JP2012226797A - ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】先行のディスク排出処理中に、後行のディスクの押し込みが継続された場合における先行のディスクの存在を確実に検出可能とする。
【解決手段】二枚挿入防止処理が駆動ユニット内で起動した場合に、ディスク二枚挿入されたという情報を不揮発性メモリに記憶させ、その後行のディスクD’排出処理を実行する。このとき、後行ディスクD’が抜去されたときに記憶しておいた情報から二枚挿入の有無を参照する。後行のディスクが挿入がされた場合は、先行のディスクDが未だ駆動ユニット内に取り残されている可能性があることから、移送ローラを動作させて残されたディスクDを排出する動作を行い、フォトセンサにてディスクDの有無を確認する。そして、残された先行ディスクDが存在しないと確認された場合は、移送ローラを待機位置に戻して動作を終了する。ディスクDが存在した場合は、再度排出作業を行う。
【選択図】図7

Description

この発明の実施形態は、先行のディスク排出処理中に、後行のディスクの押し込みが継続された場合における先行のディスク検出を確実に行うことのできるディスク装置に関する。
従来のディスク装置では、ドライバユニット内にディスクを二枚続けて挿入するようなユーザーの誤挿入を異常と判断し、異常を知らせることがなされている。
通常、先行のディスクの排出過程において後行のディスクが挿入された場合であっても、排出処理が起動して先行のディスクも排出可能に設計されている。しかし、先行して挿入されたディスクを排出処理中にあっても、ユーザーによっては二枚目のディスクの押し込みが継続されることがある。この場合、後行のディスクが正常に挿入されたと判断してしまうと、先行のディスクの存在を検出不可能なデッドポイントに陥る可能性がある。
すなわち、先行のディスクがドライバユニット内に取り残されているにも関わらず、後行のディスクが正常に挿入された判断した場合に、ドライバユニットはディスクの排出動作を終了してしまう、という問題があった。
特開2001−312850号公報
従来の技術は、先行のディスクがドライバユニット内に取り残されているにも関わらず、後行のディスクが正常に挿入されたと判断し、先行のディスクの排出動作を終了してしまう、という問題があった。
発明が解決しようとする課題は、後行のディスクの押し込みが継続された場合においても、先行のディスクの存在を検出可能とするディスク装置を提供することにある。
実施形態によれば、ディスク挿入口を有する筐体と、前記ディスク挿入口を介して挿入されたディスクを装填位置に導くとともに、該装填位置から前記ディスク挿入口を介して排出する移送ユニットと、前記筐体内に設けられ、前記装填位置にある前記ディスクを回転駆動する駆動ユニットと、前記筐体内に存在するディスクを検出するための検出手段と、前記ディスク挿入口を介して第1のディスクが挿入された場合に、これより先行して挿入されている第2のディスクが前記筐体内に存在することを前記検出手段を用いて検出した場合に、当該第2のディスクの存在を示す情報を記憶する記憶手段と、前記検出手段に応じて、前記移送ユニットを制御して前記筐体内に存在するディスクを排出させるように排出処理を実行する制御部とを備え、前記制御部は、前記記憶手段が前記第2のディスクの存在を示している場合には、前記排出処理で前記第1のディスクを排出させた後、前記移送ユニットを再度制御して前記第2のディスクを排出させるように再度排出処理を実行する。
ディスク装置に関する一実施形態の全体構成の外観について説明するための斜視図である。 図1要部の概略構成について説明するための平面図である。 ディスク装置の駆動ユニットと制御系について説明するためのブロック図である。 ディスク装置の読取りまたは記録と制御系について説明するためのブロック図である。 排出処理中の先行ディスクを確実に検出する処理について説明するための説明図である。 図5の処理に続く処理について説明するための説明図である。 図5および図6の処理に続く処理について説明するための説明図である。 先行挿入ディスクの存在を検出する第1の検出手段例について説明するための説明図である。 先行挿入ディスクの存在を検出する第2の検出手段例について説明するための説明図である。 先行挿入ディスクの存在を検出する第3の検出手段例について説明するための説明図である。 先行挿入ディスクの存在を検出する第4の検出手段例について説明するための説明図である。
