JP2012223067A - モータ制御装置及びそのブッシュ - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブル挿通孔を密封しつつ、ケーブルを挿通方向に自由に動かすことができるようにする。
【解決手段】インバータ装置1は、モータ2の駆動に関わる複数の電子部品を有する本体部20が前側に配置されると共に、冷却風が通風される風洞部30が後側に配置された筐体ベース11と、筐体ベース11に設けられ、テーパ状の内周面1111を有する貫通孔111と、貫通孔111に嵌め込まれて固定され、テーパ状の外周面63及びケーブル挿通孔61を有するゴムブッシュ60と、ケーブル挿通孔61に挿通され、筐体ベース11を貫通して本体部20と風洞部30との間で配線されるケーブル90とを備え、ゴムブッシュ60は、ケーブル挿通孔61に挿通されたケーブル90の外周面901に貫通孔111の外部において密着する突出開口部62a,62bを有する。
【選択図】図2

Description

開示の実施形態は、モータの駆動を制御するモータ制御装置及びそのブッシュに関する。
特許文献1には、電動機のケーブル(検出器ケーブル)の出口構造に関する技術が開示されている。この従来技術では、筐体ベース(検出器カバー)に形成した貫通孔(ケーブル穴)上部のケーブルの外周部に、外周に円錐面を有するブッシュ(ゴムブッシュ)がモールド成形されている。
特開2003−274597号公報
上記従来技術では、ブッシュは、ケーブルと一体で成形されており、テーパ状の外周面を有する構成となっている。そして、テーパ状の内周面を有する筐体ベースの貫通孔に嵌め込まれて固定される。ところで、ブッシュとケーブルとを別体とした構成も知られており、このような構成とした場合には、次のような課題を生じる。
すなわち、ブッシュとケーブルとを別体とした構成とした場合には、貫通孔のテーパ状の内周面から受ける押圧力によって、ブッシュのケーブル挿通孔の内周面が内側に膨らみ、挿通されたケーブルの外周面に密着する。これにより、ケーブル挿通孔は密封される。しかしながら、このような構造では、ケーブル挿通孔の内周面とケーブルの外周面との密着による摩擦により、ブッシュに挿通されたケーブルが固定されてしまい、挿通方向へ動かすことが困難となる。その結果、作業者が長さ調整のためにケーブルをブッシュの挿通方向に動かそうとしても動かすことができず、ケーブルの配線作業を円滑に行うことができないという課題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ケーブル挿通孔を密封しつつ、ケーブルを挿通方向に自由に動かすことができるモータ制御装置及びそのブッシュを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、モータの駆動を制御するモータ制御装置であって、前記モータの駆動に関わる複数の電子部品を有する本体部が一方側に配置されると共に、冷却風が通風される風洞部が他方側に配置された筐体ベースと、前記筐体ベースに設けられ、テーパ状の内周面を有する貫通孔と、前記貫通孔に嵌め込まれて固定され、テーパ状の外周面及びケーブル挿通孔を有するブッシュと、前記ケーブル挿通孔に挿通され、前記筐体ベースを貫通して前記本体部と前記風洞部との間で配線されるケーブルと、を備え、前記ブッシュは、前記ケーブル挿通孔に挿通された前記ケーブルの外周面に前記貫通孔の外部において密着する密着部を有するモータ制御装置が適用される。
本発明によれば、ケーブル挿通孔を密封しつつ、ケーブルを挿通方向に自由に動かすことができる。
一実施の形態のインバータ装置を風洞部側から見た斜視図である。 筐体ベースの貫通孔及びゴムブッシュの構造について説明する貫通孔近傍の縦断面図である。 本体部及び風洞部に配置される電子部品及びケーブルの配線の一例を表す説明図である。 比較例におけるゴムブッシュの構造について説明する貫通孔近傍の縦断面図である。 突出開口部を風洞部側の開口端面だけに設ける変形例における、ゴムブッシュの構造について説明する貫通孔近傍の縦断面図である。 ゴムブッシュが複数のケーブル挿通孔を有する変形例における、インバータ装置を風洞部側から見た斜視図である。 筐体ベースの貫通孔及びゴムブッシュの構造について説明する貫通孔近傍の縦断面図である。
