JP2012224306A - 乗員保護装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】乗員1の背中よりシートバック15に加わるシートバック圧力が設定値以上の場合、そのときのリクライニング角度とトルソ後傾角とに基づいて推定したバックセット量をもとにシートバック15のリクライニング角度が適正かどうかを判断する。リクライニング角度が適切でない場合、所定の警報を発して、乗員1にリクライニング角度の変更が必要であること知らせる。警報後、乗員1がリクライニング角度を適切な角度に調整した場合、警報をリセットする。
【選択図】図4
Description
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る乗員保護装置の概略構成を示す図である。図1に示す乗員保護装置11は、乗員1が着座するシートクッション10の背もたれを構成する、手動操作式のシートバック15と、シートバック15の上端部に支持されたヘッドレスト18とを備えている。シートバック15内の下部には、シートバック15のリクライニング角度(図1において鉛直方向に対してシートバック15が傾斜している角度θR)を検出するためのリクライニング角度検出センサ102が設けられている。さらに、シートバック15の車両前方側には、シートクッション10に着座した乗員1の背部からシートバック15に加わる圧力を検出するシートバック圧力検出センサ103が設けられている。なお、リクライニング角度の検出には、例えば、ホール素子、加速度センサ、ポテンショメータ、又はロータリーエンコーダ等を使用できる。また、シートバック圧力検出センサ103として、シートバック15の車両前方側の全面にわたって配置したシート状の圧力センサシートを用いることができる。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る乗員保護装置の概略構成を示す図である。なお、図8において、図1に示す第1の実施形態に係る乗員保護装置11と同一構成要素には同一符号を付して、ここでは、それらの説明を省略する。図8に示す乗員保護装置211において、シートバック15内の下部に、シートバック15のリクライニング角度(図8において鉛直方向に対してシートバック15が傾斜している角度θR)を検出するためのリクライニング角度検出センサ102が設けられ、シートクッション10内には、着座している乗員1からシートクッション10に加わる体重を検出するシートクッション体重検出センサ108が設けられている。このシートクッション体重検出センサ108は、例えば、シートクッション10の座面下部に所定間隔で埋め込んだ複数の圧力センサからなる。
図14は、本発明の第3の実施形態に係る乗員保護装置の概略構成を示す図である。なお、図14において、図1に示す第1の実施形態に係る乗員保護装置11と同一の構成要素には同一符号を付して、ここでは、それらの説明を省略する。図14に示す乗員保護装置311は、シートバック15内の下部に、シートバック15のリクライニング角度(図14において鉛直方向に対してシートバック15が傾斜している角度θR)を検出するためのリクライニング角度検出センサ102が設けられている。また、ブレーキペダル104は、乗員1がブレーキペダル104を踏んだか否かを検出するためのブレーキペダル踏込み検出センサ105を備えている。さらに、乗員1がリクライニング角度の調整を開始、あるいは停止する際に操作するリクライニング角度調整スイッチ107が、例えば、運転席の操作パネルに設けられている。
10 シートクッション
11,211,311 乗員保護装置
15 シートバック
18 ヘッドレスト
21a,21b レバー
24 ブラケット
25 スプリング
27 センターシャフト
28a,28b 棒状突起部
29 ガイド孔
30,40 フレーム
33 ケース
35 ピン
100 電子制御ユニット(ECU)
101 中央制御部
102 リクライニング角度検出センサ
103 シートバック圧力検出センサ
104 ブレーキペダル
105 ブレーキペダル踏込み検出センサ
106 シートベルト装着スイッチ
107 リクライニング角度調整スイッチ
108 シートクッション体重検出センサ
110 表示装置
117 表示制御回路
Claims (5)
- シートに着座した乗員の背部から、該シートの背もたれを構成するシートバックに加わるシートバック圧力を検出するシートバック圧力検出手段と、
前記シートバックのリクライニング角度を検出するリクライニング角度検出手段と、
前記シートバック圧力検出手段で検出されたシートバック圧力と前記リクライニング角度検出手段で検出されたリクライニング角度とに基づいて、前記シートに着座した乗員のトルソ後傾角を推定するトルソ後傾角推定手段と、
前記トルソ後傾角推定手段で推定されたトルソ後傾角と前記リクライニング角度検出手段で検出されたリクライニング角度とに基づいて、乗員の頭部と前記シートバックの上端部に設けられたヘッドレスト本体との水平方向の距離であるバックセット量を推定するバックセット量推定手段と、
前記バックセット量推定手段で推定された推定バックセット量が、予め定めたバックセット目標値よりも大きい場合、前記リクライニング角度検出手段で検出されたリクライニング角度を小さくする変更を要する旨の警報を発し、かつ、前記推定バックセット量が前記バックセット目標値よりも小さい場合、前記リクライニング角度検出手段で検出されたリクライニング角度を大きくする変更を要する旨の警報を発するように制御する制御手段と、
を備える乗員保護装置。 - シートに着座した乗員の該シートに加わる体重をもとに該シートにおける体重分布を求める体重分布算出手段と、