以下、実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図4は、ディスク装置に関する一実施形態について説明するためのもので、図1はディスク装置の全体構成の外観を示す斜視図、図2は図1の要部の概略構成について説明するための平面図、図3はディスク装置の駆動ユニットと制御系について説明するためのブロック図、図4はディスク装置の読取りまたは記録と制御系について説明するためのブロック図である。
図1において、ディスク装置100は、筐体10内に駆動ユニット11を収容している。駆動ユニット11は、筐体10内に設けたダンパーやスプリング等の弾性部材により支持されている。筐体10の前面にはディスク挿入口12を形成しており、このディスク挿入口12を介してディスクDを筐体10内に挿入したり、ディスクDを筐体10内から排出したりすることができる。ディスクDの挿入方向を矢印Aで示す。ディスクDとしては、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)あるいはCD−ROMなどがある。
筐体10のトップカバーを外した図2で示す駆動ユニット11は、複数のダンパー等によって弾性的に支持されたベース部材13に取着されている。ベース部材13のディスク挿入口12側の上面には図示しない支持板が固定されており、支持板の下面に図示しないガイドトップが固着具を用いて一体化されている。支持板とガイドトップはガイド部材を構成し、このガイド部材の左右両側部に図示しない一対の補助ローラが回転可能に支持されている。補助ローラは合成樹脂で成形された円柱状を成している。
駆動ユニット11は、ベース部材13の略中央部にスピンドルモータにて回転するターンテーブル14を設けている。ターンテーブル14にはキャチング爪101(図10)が設けられている。キャチング爪101は、ディスクDの中心穴Daがターンテーブル14に入り込むと爪部がディスクDをクランプする。キャチング爪101は、ターンテーブル14にディスクDが載置されたことを検出して、爪部が開いたり閉じたりすることによりディスクDをクランプする構造となっている。
ベース部材13の前方部(図中右側)の上面には、ディスクDを挿入および排出するための移送ユニット15を設けている。移送ユニット15は、ディスク挿入口12からターンテーブル14(駆動位置)までディスクDを挿入、またはその逆にターンテーブル14からディスク挿入口12までディスクDを排出する。
移送ユニット15は、ディスク挿入口12と平行に細長く延びる移送フレーム16を有し、移送フレーム16にはローラ軸17を並行に設け、ローラ軸17の両端は移送フレーム16の側面に回動自在に支持されている。ローラ軸17の外周には、天然ゴム等の摩擦係数の高い材料で形成した移送ローラ18を設けており、移送ローラ18は、軸方向に間隔を空けて配置している。移送ユニット15は、支点軸19を中心に、待機位置と装填位置との間で回動(公転)する。移送ローラ18は、ゴム製であり、ディスクDの搬送方向と直交して設けられ、直径が中央部に向かって小さくなるテ―パ形状をなし、モータの動力によって正逆方向に回転し、ディスクDを挿入または排出する。
筐体10前面のディスク挿入口12よりも下部には、2つの横長の穴(図示せず)をディスク挿入口12と平行に設けており、この各穴の内面には、それぞれの穴に沿って摺動するスライダ20a,20bが取付けられている。移送フレーム16には、スライダ20a,20bの摺動によってオン・オフするスイッチSW1,SW2およびスイッチSW3,SW4を取付けられている。
