JP2005327419A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な機構により光ディスクの種類や挿入状態を識別して、異常がある場合には光ディスクを排出することのできる光ディスク装置を提供することを目的する。
【解決手段】 情報が記録された光ディスク12の収納を開始すると、一対のローラ14、14が回転して、光ディスク装置10の本体13の挿脱口11に挿入された光ディスク12を挟持して本体13内部に搬入する。このとき、本体13の内部に設けられている周縁検知手段20が挿入された光ディスク12の周縁12aを連続的に検知することにより、挿入された光ディスク12の外径や形状や挿入状態を検知し、異常があると判断された場合には光ディスク12を排出する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光ディスクの種類や形状あるいは挿入状態を識別して、異常がある場合には光ディスクを排出するようにした光ディスク装置に関するものである。
従来の光ディスク装置100は、図13および図14に示すように、基台101を備えており、基台101には、挿入された光ディスク102の通過方向(すなわち、ローディング方向およびイジェクト方向)に略直交する幅方向(矢印103a)の移動を規制し、挿入経路を形成する光ディスクガイド部材104が設けられている。
また、挿入された光ディスク102に接触し、動力を伝達することによって光ディスク102を搬送し、光ディスク102のローディングおよびイジェクトを行うために挿入された光ディスク102に対して下方向(矢印103b)に付勢されるローラ部材105が設けられている。さらに、ローラ部材105に設けられたギヤ105aと係合し、ローラ部材105を回転させる図示省略の動力源が設けられている(例えば特許文献1参照)。
この光ディスク装置100では、光ディスクガイド部材104に対してローラ部材105側に、光ディスク102が挿入された際に光ディスク102の外周と接触する軸部106aを有するレバー部材106が設けられている。
また、複数の受光素子107a、107b、107c、107dや、レバー部材106に設けられた突起106bに接触することでレバー部材106の変位を検出するブッシュスイッチ108a、108bを備えている。
なお、ブッシュスイッチ108bは、レバー部材106が矢印103cの方向の最大変位を検出する位置に設けられており、12cm光ディスク102を検出することができるようになっている。なお、透明の光ディスクについても検出できるようになっている。
また、受光素子107a、107b、107c、107dに対向して検出光を発する図示省略の発光素子が各々設けられており、光ディスク102によって検出光が遮断されることにより通過する光ディスク102を検出するようになっている。
特開2003−248995号公報(図1、図2)
しかしながら、従来の光ディスク装置100においては、レバー部材106と受光素子107a、107b、107c、107dとの組合せにより、通常の12cmの光ディスク、透明な光ディスク、8cm光ディスクを用いるためのアダプター等、種々の光ディスク等の検出をするようになっているため、非常に繁雑である。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたもので、簡単な機構により光ディスクの種類や挿入状態を識別して、異常がある場合には光ディスクを排出することのできる光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の光ディスク装置は、光ディスクを内部に収納可能な本体と、前記本体の内部に対して前記光ディスクを挿脱可能な挿脱口と、前記本体の内部に設けられて前記光ディスクを挟持した状態で回転することにより前記光ディスクを前記本体内部へ搬送可能なローラとを備える光ディスク装置であって、前記本体の内部に前記光ディスクの周縁を検知する周縁検知手段が設けられている構成を有している。
