JP2012232483A - 出没式筆記具 - Google Patents
出没式筆記具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012232483A JP2012232483A JP2011102593A JP2011102593A JP2012232483A JP 2012232483 A JP2012232483 A JP 2012232483A JP 2011102593 A JP2011102593 A JP 2011102593A JP 2011102593 A JP2011102593 A JP 2011102593A JP 2012232483 A JP2012232483 A JP 2012232483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- writing
- shaft cylinder
- weight
- loop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
【課題】ペン先側を下向きにして落下衝撃が加わった際のペン先が損傷することを回避できる出没式筆記具を提供する。
【解決手段】筆記体3を軸筒2内に前後方向に移動可能に収容し、前記筆記体3を後方に付勢する弾発体7を前記軸筒2内に収容し、弾発体7の後方付勢に抗して筆記体3を前方移動させることにより前記筆記体3のペン先31を前記軸筒2の前端孔21から突出状態にする出没機構6を備えた出没式筆記具であって、前記軸筒2内に環状の弾性体4を配置し、前記軸筒2内の弾性体4の後方に環状の錘体5を前後方向に移動可能に配置し、前記筆記体3が前記弾性体4の内孔及び前記錘体5の内孔を貫通し、衝撃時、前記錘体5が弾性体4に衝突することによって前記弾性体4が径方向に膨出し、筆記体3の外面を弾性体4が挟持可能に構成したことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】筆記体3を軸筒2内に前後方向に移動可能に収容し、前記筆記体3を後方に付勢する弾発体7を前記軸筒2内に収容し、弾発体7の後方付勢に抗して筆記体3を前方移動させることにより前記筆記体3のペン先31を前記軸筒2の前端孔21から突出状態にする出没機構6を備えた出没式筆記具であって、前記軸筒2内に環状の弾性体4を配置し、前記軸筒2内の弾性体4の後方に環状の錘体5を前後方向に移動可能に配置し、前記筆記体3が前記弾性体4の内孔及び前記錘体5の内孔を貫通し、衝撃時、前記錘体5が弾性体4に衝突することによって前記弾性体4が径方向に膨出し、筆記体3の外面を弾性体4が挟持可能に構成したことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、出没式筆記具に関する。
筆記体を軸筒内に前後方向に移動可能に収容し、前記筆記体を後方に付勢する弾発体を前記軸筒内に収容し、弾発体の後方付勢に抗して筆記体を前方移動させることにより前記筆記体のペン先を前記軸筒の前端孔から突出状態にする出没機構を備えた出没式筆記具が知られている。(例えば特許文献1等)
前記特許文献1の出没式筆記具は、ペン先側を下向きにして落下衝撃が加わると、軸筒の前端孔からペン先が突出し、ペン先が損傷するおそれがある。
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、ペン先側を下向きにして落下衝撃が加わった際のペン先が損傷することを回避できる出没式筆記具を提供しようとするものである。尚、本発明で、「前」とは、ペン先側を指し、「後」とは、その反対側を指す。
本願の第1の発明は、筆記体3を軸筒2内に前後方向に移動可能に収容し、前記筆記体3を後方に付勢する弾発体7を前記軸筒2内に収容し、弾発体7の後方付勢に抗して筆記体3を前方移動させることにより前記筆記体3のペン先31を前記軸筒2の前端孔21から突出状態にする出没機構6を備えた出没式筆記具であって、前記軸筒2内に環状の弾性体4を配置し、前記軸筒2内の弾性体4の後方に環状の錘体5を前後方向に移動可能に配置し、前記筆記体3が前記弾性体4の内孔及び前記錘体5の内孔を貫通し、衝撃時、前記錘体5が弾性体4に衝突することによって前記弾性体4が径方向に膨出し、筆記体3の外面を弾性体4が挟持可能に構成したことを要件とする。
前記第1の発明の出没式筆記具1は、衝撃時、前記錘体5が弾性体4に衝突することによって前記弾性体4が径方向に膨出し、筆記体3の外面を弾性体4が挟持可能に構成したことにより、衝撃時、錘体5が弾性体4に衝突して弾性体4が圧縮変形するとともに弾性体4が径方向に膨出し、それにより、筆記体3の外面が弾性体4により挟持され、筆記体3の前方移動(即ちペン先31の突出)を回避できる。その結果、ペン先31側を下向きにして落下衝撃が加わった際のペン先31が損傷することを回避できる。
本願の第2の発明は、前記第1の発明の出没式筆記具1において、前記弾性体4の前方の軸筒2の内面に、前記弾性体4に当接し前記弾性体4の前方移動を規制する前側係止部22を設けたことを要件とする。