スイッチSW1,SW2は、スライダ20a,20bが初期位置にあることを検出するスイッチであり、初期位置にあるときにオンする。またスイッチSW3は、ディスクDが所定の位置まで挿入されたとき、またはディスクDのイジェクト時にディスクDが所定の位置まで排出されたことを検出するスイッチである。スイッチSW4は、ディスクDの最外周を検出するスイッチである。
スイッチSW1,SW2、スライダ20a,20bおよびガイドピンは、ディスクDの挿入および排出を検出する第1のディスク検出部を構成する。また、フォトセンサSa,Sbは、ディスクDの挿入を第1の検出部よりも先に検出し、ディスクDの排出を第1の検出部よりも遅れて検出する第2のディスク検出部を構成する。
さらに、ディスク挿入口12の反対側の筐体10の内側面には、ディスクDが駆動位置に装填されたかを検出するフォトセンサSが配置されている。このフォトセンサSは、検出レバー21の検出子21aがディスクDの側面に押されて矢印方向に回動されることでオンからオフ状態と判断することで、ディスクDが駆動位置に装填されたかを検出する第3の検出部を構成する。
ここで、ディスクDを筐体10内に挿入する場合について説明する。ディスクDがディスク挿入口12から挿入されると、フォトセンサSa,SbはディスクDによって通光が遮られ、続いてガイドピンが互いに離れる方向に開かれるに伴いスライダ20a,20bが、スイッチSW1,SW2をオフさせて、ディスクDの挿入が検出される。
さらにガイドピンが開いてスイッチSW3がオンすると、移送ユニット駆動用モータを駆動させて待機位置にある移送ユニット15の移送ローラ18が挿入方向に回転させて筐体1内に挿入される。
ディスクDの最外周がスイッチSW4によって検出されると、移送ユニット駆動用モータが再始動して、移送ユニット15は、支点軸19を中心として、装填位置に回動する。移送ローラ18は、ディスクDがターンテーブル14と装填される位置に回動する間も回転し続け、ディスクDは、移送ユニット15の回動(公転)と、移送ローラ18の自転により、ディスク挿入口12からターンテーブル14の中心凸部がディスクの中心穴Daに入り込むと同時にキャチング爪によりクランプする。
こうしてターンテーブル14にクランプされたディスクDは、ターンテーブル14によって回転駆動され、光ヘッドによってディスクDに記録された信号が読み取られ、あるいはディスクDに信号が記録される。
一方、再生または記録が完了したディスクDを排出させるときには、スピンドルモータが停止し、ターンテーブル14の回転が停止する。そしてターンテーブル14によるディスクDのクランプが解除され、駆動ユニット11が底面に向けて下降し、ディスクDは、ターンテーブル14から抜ける。その後、移送ユニット15が待機位置から装填位置へ移動し、移送ローラ18が移送ユニット駆動用モータによって排出方向へ回転する。さらに、移送ユニット15を待機位置へ移動することで、ディスクDは排出方向へ向かい、移送ローラ18の回転によりディスク挿入口12から排出される。
ディスクDの排出途中において、ガイドピンと連動のスライダ20a,20bはディスクDに押されて一旦互いに離れる方向に開き、そのあとディスクDが排出されるとガイドピンは初期位置に戻る。この状態でユーザーがディスクDを抜去すると、フォトセンサSa,Sbが通光しディスクDの排出を検出する。
従って、ガイドピン(スライダ57a,57b)が初期位置に戻ることで、スイッチSW1,SW2がオンしてディスクDの排出が検出され、少し遅れてフォトセンサSa,SbによってディスクDの排出が検出される。
このように、ディスク挿入口12から挿入されたディスクDを移送ユニット15によって筐体10の内部の装填位置へ移動させ、次いで駆動ユニット11によって回転駆動させ、光ピックアップ22によってデータの読取りまたはディスクDへの記録を行うように、システムコントローラ33が全体を制御している。
次に、図3、図4は、それぞれディスク装置の制御系のブロック図を示すが、図3は駆動ユニットと制御系のブロック図を、図4は読取りまたは記録と制御系のブロック図を示している。ディスク装置はマイクロコンピュータで構成されたシステムコントローラ33が全体の動作を制御する。
