JP2012233378A - 建設機械のバケットツース組立体、およびこれを備えたバケット - Google Patents

建設機械のバケットツース組立体、およびこれを備えたバケット Download PDF

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Abstract

【課題】ツース交換時の作業性を向上させ、簡易な構成により、アダプタに対してバケットツースを固定することが可能な建設機械のバケットツース組立体を提供する。
【解決手段】ツース2は、本体部2aと、係止部材4と、を備えている。ツース本体部は、作業中に掛かる負荷を受け止めるようにアダプタ3の外面に対して当接する当接面2dと、アダプタ3まで相通した貫通孔2bとを有し、アダプタ3に対して装着される。係止部材4は、軸方向に沿って配置された回転軸4aと、軸方向におけるアダプタ3側の端部に設けられた底部4bと、を有している。係止部材4は、貫通孔2bに挿入された状態で回転軸4aを中心に回転させることで、底部4bが貫通孔2b内に収まる第1状態と底部4bがアダプタ3側に形成された凹部3aに向けて突出する第2状態とを切り換える。
【選択図】図4

Description

本発明は、建設機械のバケットの下面先端部分に交換可能な状態で装着されるバケットツース組立体(以下、ツース組立体と称する。)と、そのバケットツース組立体を装着したバケットに関する。
油圧ショベル等の作業車両に搭載された作業機には、様々な掘削具が取り付けられている。例えば、油圧ショベルに搭載されるバケット(作業機)には、掘削側の先端部分に、複数のツース(掘削具)が先端部分から突出するように取り付けられている。そして、掘削時には、これらのツースが切刃として機能することで、掘削対象へ貫入されて掘削力を高めている。
バケットの掘削側の先端部分に取り付けられるツースは、掘削作業時に掘削対象へ貫入されるため、他の部位と比べて摩耗の度合いが著しい。このため、ツースは、バケットに対して交換可能な状態で取り付けられており、例えば、掘削作業時間1000時間程度で必要に応じて交換される。つまり、ツースは交換頻度が高いため、交換作業時の作業性が高いことが要求される。
特許文献1には、このようなツースを取付部材と組み合わせたツース組立体とし、バケットのアダプタに対して取り付ける構造について開示されている。
具体的には、上記公報に開示されたツース組立体の取付け構造では、アダプタ側の側端部に設けられた突起部(バー)を、ツース組立体側に設けられた溝部内に挿入し、C字状のロック部材を回転させることで、アダプタに対してツース組立体を固定する。
米国特許第7,762,015号明細書
しかしながら、上記従来のツース組立体の取付構造では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示されたツース組立体の取付構造では、アダプタ側に設けた突起部(バー)を用いてツース組立体を固定している。このため、作業時等においてツースに大きな負荷がかかった際に、突起部が変形・破損しやすく、アダプタを含む部品寿命が短くなってしまうおそれがある。その場合、突起部、すなわちアダプタは、ツース組立体と異なり交換できないため、面倒な補修が必要となる。
また、ツース組立体には、アダプタに嵌め込む際に突起部の経路に当たる部位に溝が設けられているが、強度を確保するためにその部位を他の部位と厚さを同じにすると、結果として、幅方向(突起部が飛び出している方向)に寸法が大きくなってしまう。このように、ツースを従来より幅広にすると、ツース間の幅が狭くなって、ツースの取付け・取り外しの作業性が悪くなるおそれがある。
本発明の課題は、ツース交換時における作業性を向上させ、簡易な構成により、アダプタに対してバケットツースを固定することが可能な建設機械のバケットツース組立体およびこれを備えた建設機械のバケットを提供することにある。
