VからXに渡って袋10の袋底を支持する袋底支持装置22が、グリッパ6の下方において、袋10の移送経路に沿って回転テーブル4より下側に設けられている。袋底支持装置22は概略、フレーム24と、スライド部材44と、固定側袋底受け台A,C,E,G,I,Kと、可動側袋底受け台B,D,F,H,Jとから構成される。
フレーム24は回転テーブル4と同心円状に延びる板状の部材であり、その半径方向において回転テーブル4の外周より僅かに外側の下方位置からグリッパ6を越えた位置までの幅で、工程VからXまで水平面内を略180度の範囲延びている。フレーム24の内周部には工程VI,IXの停止位置に対応する各位置で部分的に半径方向内向きに突出したボス部26が設けられ、その内周面に雌ねじ28が形成されている。このボス部26には、機台2上面に固定されたスタンド38に回転自在に支持され、外周面に雄ねじ42が形成されたフレーム支持軸40が、雄ねじ42と雌ねじ28を螺合させた状態で挿通される。フレーム支持軸40は下部に図示しないモータが連結されており、これを駆動源として回転する。上述の通りフレーム24は2箇所のボス部26にそれぞれフレーム支持軸40が挿通されて回り止めされているため、フレーム支持軸40を回転させることによってフレーム24を上下動させ、高さ位置を調整することができる構成となっている。
符号44はフレーム24と同様に回転テーブル4と同心円状に延びる板状のスライド部材であり、フレーム24の僅かに上方において半径方向でフレーム24の略3分の2の幅で、図1において水平面内を工程VからIXまでの範囲延びている。フレーム24の幅方向略中央には、袋10の移送経路に沿うように回転テーブル4と同心円状に延び、図1において工程VからXまでの略180度の範囲に渡ってフレーム24と略同じ長さで形成された縦断面T字型のレール30が取り付けられている。スライド部材44は、その底面に複数組立設された一対のローラ支軸46に回転自在に取り付けられたローラ48をレール30の両側に噛ませることにより、フレーム24に対して摺動可能な状態で取り付けられる(図5においてはスライド部材44の一部分を切り欠いてこの状態を示す)。
図1(及び後述する図5)に示すように、フレーム24の内周部は、周方向真ん中の位置(工程VIIとVIIIの停止位置間の真ん中に当たる位置)において部分的に半径方向内向きに突出しており、その下面にサーボモータ32が固定されている(図2参照)。サーボモータ32の出力軸34はフレーム24に形成された孔を通って上方に延びており、その先端には駆動ギア36が固定されている。スライド部材44の内周部には、図1において駆動ギア36に対応する位置から回転テーブル4の回転方向と逆方向に向かって所定の位置まで延びる円弧状のラック50が取り付けられており、駆動ギア36がこれと噛み合う。サーボモータ32を駆動させると、その回転方向に応じてスライド部材44がレール30に沿って摺動して、袋10の移送経路に沿った周方向移動を行う。
フレーム24の外周縁部上には、エアシリンダ52が台を介して固定され、その上面から上方に延びるロッドの先端部に、フレーム24の半径方向内側に向かって水平に延びる袋底支持部56を備える固定側袋底受け台が固定されている。袋底支持部56は6本のロッドからなり、これらを等間隔に配置することにより櫛歯状となっている。固定側袋底受け台はエアシリンダ52とともに工程VからXまでの各停止位置に対応する位置に1つずつ、合計6個設けられており、それぞれを符号A,C,E,G,I,Kで示す。