この構成により、光ディスクの収納を開始すると、一対のローラが回転して、光ディスク装置本体の挿脱口に挿入された光ディスクを挟持して本体内部に搬入する。このとき、本体の内部に設けられている周縁検知手段が、挿入された光ディスクの周縁を連続的に検知することにより、挿入された光ディスクの外径や形状や挿入状態を検知することができる。
また、本発明にかかる光ディスク装置は、前記周縁検知手段が、前記本体の内部における前記光ディスクを収納する収納位置の中心と、前記挿脱口との間に配置されている構成を有している。
この構成により、挿入された光ディスクの直径部分は、挿脱口から再生位置の中心までの間を必ず通過するので、この間に設けた周縁検知手段によって光ディスクの直径を確実に検出することができる。
さらに、本発明にかかる光ディスク装置は、前記周縁検知手段が、前記光ディスクの周縁に接触可能な機械式センサである構成を有している。
この構成により、周縁検知手段は、機械式センサの検出子が直接光ディスクの周縁に接触することにより光ディスクの周縁を検知するので、光ディスクの大きさを安価な機械式センサを用いて確実に検出することができる。なお、機械式センサとしては、検出子が回動することにより連続的に検出するロータリセンサや、直線状に移動することにより連続的に検出すスライド式のものが例示できる。
さらに、本発明にかかる光ディスク装置は、前記周縁検知手段が、前記光ディスクの挿脱方向に対して交差する方向に沿って一対設けられている構成を有している。
この構成により、一対の周縁検知手段を挿入される光ディスクの挿脱方向に対して交差する方向である左右両側に配置することにより、光ディスクの搬入の際に必ず光ディスクの周縁に接触することができる。また、左右両側から検知することにより、検出のためのストロークが短いものを使用することができるので、装置の小型化を図ることができる。
さらに、本発明にかかる光ディスク装置は、前記周縁検知手段が、収納される前記光ディスクのディスク面に略直交する方向に回動軸が配置された回動式位置検出器と、前記回動式位置検出器に設けられて前記光ディスクの周縁に接触可能なアームとを有している構成を有している。
この構成により、光ディスクの周縁を検知する周縁検知手段として、回動式位置検出器の回動軸が光ディスク面に直交する方向に設けられているので、この回動軸回りに回動するアームは光ディスクの周縁に接触することにより光ディスク面と平行面上で回動される。このため、アームの回転量に応じて回動式位置検出器から発せられる出力によりアームの回転量が検出されるので、光ディスクの外径や形状等を検知することができる。
さらに、本発明にかかる光ディスク装置は、前記周縁検知手段が、前記光ディスクの周縁に接触する前記アームに設けられた折曲部を折り曲げながら前記回動軸を回動させる構成を有している。
この構成により、アームの先端が光ディスクの周縁に接触してアームが回動する際に、アームが折曲部から折り曲げられるので、狭い空間でアームの回動を可能にすることができる。このため、周縁検知装置をコンパクト化することができる。
さらに、本発明にかかる光ディスク装置は、前記周縁検知手段が、挿脱される前記光ディスクの挿脱方向と略直交する方向に摺動可能な直線式位置検出器と、前記直線式位置検出器に設けられて前記光ディスクの周縁に接触可能なアームとを有した構成を有している。
この構成により、直線式位置検出器のアームの先端が光ディスクの周縁に接触して直線的に往復移動することにより、光ディスクの周縁の位置や間隔を検出するので、アームの移動量や位置に応じて、光ディスクの外径や形状等を検知することができる。
本発明は、本体の内部に光ディスクの周縁を検知する周縁検知手段を設けることにより、挿入された光ディスクの外径や形状や挿入状態を検知することができるという効果を有する光ディスク装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施形態の光ディスク装置について、図面を用いて説明する。