図3において、ディスクDは、ターンテーブル14に載置されスピンドルモータ31によって一定の線速度で回転される。ディスクDを駆動ユニット11に装填させる過程でフォトセンサSa,Sb,SそれにスイッチSW1〜SW4からの各検出情報が検出部32に入力される。検出部32は、検出された情報をシステムコントローラ33に入力し、ここで、検出情報に基づいた制御信号を出力する。システムコントローラ33には、再生や記録などのディスク装置100を操作するための操作部34からの操作情報も入力し、操作部34からの命令に基づいた制御信号も出力する。
さらにシステムコントローラ33には、不揮発性メモリ35が接続され、例えばディスクDの誤挿入等によってエラーが発生した場合に、エラーの原因を解析する誤診情報を記憶する。
システムコントローラ33には、サーボコントローラ37を介してスレッドモータ38が接続される。スレッドモータ38は、ディスクDがターンテーブル14に装填され、再生となると光ピックアップ22をディスクDの径方向に移動させる役割を有するが、それ以外にディスクDの挿入時に移送ローラ18を駆動してディスクDを挿入させたり、排出させたりする移送ローラ18の公転制御の役割も有する。
図4において、ディスクDは、スピンドルモータ31によって一定の線速度で回転され、ディスクDからの情報の読取り、あるいはディスクDへの情報の記録が光ピックアップ22によって行われる。光ピックアップ22は、スレッドモータ38によってディスクDの半径方向に移動する。サーボコントローラ37は、システムコントローラ33の制御のもとに、スピンドルモータ61の回転を制御するとともに、光ピックアップ22のトラッキング制御、フォーカス制御、およびスレッドモータ38の駆動を制御する。
39はRFアンプであり、光ピックアップ22によって読出した情報に対応するRF信号を増幅して次段に伝達する。また、RFアンプ39は、RF信号からフォーカス制御用の信号およびトラッキング制御用の信号を分離して、これらの制御信号をサーボコントローラ37に送る。
40は、デジタル信号処理部であり、RFアンプ39から出力されたRF信号をデジタル化し、デジタル化された信号の復調処理と誤り訂正処理等を行う。デジタル信号処理部40には、SDRAM等のメモリ41が接続されており、例えばMP3による圧縮音楽データ等のファイル情報をメモリ41に読み書き自在に一時記憶する。メモリ41から読み出されたファイル情報は、デコーダ42に供給され、デコーダ42では、例えばMP3圧縮音楽データを伸長して非圧縮の通常の音楽データに変換する。
またシステムコントローラ33には、ディスクDのクランプを検出するフォトセンサS、およびディスクDの挿入・排出を検出するフォトセンサSa,Sbからの検出結果が供給され、さらにスライダ20a,20bの摺動に応じてスイッチングするスイッチSW1,SW2およびスイッチSW3,SW4の出力が供給される。
ところで、先行のディスクDが筐体10内に取り残されているにも関わらず正常に排出が完了してしまう場合が少なからずある。この場合の駆動ユニット11は、後行ディスクの排出が完了したと判断し、先行ディスクが駆動ユニット11内に残されたままとなる、という問題が発生してしまう。
そこで、この実施形態では、先行のディスクDの排出処理中に、駆動ユニット11内に後行のディスクD’挿入のための押し込みが継続された場合における先行ディスクDのディスクを確実に検出可能とするものである。
以下、後行のディスクD’が押し込まれた場合にも、排出処理中の先行ディスクDのディスクを確実に検出する処理について、図5〜図7のフローチャートを用いて図2とともに説明する。なお、他リトライ動作等についての詳細動作は省略している。
図5〜図7を説明する前に、図8〜図11を参照し、先に前記筐体に挿入された前記ディスクの排出処理時に、後から挿入されるディスクの挿入を防止するため、先行挿入のディスクの存在を検出する検出手段の第1〜第4の例について説明する。