前記第2の発明の出没式筆記具1は、前記弾性体4の前方の軸筒2の内面に、前記弾性体4に当接し前記弾性体4の前方移動を規制する前側係止部22を設けたことにより、確実な弾性体4の径方向の膨出変形が可能となる。
本願の第3の発明は、前記第1または第2の発明の出没式筆記具1において、前記錘体5の後方の軸筒2の内面に、前記錘体5に当接し前記錘体5の後方移動を規制する後側係止部23を設けたことを要件とする。
前記第3の発明の出没式筆記具1は、前記錘体5の後方の軸筒2の内面に、前記錘体5に当接し前記錘体5の後方移動を規制する後側係止部23を設けたことにより、錘体5の移動を抑止できる。
本発明は、ペン先側を下向きにして落下衝撃が加わった際のペン先が損傷することを回避できる。
本発明の実施の形態を図1乃至図3に示す。
本実施の形態の出没式筆記具1は、軸筒2と、該軸筒2内に収容される、筆記体3、弾発体7、弾性体4、錘体5、及び出没機構6とからなる。
本実施の形態の出没式筆記具1は、軸筒2と、該軸筒2内に収容される、筆記体3、弾発体7、弾性体4、錘体5、及び出没機構6とからなる。
前記軸筒2は、前端に前端孔21を備える。前記軸筒2の内面には、前側係止部22と、後側係止部23とが形成される。前記軸筒2内の前側係止部22と後側係止部23との間には、弾性体4及び錘体5が収容される。
前記軸筒2の後部には、出没機構6が設けられる。前記出没機構6は、前記軸筒2の後端より後方に突出するノック体を前方に押圧することにより、ペン先31が突出及び没入する従来公知のダブルノック式の機構が採用される。前記軸筒2の前端部には、弾発体7(例えば圧縮コイルスプリング)が収容され、前記弾発体7により、前記筆記体3が常時後方に付勢される。
前記筆記体3は、ボールペンレフィルであり、インキ収容筒の前端に、ペン先31としてボールペンチップが取り付けられる。前記ボールペンチップは、チップ本体の前端に回転可能にボールが抱持されている。前記インキ収容管の内部には、インキ(水性または油性インキ)と、該インキの後端に充填され且つ該インキの消費に伴い前進する追従体(例えば高粘度流体)が収容される。
前記弾性体4は環状であり、その内孔を筆記体3が遊挿貫通される。前記弾性体4は、前側係止部22に当接される。前記弾性体4は、弾性材料(例えば、シリコーンゴム等の合成ゴムや合成樹脂エラストマー)からなる。
前記錘体5は環状であり、その内孔を筆記体3が遊挿貫通される。前記錘体5は、弾性体4と後側係止部23との間(即ち弾性体4の後方且つ後側係止部23の前方)に前後方向に移動可能に配置される。前記錘体5は、弾性体4及び後側係止部23に当接可能である。前記錘体5は、ステンレス鋼等の金属材料からなる。
本実施の形態の出没式筆記具1において、ペン先31下向き状態で落下衝撃が加わった場合、図2に示すように、錘体5が弾性体4を前方に押圧し、前記弾性体4が前側係止部22と錘体5とにより前後に圧縮され且つ径方向(径方向外方及び径方向内方)に膨出され、弾性体4が筆記体3の外面に圧接され、筆記体3の前後方向の移動が阻止される。それにより、軸筒2の前端孔21からのペン先31の突出が阻止され、その結果、ペン先31の損傷が阻止される。
1 出没式筆記具
2 軸筒
21 前端孔
22 前側係止部
23 後側係止部
3 筆記体
31 ペン先
4 弾性体
5 錘体
6 出没機構
7 弾発体
2 軸筒
21 前端孔
22 前側係止部
23 後側係止部
3 筆記体
31 ペン先
4 弾性体
5 錘体
6 出没機構
7 弾発体
Claims (3)
- 筆記体を軸筒内に前後方向に移動可能に収容し、前記筆記体を後方に付勢する弾発体を前記軸筒内に収容し、弾発体の後方付勢に抗して筆記体を前方移動させることにより前記筆記体のペン先を前記軸筒の前端孔から突出状態にする出没機構を備えた出没式筆記具であって、
前記軸筒内に環状の弾性体を配置し、
前記軸筒内の弾性体の後方に環状の錘体を前後方向に移動可能に配置し、
前記筆記体が前記弾性体の内孔及び前記錘体の内孔を貫通し、
衝撃時、前記錘体が弾性体に衝突することによって前記弾性体が径方向に膨出し、筆記体の外面を弾性体が挟持可能に構成したことを特徴とする出没式筆記具。 - 前記弾性体の前方の軸筒の内面に、前記弾性体に当接し前記弾性体の前方移動を規制する前側係止部を設けた請求項1記載の出没式筆記具。
- 前記錘体の後方の軸筒の内面に、前記錘体に当接し前記錘体の後方移動を規制する後側係止部を設けた請求項1または2記載の出没式筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011102593A JP2012232483A (ja) | 2011-04-29 | 2011-04-29 | 出没式筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011102593A JP2012232483A (ja) | 2011-04-29 | 2011-04-29 | 出没式筆記具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012232483A true JP2012232483A (ja) | 2012-11-29 |