他方、スライド部材44には、固定側袋底受け台の袋底支持部56に対して相補形状を有する袋底支持部58を備える可動側袋底受け台が設けられている。具体的には、スライド部材44の内周縁部上にエアシリンダ54が固定され、その上面から上方に延びるロッドの先端部に、スライド部材44の半径方向外側に向かって延びる袋底支持部58を備える可動側袋底受け台が固定されている。袋底支持部58は7本のロッドからなり、これらを固定側袋底受け台の袋底支持部56のロッド間隔と同じ間隔で配置して、櫛歯状となっている。可動側袋底受け台は、図1(回転テーブル4が回転開始前の状態)において、工程VからIXまでの各停止位置に対応する位置にエアシリンダ54とともに1つずつ、計5つ配置されており、それぞれを符号B,D,F,H,Jで示す。
図1に示す通り、回転テーブル4が停止中の状態において、袋底支持部56,58は平面視で可動側の袋底支持部58のロッド間隙に固定側の袋底支持部56が入り込むよう配置されている。袋底支持部56,58はどちらもエアシリンダ52,54により上下動が可能であり、固定側袋底受け台A,C,E,G,I,K同士、可動側袋底受け台B,D,F,H,J同士は同調して上下動するよう構成されている。図1は回転テーブル4が回転開始直前の状態であり、固定側袋底受け台Iは下降位置にあり、可動側袋底受け台Jは上昇位置で袋底を支持した状態にある。
先に説明したように、スライド部材44は駆動ギア36を回転させることにより周方向移動が可能であるが、駆動ギア36を各工程の停止位置間の距離分だけ回転及び反転させることにより、スライド部材44に固定された可動側袋底受け台B,D,F,H,Jを所定の工程と次工程との間で円周方向に往復移動させることができる。
次に袋底支持装置22の全体の動作について説明するが、まず図3を用いて回転テーブル4停止時の工程V(被包装物充填工程)の停止位置における動作を説明する。図3は、包装機1の外側から見た、工程Vの停止位置及び工程VとVIとの停止位置間における固定側及び可動側袋底受け台A,Bの動作説明図である。ここで、先述の通り固定側及び可動側袋底受け台A,Bはエアシリンダ52,54によって上下動が可能であるが、袋底支持部56,58が袋底を支持している状態を上昇位置と、袋底支持部56,58が上昇位置よりも下方に位置し、袋10と干渉しない状態を下降位置と称する。なお、図3及び後述する図6では袋10に充填された被包装物の図示を省略する。
まず固定側袋底受け台Aを下降位置で待機させ、グリッパ6により前工程IVから移送されてきた袋10が工程Vの停止位置に停止した(図3(1))後に、固定側袋底受け台Aを上昇位置まで上昇させ、被包装物が充填される前に袋底を支持する(図3(2))。そして、この状態で袋10に被包装物を充填し、工程Vを終了させる。被包装物の重量が大きい場合であっても、袋底が支持されているためグリッパ6と袋10との間で滑りが生じることはない。
次に、駆動ギア36を回転テーブル4の回転方向と逆方向に回転(図1において半時計回り)させて可動側袋底受け台Bを下降位置の状態で次工程VIからVの停止位置に復帰移動させた後(図3(3))、固定側袋底受け台Aの下方から上昇位置まで上昇させる。このとき、可動側の袋底支持部58のロッド間隙に固定側の袋底支持部56が入り込み、固定側袋底受け台Aと略同じ高さ位置で袋底を支持する(図3(4))。固定側袋底受け台Aは、可動側袋底受け台Bが上昇位置に達した後に下降位置への下降を開始し、回転テーブル4の停止中に袋底の支持を固定側袋底受け台Aから可動側袋底受け台Bへと交代させる(図3(5))。
図3から6を用いて、回転テーブル4が回転中の状態における、工程VとVI(シール予定部清掃工程)の停止位置間の袋底支持装置22の動作、及び回転テーブル4が停止中の状態における、工程VIの停止位置における袋底支持装置22の動作を説明する。図4は、回転テーブル4が回転途中の状態を示す包装機1の平面図である。図5は、回転テーブル4が停止した直後の状態を示す包装機1の平面図である。図6は、包装機1の外側から見た、工程VIの停止位置における固定側及び可動側袋底受け台B,C,Dの動作説明図である。なお、図5においては工程VからXまでの間のグリッパ6,袋10の図示を省略している。