前記体重分布算出手段で算出した体重分布に基づいて乗員のヒップポイントを推定するヒップポイント推定手段と、
前記ヒップポイント推定手段で推定されたヒップポイントと、乗員が着座する前記シートの背もたれを構成するシートバックの回転軸中心との水平方向の距離を推定する距離推定手段と、
前記シートバックのリクライニング角度を検出するリクライニング角度検出手段と、
前記距離推定手段で推定された水平距離と、前記リクライニング角度検出手段で検出されたリクライニング角度とから、前記シートに着座した乗員のトルソ後傾角を推定するトルソ後傾角推定手段と、
前記トルソ後傾角推定手段で推定されたトルソ後傾角と前記リクライニング角度検出手段で検出されたリクライニング角度とに基づいて、乗員の頭部と前記シートバックの上端部に設けられたヘッドレスト本体との水平方向の距離であるバックセット量を推定するバックセット量推定手段と、
前記バックセット量推定手段で推定された推定バックセット量が、予め定めたバックセット目標値よりも大きい場合、前記リクライニング角度検出手段で検出されたリクライニング角度を小さくする変更を要する旨の警報を発し、かつ、前記推定バックセット量が前記バックセット目標値よりも小さい場合、前記リクライニング角度検出手段で検出されたリクライニング角度を大きくする変更を要する旨の警報を発するように制御する制御手段と、
を備える乗員保護装置。 - ブレーキペダルが踏み込まれたか否かを検出するブレーキペダル踏込検出手段と、
乗員が着座するシートの背もたれを構成するシートバックのリクライニング角度を検出するリクライニング角度検出手段と、
前記リクライニング角度検出手段で検出されたリクライニング角度に基づいて、乗員の頭部と前記シートバックの上端部に設けられたヘッドレスト本体との水平方向の距離であるバックセット量を推定するバックセット量推定手段と、
前記ブレーキペダル踏込検出手段によってブレーキペダルが踏み込まれたことが検出された場合であって、前記バックセット量推定手段で推定された推定バックセット量が、予め定めたバックセット目標値よりも大きい場合に、前記リクライニング角度検出手段で検出されたリクライニング角度を小さくする変更を要する旨の警報を発し、かつ、前記ブレーキペダル踏込検出手段によってブレーキペダルが踏み込まれたことが検出された場合であって、前記推定バックセット量が前記バックセット目標値よりも小さい場合に、前記リクライニング角度検出手段で検出されたリクライニング角度を大きくする変更を要する旨の警報を発するように制御する制御手段と、
を備える乗員保護装置。 - 前記制御手段は、前記バックセット量推定手段で推定された推定バックセット量に対応する前記シートバックのリクライニング角度が所定の範囲にない場合、前記推定バックセット量と前記バックセット目標値との対比をせずに、前記推定バックセット量が前記バックセット目標値と等しくなる方向へ前記シートバックのリクライニング角度を変更する必要がある旨の警報をする
請求項1乃至3のいずれかに記載の乗員保護装置。 - 前記制御手段は、前記警報後において前記シートバックのリクライニング角度が前記バックセット目標値に対応するリクライニング角度に変更された場合、前記警報を止めるよう制御する
請求項1乃至4のいずれかに記載の乗員保護装置。
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JP2011096144A JP5285114B2 (ja) | 2011-04-22 | 2011-04-22 | 乗員保護装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011096144A JP5285114B2 (ja) | 2011-04-22 | 2011-04-22 | 乗員保護装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011096144A Expired - Fee Related JP5285114B2 (ja) | 2011-04-22 | 2011-04-22 | 乗員保護装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105416113A (zh) * | 2015-12-17 | 2016-03-23 | 辽宁工业大学 | 一种儿童智能座椅及控制方法 |
KR101816685B1 (ko) * | 2016-10-17 | 2018-01-10 | 현대다이모스(주) | 헤드레스트 자동 높이조절장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61113527A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-05-31 | Nippon Soken Inc | 着座姿勢警報装置 |
JP2007532390A (ja) * | 2004-04-14 | 2007-11-15 | ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト | 自動車用の安全装置 |
JP2009292418A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Toyota Motor Corp | 乗員保護装置 |
-
2011
- 2011-04-22 JP JP2011096144A patent/JP5285114B2/ja not_active Expired - Fee Related
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