図8は、先行挿入のディスクの存在を検出する検出手段の第1の例を示す。先行ディスクDの排出が完了されスイッチSW4がオンからオフされるときに、通常このオン時間は通常500msで終了するが、スイッチSW4がオン時間中に後行ディスクD’がディスクDと重なりスイッチSW4のオン時間が1s以上となると、ディスク二枚と判断して先行ディスクDの排出動作に切り換えることで、二枚挿入の防止を図ることができる。
図9は、先行挿入のディスクの存在を検出する検出手段の第2の例を示す。先行ディスクDが装填位置に移動されたかを検出するフォトセンサSが検出状態から非検出状態に切り換えられてディスクDの挿入が完了を検出し、スイッチSW1〜SW4のいずれかが検出された場合は、ディスク二枚と判断して先行ディスクDの排出動作に切り換えることで、二枚挿入の防止を図ることができる。
図10は、先行挿入のディスクの存在を検出する検出手段の第3の例を示す。先行ディスクDをターンテーブル14のキャチング爪101が閉状態から開いてクランプし、移送ユニット15がディスクDを装填させた位置から待機位置に戻るときに、正常に動作完了できない場合は、ディスク二枚の挿入による動作負荷増と判断し、ディスクDの排出動作に切り換えることで、二枚挿入の防止を図ることができる。
図11は、先行挿入のディスクの存在を検出する検出手段の第4の例を示す。先行ディスクDをターンテーブル14のキャチング爪101を閉状態から開いてクランプし、移送ユニット15が装填位置から待機位置に戻したときに、フォトセンサSa,Sbのいずれかが検出された場合は、ディスク二枚の挿入による動作負荷増と判断し、ディスクDの排出動作に切り換えることで、二枚挿入の防止を図ることができる。
次に、図5において、ディスクDが挿入されると、ディスク二枚挿入情報のフラグが0として立つ(S1)。ここでフラグ0は、ディスクが一枚挿入していることを示している。ステップS2において、移送ローラ18が自転(正転)を開始する。スライダ20bが摺動されてスイッチSW4がオンされたかを検出すれば(S3)、スイッチSW4の検出タイマーをスタートする(S4)。次に、移送ユニット15の公転(正転)を開始する(S5)。ステップS5で移送ユニット15の公転開始後に、ステップS6においてスイッチSW4が後行のディスクD’を検出したかを判断する。スイッチSW4が未検出の場合は、ステップS7においてスイッチSW4の検出タイマーをストップする。
次のステップS8において、移送ローラ18の公転(正転)が終了したかを検出し、検出が終了すれば、公転を停止し(S9)、ステップS10においてスイッチSW1〜SW4のいずれかが後行ディスクD’を検出したかを判断する。スイッチSW1〜SW4のいずれかが未検出の場合は、ステップS11においてディスクDのターンテーブル14への装填をフォトセンサSが検出したかを判断する。フォトセンサSが検出した場合は、移送ローラ18の自転を停止させ(S12)、ディスクDをチャッキング爪101でクランプし(S13)、図6のステップS14に進む。
ディスクDを排出させるための動作命令がされた場合は、ステップS14で移送ローラ18の公転(逆転)を開始する。ステップS15で移送ローラ18がホーム(待機位置)に戻ったかを判断し、戻ったと判断した場合は移送ローラ18の公転を停止する(S16)。次に、フォトセンサSa,Sbが後行ディスクD’であるかどうかを検出し(S17)、ディスクD’の検出がない場合は、ディスクDのプレイ位置移行処理が行われ(S18)、ディスクDの搬送を完了する。
図5のステップS6において、スイッチSW4がオンした場合は、ステップS19に進み、スイッチSW4のオン時にスタート開始したタイマー時間が経過したかを判断し、経過していなければ、ステップS6に戻り、経過していれば、ディスク二枚挿入情報のフラグ1を立て(S20)、図7のステップS21に進む。ここでフラグ1は、ディスクが二枚挿入していることを示している。
図7は、ディスク装置内に二枚のディスクが残された可能性のある場合における異常ディスクの排出処理を行うフローを示している。
ステップS21において、異常ディスクと判断されたディスクD‘の排出処理が行われ、ステップS22でフォトセンサSa,Sbが、ステップS22で排出されたディスクが抜去されたかを判断する。抜去された場合は、ステップS23でディスク二枚挿入情報のフラグが0となったかを判断する。フラグ0が立ったと判断された場合は、異常排出と判断された先行ディスクDの排出作業を終了する。