前述の通り図1において、固定側袋底受け台Aが下降位置へ向かって下降し、袋底の支持が可動側袋底受け台Bへと交代する(図3(5))と、回転テーブル4が回転を開始し、袋10が所定の軌道に沿って移送される。このとき、サーボモータ32により駆動ギア36を回転テーブル4と同方向に回転させ、可動側袋底受け台Bを袋10に同調させて移動させる。これにより、袋10の工程V,VIの停止位置間の移送中も可動側袋底受け台Bが袋底を支持することができるため(図3(6),図4)、移送中にグリッパ6と袋10との間で滑りが生じるのを防ぐことができる。
袋10が工程VIの停止位置に達し、回転テーブル4の回転が止まると、駆動ギア36の回転を止め、袋底受け台Bの同調移動も停止させる(図5)。工程VIの停止位置に位置する固定側袋底受け台Cは固定側袋底受け台Aと同調して上下動しているため下降位置に位置しており、可動側袋底受け台Bはその上方において停止した状態となる(図6(1))。このとき、図5に示すように、平面視において、可動側袋底受け台Bの袋底支持部58のロッド間隙に固定側袋底受け台Cの袋底支持部56が入り込んだ状態となっている。
可動側袋底受け台Bが工程VIの停止位置に停止した後、固定側袋底受け台Cが下降位置から上昇し、その袋底支持部56が可動側の袋底支持部58のロッド間隙に入り込んで、可動側袋底受け台Bと略同じ高さ位置で袋底を支持する(図6(2))。他方、可動側袋底受け台Bは、固定側袋底受け台Cが上昇位置に達すると下降位置への下降を開始し、回転テーブル4が停止中に袋底の支持を可動側袋底受け台Bから固定側袋底受け台Cへと交代させる。そして可動側袋底受け台Bが下降位置へ下降した後、駆動ギア36を反転(図5において反時計回り)させてスライド部材44を逆方向に周方向移動させ、可動側袋底受け台Bを前工程Vの停止位置へ復帰移動させる(図6(3))。可動側袋底受け台Bが下降し、復帰移動する際も、袋10は固定側袋底受け台Cによって継続的に袋底が支持される。前工程Vへ復帰移動した可動側袋底受け台Bは図3(3)に示す状態に戻り、連続して移送されてくる袋10に対して前述の袋底支持動作を繰り返し行う。
上述のように、1.回転テーブル4が停止中の状態の工程Vの停止位置では固定側袋底受け台A、可動側袋底受け台Bの順に支持体が交代しながら袋底を支持し、2.回転テーブル4が回転中の状態の工程Vと工程VIの停止位置間の移送は、可動側袋底受け台Bが袋10に追従して袋底を支持し、3.回転テーブル4が停止中の状態の工程VIの停止位置では可動側袋底受け台B、固定側袋底受け台Cの順に支持体が交代しながら袋底を支持する。これにより、工程Vの停止位置から工程VIの停止位置までの間欠移送中は袋底が継続的に支持されることとなる。
上述の駆動ギア36の反転により、次工程VIIの停止位置から工程VIの停止位置へ可動側袋底受け台Dが復帰移動してくるが(図6(4))、可動側袋底受け台Dの動作は図3(3)に示す可動側袋底受け台Bと同様となる。すなわち、可動側袋底受け台Dは、工程VIの停止位置に復帰後に上昇位置への上昇を開始し、その袋底支持部58が固定側袋底受け台Cの袋底支持部56のロッド間隙に入り込んで、固定側袋底受け台Cと略同じ高さ位置で袋底を支持する(図6(5))。固定側袋底受け台Cは、可動側袋底受け台Dが上昇位置に達すると下降位置への下降を開始し、袋底の支持を固定側袋底受け台Cから可動側袋底受け台Dへと交代させる(図6(6))。この後回転テーブル4が回転し、袋10の移送が始まるが、可動側袋底受け台Dは、図3(6)に示す可動側袋底受け台Bと同じように袋10に追従して袋底を支持し、次工程VIIの停止位置で待機している固定側袋底受け台Eに袋10を受け渡して工程VIの停止位置に復帰移動する。
