JP2012226022A - 定着装置 - Google Patents

定着装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012226022A
JP2012226022A JP2011091615A JP2011091615A JP2012226022A JP 2012226022 A JP2012226022 A JP 2012226022A JP 2011091615 A JP2011091615 A JP 2011091615A JP 2011091615 A JP2011091615 A JP 2011091615A JP 2012226022 A JP2012226022 A JP 2012226022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
infrared
fixing
temperature
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011091615A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5754223B2 (ja
Inventor
Kenzo Nakamura
賢蔵 中村
Mototaka Ishikawa
元貴 石川
Satoshi Uozumi
学司 魚住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2011091615A priority Critical patent/JP5754223B2/ja
Publication of JP2012226022A publication Critical patent/JP2012226022A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5754223B2 publication Critical patent/JP5754223B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 定着ローラから熱隔離する必要が無く、温度センサが受ける熱量が大きくても高精度に定着ローラの温度を高精度に検出可能な定着装置を提供すること。
【解決手段】 定着ローラ11と、定着ローラとの間に定着ニップを形成する加圧ローラ12と、定着ローラに熱を発生させる加熱機構13と、これらを内部に保持する筐体14とを備えた定着装置10であって、定着ローラからの赤外線を受けて温度を検出する赤外線センサ1を備え、絶縁性フィルムと、絶縁性フィルムの一方の面に互いに離間させて並べて設けられた第1の感熱素子及び第2の感熱素子と、絶縁性フィルムの一方の面に形成され第1の感熱素子に接続された導電性の第1の配線膜及び第2の感熱素子に接続された導電性の第2の配線膜と、第2の感熱素子に対向して絶縁性フィルムの他方の面に設けられた赤外線反射膜とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機等の画像形成装置に用いられる定着装置に関し、特に定着ローラまたは定着ベルトの温度を高精度に測定可能な定着装置に関する。
一般に、複写機、プリンタ、ファクシミリ、印刷機等の画像形成装置には、記録紙上に画像情報をトナー像として形成して加熱定着させ転写する定着装置が内蔵されている。この定着装置では、加熱された定着ローラまたは定着ベルトとこれに圧接させた加圧ローラとを備え、定着ローラまたは定着ベルトと加圧ローラとの間の圧接部に定着ニップを構成して、定着ニップを通過する際に記録紙に圧力および熱を加えてトナー像を定着させる。この際、トナー像を加熱定着させる定着ローラや定着ベルトの温度を一定に制御する必要があるため、温度センサを用いてこれらの表面温度を検出している。
従来、例えば特許文献1には、誘導加熱部により加熱される発熱回転体の表面温度を測定する温度検出手段を備え、該温度検出手段が、誘導加熱部が備えるコイルループ内周側に設けられている空孔部を通して発熱回転体の表面温度を検知している定着装置が提案されている。この温度検出手段は、非接触型の温度センサであるサーモパイル素子と集光レンズとを備え、耐熱温度が低いサーモパイル素子を熱源から離すために筐体に支持部材を介して固定されている。また、定着ローラ付近は、温度変動が激しいため、定着ローラから遠ざけて集光レンズで焦点を絞る構造を用いている。
また、特許文献2には、複写機の定着装置に使用されている加熱定着ローラ等の温度を測定する温度センサであって、保持体に設置した樹脂フィルムと、該樹脂フィルムに設けられ保持体の導光部を介して赤外線を検知する赤外線検知用感熱素子と、樹脂フィルムに遮光状態に設けられ保持体の温度を検知する温度補償用感熱素子とを備えた赤外線センサが提案されている。この赤外線センサでは、導光部の内側面に赤外線吸収膜を形成すると共に、樹脂フィルムにカーボンブラック等の赤外線吸収材料を含有させて赤外線の吸収を高めている。また、この赤外線センサでは、アルミニウムなどの熱伝導率が大きく熱放射率の小さい金属材料から略ブロック状に形成された筐体である保持体に感熱素子が内蔵されている。