第1の発明に係る建設機械のバケットツース組立体は、建設機械のバケットの先端部に設けられたアダプタに対して交換可能な状態で装着されるバケットツース組立体であって、バケットツースと、係止部材と、を備えている。バケットツースは、空洞部と、当接面と、側面と、貫通孔と、を有している。空洞部は、アダプタを挿入するために設けられている。当接面は、空洞部内にあって作業中に掛かる負荷を受け止めるようにアダプタの外面に対して当接する。側面は、ツースの外面において三角形の形状を有する。貫通孔は、側面に設けられアダプタに対して装着された状態においてアダプタまで相通し中心軸を有する。係止部材は、貫通孔内に嵌合され、中心軸方向に沿って配置された回転軸と軸方向におけるアダプタ側の端部に設けられた底部とを有しており、回転軸を中心に回転させることで底部が貫通孔内に収まる第1状態と底部がアダプタ側の凹部に向けて突出する第2状態とを切り換える。
ここでは、油圧ショベル等の建設機械のバケットの先端部分に設けられたアダプタに対して装着される交換可能なバケットツース組立体において、作業中にバケットツースに係る負荷についてはバケットツースの当接面において受け止めるとともに、バケットツースに対してアダプタから抜け落ちる方向へ力が掛かった際には、バケットツースに形成された貫通孔内に挿入された係止部材を用いてバケットツースをアダプタ側に係止する。そして、係止部材は、回転軸を中心に回転させることで、バケットツースのアダプタに対する係止状態と非係止状態とを切り換える。
ここで、上記作業中に掛かる負荷とは、例えば、バケットに取り付けられたバケットツースを用いた掘削作業等において生じる負荷が含まれる。つまり、このような作業中にバケットツースがアダプタに対して押し込まれる方向への大きな負荷は、アダプタとバケットツースとが互いに当接する面において受ける構造となっており、係止部材には作業中の負荷はほとんど掛からなくなっている。
逆に、バケットツース組立体が自重等によってアダプタから離れる方向に力が掛かった場合には、係止部材によって、バケットツース組立体がアダプタから外れてしまうことを防止できる。
なお、上記係止部材には、例えば、外形が円錐状や円筒状のもの、円錐の上部を切り取った断面が略台形状のものが含まれる。
これにより、作業時にバケットツースに掛かる大きな負荷を当接面において受けることで、係止部材に大きな負荷が掛かることはない。また、アダプタ側には係止部材の底部が係止される凹部が形成されているだけであるため、アダプタ側が破損等することはない。さらに、係止部材は回転軸を中心に回転させることで、容易に、バケットツース組立体の係止状態と非係止状態とを切り換えることができる。
この結果、簡易な構成によって、アダプタを含む部品寿命の短縮化を回避しつつ、アダプタに対して容易に着脱することが可能なバケットツース組立体を得ることができる。
第2の発明に係る建設機械のバケットツース組立体は、第1の発明に係る建設機械のバケットツース組立体であって、係止部材は、回転軸に沿った断面視において、側面部分の長さが左右で非対称となっている。
ここでは、アダプタに対してバケットツースを係止するための係止部材が、回転軸に沿った断面視における側面の長さが左右で非対称となる形状を有している。
これにより、回転軸を中心として係止部材を回転させるだけで、係止部材の底部を貫通孔から突出させたり、引っ込めたりすることができる。この結果、係止部材を回転させるだけの操作で、容易にバケットツース組立体の係止状態と非係止状態とを切り換えることができる。
第3の発明に係る建設機械のバケットツース組立体は、第2の発明に係る建設機械のバケットツース組立体であって、係止部材は、回転軸によって形成される截頭円錐の一部の形状を有し、截頭円錐の一部の形状は、截頭円錐の底面の周上から、回転軸に対して斜めに切断された切断面が係止部材の底部に相当する。
ここでは、上述した係止部材として、截頭円錐の一部を切り取った形状を有する部材を用いている。
これにより、ツースがアダプタに装着された状態では、ツースから係止部材が脱落してしまうことを防止できる。そして、簡易な構造により、回転させるだけで、係止状態と非係止状態とを容易に切り換えることが可能となる。
第4の発明に係る建設機械のバケットツース組立体は、第3の発明に係る建設機械のバケットツース組立体であって、バケットツースは、空洞部を形成する内面を有している。係止部材の底部は、第1状態において内面と面一である。
これにより、係止部材を回転させて第1状態とするだけで、バケットツース組立体をアダプタに対して容易に着脱することができる。