前述の通り、以後包装処理は工程VII(プレス脱気工程),VIII(袋口第1シール工程),IX(袋口第2シール工程),X(シール部冷却及び製品袋放出工程)と続くが、各工程の停止位置に設けられた固定側袋底受け台E,G,I,K及び、各停止位置間をスライド部材44の円周方向移動に合わせて往復移動する可動側袋底受け台F,H,Jについても、それぞれが同種の袋底受け台A(又はC)及びBと同様の動作をし、移送中の袋10を最終工程Xの停止位置まで継続的に支持する。
工程Xの停止位置において、可動側袋底受け台Jから固定側袋底受け台Kに袋10が受け渡たされると、固定側袋底受け台Kが袋底支持部56の先端を持ち上げる形で傾動する。そして、グリッパ6から袋10を解放することにより、固定側袋底受け台Kに沿って袋10が搬出コンベア18上に放出され、包装処理が完了する。このように固定側袋底受け台Kをシュートとしても機能させることにより、個別にシュートを設置した場合に生じ得る可動側袋底受け台Jとの干渉を回避することができる。なお、固定側袋底受け台Kの袋底支持部56は、エアシリンダ52に対し初めから傾斜させた状態で固定されていてもよい。
所定の工程の停止位置で昇降のみを行う固定側袋底受け台A,C,E,G,I,Kと、昇降し且つ当該所定の工程と次工程との停止位置間を往復移動する可動側袋底受け台B,D,F,H,Jとを設け、これら2つの袋底受け台で袋底の支持を交代させるよう構成したため、両工程の停止位置間で継続的に袋底の支持を行うことが可能となる。また、可動側袋底受け台B,D,F,H,Jを往復移動させることにより、袋底支持装置22を支持の必要な工程及び工程間にのみ配置することができるため、袋底の支持を必要としない工程及び工程間におけるフリースペースを確保でき、当該工程で用いられる各種装置の設置及び位置調整範囲の自由度を広げ、それらの装置と袋底受け台装置A〜Jとの干渉を防止することができる。さらに、フレーム支持軸40を回転させることによりフレーム24の高さ位置を調整することができるようになっているため、袋10の長さ寸法に応じてすべての袋底受け台A〜Jを一度に高さ調節することが可能となる。
固定側及び可動側袋底受け台A〜Jの袋底支持部56,58を高さ方向の移動中に交差可能な形状としたため、袋底受け台A〜Jによる袋底支持を効率的に交代させることが可能となる。なお、袋底支持部56,58は互いに相補的な形状を備えていればよく、交差時に干渉しない範囲で種々の形状を取り得る。本実施形態においては両袋底受け台A〜Jの袋底支持部56,58を、回転テーブル4の半径方向において対向するよう延びる形状としたが、例えば接線方向において対向するよう延びる形状としてもよい。また、袋底支持部56,58のロッドの数を変更し、例えば、両者を同数にしたり、2本にして袋底支持部56,58をU字状(櫛歯以外の形状)としてもよい。さらに、必ずしも袋底支持部56,58を同様の形状にする必要はなく、例えば一方を円形やその他の形状の凸部とし、他方をそれに対応する凹部としてもよい。ここでいう相補的な形状とは袋底支持部56,58とが一定の形状的な関連性を持っていれば足り、必ずしも両者が形状的に完全に対応し、補完し合うことを要しない。したがって、例えば一方が円形の凸部に対して、他方が矩形の凹部であっても、交差時に干渉せずにかつ袋底を支持することが可能であれば、ここでいう相補的な形状に含まれる。
なお、本実施形態において固定側袋底受け台A,C,E,G,I,Kの上昇動は、工程Vの停止位置での袋10の停止後又は可動側袋底受け台B,D,F,H,Jの移動後としたが、それらの移動中に上昇動を開始してもよい。また、可動側袋底受け台B,D,F,H,Jについても下降動作中に復帰移動を開始してもよい。
