JP2012235940A - 車両用シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】把持溝20dがアンダートレイの前面下部に形成され、把持溝にタオルバーのフロントバー16bを把持させることにより、フロントバーを軸受としてアンダートレイ20が揺動して引き出される。把持溝へのフロントバーの把持により、アンダートレイ20、タオルバー16が一体化され、アンダートレイの取手片20bを持ち上げると、フロントバーも持ち上げられてロックオフされる。アンダートレイ上面の受け皿部20aの内部に入り込むストッパ22がシートクッション18Cから下方に延び、ストッパは受け皿部の前縁、後縁に当接してアンダートレイの揺動範囲を限定する。アンダートレイの初期位置においてサイドバー16aに下方から係合する係合突起20dがアンダートレイの側面に形成されている。
【選択図】図1
Description
タオルバーをフロントバー側で上方に折曲成形させてフロントバーをアンダートレイの引き出し軌跡より上方に配置すれば、アンダートレイの引き出し軌跡との干渉が避けられる。しかしながら、上方に折曲成形したフロントバーに着座者の脚部が触れて着座者に不快感を与えるおそれがある。
すなわち、タオルバーの左右のサイドアームは、シートスライド装置の内側でシートスライド装置に沿って前後に延びて位置する。そのため、アンダートレイを支持する支持レールは、通常、タオルバーのサイドアームの内側に配置されることとなり、アンダートレイの幅が過剰に制限されて、十分な有効幅が確保し難い。
そして、アンダートレイの有効幅が過剰に制限されると、物を収納するための受け皿部を幅方向に広く設定できず、幅方向に広い受け皿部が得られない。
すなわち、請求項1に係る本発明によれば、上面を受け皿部とし前端に取手片を設けたアンダートレイを引き出し可能にシートクッションの下方に配置するとともに、フロントバー、左右のサイドアームを持つ平面略コ字形状のタオルバーをシートスライド装置のロック解除のための操作レバーとしたシートスライド装置付の車両用シートにおいて、タオルバーのフロントバーを把持する把持溝をアンダートレイの前面下部に設けることにより、把持溝に把持されたフロントバーを軸受としてアンダートレイが前方に揺動して引き出されるとともに、アンダートレイの取手片を持ち上げれば、アンダートレイとともにフロントバーが持ち上げられる構成となっている。
また、支持レールが不要であるため、アンダートレイの有効幅が過剰に制限されず、受け皿部を幅方向に広く設定でき、従来のタオルバー、シートスライド装置をそのまま使用して、十分な容量を持つアンダートレイが得られる。
図1は本発明の一実施例に係る車両用シートの概略側面図、図2(A)は本発明の一実施例に係る車両用シートに装着されるアンダートレイ、タオルバーの前方からの斜視図,(B)はアンダートレイの後方からの斜視図をそれぞれ示す。
なお、前後左右はドライバーシートに着座したドライバーから見た方向をいい、Fr、Rr、L、Rで示す。また、上下をUp、Lwで示す。
フロントバー16bがアンダートレイの前面下部の把持溝20cに把持されることにより、アンダートレイ20はフロントバーを軸受(揺動軸)として前後方向に揺動可能となる。
たとえば、ストッパ22は左右に十分離反して2つ設けられ(図2(B)参照)、図3(A)に示すアンダートレイの初期位置ではアンダートレイ上面の受け皿部の前縁に相当するアンダートレイ前壁20fに当接し、図3(C)に示す(前方への)揺動位置では受け皿部の後縁に相当するアンダートレイの後壁20rに当接することによってアンダートレイの揺動範囲を限定(規定)する。
実施例では、ストッパ22を左右に十分離反して2つ設けているが、ストッパはアンダートレイの揺動範囲を限定すれば足り、その数、位置はこれに限定されない。たとえば、受け皿部の横方向の中央部にストッパを1つ設けてもよい。
係合突起20dが左右の側面でアンダートレイのサイドバー16aに下方から係合されているため、図3(A)に示すアンダートレイの初期位置では前方へのアンダートレイの揺動が防止される。
通常、アンダートレイ20は図3(A)に示す初期位置にあり、この初期位置の状態でシートクッション18Cの下方に格納されている。この初期位置(格納位置)においては、シートクッション18Cから延びたストッパ22がアンダートレイ前壁20fの上端に当接するとともに、アンダートレイ側壁の左右の係合突起20dがアンダートレイのサイドバー16aに下方から係合され、ストッパ、サイドバーによって隙間なくアンダートレイが保持されている。
また、シート10からストッパ22を延ばすとともにアンダートレイ20に把持溝20c、係合突起20dを設けるだけでアンダートレイ、タオルバーが併設でき、タオルバーやシートスライド装置に変更を加える必要がない。つまり、従来のタオルバー、シートスライド装置をそのまま使用して、アンダートレイ、タオルバーがシートクッションの下方に配置できる。
また、支持レールが不要であるため、受け皿部を幅方向に広く設定でき、幅方向に広い受け皿部が確保でき、従来のタオルバー、シートスライド装置をそのまま使用して、十分な容量を持つアンダートレイが得られる。
16 タオルバー(操作レバー)
16a サイドアーム
16b フロントバー
20 アンダートレイ
20a 受け皿部
20b 取手片
20c 把持溝
20c’’ 弾性把持片
20d 係合突起
20f 前壁
20r 後壁
20s 側壁
22 ストッパ
Claims (4)
- 上面を受け皿部とし前端に取手片を設けたアンダートレイを引き出し可能にシートクッションの下方に配置するとともに、フロントバー、左右のサイドアームを持つ平面略コ字形状のタオルバーをシートスライド装置のロック解除のための操作レバーとしたシートスライド装置付の車両用シートにおいて、
タオルバーのフロントバーを把持する把持溝をアンダートレイの前面下部に設けることにより、把持溝に把持されたフロントバーを軸受としてアンダートレイが前方に揺動して引き出されるとともに、アンダートレイの取手片を持ち上げれば、アンダートレイとともにフロントバーが持ち上げられることを特徴とする車両用シート。 - アンダートレイの揺動範囲を規定するストッパが、当該車両用シートから延出するとともに、
アンダートレイの初期位置においてアンダートレイのサイドバーに下方から係合されてアンダートレイの揺動を規制し、アンダートレイを揺動させるために所定の力がアンダートレイに加えられると内側に逃げてアンダートレイの揺動を許容する係合突起が、アンダートレイの側面に形成されている請求項2記載の車両用シート。 - 係合突起は、アンダートレイの左右の側面の後半部にそれぞれ設けられた部分球形状の突起からなる請求項2記載の車両用シート。
- ストッパは、アンダートレイ上面の受け皿部の内部まで延びて、アンダートレイの初期位置ではアンダートレイ上面の受け皿部の前縁に当接し、揺動時には受け皿部の後縁に当接してアンダートレイの揺動範囲を規定する請求項2または3記載の車両用シート。
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JP2011107672A JP5671710B2 (ja) | 2011-05-12 | 2011-05-12 | 車両用シート |
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