第5の発明に係る建設機械のバケットツース組立体は、第1から第4の発明のいずれか1つに係る建設機械のバケットツース組立体であって、係止部材の回転軸は、バケットツースの幅方向に沿って、空洞部から外方に向かってバケットツースの先端に近づく方向に傾いて配置される。
ここでは、バケットツース組立体の貫通孔内に挿入された状態で回転させる係止部材の回転軸を、空洞部側からアダプタに対して離れる向きに斜めに傾けて配置している。
これにより、回転軸を中心として係止部材を回転させるだけで、係止部材の底部を貫通孔から突出させたり、引っ込めたりすることができる。この結果、係止部材を回転させるだけの操作で、容易にバケットツース組立体の係止状態と非係止状態とを切り換えることができる。
第6の発明に係る建設機械のバケットツース組立体は、第1から第5の発明のいずれか1つに係る建設機械のバケットツース組立体であって、係止部材は、貫通孔に挿入された状態において外部に露出する位置に、回転軸を中心に回転させられる際に用いられる工具の一部が挿入される工具挿入部を、有している。
ここでは、バケットツース組立体の貫通孔内に挿入された係止部材における外部に露出する側に、係止部材を回転させる際に使用される工具が挿入される工具挿入部を設けている。
これにより、貫通孔の外側から工具を挿入して、係止部材を容易に回転させることができる。
第7の発明に係る建設機械のバケットツース組立体は、第1から第6の発明のいずれか1つに係る建設機械のバケットツース組立体であって、係止部材の回転を抑止する回り止め部材をさらに備えている。
ここでは、回転軸を中心に回転させることでバケットツース組立体の係止状態と非係止状態とを切り換える係止部材が意図せずに回転してしまうことを抑止するために、回り止め部材を設けている。
ここで、上記回り止め部材としては、係止部材の外周面に嵌合するCリング部材や、係止部材に挿嵌されるボルト部材等が含まれる。
これにより、例えば、バケットを用いた作業中に生じる振動等によって係止部材が回転してしまうことを防止することができる。この結果、係止部材の意図しない回転によって、アダプタからバケットツース組立体が脱落してしまうことを確実に回避することができる。
第8の発明に係る建設機械のバケットは、先端部にバケットツース組立体が装着された建設機械のバケットであって、先端部に設けられたアダプタと、側面に形成されておりアダプタまで挿通する貫通孔と貫通孔に挿入され底部が貫通孔内に収まる第1状態と底部が貫通孔から突出する第2状態とを回転によって切り換え可能な係止部材とを有しアダプタに装着されるバケットツース組立体と、アダプタにおけるバケットツース組立体の貫通孔に相対する部位に設けられ、貫通孔とともに截頭円錐状の空間を形成し、バケットツース組立体の先端側に截頭円錐の曲面、バケットツース組立体の後端側に截頭円錐の大径側の底面に相当する面をそれぞれ有するとともに、第2状態において係止部材が嵌入することでバケットツース組立体がバケットに係止される凹部と、を備えている。
これにより、上記第2状態においてバケットツース組立体における係止部材に対応する凹部をアダプタ側に設けているため、バケットツース組立体を容易に装着することができる。
本発明に係る建設機械のバケットツース組立体によれば、面倒な補修作業等を不要とし、ツース交換時における作業性を向上させるとともに、簡易な構成により、アダプタに対してバケットツース組立体を固定することができる。
本発明の一実施形態に係る建設機械のバケットツース組立体の取付け構造を示す斜視図。 図1のバケットツース組立体の取付け部分付近を拡大した分解斜視図。 (a)は、バケットツース組立体とアダプタとの接合部分を示す拡大断面図。(b)は、(a)の係止部材を軸方向から見た平面図。 (a),(b)は、バケットツース組立体とアダプタとの接合部分に設けられる係止部材を回転させて係止状態と非係止状態とを切り換えることを示す拡大断面図。 (a)は、本発明の他の実施形態に係る建設機械のバケットツース組立体の接合部分に設けられる係止部材周辺の構成を示す拡大断面図。(b)は、(a)の係止部材を見る角度を90度変えた拡大断面図。 本発明のさらに他の実施形態に係る建設機械のバケットツース組立体の接合部分の構成を示す拡大断面図。
(実施形態1)