特開2009−271129号公報 特開2002−156284号公報
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
特許文献1に記載の定着装置では、温度センサを定着ローラから熱隔離するために温度センサと定着装置との間に長い距離(空間)を必要とし、全体が大型化してしまう問題があった。また、温度センサを取り付けて一体構造とするための支持部材は、熱伝導を低減するために薄くまたは細くして断面積を小さくした構造とする必要があり、取り付け時に支持部材が曲がったり、振動等により赤外線の視野角がずれて高精度な測定が難しいなどの不都合があった。また、サーモパイルは、素子がガスで封止され周囲の温度変動に鈍感なため、高精度な温度検出が困難であった。さらに、特許文献2に記載の赤外線温度センサでは、検知側と補償側とで大きく構造が異なるので、熱容量に大きな差が生じ、温度分布が生じてしまうことから高精度な温度測定ができないという問題があった。
また、特許文献2の赤外線センサでは、樹脂フィルムにカーボンブラック等の赤外線吸収材料を含有させると共に一方の感熱素子側を温度補償用に遮光する構造が採用されているが、赤外線吸収材料を含有した樹脂フィルムの熱伝導が高く、赤外線検知用と温度補償用との感熱素子間で温度差分が生じ難いという不都合があった。また、これら感熱素子間で温度差分を大きくするためには、感熱素子間の距離を大きくする必要があり、全体形状が大きくなってしまい、小型化が困難になる問題がある。さらに、温度補償用の感熱素子を遮光する構造をケース自体に設ける必要があるため、高価になってしまう。
さらに、一方の感熱素子について赤外線を筐体で遮光する構造を採用しているが、赤外線を遮っているだけで遮蔽部分が赤外線を吸収してしまい、遮蔽部分の温度が変化してしまうことからリファレンスとして不完全となってしまう不都合があった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、定着ローラまたは定着ベルトから熱隔離する必要が無く、温度センサが受ける熱量が大きくても高精度に定着ローラまたは定着ベルトの温度を高精度に検出可能な赤外線センサを備えた定着装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明の定着装置は、定着ローラまたは定着ベルトと、前記定着ローラまたは前記定着ベルトとの間に定着ニップを形成する加圧ローラと、前記定着ローラおよび前記定着ベルトに熱を発生させる加熱機構と、これらを内部に保持する筐体とを備えた定着装置であって、前記定着ローラまたは前記定着ベルトからの赤外線を受けて温度を検出する赤外線センサを備え、該赤外線センサが、絶縁性フィルムと、該絶縁性フィルムの一方の面に互いに離間させて設けられた第1の感熱素子及び第2の感熱素子と、前記絶縁性フィルムの一方の面に形成され前記第1の感熱素子に接続された導電性の第1の配線膜及び前記第2の感熱素子に接続された導電性の第2の配線膜と、前記第2の感熱素子に対向して前記絶縁性フィルムの他方の面に設けられた赤外線反射膜とを備え、前記筐体内に、前記絶縁性フィルムの他方の面を前記定着ローラまたは前記定着ベルトの外周面または内周面に向けて対向設置されていることを特徴とする。
この定着装置では、前記筐体内に設置された赤外線センサが、絶縁性フィルムの一方の面に互いに離間させて設けられた第1の感熱素子及び第2の感熱素子と、第2の感熱素子に対向して絶縁性フィルムの他方の面に設けられた赤外線反射膜とを備えているので、互いに絶縁性フィルム上に並んだ検知用の第1の感熱素子と補償用の第2の感熱素子とに生じる温度分布が小さくなる。このため、定着ローラまたは定着ベルトからの熱による温度変動の影響を絶縁性フィルム上の両方の感熱素子が同時に受けると共に敏感に反応することから、定着ローラまたは定着ベルトからの輻射熱を精度良く検出することができる。したがって、赤外線センサが受ける熱量が大きくても、高精度に定着ローラまたは定着ベルトの温度を非接触に検出可能であると共に、定着ローラまたは定着ベルトから熱隔離するための空間や支持構造の必要が無く、小さなスペースで筐体内に設置することができ、全体の小型化や低コスト化が可能になる。
なお、上記赤外線センサが、第2の感熱素子に対向して絶縁性フィルムの他方の面に設けられた赤外線反射膜を備えているので、第1の感熱素子は赤外線が照射されて赤外線吸収した絶縁性フィルムの部分的な温度を測定するのに対し、第2の感熱素子は赤外線反射膜によって赤外線が反射されて赤外線吸収が大幅に抑制された絶縁性フィルムの部分的な温度を測定する。したがって、第1の感熱素子に対して赤外線の影響を抑制して高いリファレンスが得られる赤外線反射膜下の第2の感熱素子と、薄く熱伝導性の低い絶縁性フィルムとによって、第1の感熱素子と第2の感熱素子との良好な温度差分を得ることができる。
すなわち、フィルムに赤外線吸収材料等を含有させていない低熱伝導性の絶縁性フィルムでも、赤外線反射膜によって第2の感熱素子の直上部分における赤外線を反射してその吸収を阻止することができ、赤外線を反射しない部分の直下にある第1の感熱素子との温度差分が得られ、第2の感熱素子を高いリファレンスとすることができる。
