JP2012224950A - 靴下およびその編成方法 - Google Patents

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学 由井
Hideki Naka
秀樹 仲
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【課題】 二つの筒状編地が繋がって折れ曲る部分で、足への着用時に、踵にフィットする立体形状で踵を覆うことが可能な、靴下およびその編成方法を提供する。
【解決手段】 靴下1は、足先を覆う足先側筒状編地2と、足首を覆う足首側筒状編地3とを、前後に針床を備える横編機で、各針床で編成する編目列の両端をそれぞれ連結しながら、無縫製で筒状に編成し、踵部編地4で接続して形成される。踵を覆う踵部編地4は、足先側筒状編地2の足底部6と、足首側筒状編地3の平周回編成領域3aとの間で、面で折れ曲る接続部分を形成し、良好な踵への立体形状でのフィットを実現している。
【選択図】図1

Description

本発明は、横編機で、足先および足首を覆う二つの筒状編地が踵を挟んで繋がる靴下およびその編成方法に関する。
従来から、横編機では、前後の針床を用いた二つの筒状編地で靴下が編成されている。このような靴下では、二つの筒状編地間に踵部編地を設け、この踵部編地は、コース方向の編幅が順次減少してから順次増大し、その両端部が順次接合される引返し編みで形成され、ウエール方向に対して傾斜するゴアラインを形成する。(たとえば、特許文献1参照)。
国際公開第08/120476号パンフレット
ゴアラインを形成して引返し編みの編幅の両側で接合される踵部編地を有する靴下は、最も膨らみが大きくなる部分で編幅が最小となるので、足への着用時に必ずしも踵に適合する形状ではない。特許文献1では、筒状編地から踵部編地に移行する部分で、目移しや編幅を増大する編成を行って、筒径を拡大しているけれども、最も膨らみが大きくなる部分で編幅が小さくなることは避けられないので、踵へのフィットについての問題が残る。
本発明の目的は、二つの筒状編地が繋がって折れ曲る部分で、踵にフィットする立体形状で踵を覆うことが可能な、靴下およびその編成方法を提供することである。
本発明は、少なくとも前後一対の針床を備える横編機によって無縫製で形成され、足先および足首をそれぞれ覆うように設けられる足先側筒状編地および足首側筒状編地を備える靴下において、
足先側筒状編地と足首側筒状編地との間を踵側で連結し、ウエール方向に沿ってコース方向の編目列が往復を繰返す折り返し編成で形成される踵部編地を含み、
足先側筒状編地は、足甲を覆う足甲部、足甲部と対向して足底を覆う足底部、および足甲部の両側で足底部との間の側面を覆う二つの側面部をそれぞれ有し、
踵部編地は、足先側筒状編地の足底部にウエール方向が連続するように接続され、コース方向で折り返す編目列の端部で、足先側筒状編地の側面部のウエール方向端部と接合されていることを特徴とする靴下である。
また本発明で、前記足甲部では、前記足先側筒状編地と前記足首側筒状編地とが直接接続され、
足甲部のウエール方向端部側には、コース方向の中間部に、編目が設けられない切り欠きが、コース方向の幅を狭めながらつま先側の方向に侵入するように形成され、
コース方向で切り欠きの両側に隣接する一方の編目と他方の編目は、前記二つの側面部と前記足底部を通るコース方向の編目列が往復する引返し編みの境界となるとともに、足首側筒状編地にも接続されることを特徴とする。
さらに本発明は、少なくとも前後一対の針床を備える横編機を使用し、足先および足首をそれぞれ覆うように無縫製で編成される足先側筒状編地および足首側筒状編地を備える靴下の編成方法において、
足先側筒状編地を、足甲を覆う足甲部、足甲部と対向して足底を覆う足底部、および足甲部と足底部との両側方を覆う二つの側面部が一体化される状態で編成するステップ1と、