以下、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本実施形態のインバータ装置1(モータ制御装置)は、モータ2(後述の図3参照)の駆動を制御する装置であり、筐体10と、本体部20(後述の図3参照)と、冷却風が通風される風洞部30と、本体部20を覆うケース40とを有している。
筐体10は、筐体ベース11と、筐体ベース11の後側(他方側。図1中上側)に立設され、風洞部30の側壁を構成する2つの風洞壁部12とを有している。これら筐体ベース11と風洞壁部12とは、アルミニウム合金(例えば、Al−Si−Cu系合金であるADC12合金等)を用いた、例えばダイカストにより一体成型されている。ダイカストとは、金型鋳造法の一つで、金型に溶融した金属を圧入することにより、高い寸法精度の鋳物を短時間に大量に生産する鋳造方式、又は、この鋳造方式による製品のことである。なお、ダイカスト用合金としてはアルミニウム合金に限られず、亜鉛合金やマグネシウム合金等でもよい。また、筐体ベース11と風洞壁部12とを別体として構成して、ボルト等により接合するようにしてもよい。
筐体ベース11の前側(一方側。図1中下側)には、上記本体部20が配置され、筐体ベース11の後側には、上記風洞部30が配置されている。なお、インバータ装置1は、通常、本体部20側(言い換えれば、筐体ベース11の前側)が前面側、風洞部30側(言い換えれば、筐体ベース11の後側)が背面側となるように制御盤等に設置されるが、図1中では、インバータ装置1を、通常の組立作業時の状態(本体部20側が上側、風洞部30側が下側となる状態)を上下逆さまとした状態(本体部20側が下側、風洞部30側が上側となる状態)で図示している。本体部20及び風洞部30には、モータ2の駆動に係わる電子部品(図1中では図示省略。後述の図3参照)が配置されている。また、風洞部30には、熱伝導性の高い材料(例えばアルミニウム合金等)で構成された2つのヒートシンク50a,50bのフィン51a,51bが配置されている。ヒートシンク50a,50bは、本体部20に配置された電子部品に含まれる発熱部品(例えば、後述の図3に示すダイオードモジュール21やパワーモジュール24等)に対応する位置に設けられており、発熱部品で発生された熱を放熱することにより発熱部品を冷却する。さらに、風洞部30の一端(すなわち、風洞壁部12の一端)には、例えば、天側となる開口部31が設けられ、この開口部31には、冷却風を発生する図示しないファンが取り付けられる。
また、筐体ベース11には、複数(この例では4つ)の貫通孔111(図1中では1つのみ図示)が設けられている。各貫通孔111には、全体として略円形状に構成されたゴムブッシュ60(ブッシュ)が各々嵌め込まれ、各ゴムブッシュ60には、本体部20側の電子部品と風洞部30側の電子部品とを接続するケーブル90(図1中では図示省略。後述の図2参照)が各々挿通されている。また、各ゴムブッシュ60は、鋼板70(固定板)により各々固定されている。各鋼板70は、4つのネジ80が締結することにより、筐体ベース11に各々固定されている。
次に、図1及び図2を用いて、筐体ベース11の貫通孔111及びゴムブッシュ60の構造について詳しく説明する。なお、図2(a)には、ゴムブッシュ60が貫通孔111に嵌め込まれて固定される前の状態を示し、図2(b)には、ゴムブッシュ60が貫通孔111に嵌め込まれて固定された後の状態を示している。
図1、図2(a)、及び図2(b)に示すように、筐体ベース11の貫通孔111は、その内周面1111が風洞部30側(図2中A側。後述の図4及び図5においても同様)より本体部20側(図2中B側。後述の図4及び図5においても同様)に向けて先細り形状なるようにテーパ状に形成されている。また、筐体ベース11の風洞部30側の面における貫通孔111の周囲には、4つのネジ穴112が設けられている。