図1には、本発明の実施形態の光ディスク装置10を内蔵するカーオーディオ装置1の全体斜視図が示されている。このカーオーディオ装置1では、光ディスク装置10のほかにラジオ2、カセットテープ再生装置3等を内蔵しており、前面パネル4には、全機能に共用される表示部4aや電源/ボリュームつまみ4bに加えて、光ディスク装置10における光ディスク挿脱口11、ラジオ用のチューニングつまみ2a、カセットテープ挿入口3a等が設けられている。また、内部には、ラジオ2、カセットテープ再生装置3、光ディスク装置10等を制御する制御部5が設けられている。
図2には、カーオーディオ装置1に内蔵されている本発明の実施形態である光ディスク装置10の、図1中II−II位置における断面図が示されている。
図2に示すように、光ディスク装置10は、情報が記録された光ディスク12を内部に収納可能な本体13と、この本体13の内部に対して光ディスク12を挿脱可能な挿脱口11と、本体13の内部に設けられて光ディスク12を挟持した状態で回転することにより搬送可能な一対のローラである挿脱ローラ14、14とを備えている。また、本体13の内部に光ディスク12の周縁12aを検知する周縁検知手段20を備えている。
本体13の内部には、挿脱口11から挿入された光ディスク12の再生を行う図示省略の再生機構が設けられている。また、複数枚の光ディスク12を収納して、その中の1枚を選択的に再生する多連装型の場合には、挿脱口11から挿入される光ディスク12を収納するための複数枚の図示省略のトレイが、上下移動自在かつ収納・取出し位置および再生位置等に位置決め自在に設けられている。
なお、この場合には、前面パネル4(図1参照)に設けられている収納開始操作手段であるボタン6を押して、順次光ディスク12を挿入する。
挿脱口11には、光ディスク12挿入前および挿入完了後には閉じる蓋11aが設けられており、挿脱口11から本体13内部へのほこり等の侵入を防止している。
また、一対の挿脱ローラ14、14は、制御部5の制御によって作動する図示省略の駆動手段により正逆に回転駆動されるシャフト15に所定間隔で固定されている。なお、一対の挿脱ローラ14、14の下方(図2において紙面直交方向裏側)には、光ディスク12を挿脱ローラ14に押圧して挟持するために図示省略のフリーローラが、挿脱ローラ14との間に光ディスク12の厚さよりもせまい間隔を保持して回転自在に設けられている。
従って、駆動手段によりシャフト15を回転駆動し、一対の挿脱ローラ14、14とフリーローラとの協働により、光ディスク12の挿脱を行う。
周縁検知手段20は、本体13の内部における光ディスク12を収納する収納位置の中心CP(図4参照)と、挿脱口11との間に配置されている。この周縁検知手段20は、光ディスク12の周縁12aに接触可能な機械式センサであり、光ディスクの挿脱方向に対して交差する方向に沿って一対設けられている。
すなわち、図2に示すように、一対の挿脱ローラ14、14の本体13内部側において、光ディスク挿脱方向(図2中矢印で表示)の左右両側に周縁検知器21L、21Rが設けられており、両周縁検知器21L、21Rが光ディスク12の周縁12aを検知する。
ここで、各周縁検知器21L、21Rは、収納される光ディスク12の光ディスク面12bに直交する方向(図2において紙面直交方向)に回動軸22aが配置された回動式位置検出器22L、22Rと、回動軸22aに設けられて光ディスク12の周縁12aに接触可能なアーム23L、23Rとを有している。各アーム23L、23Rの先端には、光ディスク12の周縁12aに接触する検出ローラ24が回転自在に設けられており、両アーム23L、23Rは検出ローラ24を光ディスク12の周縁12aに押し付ける方向に、例えばバネ等の付勢手段によって常時付勢されている。
従って、光ディスク12の挿脱により検出ローラ24が光ディスク12の周縁12aに接触し、アーム23L、23Rを回動軸22aを中心として回動させる。回動式位置検出器22L、22Rは、アーム23L、23Rの初期位置からの回動角度θL、θRを、アーム23L、23Rの回動に伴う抵抗値の変化あるいは電流や電圧の変化として制御部に出力する。