足先側筒状編地の足底部を、ウエール方向に延長して、折り返し編みでコース方向に往復する編目列を、踵側で足首を覆う踵部編地として編成しながら、折り返すコース方向の端部を足先側筒状編地の側面部のウエール方向の端部に接合するステップ2と、
足先側筒状編地の足甲部、および踵部編地のウエール方向の端部とそれぞれウエール方向が連続するように接合され、足首を覆う足首側筒状編地を編成するステップ3とを、
含むことを特徴とする靴下の編成方法である。
また本発明は、前記ステップ1で、前記足甲部のウエール方向の端部側のコース方向の中間部に、編目が設けられない切り欠きがコース方向の幅を狭めながらつま先側の方向に侵入するように、コース方向で切り欠きの両側に隣接する一方の編目と他方の編目とを引き返す境界として、前記二つの側面部と前記足底部を通ってコース方向の編目列が往復する引返し編みを行い、
前記ステップ3で、前記足首側筒状編地を、足甲側で、足甲部の切り欠きの端部にウエール方向が連続するように編成することを特徴とする。
また本発明で、前記ステップ2で、前記折り返すコース方向の端部を前記側面部に接合しながら前記踵部編地を編成する際、踵部編地の編成の少なくとも前または後に、踵部編地とウエール方向が連続し、引返し編みでコース方向に往復する編目列で形成する調整編地を、引返す端部間の幅が変化するように編成することを特徴とする。
本発明によれば、踵部編地が足先側筒状編地の足底部とウエール方向が連続し、コース方向に往復する折り返し編みで折返すコース方向の端部で、足先側筒状編地で対向する足底部と足甲部との間の側面部のウエール方向端部に接合される。踵部編地には、足先側筒状編地の二つの側面部の端部間で往復する編目列が形成される。このような踵部編地によって、二つの筒状編地が繋がって折れ曲る部分となる踵の空間を広げることができ、足への着用時に、踵にフィットする立体形状で覆うことが可能となる。
また本発明によれば、足先側筒状編地と足首側筒状編地とが踵部の反対側で折れ曲って接続される部分で、足先側筒状編地の足甲部に切り欠きを設けるので、編目が余ってしわが寄らない靴下を得ることができる。
さらに本発明によれば、足先側筒状編地、踵部編地および足首側筒状編地を順に編成し、足先側筒状編地と足首側筒状編地とを踵部編地で折れ曲るように繋ぎながら、足への装着時に踵をフィットする立体形状で覆う靴下を編成することができる。
また、本発明によれば、足先側筒状編地の足甲部に切り欠きを設け、足首側筒状編地と繋ぐ際に、しわが発生しないようにすることが可能となる。
また本発明によれば、踵部編地の編成の前または後で、踵部編地とウエール方向が連続して、コース方向に往復する編目列を、引返す編幅が変化するように編成するので、踵を覆う膨らみ等の形状を調整することができる。
図1は、本発明の一実施例としての靴下1の概略的な構成を示す簡略化した側面図と、その編成方法の概略的な手順を示す簡略化した編成図と、編成時方向とを示す。 図2は、図1の靴下1の一例を足型10に装着している状態を示す側面図である。 図3は、図2の踵付近を拡大して示す部分的な側面図である。
以下、図1で本発明の一実施例としての靴下1の構成および編成方法を説明する。図2および図3では、靴下1の一例について、編地組織の構成を説明する。各図の説明では、当該図面には存在せずに先に説明する図には存在する符号を用いて説明したり、先に説明する図に示す部分と対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明を省略したりする場合がある。
図1は、(a)で本発明の一実施例としての靴下1の概略的な構成を示し、(b)、(c)および(d)で靴下1の概略的な編成手順の一例を示す。靴下1は、少なくとも前後一対の針床を備える横編機を使用して無縫製で編成され、(b)は後針床での編成手順、(c)は前針床での編成手順、(d)は編成方向をそれぞれ示す。なお、前後の両針床を使用して編成する編地では、後針床で編成する編地領域にB、前針床で編成する編地領域にFを、編地を示す符号に付加して区別することがある。