一方、ゴムブッシュ60は、その外周面63が上記貫通孔111の内周面1111に対応するテーパ状に形成されている。このゴムブッシュ60は、断面視略円形状のケーブル90が挿通されるケーブル挿通孔61を有すると共に、ケーブル挿通孔61が開口する2つの開口端面611a,611bの両方に、当該開口端面611a,611bよりケーブル90の挿通方向に突出して設けられた円筒状の突出開口部62a,62b(密着部)を有している。ケーブル挿通孔61は、その内径がケーブル90の外径よりも大きく構成され、その内周面612が、ゴムブッシュ60が上記貫通孔111に嵌め込まれた際に、貫通孔111の内周面1111から受ける押圧力によって内側に向けて膨らむが、当該ケーブル挿通孔61に挿通されたケーブル90の外周面901に密着しない(軽く接触する又は全く接触しない)ようになっている。突出開口部62a,62bは、内周面621a,621bがケーブル挿通孔61に各々連通しており、内周面621a,621bの外側端部に円周状の突起部622a,622bを各々有している。突出開口部62a,62bの突起部622a,622bは、ゴムブッシュ60が上記貫通孔111に嵌め込まれた際に、貫通孔111の外部においてケーブル90の外周面901に(ケーブル90を挿通方向に動かすことが可能な程度の押圧力で)各々密着するようになっている。
このように構成されたゴムブッシュ60は、風洞部30側より筐体ベース11の貫通孔111に嵌め込まれて鋼板70により固定される。このとき、ゴムブッシュ60のケーブル挿通孔61の内周面612が、貫通孔111の内周面1111から受ける押圧力によって内側に向けて膨らむが、ケーブル挿通孔61に挿通されたケーブル90の外周面901に密着せずに、ゴムブッシュ60の突出開口部62a,62bの突起部622a,622bが、貫通孔111の外部においてケーブル90の外周面901に各々密着する。これにより、ケーブル貫通孔61は密封されるようになっている。また、ゴムブッシュ60を固定する鋼板70は、挿通孔71と、ネジ80を挿通可能な4つのネジ通し穴72とを有しており、挿通孔71にゴムブッシュ60の風洞部30側の突出開口部62aが挿通されるように、ゴムブッシュ60の風洞部30側の開口端面611a及び筐体ベース11の風洞部30側の面に渡って載置される。言い換えれば、風洞部30側におけるゴムブッシュ60と貫通孔111との隙間を覆うように載置される。そして、4つのネジ80が各ネジ通し穴72に各々挿通されて、筐体ベース11の各ネジ穴112に各々締結することにより、鋼板70が筐体ベース11の風洞部30側の面に固定される。
次に、図3を用いて、本体部20及び風洞部30に配置される電子部品及びケーブル90の配線の一例について説明する。
図3に示すように、この例では、筐体ベース11の4つの貫通孔111(図3中では図示省略)には、ケーブル90(各々をケーブル90a,90b,90c,90dとする)がケーブル挿通孔61に各々挿通されたゴムブッシュ60(各々をゴムブッシュ60a,60b,60c,60dとする)が各々嵌め込まれて固定されている。そして、筐体ベース11の前側に配置された本体部20は、ダイオードモジュール21と、接点が開閉制御される電磁接触器22と、メインコンデンサ23と、パワーモジュール24とを含む、複数の電子部品を有し、筐体ベース11の後側に配置された風洞部30は、ノイズを除去するノイズフィルタ32等の電子部品を有している。
ダイオードモジュール21は、交流電源3から供給された3相(R,S,T相)交流電力を整流して、正側のケーブル90a及び負側のケーブル90bに直流電力を出力する。ケーブル90aは、ゴムブッシュ60aのケーブル挿通孔61に挿通されて、筐体ベース11を貫通して本体部20側のダイオードモジュール21(又は電磁接触器22)と風洞部30側のノイズフィルタ32との間で配線されている。ケーブル90bは、ゴムブッシュ60bのケーブル挿通孔61に挿通され、筐体ベース11を貫通して本体部20側のダイオードモジュール21と風洞部30側のノイズフィルタ32との間で配線されている。
ノイズフィルタ32は、ケーブル90a,90bを介して入力した直流電力のノイズを除去して、正側のケーブル90c及び負側のケーブル90dに出力する。ケーブル90cは、ゴムブッシュ60cのケーブル挿通孔61に挿通され、筐体ベース11を貫通して風洞部30側のノイズフィルタ32と本体部20側のパワーモジュール24(又はメインコンデンサ23)との間で配線されている。ケーブル90dは、ゴムブッシュ60dのケーブル挿通孔61に挿通され、筐体ベース11を貫通して風洞部30側のノイズフィルタ32と本体部20側のパワーモジュール24(又はメインコンデンサ23)との間で配線されている。
