JP2012222952A - 負荷駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペース化、低コスト化を可能としつつ、電力変換装置の温度上昇を防ぐことができる負荷駆動装置を提供すること。
【解決手段】入力電力を変換して出力電力を出力する電力変換装置11と、出力電力によって駆動する負荷12と、電力変換装置11と負荷12とを接続する電気接続手段13とからなる負荷駆動装置1。電力変換装置11は、電力変換装置11の構成部品(半導体モジュール2)を冷却する冷却媒体を流通させる冷媒流路3を備えている。電気接続手段13の少なくとも一部は、冷媒流路3に熱的に接触している。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換装置と、電力変換装置の出力電力によって駆動する負荷と、電力変換装置と負荷とを接続する電気接続手段とからなる負荷駆動装置に関する。
例えば電気自動車やハイブリッド自動車には、直流電源(バッテリー)と、該直流電源からの直流電力を昇圧すると共に交流電力に変換する電力変換装置と、該電力変換装置の出力電力によって駆動する負荷(交流回転電機)とが搭載されている。電力変換装置と負荷とは、出力ケーブルによって接続され、電力変換装置には出力ケーブルの一端を接続するための出力端子台が配設されている。このように、電力変換装置と負荷と出力ケーブル等の電気接続手段とから、負荷駆動装置が構成されている。
電力変換装置には、電力変換回路を構成する半導体モジュール等の電子部品の他に、これらを冷却するための冷媒流路が配設されている(特許文献1、2)。これによって、電力変換装置の構成部品の温度上昇を抑制している。
特開2005−137116号公報 特開2009−148027号公報
しかしながら、負荷駆動装置が搭載される車種等によっては、高い出力電力が要求される場合があり、かかる場合においては出力ケーブル等の電気接続手段に流れる電流が大きくなり、この部分からの発熱が大きくなる。これにより、電気接続手段の温度及びその周辺の雰囲気温度、さらには構成部品の温度が高くなりすぎるおそれがある。
このような電気接続手段の発熱に対する対策としては、出力ケーブル、出力端子台等の電気接続手段を大型化したり、その周囲の部品を耐熱性の高いものに設定したりするなどの方策が考えられる。しかし、この場合には、負荷駆動装置の搭載スペースの大型化、高コスト化を招くおそれがある。
また、高い出力電力が要求される車種のみにおいて上記のような対策を講じることも考えられるが、この場合には、車種ごとに上記電気接続手段等の仕様を変更することとなり、全体として、生産性の低下、高コスト化を招くこととなる。
また、負荷駆動装置の搭載スペースを縮小するために、電力変換装置と負荷との間の距離を縮めると共に、出力ケーブルを短くしようとしたとき、出力ケーブルを伝って負荷の熱が出力端子台に伝わりやすくなり、ひいては電力変換装置の内部温度の上昇も招きかねない。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、省スペース化、低コスト化を可能としつつ、電力変換装置の温度上昇を防ぐことができる負荷駆動装置を提供しようとするものである。
本発明は、入力電力を変換して出力電力を出力する電力変換装置と、上記出力電力によって駆動する負荷と、上記電力変換装置と上記負荷とを接続する電気接続手段とからなる負荷駆動装置であって、
上記電力変換装置は、該電力変換装置の構成部品を冷却する冷却媒体を流通させる冷媒流路を備え、
上記電気接続手段の少なくとも一部は、上記冷媒流路に熱的に接触していることを特徴とする負荷駆動装置にある(請求項1)。
上記負荷駆動装置においては、上記電気接続手段の少なくとも一部が上記冷媒流路に熱的に接触している。これにより、上記冷媒流路を流れる冷却媒体によって上記電気接続手段を冷却することができる。それゆえ、大きな出力電流が流れても、電気接続手段の温度上昇を防ぐことができる。そのため、特に電気接続手段を大型化したり電気接続手段の周囲の部品を耐熱性の高いものにしたりするなどの措置をとる必要がない。その結果、負荷駆動装置の省スペース化、低コスト化を図ることができる。