他の実施形態においては、固定側袋底受け台A,C,E,G,I,Kを上昇位置からさらに上昇させた上昇端位置まで上昇できるよう構成することにより、上昇位置と上昇端位置との間で繰り返し昇降させて袋底を上下動させ、いわゆるタッピング効果を得ることもできる。さらに別の実施形態においては、固定側袋底受け台Kを設けないことも可能である。すなわち、被包装物の重さによっては前工程からの可動側袋底受け台Jによる袋底の支持終了後にグリッパ6を解放して袋10を放出することが可能であり、製品袋放出工程Xの停止位置の固定側袋底受け台Kを省略して構成をより簡略化することができる。さらに別の実施形態においては、固定側と可動側の袋底受け台A〜Jの内外の配置を逆にし、固定側袋底受け台A,C,E,G,I,Kを内側,可動側袋底受け台B,D,F,H,Jを外側に配置してもよい。
1 包装機
4 回転テーブル
6 グリッパ
10 袋
22 袋底支持装置
24 フレーム
30 レール
36 駆動ギア
44 スライド部材
50 ラック
56 袋底支持部(固定側)
58 袋底支持部(可動側)
A,C,E,G,I,K 固定側袋底受け台
B,D,F,H,J 可動側袋底受け台

Claims (8)

  1. 左右一対のグリッパを複数組配し、該グリッパで袋の両側縁部を挟持して吊り下げ状に保持して水平面内における所定の軌道に沿って間欠移送するとともに、その移送過程において所定の包装処理工程を順次施す袋詰め包装機における袋底支持方法において、
    所定の間欠停止位置において、水平方向に延びる第1袋底支持部を備える第1袋底受け台を高さ方向で下降位置から上昇位置に移動させ、前記第1袋底受け台が前記所定の間欠停止位置に停止している前記袋の袋底を支持する第1袋底支持工程と、
    前記所定の間欠停止位置において、平面視で前記第1袋底支持部に対する相補形状を有する第2袋底支持部を備える第2袋底受け台を、高さ方向で下降位置から、前記第1袋底支持部と前記第2袋底支持部とが相補して前記第1袋底受け台の前記上昇位置と略同じ高さとなる上昇位置に移動させ、かつ、該上昇位置への到達間際又は到達後において前記第1袋底受け台を前記下降位置へ移動させて、前記袋の停止中に前記第2袋底受け台が前記袋底を支持する袋底支持交替工程と、
    前記第2袋底受け台を前記所定の間欠停止位置から次の間欠停止位置まで移送される前記袋に同調して水平移動させ、前記第2袋底受け台が前記次の間欠停止位置まで前記袋底を支持する第2袋底支持工程と、
    前記第2袋底受け台が前記次の間欠停止位置に到達後、前記第2袋底受け台を前記下降位置へ移動させ、その移動中又は移動後に前記所定の間欠停止位置へ復帰移動させる第2袋底受け台復帰工程とを含むことを特徴とする、袋底支持方法。
  2. 左右一対のグリッパを複数組配し、該グリッパで袋の両側縁部を挟持して吊り下げ状に保持して水平面内における所定の軌道に沿って間欠移送するとともに、その移送過程において所定の包装処理工程を順次施す袋詰め包装機における袋底支持方法において、
    所定の間欠停止位置において、水平方向に延びる第1袋底支持部を備える第1袋底受け台を高さ方向で下降位置から上昇位置に移動させ、前記第1袋底支持部が前記所定の間欠停止位置に停止している前記袋の袋底を支持する第1袋底支持工程と、
    前記所定の間欠停止位置において、平面視で前記第1袋底支持部に対する相補形状を有する第2袋底支持部を備える第2袋底受け台を、高さ方向で下降位置から、前記第1袋底支持部と前記第2袋底支持部とが相補して前記第1袋底受け台の前記上昇位置と略同じ高さとなる上昇位置に移動させ、かつ、該上昇位置への到達間際又は到達後に前記第1袋底受け台を前記下降位置へ移動させて、前記袋の停止中に前記第2袋底受け台が前記袋底を支持する第1袋底支持交替工程と、