メインコンデンサ23は、ケーブル90c,90dに渡って接続されており、入力した直流電力を平滑する。パワーモジュール24は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor;絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)等の半導体素子で構成する複数のスイッチング素子(図3中では1つに略記)を備えており、このパワーモジュール24には、ケーブル90c,90dに接続して直流電力が供給されている。そして、このパワーモジュール24は、所定の周波数の3相(U,V,W相)交流電力をモータ2に出力する。
以上説明した本実施形態のインバータ装置1においては、筐体ベース11の前側に本体部20が配置され、筐体ベース11の後側に風洞部30が配置されている。筐体ベース11には、4つの貫通孔111が設けられ、これら4つの貫通孔111を通して本体部20と風洞部30との間で4つのケーブル90が配線される。このとき、風洞部30内の空気が本体部20内に流れ込むことがないように各貫通孔111を密封すると共に、各ケーブル90を保護する必要がある。このため、各貫通孔111には、ゴムブッシュ60が各々設けられ、各ゴムブッシュ60のケーブル挿通孔61にケーブル90が各々挿通される。
ここで、本実施形態の効果を説明する前に、図4を用いて本実施形態の効果を説明するための比較例を説明する。なお、図4(a)及び図4(b)は、上記図2(a)及び図2(b)に対応する図であり、対比の便宜のため、比較例における各部の符号は、本実施形態と同一の符号を用いている。
図4(a)及び図4(b)に示すように、この比較例のインバータ装置1の構成は、本実施形態のインバータ装置1とほぼ同様であるが、ゴムブッシュ60に代えてゴムブッシュ60′を設けた点に相違がある。すなわち、この比較例におけるゴムブッシュ60′は、その外周面63が筐体ベース11の貫通孔111の内周面1111に対応するテーパ状に形成されており、ケーブル90が挿通されるケーブル挿通孔61′を有している。ケーブル挿通孔61′は、その内径がケーブル90の外径と略一致するように構成され、その内周面612′が、ゴムブッシュ60′が上記貫通孔111に嵌め込まれた際に、貫通孔111の内周面1111から受ける押圧力によって内側に向けて膨らみ、当該ケーブル挿通孔61′に挿通されたケーブル90の外周面901に密着するようになっている。このように構成されたゴムブッシュ60′は、風洞部30側より筐体ベース11の貫通孔111に嵌め込まれて鋼板70により固定される。このとき、ゴムブッシュ60′のケーブル挿通孔61′の内周面612′が、貫通孔111の内周面1111から受ける押圧力によって内側に向けて膨らみ、ケーブル挿通孔61′に挿通されたケーブル90の外周面901に密着する。これにより、ケーブル挿通孔61′は密封されるようになっている。この比較例のインバータ装置1の他の構成については、本実施形態のインバータ装置1とほぼ同様である。
上記比較例のインバータ装置1においては、次のような課題が生じる場合がある。すなわち、上記比較例の構造では、ゴムブッシュ60′のケーブル挿通孔61′の内周面612′とケーブル90の外周面901との密着による摩擦により、ケーブル挿通孔61′に挿通されたケーブル90が固定されてしまい、挿通方向へ動かすことが困難となる。その結果、本体部20内又は風洞部30内でケーブル90の配線を行う際に、作業者が長さ調整のためにケーブル90をゴムブッシュ60′の挿通方向に動かそうとしても動かすことができず、ケーブル90の配線作業を円滑に行うことができないという課題があった。
これに対し、本実施形態のインバータ装置1においては、ゴムブッシュ60が突出開口部62a,62bを有する構成とする。この突出開口部62a,62bの突起部622a,622bは、ケーブル挿通孔60に挿通されたケーブル90の外周面901に、貫通孔111の外部において密着する。このため、突出開口部62a,62bは、ゴムブッシュ60が貫通孔111に嵌合された際に当該貫通孔111の内周面1111から受ける押圧力による影響を受けることがない。これにより、突出開口部62a,62bは、ケーブル90を挿通方向に動かすことが可能な程度の適宜の押圧力でケーブル90の外周面901に密着することが可能となる。したがって、ゴムブッシュ60のケーブル挿通孔61を密封しつつ、ケーブル90を挿通方向に自由に動かすことができる。その結果、作業者はケーブル90の配線作業を円滑に行うことができる。