ステップS23において、ディスク二枚挿入情報のフラグが0でないと判断された場合は、二枚挿入との判断を行い、移送ローラ18の自転(逆転)を開始させ(S24)、移送ローラ18の公転(正転)を開始する(S25)。移送ローラ18の公転(正転)が終了したかを検出し(S26)、検出が終了すれば、公転を停止し(S27)、ステップS28において移送ローラ18の自転を停止する。ステップS24〜S28の処理は、駆動ユニット11内に取り残されたディスクがないかを移送ローラ18を作動させ、確認する作業を行うためである。
ステップS29において、フォトセンサSa,Sbでディスクがあることを検出した場合は、異常排出と判断された先行ディスク排出処理が行われ(S30)、異常排出と判断された先行ディスクDの排出作業を終了する。ステップS30の処理により駆動ユニット11内に取り残されたディスクの再排出作業が行われ、異常ディスクの抜去待ちの状態となる。ステップS31において、フォトセンサSa,Sbでディスクがないことを検出した場合は、異常排出と判断された先行ディスクDの排出作業を終了する。
ステップS29において、フォトセンサSa,Sbでディスクがないと判断した場合は、移送ローラ18の自転(逆転)を開始し(S32)、移送ローラ18の公転(逆転)を開始する(S33)。移送ローラ18の公転(正転)が終了したかを検出し(S34)、検出が終了すれば、公転を停止し(S35)、ステップS36において移送ローラ18の自転を停止する。ステップS32〜S36は、フォトセンサSa,Sbがディスクが残されていないと判断した場合における確認のための作業である。
図5のステップS10において、スイッチSW1〜SW4のいずれかがオンした場合は、ステップS37に進み、ディスク二枚挿入情報のフラグ1を立てる。これにより、図9で説明したディスク装置における二枚挿入防止で検出されたディスクが駆動ユニット11内に残された可能性のある場合におけるディスクの排出処理が可能となる。なお、ステップS37以降は、図7のステップS21〜ステップS36の各ルーチンと同処理を行う。
図6のステップS15において、移送ローラ18がホームに戻らないと判断した場合はスイッチSW4のオン時にスタート開始したタイマー時間が経過したかを判断し、経過していなければ、ステップS15に戻り、経過していれば、ディスク二枚挿入情報のフラグ1を立て(S39)、図7のステップS21に進む。
これにより、図10で説明したディスク装置における二枚挿入防止で検出されたディスクが駆動ユニット11内に残された可能性のある場合におけるディスクの排出処理が可能となる。
図6のステップS17において、フォトセンサSa,Sbが後行ディスクD’であるかどうかを検出し、ディスクD’を検出したと判断した場合は、ステップS40に進み、ディスク二枚挿入情報のフラグ1を立てる。
これにより、図11で説明したディスク装置における二枚挿入防止で検出されたディスクが駆動ユニット11内に残された可能性のある場合におけるディスクの排出処理が可能となる。なお、ステップS40移行は、図7のステップS21〜ステップS36の各ルーチンと同処理を行う。
このように、図8〜図11で説明した二枚挿入防止処理が駆動ユニット11内で起動した場合に、ディスク二枚挿入されたという情報を不揮発性メモリ35に記憶させておき、その後ディスクD’の排出処理を実行する。このとき、ディスクD’が抜去されたときに記憶しておいた情報から二枚挿入の有無を参照する。後行のディスクが挿入された場合は、先に挿入した一枚目のディスクDが未だ駆動ユニット11内に取り残されている可能性があることから、移送ローラ18を動作させて残されたディスクを排出する動作を行い、フォトセンサSa,Sbにてディスクの有無を確認する。そして、残されたディスクが存在しないと確認された場合は、移送ローラ18を待機位置に戻して動作を終了する。ディスクが存在した場合は、再度排出動作を行いディスクの排出を実施する。