また、第1の感熱素子と第2の感熱素子との間の熱を伝導する媒体が、空気以外に絶縁性フィルムのみとなり、伝導する断面積が小さくなる。したがって、相互の感熱素子への熱が伝わり難くなり、干渉が少なくなって検出感度が向上する。このように第1の感熱素子と第2の感熱素子との熱結合が低いので、互いに近づけて配置することも可能になり、全体の小型化を図ることができる。さらに、枠体やケースによる遮光構造ではなく、赤外線反射膜によって赤外線を遮光しているので、安価に作製することができる。
さらに、赤外線反射膜が導電性材料で構成されていても、絶縁性フィルムを挟んで設置された第1の感熱素子及び第2の感熱素子との絶縁が確保されているので、膜の絶縁性を問わずに効率の良い材料の選択が可能になる。
このように、低熱伝導性の絶縁性フィルム上で互いに熱の影響が抑制された第1の感熱素子と第2の感熱素子とが、それぞれ絶縁性フィルムにおいて赤外線が照射される部分の直下と赤外線が反射される部分の直下との温度を測定する構造を有している。したがって、赤外線検知用とされる第1の感熱素子と温度補償用とされる第2の感熱素子との良好な温度差分を得られ、高感度化を図ることができる。
なお、絶縁性フィルム上であって第1の感熱素子の直上に赤外線吸収膜を形成しても構わない。この場合、さらに第1の感熱素子における赤外線吸収効果が向上して、第1の感熱素子と第2の感熱素子とのより良好な温度差分を得ることができる。
第2の発明の定着装置は、第1の発明において、前記赤外線センサが、前記定着ローラの内側に設置されていることを特徴とする。
すなわち、この定着装置では、薄く低背構造である赤外線センサが、定着ローラの内側に設置されているので、装置内で飛散するトナーや紙粉などの影響を受け難く、これらによる検出劣化を低減することができる。
第3の発明の定着装置は、第1または第2の発明において、前記第1の配線膜が、前記第1の感熱素子の周囲にまで配されて前記第2の配線膜よりも大きな面積で形成されていることを特徴とする。
すなわち、この定着装置では、第1の配線膜が、第1の感熱素子の周囲にまで配されて第2の配線膜よりも大きな面積で形成されているので、絶縁性フィルムの赤外線を吸収した部分からの熱収集を改善すると共に、絶縁性フィルムの赤外線反射膜が形成された部分と熱容量が近づくので、変動誤差を小さくすることができる。なお、第1の配線膜の面積及び形状を赤外線反射膜と略同じにして、絶縁性フィルムの赤外線反射膜が形成された部分と熱容量がほぼ等しくなるように設定することが好ましい。
第4の発明の定着装置は、第1から第3の発明のいずれかにおいて、前記絶縁性フィルムが、ポリイミド基板で形成され、前記赤外線反射膜、前記第1の配線膜及び前記第2の配線膜が銅箔で形成されていることを特徴とする。
すなわち、この定着装置では、絶縁性フィルムが、ポリイミド基板で形成され、赤外線反射膜、第1の配線膜及び第2の配線膜が銅箔で形成されているので、材料費が安い汎用的な両面フレキシブル基板を利用することができ、低コスト化を図ることができる。
第5の発明の定着装置は、第4の発明において、前記赤外線反射膜が、前記銅箔と、該銅箔上に積層された金メッキ膜とで構成されていることを特徴とする。
すなわち、この定着装置では、赤外線反射膜が、銅箔と、該銅箔上に積層された金メッキ膜とで構成されているので、金メッキ膜が、銅箔の酸化防止膜として機能すると共に赤外線の反射率を向上させることができる。
第6の発明の定着装置は、第1から第5の発明のいずれかにおいて、前記第1の感熱素子および前記第2の感熱素子が、サーミスタ素子であることを特徴とする。
すなわち、この定着装置では、第1の感熱素子および第2の感熱素子が、サーミスタ素子であるので、耐熱性が高く、定着ローラ、定着ベルトまたは加熱機構のより近傍に赤外線センサを設置することが可能になる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係る定着装置によれば、筐体内に設置された赤外線センサが、絶縁性フィルムの一方の面に互いに離間させて設けられた第1の感熱素子及び第2の感熱素子と、第2の感熱素子に対向して絶縁性フィルムの他方の面に設けられた赤外線反射膜とを備えているので、赤外線センサが受ける熱量が大きくても、高精度に定着ローラまたは定着ベルトの温度を非接触に検出可能であると共に、全体の小型化や低コスト化が可能になる。
したがって、本発明の定着装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置では、高精度に定着ローラや定着ベルトの温度が維持されて、高品質な複写や印刷が可能になると共に小型化や低コスト化を実現することができる。