また、本実施形態では特に、ゴムブッシュ60のケーブル挿通孔61が開口する2つの開口端面611a,611bの両方に、当該開口端面611a,611bよりケーブル90の挿通方向に突出して設けられた円筒状の突出開口部62a,62bが設けられている。これら突出開口部62a,62bの内周面621a,621bは、ケーブル挿通孔61に連通しており、当該内周面621a,621bには円周状の突起部622a,622bが設けられている。このような構成とすることにより、内周面621a,621bに設けた突起部622a,622bが貫通孔111の外部においてケーブル90の外周面901に密着する構造を確実に実現できる。また、突出開口部62a,62bをゴムブッシュ60と一体成型することが可能となる。さらに、ゴムブッシュ60のケーブル挿通孔61が開口する2つの開口端面611a,611bの両方に突出開口部62a,62bが設けられていることにより、ゴムブッシュ60の本体部20側及び風洞部30側の両側において突出開口部62a,62bの突起部622a,622bをケーブル90の外周面901に密着させることができるので、ケーブル挿通孔61の密封性を高めることができる。
また、本実施形態では特に、ゴムブッシュ60のケーブル挿通孔61の内径がケーブル90の外径よりも大きく構成されている。これにより、ゴムブッシュ60が貫通孔111に嵌合された際に、貫通孔111の内周面1111から受ける押圧力によりケーブル挿通孔61の内周面612が内側に膨らむことによる、ケーブル挿通孔61の内周面612とケーブル90の外周面901との密着を抑制でき、密着による摩擦によってケーブル挿通孔61に挿通されたケーブル90が固定されることを防止できる。したがって、ケーブル90の動作性を確保できる。
また、本実施形態では特に、ゴムブッシュ60を風洞部30側より貫通孔111に嵌め込み、鋼板70により固定する。このような固定構造とすることにより、風洞部30側におけるゴムブッシュ60と貫通孔111との隙間を鋼板70によって覆うことが可能となり、風洞部30内の空気が本体部20内へ流れ込む可能性をさらに低減することができる。
なお、実施の形態は、上記内容に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(1)突出開口部を風洞部側の開口端面だけに設ける場合
上記実施形態においては、ゴムブッシュ60のケーブル挿通孔61が開口する2つの開口端面611a,611bの両方に突出開口部62a,62bを設けていたが、これに限られず、2つの開口端面611a,611bのうち、風洞部30側の開口端面611aだけに突出開口部62aを設けてもよい。
図5(a)及び図5(b)に示すように、本変形例のインバータ装置1の構成は、上記実施形態のインバータ装置1とほぼ同様であるが、ゴムブッシュ60に代えてゴムブッシュ60Aを設けた点に相違がある。すなわち、本変形例におけるゴムブッシュ60Aは、ケーブル挿通孔61が開口する2つの開口端面611a,611bのうち、風洞部30側の開口端面に611aに突出開口部62aが設けられており、本体部20側の開口端面611bに前述の突出開口部62aが設けられていない。これ以外のゴムブッシュ60Aの構成については、上記実施形態におけるゴムブッシュ60と同様である。また、本変形例のインバータ装置1の他の構成については、上記実施形態のインバータ装置1と同様である。
本変形例によれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、突出開口部62を1つとすることで、2つ設ける場合に比べてゴムブッシュ60Aの形状を簡素化できると共に、突起部622とケーブル90との摩擦を低減させてケーブル90の動作性を向上できる。また、突出開口部62を風洞部30側の開口端面611bに設けることにより、ケーブル挿通孔61を風洞部30側で密封することができるので、風洞部30内の空気が本体部20内へ流れ込む可能性を低減することができる。