本発明の一実施形態に係るツース(建設機械のバケットツース組立体)2およびその取付構造について、図1〜図4(b)を用いて説明すれば以下の通りである。
本実施形態に係るバケット1のツース(建設機械のバケットツース組立体)2は、図1に示すように、バケット1の掘削側となる下面の先端(図1では、右上側端部)に設けられた複数のアダプタ3に対してそれぞれ取り付けられ、作業によって摩耗した場合には交換される。
なお、本実施形態において、バケットツース組立体は、ツース2に相当するものであって、後述する本体部2aに係止部材4が装着された組立品であり、バケット1のアダプタ3に対してそのまま取付可能となっている。
(ツース2)
ツース2は、図2に示すように、バケット1によって掘削を行うためにバケット1の掘削部分の先端に取り付けられた爪状の部材であって、先端に向かって薄くなるクサビ状の外形を有している。そして、ツース2は、図2に示すように、本体部(バケットツース)2aと、貫通孔2bと、側壁部2cと、当接面2d(図3(a)参照)と、空洞部V1と、を有している。
本体部2aは、略矩形で先端で繋がっている上面2eと下面2f、その上面2eと下面2f間にある略三角形の側面2h,2i、略矩形の後端面2gによって構成される外面を有している。後端面2gは、開口を有しており、空洞部V1へと続いている。空間部V1は、本体部2aの内部にある内面2vにより形成されている。
空洞部V1は、ツース2の後端面2gから先端方向に向かって本体部2aの内部に形成された凹状の空間である。この凹状の空間は、ツース2の外形と同じように先端に向かって薄くなるクサビ状の形状を有している。この空洞部V1には、後述するアダプタ3の挿入部3bが挿入される。
側壁部2cは、側面2h,2iの後端側にある隆起部によって本体部2aの内部に形成された空洞部V1の両側面を形成し、その片側(側面2i)に後述する貫通孔2bが形成されている。
貫通孔2bは、側壁部2cに設けられ、外側に開放される開口部2kと、その開口部2kより小径で後述の係止部材4が挿入される挿入部2jとを有している。そして、貫通孔2bは、本体部2aの片側の側面2iから空洞部V1まで貫通しており、ツース2の幅方向(図3(a)のBL方向)に沿って空洞部V1側から外方にツース2先端に近づく方向に傾いて形成されている。そして、この貫通孔2bには、後述する係止部材4が挿入される。挿入された係止部材4が嵌合する挿入部2jは、回転体である截頭円錐の一部の形状を有する空間である。その空間の小径側はツース2の側壁部2c側に、大径側は空洞部V1側にある。大径側から小径側に向かう截頭円錐の回転軸(貫通孔2bの挿入部2iの中心軸。以下、貫通孔2bの中心軸と呼ぶ。)は、ツース2の幅方向(図3(a)のBL方向)からツース2の先端寄りに斜めになるように配置される。貫通孔2bは、後述する係止部材4の外径よりも対応する位置で遊び分だけ大きな内径を有している。なお、上述の截頭円錐形状の挿入部2j外の残りの部分の形状を、截頭円錐の他部の形状とする。
当接面2dは、内面2vの一部であって、本体部2aの内部に空洞部V1を形成するV字状に配置された内壁面であって、後述するアダプタ3側の当接面3bbに対して当接する。ここで、このツース2の当接面2dがアダプタ3の当接面3bbに当接している状態が、ツース2が最も深くアダプタ3に挿入されている状態である。以下、この状態を、当接状態と呼ぶ。
(アダプタ3)
アダプタ3は、図1に示すように、バケット1の下面端部に複数設けられており、それぞれに対して、上述したツース2が取り付けられる。そして、アダプタ3は、図2に示すように、凹部3aと、挿入部3bと、を有している。
凹部3aは、有底溝であって、アダプタ3の挿入部3bの一方の側面(側壁部3ba)に形成されている。その凹部3aは、截頭円錐の他部の形状を有し、ツース2をアダプタ3に当接状態で嵌合させると、ツース2の貫通孔2bの略截頭円錐空間の一部(挿入部2j)と連続して1つの完成した略截頭円錐形状の空間を形成する。また、凹部3aの底がその完成した略截頭円錐形状空間の大径側の底面であり、その凹部3aの底の最もツース後端側にある部位がアダプタ3の側壁部3baに概ね位置する。従って、凹部3aは、ツース2の先端側の略截頭円錐の曲面を持つ面と、ツース2の後端側の略截頭円錐の平坦な面と、によって構成されている。そして、凹部3aには、貫通孔2bに挿入された係止部材4を回転させることで、係止部材4の一部(底部4b)が挿入されたり、退避したりする。