本発明に係る定着装置の第1実施形態を示す概略的な構成図である。 第1実施形態において、赤外線センサを示す斜視図である。 第1実施形態において、赤外線センサを示す正面図である。 第1実施形態において、第1の感熱素子が接着された部分(a)と第2の感熱素子が接着された部分(b)とを示す要部の拡大正面図である。 第1実施形態において、感熱素子が接着される前の絶縁性フィルムを示す底面図である。 第1実施形態において、感熱素子が接着される前の絶縁性フィルムを示す平面図である。 本発明に係る定着装置の第2実施形態を示す概略的な構成図である。 本発明に用いる赤外線センサの性能比較を行うための装置を示す構成図である。 本発明に用いる赤外線センサにおいて、ペルチェ素子の温度変化に対する吸収膜温度および反射膜温度の変化を示すグラフである。 特許文献2の赤外線温度センサにおいて、ペルチェ素子の温度変化に対する吸収膜温度および反射膜温度の変化を示すグラフである。 本発明に用いる赤外線センサにおいて、赤外線センサの温度と机の実測温度と机の算出温度とを示すグラフである。 特許文献2の赤外線温度センサにおいて、赤外線温度センサの温度と机の実測温度および反射膜温度の変化を示すグラフである。
以下、本発明に係る定着装置の第1実施形態を、図1から図6を参照しながら説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能又は認識容易な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
本実施形態の定着装置10は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、印刷機等の画像形成装置に搭載され、図1に示すように、定着ローラ11と、定着ローラ11との間に定着ニップを形成する加圧ローラ12と、定着ローラ11に熱を発生させる加熱機構13と、これらを内部に保持する筐体14と、定着ローラ11からの赤外線を受けて温度を検出する赤外線センサ1とを備えたローラ定着方式の装置である。
上記加熱機構13は、例えば定着ローラ11の内部に配置された熱源であるハロゲンヒータHと、赤外線センサ1で検出した定着ローラ11の温度に基づいてハロゲンヒータHを制御し、定着ローラ11の温度を一定に保持する制御部Cとを備えている。なお、加熱機構13として、熱源として誘導加熱により定着ローラ11を加熱する機構を用いても構わない。
上記定着ローラ11は、例えばアルミニウム、ステンレス、鉄等の金属円筒の芯金上にフッ素樹脂でコーティングされたものやチューブが被覆されたものである。
上記加圧ローラ12は、例えば合成樹脂や金属などで形成された円筒状基材の表面にシリコンゴムなどの弾性層が設けられ、該弾性層上をフッ素樹脂等の離形性に優れた樹脂で被覆したものである。この加圧ローラ12は、定着ローラ11の外周面に圧接した状態で回転可能に設置されている。これらの定着ローラ11および加圧ローラ12は、それぞれギアに接続され、さらにギアに接続されたモータにより互いに逆方向に回転駆動される。
上記赤外線センサ1は、図2から図4に示すように、絶縁性フィルム2と、該絶縁性フィルム2の一方の面(下面)に互いに離間させて並べて設けられた第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bと、絶縁性フィルム2の一方の面に形成され第1の感熱素子3Aに接続された導電性金属膜である一対の第1の配線膜4A及び第2の感熱素子3Bに接続された導電性金属膜である一対の第2の配線膜4Bと、第2の感熱素子3Bに対向して絶縁性フィルム2の他方の面に設けられた赤外線反射膜6とを備えている。
この赤外線センサ1は、筐体14の内壁に取り付けられ、絶縁性フィルム2の他方の面を定着ローラ11の外周面に向けて対向設置されている。なお、赤外線センサ1は、絶縁性フィルム2の一方の面に固定されて該絶縁性フィルム2を支持すると共に第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bを内部の収納部に収納する樹脂製のセンサ筐体(図示略)を介して設置されても構わない。
上記第1の配線膜4Aは、図5に示すように、第1の感熱素子3Aの周囲にまで配されて第2の配線膜4Bよりも大きな面積で形成されている。これらの第1の配線膜4Aは、一対の中央に第1の感熱素子3Aを配し、一対で外形状が赤外線反射膜6と略同じの四角形状に設定されている。すなわち、第1の配線膜4Aの面積及び形状は赤外線反射膜6と略同じとし、絶縁性フィルム2の赤外線反射膜6が形成された部分と熱容量がほぼ等しくなるように設定している。
また、一対の第1の配線膜4Aには、その一端部にそれぞれ絶縁性フィルム2上に形成された第1の接着電極5Aが接続されていると共に、他端部にそれぞれ絶縁性フィルム2上に形成された第1の端子電極7Aが接続されている。
また、一対の第2の配線膜4Bは、線状に形成されており、その一端部にそれぞれ絶縁性フィルム2上に形成された第2の接着電極5Bが接続されていると共に、他端部にそれぞれ絶縁性フィルム2上に形成された第2の端子電極7Bが接続されている。
なお、上記第1の接着電極5A及び第2の接着電極5Bには、それぞれ第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bの端子電極3aが半田等の導電性接着剤で接着される。
また、上記第1の端子電極7A及び第2の端子電極7Bは、外部の回路との接続を行うための電極である。