(2)ゴムブッシュが複数のケーブル挿通孔を有する場合
上記実施形態においては、ゴムブッシュ60が1つのケーブル挿通孔61を有する構成としていたが、これに限られず、ゴムブッシュが複数のケーブル挿通孔を有する構成としてもよい。
図6に示すように、本変形例のインバータ装置1B(モータ制御装置)は、筐体10B(図6中では一部を破断して図示)と、図示しない本体部と、冷却風が通風される風洞部30Bと、本体部を覆うケース40Bとを有している。
筐体10Bは、筐体ベース11Bと、筐体ベース11Bの後側(他方側。図6中上側)に立設され、風洞部30Bの側壁を構成する2つの風洞壁部12B(図6中では一部を破断して図示)とを有している。筐体ベース11Bの前側(一方側。図6中下側)には、上記本体部が配置され、筐体ベース11Bの後側には、上記風洞部30Bが配置されている。本体部及び風洞部30Bには、前述のモータ2の駆動に係わる電子部品(図6中では図示省略。前述の図3参照)が配置されている。また、風洞部30Bには、熱伝導性の高い材料(例えばアルミニウム合金等)で構成されたヒートシンク50Bのフィン51B(図6中では一部を破断して図示)が配置されている。ヒートシンク50Bは、本体部に配置された電子部品に含まれる発熱部品(例えば、前述の図3に示すパワーモジュール24等)に対応する位置に設けられており、発熱部品で発生された熱を放熱することにより発熱部品を冷却する。さらに、風洞部30Bの一端(すなわち、風洞壁部12Bの一端)には、開口部31Bが設けられ、この開口部31Bには、ファンが取り付けられる。
また、筐体ベース11Bには、複数(この例では2つ)の貫通孔111B(図6中では1つのみ図示)が設けられている。各貫通孔111Bには、全体として略小判型形状に構成されたゴムブッシュ60B(ブッシュ)が各々嵌め込まれ、各ゴムブッシュ60Bには、本体部側の電子部品と風洞部30B側の電子部品とを接続する前述のケーブル90(図6中では図示省略)が各々挿通されている。また、各ゴムブッシュ60Bは、鋼板70B(固定板)により各々固定されている。各鋼板70Bは、4つのネジ80が締結することにより、筐体ベース11Bに各々固定されている。
次に、図6及び図7を用いて、筐体ベース11Bの貫通孔111B及びゴムブッシュ60Bの構造について詳しく説明する。なお、図7(a)には、ゴムブッシュ60Bが貫通孔111Bに嵌め込まれて固定される前の状態を示し、図7(b)には、ゴムブッシュ60Bが貫通孔111Bに嵌め込まれて固定された後の状態を示している。
図6、図7(a)、及び図7(b)に示すように、筐体ベース11Bの貫通孔111Bは、前述の筐体ベース11の貫通孔111と同様、その内周面1111Bが風洞部30B側(図7中A側)より本体部側(図7中B側)に向けて先細り形状なるようにテーパ状に形成されている。また、筐体ベース11Bの風洞部30B側の面における貫通孔111Bの周囲には、4つのネジ穴112Bが設けられている。
一方、ゴムブッシュ60Bは、前述のゴムブッシュ60と同様、その外周面63Bが上記貫通孔111Bの内周面1111Bに対応するテーパ状に形成されている。このゴムブッシュ60Bは、並列に設けられた複数(この例では2つ)のケーブル挿通孔61Bを有すると共に、これら2つのケーブル挿通孔61Bが開口する2つの開口端面611Ba,611Bbの両方に、当該開口端面611Ba,611Bbよりケーブル90の挿通方向に突出して設けられた円筒状の突出開口部62Ba,62Bb(密着部)を2つずつ有している。各ケーブル挿通孔61Bは、前述のゴムブッシュ60のケーブル挿通孔61と同様、その内径がケーブル90の外径よりも大きく構成され、その内周面612Bが、ゴムブッシュ60Bが上記貫通孔111Bに嵌め込まれた際に、貫通孔111Bの内周面1111Bから受ける押圧力によって内側に向けて膨らむが、当該ケーブル挿通孔61Bに挿通されたケーブル90の外周面901に密着しない(軽く接触する又は全く接触しない)ようになっている。各突出開口部62Ba,62Bbは、内周面621Ba,621Bbがケーブル挿通孔61Bに各々連通しており、内周面621Ba,621Bbの外側端部に円周状の突起部622Ba,622Bbを各々有している。各突出開口部62Ba,62Bbの突起部622Ba,622Bbは、ゴムブッシュ60Bが上記貫通孔111Bに嵌め込まれた際に、貫通孔111Bの外部においてケーブル90の外周面901に(ケーブル90を挿通方向に動かすことが可能な程度の押圧力で)各々密着するようになっている。