ここでは、図2に示すように、右側の周縁検知器21Rにおいては、アーム23Rを、回動式位置検出器22Rの回動軸22aに取付けられている第1のアーム23aと、折曲部であるヒンジ23bにより第1のアーム23aの先端と回動可能に接続されている第2のアーム23cとから構成している。
第1のアーム23aおよび第2のアーム23cの下方には、ガイドプレート25が光ディスク面12bと平行に設けられており、このガイドプレート25にはガイド溝25aが設けられている。
第2のアーム23cの下面には、例えば検出ローラ24の回転軸の下端部や別途設けられている突起等が突出しており、ガイドプレート25のガイド溝25aに嵌合している。 従って、検出ローラ24はガイド溝25aに沿ってのみ移動可能であり、第1のアーム23aと第2のアーム23cとがヒンジ23bにおいて折れた状態で、回動式位置検出器22Rの回動軸22aを中心として回動する。
なお、検出ローラ24がガイド溝25aの図2中右端に位置する状態が初期位置であり、検出ローラ24は常時この初期位置に戻るように付勢されている。
同様に、左の周縁検知器21Lにおいては、図2で示される位置が初期位置であり、検出ローラ24およびアーム23Lは、常時この位置に戻るように付勢されている。
次に、図2〜図8に基づいて、周縁検知手段20により検知される光ディスク12の種類や状態について説明する。
図2には、光ディスク12が再生位置に挿入される前の光ディスク挿入待ち状態が示されている。この状態では、挿脱口11から挿入され、挿脱ローラ14によって本体13内部に挿入され始めた光ディスク12は、例えば右の周縁検知器21Rの検出ローラ24にのみ接触して、右のアーム23Rを回動させている状態(検知角度=θR)にある。なお、図2中2点鎖線で示す検出ローラ24およびアーム23Rの位置は、初期位置を示している。左の周縁検知器21Lの検出ローラ24にはまだ接触しておらず、アーム23Lはまだ初期位置にあって回動していない。すなわち、検知角度θLはゼロである。
なお、この状態は、本体13内部から光ディスク12を取り出す際の途中の状態についても同様である。
図3には、外径12cmの光ディスク12における最大径を検出している状態が示してある。すなわち、この状態まで検知角度θL、θRの和が増加し、その後、検知角度θL、θRの和が減少し始めることからから、検知角度θLおよびθRが最大値を検知していることがわかる。その結果、光ディスク12の外径は12cm相当のものであることがわかる。
ここで、12cm相当としたのは、検出される光ディスク12の外径が正確に12cmであるか否かは問題ではなく、挿入された光ディスク12が12cm光ディスクであることがわかればよいからである。
図4には、光ディスク12が正常に再生位置まで引き込まれて、引き込みが完了した状態を示している。この場合には、左右の周縁検知器21L、21Rのアーム23L、23Rは初期位置に復帰しており、検知角度θLおよびθRは共にゼロとなっている。
この状態では、挿脱ローラ14の回転は停止され、光ディスク12の再生や、収納が行われる。
図5には、8cm光ディスク16が挿入されている状態が示してある。図5に示している状態は、8cm光ディスク16の最大径が検知された状態を示し、検知角度θLおよびθRはこの後、減少し始める。
そして、検知角度θL、θRから、光ディスクの最大径が8cm相当であることが検知される。この場合には、制御部5は、挿入されている光ディスクが適正な光ディスクでないと判断して、挿脱ローラ14を逆転させて光ディスク16を排出する。
図6には、12cm光ディスク12の挿入が不完全な場合が示されている。この場合には光ディスク12は最も奥まで挿入されておらず、完全挿入状態(図4参照)に比して前方(図6において下方)にずれた状態となっている。従って、例えば左の周縁検知器21Lでは検出ローラ24が初期位置に復帰しているので検知角度θLはゼロとなるが、右の周縁検知器21Rの検出ローラ24は初期位置まで復帰していないので、検知角度θRはゼロではない。この状態が一定時間経過しても検知角度θRがゼロでない場合には、制御部5は、異常が発生しているとして、挿脱ローラ14を逆転させて光ディスク12を排出する。