また、上記電気接続手段を冷却することができるため、上記負荷から電気接続手段を通じて上記電力変換装置へ伝わる熱を低減することができる。すなわち、駆動時において一般に電力変換装置よりも高温となりやすい上記負荷の熱が、電気接続手段へ伝わっても、電気接続手段が上記のごとく冷却されることにより、その熱を放出することができる。その結果、電力変換装置へ伝熱することを抑制することができる。
また、上述のように上記電気接続手段を伝う電力変換装置への伝熱を抑制することができるため、電気接続手段の長さを短くして、電力変換装置と負荷との間の距離を縮めることもできる。その結果、車両等における負荷駆動装置の搭載スペースを縮小することができる。すなわち、負荷駆動装置の省スペース化を図ることができる。
また、上記電気接続手段の冷却を、上記電力変換装置の構成部品を冷却するための冷媒流路によって行うことができる。そのため、電気接続手段の冷却のために改めて冷却手段を配設する必要がないため、部品点数を低減することができる。かかる観点からも、負荷駆動装置の省スペース化、低コスト化を図ることができる。
以上のごとく、本発明によれば、省スペース化、低コスト化を可能としつつ、電力変換装置の温度上昇を防ぐことができる負荷駆動装置を提供することができる。
実施例1における、負荷駆動装置の断面説明図であって、図2のA−A線矢視断面相当図。 実施例1における、電力変換装置の断面説明図であって、図1のB−B線矢視断面相当図。 実施例2における、負荷駆動装置の断面説明図。 実施例3における、負荷駆動装置の断面説明図。
上記負荷駆動装置は、例えば電気自動車やハイブリッド自動車に搭載される。また、上記負荷としては、例えば電気自動車やハイブリッド自動車を駆動するための交流回転電機とすることができる。
また、上記電気接続手段の少なくとも一部は、上記冷媒流路に対して、直接接触していてもよいし、例えば熱伝導性を有する部材を介して接触していてもよい。
また、上記電気接続手段は、上記電力変換装置に配設された出力端子台と、該出力端子台に一端が接続されると共に上記負荷に他端が接続された出力ケーブルとを有し、上記出力端子台が上記冷媒流路に熱的に接触していることが好ましい(請求項2)。この場合には、電力変換装置に配設した出力端子台を、同じく電力変換装置に設けた冷媒流路に熱的に接触させることになるため、設計自由度が比較的高くなりやすい。また、出力端子台の温度上昇を抑制することができるため、電力変換装置内の雰囲気温度の上昇を効果的に抑制することができる。また、出力端子台を冷媒流路に熱的に接触させることにより、伝熱面積を大きくとりやすく、放熱効率を高くしやすい。
また、上記電力変換装置は、内部に上記冷媒流路を有する冷却器を備え、該冷却器の一部に上記出力端子台が接触していることが好ましい(請求項3)。この場合には、上記冷却器によって直接上記出力端子台を冷却することができるため、出力端子台の温度上昇をより効果的に抑制することができる。
また、上記電気接続手段は、上記電力変換装置に配設された出力端子台と、該出力端子台に一端が接続されると共に上記負荷に他端が接続された出力ケーブルとを有し、上記出力ケーブルが上記冷媒流路に熱的に接触していることが好ましい(請求項4)。この場合には、上記負荷からの伝熱経路を確実に冷却することができるため、負荷の熱が電力変換装置に伝わることを効果的に防ぐことができる。
また、上記冷媒流路の少なくとも一部は、上記電力変換装置の筐体における壁部の内側面に面して形成されており、上記出力ケーブルの少なくとも一部は、上記壁部を挟んで上記冷媒流路に対向配置されると共に上記壁部に接触していることが好ましい(請求項5)。この場合には、上記出力ケーブルの少なくとも一部を上記筐体の壁部に接触させればよいため、上記出力ケーブルの這い回しを簡単にすることができる。
また、上記出力端子台は、上記電力変換装置と上記負荷との配列方向において、上記冷媒流路よりも上記負荷から遠い位置に配設されていることが好ましい(請求項6)。この場合には、上記負荷と上記出力端子台とを接続する上記出力ケーブルを、上記冷媒流路に面した上記壁部に容易に接触させることができる。そして、上記出力ケーブルの這い回しを極めて簡単にすることができる。