このように構成されたゴムブッシュ60Bは、風洞部30B側より筐体ベース11Bの貫通孔111Bに嵌め込まれて鋼板70Bにより固定される。このとき、ゴムブッシュ60Bの各ケーブル挿通孔61Bの内周面612Bが、貫通孔111Bの内周面1111Bから受ける押圧力によって内側に向けて膨らむが、各ケーブル挿通孔61Bに挿通されたケーブル90の外周面901に密着せずに、ゴムブッシュ60Bの各突出開口部62Ba,62Bbの突起部622Ba,622Bbが、貫通孔111Bの外部においてケーブル90の外周面901に各々密着する。これにより、各ケーブル貫通孔61Bは密封されるようになっている。また、ゴムブッシュ60Bを固定する鋼板70Bは、挿通孔71Bと、ネジ80を挿通可能な4つのネジ通し穴72Bとを有しており、挿通孔71Bにゴムブッシュ60Bの風洞部30B側の2つの突出開口部62Baが挿通されるように、ゴムブッシュ60Bの風洞部30B側の開口端面611Ba及び筐体ベース11Bの風洞部30B側の面に渡って載置される。言い換えれば、風洞部30B側におけるゴムブッシュ60Bと貫通孔111Bとの隙間を覆うように載置される。そして、4つのネジ80が各ネジ通し穴72Bに各々挿通されて、筐体ベース11Bの各ネジ穴112Bに各々締結することにより、鋼板70Bが筐体ベース11Bの風洞部30B側の面に固定される。
本変形例によれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本変形例においては、次のような効果も得ることができる。すなわち、上記実施形態のように1つのケーブル挿通孔61のみを有するゴムブッシュ60は、全体として略円形状に構成されるが、本変形例のように2つのケーブル挿通孔61Bを有するゴムブッシュ60Bは、それらのケーブル挿通孔61Bが並列に設けられるため、全体として略小判型形状となる。このような形状のゴムブッシュ60Bを筐体ベース11Bの貫通孔111Bに嵌め込んで固定する場合、ゴムブッシュ形状が円形でないために、貫通孔111Bの内周面1111Bから受ける押圧力の大きさが位置によって異なる。このため、ケーブル挿通孔61Bの内周面612Bと挿通されたケーブル90の外周面901との密着が均一とならず、密封性が低下するおそれがあった。これに対し、本変形例においては、このような2つのケーブル挿通孔61Bを並列に有するゴムブッシュ60Bにおいて、突出開口部62Baと突出開口部62Bbとを2つずつ設ける構成とする。各突出開口部62Ba,62Bbは、貫通孔111Bの内周面1111Bから受ける押圧力による影響を受けないため、貫通孔111Bの外部においてケーブル90の外周面901に均一に密着することができる。これにより、2つのケーブル挿通孔61Bを有するゴムブッシュ60Bであっても、ケーブル挿通孔61Bの密封性を低下させることなく、ケーブル90を自由に挿通方向に動かすことができる。
(3)その他
上記(2)の変形例においては、ゴムブッシュ60Bの2つのケーブル挿通孔61Bが開口する2つの開口端面611Ba,611Bbの両方に突出開口部62Ba,62Bbを2つずつ設けていたが、これに限られず、2つの開口端面611Ba,611Bbのうち、風洞部30B側の開口端面611Baだけに突出開口部62Baを設けてもよい。
また、上記(2)の変形例においては、ゴムブッシュ60Bが並列に設けられた2つのケーブル挿通孔61Bを有する場合を例にとって説明したが、これに限られず、ゴムブッシュが並列に設けられた3つ以上のケーブル挿通孔を有する場合にも適用可能である。
また、以上においては、ブッシュをゴムブッシュとしていたが、これに限られず、ブッシュをゴム以外の弾性部材で構成してもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1,1B インバータ装置(モータ制御装置)
2 モータ
11,11B 筐体ベース