上記絶縁性フィルム2は、ポリイミド樹脂シートで形成され、赤外線反射膜6、第1の配線膜4A及び第2の配線膜4Bが銅箔で形成されている。すなわち、これらは、絶縁性フィルム2とされるポリイミド基板の両面に、赤外線反射膜6、第1の配線膜4A及び第2の配線膜4Bとされる銅箔のフロート電極がパターン形成された両面フレキシブル基板によって作製されたものである。
さらに、上記赤外線反射膜6は、図6に示すように、第2の感熱素子3Bの直上に四角形状で配されており、銅箔と、該銅箔上に積層された金メッキ膜とで構成されている。なお、絶縁性フィルム2の下面には、第1の端子電極7A及び第2の端子電極7Bを除いて第1の配線膜4A及び第2の配線膜4Bを含む下面全体を覆うポリイミド樹脂のカバーレイが形成されている。
この赤外線反射膜6は、絶縁性フィルム2よりも高い赤外線放射率を有する材料で形成され、上述したように、銅箔上に金メッキ膜が施されて形成されている。なお、金メッキ膜の他に、例えば鏡面のアルミニウム蒸着膜やアルミニウム箔等で形成しても構わない。この赤外線反射膜6は、第2の感熱素子3Bよりも大きなサイズでこれを覆うように形成されている。
上記第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bは、両端部に端子電極3aが形成されたチップサーミスタである。このサーミスタとしては、NTC型、PTC型、CTR型等のサーミスタがあるが、本実施形態では、第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bとして、例えばNTC型サーミスタを採用している。このサーミスタは、Mn−Co−Cu系材料、Mn−Co−Fe系材料等のサーミスタ材料で形成されている。なお、これら第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bは、各端子電極3aを対応する第1の接着電極5A上又は第2の接着電極5B上に接合させて絶縁性フィルム2に実装されている。
このように本実施形態の定着装置10では、定着ローラ11の外周面に対向配置された赤外線センサ1が、絶縁性フィルム2の一方の面に互いに離間させて並べて設けられた第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bと、第2の感熱素子3Bに対向して絶縁性フィルム2の他方の面に設けられた赤外線反射膜6とを備えているので、互いに絶縁性フィルム2上に並んだ検知用の第1の感熱素子3Aと補償用の第2の感熱素子3Bとに生じる温度分布が小さくなる。
このため、定着ローラ11からの熱による温度変動の影響を絶縁性フィルム2上の両方の感熱素子3A,3Bが同時に受けると共に敏感に反応することから、定着ローラ11からの輻射熱を精度良く検出することができる。したがって、赤外線センサ1が受ける熱量が大きくても、高精度に定着ローラ11の温度を非接触に検出可能であると共に、定着ローラ11から熱隔離するための空間や支持構造の必要が無く、小さなスペースで筐体14内に設置することができ、全体の小型化や低コスト化が可能になる。
なお、赤外線センサ1は、第2の感熱素子3Bに対向して絶縁性フィルム2の他方の面に設けられた赤外線反射膜6を備えているので、第1の感熱素子3Aは赤外線が照射されて赤外線吸収した絶縁性フィルム2の部分的な温度を測定するのに対し、第2の感熱素子3Bは赤外線反射膜6によって赤外線が反射されて赤外線吸収が大幅に抑制された絶縁性フィルム2の部分的な温度を測定する。したがって、第1の感熱素子3Aに対して赤外線の影響を抑制して高いリファレンスが得られる赤外線反射膜6下の第2の感熱素子3Bと、薄く熱伝導性の低い絶縁性フィルム2と、によって、第1の感熱素子3Aと第2の感熱素子3Bとの良好な温度差分を得ることができる。
すなわち、フィルムに赤外線吸収材料等を含有させていない低熱伝導性の絶縁性フィルム2でも、赤外線反射膜6によって絶縁性フィルム2の第2の感熱素子3Bの直上部分における赤外線を反射してその吸収を阻止することができ、赤外線を反射しない部分の直下にある第1の感熱素子3Aとの温度差分が得られ、第2の感熱素子3Bを高いリファレンスとすることができる。
また、第1の感熱素子3Aと第2の感熱素子3Bとの間の熱を伝導する媒体が、空気以外に絶縁性フィルム2のみとなり、伝導する断面積が小さくなる。したがって、相互の感熱素子への熱が伝わり難くなり、干渉が少なくなって検出感度が向上する。このように第1の感熱素子3Aと第2の感熱素子3Bとの熱結合が低いので、互いに近づけて配置することも可能になり、全体の小型化を図ることができる。さらに、枠体やケースによる遮光構造ではなく、赤外線反射膜6によって赤外線を遮光しているので、安価に作製することができる。
さらに、赤外線反射膜6が導電性材料で構成されていても、絶縁性フィルム2を挟んで設置された第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bとの絶縁が確保されているので、膜の絶縁性を問わずに効率の良い材料の選択が可能になる。