つまり、凹部3a内に係止部材4の底部4bが挿入された状態が、ツース2の係止状態を意味している。逆に、凹部3a内から係止部材4の底部4bが退避して、係止部材4全体が貫通孔2b内に収まっている状態が、ツース2の非係止状態を意味している。
挿入部3bは、ツース2内に形成された空洞部V1の形状に合わせて形成されており、ツース2の内部に形成された空洞部V1に挿入される。また、ツース2をアダプタ3に装着した状態において、作業時等にツース2に対して負荷が掛かった場合には、空洞部V1を形成するツース2の当接面2dと、アダプタ3側の挿入部3bの当接面3bbとが面同士で当接してアダプタ3がその負荷を受ける。これにより、作業時等にツース2に対して掛かった負荷が、後述する係止部材4に掛かることはない。
当接面3bbは、ツース2が取り付けられた状態において、ツース2側の当接面2dに対して当接する挿入部3bの外壁面である。当接面3bbは、上述したように、作業中にツース2に掛かる負荷を、アダプタ3側において面で受け止める。
(係止部材4)
係止部材4は、ツース2がアダプタ3から脱落しないように取り付けられる略截頭円錐状の部材であって、図2に示すように、ツース2側の貫通孔2a内に空洞部V1側から挿入される。また、係止部材4は、図3(a)に示すように、略截頭円錐形状を持つ係止部材本体と、その係止部材本体の回転軸(係止部材の回転軸)4aと、底部4bと、工具挿入部4cと、を有している。
ここで、係止部材4の回転軸4aと係止部材4が挿入される貫通孔2bの中心軸とは同一であり、係止部材4は貫通孔2b内において回転可能とされる。
係止部材4の本体の形状は、図4(a)に示すように、当接状態でツース2の貫通孔2bとアダプタ3の凹部3aとにより形成される完成した截頭円錐状の空間を、ツース2の空洞部V1を形成する面で切断し、その切断された截頭円錐状空間の貫通孔2b側の空間の形状である。換言すると、係止部材4の本体は、ツース2の貫通孔2bにある截頭円錐の空間と遊び分だけ小さい相似の形状を有し、実質的に上述の截頭円錐の一部の形状を有する。切断面のツース2の最も後端にある部位は、截頭円錐状空間底部の最も後端の位置に略等しい。係止部材4の本体の回転軸4aは、貫通孔2bと凹部3aとによって形成される截頭円錐空間の回転軸と同一である。
回転軸4aは、工具T(図2参照)を用いて、貫通孔2b内において係止部材4を回転させる際の回転中心となる。
底部4bは、図3(a)に示すように、係止部材4の断面視において略截頭円錐状の外形の外周面(母線)の長さが異なることで、略截頭円錐状の係止部材4における回転軸4aに対して斜めに形成されている。そして、上述のように、ある特定の回転位置において係止部材4の底部4bはツース2の空洞部V1を形成するツース内面と同一面となる。そして、この特定の回転位置から係止部材4を180度回転させると、係止部材4のツース2の最後端にあった部位が、ツース2の空洞部面からアダプタ凹部3aの底部のツース2の先端側の位置に移動し、係止部材4とアダプタ3とが係合する。これにより、回転軸4aを中心に係止部材4を回転させるだけで、係止部材4の一部(底部4b)が、アダプタ3側の凹部3a内に挿入した状態(係止状態)と、凹部3a内から退避した状態(非係止状態)とを切り換えることができる。
工具挿入部4cは、係止部材4における略截頭円錐体形状の小径側から延設される部位の回転軸4aに直交する面に設けられ、貫通孔2bの開口部2k内に配置されている。この工具挿入部4cは、係止部材4を手動で回転させるための工具T(図2参照)の先端部Taが挿入される溝であって、工具Tの先端部Taの形状に合わせた形状(図3(b)では四角形)に形成されている。延設される部位の外周の一部には、溝が設けられており、後述するCリング5がその溝に巻装される。なお、図3(b)は、図3(a)の視点Aからの挿通孔2b周辺の図である。
また、本実施形態では、工具Tを用いて係止部材4を手動で回転させる際以外に、建設機械の作業中に生じる振動や衝撃等によって係止部材4が意図せずに回転してしまうことがないように、係止部材4の回転を抑止するCリング(回り止め部材)5を設けている。