20 本体部
21 ダイオードモジュール(電子部品)
22 電磁接触器(電子部品)
23 メインコンデンサ(電子部品)
24 パワーモジュール(電子部品)
30,30B 風洞部
60,60A,60B ゴムブッシュ(ブッシュ)
60a〜d ゴムブッシュ(ブッシュ)
61,61B ケーブル挿通孔
62a,b 突出開口部(密着部)
62Ba,Bb 突出開口部(密着部)
63,63B 外周面(テーパ上の外周面)
70,70B 鋼板(固定板)
90 ケーブル
90a〜d ケーブル
111,111B 貫通孔
611a,b 開口端面
611Ba,Bb 開口端面
621a,b 内周面(ケーブル挿通孔に連通した内周面)
621Ba,621Bb 内周面(ケーブル挿通孔に連通した内周面)
622a,b 突起部
622Ba,622Bb 突起部
901 外周面(ケーブルの外周面)
1111,1111B 内周面(テーパ上の内周面)

Claims (8)

  1. モータの駆動を制御するモータ制御装置であって、
    前記モータの駆動に関わる複数の電子部品を有する本体部が一方側に配置されると共に、冷却風が通風される風洞部が他方側に配置された筐体ベースと、
    前記筐体ベースに設けられ、テーパ状の内周面を有する貫通孔と、
    前記貫通孔に嵌め込まれて固定され、テーパ状の外周面及びケーブル挿通孔を有するブッシュと、
    前記ケーブル挿通孔に挿通され、前記筐体ベースを貫通して前記本体部と前記風洞部との間で配線されるケーブルと、を備え、
    前記ブッシュは、
    前記ケーブル挿通孔に挿通された前記ケーブルの外周面に前記貫通孔の外部において密着する密着部を有する
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記密着部は、
    前記ブッシュの前記ケーブル挿通孔が開口する2つの開口端面の少なくとも一方より前記ケーブルの挿通方向に突出して設けられ、前記ケーブル挿通孔に連通した内周面に円周状の突起部を有する円筒状の突出開口部である
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記突出開口部は、
    前記2つの開口端面の両方に設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記突出開口部は、
    前記2つの開口端面のうち、前記風洞部側の開口端面に設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
  5. 前記ブッシュは、
    前記ケーブルの外径よりも大きな内径である前記ケーブル挿通孔を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  6. 前記ブッシュは、
    並列に設けられた複数の前記ケーブル挿通孔と、
    前記複数のケーブル挿通孔に挿通された複数の前記ケーブルの外周面に前記貫通孔の外部において密着する複数の密着部を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  7. 前記筐体ベースの前記貫通孔は、
    前記風洞部側より前記本体部側に向けて先細り形状となるように前記テーパ状の内周面を有しており、
    前記ブッシュは、
    前記風洞部側より前記貫通孔に嵌め込まれ、固定板により固定される
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  8. モータの駆動に関わる複数の電子部品を有する本体部が一方側に配置されると共に、前記本体部を冷却するための風洞部が他方側に配置される筐体ベースに設けられたテーパ状の内周面を有する貫通孔に嵌め込まれて固定される、テーパ状の外周面及びケーブル挿通孔を有するモータ制御装置のブッシュであって、
    前記ケーブル挿通孔に挿通され前記筐体ベースを貫通して前記本体部と前記風洞部との間で配線されるケーブルの外周面に、前記貫通孔の外部において密着する密着部を有する
    ことを特徴とするモータ制御装置のブッシュ。
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