このように、低熱伝導性の絶縁性フィルム2上で互いに熱の影響が抑制された第1の感熱素子3Aと第2の感熱素子3Bとが、それぞれ絶縁性フィルム2において赤外線が照射される部分の直下と赤外線が反射される部分の直下との温度を測定する構造を有している。したがって、赤外線検知用とされる第1の感熱素子3Aと温度補償用とされる第2の感熱素子3Bとの良好な温度差分を得られ、高感度化を図ることができる。
また、第1の配線膜4Aが、第1の感熱素子3Aの周囲にまで配されて第2の配線膜4Bよりも大きな面積で形成されているので、絶縁性フィルム2の赤外線を吸収した部分からの熱収集を改善すると共に、絶縁性フィルム2の赤外線反射膜6が形成された部分と熱容量が近づくので、変動誤差を小さくすることができる。
さらに、赤外線反射膜6が、銅箔と、該銅箔上に積層された金メッキ膜とで構成されているので、金メッキ膜が、銅箔の酸化防止膜として機能すると共に赤外線の反射率を向上させることができる。
次に、本発明に係る赤外線センサの第2実施形態について、図7を参照して以下に説明する。なお、以下の実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、筐体14の内壁に赤外線センサ1が取り付けられているのに対し、第2実施形態の定着装置20では、図7に示すように、定着ローラ11の内側(内部)に赤外線センサ1が設置されている点である。すなわち、第2実施形態では、絶縁性フィルム2の他方の面を定着ローラ11の内周面に向けて定着ローラ11の内周面に対向状態に赤外線センサ1が設置されている。
したがって、第2実施形態の定着装置20では、薄く低背構造である赤外線センサ1が定着ローラ11の内側に設置されているので、装置内で飛散するトナーや紙粉などの影響を受け難く、これらによる検出劣化を低減することができる。特に、第1の感熱素子3Aおよび第2の感熱素子3Bが耐熱性に優れているサーミスタ素子であるので、ハロゲンヒータHの近傍に設置することが可能である。
本発明の定着装置に用いられる赤外線センサ1について、特許文献2の従来の赤外線温度センサと比較した実験を行った。
この実験では、センサ性能を比較し易くするために、図8に示すように、定着装置の定着ローラではなく、黒体テープTを貼った机Dを測定対象物とし、この机Dの上方に間隔を空けて赤外線センサ1を設置し、さらに赤外線センサ1上にペルチェ素子Pを載せ、赤外線センサ1を直接加熱冷却しながら机Dの温度を測定した。なお、机Dには、別途、他の温度センサ(図示略)を直接取り付けて、机Dの温度(実測値)を測定した。
まず、ペルチェ素子Pにより赤外線センサ1を加熱した際、本発明に用いられる赤外線センサ1における吸収膜温度(第1の感熱素子3Aでの温度)と反射膜温度(第2の感熱素子3Bでの温度)とペルチェ素子Pの温度との時間変化を、図9に示す。また、比較として同様に設置して測定した上記従来の赤外線温度センサにおける各温度を、図10に示す。
図9および図10からわかるように、上記従来の赤外線センサでは、吸収膜温度と反射膜温度との温度差の時間変化(両者の傾き差)が大きいのに対し、本発明に用いられる赤外線センサ1では、吸収膜温度と反射膜温度との温度差の時間変化が小さい。
次に、ペルチェ素子Pを動作させていない状態(机Dの温度は22℃)からペルチェ素子Pを48℃に加熱し、その後4℃まで冷却した際、本発明に用いる赤外線センサ1の温度(図中の「センサ」)と、机Dの実測温度(図中の机(実測))と、赤外線センサ1により測定した机Dの算出温度(図中の机(算出))との時間変化を、図11に示す。また、比較として同様に設置して測定した上記従来の赤外線温度センサにおける各温度を、図12に示す。
図11および図12からわかるように、上記従来の赤外線温度センサでは、ペルチェ素子Pにより赤外線温度センサの温度が大きく変化すると、赤外線温度センサにより測定した机Dの算出温度が、机Dの実測温度と大きく解離した値となってしまうのに対し、本発明に用いられる赤外線センサ1では、赤外線センサ1により測定した机Dの算出温度が、机Dの実測温度とほぼ同じ値となっている。したがって、本発明に用いられる赤外線センサ1は、自己の温度が変化しても、従来の赤外線センサに比べて測定対象物の温度を正確に見積もることが可能である。
なお、本発明の技術範囲は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記各実施形態では、トナー像の定着機構として定着ローラを用いているが、公知の定着ベルトを採用しても構わない。この場合、赤外線センサは、定着ベルトに対して絶縁性フィルムの他方の面を向けて対向配置される。
また、上記各実施形態では、第1の感熱素子が赤外線を直接吸収した絶縁性フィルムから伝導される熱を検出しているが、第1の感熱素子の直上であって絶縁性フィルム上に赤外線吸収膜を形成しても構わない。この場合、さらに第1の感熱素子における赤外線吸収効果が向上して、第1の感熱素子と第2の感熱素子とのより良好な温度差分を得ることができる。すなわち、この赤外線吸収膜によって定着ローラからの輻射による赤外線を吸収するようにし、赤外線を吸収し発熱した赤外線吸収膜から絶縁性フィルムを介した熱伝導によって、直下の第1の感熱素子の温度が変化するようにしてもよい。