図1(a)に示すように、靴下1は、足先を覆う足先側筒状編地2と、足首を覆う足首側筒状編地3とを、前後に針床を備える横編機で、各針床で編成する編目列の両端をそれぞれ連結しながら、無縫製で筒状に編成し、踵部編地4で接続して形成される。足先側筒状編地2は、足甲を覆う足甲部5、足甲部5と対向して足底を覆う足底部6、および足甲部5の両側で足底部6との間の側面を覆う二つの側面部7,8をそれぞれ有する。足甲部5、足底部6および二つの側面部7,8は、周回するコース方向の編目列で連続して形成される周回編成領域5a,6a,7a,8aと、引返し編みで往復するコース方向の編目列が連続して形成される引返し編成領域5b,6b,7b,8bとを有する。これらの周回編成領域5a,6a,7a,8aと引返し編成領域5b,6b,7b,8bとの境界では、ウエール方向の編目列がそれぞれ連続している。踵部編地4と足底部7との間には、調整編地9が設けられる。足首側筒状編地3は、平編みの周回編成で形成する平筒状編地3aとリブ編みの周回編成で形成するリブ筒状編地3bとを有する。
図1(b)に示すように、後針床では、足先側筒状編地2Bを、足底部6および一方の側面部7を周回編成領域6a,7aから引返し編成領域6b,7bの順に一体的に編成する。続いて調整編地9、踵部編地4を編成し、足首側筒状編地3Bとしての平筒状編地3aBおよびリブ筒状編地3bBを編成する。
図1(c)に示すように、前針床では、足先側筒状編地2Fを、足甲部5および他方の側面部8を周回編成領域5a,8aから引返し編成領域5b,8bの順に一体的に編成する。続いて足首側筒状編地3Fとしての平筒状編地3aFおよびリブ筒状編地3bFを編成する。
図1(b)に示す足先側筒状編地2Fの周回編成領域6a,7aは、図1(c)に示す周回編成領域5a,8aと同時に、針床に沿う往復方向の給糸で、一体的な周回編みで編成される。周回編みでは、前針床には一方向、後針床には他方向に編糸が供給され、コース方向に周回する編目列が形成される。足首側筒状編地3も、周回編みで一体的に形成される。図1(d)に示すように、靴下1の編成は、足先側筒状編地2の先端のつま先から編出して開始される。足先側筒状編地2のつま先側部分は、足甲部5および足底部6の周回編成領域5a,6aによって、編幅を増大しながら一体的に形成された後、側面部7,8の周回編成領域7a,8aも追加される。これらの周回編成領域5a,6a,7a,8aは、同一の編糸で連続して編成することができる。周回編成領域5a,6a,7a,8aは、最大の編幅に達してその編幅を続けた後、引返し編成領域5b,6b,7b,8bに移行する。
足甲部5には、周回編成領域5aにウエール方向が連続する引返し編成領域5bが設けられる。引返し編成領域5bには、ウエール方向端部側のコース方向の中間部分に編目列が設けられない切り欠き5cが、つま先の方向に侵入するように形成される。切り欠き5cは、コース方向の幅がウエール方向に沿って順次増大するように、切り欠き端部5d,5eの編目列がウエール方向に対して傾斜する直線状に並んで、V字状に形成される。幅の増大が曲線状となるU字状に切り欠き5cを形成することもできる。引返し編成領域5bでは、コース方向の編目列を切り欠き端部5d,5eで折り返し、折り返した編目列で、二つの側面部7,8および足底部6の周回編成領域7a,8a,6aにウエール方向がそれぞれ連続する引返し編成領域7b,8b,6bをコース毎に一体的に形成する。すなわち、引返しは、足甲部5の引返し編成領域5bの切り欠き端部5d,5eで行い、他の引返し編成領域7b,8b,6bには、一体的に、周回編成領域7a,8a,6aと同様な編地が形成される。
切り欠き5cを設けないで、足先側筒状編地2を全部、周回編成領域5a,6a,7a,8aとして編成することもできるけれども、切り欠き5cを設ければ、足首側筒状編地3との接続を、踵の反対側で編目が余らないように行うことができる。また、周回編成領域5a,6a,7a,8aを周回編みではなく、引返し編みで形成することもできる。いずれにしても、前後に針床を備える横編機によって、無縫製で形成する筒状編地であればよい。