また、上記電力変換装置は、コンバータ部とインバータ部とを備え、上記コンバータ部及び上記インバータ部は、それぞれを冷却する上記冷媒流路であるコンバータ用冷媒流路及びインバータ用冷媒流路を備え、上記電気接続手段は、上記コンバータ用冷媒流路及び上記インバータ用冷媒流路の少なくとも一方に熱的に接触していることが好ましい(請求項7)。この場合には、コンバータ用冷媒流路とインバータ用冷媒流路との2つの冷媒流路があるため、電気接続手段を冷媒流路に熱的に接触させるための設計自由度が高くなる。また、上記二つの冷媒流路の双方に電気接続手段を熱的に接触させることもでき、この場合には、さらに効果的に電気接続手段の温度上昇を防ぐことができ、電力変換装置の温度上昇を防ぐことができる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる負荷駆動装置1につき、図1、図2を用いて説明する。
本例の負荷駆動装置1は、図1に示すごとく、入力電力を変換して出力電力を出力する電力変換装置11と、上記出力電力によって駆動する負荷12と、電力変換装置11と負荷12とを接続する電気接続手段13とからなる。
電力変換装置11は、電力変換装置11の構成部品である半導体モジュール2を冷却する冷却媒体を流通させる冷媒流路3を備えている。そして、電気接続手段13の少なくとも一部は、冷媒流路3に熱的に接触している。
電気接続手段13は、電力変換装置11に配設された出力端子台131と、出力端子台131に一端が接続されると共に負荷12に他端が接続された出力ケーブル132とを有する。そして、本例においては、出力端子台131が冷媒流路3に熱的に接触している。
すなわち、電力変換装置11は、内部に冷媒流路3を有する冷却器30を備え、該冷却器30の一部に出力端子台131が接触している。
電力変換装置11は、アルミニウム等の金属からなるケース6内に、複数の半導体モジュール2、該半導体モジュール2を冷却するための冷却器30、半導体モジュール2を制御する制御回路を備えた制御回路基板41を収容してなる。冷却器30は、図2に示すごとく、複数の冷却管31を積層すると共にその長手方向の両端部付近において連結してなる。そして、積層方向に隣り合う冷却管31の間に、半導体モジュール2が挟持された状態で配設されている。
これにより、冷却管31の内部の冷媒流路3を流れる冷却媒体によって、半導体モジュール2を両主面から冷却することができる。なお、冷却媒体としては、例えば、水やアンモニア等の自然冷媒、エチレングリコール系の不凍液を混入した水、フロリナート等のフッ化炭素系冷媒、HCFC123、HFC134a等のフロン系冷媒、メタノール、アルコール等のアルコール系冷媒、アセトン等のケトン系冷媒等の冷媒を用いることができる。また、空気などの気体系の冷却媒体を用いることもできる。
上述のように複数の冷却管31と共に積層された複数の半導体モジュール2のうちの一部が、直流電力を昇圧するコンバータ部を構成し、他の一部が昇圧された直流電力を交流電力に変換するインバータ部を構成している。すなわち、本例の電力変換装置11は、コンバータ部とインバータ部とを一体化してなる。そして、コンバータ部を冷却する冷媒流路3(コンバータ用冷媒流路)と、インバータ部を冷却する冷媒流路3(インバータ用冷媒流路)とは、互いに連結されて一つの積層型の冷却器30の内部に形成されることとなる。
図1に示すごとく、半導体モジュール2は、IGBT、MOSFET等の半導体素子を内蔵した本体部21と、該本体部21の一つの端面から突出した制御端子22と、その反対側の端面から突出した主電極端子23とを有する。制御端子22及び主電極端子23は、半導体モジュール2と冷却管30との積層方向及び冷却管31の長手方向に対して直交する方向に突出している。
制御端子22は、制御回路基板41に接続されている。
また、半導体モジュール2は、2つ以上の半導体素子を内蔵しており、3本の主電極端子23を有する。具体的には、主電極端子23として、正極端子231、負極端子232、出力端子233が形成されている。正極端子231と負極端子232とには、それぞれ正極バスバー51と負極バスバー52とが接続され、これらにコンデンサ42が接続されている。該コンデンサ42もケース6内に収容され、電力変換装置11の一部を構成している。