Cリング5は、金属や樹脂、ゴム製等の弾性部材をU字状に成形した部材であって、係止部材4の外周面に設けられた溝に対して密着している。Cリング5の両端部は、側壁部2cに固定されている。係止部材4は、Cリング5に密着して、摩擦により所定位置からの回動が阻止されている。
これにより、作業時等の振動等によって、係止部材4が勝手に回転してしまった結果、アダプタ3に対するツース2の係止状態が解除されて非係止状態へ移行してしまうことを
回避することができる。
<ツース2の係止状態と非係止状態の切り換え>
本実施形態では、以上のような構成を備えており、アダプタ3に対するツース2の係止状態(第2状態)と非係止状態(第1状態)とを切り換えている。
すなわち、アダプタ3に対してツース2を取り付ける際には、図4(a)に示すように、ツース2の貫通孔2b内に挿入された係止部材4の一部(底部4b)がアダプタ3側の凹部3a内に進入しておらず、貫通孔2b内に収まった状態(非係止状態)とする。このとき、ツース2を取り付ける際にこの非係止状態になっていない場合には、工具Tを用いて係止部材4を回転させて、非係止状態を形成すればよい。
これにより、アダプタ3の挿入部3bを、ツース2の空洞部V1の内部へ挿入することができる。
次に、アダプタ3の挿入部3bがツース2の空洞部V1内へ挿入された状態において、工具Tを用いて係止部材4を非係止状態から180度回転させ、図4(b)に示すように、係止部材4の一部(底部4b)がアダプタ3側の凹部3a内に進入した状態(係止状態)へ移行させる。
このとき、アダプタ3側の凹部3a内に進入した係止部材4の底部4bは、ツース2に対してアダプタ3から離間する方向に力が加わると、ツース2と一体的に移動する係止部材4の一部がアダプタ3の凹部3a内に引っ掛かる。これにより、ツース2がアダプタ3から脱落しない係止状態を形成することができる。
逆に、ツース2がアダプタ3側に押し込まれる方向(図3(a)でのCL方向の右方向)に力が加わると(例えば、掘削時)、作業中にツース2に掛かる大きな負荷は、ツース2側の当接面2dとアダプタ3側の当接面3bbとにおいて面同士で受け止められるため、係止部材4には負荷が掛からないように構成されている。本実施形態では、ツース2とアダプタ3の当接状態においてアダプタ3と係止部材4とは当接しているが、ツース2に加わる負荷は、それぞれの当接面2d,3bbにおいて受け止められて、係止部材4に負荷がかかることはない。また、当接面2d,3bbの磨耗によって、ツース2が摩滅前の位置よりも後端側に押し込まれても、係止部材4はアダプタ3から離間する方向に移動してアダプタ3と非接触となる。このため、同様にツース2がアダプタ3に押し込まれる方向への負荷は、係止部材4には加わらない。よって、係止部材4には、ツース2がアダプタ3から脱落しないように係止するだけの機能があればよいため、係止部材4が作業中にツース2に掛かる負荷によって破損することを防止できる。この結果、ツース2の取付構造部分における部品寿命を確保しつつ、簡易な構成によって、ツース2の係止状態と非係止状態とを切り換えることができる。また、係止状態と非係止状態の切り換えが、係止部材4を回転させるだけで可能となるため、ツース2のアダプタ3への着脱作業、つまり交換作業の作業性を向上させることができる。
(実施形態2)
本発明の他の実施形態に係る建設機械のツースについて、図5(a)および図5(b)を用いて説明すれば以下の通りである。
本実施形態では、係止部材4の回転を抑止する回り止め部材として、上記実施形態のCリング5を用いる代わりに、図5(a)および図5(b)に示すように、回転軸54aを中心に回転し外周面に溝部54cが形成された係止部材54の回転を抑止するボルト(回り止め部材)55を用いている点で、上記実施形態1とは異なっている。
本実施形態では、図5(b)に示すように、ツース52の本体部52aの内部へアダプタ53の挿入部53bを挿入した状態で、回転軸54aを中心に係止部材54を回転させることで、係止部材54の底部54bをアダプタ53の凹部53a内に出し入れすることができる。そして、係止部材54によってツース52の本体部52aをアダプタ53に対して係止した状態で、係止部材54の回転を抑止するために、本体部52aの側面に形成されたボルト孔52c内にボルト55を挿入する。このとき、ボルト55を奥まで挿入すると、ボルト55の先端が係止部材54の外周面に形成された溝部54c内に入り込む。ここで、溝部54cは、図5(a)に示すように、係止部材54の外周面における対向する2箇所に設けられている。