図7には、外形に欠陥がある光ディスク17を挿入している状態が示してある。例えば、欠如部17aを有する場合には、欠如部17aに沿って検出ローラ24が移動すると、検知角度θRが増減するため、正常な光ディスク12ではないことが判断される。
この場合には、制御部5は、挿入されている光ディスクが適正な光ディスクでないとして、挿脱ローラ14を逆転させて光ディスク17を排出する。なお、例えばハート型等の異形の光ディスクの場合も同様にして検知され、排出されることになる。
図7においては、光ディスク17に右側にある欠如部17aを右側の周縁検知器21Rによって検知した場合について説明したが、光ディスク17の左側に欠如部17aがある場合には、左側の周縁検知器21Lで検知される検知角度θLが増減することから検知されることは言うまでもない。
図8には、2枚の光ディスク12、12が挿入された状態が示してある。この場合には、一方の光ディスク12が完全に再生位置まで引き込まれていても、他方の光ディスク12が再生位置に達していないため、左右の周縁検知器21L、21Rの少なくとも一方の検出ローラ24が初期位置まで戻っていない。
このため、周縁検知器21L、21Rの少なくとも一方で検知角度が生じることになる。この場合でも、制御部5は、異常が発生しているとして、挿脱ローラ14を逆転させて2枚の光ディスク12、12を排出する。
次に、図9のフローチャートに基づいて、光ディスク形状検出動作について説明する。 スタートしたら(ステップSS)、例えば、収納開始操作用のボタン6を押したり、あるいは光ディスク12によって挿脱口11の蓋11aを押すことによって、挿脱ローラ14を引き込み方向に回転させ(ステップS1)、この状態で光ディスク12を挿脱口11から1枚挿入する(ステップS2)。
これにより、光ディスク12が光ディスク装置10の内部に引き込まれて、左右の周縁検知器21L、21Rのアーム23L、23Rの検出ローラ24に当接し、両アーム23L、23Rを回転させる(ステップS3)。
両アーム23L、23Rの回転量に応じて生じる回動式位置検出器22L、22Rの検知角度θL、θRは、制御部5に伝達される。制御部5では、両アーム23L、23Rからの検知角度θL、θRの和がピークを超えて減少し始めたか否かを判断する(ステップS4)。
いまだ、両回動式位置検出器22L、22Rからの検知角度θL、θRの和が減少し始めていない場合には、一定時間Δtごとに検知角度θL、θRを記憶して(ステップS5)、ステップS4に戻って検知角度θL、θRの和がピークを超えたか否かを監視する。
そして、ステップS4において、検知角度θL、θRの和がピークを超えて減少を開始したと判断された場合には、両回動式位置検出器22L、22Rからの検知角度θL、θRの和のピークが12cmに相当するか否かを判断する(ステップS6)。
なお、ここでは、前述したように正確に12cmであるか否かを検知するものではなく、12cm光ディスク12とみなせるか否かを問題としているため、12cm相当であるか否かを判断している。
そして、12cmに相当しない場合には、12cm光ディスクではなく、例えば8cm光ディスク(図5参照)であると判断して、挿脱ローラ14を排出方向に逆転させ(ステップS7)、光ディスク12を排出して(ステップS8)、終了する(ステップSE)。
一方、ステップS6において、両回動式位置検出器22L、22Rからの検知角度θL、θRの和のピークが12cmに相当すると判断された場合には、記憶されている検知角度θL、θRとアーム23L、23Rが回転し始めてからの時間T0から光ディスク12の形状を計算・推定する(ステップS9)。
その結果から、外径12cmの円形であるか否かを判断し(ステップS10)、12cmの円形ではないと判断された場合には、例えば欠けた光ディスク(図7参照)や異形の光ディスク等と判断して、制御部5が挿脱ローラ14を排出方向に回転させ(ステップS7)、光ディスク12を排出して(ステップS8)、終了する(ステップSE)。
一方、ステップS10において、12cmの光ディスク12と判断された場合には、光ディスク12が引込完了位置に到達したか否かを判断し(ステップS11)、到達していない場合には光ディスク12を挿入してからの時間を計測し、所定の時間を経過したか否か判断する(ステップS12)。
所定時間を経過している(タイムアウト)場合には、例えば不完全引き込み(図6参照)と判断して、ステップS7に移って挿脱ローラ14を排出方向に回転させ、光ディスク12を排出して(ステップS8)、終了する(ステップSE)。
所定時間を経過していない場合には、ステップS11に戻って、引き続き挿脱ローラ14を引き込み方向に回転させて光ディスク12が引込完了位置に到達したか否かを監視する。
ステップS11において光ディスク12が引込完了位置に到達したと判断された場合には、アーム23L、23Rが初期位置に戻っているか判断し(ステップS13)、戻っている場合には、図4に示したように、光ディスク12は正常に挿入されたとして引き込みを終了する(ステップS14)。
一方、アーム23L、23Rが初期位置に戻っていない場合には、例えば図8において説明したように、2枚挿入のような異常が生じているとして、ステップS7に移って挿脱ローラ14を排出方向に回転させ、光ディスク12を排出して(ステップS8)、終了する(ステップSE)。
以上のように本発明の実施の形態の光ディスク装置10によれば、周縁検知手段20として機械式センサである回動式位置検出器22L、22Rを用いて光ディスク12の周縁12aを検知するようにしたので、簡易な機構により光ディスク12の周縁12aを連続的に検知することができ、挿入された光ディスク12の外径や形状や挿入状態を容易に検知することができる。
なお、以上の説明では、12cm光ディスク専用の光ディスク装置を例に挙げて説明したため、本実施の形態の光ディスク装置では12cm光ディスク以外の光ディスクが挿入されたことを検知した場合、その光ディスクを排出するために、排出動作へ移行するよう制御をおこなっていたが、12cm光ディスクのみならず、8cm光ディスクや異形光ディスクの記録再生を行える装置に本発明を応用しても良く、その場合、8cm光ディスクや異形光ディスクを検出した次の制御として、例えば8cm光ディスク用または異形光ディスク用のトレイが12cm光ディスク用のトレイとは別に設けられているような光ディスク装置であれば、光ディスクを8cm光ディスク用または異形光ディスク用トレイに移送させる移動動作に移行するよう制御するなどとすればよい。
また、前述した実施の形態においては、左側の周縁検知器21Lには1本のアーム23Lを用い、右側の周縁検知器21Rには、ヒンジ23bにより2本のアーム23aおよび23cを折り曲げ自在に連結したアーム23Rを用いたが、両周縁検知器21L、21Rとも1本のアーム部材を用いて周縁検知手段を簡素化することもできる。あるいは、両周縁検知器21L、21Rとも折り曲げ可能のアーム部材を用いて装置をよりコンパクトにすることもできる。
さらに、以上の説明では、周縁検知手段20を、回動式位置検出器22L、22Rおよびアーム23L、23Rを用いて構成した例について説明したが、その他の周縁検知手段を用いることもできる。
別の形態の機械式の周縁検知手段としては、例えば、図10〜図12にしめすような直線式位置検出器26L、26Rを用いることができる。なお、前述した実施形態と共通する部位には同じ符号を付して重複する説明を省略することとする。
この直線式位置検出器26L、26Rでは、光ディスク12の周縁に当接することにより直線的に摺動可能なアーム27L、27Rを検出子として備えた摺動抵抗28L、28Rを有しており、アーム27L、27Rはおのおのスプリング29により中央側の原点位置に向けて付勢されている。
従って、光ディスク12を挿入すると、中央部にあったアーム27L、27Rは左右に押し広げられて、図11に示すように、光ディスク12の最大幅である外径(ここでは12cm)を検出することができる。同様にして、図12に示すように、両アーム27L、27Rの最大間隔が8cmであると、8cmの光ディスク16であることが検出される。