また、出力端子233に接続された出力バスバー53は、電力変換装置11に組み込まれた出力端子台131に接続されている。出力端子台131は、冷却器30の一部に接触するように、ケース6内に固定されている。図1、図2に示すごとく、出力端子台131は、ケース6における一つの壁部61の内側に配置されている。壁部61には、出力端子台131が配設された部分に向かって開口する開口部(図示略)が形成されている。
この開口部を通じて、出力ケーブル132が出力端子台131に接続される。具体的には、出力ケーブル132の一端にコネクタ133が形成されており、このコネクタ133における導体端子(図示略)が、出力端子台131において出力端子53と電気的に接続されるよう構成されている。
また、出力端子台131は、例えば樹脂等の絶縁体によって本体部を構成し、その本体部に金属製のナット等が埋設されたものであってもよい。この場合には、ナットの上に出力バスバー53とコネクタ133の導体端子とを配置すると共にボルトにてこれらをナットに締結することで電気的接続が図れるようにすることができる。そして、出力端子台131の本体部を冷却器30に接触させることができる。
また、出力端子台131を金属にて構成してもよいが、この場合において、冷却器30も金属製である場合には、出力端子台131を、絶縁膜を介して冷却器30と接触させるなど、両者の絶縁を図る必要はある。
コネクタ133側とは逆の出力ケーブル132の他端は、負荷12に接続されている。本例において、負荷12は、三相交流回転電機である。
本例の負荷駆動装置1は、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載され、負荷12としての三相交流回転電機を駆動するものである。それゆえ、負荷駆動装置1における電力変換装置11も負荷12も、車両における所定の位置に搭載される。そして、両者は、出力ケーブル132によって電気的に接続されている。
また、電力変換装置11は、直流電源(図示略)にも電気的に接続されている。直流電源も車両に搭載されている。電力変換装置11は、直流電源の直流電力を昇圧するとともに交流電力に変換し、これを負荷12へ出力することによって負荷12を駆動させることができる。
また、負荷12(三相交流回転電機)において発電した交流電力を電力変換装置11によって電力変換して直流電源へ回生するようにすることもできる。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記負荷駆動装置1においては、電気接続手段13の少なくとも一部が冷媒流路3に熱的に接触している。これにより、冷媒流路3を流れる冷却媒体によって電気接続手段13を冷却することができる。それゆえ、大きな出力電流が流れても、電気接続手段13の温度上昇を防ぐことができる。そのため、特に電気接続手段13を大型化したり電気接続手段13の周囲の部品を耐熱性の高いものにしたりするなどの措置をとる必要がない。その結果、負荷駆動装置1の省スペース化、低コスト化を図ることができる。
また、電気接続手段13を冷却することができるため、負荷12から電気接続手段13を通じて電力変換装置11へ伝わる熱を低減することができる。すなわち、駆動時において一般に電力変換装置11よりも高温となりやすい負荷12の熱が、電気接続手段13へ伝わっても、電気接続手段13が上記のごとく冷却されることにより、その熱を放出することができる。その結果、電力変換装置11へ伝熱することを抑制することができる。
また、上述のように電気接続手段13を伝う電力変換装置11への伝熱を抑制することができるため、電気接続手段13の長さを短くして、電力変換装置11と負荷12との間の距離を縮めることもできる。その結果、車両における負荷駆動装置1の搭載スペースを縮小することができる。すなわち、負荷駆動装置1の省スペース化を図ることができる。
また、電気接続手段13の冷却を、電力変換装置11の構成部品(半導体モジュール2)を冷却するための冷媒流路3によって行うことができる。そのため、電気接続手段13の冷却のために改めて冷却手段を配設する必要がないため、部品点数を低減することができる。かかる観点からも、負荷駆動装置1の省スペース化、低コスト化を図ることができる。