Family
ID=47433313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011102593A Withdrawn JP2012232483A (ja) | 2011-04-29 | 2011-04-29 | 出没式筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012232483A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016203473A (ja) * | 2015-04-21 | 2016-12-08 | 厳治 佐藤 | 加速度センサを内蔵した先端収納式筆記具 |
JP2017007209A (ja) * | 2015-06-22 | 2017-01-12 | 株式会社パイロットコーポレーション | 筆記具 |
CN108656792A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-10-16 | 张运 | 一种防止笔尖损坏的书写笔 |
CN108656791A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-10-16 | 张运 | 一种笔尖自动回缩的中性水笔 |
CN108656790A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-10-16 | 张运 | 一种具有笔尖保护功能的书写笔 |
-
2011
- 2011-04-29 JP JP2011102593A patent/JP2012232483A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016203473A (ja) * | 2015-04-21 | 2016-12-08 | 厳治 佐藤 | 加速度センサを内蔵した先端収納式筆記具 |
JP2017007209A (ja) * | 2015-06-22 | 2017-01-12 | 株式会社パイロットコーポレーション | 筆記具 |
CN108656792A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-10-16 | 张运 | 一种防止笔尖损坏的书写笔 |
CN108656791A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-10-16 | 张运 | 一种笔尖自动回缩的中性水笔 |
CN108656790A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-10-16 | 张运 | 一种具有笔尖保护功能的书写笔 |
CN108656792B (zh) * | 2018-07-28 | 2020-06-16 | 丁蒙蒙 | 一种防止笔尖损坏的书写笔 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012232483A (ja) | 出没式筆記具 | |
JP2013063541A (ja) | ノック式筆記具 | |
JP2013220602A (ja) | 筆記具 | |
JP2007210202A (ja) | ノック式ボールペン | |
JP6204663B2 (ja) | 熱変色性筆記具 | |
JP2014141077A (ja) | 熱変色性筆記具及び摩擦具 | |
JP2014226823A (ja) | スリムタイプボールペン | |
JP2012091468A (ja) | 出没式筆記具 | |
JP2018192660A (ja) | 熱変色性筆記具 | |
JP5932412B2 (ja) | 出没式筆記具 | |
JP2015020279A (ja) | 筆記具 | |
JP6204662B2 (ja) | 熱変色性筆記具 | |
JP6410901B2 (ja) | 熱変色性筆記具 | |
JP6092587B2 (ja) | 出没式筆記具 | |
JP2017030247A (ja) | 複式筆記具 | |
JP2017114088A (ja) | 出没式筆記具 | |
JP2017114087A (ja) | 出没式筆記具 | |
JP2011088287A (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5293171B2 (ja) | キャップ嵌合構造 | |
JP2018108662A (ja) | 熱変色性筆記具 | |
JP5367527B2 (ja) | 筆記具 | |
JP2006231815A (ja) | シャープペンシル | |
JP3933059B2 (ja) | 出没式筆記具 | |
JP2016043498A (ja) | 筆記具 | |
JP6564629B2 (ja) | 筆記具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140701 |