この実施形態では、先行のディスクを筐体10内から排出中に、後行のディスクを挿入されたとき、排出中の先行のディスクを検出可能としたことで、先行のディスクが駆動ユニット上に残される可能性を防止することが可能となる。また、二枚挿入の処理ついて説明したが、異物や異形ディスクの挿入についても、これらが検出された場合は、同じ処理で自動的に排出動作へ移行する。
上記した実施形態では、1枚のディスクを駆動する駆動ユニットについて説明したが、駆動ユニット内に複数のディスクを収納可能な収納形におけるディスク装置にも適用可能である。また、スライダ20a,20bを摺動してオン・オフさせるスイッチSW1〜SW4は機械的なスイッチではなく、電子的な例えばフォトセンサを用いても構わない。
以上、実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 ディスク装置
10 筐体
11 駆動ユニット
12 ディスク挿入口
14 ターンテーブル
15 移送ユニット
18 移送ローラ
20a,20b スライダ
21 検出レバー
D ディスク
S,Sa,Sb フォトセンサ
SW1〜SW4 スイッチ
32 検出部
33 システムコントローラ
35 不揮発性メモリ

Claims (5)

  1. ディスク挿入口を有する筐体と、
    前記ディスク挿入口を介して挿入されたディスクを装填位置に導くとともに、該装填位置から前記ディスク挿入口を介して排出する移送ユニットと、
    前記筐体内に設けられ、前記装填位置にある前記ディスクを回転駆動する駆動ユニットと、
    前記筐体内に存在するディスクを検出するための検出手段と、
    前記ディスク挿入口を介して第1のディスクが挿入された場合に、これより先行して挿入されている第2のディスクが前記筐体内に存在することを前記検出手段を用いて検出した場合に、当該第2のディスクの存在を示す情報を記憶する記憶手段と、
    前記検出手段に応じて、前記移送ユニットを制御して前記筐体内に存在するディスクを排出させるように排出処理を実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記記憶手段が前記第2のディスクの存在を示している場合には、前記排出処理で前記第1のディスクを排出させた後、前記移送ユニットを再度制御して前記第2のディスクを排出させるように再度排出処理を実行する、ディスク装置。
  2. 前記検出手段は、先行して挿入されたディスクの排出完了を検出したとき、該検出時間が予め設定された通常よりも長い時間の場合には、先行ディスクが前記筐体内に残された状態であると判断したことを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  3. 前記検出手段は、先行ディスクが装填位置に移動されたかを検出するセンサが検出状態から非検出状態に切り換えられてディスク装填の完了を検出し、前記ディスク挿入口に設置されたディスクを検出するスイッチがディスクを検出した場合には、先行ディスクが前記筐体内に残された状態であると判断したことを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  4. 前記検出手段は、先に挿入されたディスクの装填位置でクランプし、ディスクを装填位置から待機位置に戻すときに、前記移送ユニットを正常に動作完了できない場合、先行ディスクが前記筐体内に残された状態であると判断したことを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  5. 前記検出手段は、先に挿入されたディスクを装填位置でクランプし、前記移送ユニットがディスク装填位置から待機位置に戻したときに、前記ディスク挿入口にあるセンサがディスクを検出した場合、先行ディスクが前記筐体内に残された状態であると判断したことを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
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