これにより、溝部54c内にボルト55の先端が挿入されたことで、係止部材54は回転軸54aを中心に回転不能な状態とすることができる。
なお、図5(b)に示すように、アダプタ53の左右両側面に凹部53aが設けられていることが好ましい。
これにより、ツース52の本体部52aの側面のどちら側に貫通孔52bが設けられている場合でも、係止部材54によってツース52をアダプタ53に対して係止することができる。よって、形状の異なるツース52でも取り付け可能となり、部品の共有化を図れる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態1,2では、アダプタ3側(挿入側)に径大部を有する略截頭円錐状の係止部材4を、回転軸4aを中心に回転させることで、係止状態と非係止状態とを切り換える例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態と同じ略截頭円錐状であっても、図6に示すように、径大部がアダプタ63側ではなく外側に向いた状態で取り付けられる係止部材64を用いてもよい。
この場合でも、上記実施形態と同様に、ツース62の本体部62aの内部へアダプタ63の挿入部63bを挿入した状態で、回転軸64aを中心に略截頭円錐状の係止部材64を貫通孔62b内において回転させるだけで、径小部側の底部64bを、アダプタ63側の凹部63a内に出し入れすることができる。そして、この係止部材64が振動や衝撃等で回転しないように、Cリング(回り止め部材)65を設けている。
これにより、上記実施形態と同様に、係止部材64を回転させるだけで、ツース62のアダプタ63に対する係止状態と非係止状態とを容易に切り換えることができる。また、径大径側から係止部材64を回転させることができるので、より小さな力でより大きな回転力を得ることができる。
(B)
上記実施形態1,2では、ツース2の本体部2aの一方の側面にだけ、係止部材4を挿入する貫通孔2bが設けられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、バケットツースの左右の両側面に、係止部材を挿入する貫通孔が設けられていてもよい。この場合には、アダプタ側にも左右両側面に凹部を形成することで、バケットツースの両側面において、アダプタに対してツースを係止することができる。
(C)
上記実施形態では、アダプタ3側の凹部3aが、係止部材4の一部の形状に合わせて形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、アダプタ側の凹部は、挿入部を貫通する単なる貫通孔であってもよいし、挿入部の幅方向に沿って形成された凹部であってもよい。
この場合には、係止部材の一部と凹部とは線で接触することになるものの、ツースをアダプタから離間しないように係止することは可能である。
ただし、上記実施形態のように、凹部内に進入する係止部材4の一部の形状に合わせて凹部を形成することで、面同士で係止状態を形成することができ、係止部材に掛かる局所的な負荷の発生を抑制できるという点では、上記実施形態1,2のように、係止部材の形状に合わせて凹部が形成されていることがより好ましい。
本発明の建設機械のバケットツース組立体は、部品寿命を短縮することなく、簡易な構成により、アダプタに対してバケットツースを固定することができるという効果を奏することから、各種掘削具の取付け構造に対して広く適用可能である。
1 バケット
2 ツース(建設機械のバケットツース組立体)
2a 本体部(バケットツース)
2b 貫通孔
2c 側壁部
2d 当接面
2e 上面
2f 下面
2g 後端面
2h,2i 側面
2j 挿入部
2k 開口部
2v 内面
3 アダプタ
3a 凹部
3b 挿入部
3ba 側壁部
3bb 当接面
4 係止部材
4a 回転軸(係止部材の回転軸、貫通孔の中心軸)
4b 底部
4c 工具挿入部
5 Cリング(回り止め部材)