    前記第2袋底受け台を前記所定の間欠停止位置から次の間欠停止位置まで移送される前記袋に同調して水平移動させ、前記第2袋底受け台が前記次の間欠停止位置まで前記袋底を支持する第2袋底支持工程と、
    前記次の間欠停止位置において、前記第2袋底受け台が前記次の間欠停止位置に到達間際又は到達後に、平面視で前記第2袋底支持部に対する相補形状を有する第3袋底支持部を備える第3袋底受け台を、高さ方向で下降位置から、前記第2袋底支持部と前記第3袋底支持部とが相補して前記第2袋底受け台の前記上昇位置と略同じ高さとなる上昇位置に移動させ、かつ、該上昇位置への到達間際又は到達後に前記第2袋底受け台を前記下降位置へ移動させて、前記袋の停止中に前記第3袋底受け台が前記袋底を支持する第2袋底支持交替工程と、
    前記第2袋底受け台が前記下降位置への移動中又は移動後、前記第2袋底受け台を前記所定の間欠停止位置へ復帰移動させる第2袋底受け台復帰工程とからなることを特徴とする、袋底支持方法。
  3. 供給された袋の両側縁部を挟持し吊り下げ状に保持して水平面内における所定の軌道に沿って間欠移送する左右一対のグリッパを備え、前記袋の移送過程において所定の包装処理工程を順次施す袋詰め包装機における袋底支持装置において、
    所定の間欠停止位置に取り付けられ、水平方向に延びる第1袋底支持部を有し、第1駆動源によって下降位置と前記袋の袋底を支持する上昇位置との間を昇降可能な第1袋底受け台と、
    前記グリッパの前記所定の軌道に沿って水平面内を伸び、固定配置されたレールと、
    前記レール上に摺動自在に取り付けられるスライド部材と、
    前記スライド部材に取り付けられ、平面視で前記第1袋底支持部に対する相補形状を有する第2袋底支持部を備え、第2駆動源によって下降位置と前記袋底を支持する上昇位置との間を昇降可能な第2袋底受け台と、
    第3駆動源によって前記スライド部材を前記レールに沿って摺動させて、前記第2袋底受け台を前記所定の間欠停止位置と次の間欠停止位置との間で往復移動させるスライド部材駆動機構とを備えることを特徴とする、袋底支持装置。
  4. 請求項3記載の袋底支持装置において、
    前記所定の間欠停止位置は隣接して複数設けられ、
    前記第1袋底受け台及び前記第2袋底受け台は、前記所定の間欠停止位置それぞれに対応して複数設けられていることを特徴とする、袋底支持装置。
  5. 請求項4記載の袋底支持装置において、
    前記所定の間欠停止位置において行われる前記包装処理工程には、少なくとも被包装物充填工程と袋口シール工程が含まれることを特徴とする、袋底支持装置。
  6. 請求項3乃至5いずれか1記載の袋底支持装置において、
    前記袋底支持装置はさらに、
    前記所定の間欠停止位置のうち前記包装処理工程の最も下流側に位置する停止位置の次の間欠停止位置に取り付けられ、平面視で前記第2袋底支持部に対する相補形状を有する第3袋底支持部を備え、第4駆動源によって下降位置と前記袋底を支持する上昇位置との間を昇降可能な第3袋底受け台を備えることを特徴とする、袋底支持装置。
  7. 請求項3乃至6のいずれか1記載の袋底支持装置において、
    前記第1袋底受け台と前記レールは、高さ位置が調節自在なフレームに取り付けられることを特徴とする、袋底支持装置。
  8. 請求項3乃至7のいずれか1記載の袋底支持装置において、
    前記グリッパの前記所定の軌道は円弧状であることを特徴とする、袋底支持装置。
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