また、電気接続手段13のうちの出力端子台131が冷媒流路3に熱的に接触している。すなわち、電力変換装置11に配設した出力端子台131を、同じく電力変換装置11に設けた冷媒流路3に熱的に接触させることになるため、設計自由度が比較的高くなりやすい。また、ケース6内に配置された出力端子台131の温度上昇を抑制することができるため、電力変換装置11内の雰囲気温度の上昇を効果的に抑制することができる。また、出力端子台131を冷媒流路3に熱的に接触させることにより、伝熱面積を大きくとりやすく、放熱効率を高くしやすい。
また、冷却器30の一部に出力端子台131が接触していることにより、冷却器30によって直接出力端子台131を冷却することができるため、出力端子台131の温度上昇をより効果的に抑制することができる。
以上のごとく、本例によれば、省スペース化、低コスト化を可能としつつ、電力変換装置の温度上昇を防ぐことができる負荷駆動装置を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図3に示すごとく、出力ケーブル132を冷媒流路3に熱的に接触させた負荷駆動装置1の例である。
電力変換装置11は、コンバータ部111とインバータ部112とを備え、コンバータ部111及びインバータ部112は、それぞれを冷却する冷媒流路3であるコンバータ用冷媒流路301及びインバータ用冷媒流路302を備えている。コンバータ用冷媒流路301は、電力変換装置11の筐体6における壁部61の内側面に面して形成されている。
そして、出力ケーブル132の一部が、壁部61を挟んでコンバータ用冷媒流路301に対向配置されている。出力ケーブル132は、その一部において、クランプ等によって壁部61の外側面において保持されると共に接触している。
コンバータ部111は、コンバータ用冷媒流路301における壁部61側と反対側の面(コンバータ冷却面32)に接触配置されている。
出力端子台131は、電力変換装置11と負荷12との配列方向(図3の上下方向)において、コンバータ用冷媒流路301よりも負荷12から遠い位置に配設されている。出力端子台131は、その一部が壁部61の内側面に面するように配置されている。
そして、出力端子台131の一部は、コンバータ用冷媒流路301における負荷12側と反対側の端面33に接触させている。さらに、出力端子台131の他の一部は、インバータ用冷媒流路302にも接触させている。
このように、本例の負荷駆動装置1は、出力ケーブル132をコンバータ用冷媒流路301に接触させると共に、出力端子台131をコンバータ用冷媒流路301及びインバータ用冷媒流路302に接触させている。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、出力ケーブル132が冷媒流路3(コンバータ用冷媒流路301)に熱的に接触している。それゆえ、負荷12からの伝熱経路を確実に冷却することができるため、負荷12の熱が電力変換装置11に伝わることを効果的に防ぐことができる。
また、出力ケーブル132の一部が壁部61を挟んでコンバータ用冷媒流路301に対向配置されると共に壁部61に接触している。これにより、出力ケーブル132の少なくとも一部を筐体6の壁部61に接触させればよいため、出力ケーブル132の這い回しを簡単にすることができる。
また、出力端子台131は、電力変換装置11と負荷12との配列方向において、コンバータ用冷媒流路301よりも負荷12から遠い位置に配設されている。これにより、負荷12と出力端子台131とを接続する出力ケーブル132を、コンバータ用冷媒流路301に面した壁部61に容易に接触させることができる。そして、出力ケーブル132の這い回しを極めて簡単にすることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、図4に示すごとく、電力変換装置11の筐体6を通じて、電気接続手段13が熱的に冷媒流路3に接触している負荷駆動装置1の例である。