52 ツース(建設機械のバケットツース)
52a 本体部(バケットツース)
52b 貫通孔
52c ボルト孔
53 アダプタ
53a 凹部
53b 挿入部
54 係止部材
54a 回転軸
54b 底部
54c 溝部
55 ボルト(回り止め部材)
62 ツース(建設機械のバケットツース)
62a 本体部(バケットツース)
62b 貫通孔
63 アダプタ
63a 凹部
63b 挿入部
64 係止部材
64a 回転軸
64b 底部
65 Cリング(回り止め部材)
T 工具
Ta 先端部
V1 空洞部

Claims (8)

  1. 建設機械のバケットの先端部に設けられたアダプタに対して交換可能な状態で装着されるバケットツース組立体であって、
    前記アダプタを挿入するための空洞部と、前記空洞部内にあって作業中に掛かる負荷を受け止めるように前記アダプタの外面に対して当接する当接面と、前記ツースの外面において三角形の形状を有する側面と、前記側面に設けられ前記アダプタに対して装着された状態において前記アダプタまで相通し中心軸を有する貫通孔と、を有するバケットツースと、
    前記貫通孔内に嵌合され、前記中心軸方向に沿って配置された回転軸と前記軸方向における前記アダプタ側の端部に設けられた底部とを有しており、前記回転軸を中心に回転させることで前記底部が前記貫通孔内に収まる第1状態と前記底部が前記アダプタ側の凹部に向けて突出する第2状態とを切り換える係止部材と、
    を備えている建設機械のバケットツース組立体。
  2. 前記係止部材は、前記回転軸に沿った断面視において、側面部分の長さが左右で非対称となっている、
    請求項1に記載の建設機械のバケットツース組立体。
  3. 前記係止部材は、前記回転軸によって形成される截頭円錐の一部の形状を有し、
    前記截頭円錐の一部の形状は、前記截頭円錐の底面の周上から、前記回転軸に対して斜めに切断された切断面が前記係止部材の前記底部に相当する、
    請求項1または2に記載の建設機械のバケットツース組立体。
  4. 前記バケットツースは、前記空洞部を形成する内面を有し、
    前記係止部材の前記底部は、前記第1状態において前記内面と面一である、
    請求項3に記載の建設機械のバケットツース組立体。
  5. 前記係止部材の前記回転軸は、前記バケットツースの幅方向に沿って、前記空洞部から外方に向かって前記バケットツースの先端に近づく方向に傾いて配置される、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の建設機械のバケットツース組立体。
  6. 前記係止部材は、前記貫通孔に挿入された状態において外部に露出する位置に、前記回転軸を中心に回転させられる際に用いられる工具の一部が挿入される工具挿入部を、有している、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の建設機械のバケットツース組立体。
  7. 前記係止部材の回転を抑止する回り止め部材をさらに備えている、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の建設機械のバケットツース組立体。
  8. 先端部にバケットツース組立体が装着された建設機械のバケットであって、
    前記先端部に設けられたアダプタと、
    側面に形成されており前記アダプタまで挿通する貫通孔と、前記貫通孔に挿入され底部が前記貫通孔内に収まる第1状態と前記底部が前記貫通孔から突出する第2状態とを回転によって切り換え可能な係止部材と、を有し、前記アダプタに装着されるバケットツース組立体と、
    前記アダプタにおける前記バケットツース組立体の前記貫通孔に相対する部位に設けられ、前記貫通孔とともに截頭円錐状の空間を形成し、前記バケットツース組立体の先端側に前記截頭円錐の曲面、前記バケットツース組立体の後端側に前記截頭円錐の大径側の底面、に相当する面をそれぞれ有するとともに、前記第2状態において前記係止部材が嵌入することで前記バケットツース組立体が前記バケットに係止される凹部と、
    を備える建設機械のバケット。

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