踵を覆う踵部編地4は、調整編地9に続けて編成される。調整編地9は、足底部6の引返し編成領域6bの終端部の編目に重ね目を形成して接続される。調整編地9を介しても、足底部6の引返し編成領域6bと踵部編地4とはウエール方向が連続するように接続される。調整編地9を設けないで、踵部編地4を直接引返し編成領域6bに、ウエール方向が連続するように接続することもできる。調整編地9は、踵部編地4と足首側筒状編地3との間に設けることもできる。踵部編地4の前後の少なくとも一方に調整編地9を設けることによって、足先側筒状編地2と足首側筒状編地3との接続部分での膨らみ等の形状を調整することができる。図1(b)に示すように踵部編地4に先行して形成される調整編地9は、足底部6側の最初コース編目列9aから最後コース編目列9bまで編幅を減少させながら引返し編みで編成する。コース方向の両側には、編目列についての引返し端部9c,9dが形成される。また、踵部編地4に続いて調整編地9を形成する場合は、編幅を増加させながら、引返し編みで編成する。さらに、調整編地9は、全体的に編幅を減少または増加させるだけではなく、部分的に減少または増加させ、編幅の変化で細かい調整を行うようにしてもよい。
踵部編地4は、調整編地9の最後コース編目列9bよりも広い編幅の最初コース編目列4aから最後コース編目列4bまで、コース方向を往復して交互に方向が切り替る編目列の編成と、コース方向の一方に寄せることの繰返しで形成する。最初コース編目列4aの編成では、調整編地9の引返し端部9c,9dの編目との接合も行われる。最初コース編目列4aと最後コース編目列4bとの間のコースでは、寄せる編目列の両側の折り返し端部4c,4dの編目を側面部8,7の引返し編成領域8b,7bの最後コース編目列8c,7cの編目に重ねて、重ね目を形成し、次のコースで重ね目と、重ね目の間の編目列に対して新たな編目を編成して、編成した編目列をさらに寄せることを繰返す。なお、前針床で編成する側面部8の最後コース編目列8cは前針床で編成され、接合する踵部編地4の折り返し端部4cの編目列は後針床で編成されるので、接合は、最後コース編目列8cの編目を前針床から後針床に回し込んで行う。
なお、後針床では踵部編地4の編目列を寄せながら、側面部7,8の両方の編目列と接合する必要がある。本実施例では、後針床で足底部6とともに一方の側面部7を編成し、踵部編地4は側面部7側に寄せるようにしている。他方の側面部8は、足甲部5とともに前針床で編成し、接合用の編目を後針床に回し込んで踵部編地4と接合するようにしている。このように側面部7,8を後針床および前針床に振分けて、針床間での編幅のバランスもとるようにしている。
最後に、足首側筒状編地3の平筒状編地3aの最初コース編目列を、踵部編地4の最後コース編目列4bと、足先側筒状編地2の足甲部5の切り欠き端部5d,5eに続けて編成する。以下、足首側筒状編地3を編成すると、踵部編地4の最後コース編目列4bおよび足甲部5の切り欠き5cに、それぞれウエール方向が連続するように接合される状態となる。
図2は、図1(a)に示す靴下1の一例を、足型10に装着している状態で示す。踵部編地4、足底部6、調整編地9および足先側筒状編地2のつま先側と、つま先側を除く足甲部5、側面部7,8および足首側筒状編地3とは、色の異なる編糸で編成している。さらに異なる色の編糸を使用して色柄を形成することもできる。また、編糸を、強度や伸縮性などの特性に応じて使い分けることもできる。
図3は、踵部編地4の近傍部分を拡大して示す。踵部編地4は、足底部6と平周回編成領域3aとの間で、面で折れ曲る接続部分を形成し、良好な踵への立体形状でのフィットを実現している。つまり、引返し編みで編幅の減らしと増やしとを用いて編成する踵部に対し、面による接続を行った踵部は、空間が広く形成されて余裕があり、無理に伸されることもなく着用することができる。