この赤外線吸収膜は、絶縁性フィルムよりも高い赤外線吸収率を有する材料で形成され、例えば、カーボンブラック等の赤外線吸収材料を含むフィルムや赤外線吸収性ガラス膜(二酸化珪素を71%含有するホウケイ酸ガラス膜など)で形成されているもの等が採用可能である。特に、赤外線吸収膜は、アンチモンドープ酸化錫(ATO)膜であることが望ましい。このATO膜は、カーボンブラック等に比べて赤外線の吸収率が良いと共に耐光性に優れている。また、ATO膜は、紫外線で硬化させるので、接着強度が強く、カーボンブラック等に比べて剥がれ難い。
なお、この赤外線吸収膜は、第1の感熱素子よりも大きなサイズでこれを覆うように形成することが好ましい。
また、チップサーミスタの第1の感熱素子及び第2の感熱素子を採用しているが、薄膜サーミスタで形成された第1の感熱素子及び第2の感熱素子を採用しても構わない。
なお、感熱素子としては、上述したように薄膜サーミスタやチップサーミスタが好ましいが、サーミスタ素子以外に焦電素子等も採用可能である。
1…赤外線センサ、2…絶縁性フィルム、3A…第1の感熱素子、3B…第2の感熱素子、4A…第1の配線膜、4B…第2の配線膜、6…赤外線反射膜、10,20…定着装置、11…定着ローラ、12…加圧ローラ、13…加熱機構、14…筐体

Claims (6)

  1. 定着ローラまたは定着ベルトと、前記定着ローラまたは前記定着ベルトとの間に定着ニップを形成する加圧ローラと、前記定着ローラおよび前記定着ベルトに熱を発生させる加熱機構と、これらを内部に保持する筐体とを備えた定着装置であって、
    前記定着ローラまたは前記定着ベルトからの赤外線を受けて温度を検出する赤外線センサを備え、
    該赤外線センサが、絶縁性フィルムと、該絶縁性フィルムの一方の面に互いに離間させて設けられた第1の感熱素子及び第2の感熱素子と、前記絶縁性フィルムの一方の面に形成され前記第1の感熱素子に接続された導電性の第1の配線膜及び前記第2の感熱素子に接続された導電性の第2の配線膜と、前記第2の感熱素子に対向して前記絶縁性フィルムの他方の面に設けられた赤外線反射膜とを備え、前記筐体内に、前記絶縁性フィルムの他方の面を前記定着ローラまたは前記定着ベルトの外周面または内周面に向けて対向設置されていることを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置において、
    前記赤外線センサが、前記定着ローラの内側に設置されていることを特徴とする定着装置。
  3. 請求項1または2に記載の定着装置において、
    前記第1の配線膜が、前記第1の感熱素子の周囲にまで配されて前記第2の配線膜よりも大きな面積で形成されていることを特徴とする定着装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の定着装置において、
    前記絶縁性フィルムが、ポリイミド基板で形成され、
    前記赤外線反射膜、前記第1の配線膜及び前記第2の配線膜が銅箔で形成されていることを特徴とする定着装置。
  5. 請求項4に記載の定着装置において、
    前記赤外線反射膜が、前記銅箔と、該銅箔上に積層された金メッキ膜とで構成されていることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の定着装置において、
    前記第1の感熱素子および前記第2の感熱素子が、サーミスタ素子であることを特徴とする定着装置。
JP2011091615A 2011-04-16 2011-04-16 定着装置 Expired - Fee Related JP5754223B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011091615A JP5754223B2 (ja) 2011-04-16 2011-04-16 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011091615A JP5754223B2 (ja) 2011-04-16 2011-04-16 定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012226022A true JP2012226022A (ja) 2012-11-15
JP5754223B2 JP5754223B2 (ja) 2015-07-29

Family

ID=47276287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011091615A Expired - Fee Related JP5754223B2 (ja) 2011-04-16 2011-04-16 定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5754223B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5488751B1 (ja) * 2013-08-30 2014-05-14 富士ゼロックス株式会社 温度センサ、定着装置、および画像形成装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735619A (ja) * 1993-07-22 1995-02-07 Sharp Corp 輻射温度検出器