あるいは他の方式として、軸が一定量回転するごとにパルスを出力するようなロータリーエンコーダを用いたり、全幅にわたって光センサを一列に連続して設け、発光部から発せられた検出光を挿入される光ディスクが遮光することにより光ディスク12の周縁12aを検知し、光ディスク12の外径や形状を検知するようにすることもできる。
以上のように、本発明に係る光ディスク装置は、本体の内部に光ディスクの周縁を検知する周縁検知手段を設けることにより、挿入された光ディスクの外径や形状や挿入状態を検知することができるという効果を有し、光ディスクの種類や挿入状態を識別して、異常がある場合には光ディスクを排出するようにした光ディスク装置等として有用である。
本発明の実施の形態における光ディスク装置を内蔵するカーオーディオ装置の全体斜視図 光ディスクが再生位置に挿入される前の光ディスク挿入待ち状態を示す平面図 外径12cmの光ディスクにおける最大径を検出している状態を示す平面図 光ディスクが正常に再生位置まで引き込まれて、引き込みが完了した状態を示す平面図 8cm光ディスクが挿入されている状態を示す平面図 12cm光ディスクの挿入が不完全な場合を示す平面図 外形に欠陥がある光ディスクを挿入している状態を示す平面図 2枚の光ディスクが挿入された状態を示す平面図 光ディスク形状検出動作のフローチャート (A)直線式位置検出器を用いた光ディスク装置の例であり12cm光ディスクの挿入途中の状態を示す平面図 (B)(A)においてB方向から見た正面図 (A)直線式位置検出器を用いた光ディスク装置の例であり12cm光ディスクの最大径を検出している状態を示す平面図 (B)(A)においてB方向から見た正面図 8cm光ディスクの挿入途中の状態を示す平面図 従来の光ディスク装置の要部平面図 図13中XIV方向から見た正面図
符号の説明
10 光ディスク装置
11 挿脱口
12 光ディスク
12a 周縁
12b 光ディスク面
13 本体
14 挿脱ローラ(ローラ)
20 周縁検知手段
22a 回動軸
22L、22R 回動式位置検出器(機械式センサ)
23b ヒンジ(折曲部)
23L、23R アーム
26L、26R 直線式位置検出器(機械式センサ)
27L、27R アーム

Claims (7)

  1. 光ディスクを内部に収納可能な本体と、前記本体の内部に対して前記光ディスクを挿脱可能な挿脱口と、前記本体の内部に設けられて前記光ディスクを挟持した状態で回転することにより前記光ディスクを前記本体内部へ搬送可能なローラとを備える光ディスク装置であって、
    前記本体の内部に前記光ディスクの周縁を検知する周縁検知手段が設けられている光ディスク装置。
  2. 前記周縁検知手段が、前記本体の内部における前記光ディスクを収納する収納位置の中心と、前記挿脱口との間に配置されている請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記周縁検知手段が、前記光ディスクの周縁に接触可能な機械式センサである請求項1記載の光ディスク装置。
  4. 前記周縁検知手段が、前記光ディスクの挿脱方向に対して交差する方向に沿って一対設けられている請求項3記載の光ディスク装置。
  5. 前記周縁検知手段が、収納される前記光ディスクのディスク面に略直交する方向に回動軸が配置された回動式位置検出器と、前記回動式位置検出器に設けられて前記光ディスクの周縁に接触可能なアームとを有した請求項3または請求項4記載の光ディスク装置。
  6. 前記周縁検知手段が、前記光ディスクの周縁に接触する前記アームに設けられた折曲部を折り曲げながら前記回動軸を回動させる請求項5記載の光ディスク装置。
  7. 前記周縁検知手段が、挿脱される前記光ディスクの挿脱方向と略直交する方向に摺動可能な直線式位置検出器と、前記直線式位置検出器に設けられて前記光ディスクの周縁に接触可能なアームとを有した請求項3または請求項4記載の光ディスク装置。
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