踵部編地4の最後コース編目列4bから平周回編成領域3aへは、ウエール方向が連続している。踵部編地4の折り返し端部4dの編目列と側面部7の最後コース編目列7cとは、踵部編地4側のコース方向、底面部7側のウエール方向が連続するように接合されている。足甲部5の切り欠き端部5eから平周回編成領域3aへは、ウエール方向の編目列同士が接続されるけれども、方向は傾斜している。調整編地9を設けることによって、踵部編地4と側面部7,8との繋がりを滑らかになるようにして、踵の下部を覆う膨らみを形成することができる。
1 靴下
2 足先側筒状編地
3 足首側筒状編地
4 踵部編地
4a,9a 最初コース編目列
4b,7c,8c,9b 最後コース編目列
4c,4d 折り返し端部
5 足甲部
5c 切り欠き
5d,5e 切り欠き端部
6 足底部
7,8 側面部
9 調整編地

Claims (5)

  1. 少なくとも前後一対の針床を備える横編機によって無縫製で形成され、足先および足首をそれぞれ覆うように設けられる足先側筒状編地および足首側筒状編地を備える靴下において、
    足先側筒状編地と足首側筒状編地との間を踵側で連結し、ウエール方向に沿ってコース方向の編目列が往復を繰返す折り返し編みで形成される踵部編地を含み、
    足先側筒状編地は、足甲を覆う足甲部、足甲部と対向して足底を覆う足底部、および足甲部の両側で足底部との間の側面を覆う二つの側面部をそれぞれ有し、
    踵部編地は、足先側筒状編地の足底部にウエール方向が連続するように接続され、コース方向で折り返す編目列の端部で、足先側筒状編地の側面部のウエール方向端部と接合されていることを特徴とする靴下。
  2. 前記足甲部では、前記足先側筒状編地と前記足首側筒状編地とが直接接続され、
    足甲部のウエール方向端部側には、コース方向の中間部に、編目が設けられない切り欠きが、コース方向の幅を狭めながらつま先側の方向に侵入するように形成され、
    コース方向で切り欠きの両側に隣接する一方の編目と他方の編目は、前記二つの側面部と前記足底部を通るコース方向の編目列が往復する引返し編みの境界となるとともに、足首側筒状編地にも接続されることを特徴とする請求項1記載の靴下。
  3. 少なくとも前後一対の針床を備える横編機を使用し、足先および足首をそれぞれ覆うように無縫製で編成される足先側筒状編地および足首側筒状編地を備える靴下の編成方法において、
    足先側筒状編地を、足甲を覆う足甲部、足甲部と対向して足底を覆う足底部、および足甲部と足底部との両側方を覆う二つの側面部が一体化される状態で編成するステップ1と、
    足先側筒状編地の足底部を、ウエール方向に延長して、折り返し編みでコース方向に往復する編目列を、踵側で足首を覆う踵部編地として編成しながら、折り返すコース方向の端部を足先側筒状編地の側面部のウエール方向の端部に接合するステップ2と、
    足先側筒状編地の足甲部、および踵部編地のウエール方向の端部とそれぞれウエール方向が連続するように接合され、足首を覆う足首側筒状編地を編成するステップ3とを、
    含むことを特徴とする靴下の編成方法。
  4. 前記ステップ1で、前記足甲部のウエール方向の端部側のコース方向の中間部に、編目が設けられない切り欠きがコース方向の幅を狭めながらつま先側の方向に侵入するように、コース方向で切り欠きの両側に隣接する一方の編目と他方の編目とを引き返す境界として、前記二つの側面部と前記足底部を通ってコース方向の編目列が往復する引返し編みを行い、
    前記ステップ3で、前記足首側筒状編地を、足甲側で、足甲部の切り欠きの端部にウエール方向が連続するように編成することを特徴とする請求項3記載の靴下の編成方法。
  5. 前記ステップ2で、前記折り返すコース方向の端部を前記側面部に接合しながら前記踵部編地を編成する際、踵部編地の編成の少なくとも前または後に、踵部編地とウエール方向が連続し、引返し編みでコース方向に往復する編目列で形成する調整編地を、引返す端部間の幅が変化するように編成することを特徴とする請求項3または4記載の靴下の編成方法。
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