筐体6は、コンバータ部111とインバータ部112との間に配置されるベースプレート部62と、該ベースプレート部62の全周からその法線方向の双方に立設した壁部61とを有する。ベースプレート部62における一方の面には、凹部621が形成され、該凹部621とコンバータ部111との間に、コンバータ用冷媒流路301が形成されている。
また、筐体6における壁部61の両端部には、コンバータ部111及びインバータ部112を覆うような蓋部63がそれぞれ固定されている。
出力端子台131は、筐体6の壁部61に設けられた開口部611を貫通するように配置されており、筐体6に接触固定されている。そして、出力端子台131に出力ケーブル132のコネクタ133が接続されている。また、出力端子台131には、インバータ部112の出力端子(図示略)が接続されている。
電力変換装置11と負荷12とは、ベースプレート部62の法線方向に配列されている。そして、負荷12は、電力変換装置11におけるコンバータ部111側に配置されている。
電力変換装置11の筐体6は、アルミニウム等、熱伝導性に優れた金属からなる。それゆえ、出力端子台131とコンバータ用冷媒流路301とは、筐体6を通じて熱的に接触している。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合にも、冷媒流路3を流通する冷却媒体によって、筐体6を通じて、出力端子台131(電気接続手段13)を冷却することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
1 負荷駆動装置
11 電力変換装置
12 負荷
13 電気接続手段
131 出力端子台
132 出力ケーブル
2 半導体モジュール
3 冷媒流路

Claims (7)

  1. 入力電力を変換して出力電力を出力する電力変換装置と、上記出力電力によって駆動する負荷と、上記電力変換装置と上記負荷とを接続する電気接続手段とからなる負荷駆動装置であって、
    上記電力変換装置は、該電力変換装置の構成部品を冷却する冷却媒体を流通させる冷媒流路を備え、
    上記電気接続手段の少なくとも一部は、上記冷媒流路に熱的に接触していることを特徴とする負荷駆動装置。
  2. 請求項1に記載の負荷駆動装置において、上記電気接続手段は、上記電力変換装置に配設された出力端子台と、該出力端子台に一端が接続されると共に上記負荷に他端が接続された出力ケーブルとを有し、上記出力端子台が上記冷媒流路に熱的に接触していることを特徴とする負荷駆動装置。
  3. 請求項2に記載の負荷駆動装置において、上記電力変換装置は、内部に上記冷媒流路を有する冷却器を備え、該冷却器の一部に上記出力端子台が接触していることを特徴とする負荷駆動装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の負荷駆動装置において、上記電気接続手段は、上記電力変換装置に配設された出力端子台と、該出力端子台に一端が接続されると共に上記負荷に他端が接続された出力ケーブルとを有し、上記出力ケーブルが上記冷媒流路に熱的に接触していることを特徴とする負荷駆動装置。
  5. 請求項4に記載の負荷駆動装置において、上記冷媒流路の少なくとも一部は、上記電力変換装置の筐体における壁部の内側面に面して形成されており、上記出力ケーブルの少なくとも一部は、上記壁部を挟んで上記冷媒流路に対向配置されると共に上記壁部に接触していることを特徴とする負荷駆動装置。
  6. 請求項5に記載の負荷駆動装置において、上記出力端子台は、上記電力変換装置と上記負荷との配列方向において、上記冷媒流路よりも上記負荷から遠い位置に配設されていることを特徴とする負荷駆動装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の負荷駆動装置において、上記電力変換装置は、コンバータ部とインバータ部とを備え、上記コンバータ部及び上記インバータ部は、それぞれを冷却する上記冷媒流路であるコンバータ用冷媒流路及びインバータ用冷媒流路を備え、上記電気接続手段は、上記コンバータ用冷媒流路及び上記インバータ用冷媒流路の少なくとも一方に熱的に接触していることを特徴とする負荷駆動装置。
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