JPH086432A (ja) * 1994-06-23 1996-01-12 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2000254103A (ja) * 1999-03-11 2000-09-19 Citizen Watch Co Ltd 放射温度計
JP2004151232A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Canon Inc 定着装置
JP2011013213A (ja) * 2009-06-02 2011-01-20 Mitsubishi Materials Corp 赤外線センサ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735619A (ja) * 1993-07-22 1995-02-07 Sharp Corp 輻射温度検出器
JPH086432A (ja) * 1994-06-23 1996-01-12 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2000254103A (ja) * 1999-03-11 2000-09-19 Citizen Watch Co Ltd 放射温度計
JP2004151232A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Canon Inc 定着装置
JP2011013213A (ja) * 2009-06-02 2011-01-20 Mitsubishi Materials Corp 赤外線センサ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5488751B1 (ja) * 2013-08-30 2014-05-14 富士ゼロックス株式会社 温度センサ、定着装置、および画像形成装置
US20150063413A1 (en) * 2013-08-30 2015-03-05 Fuji Xerox Co., Ltd. Temperature sensor, fixing device, and image forming apparatus
US9163999B2 (en) * 2013-08-30 2015-10-20 Fuji Xerox Co., Ltd. Temperature sensor, fixing device, and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP5754223B2 (ja) 2015-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011046163A1 (ja) 赤外線センサ及びこれを備えた回路基板
JP5832007B2 (ja) 赤外線センサ及びその製造方法
JP5736906B2 (ja) 赤外線センサ
JP2011013213A (ja) 赤外線センサ
JP2011216323A (ja) 誘導加熱調理器
JP2012068115A (ja) 赤外線センサ
TWI536000B (zh) Infrared sensor
JP5741830B2 (ja) 赤外線センサ装置
JPH11223555A (ja) 非接触温度センサおよび同用検出回路
WO2017145670A1 (ja) 赤外線センサ装置
JP5754223B2 (ja) 定着装置
JP6016119B2 (ja) 赤外線センサ装置
JP2011033358A (ja) 温度センサ
JP3374640B2 (ja) 温度検知装置
JP2004205417A (ja) 非接触温度センサ
JP6477058B2 (ja) 赤外線センサ
JP5741924B2 (ja) 赤外線センサ
JP6128374B2 (ja) 赤外線センサ装置
JP2017181031A (ja) 赤外線センサ
JP5720999B2 (ja) 赤外線センサ及びこれを備えた回路基板
JP5747628B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5569268B2 (ja) バッテリー用温度センサ装置
JP2012173015A (ja) 温度センサ装置および誘導加熱調理器
JP2012032233A (ja) 赤外線センサ
JP5573599B2 (ja) 赤外線センサおよびこれを備えた誘導加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150428

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5754223

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees